ライアン・レイノルズさんが「デッドプール3」の監督を発表 ─ ショーン・レヴィ監督との3作目のプロジェクトに

ライアン・レイノルズさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の監督にショーン・レヴィ監督が起用された事をSNSを通じて発表しました。これまでに映画「フリーガイ」、Netflixドラマ「The Adam Project」(邦題:アダム&アダム)で2度に渡って共に作品作りをしてきた2人が再度手を組む事になります。

レイノルズさんは「アダム&アダム」のポスター画像に、自身が演じた「フリーガイ」の主人公ガイとデッドプールを並べたコラ画像を投稿し、「私とショーン・レヴィの三部作の3番目の映画は、少し挑戦的なものになります。」とコメントを添えています。

先日は「レヴィ監督とヒュー(・ジャックマン)を連れてデッドプール3に行くのはどう?」と提案されたレイノルズさんは「素晴らしいね。きっと実現させるよ。」と同意を示していましたが、はやくもそのプランの半分を実現したようです。もう一つのプランも実現に向けて水面下で動いているのでしょうか?

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は「撮影は2022年になるだろう」と2021年初頭のインタビューで明かしており、ライアン・レイノルズさんは2021年夏のインタビューにて「2022年に撮影に入る可能性は70%ほど」と述べていました。

本作の情報はまだあまりありませんが、第3作の脚本にはエミー賞ノミネート歴のあるウェンディー・モリノー&リジー・モリノー姉妹が起用されています。

映画「デッドプール3」の公開時期は未定です。

ライアン・レイノルズさん、「デッドプール3」にヒュー・ジャックマンさんを出演させるプランについて「素晴らしいことだ」と語る

FOX制作の映画「デッドプール」の主演を務めたライアン・レイノルズさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応じ、その中で「デッドプール3」にヒュー・ジャックマンさんを出演させる事を提案され、「素晴らしいことだ」と回答しました。

Netflixドラマ「The Adam Project」(邦題:アダム&アダム)のプロモーションインタビューの中で、「デッドプール3に(The Adam Projectやフリーガイの)ショーン・レヴィ監督とヒュー・ジャックマンを連れて行くのはどう?」と質問されたレイノルズさんは、「それは素晴らしいね。ブエナ・ビスタ・ウェイにあるマーベル・シネマティック・ユニバース担当のケヴィン・ファイギに手紙を書けばいいんだ。どこにあるかは知らないが、そうだな、それはいいことだ。夢のような話です。夢が叶うよ。」と述べました。

また、「どこで、どのようにとは言わないけど、あの2人の素晴らしい神々を同じ映画で共演させる幸運な野郎になるという意思と決意は絶対に確認しておくよ。きっと実現させるよ」と続けました。

レイノルズさんは「デッドプール3」とは明言しませんでしたが、将来的にヒュー・ジャックマンさんとの共演も考えているようで、実現に向けての勝算を持ち合わせている事を語りました。

ヒュー・ジャックマンさんは以前に一般人を通じてデッドプール3へのカメオ出演を要請していましたが、一方ではウルヴァリン引退の意向を示しており、次の世代に譲りたいとも語っています。

近い将来、デッドプールとウルヴァリンを再度スクリーンで見る日が来るのでしょうか?

MCU版「デッドプール3」は現在開発中です。

ソース:The Adam Project’s Ryan Reynolds, Shawn Levy Ready for Hugh Jackman, Deadpool 3

ニコラス・ケイジさんが映画「ドクター・ストレンジ/MoM」のゴーストライダーの噂について反応 ─ 「コミックは幸せをもたらす」

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」にゴーストライダーが登場するのではないかという噂について、過去にゴーストライダーを演じたニコラス・ケイジさんに海外メディア The Hollywood Repoeter がインタビューの中で質問しました。

米ソニー・ピクチャーズが制作した2007年公開の映画「ゴーストライダー」と2012年公開の映画「ゴーストライダー:スピリット・オブ・ヴェンジェンス」(邦題:ゴーストライダー2)で主演を務めたニコラス・ケイジさんは、「マーベル映画に戻るように誘われていませんか?」という質問に対して、「このような話題は、インターネット上で山火事の火のように広がる事をよく理解しています。」と回答を避けました。

そして「私はいつもコミックの領域に感心していますし、ストーリーは実にカラフルでエンターテインメント性が高く、率直に言って、実に良い意味で健全だと考えています。それを非難する人たちの気持ちがわかりません。私は、コミックが人々に幸せをもたらすということに、大きな価値があると思います。」と昨今のスーパーヒーロー映画叩きに対して言及しました。

最近では2021年末に「エイリアン」のリドリー・スコット監督が「スーパーヒーロー映画なんてクソほどつまらない。あんな脚本なんの役にも立たない」と発言し「すばらしい映画というのは、登場人物によって作られる。」との持論を展開しました。

