映画「パニッシャー」、主演のトーマス・ジェーンさんが「自分には相応しくなかった」と振り返る

ライオンズゲート制作のマーベル映画「パニッシャー」(2004年)で主人公フランク・キャッスルを演じたトーマス・ジェーンさんが、オンラインインタビューでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」での再登場について質問され、当時を振り返りました。

パニッシャーの再演について質問されたトーマス・ジェーンさんは「当時はすごく楽しかった」と評し、「本当に楽しかったですし、この世界に足を踏み入れることができて本当に感謝しています。コミックの大ファンなんです」とだけ回答し、質問についてはまったく触れずに回答を避けました。

そして「フランク・キャッスル役はミスキャストでした。」とし、「フランクはイタリア人で、髪は黒くて、全く違う血筋です。70年代に生まれた彼は、イタリアのマフィアのアンチテーゼでした。彼らは一時世界を掌握し、『ゴッドファーザー』もそこから生まれたんです。フランクこそが、その答えでした。フランシス・カスティリオーネ。私はそんな男じゃありません。髪を黒く染めて、別の人間になるしかなかったんです。」とフランク・キャッスルと自身の相違点についてコメント。

「この役を、よりその役にふさわしい人が演じてくれて嬉しいです。楽しかったし、精一杯やりました。本当に感謝していますが、私はそういう人間じゃないんです。」と、新しいパニッシャー役俳優を称賛しつつ、自分には相応しくない役だったと語りました。

他社が制作したマーベル実写キャラクターをスクリーンに再登場させるには「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」を逃すと、次のタイミングがいつになるかはまったくわからなくなります。

うまくいけば5年後ぐらいにはまたチャンスがあるかもしれませんが、もっと先になる可能性や、MCUが打ち切られるリスクも常にあるため、楽観視は出来ません。

ジェーンさんが「相応しくなかった」と感じている事は、「シークレット・ウォーズ」へのオファーがあったとしても受けない可能性が高いのかもしれませんが、撮影開始までもまだ時間はかなりあるため、今後の展開に注目です。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、シム・リウさんがハリウッドのアジア人描写について「本当にひどい」と警鐘

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」」で主演を務めたシム・リウさんが、Threads を通じてハリウッドのアジア人の扱いが以前よりも「後退」していると、警鐘を鳴らしています。

 
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シム・リウさんは一般視聴者の「恋愛映画の主人公にもっとアジア系男性俳優を起用するべき」というポストを引用しつつ、「今すぐ、どんな作品にもアジア人を起用すべきです。」と投稿。「スクリーン上でのアジア人描写の後退ぶりは、本当にひどい。スタジオは私たちをリスクだと考えています。」とハリウッドの現状を明かしました。

しかし、リスキーとされるアジア人を主演に置いた「シャン・チー/テン・リングスの伝説」を含む、「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」や「パスト・ライブス」など、素晴らしい興行収入を記録した作品が多数あるとし、「アジア系俳優が1億ドル近くもスタジオに損失させた事は一度もないのに、白人俳優は2億ドルの赤字を2度も出しながらも、また次の主役級の座に就くんです。我々は根深い偏見に満ちたシステムと戦っています。そして、ほとんどの場合、それは最悪です」と実情を明かしました。

最近のハリウッドにおける多様性とは人種よりもLGBTに注視した作品が多く見受けられますが、リウさんの声は映画業界に響くのでしょうか。

シム・リウさんはもともと「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」で主役級を務めるとされていましたが、映画が大幅変更されたあと、その役割は縮小されたと見られています。

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「ザ・カーン・ダイナスティ」はもともと「シャン・チー」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が撮影する予定でしたが降板、その後しばらく間を置いて「スパイダーマン:ブランニューデイ」の監督に就任しました。

「ブランニューデイ」には日本人女性のヴィランがいるとも以前に報じられていましたが、シム・リウさんも納得の「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の監督であれば、正しい日本人役が起用されることになるのでしょうか?

