映画「エターナルズ2」が制作予定、マ・ドンソクさん所属事務所が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の続編が開発中である事が明らかになりました。これは、「エターナルズ」でギルガメッシュを演じたマ・ドンソク(ドン・リー)さんの所属事務所が発表した今後の予定から明らかになりました。

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マ・ドンソク(ドン・リー)さんのマネージメント会社であるビッグ・パンチ・エンターテインメントは、2023年以降のマ・ドンソクさんの今後のプロジェクトを促進する公式声明を発表したと、海外メディア YTN が報じました。発表の一部を抜粋したものが次のようになっています。

マ・ドンソクはドラマ「ハイヴ」の制作が未定のまま、来年制作予定の映画やドラマの企画を進めています。現在、マ・ドンソクは「クリミナルシティ4」を撮影中。「デーモンハンターズ」、「荒野」、「クリミナルシティ3」の公開を控え、「エターナルズ2」など、彼が出演する世界的なプロジェクトも制作される予定です。

ギルガメッシュは「エターナルズ」作中で死亡しましたが、作中でも説明があったように続編では記憶をリセットされたギルガメッシュがワールドフォージにて再度作成されると考えられています。同様に命を落としたエイジャックたちも蘇ると見られ、記憶を維持しているセルシやセナたち生存組と新生組との衝突が起こるかもしれません。

「エターナルズ2」の公式発表はありませんが、1作目のエンディングの流れから誰もが続編があると思う内容で、今回の事務所リークもようやく来たかと言う印象です。

マ・ドンソクさんは2022年の夏にマーベル映画撮影のために渡米するとも報じられていましたが、これが何の撮影だったのかは不明です。

映画「エターナルズ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:YTN

【噂話】MCUのスケジュールに調整?「シャン・チー2」や「スパイダーマン4」について報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ5及びフェーズ6のスケジュールに調整が入る可能性が話題になっています。これには映画「シャン・チー2」と映画「スパイダーマン4」の新たな情報が深く関連しているようです。

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CosmicCircusの記者2024年7月公開予定と報じられていた「スパイダーマン4」が2024年冬から2025年頃に延期になるだろうと報告しました。「スパイダーマン4」のリリースに関してはもとが公式情報ではないためさほど深刻ではありませんが、ソニー・ピクチャーズが展開するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)もたびたび延期を繰り返しているのが気になるところとなっています。

また、Murphy’s Multiverse は2025年5月公開予定の映画「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」の前に「シャン・チー2」のリリースが計画されていると報じました。

記事によるとアベンジャーズ最新映画でカギを握るとされているシャン・チーは「ザ・カーン・ダイナスティ」の前にアベンジャーズに向けたセットアップが必要で、2作目公開の準備がされているとの事。そして2025年5月2日が「アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ」から「シャン・チー2」になり、その後の無題の映画とされていた7月25日の公開枠にアベンジャーズが押し出される形になりそうだと報告しています。

Murphy’s Multiverseでは以前に「シャン・チー2」が2025年2月14日になる予定だと報じていましたが、その後「ブレイド」の延期に伴って各作品の公開がずれ込んでいました。

気になるのは「シャン・チー2」も「アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ」も「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が手掛ける事で、約3年で大作2作品を完成させられるのかと言った部分も少し不安視されています。

コミックでは一種の師弟関係にもあるシャン・チーとスパイダーマンですが、カーンとの決戦の前に再びMCUに再登場する事になるのか、今後の公式発表には注目です。

中止されたチャニング・テイタムさんのX-MEN映画「ガンビット」のアートがオンラインで公開

20世紀FOXが制作予定だったX-MENシリーズの映画「ガンビット」。チャニング・テイタムさんが主演する予定だったこの映画のアートを、アーティストのアンソニー・ウィンさんが自身の ArtStation で公開しているのが発見されました。

