ロンドンでトビー・マグワイアさんの姿が目撃、「スパイダーマン4」と「アベンジャーズ5」のロケ地で

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」のロケが行われているロンドンで、かつてスパイダーマンを演じていたトビー・マグワイアさんの姿が目撃されました。

ロンドンでは「ブランニューデイ」と並行して「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の撮影も行われており、トビー・マグワイアさんのピーター・パーカーがどちらかの映画、あるいは両方に再登場するとの噂に火をつけたのは言うまでもありません。

トビー・マグワイアさんは2007年の映画「スパイダーマン3」で同役を終えた後、2021年の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で14年ぶりにスーツを着込む事となりました。

2023年のインタビューでは、スパイダーマンのオファーがあればイエスと応えると、さらなる再演の意欲が強い事を明かしていました。

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現時点ではトビー・マグワイアさんがロンドンにいるという事だけが事実で、「ブランニューデイ」や「ドゥームズデイ」に参加していると確定したわけではありません。

これらの噂と関連して、「ブランニューデイ」で依然として役が不明のセイディー・シンクさんですが、以前にトビー・マグワイアさんのピーター・パーカーの娘役だという噂があったことも合わせて要注目となりそうです。

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映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。

本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場するとも報じられています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

ソニー・ピクチャーズCEOがスーパーヒーロー映画の変化に言及、「スパイダーマン:ブランニューデイ」は駄作に出来ないとも

ソニー・ピクチャーズ・エンターテイメントの社長兼 CEO であるラヴィ・アフージャ氏が、先週開催されたバンク・オブ・アメリカのカンファレンスで、「マダム・ウェブ」や「クレイヴン・ザ・ハンター」などのSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画の失敗を振り返り、これからについて言及しました。

アフージャ氏は「スーパーヒーロー映画は何でもほぼ確実にヒットする時代がありました。」としつつ、「スーパーヒーロー映画のハードルは比較的低かったと思います。2010年代半ばにはほぼすべての作品が驚異的な興行成績を上げていましたが、今ではスーパーヒーロー映画でさえある程度のオリジナリティが求められます。何か違う要素を加え、感情的な繋がりを生み出さなければなりません。そして、そうしたマーケティングが可能な文化的なイベントでなければなりません。」と、これまでと現代におけるこのジャンルの映画の違いについて語りました。

2018年の「ヴェノム」は世界で8億5600万ドルの興行収入を上げ、その続編は5億ドル近くを売り上げましたが、ジャレッド・レトさん主演の「モービウス」は世界で1億6700万ドルにとどまり、公開2週目の週末の興行収入が74%減という歴史的な落ち込みがSNS上でジョークのように扱われました。批評家から酷評された「マダム・ウェブ」は世界でわずか1億ドル、アーロン・テイラー=ジョンソンさん主演の「クレイブン・ザ・ハンター」は世界でわずか6200万ドルの売り上げにとどまっています。

一方でマーベル・スタジオと共同制作した「スパイダーマン」シリーズはいずれも大ヒットし、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」では 20億ドル 近くを売り上げました。

アフージャ氏は、トム・ホランドさん主演の新作「スパイダーマン:ブランニューデイ」が成功するだろうと楽観的な見方を示しましたが、「駄作は作れない」というプレッシャーもある事は承知だとも。

ソニーが今後、興行収入の大ヒット作を作るための全体的なアプローチについて、アフージャ氏は「文化的なイベント」を作らなければならないと述べ、「ウェポンズ」「罪人たち」、そしてソニー制作の「28 年後」のような映画を例に挙げました。

「マーケティング的な要素もあるでしょうが、映画館に足を運んでみんなで一緒に観たいと思ってもらえるようなイベントにしたいと思っています。これまでもそうでした。ただ、以前よりもさらに難しくなっていると思います。」

アフージャ氏が SPE の CEO に就任したのは 2024年4月 の事。したがって「それが分かっていてあの結果か」というのは酷であり、再起動が計画されているともされる SSU や新しいマーベル映画が彼の元でどのように生まれ変わるのか注目です。

