無期延期中の「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」についてプロデューサーが制作中である事を明言

ソニー・ピクチャーズのアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」の続編となる「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」について、シリーズのプロデューサーを務めるクリス・ミラー氏が「制作中」である事を断言しました。「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2024年春公開予定でしたが、この夏に無期延期が発表されていました。

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ニューヨーク市で開催された For Your Consult (FYC) イベントに、プロデューサーのクリス・ミラーさんが登壇。その様子がSNSにてシェアされています。

ミラーさんはスパイダーバース3作目について「現在制作中です…ストーリーがどのような方向に向かうのか本当に楽しみです。三部作の非常に満足のいく結末だと思いますし、他の作品と同じくらい感動的なものになっています。私たちはこれにどっぷりと夢中になっています。」と、現在の状況について説明しました。

「アクロス・ザ・スパイダーバース」のわずか10ヶ月後の公開予定が設定されていた「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」ですが、2023年の春頃から発生した2つのストライキの影響を受けて、無期延期となる事が発表されていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-venom-3-kraven-and-more-release-date-update/”]

「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」の制作が中断されていた一方で、ソニーは劇場公開後も「アクロス・ザ・スパイダーバース」に修正を加え続けた事は一部のファンの間で物議を醸しました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-spider-verse-2-many-scene-changed-digital-release/”]

この変更に対してミラーさんは「改善だと思う」と述べ、「映画館でお金を払ったのに未完成バージョンを見せられた」と怒るファンもちらほらと現れていました。しかしソニーは配信バージョンで修正した以降も、記事にはしていませんがBlu-rayバージョンでさらに手を加えているとも報告されていました。

ストライキの影響で「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」の開発が中断された結果、このような再編集がなされたとも考えられていますが、ストライキが両者の合意によって締結され、「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」がようやく制作再開に向かっているようです。

マーベル、スパイダーマンとドクター・ストレンジの権利を巡る法廷闘争が和解へ

マーベルが、スパイダーマンとドクター・ストレンジのフランチャイズキャラクターの権利をめぐる法廷闘争で和解合意に達したと、海外メディア Comicbook.com が報じています。 この訴訟に関する新たな報道の中で、マーベルは今週、コミック原作者スティーブ・ディッコ氏の会社および財産を代表する弁護士らと合意に達し、2021年に遡る広範な法的異議申し立てに終止符が打たれることになりました。

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この争いはマーベルとディッコ氏の遺族との間で、アイアンマン、スパイダーマン、デアデビル、キャプテン・アメリカ、ソー、ブラックウィドウ、ハルク、ドクター・ストレンジなどの権利の争奪戦となっていました。 

今年6月、ディッコ氏の財産に関する部分を除いて、訴訟のほとんどが和解していました。法的異議申し立ての最後の部分は継続され、それぞれの代理人弁護士が議論を続けていました。

今回の和解により、マーベルはキャラクターの権利に関する問題をようやく完全に解決したと言います。ディッコ氏の財産は、それぞれスパイダーマンとドクター・ストレンジの初登場となった2つの漫画タイトルである「アメイジング・ファンタジー」と「ストレンジ・テイルズ」の出版権をめぐって保留。マーベルとディッコ氏の遺産管理団体が合意した条件については何も語られておらず、それは「友好的な和解」であり、「偏見を伴う解雇の条項が今後数週間以内に提出されることが期待できる」とだけ述べられています。 

この問題は実写映画化やアニメ化などのプロジェクトが登場する以前のコミック全盛期時代の古い契約に基づいていた事が原因で、似たような問題として、ストリーミング時代に配信上での売上が古いクリエイターたちにまったく還元されていない事などが、今年の WGA や SAG-AFTRA のストライキの問題の一つとして争点となっていました。

ソース:Marvel Settles Legal Battle For Spider-Man & Doctor Strange Rights

イギリス、アイルランドに続いて日本のディズニープラスからも「スパイダーマン」が削除

日本からアクセス可能なディズニープラス上で、ソニー・ピクチャーズが制作した「スパイダーマン」関連のコンテンツが削除され、視聴が出来ない状態になっています。これはイギリスやアイルランドでも2023年夏に確認されていた現象で、日本でもそれに続く形となりました。

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具体的にはサム・ライミ監督版のスパイダーマン3部作、アメイジング・スパイダーマンのシリーズ、そしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマン2作品に加えて、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の「ヴェノム」、アニメ映画のスパイダーバースが視聴出来なくなっています。

