【ネタバレ注意】映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」ミッド&ポストクレジットシーン解説

先日劇場公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」。今回もミッドクレジットシーンとポストクレジットシーンのふたつが用意されており、この記事ではそれらについての解説や今後の予想などを書き連ねています。

※これより先は「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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カーン評議会

1つ目のクレジットシーンはコミックを基にしたカーン評議会を描いていました。

©MARVEL

コミックでは2種類存在するカーン評議会、映画では上の画像と同じような構図が登場しており、コミックで Council of Cross-Time Kangs と呼称されている議会となっています。

ミッドクレジットではとりわけ3人の変異体がクローズアップされており、それぞれラマ・タト、イモータス、スカーレット・センチュリオンと思しきキャラクターを描いています。以下でコミックの彼らを少し解説します。

ラマ・タトは古代エジプトへタイムトラベルし、征服した時にそう名乗っていたカーンで、自身の後継者としてミュータントのアポカリプス(映画「X-MEN:アポカリプス」のヴィラン)を創造しています。ラマ・タトは過去へ来たファンタスティック・フォーと戦い一時は勝利をおさめるも、ドクター・ストレンジを中心とするアベンジャーズに敗れ、未来に逃走しました。

逃げた先でドクター・ドゥームと出会ったラマ・タトは彼を真似て自身をマスクとアーマーで守り、スカーレット・センチュリオンへと名前を変えます。スカーレット・センチュリオンは少し過去へ戻り、結成当時のアベンジャーズを征服し、正史世界のアベンジャーズと戦わせますが、作戦は失敗。この時代の息子が名前を引き継ぎ、彼自身は40世紀へ逃げ延び再びカーンを名乗りました。

その後カーンはリンボの研究に没頭し、リンボの支配者となった彼はイモータスと名乗るようになりました。最も強力な彼であるイモータスでしたが、アベンジャーズとカーンが協力して撃退する事に成功しました。

3人のうちスカーレット・センチュリオンだけ実際にそうであるかどうかは怪しく、フォルムは似ていますがスカーレットではなくシルバーのカラーリングになっていました。ラマ・タトとイモータスはコミックに準じたデザインとなっています。

彼らはすべてのカーンを集めたと発言していました。ドラマ「ロキ」に登場していた在り続ける者に似たキャラクターも映っていましたが、確実にそうであるかどうかは不明です。在り続ける者が他のカーンの侵略を恐れて神聖時間軸を守っていた事を考えると、議会に参加するために出向くのはかなりリスキーなようにも思えます。また、ヤングアベンジャーズを結成したカーンであるアイアンラッドも参加しているとは考えにくく、「すべてのカーン」というのは言葉の綾かもしれません。

カーンたちはカーンたちを殺したアントマンやシルヴィなどの存在を脅威とみなして議会の開催に至ったようです。カーンたちは単にタイムラインを征服し破壊しているのではなく、彼らもまたインカージョンを防ぎたいようであり、アベンジャーズたちヒーローがそれを闇雲に触れて乱しているのか気に入らない様子でした。

コミックでインカージョンを起こしているのはビヨンダーというキャラクターであり、2023年3月から始まるアベンジャーズのコミック新シリーズの敵として久々に登場する事が予告されています。MCUのインカージョンの原因について、ビヨンダーの設定の一部をカーンに渡すのではないかとも考えられていましたが、このミッドクレジットシーンを見る限り、カーンもまたインカージョンを止めたい立場にあるようです。あるいは、在り続ける者がカーンの変異体という設定にされたように、ビヨンダーもまたカーンの変異体という設定にされる可能性はあるかもしれません。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の最後でのストレンジとクレアの目的もインカージョンの阻止であり、目的は一致しているわけですから話し合いでなんとかなったり・・・はしないのでしょう、おそらく。

「ドクター・ストレンジ」3作目は思い切りカーンを倒せるように「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の前にインカージョン問題を解決するお話なのか、それとも勢いでカーンを倒したあと、事後処理としてインカージョンの阻止にあたるというシークレット・ウォーズ後日談のどちらになるのでしょうか。

ヴィクター・タイムリー

ポストクレジットシーンに登場し、「時間は作れる」と語っていたのは看板に書いていたようにヴィクター・タイムリーという男。顔でわかるように征服者カーンや他の変異体と同じくジョナサン・メジャースさんが演じており、彼もまたコミックに登場するカーンの変異体です。