ソース:The Bar for Superhero Films Has Been Raised, Sony Pictures CEO Says: ‘You Can’t Make a Bad Movie’

トム・ホランドさんの「スパイダーマン:ブランニューデイ」出演料が報道、「シビル・ウォー」の100倍に

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」でスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じるトム・ホランドさんは、2016年の「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で同役を演じて以来7度目の出演。その来年公開予定の最新作の出演料が2000万ドルを超えると報じられました。

海外メディア The Direct によると、トム・ホランドさんの「ブランニューデイ」のギャラは2000万ドルから2500万ドル(現在の為替レートで約29.5億円から37億円)になるとの事。

トム・ホランドさんは2011年に「借りぐらしのアリエッティ」のイギリス吹き替え版で翔の声を担当したあと、2012年の「インポッシブル」で映画デビュー。

映画5作目の出演が「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で、彼の当時のキャリアとカメオのような出演時間を考えると、破格の 25万ドル のギャラで出演していました。しかしここで人気を獲得したトム・ホランドさんは、MCUでもそれ以外の作品においても順調にキャリアアップを重ねていきました。

ホランドさんのMCUにおける出演料の変遷は以下のとおりです。

  • 「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」:25万ドル
  • 「スパイダーマン:ホームカミング」:50万ドル
  • 「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」:300万ドル
  • 「アベンジャーズ/エンドゲーム」:300万ドル
  • 「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」:400万ドル
  • 「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」:1000万ドル
  • 「スパイダーマン:ブランニューデイ」:推定2000万~2500万ドル

この中で「ホームカミング」のみが9億ドルを下回りましたが、ほかはいずれも10億ドル以上の興行収入を記録。「ノー・ウェイ・ホーム」では主演映画として19.2億ドルを稼いだことも、今回の出演料アップに繋がっているようです。

ただし「ノー・ウェイ・ホーム」での結果はトビー・マグワイアさんとアンドリュー・ガーフィールドさんが出演した事による話題性を無視する事は出来ません。

「ブランニューデイ」でもハルクやパニッシャーなどとのクロスオーバーが予定されていますが、どのような成績を残せるのか注目されています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。

本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

ソース:Tom Holland Spider-Man Movie Salaries: All 7 MCU Appearances (Including Brand New Day)

【噂話】「スパイダーマンvs.キングピンの計画がある」、ヴィンセント・ドノフリオさんが噂に反応

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン」シリーズの今後について、将来的にスパイダーマンとキングピンの対決を描く計画があると報じられました。

海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏がこれを報じ、とあるファンがこれを引用してキングピン/ウィルソン・フィスクを演じるヴィンセント・ドノフリオさん本人に直撃。

ドノフリオさんはファンの行動に丁寧に対処し、「正直なところ、何もわかりません。」と返答。残何ながら、ファンが期待するような回答は得られませんでした。

ドノフリオさんはかなり昔からスパイダーマンとの対決の実現をアピールしてきましたが、「スパイダーマン:ブランニューデイ」にも呼ばれていないと以前に語っていました。

今年4月のインタビューでは「マーベルはキングピンをドラマでしか使えない。」と告白。

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映画に登場させるには必ずソニーの同意が必要との事で、ソニー側がキングピンより邪神ヌルと戦わせたいと考えればそれは実現しないという難しい状況にある事を明かしました。

TCC のレポートではこの対決は「ブランニューデイ」ではなく、計画中の5作目か6作目の映画になるようで、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でマルチバースの脅威が一段落したフェーズ7以降に、スパイダーマンの完全なストリート系映画が見られるタイミングが来るかもしれません。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。

本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

スパイダーマンとヒューマントーチのコンビがMCUでも見られる?ファイギ社長がほのめかす

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」に関する質疑応答中、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がスパイダーマンとファンタスティック・フォーのヒューマントーチ/ジョニー・ストームの今後の関係について言及しました。

MCUで二人が出会う可能性について質問されたファイギ社長は次のように回答しています。

ジョニー・ストームとピーター・パーカーは、マーベル・コミックにおける重要な関係の一つです。これまで、この関係に近づくことは決してできませんでした。そして今、それが実現可能になったのです。本当にワクワクしています。