また、動画だけでなく、ディズニープラスブログの「スパイダーマン」の見る順番を特集した記事やYoutube上での予告動画などの関連コンテンツも削除されています。

先にこの事態に見舞われていたイギリスでも、これについての公式発表はなく、海外メディアはライセンスの問題が原因である可能性が高いと推測するに留まっています。

Disney Plus Informer では、「ディズニーにはライセンス権をより長期間保持する意図があった可能性が高いが、ソニーはすでに他のストリーミングサービスと契約を結んでいた可能性があり、Disney+の開始よりも前から契約を結んでいたようだ。」と解説。

今後、「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」や「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の配信のタイミングですべてが戻ってくる事を願うばかりです。

映画「マダム・ウェブ」、ソニーが主要キャスト8名を公式に発表

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」に出演する主要キャスト8名に関して、公式発表が行われました。しかし、このうちの何人かは役名が伏せられており、今なお秘密に包まれています。

※これより先は原作コミックのネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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ダコタ・ジョンソンさん

主演のダコタ・ジョンソンさんが演じるのはカサンドラ・”キャシー”・ウェブ、コミックの初代マダム・ウェブにあたるキャラクター。

©Sony Pictures , Marvel

映画のカサンドラは大きく設定変更されており、ニューヨークで救命士の仕事をしているようです。予知能力に目覚めたことが予告で示唆されていますが、それ以外の能力については不明です。

コミックのマダム・ウェブは盲目の老婆で生まれつきの病により動くことが出来ません。テレパシーや透視、千里眼、アストラル投射の能力を持っており、エンシェント・ワンやドクター・ストレンジのようにアストラル体で誰かの前に姿を表すことがあります。

プロデューサーは以前のインタビューで、「マダム・ウェブの能力はアクション映画向きではない」と語っていました。

シドニー・スウィーニーさん

スウィーニーさんが演じるのはスパイダーウーマン/ジュリア・カーペンター。

©Sony Pictures

予告で一瞬見えるコスチュームはコミックを踏襲しているようですが、マスクの目の部分がスパイダーマンのような構造ではなくオープンになっており、スウィーニーさんの顔がよく見えるように変更されています。

コミックでは2代目マダム・ウェブにあたるキャラクターで、能力は初代から継承されます。

イザベラ・メルセードさん

メルセードさんが演じるのはスパイダーウーマン/アーニャ・コラソン。

©Sony Pictures , Marvel

コミックのアーニャはスパイダーガールを名乗るキャラクターで、スパイダーソサエティの儀式によって蜘蛛のような能力を身に着けました。アーニャは二代目マダム・ウェブのジュリア・カーペンターと出会い、彼女のお古のコスチュームを譲り受けてヒーロー活動をしています。

SSUでは「シルク:スパイダーソサエティ」というドラマが開発中で、「マダム・ウェブ」の後に何らかの展開があるかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-silk-spider-society-spider-man-spin-off/”]

セレスティ・オコナーさん

オコナーさんが演じるのはスパイダーウーマン/マーサー・”マティ”・フランクリン。

©Sony Pictures , Marvel

コミックのマティはJ・ジョナ・ジェイムソンの姪であり、彼女は父親のコネを利用して魔術によって力を得たスパイダーヒーローで、3代目スパイダーウーマンとして活動します。その後、クレイヴンの息子グリムハンターを蘇らせる儀式の生贄となり殺されました。映画「クレイヴン・ザ・ハンター」に絡んでくるかは不明です。

タハール・ラヒムさん

ラヒムさんが演じるのはエゼキエル・シムズ。

©Sony Pictures , Marvel

コミックのエゼキエル・シムズはスパイダーマンと同等の能力を持つ人物で、通常はピーター・パーカーやシルク/シンディ・ムーンのサポートを行っていますが、ユニバースによっては凶悪なヴィランとなったり、彼自身がスパイダーマンとしてヒーロー活動を行ったりと、様々な顔を持っています。

アダム・スコットさん

アダム・スコットさんが演じるキャラクターは非公表です。

©Sony Pictures

予告のスコットさんは主人公キャシーの同僚のようですが、私服姿でも登場しており、ある程度物語に絡んでくるキャラクターだと見られています。

過去の噂では彼はピーター・パーカーの育ての親、ベン・パーカーだとも報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-madame-web-casting-info/”]