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アートは3年前に投稿されており、ガンビット/レミー・ルボーが原作同様に物体にエネルギーを込め、爆発させる様子が描かれています。

from ArtStation

ガンビットは2009年公開の映画「ウルヴァリン:X-MEN ZERO」でテイラー・キッチュさんが演じていましたが、その後単独スピンオフ映画として企画がスタートした際にはチャニング・テイタムさんが演じる予定で計画が進められていました。

テイタムさんは中止となった「ガンビット」で主演と共同監督を務める予定でしたが、FOXがディズニーに買収された事もあって計画は白紙に。その際、ショックでマーベル映画を見られなくなったとコメントしていました。しかし、機会があればガンビットに再挑戦したいとも述べています。

また、ヒロインを演じる予定だったレア・セドゥさんは本当に良い脚本だったと述べ、FOXがこの映画をコメディ寄りに制作するつもりだったと明かしています。

海外スクーパーによると、現在、ライアン・レイノルズさんがチャニング・テイタムさんをMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」に出演させる事を検討していると報じられていますが、これがガンビット役であるかどうかはまだ分からないとの事。

テイタムさんがガンビットとして出演する事になれば、「デッドプール3」内で消されてしまったユニバースのヒーローとしてメタ的に紹介される可能性がありそうです。

また、複数のマルチバースが関与するとみられる「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にも登場のチャンスがあり、フェーズ7以降に来るであろう「X-MEN」関連の映画でもガンビットの席が用意されるはずです。

ガンビットがMCUでデビューするのか、チャニング・テイタムさんが演じることが出来るのかなど、もうしばらく動向を見守る必要がありそうです。

【噂話】映画「エターナルズ」がX-MEN導入の重要なピースになっていると言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」(2021年)がX-MENのデビューに向けて大きく関わっていると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏がPatreonにて報じました。

※これより先は今後のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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リヒトマン氏は「エターナルズ」に登場し、セルシ達によって誕生を阻止されたセレスティアルズのティアマットが、コミックにおけるミュータントを奴隷とする国家ジェノーシャになっていくと聞いていると報じています。

そして「サンダーボルツ」ではアダマンチウムを求めてこの島に入り、サンダーボルツのメンバーであるセントリーが謎の声に翻弄され心を失い、エレーナたちは全力で彼を止めなくてはならなくなると伝えています。

マーベルコミックの中でアダマンチウムはヴィブラニウムの人工精製の過程で誕生した合金。MCUでは「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でヴィブラニウムを求める各国の様子が描かれていましたが、ラモンダは供給しないとも宣言しています。そのため、MCU版アダマンチウムはヴィブラニウムなしで精製されるか、あるいはワカンダ以外から供給される可能性が考えられます。

MCUにウルヴァリンを始めとするウェポンX関連のミュータントを登場させるにあたってアダマンチウムの紹介は必要不可欠であり、その部分は「サンダーボルツ」で描かれて行くというのが現状の計画のようです。

ただし、別のスクーパーはアダマンチウムとティアマットの関係には同意しつつも、これらは「キャプテン・アメリカ:ニューワールドオーダー」で紹介されると報じています。

「エターナルズ」では地球規模のイベントが起こりつつもフェーズ4の他作品ではほとんど言及されていませんでしたが、フェーズ5から徐々に関連し、今後のミュータント、そしてX-MENへと繋がっていくことになるようです。

映画「エターナルズ」はディズニープラスで配信中です。

ジェームズ・ガン監督、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」での誰かの退場を再強調

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」のジェームズ・ガン監督が、来年公開予定のシリーズ最新作の中でチームメンバーの誰かが退場する事を再度強調しました。

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ガン監督は「Vol.3」のポスターを自身のInstagramで公開し、「3部作の完結編、時代の終わり」とコメントを添えて投稿。

この投稿に対してとあるファン(mrsi6733氏)が 「マーベルは今後もガーディアンの映画を作り続け、ソー:ラブ&サンダーのような映画にキャラクターを登場させるので、時代が終わるわけではありません」と楽観的な反論を投稿しましたが、監督は「全員ではありません」と再登場出来なくなるキャラクターがいることを改めて強調しました。