「ブランニューデイ」で二人が出会う事はなさそうですが、ファイギ社長は二人の出会いについて何らかのアイデアを温めている様子。早ければ「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でこれが実現するのかもしれません。

スパイダーマン/ピーター・パーカーとヒューマントーチ/ジョニー・ストームの二人はコミック上では親友でありライバル、ヒーローとしての評価も互角です。

二人の初めての出会いは 1963年 のコミック「アメイジング・スパイダーマン」第1号 で、ピーターは自身の能力を金儲けに繋げつつ、スパイダーマンの評判を回復するためには、ファンタスティック・フォーに加入するのが最良だと思いつきました。

思い立ったスパイダーマンは彼らの本拠地であるバクスタービルに侵入。しかしファンタスティック・フォーはこの侵入を歓迎する事はなく、一悶着あった結果、ピーターとジョニーは最悪の出会いからスタートする事となりました。

二人は衝突しあいながらも友情を深め、いつしかライバルであり親友である関係に。そしてジョニー・ストームが亡くなった際には彼の遺言どおり、スパイダーマンがファンタスティック・フォーの補充メンバーとしてチームに参加しました。

互いに必要だと思った際には駆けつける、そんな関係の二人ですが、トム・ホランドさんのピーター・パーカーとジョセフ・クインさんのジョニー・ストームにどのような関係が描かれていくのか、今後の展開に注目です。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

トム・ホランドさんとシム・リウさんがパデルでタッグ結成。スパイダーマンとシャン・チーの共演は?

俳優のトム・ホランドさんとシム・リウさんが並んでパデルを楽しむ様子が目撃されました。これはトム・ホランドさんが展開しているノンアルコールビール BERO のイベントの一部と見られていますが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)での共演は実現するのでしょうか。

テニスとスカッシュの要素をあわせもつラケットスポーツのパデルで、チームを組んで楽しんでいるトム・ホランドさんとシム・リウさん。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でスパイダーマンとシャン・チーを演じる彼らは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」での共演は固いと見れられる他、「スパイダーマン:ブランニューデイ」でチームを組むとも噂されています。

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シム・リウさんは5月にはバーレーンでの「ドゥームズデイ」の撮影に参加していましたが、現在はイギリスに戻っているようです。

「ドゥームズデイ」のメインの撮影はロンドンで行われており、「ブランニューデイ」の撮影は来月からグラスゴーで行われる予定。位置関係としては大阪東京間ぐらいであり、移動してからの撮影参加も十分可能だと推測されています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「スパイダーマン:ブランニューデイ」の時系列の関係は不明ですが、このどちらか、あるいは両方でシャン・チーとスパイダーマンの師弟コンビが再現されるのか注目です。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

マーベルがフェリシア・ハーディが親愛なる隣人ブラックキャットとしてヒーロー活動を始める事を予告

マーベル・コミックが来月8月にリリースされるコミック「ブラックキャット #1」のカバーを発表し、スパイダーマンが新しいスーパーヴィランのヘルゲートに敗れた後、ブラックキャット/フェリシア・ハーディの新時代が始まる事を予告しました。

ライターのG・ウィロー・ウィルソンさんと新進気鋭のアーティスト、グレブ・メルニコフさんによる全く新しい連載シリーズで、フェリシアはフレンドリー・ネイバーフッド・ブラックキャットとして活躍すると言います。

このエキサイティングな新章では、いつものハイリスクな怪盗活動の合間に、スーパーヒーローとしての運を試すべく、スパイダーマンの凶悪なヴィランたちと戦う事に。そして本号のカバーイラストたちが発表されました。

公式あらすじは次のとおりです。

スーパー泥棒、スーパー…ヒーロー!?フェリシア・ハーディはブラックキャット。世界で最も狡猾で腕利きのスーパー泥棒!彼女は良い金儲けが大好き。勝ち目が多ければ多いほど良い!しかし、スパイダーマンがヘルゲートと戦った後、彼女の世界は一変。そこでフェリシアはニューヨークの新たな…スーパーヒーローとして心機一転!彼女のリストに載る最初のスーパーヴィラン、リザード!しかし、善意に満ちた高潔なブラックキャットは、街の裏社会の最下層から危険な目を向けられてしまう。果たして彼女はすべてを危険にさらすのか?落ち着いて、犯罪王よ、彼女はまだ金をかすめているぞ!