ヴィクター・タイムリーは1901年にタイムトラベルした時に使用した名前で、ヴィクターはアメリカ・ウィスコンシン州にタイムリーという名の町を作ってそこの市長となりました。ヴィクターは工場を作り、タイムリー社としてこの時代にロボット工学の基礎をもたらし、現代でもその技術が使用されています。

そしてヴィクターの演説を見ているロキとメビウスの姿が描かれ、この映像がドラマ「ロキ」シーズン2へのブリッジになっている事を示し、カーンは帰ってくるのお決まりの演出で幕を閉じます。

「ロキ」シーズン1でロキは別のマルチバースのTVAに飛んでしまっており、そこには征服者カーンの像が建てられていました。ポストクレジットのロキたちはシーズン1の後からいくらかの時間が経過しているように見えますが、彼らがTVAとしてタイムキーパーあるいはカーンの指示でヴィクターの様子を見に来たのか、それともカーンを止めるために独自に、秘密裏に動いているのか、そのあたりはシーズン2の序盤で描かれる事になりそうです。

ポストクレジットシーンは1900年代でしたが、シーズン2の撮影現場の小道具からは1970年代を示すものなども発見されており、シーズン2でも様々な時代へのタイムトラベルがあると見られています。また、シーズン2は数種類のカーンが登場すると報じられている事から、ヴィクターがシーズンボスであるとは限らないかもしれません。

ロキはシーズン2での経験を経て、カーンを倒すための切り札として「ザ・カーン・ダイナスティ」や「シークレット・ウォーズ」に登場するのか、注目となりそうです。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日より劇場公開中です。

海外メディア発表のMCU映画31作品ランキングに「ドクター・ストレンジ」監督が反論

海外メディア The Wrap が発表したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン」から「アントマン&ワスプ:クアントマニア」までの全31作品の独自ランキングの記事に対して、「ドクター・ストレンジ」のスコット・デリクソン監督がSNSでリアクションしました。

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The Wrap のMCU独自ランキングを抜粋したものは以下のとおりです。

  1. アベンジャーズ
  2. キャプテン・アメリカ:ウィンター・ソルジャー
  3. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー
  4. ドクター・ストレンジ
  5. スパイダーマン: ホームカミング
  6. ブラックパンサー
  7. アイアンマン
  8. キャプテン・アメリカ: シビル・ウォー
  9. ソー:ラグナロク
  10. スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム
  11. シャン・チー/テン・リングスの伝説
  12. スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム
  13. アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー
  14. アベンジャーズ:エンドゲーム
  15. ブラックウィドウ
  16. キャプテン・マーベル
  17. アントマン&ワスプ:クアントマニア
  18. アントマン&ワスプ
  19. ブラックパンサー:ワカンダ フォーエバー
  20. ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス
  21. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol. 2
  22. エターナルズ
  23. アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン
  24. ソー:ラブ&サンダー
  25. アイアンマン3
  26. ソー:ダーク・ワールド
  27. キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー
  28. アイアンマン2
  29. ソー
  30. アントマン
  31. インクレディブル・ハルク

このランキングを見てデリクソン監督は6位の「ブラックパンサー」と27位の「キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー」が低すぎると指摘しています。

監督は「『過小評価』されていると思うMCU映画が1つあるとすれば、それは『ファースト・アベンジャー』です。最も豊かなオリジンストーリーの1つであり、マーベルの正史全体で最も美しく撮影された映画の1つです。」とキャプテン・アメリカ1作目の映画を援護しました。

また、「最後から2番目ですが、それは低すぎます。アントマンが本当に好きです」とこちらもランキングが低すぎるとして自身の意見を投稿しました。

今回のランキングは映画の興行収入やレビュー、ファンからのアンケートなどではなく、メディアの独自のランキングです。いずれにせよ自身の内にある私的ランキングと異なっていたとしても、それはそれで問題ありません。

重要なことは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で降板したスコット・デリクソン監督が、「ドクター・ストレンジ3」での復帰の意欲を示してから1年経過しても、今なおMCUへの興味を失っていない事です。

デリクソン監督の「ドクター・ストレンジ3」がこういったランキングの上位に来るような作品になることに期待です。

なお、今のところ「ドクター・ストレンジ3」の制作に関する公式発表はありません。

ソース:All 31 Marvel Cinematic Universe Movies Ranked, From Worst to Best (Photos)

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」、ワスプの子供が登場する予定だった事が判明

先日、劇場公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」。本作の公開バージョンには含まれなかった、削除されてしまった脚本の一部として、エヴァンジェリン・リリーさん演じるワスプ/ホープ・ヴァン・ダインに息子と娘がいるというシーンがあった事が明らかになりました。

