【噂話】「アーマーウォーズ」で描かれる予定だったDODCは「ワンダーマン」に移動したと言う

マーベル・スタジオが計画中だった映画「アーマーウォーズ」ではDODC(ダメージコントロール局)が物語に大きく関与する予定でしたが、最新報道によると、このプロットは今年配信予定のドラマ「ワンダーマン」に舞台を移していると言います。

海外メディア TCC は凍結中と見られる「アーマーウォーズ」のプロットは分解され、既にいくつかの作品に分散しているとの事。

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表題のとおり、「スパイダーマン:ホームカミング」で登場し、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」や「ミズ・マーベル」などで厄介になっていたダメージコントロール局は「アーマーウォーズ」ではなく「ワンダーマン」へ。

ウルトロンの再登場はここ最近頻繁に報じられているように「ヴィジョンクエスト」へと場所を移しています。

肝心の「アーマーウォーズ」の主人公で「シークレット・インベージョン」で長らくスクラルだった事が判明したローディの行き場は分かっていません。

TCC のアレックス・ペレス氏は、「アーマーウォーズ」のプランについて「聞いた話では、当初のアイデアは『アベンジャーズ/エンドゲーム』と『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』の間のどこかになる予定でした。ある時点では『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』まで遡る設定も検討されていましたが、そのアイデアに対するネット上での激しい反発を受け、時系列を後回しにすることに決定しました」

「トニー・スタークの遺産と、彼が親しい友人や家族に与えた影響を掘り下げるというアイデアもありました。ですから、ペッパー・ポッツとモーガン・スタークの復活も見られたはずです。」と説明しました。

ドラマとして発表された「アーマーウォーズ」は長年の開発期間を経た上で映画として作り直される事が再発表されたものの、その開発もまた難航し、現時点での状況は不明です。

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ジェームズ・ローズを演じるドン・チードルさんの今後についても不明で、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の公式キャストリストにも名前はありませんでした。

追加キャストと噂されるリストには名前がありますが、こちらは公式の発表ではないため注意が必要です。

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ソース:Alex Perez June Q&A Part 1: ‘Armor Wars’, ‘Avengers: Doomsday’ & ‘Secret Wars’

【ネタバレ注意】「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」、主演声優が映画の展開を少しネタバレしてしまう

ソニー・ピクチャーズ制作のアニメ映画「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は、当初2024年3月に公開予定でしたが、長らく音沙汰がない状態が続き、今年の映画イベントにて 2027年6月4日 に全米公開予定である事が公式に発表されました。映画の内容についてはまだまだ秘密になっていますが、主人公マイルス・モラレスの声を担当するシャメイク・ムーアさんが、内容に関するネタバレをしています。

※これより先は「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

@liamlovesmovies 3 MILES MORALES VARIANTS IN BEYOND THE SPIDER-VERSE? 😳 I interviewed Shameik Moore for his new thriller ‘ONE SPOON OF CHOCOLATE’ directed by the legendary Wu-Tang Clan member RZA! #shameikmoore #spiderverse #spiderman #wutang #beyondthespiderverse #acrossthespiderverse #intothespiderverse #movies #movie #movietok #mcu #marvel #milesmorales #spidermannowayhome #avengers #interviewer #interview #wutangforever #haileesteinfeld #sinners #cinema #tvshows ♬ Sunflower (Made Popular By Post Malone & Swae Lee) [Instrumental Version] – Party Tyme Karaoke

短い動画の中でシャメイク・ムーアさんは3人のマイルス・モラレスを演じる事を予告。マルチバースを取り扱うこの作品ですから薄々は予想されていたことですが、具体的に変異体の人数が明らかとなりました。

動画のインタビュアー(というかインフルエンサー)は「アクロス・ザ・スパイダーバース」のラストで登場したマイルス・G・モラレスに加えてもうひとりの変異体、合計3人のマイルスが登場すると勘違いしているようですが、マイルス・G・モラレスの声はジャレル・ジェロームさんが担当していました。それを考慮すると、シャメイク・ムーアさんが主人公と、初登場となる二人の変異体の合計3人を演じ、あわせて4人のマイルスの登場が予想される事に。