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「ブランニューデイ」にシャン・チーのカメオがあるかも注目となっています。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」はディズニープラスで配信中です。

【噂話】映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、セイディー・シンクさんのキャラクターはシェイプシフターだと言う

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」で未知の役を演じるセイディー・シンクさんについて、彼女のキャラクターがシェイプシフターだとあらためて報じられました。

※これより先は「スパイダーマン:ブランニューデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

本作には以前からシェイプシフターのヴィランがいると噂されており、セイディー・シンクさんもヴィランだとされてきましたが、この2つが結びついているのかは不明でした。

しかし、海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏は先日のセイディー・シンクさんのインタビューを引用して、彼女がシェイプシフターである事を主張しています。

海外メディアのインタビューでセイディー・シンクさんの赤髪からコミックのいくつかのキャラの噂について質問されたシンクさんは、「髪色は後で変更出来ますよ」と指摘。これについてペレス氏は「そのとおりです。黒が彼女によく似合います。ブロンドも。でもそういえば…彼女はシェイプシフターですからね。」とコメント。

メディアへのコメントは撮影後でも髪色を変更出来るという最新の撮影技術の事ではなく、彼女のキャラクターとしての設定であると氏はほのめかしました。

マーベルにおけるシェイプシフター(変身能力者)といえばスクラル人が代表的ですが、幻術で姿を変えるロキや、技術で敵を騙すミステリオなどもここに分類されます。また、ナターシャ・ロマノフやシャロン・カーター、S.H.I.E.L.D.のエージェントなどが持っているS.H.I.E.L.D.の装備「フォトスタティック・ヴェール」、通常ナノ・マスクによる変装も限定的なシェイプシフターだと言えます。

ひとくちにシェイプシフターといってもスクラルのような遺伝子レベルの生物的変化から、魔法、テクノロジーを主体とするものまで様々なタイプがありますが、セイディー・シンクさんがどういったキャラクターなのかについては言及されていません。

本作に登場が噂されたコミックのキャラクターのうち変身能力を有するのはシャスラメナスで、これらがシンクさんの役として有力なのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-bnd-main-villain-shape-shifter-rumor/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-bnd-sadie-sink-role-more-update/”]

それともシンプルにスクラルの残党という可能性もあるのでしょうか?

ドラマ「シークレット・インベージョン」ではニック・フューリーと協力関係にあったスクラルのタロスの部下だったグラヴィクが反乱し、テロリストとして世界を混乱させていました。しかしコミックの「シークレット・インベージョン」はスクラルの女王ヴェランケが指示したもので、物語の内容は大きく異なるものでした。

ドラマ後のスクラル人の扱いについての描写はほとんどなく、「ザ・マーベルズ」では一部のスクラルがS.W.O.R.D.の職員として普通に働くに留まっていました。

シャスラとメナス、そしてスクラルを候補に入れたとして、シャスラはマルチバース由来の敵、スクラルはコズミックレベルの敵で、メナスはグリーンゴブリンの血清をベースに誕生したキャラクター。マーベル・スタジオは「スパイダーマン4」をストリートレベルの作品にしたいと考えていると開発初期の頃に報じられていましたが、これが脚本に維持されているのであればメナスが最有力になりそうでしょうか。しかし、2024年にはマーベル・スタジオは自身のプランを断念し、ソニーのアイデアを採用した」とも報じられていました。その後さらに変化したかどうかは分かっていません。

セイディー・シンクさんの役に関するヒントが少しずつ明らかになってきていますが、まだ特定されるには至らず、さらなる続報に注目です。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。

本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。また、アニメ「スパイダーバース」からマーヴィン・ジョーンズ3世さんがトゥームストーンを再演し、「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場するとも報じられています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

【噂話】映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、刑務所戦の追加の詳細が報じられる

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は先週から刑務所での撮影を行っていますが、このシーンに関する新しい情報が報じられています。

※これより先は「スパイダーマン:ブランニューデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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前回の報道ではこの場所でスパイダーマンが忍者の軍団と戦うと報じられていましたが、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏はサブスク会員向けに追加の情報を提供。

それによると、「マインドコントロールされたDODC(ダメージコントロール)のエージェントたちと戦うスパイダーマンとパニッシャーのシーンが撮影された。」との事。エージェントたちは「スコーピオンを解放しようとしている」と言います。

ただし、今のところは氏が先週に報告した忍者と今回のダメージコントロールの関係は不明で、黒幕の正規の手下として忍者軍団がいて、さらにマインドコントロールしたダメージコントロールのエージェントを加えたのか、それとも、忍者とDODC(とこれを操った人物)は別の勢力なのかはよく分かっていません。