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息子役としてスクリーンに登場するはずだったルーカス・グラントくんの公式Instagramでは、本作の撮影の舞台裏写真などが公開。

共演のエヴァンジェリン・リリーさんとの写真や、ペイトン・リード監督との写真などと共に、ルーカスくんの母親は次のようなコメントを投稿しています。

 昨年、ルーカスは初めての映画、それもマーベル映画に携わるという最高にクールな経験をしました。『アントマン&ワスプ:クアントマニア』でワスプ/ホープの息子を演じ、エヴァンジェリン(地球上で最もかわいい人間!)と一緒に働くのはとても楽しかったです。監督のペイトンも信じられないほどいい人で、ルーカスはこの映画のみんなと一緒に素晴らしい時間を過ごすことができました

残念ながら、時々あることですが、彼が撮影した後にストーリーが変更され、彼のシーンは映画の最終バージョンには入りませんでした。

それでも、彼はこの体験にとても感謝しています。そして、初めての映画出演は、一生の思い出になったそうです。🐜

ホープはアントマン/スコット・ラングといい関係に進展している事が映画の冒頭から描かれていましたが、母親になったホープというのがEarth-616のホープではない可能性もありそうです。

本作ではジャネットがカーンの意識に触れた際に様々なマルチバースが征服、破壊されていくヴィジョンを見ていましたが、同じようにワスプも別のユニバースを見せられたり、あるいはパワーコア内で描かれたアントマンたちのように、ワスプもあらゆる可能性の自分にもっと阻まれる展開があったのかもしれません。

今回のInstagramでの投稿でも「ワスプの息子」とされているだけで「アントマンとワスプの息子」とはなっていない事が、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でEarth-838のワンダと息子たちの父親であるヴィジョンが不在だった事と似ていると言えます。

あくまでもこれらは推測にすぎず、実際にどんな脚本だったのかは今後の制作陣インタビューなどに期待するしかありません。あるいは撮影自体はされたようですから、Blu-ray特典などの削除シーンとしてのお披露目に期待です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 より劇場公開中です。

【噂話】映画「ファンタスティック・フォー」、フランクリンとヴァレリアもデビュー?

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー」のキャスティングが今月から始まると、海外メディア Deadline のジャスティン・クロール氏が報じました。それによると、最初にスー・ストームの女優を決定したあとに残りのメンバーを固めていくとの事です。

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さらに海外メディア The Ankler のジェフ・スナイダー氏はスー役は過去2シリーズとは違って母親にふさわしい年上の女優を検討していると伝えています。これにより、MCU「ファンタスティック・フォー」かそれ以降の作品でリード・リチャーズとスー・ストームの息子フランクリンと娘ヴァレリアがMCUに導入される可能性が高いようです。

フランクリンはオンスロート事件の中心人物でもあり、MCUでプロフェッサーXとマグニートーの3人が揃えばコミック「オンスロート」の実写化も視野に入るかもしれません。

本作のキャスティングについて、過去さまざまな噂が報じられましたが、先日は監督がインタビューにてキャスティングは始まっていないと語り、噂は噂として一蹴しました。また、チームがMCUを支える大きな柱のひとつになるとも宣言しています。

映画「ファンタスティック・フォー」は 2025年2月14日 米国にて劇場公開予定です。

映画「ザ・マーベルズ」再び延期へ、公式ポスター公開で11月公開が明らかに

マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」のティザーポスターを公開し、映画の劇場公開が2023年7月28日から2023年11月10日へと延期されている事が判明しました。

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主演のブリー・ラーソンさんもこれをリツイートし、「一緒に。11月10日にお会いしましょう」とコメントしています。

前作「キャプテン・マーベル」のキャッチコピーだった「Higher. Further. Faster. 」に「Together.」を付け加えたものが続編のキャッチコピーとしてポスターにも書かれています。

海外では前作の日本のキャッチコピー「失われた過去、狙われる記憶、与えられた力、私は、<私>なのか・・・」が長過ぎるとして、ネタバレ等の秘密が含まれているのではないかと話題にもなった事がありますが、今回日本はどのようなキャッチを打ち出すのでしょうか。

モニカ・ランボーのスーツ姿は公式初のお披露目となり、コミック「フォトン」をベースにしたデザインになっていますが、白黒のバランスは逆転しているようにも見えます。

©MARVEL,Disney

ミズ・マーベルの衣装はロケ現場で目撃されていたものと一致していますが、カマラがドラマ「ミズ・マーベル」のエンディングで母親から貰ったお手製の衣装ではなくなった理由について、早くも考察が始まっています。