他にさらに別の声優をあてがったマイルスが存在する可能性も否定出来ませんが、現状ではそのようなプランになっている事が判明しました。

以前にはゲームユニバースとも繋がると噂された事もあり、プレイステーションのゲームでマイルズ・モラレスを演じたナジ・ジーターさんの起用などが予想されています。

映画の公開まではまだまだ時間があるため、今回の発言内容が変化する可能性は十分にあり、当分の間は見守る必要があります。

また、映画の内容については以前に別の俳優が「重い話になる」とも少しだけ予告していました。

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映画「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は 2027年6月4日 米国劇場にて公開予定です。

ダコタ・ジョンソンさんが「マダム・ウェブ」の大失敗を振り返る、「二度としないとは思わない」

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」は全世界での興行収入が1億と30万ドルに終わり、Rotten Tomatoes では11%の評価となるなど近年におけるマーベル映画の大失敗作として名を挙げてしまいました。

主演を務めたダコタ・ジョンソンさんは海外メディア ロサンゼルス・タイムズとのインタビューで、この失敗は「私のせいじゃありません。」として、制作を振り返っています。

この手の映画は多くのクリエイティブな決定が委員会によってなされています。しかしそれはクリエイティブな才能のない人たちによって決定されているのです。そうやって芸術を作るのは本当に難しいし、エンターテインメントを作るのも難しいと思います。「マダム・ウェブ」は、残念ながら、何かから始まって、別のものになってしまいました。

ダコタ・ジョンソンさんは「マダム・ウェブ」が酷評された当時も制作委員会を批判しており、芸術やエンターテインメントの制作経験や才能がない人間が決定権を持ってしまっている事を指摘していました。

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しかし以前とは少し心境の変化が見られるコメントを続けています。

あの時はただ流れに身を任せているだけでした。大きな予算の映画はしょっちゅう失敗します。私はそれを絆創膏で済ませるつもりはありません。「もう二度とあんなことはしない」とは思っていないんです。小さな映画でもうまくいかなかったことはあります。誰も気にしませんよ?

以前は大作映画にはもう関わりたくないとも発言していたダコタ・ジョンソンさんですが、当時の事を「流れに身を任せているだけだった」と反省し、方針転換した事をほのめかしました。

「マダム・ウェブ」の初期の頃の噂に基づいた推測では、トム・ホランドさんが演じるピーター・パーカーは生まれた直後からマダム・ウェブやスパイダーウーマンに守られ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の神聖時間軸に送り込まれる流れだと予想されていました。

しかし実際の映画はコミックのピーターの母であるメアリー・パーカーが妊娠し出産したにも関わらず、赤ん坊はストーリーとはまったく関係がなく、ピーターと名付けられる事さえありませんでした。

「マダム・ウェブ」にマーベル・スタジオが関与している可能性が撮影前から報じられていましたが、実際がどうだったのかは分かっていません。

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最近になって「マダム・ウェブ」の発売中止となったグッズなどからも、もともとMCUと連携するはずだった事が確認されていますが、ソニーがディズニーへの支払いをためらったのか、この計画は実現しませんでした。

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ソース:Dakota Johnson and director Celine Song rethink the rom-com with ‘Materialists’

【噂話】映画「サンダーボルツ*」の未解決の謎は「X-MEN」に続く?他、小さな噂まとめ

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」は世界興行収入 3億5000万ドル を突破し、じわじわと成績を伸ばしています。そんな中で、この映画に関する未解決の謎について、新たな報道がありました。

「サンダーボルツ*」の大きなストーリーのひとつとしてセントリー計画がありました。コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌの指揮下で実行されていたこの計画は、ボブのような一般人をモルモットにしたかなり邪悪な計画でもありました。

映画にはこの計画の関係者である科学者が登場していますが、劇中で名前が呼ばれる事もないモブであるにも関わらず、その成果たるやブルース・バナーやトニー・スタークといった天才たちに引けを取らない結果を出しています。劇中の科学者はおそらく下っ端であり、研究主任は未登場のまま映画が終わっています。

海外メディア TCC は、「ヴァルはこれまでに極めて邪悪な人物たちと接触してきました。それらの研究がMCUの次なるサーガに影響を与えることは間違いないでしょう。」と説明。ファンはセントリー計画の主任がリブート版X-MENのヴィランと噂されるミスター・シニスターではないかと考えています。