エマ・ロバーツさん

エマ・ロバーツさんのキャラクターも公表されませんでした。予告ではほんの僅かな登場で、生命の危険に晒されているようです。

ロバーツさんは過去のインタビューで「スーパーパワーは持っていない」と自身のキャラクターについてのヒントを明かしています。短い撮影期間の間に妊娠中のキャラクターを演じている姿が目撃され、ピーター・パーカーを産んだメアリー・パーカーではないかとも報じられています。

マイク・エップスさん

マイク・エップスさんが公式発表されたキャストの最後のひとりですが、その役は秘密に包まれています。彼は予告にも登場しておらず、どんなキャラクターになるのかは現時点でまったくの不明です。

映画の「バイオハザード」シリーズや「ハングオーバー」シリーズへの出演経歴があり、コメディリリーフ役、コメディ映画での活躍が多い俳優さんです。


3人の少女たちについて、コミックのヒーロー名ではなくすべてスパイダーウーマンとして紹介されました。3人共アイシールドがオフになっており、顔がよく見えるデザインに変更されています。

「マダム・ウェブ」は撮影の段階から西暦2000年頃を舞台にしていると言われており、先日公開された予告でも地下鉄乗客がプレイステーション・ポータブルを手にしている映像が差し込まれていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-madame-web-filming-location-leak-photo/”]

マダム・ウェブはピーター・パーカーが無事に生まれるように運命を守る物語となるのか、それとも全く異なる物語になるのか、注目となっています。

本作はNetflixのマーベルドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」と「ディフェンダーズ」のエグゼクティブ・プロデューサーを担当していたS・J・クラークソンさんが監督を務め、マット・サザマさんとバーク・シャープレスさんが脚本を執筆し、ケレム・サンガさんも以前のドラフトを執筆したと報じられています。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月14日 に米国にて劇場公開予定です。

【噂話】「アメイジング・スパイダーマン」関連のプロジェクトが進行中、ブラックキャットやマイルズ、グウェンの実写化も

ソニー・ピクチャーズが映画「アメイジング・スパイダーマン」で主人公のスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じたアンドリュー・ガーフィールドさんに関する何らかのプロジェクトを進めていると海外スクーパーが報じています。ガーフィールドさんは2014年に「アメイジング・スパイダーマン2」に出演後、3作目がキャンセルされていましたが2021年にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で同役を再演しました。

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MTTSH 氏はアンドリュー・ガーフィールドさんのスパイダーマンに関してポストリブート計画が進行中だと言及し、別の投稿では複数の作品に登場すると報告しています。

先日は幻に終わった「アメイジング・スパイダーマン3」の内容の一部が公開されましたが、単純に3作目が作られるわけではなく、MCUかSSUに絡めた内容になるのではないかと見られています。

アンドリュー・ガーフィールドさん自身は2023年7月のインタビューにて「無限の可能性がある」と今後について否定しませんでした。

また、スパイダーマン関連の話題として、ソニー・ピクチャーズがブラックキャットをMCUに登場させる事を拒否したとしてSSUに取り入れる可能性が高い事や、マイルズ・モラレスおよびスパイダー・グウェンの実写化が進行中とも報じています。

キャンセルされた「アメイジング・スパイダーマン3」は恐竜映画だった?驚きのキャストも

ソニー・ピクチャーズが制作中止した「アメイジング・スパイダーマン3」では恐竜が登場してスパイダーマンと共演するプランがあったと、書籍「MCU:The Reign of Marvel Studios」の中で明かされています。シニスター・シックスやブラックキャットなどが登場すると考えられていたこの幻の映画ですが、ファンの想像よりもさらにクレイジーな計画があったようです。

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海外メディア The Direct は本の一部を抜粋して紹介。それによると、「2014年末に、(監督、脚本家の)ドリュー・ゴダードはスパイダーマンとその悪役たちをサヴェッジランドに連れて行き、そこでスパイダーマンがティラノサウルスに乗るという草案を作成していた」と明かしています。

この映画では時空連続体が描かれ、パリ、ロンドン、そして前述のサヴェッジランドでのシーンが含まれる予定だったと言います。

2014年にソニー・ピクチャーズがハッキングされた際に流出した電子メールによると、シニスター・シックスのメンバーはドクター・オクトパス、バルチャー、サンドマン、ミステリオ、ブラック・キャットが含まれていました。