ウィルソンさんは「フェリシアは完全に私利私欲のために犯罪と戦うことを決意します。スパイダーマンに何か怪しいことが起こっていて、その結果、新しい悪党たちが彼女の縄張りに押し入ってきたので、彼女はその穴を埋めようと決意するのです。しかし、悪者扱いされていた自分が民衆のヒーローとして認識されるようになったことで、彼女は調子に乗ってしまい、そこから問題が始まるのです。」とコメントしています。

コミック「ブラックキャット #1」(2025)は 8月20日 に米国でリリース予定です。

ドラマ「アイアンハート」、ゼルマ・スタントンは既にピーター・パーカーと協力している?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」でデビューしたリーガン・アリヤさんが演じるゼルマ・スタントン。コミックとは少し違う設定で登場する事になったゼルマですが、MCUではスパイダーマンと関係するキャラクターとなるのでしょうか。

MCUをテーマにしたアトラクションである、ディズニーパークのアベンジャーズ・キャンパスでは、W.E.B.ラボの開発デザイナーとしてゼルマ・スタントンの名前が記されていると言います。

アベンジャーズ・キャンパスにおける、スパイダーマンのガジェットで魔力を持つものはゼルマが設計したという設定になっている様子。

MCUの本編とアベンジャーズ・キャンパスはマルチバースという設定になっており、かなり似ている部分もあれば、まったく異なる部分もあり、ゼルマ・スタントンとピーター・パーカーの関係が映画館のスクリーンにも持ち込まれれるかどうかは何とも言えません。

コミックのゼルマはドクター・ストレンジの弟子で、魔法学校ストレンジアカデミー(ドクター・ドゥームがソーサラースプリームになってからはドゥームアカデミー)の備品、図書管理などを担当。

ドラマ「アイアンハート」では(コミックでは名前も設定されていない)母親のマデリーンがカマータージで修行していた事があるとの事で、ゼルマはその母親からの教えと独学で魔法を操る天才少女という描き方になっていました。

これはディズニーにとってとても都合のいいキャラクターがデビューしたとも言えそうです。

MCUで魔法をテーマにするためにはワンダ・マキシモフかドクター・ストレンジ、あるいはウォンが必要でしたが、エリザベス・オルセンさんやベネディクト・カンバーバッチさんらの出演料は以前よりも高額になっており、そう簡単にキャスティングする事は出来ません。

しかし、ゼルマ・スタントンを使って魔法の対処を出来るようになった事で、これまでよりも安価に魔法を取り入れた物語を作れるようになりました。

MCUのゼルマ・スタントンの今後は不明ですが、「アイアンハート」シーズン2があれば登場はほぼ確定的で、その他「ドクター・ストレンジ3」、「ストレンジアカデミー」、「ミッドナイト・サンズ」などに関与の可能性がある他、「アベンジャーズ」シリーズや「ヤングアベンジャーズ」にも席が用意される可能性が予想される所。彼女の今後については注目となっています。

ドラマ「アイアンハート」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

【噂話】ソニー・ピクチャーズが全ての実写スパイダーマンスピンオフの開発を一時停止へ

ソニー・ピクチャーズが実写版のスパイダーマンスピンオフ作品の開発をすべて中断したと報じられました。SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」の公開2日前にSSUの開発停止のニュースが報じられて以降、2025年に入ってからはリブート計画の噂などもありました。

本日、スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は「ソニーが計画中のヌルプロジェクトを含む、スパイダーマンの実写スピンオフの全計画を事実上一時停止した」と最新状況を報じています。