これはMCUの「X-MEN」が実現するまではおそらく真偽不明であり、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」以降の事になるため、頭の片隅に入れておいて当分の間見守るしかありません。

その他、今回報告されている噂について簡単にピックアップ。

ドラマ「アイアンハート」のシーズン2に関する計画の有無は不明としつつも、ヴィランのザ・フッドはこのドラマのあとに再登場の予定があるとの事。それが映画なのかドラマなのかはわからないようですが、最近のマーベル・スタジオの方針から推測するに、映画ではなく何らかのドラマでの再登場が予想されそうです。

ドラマ「ムーンナイト」のシーズン2が中止になったかどうかは不明としつつ、主人公マークがニューヨークに戻る部分はどこかで描かれて「ミッドナイトサンズ」と繋がるだろうと言います。

ドラマ「ノヴァ」はマルチバース・サーガにおける「ロキ」のように、次のサーガにとって重要なポイントになると説明されていますが、映画とドラマを切り離すというスタジオの新方針とは矛盾しているようでもあり、続報に要注目です。

スカーレットウィッチは「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」後にも登場する計画があるとしつつ、ビリーとトミーが役割を引き継ぐ準備も始まるとの事。

スパイダーマンに関してはピーターが「ドゥームズデイ」に登場するかどうかに関わらず、「ブランニューデイ」のストーリーには影響がない作りになっているといいます。スパイダーマンにとって過去作と重複しない、斬新で新しい要素を取り入れつつ、ストーリーを前進させるというマーベルとソニーの共通の認識に到達していると説明されています。

オリヴィア・ワイルド監督の映画「スパイダーウーマン」、ドラマ「シルク」、アニメ「スパイダーウーマン」などの消息は現状まったく分からないとの事。

ソーは噂どおり、アベンジャーズ映画で壮絶な死を遂げるとしつつも、それでソーが永遠に消え去るわけではなく、全ての終わりにソーを待つ場所がまだあるとして、ソーとジェーン・フォスターのマイティ・ソーの画像を添付。「ソー5」が以前の報告どおりヴァルハラを舞台に展開される事をほのめかしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-5-valhalla-rumor/”]

なお、噂されていた頃は「ソー5」はアベンジャーズ映画よりも前に来ると予想されていましたが、幾度ものスケジュール再編で、現在は先にアベンジャーズ映画が公開されると見られています。

ソース:Alex Perez May Q&A Part 2: Nova, Ironheart, Spider-Man, Thor, Sentry and More!

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、トム・ホランドさんの出演を検討中

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にトム・ホランドさんの出演が検討されている最中だと報じられました。スパイダーマンはマーベル映画には欠かせない存在ですが、3月のキャスト発表にトム・ホランドさんの名前はありませんでした。

ダニエル・リヒトマン氏は「マーベル・スタジオはトム・ホランドのスパイダーマンをドゥームズデイに登場させたいと望んでいる」と報告。ただし、「ソニーとの合意には至っていない」との事で、実写スパイダーマンの権利を持つソニー・ピクチャーズのOKが出た後にトム・ホランドさんとの話し合いに入ると見られています。

もともとトム・ホランドさんは「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」で重要な役割を果たすとされていましたが、ストライキの影響などでスケジュールが大幅に変更された事に加え、征服者カーン役のジョナサン・メジャースさんの解雇によって脚本内容も大幅に変更、「ドゥームズデイ」として刷新される事になりました。

さらにアベンジャーズのスケジュールが定まらない傍らで、ホランドさんはクリストファー・ノーラン監督の新作映画「オデュッセイア」への出演が決定。これがアベンジャーズ映画とのスケジュールと競合して、「ドゥームズデイ」への出演は難しいとされてきました。

しかしながらこの「オデュッセイア」のトム・ホランドさんのシーンの撮影が終了したと先日報じられ、これによってホランドさんが「ドゥームズデイ」に出演出来る可能性が上がったと見られていました。