キャストについてはドク・オック役にはマット・デイモンさんとマシュー・マコノヒーさんが検討。監督はロンドンで暴れまわるサンドマン役に今はヴェノムとして知られるトム・ハーディさんを希望したと言います。ソニーはまた、イドリス・エルバさん、フランシス・マクドーマンドさん、ブライアン・クランストンさん、ジャッキー・チェンさんなどの俳優の役も望んでいたようです。

また、ドクター・オクトパスはゴグという名前の謎のエイリアンをシニスター・シックスに加えるためにマルチバースから解放しようとしていたと、物語の一部についても明かされました。

結局の所、シニスター・シックスの映画が作られる事はなく、後に制作された「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でさえもシニスター・シックスという言葉は使用されずに、今後の映画にとっておく形になりました。

サヴェッジランドはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でわずか2秒だけ紹介されており、その存在が確認されています。

アンドリュー・ガーフィールドさんのスパイダーマンでは実現しなかったシーンの一部が、トム・ホランドさんのスパイダーマンによって再現される可能性はゼロではないかもしれません。

ソース:Sony’s Cancelled Sinister Six Movie Had 1 Insane Spider-Man Scene (Confirmed)

延期中のスパイダーマンスピンオフ映画「クレイヴン」は注目を集める作品になると言う

ソニー・ピクチャーズが制作中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は当初 2023年1月 に公開予定でしたが、10月に延期され、その後再び 2024年8月 へと延期されました。今回、この現状がわからなくなっていた本作の最新の状況が報じられています。

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海外メディア The Wrap によると、アーロン・テイラー=ジョンソンさん主演の「クレイヴン・ザ・ハンター」は、SAG-AFTRAストライキ終了後に 「真っ先に注目を集める」映画の一つになると言います。

先日は脚本家ストライキの交渉が成立した事がアナウンスされましたが、今なお俳優組合のストライキが継続されており、アメリカでの映画やドラマの制作現場は休止状態が続いています。

「クレイヴン・ザ・ハンター」は制作の大部分を終えている状態で、後少し「小規模な再撮影」とADR(アフレコ作業)が残されている状態だと記事は報告しています。

SAG-AFTRA ストライキの終わる時期次第ではさらなる延期の可能性もありますが、現状の公開スケジュールから考えると、まだ十分な制作時間が確保されていると見られています。

ソニーはプレイステーション5用のゲームソフト「Marvel’s Spider-Man:Miles 2」を今月リリースする予定で、本来であれば映画とゲームの両方でクレイヴンがデビューするはずでしたが、残念ながらこれは実現しませんでした。

スパイダーマンのファンはまずはゲームをしっかりと楽しんでから、来年劇場で違いを楽しむ事になるようです。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は 2024年8月30日 に米国公開予定です。

ソース:Hollywood Studios Brace for End of Strike, Start of Production: ‘It’s Going to Be a Full-On Horse-Trading Session’

SSU映画「エル・ムエルト」から主演のバッド・バニーさんが降板

ソニー・ピクチャーズが開発中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「エル・ムエルト」の主演を務めるバッド・バニーさんがプロジェクトから降板している事を、海外メディア Vanity Fair が報じました。8月からロサンゼルスで撮影が始まるとも言われていた本作ですが、6月時点でソニーは映画をスケジュールから削除していました。

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VFの記事によると、「エル・ムエルト」に関する質問を投げかけたとき、彼は口をつぐんだと言います。

何があったのかと尋ねるとマルティネス(バッド・バニー)はためらい、気まずい沈黙がテーブルに広がる。「次の質問」と隣のブースに座っているソラが言う。マルティネスは 「デリケートな問題なんだ」と言いながら、「何と答えていいかわからない」と答えた。ソラはさらに鋭く指摘する。「明らかにアウトです」と彼女は映画について言う。

インタビューの中でバニーさんが詳しい理由を明かすことはありませんでしたが、「俺自身、映画の視聴者として、アクション映画を見る人種じゃないんだ。お気に入りのジャンルではないとも言えるね」とし、「もう少しドラマ、ロマンス、コメディなど、他の種類の役を本当に演じてみたいね」と付け加えています。

「エル・ムエルト」の主人公、エル・ムエルトことファン・カルロス・エストラーダ・サンチェスはコミックでは、先祖代々伝わるスーパーパワーを受け継いだレスラーとして描かれており、スパイダーマンとリングの上で対戦したこともあるキャラクター。