キャプテン・マーベルの衣装はドラマ「ミズ・マーベル」で見たものと一致しているようです。

「ザ・マーベルズ」は本来は昨日2月17日公開予定でしたが、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」とスケジュールを交代していました。2023年の夏は「インディ・ジョーンズ」や「ミッション・インポッシブル」など人気シリーズの続編や、「バービー」や「オッペンハイマー」などの期待の新作なども揃っており、制作の遅れというよりはディズニーの興行上の都合が優先されているようにも見えます。

また、「ザ・マーベルズ」の次のMCU映画は「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」であり、2024年の5月まで約10ヶ月ほどの空白がありました。この間にサプライズで何かの作品が発表されるのではないかとも予想されていましたが、今回の延期によりそれも幻に終わったようです。

映画「ザ・マーベルズ」は 2023年11月10日 米国にて劇場公開予定です。

ディズニーが「Marvel Studios LEGENDS」をYoutubeで配信へ

ディズニーがディズニープラス向けコンテンツ「Marvel Studios LEGENDS」(邦題:知られざる秘密)の最新話をYoutube上で配信開始しました。この動画は2023年2月10日にディズニープラス上でリリースされているもので、ディズニープラス加入者でなくともYoutube上で無料で視聴できるようになりました。

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映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の劇場公開の直前にディズニープラスでリリースされていた「知られざる秘密」の最新3話は、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)がフェーズ5に入るこのタイミングでシーズン2へと更新されています。

現在のところ、シーズン1はYoutube上で視聴する事は出来ません。

ディズニーはディズニープラスのコンテンツを競合他社へ貸し出す計画を検討していると以前に報じられていました。「知られざる秘密」はいわばダイジェスト動画であり、新しい物語があるわけではありません。今回の件が皮切りとなって他のコンテンツも登場するのかは不明です。

映画「アントマン3」キャシー・ラング役キャスリン・ニュートンさんは意外なキャラクターとのチームアップを望んでいる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」で主人公スコット・ラングの娘キャシーを演じるキャスリン・ニュートンさんが、Fandango とのインタビューの中で、今後チームを組んでみたいキャラクターを明かしました。

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コミックでヤングアベンジャーズのメンバーであるキャシーを演じている事で、今後のMCUでチームを組みたいキャラクターを質問されたキャスリン・ニュートンさんでしたが、それはケイト・ビショップやアメリカ・チャベス、シュリといった同世代のヒーローではなく、「グルートに会ってみたいわ、かっこいいでしょう?それかネビュラ?ネビュラとキャシーならお似合いだと思います。」と意外な回答をしました。

キャシーからの指名を受けることになったガーディアンズですが、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のジェームズ・ガン監督は本作でメンバーの誰かが退場すると明かしており、キャスリン・ニュートンさんの希望が叶うかどうかは少し怪しい気配も漂っています。

フェーズ4では多くの若手キャラクターが紹介されましたが、本格的なクロスオーバーはまだ始まっておらず、「クアントマニア」からのフェーズ5の展開に期待がかかっています。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

MCUにマグニートーが戻ってくる?映画「ドクター・ストレンジ/MoM」のパトリック・スチュワートさんが示唆

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアを再演したパトリック・スチュワートさんが、海外メディア ET Online とのインタビューの中でマグニートーとの再戦を示唆しました。

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インタビューでドクター・ストレンジ2作目に出演した事と今後のMCUへの再登場について質問されたスチュワートさんは、プロフェッサーXの宿敵マグニートーを演じたイアン・マッケランさんの名前を引き合いに出し、「(ドクター・ストレンジ2は)実際、とてもうまくいったと思います。彼は『おいおい、あれはもう終わったよ!』というようなことを言ってましたが、そうですね、でも、イアン卿と私はまだ終わっていないんです。まだ計画があるんです。」と語り、今後の共演を示唆しました。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」にはマグニートーが登場する計画があった時期があると報じられていますが、実際には撮影にも至らなかったようです。

X-MENの実写映画においてマグニートーはイアン・マッケランさんが演じましたが、前日譚を描く際の若かりし頃のマグニートーはマイケル・ファスベンダーさんが演じていました。

コミックにおいてのマグニートーの娘であるワンダ・マキシモフのMCU版を演じるエリザベス・オルセンさんがパパ役にイアン・マッケランさんを指名したときには、SNSを通じて「彼女のパパになるのが楽しみだ!」とコメントしていました。

