マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のキャストの一部が正式発表され、その中には20世紀FOX制作のマーベル映画「X-MEN」シリーズの俳優が相当数含まれていました。これにより、ファンはこの映画が本質的に「アベンジャーズ vs. X-MEN」を再現するのではないかと考えています。
「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」がジョナサン・メジャースさんの解雇によって変更を余儀なくされるだろうとされていた2024年3月、「ドゥームズデイ」として発表されるよりも数ヶ月前の段階で、海外メディア TCC はアベンジャーズ5作目映画がコミックの「AVX」を翻案したものになる可能性を指摘していました。
[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avenger-5-x-men-rumor/”]マルチバースの世界同士の衝突「インカージョン」が進んだ結果、神聖時間軸とFOXのユニバースが最後に残って、互いの世界の消滅を防ぐために相手の世界を滅ぼさなくてはならない状況に追い込まれるという流れになっています。
「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のラストではザ・リーダーがサム・ウィルソンに異世界からの侵略者について警告しており、この予想の流れが起こり得る可能性を示唆していました。
TCC のアレックス・ペレス氏は「ドゥームズデイ」のキャスト発表を受けてディスコードで新たな情報を共有。
それによると、「ドゥームズデイ」は「X-MEN:フューチャー&パスト」が終わったところから再開し、デッドプールとウルヴァリン、ヴォイドにいたガンビットらも加わる予定との事。「マーベルズ」の終わりに向こうへ行ってしまったモニカ・ランボーが、2つの世界を結びつける鍵になっているようだと言います。
神聖時間(Earth-616)とFOXのX-MENユニバース(Earth-10005)はどちらも侵略されると信じ、相手の世界のヒーローをヴィランだと考え、自身の世界を救うために相手を倒して相手の世界を破壊し、インカージョンを防ぐ事を考えるようだと説明しています。
ここまでは1年前の報告とほぼ同じですが、キャプテン・マーベルがシャン・チー、ハルク、ウォンとチームを組んでモニカを連れ戻そうとし、ミズ・マーベルは独自にこの脅威に立ち向かうため、自身のヒーローチームを編成しようとしていると補足。
また、スパイダーマンはもうマルチバースに関わりたくないと考えているが結局巻き込まれ、その過程でシンビオートスーツを着る事になってしまうようだとも。 このスーツのデザインは「ノー・ウェイ・ホーム」の最終スーツに似ていると説明しています。
ドクター・ストレンジとクレアはドクター・ドゥームの物語の一部となり、ドゥームはインカージョンが征服者カーンとTVAの仕業だと考え、マルチバースで起っている惨状は彼らのせいだとし、マルチバースの主導権を取り返すために立ち上がる事になるようです。
これまでの映画とドラマ、原作コミック、そして先日のキャスト発表から、このような話の展開があってもおかしくないと考えられる状況ですが、これが実際に「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の内容なのか、それとも精巧なファンフィクションなのか、判断するにはもうしばらく見守る必要がありそうです。
「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。
公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。
[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。
[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。