過去にはマーティン・スコセッシ監督がスーパーヒーロー映画を「あれは映画ではない。テーマパーク」と批判。その後、フランシス・フォード・コッポラ監督もスコセッシ監督の発言に賛同していました。

今回のインタビューでは、ニコラス・ケイジさんのコミック映画に対する姿勢が再確認できましたが、噂の真相については謎のままです。

マーベル・スタジオが「ミッドナイト・サンズ」の実写化を計画しているという噂があり、先んじてゲーム化が発表されている事で、MCU内でのチーム結成が期待されています。

コミックでのメンバーはドクター・ストレンジを筆頭にウォン、ムーンナイト、ブレイド、アイアンフィスト(Netflix)がMCUに登場済み、あるいは登場予定になっています。また。Huluでドラマ化され現在ディズニープラスに含まれている「ヘルストローム」やソニーの「モービウス」などもメンバーで、過去に映画とドラマで2度の実写化が行われているゴーストライダーもコミックメンバーとしてMCUへの再登場が期待されています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」にゴーストライダーが登場との噂が昨年報じられ、ニコラス・ケイジさん、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」でゴーストライダーを演じたガブリエル・ルナさん、かねてよりゴーストライダーを演じたいと公言し、マーベル・スタジオと交渉中だと報じられているノーマン・リーダスさんの名前などがあげられています。ガブリエル・ルナさんは2021年末にファンに対して「準備万端にしておけよ!」とツイートしていました。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」にゴーストライダーは登場するのでしょうか?

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の公式概要は以下のとおりです。

危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったストレンジは“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちた狂気の扉を開いてしまう。何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、盟友の魔術師ウォン、そしてアベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。その宇宙最大の脅威とは、、、なんとドクター・ストレンジと全く同じ姿の人物で「宇宙への最大の脅威はお前だ」と不敵な笑みを浮かべていた…。
監督:サム・ライミ 出演:ベネディクト・カンバーバッチ/エリザベス・オルセン/ベネディクト・ウォン/レイチェル・マクアダムス /キウェテル・イジョフォー/ソーチー・ゴメス 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』2022年5月映画館にて公開!

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です

ソース:Nicolas Cage on Playing Nicolas Cage: “I Wanted No Part of It”

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」ヴィランのザ・フォーリナー役にクリストファー・アボットさんを起用

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」のヴィラン役として、クリストファー・アボットさんがキャスティングされたと、海外メディア Deadline が報じました。

記事によると、アボットさんはヴィランのザ・フォーリナーを演じるとのことですが、ソニーはこれに対してコメントをしていないとの事。

コミックでのザ・フォーリナーもまたスパイダーマンに登場する悪役で、複数の武術をマスターしている他、変装の達人であり、アイコンタクトにより相手を10秒ほどの催眠トランス状態にする能力を持ち合わせています。しかし、スパイダーマンの敵ではあるものの、コミック上ではクレイヴンと面識があるわけではありません。ザ・フォーリナーはシルバーセーブルと婚姻関係を結んでいた時期があり、彼女の生命を救うためにクレイヴンの異母兄弟カメレオンと関わったことはありました。

コミックでは俳優のパトリック・マクグーハンさんに似せてデザインされているという話ですが、今回報じられたのはクリストファー・アボットさん。2022年公開の映画「ポゼッサー」では肉体を乗っ取られ操られる難しい役をこなされている他、2011年エリザベス・オルセンさん主演の「マーサ、あるいはマーシー・メイ」(ディズニープラスで配信中)にも出演されています。

「クレイヴン・ザ・ハンター」は間もなく撮影に入るとの事で、本作ではクレイヴンの父親役にラッセル・クロウさん、異母兄弟のカメレオン役にフレッド・ヘッキンジャーさん、恋人のカリプソ役にアリアナ・デボーズさんヴィラン役にアレッサンドロ・ニヴォラさんの名前が報じられています。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年1月13日に劇場公開予定です。

ソース:‘Kraven The Hunter’: Christopher Abbott To Play The Foreigner In Sony’s Marvel Pic

ディズニーCEOは映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はストーリーテリングの限界を超えるという

先日開催されたウォルト・ディズニーの年次株主総会にてCEOのボブ・チャペック氏はマーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」が「ストーリーテリングの限界を超える」と説明しました。

チャペック氏は「マーベル・スタジオからは、5月6日に公開される待望の長編映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』が登場します。ベネディクト・カンバーバッチを筆頭に豪華キャストが集結した本作は、ストーリーテリングの限界を超え、マーベル・シネマティック・ユニバースの断片を予想外の方法で繋ぎ合わせています。皆さんに見ていただくのが待ち遠しいです。」と報告しています。

