ドラマ「ホークアイ」、マヤの謎の「おじさん」について、監督が「視聴者を置き去りにしない」と明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」のバート&バーティ監督コンビが海外メディア Comicbook.comとのインタビューの中で、作中でほのめかされているエコー/マヤ・ロペスの謎の「おじさん」について、「視聴者を置き去りにしない」と語りました。

本作の第3話「エコー」の回想シーンで巧妙に顔が映らないように登場したマヤの謎のおじさんについて、ファンの間ではこの「おじさん」がデアデビルのヴィランであるキングピン/ウィルソン・フィスクではないかと話題になっています。

インタビューの中でバート監督は「マーベルの映画制作者たちは、番組の中で何かを予告することのエキスパートです。しかし、彼らは決してあなたを置き去りにはしません」と笑顔で語り、「あまりにも長い間」と付け加えました。

先日、ケヴィン・ファイギ社長がMCUにデアデビルが戻ってくる事を予告し、Netflixのドラマ「デアデビル」で主人公を演じたチャーリー・コックスさんが再演する事を認めました。そこでキングピンを演じていたヴィンセント・ドノフリオさんが「ホークアイ」で登場するのではないかと見られています。

コミックではキングピンとエコーは養父、養子の関係であり、マヤの父ウィリアムを殺害したのはデアデビルだと教え込み、暗殺者として育てていました。後に真相を知ったエコーはデアデビルと和解し、キングピンに反旗を翻し、ヒーロー活動に身を投じる事になります。

一方でMCU版ではウィリアム殺害の容疑をかけられているのはローニンとなっています。デアデビルが戻ってくる上でのエコーのオリジンの変更が今後どのような物語になっていくかは、注目のポイントになっています。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2021年12月15日 配信予定です。

ソース:Hawkeye Director Promises Uncle Tease “Won’t Leave Fans Hanging”

ドラマ「ホークアイ」、カジ役フラ・フィーさんがコミック版との違いについて語る

現在配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」でカジ役を演じるフラ・フィーさんが海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応じ、原作コミックとMCU版のカジの違いについて語りました。MCUのカジはトラックスーツ・マフィアの一員として登場し、リーダーであるエコー/マヤ・ロペスの片腕を務めています。

一方、マット・フラクションさんとデヴィッド・アジャさんの描いた人気のコミックシリーズ「ホークアイ」では、カジことカジミエシュ・カジミエルチャクはクラウンと言う名のヴィランとして登場し、無実の人々を殺害し、クリントの耳に深刻なダメージを与えた張本人となっています。

フラ・フィーさんは「私は、このキャラクターの起源を十分に理解していました。そして、コミックの中では本当に魅力的なキャラクターだったと思います」と説明します。「そして、コミックの中の彼の人物像から受け取れるものがたくさんありました。私がカジを好きな理由は、彼がとても強烈で、陰気で、すべてが表面上で煮えたぎっているような感覚を持っているからです。それは、彼が多くのものを抱えているからだと思います。多くの問題があり、これまでに起こった多くの辛いことがあります。それは、マフィアのように自分を誇示するような人物とは異なり、必ずしも表には出てこない魅力的なキャラクターです。彼はそうではなく、静かな強さを持っています。彼がコミックで伝統的に見られているような人格を持つようになるかどうかは、わかりません。でも、あなたが言ったように、コミックの人物は本質的に悪だと思います。」と語りました。

さらにMCU版のカジの魅力について「私がマーベル・スタジオで好きなのは、彼らが悪役のキャラクターにどのように取り組んできたかというと、彼ら自身のより完全なバージョンがあるということです。歴史があり、常に存在する理由があり、キャラクターがそのように行動する理由があるのです。ですから、カジがなぜそうなったのか、どのようにして今の自分にたどり着いたのかを実際に知ることができるのは、ただの悪人を演じるよりも、とてもエキサイティングなことなのです。その理由を知る必要がありますが、ここではそれができると思います。」と述べました。

今の所はコミックほどの凶悪な側面は見られないカジですが、残りの2話、あるいはシーズン2などで何かをきっかけに変化していく事になるのでしょうか?