監督は2020年のファンとのQ&Aの中で、3作目で誰かが死ぬことを予告していましたが、これがチームの主要メンバーなのかただのモブキャラのことなのかははっきりとしていませんでした。しかし今回のやり取りを見る限りでは、主要メンバーの誰かが3作目で退場すると考えて差し支えないようです。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのチームメンバーの中で、ロケット・ラクーンに関しては2014年の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の作中で寿命が短いという設定が語られているため、退場の第一候補として考えられます。

また、ガモーラはそもそも死んでおり、「Vol.3」に登場するのは「アベンジャーズ/エンドゲーム」で過去から来たガモーラであるため、彼女が過去に戻るようであればガモーラもまた再登場出来なくなると考えられます。

ドラックスを演じるデイブ・バウティスタさんは同役の引退の意向を明かしていますが、次回作以降では別の俳優が演じるだろうと語っており、生存フラグを示唆しています。

ネビュラ役カレン・ギランさんは「Vol.3」のあとに登場の余地があるかどうか分からないと、どちらともとれる結末になっているような事をコメント。

スターロードとマンティスの今後に関する事は不明ですが、「ホリデースペシャル」で彼らが兄妹であると判明してすぐにどちらかが欠けてしまうような展開は、ファンに大きなダメージを与えてしまう事が考えられます。そして、コミックでは両名とも死を経験しているので、そんな事はしないだろうと気を抜く事は出来ません。

クラグリンはメインと呼べるか微妙なポジションですが、ヨンドゥの遺産の一人でもあるため生き抜いて欲しい所ですし、「ホリデースペシャル」で新登場したばかりのコスモはコミックでは新ガーディアンズの中心人物でもあるため、比較的生存フラグが強そうです。

ポスターに描かれたメンバーが一堂に会するのは今回が最後という事で、注目の作品となるようです。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は 2023年5月5日 米国公開予定、日本公開は5月3日予定です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のスペシャルルック映像がXmasに米公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の最新映像をクリスマスに公開すると、米テレビ局のABCがFacebookにて告知しました。

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ABCは毎年放送している番組「Disney Chrismas Celebration」 の中でマーベルファンに向けた特別なイベントを開催すると告知。

番組中、視聴者はディズニーランド カリフォルニア アドベンチャーで、ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン役エヴァンジェリン・リリーさんとキャシー・ラング役キャスリン・ニュートンさんが「アベンジャーズ キャンパスを探索する様子」を見ることが出来るとの事。

そして来年公開予定の新作映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」のスペシャルルック映像も放送すると伝えています。

番組は現地時間の12月25日、午前10時から12時まで放送で、米国のHuluでも視聴出来るとしています。この映像がオンラインで公式公開されるかどうかは不明です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 公開予定です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、父と子の物語になる予定だったと監督が元の脚本の詳細を語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のライアン・クーグラー監督と脚本を担当したジョー・ロバート・コールさんが海外メディア ニューヨーク・タイムズ とのインタビューに応じ、オリジナルの脚本とワカンダの今後について語りました。

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インタビューの中で「チャドウィックが亡くなる前の最初の脚本では、ストーリーをどのように見ていましたか?課題は何だったのでしょうか?」と質問されたクーグラー監督は次のように答えています。

”ブリップ”(サノスの指パッチン)をどうするかということでした。「インフィニティ・ウォー」では、ティ・チャラは突然消えた数十億人のうちの一人で、5年後にアベンジャーズによって復活します。それがチャレンジでした。私たちが作りたいと考えていたものとは全く違っていました。1作目は息子たちの視点から見た父と子の物語でしたが、今回は父親の視点から見た父と子の物語になる予定でした。