マーベル・スタジオはアベンジャーズ最新映画にスパイダーマンを登場させたいと、ファンと同じ気持ちであるようで、ソニーとの合意、ディズニーからの追加の予算、そしてトム・ホランドさん自身のサインの全てが実現すれば来年の映画館で再びアベンジャーズと並ぶスパイダーマンを見ることが出来るかもしれません。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

トム・ハーディさんが「スパイダーマン」の噂とクロスオーバーについて率直に語る

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」で主演を務めたトム・ハーディさんが、海外メディア Eaquire とのインタビューで「スパイダーマン」新作の噂と、クロスオーバーについて語りました。

これまでのキャリアを振り返るインタビューの中で「『ヴェノム』のエディ役は最高でした。」と、トム・ハーディさんはフライドポテトを食べながら振り返っています。

シリーズで約18億ドルを売り上げた作品の主役を務めたハーディさんですが、それでも手も足も出ない事について言及しました。

チェーンソーをジャグリングしたり…一輪車に乗せて、何でもかんでもぶつけてきたり!とにかく全力で自分を追い込もうとしました。でも、スパイダーマンもアベンジャーズもいません!私たちだけでした。橋を渡るまでは…それは私の手に負えません。クロスオーバーをやってみたいのは山々ですが、あの世界で俳優として生きる私のレベルじゃ、そんなことは到底考えられません。

ハーディさんは「それがゲームなんです。」とソニーとマーベルのゲームに巻き込まれていると話しました。

ディズニーのマーベル作品群とソニーの対比でプレイしたんです。マーベル作品群には(マーベル・スタジオ社長の)ケヴィン・ファイギが膨大なカードを持っていて、ソニーもスパイダーマンを含めて膨大なカードを持っているのに、クロスオーバーがないんです。クロスオーバーはぜひやりたい! 今のところ実現していません。そういう事もあります。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のポストクレジットシーンでスパイダーマンとのクロスオーバーがほのめかされましたが、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でエディ・ブロックとピーター・パーカーが顔を合わせる事はありませんでした。

この後結局何も起こることはなく、続く「ヴェノム:ザ・ラストダンス」にてシリーズは終了となりました。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)では「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でスパイダーマンのシンビオートスーツが登場すると噂されており、スパイダーマン4作目となる「スパイダーマン:ブランニューデイ」や「スパイダーマン5」にて待望のクロスオーバーが実現するのではとファンは期待しています。

このクロスオーバーへの期待はトム・ハーディさんもファンと同じ気持ちであり、今なお希望しているようですが、現状では実現の見込みがないのか、あるいは話せない秘密の計画として嘘をついている可能性があるかもしれません。

コミックではヴェノムの新しい宿主がメリー・ジェーンとなり新たな展開を迎えている最中ですが、実写ヴェノムの将来はどのように展開していくのでしょうか。

ソース:Tom Hardy on ‘MobLand’, Masculinity & Those Spider-Man Rumours

映画「サンダーボルツ*」にデアデビルやスパイダーマンが不在の理由を脚本家が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」、あるいは「*ニュー・アベンジャーズ」の第3幕はウォッチタワー(旧アベンジャーズタワー)がそびえ立つニューヨークを舞台に展開されましたが、デアデビルやスパイダーマン、ドクター・ストレンジらが物事に対処するために登場する事はありませんでした。

脚本家のエリック・ピアソンさんは、海外メディア ScreenRant とのインタビューの中で「地図でどこへ行ったのか確認していないので、ブリーカー・ストリートに行ったかどうかはまだ分かりません。」と前置きしつつ、この第3幕はニューヨークを舞台にしながらも、実際はヴォイドによる闇の領域が中心になっていると言います。

そして「その中の時間の経過は想像以上に速いように思います。時間の膨張と収縮が通常と違うんです。 『マイティ・ソー:バトルロイヤル』のように、『ここは時間の流れが本当に違う』んです。ヴォイド空間にいると、どれくらい時間が経ったのか誰にもわかりません。もしかしたら1秒くらいかもしれません。」と、領域の内外で時間の流れが異なる設定になっている事を説明しました。

セントリーがヴォイドに変化してから観客はそれなりの時間スクリーンを見ているはずですが、それは実際にはわずかな時間であり、領域外にいたであろうスパイダーマンたちにとってはもっと多くの時間が経過していたという事になるようです。