「ホークアイ」の公式概要は以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークが舞台。 アベンジャーズを辞めたい男・ホークアイのただ一つの願いは、家族と平穏なクリスマスを過ごすこと。 けれども、彼の過去に関わる事件が起こり、トラブルに巻き込まれていくことに…。 アベンジャーズになりたい若き弓の使い手、ケイト・ビショップがホークアイの戦いに加わるが、果たして彼はニューヨークを舞台にした壮大な戦いを切り抜け、クリスマスを無事迎えることができるのか ホークアイ(クリント・バートン)役にジェレミー・レナー、ケイト・ビショップ役にヘイリー・スタインフェルドを迎える。 その他の出演にヴェラ・ファーミガ、フラ・フィー、トニー・ダルトン、ザン・マクラーノン、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、そしてアラクア・コックスをマヤ・ロペス役として迎える。 リース・トーマスと、監督デュオのバート&バーティが監督を務める『ホークアイ』は11月24日ディズニープラスで独占配信開始

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2021年12月15日 配信予定です。

ソース:Hawkeye’s Fra Fee Reveals if Kazi Will Ever Become the Clown

ドラマ「ホークアイ」脚本家が「エピソード4は絶対に見逃せない」と予告

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」の脚本を担当しているカトリーナ・マシューソンさんが、自身のTwitterで本日配信予定の第4話が見逃せない事を予告しています。最新エピソードは日本時間の17時にディズニープラスに追加される予定です。

マシューソンさんは「理由は言えませんが信じてください。エピソード4は絶対に見逃せません」と投稿しています。

「ホークアイ」シーズン1は全6話構成で、本日は4話目の配信。物語も中盤に差し掛かり転機を迎えるものと考えられています。

映画「ブラックウィドウ」のポストクレジットシーンから繋がるはずのエレーナ・ベロワもまだ登場しておらず、マシューソンさんの言うようにエピソード4だけでなく、見逃せない後半戦になりそうです。

公式概要は以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークが舞台。 アベンジャーズを辞めたい男・ホークアイのただ一つの願いは、家族と平穏なクリスマスを過ごすこと。 けれども、彼の過去に関わる事件が起こり、トラブルに巻き込まれていくことに…。 アベンジャーズになりたい若き弓の使い手、ケイト・ビショップがホークアイの戦いに加わるが、果たして彼はニューヨークを舞台にした壮大な戦いを切り抜け、クリスマスを無事迎えることができるのか ホークアイ(クリント・バートン)役にジェレミー・レナー、ケイト・ビショップ役にヘイリー・スタインフェルドを迎える。 その他の出演にヴェラ・ファーミガ、フラ・フィー、トニー・ダルトン、ザン・マクラーノン、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、そしてアラクア・コックスをマヤ・ロペス役として迎える。 リース・トーマスと、監督デュオのバート&バーティが監督を務める『ホークアイ』は11月24日ディズニープラスで独占配信開始

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第4話は 2021年12月8日 配信予定です。

「シャン・チー」のディズニープラスシリーズはコメディになると報じられる

昨日、海外メディア Deadline によって報じられた映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の続編映画とディズニープラス向けのスピンオフドラマの制作ですが、このドラマについて海外メディア Variety がコメディになると報じています。両作品とも「テン・リングスの伝説」と同じくデスティン・ダニエル・クレットン監督がメガホンを取って制作される予定です。

記事によると、情報筋はVarietyにコメディであると伝えているとの事。詳細は不明ですが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)は新たなジャンルに挑戦するようです。

「デスティンは、非の打ち所のない素材のセンスを持つ、強力なストーリーテラーです。」FreeformとHulu の Onyx Collective の社長であるタラ・ダンカン氏は、声明の中で次のように述べています。「私たちが今後も出演者を拡大していく中で、デスティンのユニークな声は、私たちの世界中の視聴者に向けたエキサイティングなコンテンツの先駆けとなるでしょう。」