本作ではドクター・ストレンジやウォン、ワンダなどMCUお馴染みのキャラクターに加え、次世代ヒーローのアメリカ・チャベスを迎えてマルチバースの脅威に対することになります。また、MCUではないマーベルキャラクターの登場にも期待されています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の公式概要は以下のとおりです。

危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったストレンジは“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちた狂気の扉を開いてしまう。何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、盟友の魔術師ウォン、そしてアベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。その宇宙最大の脅威とは、、、なんとドクター・ストレンジと全く同じ姿の人物で「宇宙への最大の脅威はお前だ」と不敵な笑みを浮かべていた…。
監督:サム・ライミ 出演:ベネディクト・カンバーバッチ/エリザベス・オルセン/ベネディクト・ウォン/レイチェル・マクアダムス /キウェテル・イジョフォー/ソーチー・ゴメス 『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』2022年5月映画館にて公開!

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です

ソース:2022 Annual Meeting of Shareholders Webcast

Youtubeのスパイダーマン公式チャンネルにて「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」デジタルリリースに向けたプロモ動画が公開

サム・ライミ監督の映画「スパイダーマン」公開20周年と、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のデジタルリリースが今月下旬から始まることを記念した、新たなプロモーション動画がYoutubeのスパイダーマン公式チャンネルに投稿されました。

2002年の「スパイダーマン」から2021年の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」までの計8作品の映像をミックスした動画となっています。

同チャンネルは「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のプロモーションの際に開設され、現在は「ノー・ウェイ・ホーム」のこれまでのインタビューや舞台裏映像などのプロモーション動画が中心に公開されています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中。米国では 2022年3月22日 からデジタル配信、4月12日 にBlu-rayが発売予定となっています。

映画「ブラックパンサー」シリーズの監督が誤認逮捕されていた

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー」と現在制作中の「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でメガホンを取っているライアン・クーグラー監督が、2022年1月に銀行強盗と間違われて逮捕されていた事が、海外メディア TMZ とのインタビューの中で明らかになりました。

記事によると、クーグラー監督は当日にバンク・オブ・アメリカ銀行の窓口にて預金を下ろす際に、「当座預金口座から12,000ドルの現金を引き出したいのですが、どこか別の場所でお金を数えてください。慎重になりたいのです。」と書いたメモを渡したそうです。

金額を考えると慎重になるのは至極当然の事ですが、コロナ禍によるマスク姿もあいまって、これを不審に思った出納係が上司に報告し、上司が警察に通報。数分後には銀行の外のSUVで監督の帰りを待っていた2人を含めて警察に逮捕されたとの事です。最終的には警察、銀行ともに過ちを認め謝罪し、ほどなく釈放されたと監督は言いました。

この事が「ワカンダフォーエバー」の11月リリースに影響を及ぼすことはないようですが、本作の制作に当たっては主演のチャドウィック・ボーズマンさんの病死に始まり、パンデミック、キャストの怪我による半年近くの中断など様々な難局に見舞われています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ソース:RYAN COOGLER WRONGLY TARGETED AS BANK ROBBER

【噂話】MCU「スパイダーマン4」のメインヴィランにスティーヴン・ユァンさんが検討されていると言う

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」から続く次の3部作の最初の作品「スパイダーマン4」にスティーヴン・ユァンさんのキャスティングが検討されていると、海外メディア Giant Freakin Robot が独占として報じました。

記事によると、ソニーは「スパイダーマン4」のメインヴィラン、ミスター・ネガティブ役に「ウォーキング・デッド」のグレン役などで知られるスティーヴン・ユァンさんを考えていると伝えています。

ミスター・ネガティブは2つの顔を持つヴィランで、表の顔は中国人のマーティン・リーとして慈善活動をし、メイおばさんの所属しているF.E.A.S.T.を立ち上げた人物。裏の顔、ミスター・ネガティブは触れた相手を闇堕ちさせ洗脳したり、闇のエネルギーを生み出し剣などの武器に纏わせて戦うヴィランです。

2018年発売の大ヒットPS4ゲーム「Marvel’s spider-man」にもボスキャラとして登場していました。

ミスター・ネガティブはそのほとんどがスパイダーマンとの戦いに費やされていますが、時々パニッシャーとも対決する事でも知られています。Netflixドラマ「パニッシャー」ではパニッシャーをジョン・バーンサルさんが演じていた為、MCUで「ウォーキング・デッド」俳優同士の対決が実現する可能性もあるかもしれません。今後の情報には注目です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。

ソース:Exclusive: Steven Yeun Eyed For Main Villain In Spider-Man 4

【噂話】ワンダのソロシリーズは「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」に?