そして監督は、本来想定していた2作目について以下のように説明しました。

脚本では、ティ・チャラは、息子の人生から5年間も離れることを余儀なくされた父親という設定でした。最初のシーンはアニメーションで描かれました。ナキアが息子トゥーサンに「あなたの父親について知っていることを教えて」と言うんです。彼は自分の父親がブラックパンサーであることを知らないことに気づきます。彼は一度も会ったことがなく、ナキアはハイチ人の男と再婚しています。そして、現実に戻り、皆がブリップから戻ってきた夜です。ティ・チャラは息子に初めて会うんです。

そして、3年後に切り替わり、彼は共同親権者となります。チャドにはクレイジーなシーンがいくつか用意されていました。 映画のコードネームは「サマーブレイク」で、子供が父親と過ごす夏を描いたものです。8歳の誕生日に、彼らは潅木地帯に出かけ、その土地で生活するという儀式を行う。しかし、何かが起こり、ティ・チャラは息子と一緒に世界を救わなければならなくなる。それが本来予定していたこの映画でした。

さらにインタビュアーが「ワカンダ・フォーエバーに登場した海底国家タロカンのリーダー、ネイモアはやはり悪役だったのでしょうか?」と質問すると、監督は「そうです。でも、コンビだったんです。ヴァルの方がずっと活躍しましたね。基本的には、ワカンダ、アメリカ、タロカンの三つ巴の対立でした。でも、それはすべて息子の視点が中心でした。」と明かし、ヴァルが「ブラックウィドウ」や「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場する前から本作に登場する事を決めていたと認めましたが、ティ・チャラの死を描くシーンを入れるために役割が縮小されたと説明しました。

続いて「ワカンダフォーエバー」のオープニングがティ・チャラの死から始まったことについて、なぜそこから始めようと思ったか質問されると、コールさんは「実質的に、皆がティ・チャラの死をどう処理するかを待っているわけですから、最初からそうするのが理にかなっていました。キャラクターの面では、シュリの違う側面を紹介する必要があったんです。私たちは、彼女が出会った人とは別人になる瞬間を見せるのです。彼女は世界で最も賢い人ですが、兄を救うことができないのです。そのことが何をもたらすのでしょうか。」と述べ、クーグラー監督は「私たちは、エモーショナルで知的な会話をしたかったのです。悲しみやトラウマがもたらす変容の質についてです。感情的なトラウマには、ただ時間が必要だという期待があります。「2週間ほど休ませれば、仕事に復帰して元通りになるだろう」と。でも、その人はある意味、まったく別の人なんです。変化が目に見えないので、わからないだけなのです。」と語りました。

そして、ティ・チャラが戦死ではなく病死だった事について「シンプルにしたかったんです。結局のところ、重要なのは、シュリがそれを解決できるという自己期待を持っていて、失敗したということなのです。そして、彼女の怒りの矛先をどこにも向けさせたくなかったのです。もし誰かがティ・チャラを殺していたのなら、シュリはその敵を探すでしょう。内側にしか行き場がない状況にしたかったのです。」と説明しました。

最後にワカンダの今後について質問された監督は次のように回答しました。

これらの映画に携わる機会に恵まれていると感じています。1作目の依頼を受けたときは、まるで走る電車のようでした。その列車に飛び乗ることができたこと、このような人々や俳優たちに出会えたこと、そしてチャドウィックの人生の最後の数年間に出会えたことを毎日神に感謝しています。私は、人々が私を必要とする限り、この仕事を続けるつもりです。しかし、これは私やジョーだけの問題ではありません。1作目と2作目で興行収入20億ドルを達成しました。企業にとって最も重要なことです。だから、それが続くことを願います。我々が去った後もワカンダの映画が作られ続けることを願っています。

監督の以前のインタビューでも、ティ・チャラの息子は本来もっと大きな役割だったと語っていましたが、今回のインタビューでは本作が息子の目を通して描かれる作品であった事が判明しました。最終的に小さな紹介で終わったトゥーサンでしたが、これから数年先にシュリからブラックパンサーを引き継ぐ時が来るのかもしれません。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 より劇場公開中です。

