【噂話】MCUマルチバース・サーガではカーンの脅威の裏でキングピンが暗躍すると言う

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ4から展開され、フェーズ6までにわたって描かれるというマルチバース・サーガは征服者カーンを中心とした多元宇宙の脅威に焦点が合わせられていますが、その裏ではキングピン/ウィルソン・フィスクが暗躍する事になると、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。

なお、この記事はそこそこ詳細な噂を含んでいる分、ネタバレとしての側面も強くなっています。ネタバレ嫌いな方はご注意ください。

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記事によるとキングピンというキャラクターは、権力と腐敗の本質、ヒロイズムと悪役の間の曖昧な境界線など、より成熟した複雑なテーマを探求することを可能にし、マルチバースのような非日常的な物語ではなく、より現実的な問題を描くに適しているとし、MCUはいくつかのプロジェクトでそれを探求するつもりだと指摘します。

現在のところ、ヴィンセント・ドノフリオさん演じるキングピンはドラマ「エコー」とドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」での再登場が決まっていますが、ウィルソン・フィスクのストーリーは、彼がニューヨーク市長に立候補して政治分野で権力を得ようとすることに焦点を当てるだろうと激しく噂されています。

そして、TCCの情報筋によると、フィスクが政治的な議席を求めるという噂は本当だそう。しかし、このプロットポイントは、あるプロジェクトだけで発生し、すぐに同じプロジェクトで解決されるわけではありません。フィスクがニューヨーク市長の座を狙うというストーリーは、多くのプロジェクトで直接的に検討され、間接的に他のプロジェクトに影響を与える可能性があると伝えています。

TCCの情報筋は、これがコミックの「Dark Reign(ダークレイン)」(wiki)のストーリーの要素をキングピンに反映したものになるとまで明言。フィスクの市長選挙への道のりの物語は、ドラマ「エコー」から始まると予想され、「デアデビル」のどこかの時点で、本格的に始まる可能性があると指摘します。

さらに「デアデビル:ボーン・アゲイン」の余波は映画「スパイダーマン4」にも色濃く影響すると言います。

複数の情報筋によると、キングピンが市長選挙に出馬する真の動機は、自分の支配を脅かす可能性のあるストリートレベルの自警団の活動を取り締まることにあると言います。フィスクのリストにはホークアイ、ケイト・ビショップ、マット・マードック、スパイダーマンといったキャラクターが上位にあるとの事。

フィスクの影響はそれだけにとどまらず、「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」、「サンダーボルツ」、「ミズ・マーベル」シーズン2などでもその脅威の片鱗が描かれる可能性があると言います。

そして、フィスクはニューヨークの「自警団の危機」に対処するため、「多くの業者に業務を委託する」しかないだろうと指摘し、このことは映画「スパイダーマン4」のプロットポイントになる可能性があると伝えています。

先日はキングピンを演じるヴィンセント・ドノフリオさんが「スパイダーマンのケツを蹴り飛ばしてやる」と発言するなど、既に目の敵にしている様子が報じられており、今回の記事と合わせると、ドノフリオさんは既に計画の一部を聞いているのではないかとも考えられそうです。

MCUのリリーススケジュールが予定どおりであれば、今夏配信予定のドラマ「エコー」から、このキングピンにまつわるストーリーラインが始まる事になります。ただし、今春スタート予定だったドラマ「シークレット・インベージョン」が少し遅れている事、また、ディズニープラスでのMCUドラマが全体的に遅延するといった報道も含めて、時期については少し注意しておく必要がありそうです。

ドラマ「エコー」は 2023年夏にディズニープラスで配信予定です。

ソース:What I Heard: Kingpin’s Rise to Power

ケヴィン・ファイギ社長が映画「スパイダーマン4」の進捗をアップデート

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューに応じ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマン映画の4作目の進捗状況について、新たな情報を提供しました。

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ファイギ社長はインタビューの中で私が言えるのは、私たちには物語があるということだけです。私たちはそのための大きなアイデアを持っており、私たちの作家は今、紙にペンを入れているところです。と脚本が執筆中である事を明かしました。

「スパイダーマン4」は当初、2024年夏に「サンダーボルツ」の前に登場するだろうと報じられていましたが、その後、それは2024年の冬から2025年夏あたりまで延期される可能性が指摘されていました。今回明かされた進捗状況と、過去のMCU映画の平均的な制作スケジュールから考えて、2024年の公開には少し厳しいだろうと予想されます。

しかし、スパイダーマンが確実に進行中である事が公式に判明したことは素晴らしい事であり、ファンはもうしばらくじっくりと待つ必要がありそうです。

あらすじやヴィランなどは明かされていませんが、MCUのスパイダーマンは大規模なトラブルに巻き込まれ過ぎたとして、4作目は宇宙のトラブルやマルチバースなどは描かず、コミック本来のストリートレベルのヒーローに戻る可能性が高いとの報道もされていました。