「ケヴィンやマーベル・スタジオのチームと一緒に『シャン・チー』を制作したことは、私の人生のハイライトの一つでした。そして、タラのオニキス・コレクティブに対するビジョンには、これ以上ないほど興奮しています。このコミュニティで新たなストーリーを探求し、新たな世界を構築することが待ち遠しいです」とクレットン監督は語っています。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」はディズニープラスで配信中、ディスク版、ストリーミング版も好評発売中です。

ソース:‘Shang-Chi’ Sequel in the Works With Director Destin Daniel Cretton Returning

ドラマ「ホークアイ」よりエコーとカジのポスターが公開

現在配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」より、エコーとカジのキャラクターポスターが公開されました。コミックではどちらもキングピン/ウィルソン・フィスクの部下である二人は、MCU版ではトラックスーツ・マフィアに属するキャラクターとなっていますが、今後どのような展開があるのでしょうか。

公式概要は以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークが舞台。 アベンジャーズを辞めたい男・ホークアイのただ一つの願いは、家族と平穏なクリスマスを過ごすこと。 けれども、彼の過去に関わる事件が起こり、トラブルに巻き込まれていくことに…。 アベンジャーズになりたい若き弓の使い手、ケイト・ビショップがホークアイの戦いに加わるが、果たして彼はニューヨークを舞台にした壮大な戦いを切り抜け、クリスマスを無事迎えることができるのか ホークアイ(クリント・バートン)役にジェレミー・レナー、ケイト・ビショップ役にヘイリー・スタインフェルドを迎える。 その他の出演にヴェラ・ファーミガ、フラ・フィー、トニー・ダルトン、ザン・マクラーノン、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、そしてアラクア・コックスをマヤ・ロペス役として迎える。 リース・トーマスと、監督デュオのバート&バーティが監督を務める『ホークアイ』は11月24日ディズニープラスで独占配信開始

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第4話は 2021年12月8日 配信予定です。

【噂話】映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」にはケイト・ビショップが登場すると報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」に、現在ディズニープラスで配信中のドラマ「ホークアイ」でデビューしたケイト・ビショップが登場すると海外メディア Midgard Times が報じました。

記事によると、ケイト・ビショップを演じるヘイリー・スタインフェルドさんが「クアントゥマニア」を撮影していたイギリス、バッキンガムシャーのパインウッド・スタジオにて発見されたとの事。イギリスでは撮影における新型コロナウイルスに対する政府方針が厳しく設定されているため、カジュアルな訪問の可能性は低いと指摘しています。

「クアントゥマニア」ではアントマン/スコット・ラングの娘キャシー・ラングが新ヒーローのスタチュアとしてデビューする事が発表されており、キャシーとケイトはコミックにおいて共にヤング・アベンジャーズのメンバーでもあります。MCUでも「クアントゥマニア」の劇中で早くもチームアップするか、あるいは今後の合流を示唆するポストクレジットシーンなどのカメオ出演になるかもしれません。

新たなキャプテン・アメリカとなったサム・ウィルソンが率いる新生アベンジャーズに加わるのか、コミック同様ヤング・アベンジャーズとして結成していくのかは不明ですが、MCUのヤングヒーローたちの活躍が徐々に増えていくようです。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は 2023年7月28日 米国公開予定です。

ソース:Hailee Steinfeld’s Kate Bishop to Return in ‘Ant-Man and the Wasp: Quantumania’ [Exclusive]

ケヴィン・ファイギ社長がNetflixドラマのキャラクターの未来を示唆

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のプレスツアーの中で海外メディア Screen Rant とのインタビューに応じました。その中で「デアデビル」、「ジェシカ・ジョーンズ」、「ルーク・ケイジ」、「アイアンフィスト」などNetflix版のマーベルドラマについて触れ、キャラクターたちの未来を示唆しました。