ソース:The ‘Black Panther’ Sequel That Never Was

エリザベス・オルセンさんがクウェートのコミコン参加を発表─MCU復帰の前兆か

2023年2月にクウェートで開催予定のコミックイベント Comfest にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフを演じるエリザベス・オルセンさんが参加する事が発表され、公式インスタグラムにてオルセンさんのコメント動画が公開されました。

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エリザベス・オルセンさんは動画の中で「こんにちはクウェート。2023年2月の ComFest でお会いできることをとても楽しみにしています。」と短いコメントを伝え、動画はアベンジャーズの音楽とワンダの映像でまとめられています。

ワンダは映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のラストでワンダゴアの下敷きとなりましたがその生死までははっきりと描かれておらず、多くのファンは彼女が生きのびていると考え、再登場を期待しています。

2022年始めにはワンダのソロ・プロジェクトに関する報道もありましたが、最近の報告によるとこれらは一旦凍結されているとも報じられました。直近でワンダが戻ってくる舞台として可能性があるのは、ドラマ「ワンダヴィジョン」で戦ったアガサ・ハークネスを主人公としたドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」で、その先にはアベンジャーズ最新映画も控えています。

クウェートのコミコンでこれらの作品への参加がサプライズ発表される可能性はあまりないと考えられていますが、このイベントの最中にぽろり発言等が起きないか、海外メディアは注目しています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」はもともと「アベンジャーズ/エンドゲーム」のようになる予定だった事が判明

ソニー・ピクチャーズが制作するアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のリードキャラクターアニメーターを務めるエレ・サントスさんが、海外メディア The Direct とのインタビューの中で、本作がもともとはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のような結末だった事を明かしました。

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サントスさんは続編映画の企画当初を振り返り、次のように語りました。

「これは本当に大きな物語なんです。そして、彼らが入れたがっているすべてのアークで、我々はちょうどこれは強烈な、速いペースで、高エネルギーの映画になるだろうと思っていました。しかし、それは良いことだったでしょう。彼らが計画していたのは『アベンジャーズ/エンドゲーム』的なものになるはずだったんです。巨大でした。そして、今彼らが計画しているものは、もっと巨大なものです。」

しかし「アクロス・ザ・スパイダーバース」の延期が決定した際に、この大きな作品を二分割する事で余裕が生まれたと述べています。

「しかし、それを2つに分けることで、『よし、2作目では何を設定する必要があるんだ?』と考えるような、本当に皆が必要だと感じていた余裕を与えることができます。そして、それを3作目でどう解決するのか?それはわかりません。やってみないとね。本当に野心的な映画で、当初は今と違ってめちゃくちゃ野心的でした。今でも超野心的ですが、本質的に2つの映画を1つに収めようとしていたようなものです。でも今は、もう少し息ができるようになったんです。」

プロデューサーのフィル・ロード&クリス・ミラーの両氏は本作において「240のキャラクターと6つのユニバースが描かれる」とし「1000人体制で制作されている」と以前に説明しており、当初より公開が延期されてしまったものの、かつて「アベンジャーズ3」が「インフィニティ・ウォー」と「エンドゲーム」に分割されたように二分する事によって、本作も物語を深く描く機会を得たようです。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 米国公開予定、日本は2023年予定です。

ソース:Spider-Verse 2 Producers Planned Avengers Endgame-Esque Conclusion (Exclusive)

MCUからもフェイク予告はなくなるかもしれない─映画「イエスタデイ」の訴訟に判決

海外メディア Variety によると、米国地方裁判所のスティーブン・ウィルソン判事による水曜日の判決の時点で、映画スタジオが映画の予告編に登場する俳優について誤解を招くような情報を提示した場合、映画スタジオは法的に訴えられる可能性があるようになりました。

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ビートルズが消えてしまった世界で、唯一その曲を知る存在となった1人のシンガーソングライターの活躍を、ビートルズの楽曲に乗せて描く2019年の映画「イエスタデイ」。