また、このシーンを指しているのかは不明ですが、MTTSH 氏は「スパイダーマン、パニッシャー、ハルクが参加するクレイジーなシーンが撮影された」とも報告。補足として、この撮影にパニッシャー/フランク・キャッスル役のジョン・バーンサルさんはほとんど参加しておらず、大半はスタントマンによる撮影だったとも伝えています。

「ブランニューデイ」には長らく正体不明の女性ヴィランがいるとされており、マインドコントロールの能力をもつヴィランや、シェイプシフターの存在などが囁かれてきました。これが全て同一人物であるのか、それとも別々のキャラクターであるのかもよく分かっていません。

DODCを操っているのが彼女だとして、スコーピオンを解放しようとする理由についても今のところ不明。スコーピオンでなければならない必要があったのか、単にスパイダーマンたちをおびきよせるのに都合のいい存在だったのかはさらなる続報を要します。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。

本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。また、アニメ「スパイダーバース」からマーヴィン・ジョーンズ3世さんがトゥームストーンを再演し、「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場するとも報じられています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、キャスト発表第2弾はお蔵入りか。その理由とは?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2025年3月に公式のキャスト発表ライブストリーミングを行い、注目を集めましたが、その中には当然いるだろうと思われていた人物の何人かが不在なままでした。これについて新たな報告が話題となっています。

※これより先は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

多くのメディアやファンは発表の第2弾があるのだと期待していましたが、海外スクーパーの MTTSH 氏はこれについて報告。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイのための2度目の椅子公開イベントは決してないでしょう。最初の椅子公開イベントの面々が主演です。唯一欠けているのはスティーブで、それは意図的なものです。この映画の他の役どころは小さい役かカメオ出演なので、大々的に『公開』する必要はなくなりました。」

ライブに唯一出演していたRDJさんは「他にも部屋がある」として多くのキャストが発表を控えている事をほのめかしていましたが、残念ながらこれは前回同様に公開される事はなく、映画本編でのお楽しみという形になってしまうようです。

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発表に名前がなかったスターロード役のクリス・プラットさんは「椅子はあった」と主張を続けていましたが、今回のレポートが正しければ彼の登場時間はかなり短いと予想されそうです。

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ほか、「ドゥームズデイ」にはドクター・ストレンジ、キャプテン・マーベル、ウルヴァリンらも顔を出すと噂されていますが、彼らもまたあまり深くは関わってこない事になるのでしょうか。

本作は2026年初頭から本格的な追加の撮影が始まり、夏前に撮影を完了して最後の編集作業に。映画公開まではまだ1年と少しあるため、その最中でキャラクターに関するいくつかの計画が変更される可能性があることには注意が必要です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の配信は延期?ディズニーが配信日を削除したと報じられる

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の配信が延期になったかもしれないと、海外メディア The Direct が報じました。

記事によると、ディズニーの公式プレスページではこれまでに発表されていたように「2026年3月4日」の配信となっていましたが、いつのまにか「2026年」に変更されていると画像付きで報告。

この指摘の数時間前にはスクーパーのチャールズ・マーフィー氏も同じページの画像を添えて延期になった可能性を主張していました。

ドラマの制作期間としては過去の作品に比べて特別短いというわけでもなく、プロデューサーがシーズン3の撮影予定時期を明かしている事からも、制作が遅延しているとは考えにくい状況。

これはマーベル・スタジオの意向というよりも、ディズニーのリリースプランとして好ましくない日程になったとして変更された可能性が考えられそうです。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2は映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」と同じニューヨークを舞台とするため、ドラマと映画のタイミングが入れ替われば物語に齟齬が生まれる可能性がある事から、最低限公開順は維持されるだろうと予測出来る所。

詳細についてはディズニーの正式発表を待つ必要があります。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」では主人公デアデビル/マット・マードックを引き続きチャーリー・コックスさんが演じる他、Netflixのマーベルドラマからデボラ・アン・ウォールさん演じるカレン・ペイジとエルデン・ヘンソンさん演じるフォギー・ネルソン、ジョン・バーンサルさん演じるパニッシャー/フランク・キャッスルが、「ホークアイ」で一足先に戻ってきたヴィンセント・ドノフリオさんのキングピン/ウィルソン・フィスクに続いて再登場しています。

シーズン2ではNetflix版でクリステン・リッターさんが演じたジェシカ・ジョーンズの再登場が正式に発表。「ホークアイ」、「ボーン・アゲイン」シーズン1のソーズマン/ジャック・デュケインを演じたトニー・ダルトンさんも戻る事が発表されています。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年(3月4日)予定、米ディズニープラスで配信予定です。そして、シーズン3の撮影が2026年開始、2027年配信予定である事が発表されました。