スチュワートさんがいう二人の計画の詳細については明かされませんでしたが、先日は「デッドプール3」への出演の可能性をほのめかしたことで、そのタイミングでマグニートーも戻ってくるのではないかとファンは期待しています。

「デッドプール3」でそれが叶わなくとも、先には「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などのマルチバース作品が控えており、再登場の余地は十分にあると考えられています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中、映画「デッドプール3」は 2024年11月8日 米国で劇場公開予定です。

ソース:Patrick Stewart Hints at Professor X’s Future in the MCU Following ‘Doctor Strange 2’ Cameo (Exclusive)

【ネタバレ注意】映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のサントラが無料公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のサウンドトラックが音楽ストリーミングサービスのSpotifyにて公開されました。また、MarvelMusicVEVOでも同じく全22曲が公開されています。ただし、その楽曲名のいくつかは物語の展開をにおわせているため、ネタバレが嫌なファンは取り扱いに注意が必要です。

※これより先は「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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Spotifyの曲順が映画の進行に沿っているかは不明ですが、3曲目のタイトルが「What Is This Place?」となっており、わりと早い段階で舞台を量子世界に移す事をにおわせています。

11曲目、「Honey, I Shrunk the Energy Core」は1989年の映画「Honey, I Shrunk the Kids」(邦題:ミクロキッズ)へのタイトルオマージュとなっています。

14曲目、「Sting Low, Sweet Variant」はキャシー・ラングがコミックでスティンガー名乗っている事を考えると興味深いタイトルで、Variant、ドラマ「ロキ」において変異体と訳されていたワードが含まれているのも気になる所です。MCUはフェーズ4でいくつかのマルチバース作品をリリースしてきましたが、変異体というワードはドラマ「ロキ」においてTVAとその創設者である在り続ける者が使用していた名称であり、ドクター・ストレンジなどはそうは呼んでいませんでした。

全22曲の中でひときわ気になるタイトル名といえば、18曲目に登録されている「Threnody for a Reformed Dick」。スレノディとはギリシャ語でいう鎮魂歌の事で、「改心したろくでなしへの鎮魂歌」となっています。「クアントマニア」の登場キャラのすべてが明らかになっているわけではありませんが、義賊だったとはいえ元泥棒であるスコット・ラングがここで言う改心したクソヤロウの第1候補である事は言うまでもありません。

19曲目の「Lang vs. Kang」はラングとカーンの対決時の曲でしょうか。予告でカーンがスコットに「我々は似た者同士だ」と言っていますが、名前の英語綴も似ている事を表現しているようです。

21曲目の「Hymenoptera」はハチ目という意味の言葉であり、ハチ目にはスズメバチ科が含まれる他、アリ科も含まれるという本作にうってつけの曲名になっています。アントマンとワスプが最終的な困難に二人で立ち向かわなければならないと考えられます。

最後の曲「Holes」はボーナストラックでしょうか、本作でヴェブ役を演じるデヴィッド・ダスマルチャンさんが歌う楽曲となっています。

鎮魂歌は誰のための楽曲になるのか、それも明日には劇場で判明する事になるでしょう。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

ライアン・レイノルズさんが「デッドプール3」の新キャストを発表

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の主演を務めるライアン・レイノルズさんが、本作から新たに参加するキャストを自身のSNSで発表しました。

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レイノルズさんは「ファミリーに新しい仲間が加わりました。デッドプールファミリーです、間違いなく。悪口が少ない以外は本当の家族のようです。ようこそ、エマ・コリン!」とエマ・コリンさんが正式にキャスティングされた事を報告しました。

コリンさんの役割については何のヒントもありませんが、ライアン・レイノルズさん自身とウルヴァリンを再演すると発表されたヒュー・ジャックマンさんに続く3人目の正式なキャストとなります。

以前のキャスティングコールのヒントから、エマ・コリンさんがヴィランのデンジャーを演じる可能性がありそうですが、海外スクーパーはこの噂を否定しています。

その他キャスティング関連の話題として、ライアン・レイノルズさんがレスリー・アガムズさんのリターンを示唆した以外には、ドミノ役のザジー・ビーツさんが「何も聞かされていない」との発言から「何も話せない、そのうち分かると思います」とトーンを変換しています。ヒロインのヴァネッサを演じていたモリーナ・バッカリンさんは2022年9月のインタビューで「まったくわからない」としつつも「復帰できれば素晴らしい」とコメントしています。

また、ソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが「デッドプール3」にカメオ出演したいとも明かし、「デッドプール3」の脚本家も実現すればクールだと語っていました。

映画「デッドプール3」は 2024年11月8日 米国で劇場公開予定です。