制作発表時には 2024年1月 の公開予定となっていましたが、その後もスケジュールは二転三転、6月にはスケジュールが白紙になっている事が報じられていました。

ソニーの会長が「興奮している」とイチオシしていたプロジェクトでしたが、詳細は不明ながらもバッド・バニーさんは主演の座から降板する事に。以前は延期の理由に関して、バッド・バニーさんのライブツアーのスケジュールと撮影がまったく噛み合わないとも報告されていました。

ソニーが新たな主演を探すのか、このまま開発中止になってしまうのかについては現時点で不明です。

ソース:Bad Bunny on Sex, Social Media, and Kendall Jenner

幻のジェームズ・キャメロン版「スパイダーマン」、レオ様とシュワちゃんの対決になるはずだったと言う

2002年公開のサム・ライミ版「スパイダーマン」よりさらに遡る事10年ほど、「ターミネーター」、「エイリアン2」、「アバター」等で知られるジェームズ・キャメロン監督が「スパイダーマン」の実写映画に取り組んでいましたが、この計画は幻に終わっています。過去にはコンセプトアートも公開されるなど、たしかに実在していたこの計画のキャストについて、海外メディア FandomWire が報じました。

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記事によると、キャメロン監督はスパイダーマン/ピーター・パーカーとしてレオナルド・ディカプリオさんを、そしてヴィランのドクター・オクトパスとしてアーノルド・シュワルツェネッガーさんの起用を考えていたと言います。そして特にシュワルツェネッガーさんがドクター・オクトパスに最も適した人物だと信じていたとも伝えています。

子供の頃からスパイダーマンの大ファンだったキャメロン監督が書き上げた脚本は、マーベル・コミックの原作者スタン・リー氏が「誰もが知っているスパイダーマンでありながら、実に斬新でフレッシュなストーリーだ!」と絶賛したと言われていますが、その後、実写スパイダーマンに関する法廷闘争が起きたことでこの計画は流されることとなりました。

ディカプリオ版スパイダーマンがデビューしていれば、トビー・マグワイアさんやアンドリュー・ガーフィールドさん、そしてトム・ホランドさんのスパイダーマンがどうなっていたかは完全に「ホワット・イフ・・・?」の流れですが、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で3人でなく4人のスパイダーマンが集結するマルチバースがあったかもしれないと考えるのもまた一興かもしれません。

ソース:James Cameron Almost Brought Arnold Schwarzenegger to Marvel, Made Him a Ferocious Spider-Man Villain Before Tobey Maguire’s Trilogy

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」、米公式サイトがスパイダーマンとのクロスオーバー計画を認める

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」の主人公クレイヴン・ザ・ハンター/セルゲイ・クラヴィノフとスパイダーマンが将来的にクロスオーバーする可能性を、本作の公式ウェブサイトがほのめかしています。

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「クレイヴン・ザ・ハンター」のアメリカ公式サイトではトップページの下部に本作のインフォメーションが紹介されており、物語の概要として「『クレイヴン・ザ・ハンター』は、マーベルを象徴する悪役の1人が、どのようにして、そしてなぜ誕生したのかを描く直感的な物語である。スパイダーマンへの悪名高い復讐の前が舞台で、アーロン・テイラー=ジョンソンがR指定映画で主人公を演じる。」と紹介。

今後、本作以降でスパイダーマンに対して復讐していく計画がある事を示唆しました。

先日は主演のアーロン・テイラー=ジョンソンさんがスパイダーマンを挑発するような投稿をしており、テイラー=ジョンソンさんは既にこの「復讐劇」の実写化プロジェクトに関して何かを知っているのかもしれません。

「クレイヴン・ザ・ハンター」の後にはスパイダーマンと同様の能力を持つ女性ヒーローたちを描く「マダム・ウェブ」が控えている事、そして現在撮影中で「マダム・ウェブ」の後に公開される「ヴェノム3」でスパイダーマン登場の噂がある事で、多くの海外ファンはこの「クレイヴン・ザ・ハンター」から本格的にSSUへのスパイダーマン導入が始まっていくのではと考えているようです。

以前に「モービウス」のダニエル・エスピノーサ監督は「モービウス」と「ヴェノム」のユニバースが同じであると明かした上で、映画に登場しないだけでトニー・スタークやファンタスティック・フォー、そして当然スパイダーマンもどこかにいると語っていました。

これが監督の個人的意見なのかソニーの公式設定なのかは不明ですが、SSUのスパイダーマンがどうなっていくのか、今後の計画には注目です。

ソース:公式