邪神ヌルはもともと「クレイヴン・ザ・ハンター」で紹介される予定でしたが、映画の公開順変更が影響したのか、実際には「ヴェノム:ザ・ラストダンス」で紹介され、「クレイヴン・ザ・ハンター」では特に言及されませんでした。

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「ラストダンス」のケリー・マーセル監督はSSUにヌルを登場させる計画は「ヴェノム2」の頃からあったと明かし、「ラストダンス」制作時に真っ先に取り組んだのがヌルのデザインだったとも語っていました。

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しかしSSUはヴェノムシリーズ以外の映画でことごとく商業的にも批評的にも失敗を重ね、ソニーは「エル・ムエルト」などの制作を中止。「クレイヴン・ザ・ハンター」の公開時には世間からこれが当面の最後の映画とみなされていました。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はスパイダーマン/マイルズ・モラレスをMCUでデビューさせる事を以前から話しており、ソニーがリブートする新しいSSUはこのマイルズが中心になると考えられていましたが、それも今は一旦凍結となりそうです。

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「クレイヴン・ザ・ハンター」の制作は発表から6年をかけて困難を極め、主演のアーロン・テイラー=ジョンソンさんは続編映画「クレイヴンズ・ラストハント」を熱望していましたが、実現の可能性はほぼなくなりました。

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ヴェノムを演じてきたトム・ハーディさんは、スパイダーマンとのクロスオーバーを今も希望していますが、ヴェノム単体でも再演する心構えを見せています。

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「マダム・ウェブ」のダコタ・ジョンソンさんはソニーの映画製作のやり方を批判しつつ、再演の機会があれば挑戦する姿勢を見せていましたが、これも実現不可となりそうです。

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SSUの初のドラマで最後のドラマとなりそうな「スパイダー・ノワール」は撮影を済ませて編集段階に入っていますが、今回の報道が「スパイダー・ノワール」の配信中止を含むのかは分かっていません。

サム・ライミ版の映画「スパイダーマン2.1」4k版が北米で初めての劇場公開へ

ファゾム・エンターテイメントとソニー・ピクチャーズが今秋、共同でサムライミ監督の映画「スパイダーマン」3部作を北米で再上映する事を発表しました。そのうち、「スパイダーマン2」はディレクターズ・カット版となる「スパイダーマン2.1」の4kバージョンが史上初の劇場公開となる事も発表されました。

海外メディア Variety の報告によると、9月26日の「スパイダーマン」上映で幕を開け、続いて9月27日に「スパイダーマン2.1」、9月28日に「スパイダーマン3」が上映されるとの事。

翌週末の10月3日、4日、5日にはアンコール上映が予定され、チケットは7月25日より発売されると言います。

ファゾム・エンターテインメントのCEO、レイ・ナット氏は「2002年の『スパイダーマン』の成功は、現代のスーパーヒーロー映画の幕開けとなりました。今日に至るまで、トビー・マグワイアが描くスパイダーマンは世代を超えて共感を呼んでいます。ファゾム・エンターテインメントはファンの皆さんを心から歓迎しており、『スパイダーマン2.1』が4Kで劇場公開されることを大変嬉しく思います。長年のファンにとっては真の贈り物となり、新しいファンにとっては胸躍る発見となるでしょう。」と述べました。

2024年、ソニー・ピクチャーズがコロンビア・ピクチャーズの創立 100 周年を記念して、サム・ライミ監督、トビー・マグワイアさん主演の「スパイダーマン」(2002年)からMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(2021年)までの映画8作品を米国の劇場で毎週再上映するキャンペーンを4月から実施し、「スパイダーマン2」が最も多くのチケットを売り上げました。

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「スパイダーマン2.1」は日本では「スパイダーマン2プラス1 エクステンデッド・エディション」として 2007年にDVDが発売されましたが、数量限定のために現在での入手は難しくなっています。

今回の上映にあわせて、4k UHDバージョンのリリースが実現するのかは分かっていません。

ソース:‘Spider-Man’ Original Trilogy Returning to Theaters From Fathom Entertainment: Re-Release Includes 2.1 Extended Cut