この予告動画で女優アナ・デ・アルマスさんの姿を見たファンがストリーミングサービスで3.99ドルでこの映画を見た結果、彼女が実際には全てカットされており、映画には登場していないという事実に直面しました。

この件に関してファン2人は、ユニバーサル・ピクチャーズがデ・アルマスさんの出演シーンを予告編に含むことによって、彼女の「知名度、魅力、素晴らしさ」を本作のプロモーションと売り上げ向上のために利用したと主張し、2人がそれぞれ住む2つの州内で料金を払って「イエスタデイ」を視聴し、同じ被害を受けた視聴者を代表して、少なくとも500万ドル(約5億690万円)の賠償金を求めていました。

そして今回のVarietyの記事で、この裁判が決着し、ファンの主張が認められた事が明らかになりました。

ユニバーサル・ピクチャーズは、映画の予告編は修正第1条の下で幅広い保護を受ける権利があると主張して、訴訟を棄却しようとしました。スタジオの弁護士は、予告編は映画のテーマを伝える 3 分間のストーリーを伝える「芸術的で表現力豊かな作品」であり、したがって「非営利的な」スピーチと見なされるべきであると主張しました。

しかし、ウィルソン判事はその主張を退け、予告編は商業的な表現であり、カリフォルニア州の虚偽広告法と州の不当競争法の対象であると判断。

「予告編にはある程度の創造性と編集上の裁量が含まれているというユニバーサルの意見は正しいですが、この創造性は予告編の商業的性質を上回るものではありません。本質的に、予告編は、消費者に映画のプレビューを提供することによって映画を販売するように設計された広告です。」とウィルソン判事は説明しています。

これに対してユニバーサルの弁護士は「原告の推論によれば、予告編は修正第 1 条の保護を完全に剥奪され、視聴者が予告編で見た人物やシーンが最終的な映画にどれだけ含まれているか、またどれだけ失望したかを主張するたびに、厄介な訴訟の対象となります。映画が彼らが期待すると主張した種類のジャンルに適合するかどうか。または、視聴者が主張できる無制限の数の失望のいずれかです。」と主張。

しかしウィルソン判事は、「裁判所の判断は、女優またはシーンが映画に登場するかどうかに関する表現に限定されており、それ以外には何もありません」とし、「イエスタデイ」の予告編に基づいて、視聴者がデ・アルマスさん出演すると期待するのはもっともらしいと判断したと述べました。

カットされたアナ・デ・アルマスさんは当初、ヒメーシュ・パテルさんが演じる映画の主人公の愛の関心として登場することを意図されていました。主人公は、ジェームズ・コーデンさんのトークショーのセットで彼女に会うことになっており、そこで主人公はビートルズの曲「サムシング」で彼女をセレナーデする予定だった事が明かされています。脚本家のリチャード・カーティスさんは、デ・アルマスさんがカットされたのは、リリー・ジェームズさんが演じるキャラと主人公のメインのラブストリーがぶれて観客が戸惑うと判断したと述べています。


今回の件で、予告動画に出したものは本編でも出さなくてはいけない流れが出来てしまう可能性があります。

マーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)では公開ギリギリまで編集している事もあり、映画公開の半年前ほどにリリースされる予告編とは違ったものになっている場合が多々ありました。

今回の裁判の結果では「俳優」がカットされた場合だけでなく、「シーン」がカットされた場合も問題があると指摘されており、今後の予告動画は慎重に制作されていくと予想されます。最悪の場合、昨今のような半年~1年前に予告動画が公開されるような事はなくなる可能性もあるかもしれません。

ソース:Ana de Armas Fans’ Lawsuit Puts Studios at Risk Over Deceptive Trailers

キアヌ・リーブスさん主演、アナ・デ・アルマスさんが出演したサスペンス映画「ノック、ノック」(吹替版)はこちら。