ドラマ「ホークアイ」でキングピンを演じたヴィンセント・ドノフリオさんはスパイダーマンとのバトルを希望しており、コミックではおなじみの戦いがスクリーンで描かれるかにも注目が集まっています。

ソース:Kevin Feige opens up about Phase 5, Kang, and the future of the MCU

映画「スパイダーマン4」の撮影開始時期が明らかに─その他最新情報2023年1月版

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン」4作目に関する新たな情報が複数の海外スクーパーによって報告されました。本作について、2024年7月公開の報道が最初にありましたが、2022年末には延期されるとも報じられていました。

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トム・スミス氏はスパイダーマン4の更新情報として、「マーベルは内部で再評価を行い、MCUのペースを少し落としているようです。一時はソニーが2024年夏を希望していましたが、24年冬か25年春夏まで開催されたとしてもショックを受けないでください。」と年末の報道と同じく、公開時期が半年から1年ほど遅延する可能性を指摘しました。

また、Qewbite 氏(vkより)はソニー・ピクチャーズが「スパイダーマン4」に対して、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」と同程度の2億ドルの予算を検討しており、2023年末に撮影が始まると報告しています。

現在報告されている情報から見るにスパイダーマンがフェーズ5に登場する可能性はかなり低くなったようで、フェーズ6の最初の映画「デッドプール3」の2024年11月8日よりもあとに戻ってくる事になるようです。

そして「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」との公開タイミングが微妙な所で、場合によっては「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」までスパイダーマンがアベンジャーズに復帰する事はないのかもしれません。

ただし、「ザ・カーン・ダイナスティ」も延期の噂があり、この計画が実行された場合にはスパイダーマンもアベンジャーズ5に間に合う可能性が残されています。

そしてこの噂と同時に報じられたドラマ「ストレンジ・アカデミー」では生徒役にピーター・パーカーの親友ネッド・リーズが登場するかもしれないと、海外メディア The Cosmic Circus は指摘しています。

【噂話】MCUのスケジュールに調整?「シャン・チー2」や「スパイダーマン4」について報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のフェーズ5及びフェーズ6のスケジュールに調整が入る可能性が話題になっています。これには映画「シャン・チー2」と映画「スパイダーマン4」の新たな情報が深く関連しているようです。

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CosmicCircusの記者2024年7月公開予定と報じられていた「スパイダーマン4」が2024年冬から2025年頃に延期になるだろうと報告しました。「スパイダーマン4」のリリースに関してはもとが公式情報ではないためさほど深刻ではありませんが、ソニー・ピクチャーズが展開するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)もたびたび延期を繰り返しているのが気になるところとなっています。

また、Murphy’s Multiverse は2025年5月公開予定の映画「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」の前に「シャン・チー2」のリリースが計画されていると報じました。

記事によるとアベンジャーズ最新映画でカギを握るとされているシャン・チーは「ザ・カーン・ダイナスティ」の前にアベンジャーズに向けたセットアップが必要で、2作目公開の準備がされているとの事。そして2025年5月2日が「アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ」から「シャン・チー2」になり、その後の無題の映画とされていた7月25日の公開枠にアベンジャーズが押し出される形になりそうだと報告しています。

Murphy’s Multiverseでは以前に「シャン・チー2」が2025年2月14日になる予定だと報じていましたが、その後「ブレイド」の延期に伴って各作品の公開がずれ込んでいました。

気になるのは「シャン・チー2」も「アベンジャーズ/ザ・カーン・ダイナスティ」も「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が手掛ける事で、約3年で大作2作品を完成させられるのかと言った部分も少し不安視されています。

コミックでは一種の師弟関係にもあるシャン・チーとスパイダーマンですが、カーンとの決戦の前に再びMCUに再登場する事になるのか、今後の公式発表には注目です。

ソニー・ピクチャーズCEOが「スパイダーマン4」の時期についてコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」について、ソニー・ピクチャーズCEO兼会長のトム・ロスマン氏が次のトム・ホランドさん主演映画がいつになるのか、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューの中で質問され、言及しました。

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スパイダーバースで何百ものスパイダーマンが画面に登場する予告が公開された事を受け、実写スクリーンにスパイダーマンが戻ることは簡単ですかと質問されたロスマンCEOは「それは確実だよ!」と前置きしつつも「でもいつになるかはわかりません、ワインを出すには時期尚早です。」と回答しました。

「スパイダーマン4」に関する具体的な公式発表は今のところありませんが、一部報道では2024年夏に「サンダーボルツ」の前に公開されるだろうとされており、近々発表があるとも報じられています。