先日、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフのソロシリーズの噂が浮上し、エリザベス・オルセンさんが参加する今後のマーベルプロジェクトが報じられましたが、今度はその内容について報じられました。

前回とは別の海外スクーパー MyTimeToShineHello氏はスカーレットウィッチのソロプロジェクトとしてマーベルがザ・チルドレンズ・クルセイドを開発していると報告しました。

アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイドとは

コミック「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」のあらすじは次のとおりです。

ヤングアベンジャーズのウィッカンのパワーが制御不能に陥り、アベンジャーズはウィッカンを監視下に置こうとしました。ウィッカンは状況を打開するために母だと考えているワンダの助けを借りるべく、マグニートーやクイックシルバーに遭遇したあとワンダとラトベリアで再会します。

しかしワンダは「ハウス・オブ・M」でミュータント達を滅ぼした後、記憶を失った状態でドクター・ドゥームと婚約しており、ヤングアベンジャーズはワンダの記憶を取り戻そうとタイムストリームに入りました。

ワンダがアベンジャーズを壊滅させる前の時間に到着したヤングアベンジャーズはそれを阻止し、キャシーは父スコット・ラングの生命を救いました。このタイムトラベルでワンダは記憶を回復し、ヤングアベンジャーズとスコットを現代へ送り届けました。

現代に戻ったヤングアベンジャーズはドゥームの力を借りてワンダの力を回復させる儀式を始めましたが、ドゥームの裏切りによって力は奪われてしまいます。X-MEN&アベンジャーズとドクター・ドゥームの戦いの中でキャシー・ラングは生命を落としてしまいました。この事件をきっかけにヤングアベンジャーズは解散しました。


この物語の核になっているウィッカンはドラマ「ワンダヴィジョン」に登場した双子の息子の一人ビリーが転生したミュータントです。コミックのビリーはドラマのように少年になる事はなく、生まれてすぐに赤ん坊のままヴィランによって魂を奪われました。トミーも同様の運命をたどり、2人は別の家庭の元に転生したのち再会します。

マーベル・スタジオが原作コミック通りに進める事は考えにくいですが、コミックではヤングアベンジャーズを中心にアベンジャーズ、X-MEN、そしてドクター・ドゥームがキーパーソンになっています。MCU版はワンダ目線で展開していくのでしょうか?

MCUフェーズ4では既に「ワンダヴィジョン」でビリーとトミー、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でエリ・ブラッドリー、「ロキ」でキッド・ロキ、「ホークアイ」でケイト・ビショップ、「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」でアメリカ・チャベスといったコミックのヤングアベンジャーズのメンバーが紹介され、「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」でキャシー・ラングがヒーローデビューする事が分かっています。コミックではチームメンバーではありませんが、ヤングヒーローであるミズ・マーベルなども参加させてくる可能性はありそうです。

「ザ・チルドレンズ・クルセイド」を原作どおりになぞるのであればその前にヤングアベンジャーズの結成、アベンジャーズの再結成、X-MENやドクター・ドゥームの登場を描く必要があります。しかし現在公開されているマーベル・スタジオの作品スケジュールとしては今後2年間に空きがないため、どこかに無理やりねじ込まれるか、2024年以降になる事が考えられます。

MCU版がどうなるのか、海外では早くも盛り上がり始めています。この噂が真実だったとしても、今後の展開で計画が変更される事は充分ありえるため、しばらくは頭の片隅に置きつつ、まずは最新作「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を楽しむ事に集中するのがいいかもしれません。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新たなコンセプトアートによると、ヴィラン達はもっとパワーアップする予定だった事が明らかに

マーベル・スタジオのコンセプトアーティストを務めるフィル・サンダースさんが、自身のInstagramにてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のエレクトロのコンセプトアートを公開しました。その中で、ヴィラン達がもっと強力になる計画があった事が明かされました。

サンダースさんは「ようやくノー・ウェイ・ホームのコンセプト画像を1枚以上掲載することができました。これはエレクトロのコンセプトでした。脚本の初期バージョンでは、悪役たちが自分たちをアップグレードするために、スターク・インダストリーズのダメージコントロールのコンテナを強奪していたので、私はマックスにパワーアップとしてアイアンアーマー・マーク50のアークリアクターのデイジーチェーンをホットワイヤーで接続させました。ピーター・パーカーなら、エレクトロのエネルギーを封じ込め、肉体を維持するために、スーツの下をファラデーケージのようなものにするはずだと考えています。どのMCUのデザインでもそうですが、原作コミックのコスチュームの黄色い稲妻と緑のスーツを実用的に解釈することを心がけました。稲妻が顔の上の星の形になるのは、私の友人であり同僚でもある@jsmarantzの素晴らしいアイデアで、@joshnizzi.artの最終デザインを含むすべての反復を通して定着しています。」と裏話を添えて投稿しました。

マーク50は映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で使用されたいわゆるナノテクアーマーの事で、この技術が強奪される計画があったとの事。

©MARVEL,Disney

この計画が実現していれば、スパイダーマンたちはより苦戦を強いられていたかもしれません。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は劇場公開中です。