【噂話】映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、ソニーは別の監督を推していたが却下されており、海外ファンは一安心

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」のジョン・ワッツ監督が「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」を撮影後に取り組むはずでしたが、「ファーストステップ」の制作前にワッツ監督は離脱してしまいました。

現在はその後をついで「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督がメガホンを取っていますが、その前に別の候補者がいた事が報じられました。

MTTSH 氏のレポートによると、「ソニーのトム・ロスマン会長はジョン・ワッツに『スパイダーマン:ブランニューデイ』の続投を本気で望んでいた。しかし、それが実現しないことが明らかになると、短期間ではあるが、ヴェノムのルーベン・フライシャーに監督を依頼したいと考えた。ケヴィン・ファイギはそのアイデアを拒否し、代わりにデスティン・ダニエル・クレットンを説得して監督に据えた。」と報告。

このレポートに対してルーベン・フライシャー監督を支持する声もなくはないですが、大半は「ありがとうケヴィン・ファイギ」、「ソニーはいつも誤った選択をしようとする」、「彼らは質よりも利益しか考えていない」などとコメントしています。

「ヴェノム」のルーベン・フライシャー監督は当時、この映画でソニーの歴代映画でナンバーワンの興行収入記録を樹立。ソニーにとっては間違いなくトップの映画監督でしたが、実際の映画はマーベルファンに広く受け入れられたとは言い難いものでした。

フライシャー監督の他の作品に目を向けてみても、「ゾンビランド」は一部の熱狂的な支持者を獲得しましたが、「ギャングスター・スクワッド」や「アンチャーテッド」などはいずれも賛否両論な結果となっています。

最終的にデスティン・ダニエル・クレットン監督が制作についた事でアクションのキレの向上なども期待できそうですが、フライシャー監督になっていればと思う点がひとつ。

それはトム・ホランドさんのスパイダーマンとトム・ハーディさんのヴェノムが実際にクロスオーバー出来たのではないかという事。

ソニー・ピクチャーズが「ヴェノム」からスタートさせたSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)は、結局スパイダーマンとのきちんとしたクロスオーバーが成立しませんでした。

予告では壁画のスパイダーマンを登場させたり、意味もなく蜘蛛を映し出したりもしましたが、結局このユニバースにスパイダーマンが現れることはなく、ソニーがファンを釣るために作った予告として非難され、最終的には興行収入も大幅にダウンし、シリーズは凍結となりました。

フライシャー監督が「ブランニューデイ」の指揮を取っていればどうなっていたのかは興味深い所です。

マーベル・スタジオは「ノー・ウェイ・ホーム」で残されていったヴェノム・シンビオートについて何らかの計画があるとされており、スコーピオン/マック・ガーガン役のマイケル・マンドさんがコミックのようにヴェノムになる事をほのめかして話題にもなりました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-bnd-scorpion-venom-rumor/”]

ほかにもコミックでシンビオートの宿主になった事があるキャラクターが何人か「ブランニューデイ」に登場する事も分かっています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-bnd-flash-return-rumor/”]

「ブランニューデイ」とヴェノムの関係がどうなっていくのか、続報にも注目です。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。

本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。また、アニメ「スパイダーバース」からマーヴィン・ジョーンズ3世さんがトゥームストーンを再演し、「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場するとも報じられています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

【噂話】映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」には凄惨なシーンがある?

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」に関して、不穏な報道が話題となっています。以前からある噂と共通点があるもので、この映画が想像よりも凄惨な物語になる可能性を予期させています。

※これより先は「スパイダーマン:ブランニューデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏はサブスクメンバー向けに「ブランニューデイ」の情報を提供。

DanielRPK on Patreon says that the villian of Brand New Day will control people and there will be scenes about the heroes fighting the people that the villian is controlling.
byu/Man_Random87 inMarvelStudiosSpoilers

それによると、「ヴィランが市民を支配し、その市民とヒーローたちが戦うシーンがあるだろう」と主張しています。

本作のヴィランがマインドコントロールを使う事は以前に氏が主張していたことですが、どうやら市民を操ってヒーローたちに差し向けるという展開が含まれる計画があるようです。