3作目「ノー・ウェイ・ホーム」の悲痛なラストからピーター・パーカーが次にどのような旅に出るのかはファンが注目する所ですが、多くのメディアはスパイダーマンが「アベンジャーズ」最新映画までには戻ってくるだろうとの見通しをしているようです。

ただし、「ホームカミング」から「ノー・ウェイ・ホーム」までを手掛けたジョン・ワッツ監督は2025年公開予定の「ファンタスティック・フォー」の監督を休養のために降板しています。休養宣言からは半年以上が経過していますが、この降板劇に「スパイダーマン4」のスケジュールが絡んでいるのかは不明です。

ともあれトム・ホランドさんのスパイダーマンが戻ってくるのは確実なようで、その時期についてはもうしばらく続報を待つ必要があるようです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はBlu-ray等発売中です。

ソース:Tom Rothman Is This Year’s Studio Valedictorian

15年の時を経て幻のライミ版「スパイダーマン4」のヴィランスーツが公開

ソニー・ピクチャーズとサム・ライミ監督、トビー・マグワイアさん主演で制作予定だった映画「スパイダーマン4」より、この作品で戦う予定だったバルチャーのスーツ写真が公開されました。この幻に終わった映画では、バルチャー/エイドリアン・トゥームスをジョン・マルコヴィッチさんが演じる予定でした。

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作家でイラストレーターのケン・ペンターズ氏が「スパイダーマン4」のバルチャーのスーツ写真をSNSにて投稿し、シェアしています。

ペンターズ氏は「トビーとサムがソニーに別れを告げられる前に、実は『スパイダーマン4』の制作が始まっていて、俳優のジョン・マルコヴィッチのためにバルチャーのコスチュームを制作していた友人を訪ねました。制作が終了すると、すべての資料を提出。15年近くも放置されていました。」とコメントを添えています。

米国で販売されている書籍「Great Power: How Spider-Man Conquered Hollywood During The Golden Age of Blockbusters」によると、サム・ライミ監督は近代的なバトルスーツにすることを目指していたそうで、「翼の羽が鋭いカミソリの刃のように飛び出すように設計されている」というようなことが計画されていたようです。また、ジョン・マルコヴィッチさん演じるエイドリアンの娘役にアンジェリーナ・ジョリーさんがキャスティングされていたとも記述されています。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」に登場したバルチャーのメカニカルスーツとはまたかなり違うデザインで、ほとんど完成しているようにも見えますが残念ながら使われることなく終わってしまったようです。

ソニーもSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)としてマルチバースを推し進めているような節があり、実際に「モービウス」にてバルチャーも導入されましたが、それは「ホームカミング」版のバルチャーでした。ソニーは今後もスパイダーマンのユニバースを拡張していく計画のようであり、その展開には注目となっています。

【噂話】映画「スパイダーマン4」の開発は次の段階に移行したと言う

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」が次の制作段階に入っているようだと、海外メディア The Cosmic Circus の記者がSNS上で報告しています。マーベルとソニー、そしてトム・ホランドさんが話し合っているという新たな3部作に少し進展が見られるようです。

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投稿によると「スパイダーマン4はより高度なプリプロダクションのレベルに移行しました。発表が差し迫っている可能性があります。」とのこと。

12月1日から開催されるCCXPにてマーベル・スタジオから何らかの発表があると報じられていますが、別のスクーパーはソニーの不参加を伝えており、12月にスパイダーマン4作目に関する発表はないかもしれません。

世界中の人たちから忘れられたピーター・パーカーが次にどのような冒険をする事になるのか、多くのファンが心待ちにしている所。もうしばらく待つ必要があるものの、水面下では少しずつ物事が進行しているようで、続報には注目です。

映画「スパイダーマン4」にシンビオート・スパイダーマンの登場予定はないと言う

開発が進められていると言うMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」にシンビオートに寄生されたブラックスーツのスパイダーマンの登場は予定されていないと、Youtuber Heavy Spoilers をもとに海外メディア The Direct などが報じています。

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氏のレポートによると、「マーベルは当初、トム・ホランドのスパイダーマン映画で『ブラックスーツ・スパイダーマンに向かってゆっくりと話を構築する』という大きな計画を持っていましたが、 ソニーがヴェノムフランチャイズを開始したことで『舞台裏で多くの問題』が発生した」との事。

そして「スパイダーマン4 」が「現段階ではブラックスーツに焦点を当てていない」と指摘し、「彼らは後の映画のためにそれを保存しています」と言います。

シンビオート・スパイダーマンはかつてサム・ライミ監督が制作した「スパイダーマン3」にも登場しており、MCU版の登場にもファンは期待をしています。

The Direct の別の記事によると、2018年の「ヴェノム」ではソニーはもともとトム・ホランドさんのスパイダーマンを登場させる予定をしていたようですが、マーベル・スタジオがこれをやめて欲しいと伝えたとしています。