ファイギ社長はインタビューで「私はいつも言っているのですが、あるキャラクターがマーベルのサンドボックスに戻ってくると、それはMCUのストーリーテリング能力のもう一つのツールになるのです。前にも言いましたが、良いニュースは、人々が最終的に見るときにすべてが明らかになるということです。」とコメントし、再び彼らが画面に戻ってくる可能性をほのめかしました。

ファイギ社長は先日のインタビューで、「デアデビルは(Netflix版を演じた)チャーリー・コックスしかいない」と発言し話題に。これらふたつの発言から、ファイギ社長はNetflix版のキャストを再登場させる計画を進めていると多くの海外メディアは見ています。

デアデビルが「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、「シーハルク」、「エコー」などのMCU作品で再登場する噂があり、デアデビルのヴィランであるキングピンが「ホークアイ」に登場するのではないかと言われています。また、ジェシカ・ジョーンズが「シーハルク」に登場するという噂も報じられています。

まずは現在ディズニープラスで配信中のドラマ「ホークアイ」と、来月日本で公開予定の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にてその真相の一端が確認出来るかもしれません。

ソース:Kevin Feige On Bringing Netflix Marvel Characters To The MCU

映画「シャン・チー」続編とディズニープラススピンオフの制作が報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督がマーベル・スタジオを複数年の契約を締結し、続編映画とディズニープラス向けのスピンオフ作品の制作をすると、海外メディア Deadline が報じました。

この報道に対し、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「デスティンは、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』に独自の視点と技術をもたらした素晴らしい協力者です。この映画では一緒に素晴らしい時間を過ごすことができましたし、彼はディズニープラスで命を吹き込むストーリーについて非常に多くの魅力的なアイデアを持っています。彼との関係を拡大できることに興奮していますし、開始を待ちきれません。」と公式に認めたとの事。

また、1作目で主人公シャン・チーを演じたシム・リウさんも「続編をもらえた!」と喜びのツイートを投稿しています。

ディズニープラスシリーズでは妹シャーリンの物語が描かれるのではないかと噂されていますが、現段階で詳細は不明です。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」はディズニープラスで配信中、ディスク版、ストリーミング版も好評発売中です。

ソース:Destin Daniel Cretton Inks Overall Deal With Marvel Studios & Hulu’s Onyx Collective; Set For Disney+ MCU Series & ‘Shang-Chi’ Sequel

ケヴィン・ファイギ社長がMCUのデアデビルがチャーリー・コックスさんになる事を認める

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、今後のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でデアデビルが登場する際はチャーリー・コックスさんが演じると認めました。ファイギ社長は映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のプレスツアーの一環による海外メディア CinemaBlend とのインタビューの中でこの事を語りました。

ファイギ社長はインタビューの中で「今後のMCU作品でデアデビルを見るとしたら、チャーリー・コックスがそう、デアデビルを演じる俳優だね。どこで見るか、どう見るか、いつ見るかはまだわからないよ。」とコメントしました。

MCUのスピンオフという触れ込みで制作されたNetflixドラマ「デアデビル」では主人公デアデビル/マット・マードックをチャーリー・コックスさんが演じ好評を得ましたが、ディズニーが独自のストリーミングサービス「ディズニープラス」の計画をスタートさせたことで続編がキャンセルされていました。

その後Netflixとマーベルの契約が終了し、デアデビルの映像化権がマーベルに戻ったことで、ディズニーおよびマーベル・スタジオがMCUに登場させる計画を持っていると報じられていました。ファンの間ではながらく映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にてデアデビルが再登場するのではないかと噂されており、同時期にディズニープラスで配信されているドラマ「ホークアイ」でもデアデビルのヴィランであるキングピンが再登場するのではと話題になっています。