以前に TCC のアレックス・ペレス氏は「ハルクが人を殺してしまうかもしれない。」と主張していましたが、これはこのシーンでやむなく起きてしまうアクシデントとなるのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-bnd-hulk-punisher-and-more-rumors/”]

本作にはスコーピオンを始めとした複数のヴィランの登場が報じられており、詳細不明なヴィランとしてシェイプシフターがいるとも言われています。

このシェイプシフターがマインドコントロールの使い手と一致するのかは不明ですが、コミックで両方の能力を備えるヴィランとしてはマデリーン・プライアーやミステリオなどが該当。ヴェノム・シンビオートも似たような芸当は可能かもしれません。

噂のシャスラは自身の眷属のみを操る事が可能ですが、クモバチ(クモに寄生するハチ)の神でもある彼女は寄生という形でMCU版では人に潜り込んでマインドコントロールのような能力が与えられる事もあるかもしれません。

スパイダーマンの次なる試練はこれまでのものに勝るとも劣らない過酷なものになっていくのでしょうか。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。

本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。また、アニメ「スパイダーバース」からマーヴィン・ジョーンズ3世さんがトゥームストーンを再演し、「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場するとも報じられています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

ドクター・ストレンジ役ベネディクト・カンバーバッチさんが再登場を予告、「来年は大仕事がある」

マーベル・スタジオが開発していたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」にいち早く出演を明かしていたベネディクト・カンバーバッチさんでしたが、開発中止となり「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」へと変化してからは出演が不明なままでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

海外メディア Collider とのインタビューでカンバーバッチさんは「ある程度の予感はあります。間違いなく再登場しますよ。」としつつも、いつもどおり詳しくは言えないと予告しました。

また、ポッドキャストに出演した際には「来年は大きな仕事があります」とも。

年明けには「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の追加撮影が始まる予定ですが、カンバーバッチさんの発言は来年夏から開始されると報道されている「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」を指しているのではないかと見られています。

そしてアベンジャーズ映画以外にも「ドクター・ストレンジ3」がようやく動き出した事が最近報じられ、カンバーバッチさんもそれを認めるような発言をしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-doctor-strange-3-benedict-cumberbatch-responds-to-directors-rumor/”]

「ドクター・ストレンジ3」に関しては「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の公開直後から様々な噂がありましたが、ディズニーのマーベル映画公開スケジュールが当初よりかなり変更されたため、計画は一旦破棄されている可能性が高いとも考えられています。

過去の「ドクター・ストレンジ3」に関する話題はこちらから。

また、ドクター・ストレンジのスピンオフドラマ「ストレンジアカデミー」などの噂もありましたが、これも現時点での状況は不明となっています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のスカーレットウィッチの変異体は赤いドレスを着用していると言う

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフが再登場するかどうかは正式発表されておらず、ファンの間でも意見が分かれています。しかし、本作に登場するワンダの衣装とする情報が報じられています。

※これより先は「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

ジェームズ・マック氏は本作のスカーレットウィッチに関して「彼女は脚まで届くタイトな赤いロングドレス、赤い手袋、そしてトレードマークのヘッドピースを身に着けている。」と報告。

そしてこのスカーレットウィッチはX-MENらと同じ Earth-10005 の世界にいる変異体で、これまでMCUで見てきたスカーレットウィッチよりも善人で英雄的なバージョンだと説明、数ヶ月前に TCC のアレックス・ペレス氏が主張していた事に同意する形となりました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-wanda-and-magneto-family-rumor/”]

そして、この変異体をエリザベス・オルセンさんが演じるのかどうかはまだ分からないと補足しました。

エリザベス・オルセンさんは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の撮影に参加しないと以前から表明していましたが、オルセンさんの知らない所で別のワンダが動き出しているという事かもしれません。

以前には「ドゥームズデイ」はコミックの「アベンジャーズ:チルドレンズ・クルセイド」を原案とし、ドクター・ドゥームの花嫁となったワンダが登場するとも話題になっていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-wanda-not-variants-rumor/”]

今回の報告は赤い花嫁衣装を想起させるようなものですが、これらの主張は同じスカーレットウィッチを指しているのでしょうか。

「ドゥームズデイ」(と「シークレット・ウォーズ」)は以前の「インフィニティ・ウォー」や「エンドゲーム」のような偽の脚本の存在もまことしやかになってきていますが、彼らの主張が現在の最新の真なる脚本に基づいているのかどうか、注目となっています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。