そして、2019年にマーベル・スタジオとソニーの間で交わされた新たな契約の規定のひとつとして「ソニーのシリーズがMCUに接続すること」というものがあり、それをもとに「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」や「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が制作されたと報じています。

「ヴェノム」シリーズの公開によりマーベル・スタジオのシンビオート・スパイダーマンの計画はいったん白紙になったようですが、「ノー・ウェイ・ホーム」でシンビオートがMCUの世界に持ち込まれた事で、どこかのタイミングでシンビオート・スパイダーマンが登場するのは間違いなさそうです。

ただし現状ではそれは「スパイダーマン4」ではないようで、まだ当分は気長に待つ必要があるようです。

トム・ホランドさんに新たな動き?ソニー、マーベル・スタジオと新たな契約の可能性

海外メディア The Cosmic Circus がMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じたトム・ホランドさんについて何かを握っていることをTwitter上でほのめかしました。MCUのスパイダーマン最新映画に向けて、物事が動き出す時期が近づいているかもしれません。

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ツイートはトム・ホランドさんの画像に加えて、何かいいニュースがあることを示すようにスマイルとハートの絵文字、そしてスパイダーマンを象徴するようにクモとクモの巣の絵文字が添えられています。

この数年、TCCは特にソニー関連のプロジェクトに関するスクープが強く、「マダム・ウェブ」のキャスティングなどもいち早く報じていました。

トム・ホランドさんは2022年2月のインタビューにてスパイダーマンの今後についてスタジオと話し合いが続いていることを認めつつも、「まだ何が起きるかはわからない」としていました。当時、ホランドさん自身はフローレンス・ピューさん演じるエレーナ・ベロワとのクロスオーバーを望んでいましたが、次の三部作の方向性に納得し、出演契約に署名した可能性があるようです。

ホランドさんはスパイダーメン再集結も有り得るとコメントしていましたが、新たな3部作はどのような展開になっていくのでしょうか。

ライミ版「スパイダーマン」4作目にアンジェリーナ・ジョリーさんが登場し、さらにその先の計画があった事が判明

ソニー・ピクチャーズが制作したサム・ライミ監督とトビー・マグワイアさん主演の映画「スパイダーマン」(2002年)シリーズの幻の4作目にアンジェリーナ・ジョリーさんが登場し、さらにその先でヴィランになる計画があった事を各種海外メディアが報じました。

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これは米国で販売が始まった書籍「Great Power: How Spider-Man Conquered Hollywood During The Golden Age of Blockbusters」に記載されている内容との事で、ショーン・オコネルさんが執筆したこの本には4作目が開発中だった2009年に、アンジェリーナ・ジョリーさんがバルチャー/エイドリアン・トゥームスの娘として登場する予定だったとしています。アンジェリーナ・ジョリーさんは2021年に公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」でセナを演じました。

「スパイダーマン4」のメインヴィランであるバルチャーはこの4作目でのスパイダーマンとの戦いで死亡し、アンジェリーナ・ジョリーさん演じる娘がスーツを引き継ぐ事で終わる予定だったとの事で、5作目以降で女性バルチャーが登場する計画があったとしています。

また、バルチャーの娘はデイリー・ビューグルを買収しようとするベンチャーキャピタル企業の幹部という設定もあったそう。

この娘はコミック版にはいないキャラクターで、「スパイダーマン4」オリジナルの設定になっています。なお、MCUの映画「スパイダーマン:ホームカミング」に登場したリズ・トゥームスもコミックにはいないキャラクターで、彼女はコミックのピーターの元カノのひとりリズ・アランを再設計したキャラクターになっています。ちなみにコミックのエイドリアン・トゥームスの娘ヴァレリアはS.H.I.E.L.D.のエージェントになっています。

本によると、バルチャー/エイドリアン・トゥームス自身に関する記述もあり、サム・ライミ監督は彼を近代的なバトルスーツにすることを目指していたとの事。例えば、「翼の羽が鋭いカミソリの刃のように飛び出すように設計されている」というようなことが計画されていたようです。

最終的に「スパイダーマン4」自体が中止されたことで、これらが映像化される事はありませんでした。もしこれが実現していれば、「スパイダーマン:ホームカミング」や「エターナルズ」は違うものになっていたでしょうし、そもそもMCU全体が別のものになるマルチバースへと分岐していたと考えられます。

サム・ライミ監督は「スパイダーマン4」制作に向けて意欲を示しておりソニーも4作目を煽るなどしていたため、ライミ版「スパイダーマン4」の実現はありえる話になっています。ただし、暴かれてしまった10年以上前のこれらのプロットが映像化される可能性はあまり高くないかもしれません。

ライミ版「スパイダーマン」全3作はディズニープラスで配信中です。

ソース:Sony Wanted Angelina Jolie to Play Major Spider-Man 4 Role In Tobey Maguire Sequel