先日のインタビューではデアデビルのヒロイン、カレン・ペイジを演じたデボラ・アン・ウォールさんも再演の意志が有ることを語っていました。

ドラマ「デアデビル」はNetflixにて配信中です。

ソース:Kevin Feige Confirms Daredevil Casting In The MCU And Fans Will Be Pumped

ドラマ「ホークアイ」、監督がエコーのデビューについて語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」のバート&バーティ監督が海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューに応じ、エコー/マヤ・ロペスのデビューについて語りました。2話のラストシーンで姿を表したエコーはトラックスーツ・マフィアのリーダーである事が判明し、3話ではその生い立ちが描かれました。

バート監督は、幼い頃のマヤが耳が聞こえないことへの対処を学び、戦闘能力を発揮し、後にローニンに殺される父ウィリアム・ロペス(演:ザーン・マクラノン)との親密な関係を示す一連のフラッシュバックシーンについて、「身近な人を失った彼女を登場させることは非常に重要でした」と語ります。

バーティ監督によると、幼いマヤを演じたダーネル・ベソーちゃんは大人のマヤを演じるアラクア・コックスさんと同じメノミニー族であり、2人がいとこ同士だったと言います。「2人が似ているということは、私たちにとってはスラムダンクのようなものでした。彼女はただ参加して、ASL(アメリカ手話)を学んだだけなんです。そして、彼女には素晴らしい純真さと魅力があり、まさにこのキャラクターにぴったりの設定となっています。」

さらに、「2人の間に家族のようなつながりがあるのも素敵でした」とも語っています。

また、監督たちは、”Echoes “というタイトルのエピソード3で彼女がスクリーンにもたらしたものについても、賞賛の言葉を述べています。タイムラインが現在に戻ると、マヤはすぐにクリントとケイトとの争いに巻き込まれ、最終的には彼らが監禁されていたブルックリンの廃墟となったおもちゃ倉庫から脱出することになります。

耳の聞こえないマヤ、ASLを理解しないケイト、難聴で基本的なASLを知っているクリント、そしてASLでコミュニケーションできるマヤのトラックスーツ・マフィアのカジ(演:フラ・フィー)とのやりとりは、確かに撮影が難航しましたが、それを成功させたのはアラクア・コックスさんのおかげだと両監督は語っています。

「彼女はASLについて多くのことを教えてくれました。また、ASLを正しく撮影するために、何を見るべきか、本当に感情的な瞬間でない限り、可能な限り近づきすぎないようにすることについても教えてくれました」とバート監督は言います。「だから、ASLをカメラに収めることができたと思います。例えば、肩越しに撮影することで、ASLを前面に出すことができます」と監督は説明します。

あるシーンのブロッキングや、聴こえる場面と聴こえない場面の切り取り方について、バーティ監督は、「私たちは常に、彼女の視点や世界観に戻したいと思っていました。視点は常に視覚だけではなく、音声も含まれます。」と語りました。

一方、アラクア・コックスさんは、ASLを学ぶために時間を割いてくれた共演者たちに感謝しています。「私はヘイリーとよく話しました。彼女はASLを学ぼうとしてくれて、とても嬉しかったです」と語り、さらにヘイリーからは「『心配しないで。心配しないで、とてもカジュアルに捉えて。あなたは大丈夫よ。乗り越えられるわよ』と。そのアドバイスはとても心に残りました」と付け加えています。

耳が聞こえないだけでなく、義足でもあるアラクア・コックスさんは、スクリーン上でも義足を装着し、エコーを演じています。「彼女が身体的にもやりたいことをやっているのを見て、とても感銘を受けました」とバート監督は言います。「彼女は毎日、無理のない範囲でどんなことにもチャレンジしていました。彼女は初めての経験でしたが、プロのように対応してくれました。」

エコーは「ホークアイ」のヴィランとして登場していますが、単独ドラマシリーズの制作が公式に発表されており、コミックと同様にヒーローに転じると考えられています。残り3話でマヤの誤解は解け、ローニンの真相が明かされるのか、要注目となっています。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第4話は 2021年12月8日 配信予定です。

ソース:‘Hawkeye’ Directors on Alaqua Cox’s Debut as Echo and Filming ASL Scenes (Exclusive)