この説明で実際に納得が行くのかを難しくしているのはニュー・アベンジャーズの記者会見で、時間の流れが違うのであれば、事件解決と同時にどのようにして記者が集まったのかは疑問が残る所となっています。あのシーンに登場した報道陣は全て領域内部に閉じ込められていた報道陣という好意的な解釈をする余地はあるかもしれません。

もちろん実際には大人の事情で出演料を抑えたかったという思惑が大きいと考えられますが、何にしても劇中で言及されなかったアベンジャーズメンバーの不在の理由はそういう設定のよう。現在地不明のサム・ウィルソンのキャプテン・アメリカが出動してこなかったのはともかくとして、ご近所であるはずのスパイダーマンやデアデビル、ドクター・ストレンジらでさえも間に合わなかった設定上の理由が明かされる事となりました。なお、ドクター・ストレンジはインカージョン阻止のために別のマルチバースに行っていた可能性も想像する事が出来そうです。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年5月2日 より劇場公開中です。

ソース:Thunderbolts* Writer Addresses Where Spider-Man, Daredevil And Other NYC Heroes Are During The Void’s Attack

「デアデビル:ボーン・アゲイン」、ヴィンセント・ドノフリオさんはキングピンを映画に登場させたい

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は高い評判を獲得し、現在撮影中のシーズン2にも期待がかかっていますが、この作品でキングピン/ウィルソン・フィスクを再演したヴィンセント・ドノフリオさんは映画への登場も視野に入れています。

X 上で「フィスクの放つエネルギーは素晴らしいですね。今後このキャラで実現したい事はありますか?」と質問されたヴィンセント・ドノフリオさんは「映画に登場させたい。」と回答しました。

少し前のインタビューでドノフリオさん自身が「権利の問題でキングピンの映画は不可能」だと発言していましたが、それでも映画に登場させたいと諦めてはいないようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-vincent-donofrio-addresses-spider-man/”]

マーベル・コミックでは因縁のライバルであるキングピンとスパイダーマンですが、今のところこれがMCUで達成できる見込みはたっていません。

もともと「デアデビル:ボーン・アゲイン」にトム・ホランドさんのスパイダーマンがカメオ出演することが検討されていたようですが、これはソニーに断られたとも報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-spider-man-cameo-rumor/”]

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長も諦めていないと報道されており、ヴィンセント・ドノフリオさんと一緒になってソニー・ピクチャーズを説き伏せてくれる事を祈って見守るしかありません。スパイダーマンとキングピンの対決は来年の「スパイダーマン:ブランニューデイ」では実現しないかもしれませんが、その先の「スパイダーマン5」と「スパイダーマン6」にも期待です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」最終話のスパイダーマンのイースターエッグについて制作者が認めたと話題に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」の最終話に隠されたスパイダーマンのイースターエッグについて、制作側が認めたと話題になっています。

シーズン1の最終話の40分過ぎ、マット・マードックとカレン・ペイジが埠頭近くで会話をしている最中のBGMがスパイダーマンのテーマ曲のアレンジになっているのではないかとSNS上で指摘されました。

このシーンで流れている曲の一部、カレンが「どこから始める?」と聞いてマットが「同志を集める」と答えるあたりの部分が、MCUのスパイダーマンのテーマ曲に似ている気がするとクリップ付きで投稿。マイケル・ジアッキーノさんの曲のアレンジバージョンがBGMに含まれていると、ファンは注目しました。

この投稿に対して、「デアデビル:ボーン・アゲイン」のサウンドトラック Vol.2 に含まれるこの曲「Survive」の作曲を担当したザ・ニュートン・ブラザーズの公式SNSはこの投稿をシェアし、手を挙げる絵文字を利用してこの指摘を認め、偶然似たのではなく意図的に取り入れた事をほのめかしました。

しかしながらこの絵文字の投稿は数時間で削除されました。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」ではスパイダーマンの登場が期待されていましたが、以前から分かっているようにソニー・ピクチャーズとの権利問題の影響が大きく、実現する事はありませんでした。

それでも劇中でフィスクが「クモを真似たモノ」の存在を指摘し、今回指摘されたようなBGMでの言及があった事は、マーベル側はクロスオーバーを実現させたいと考え続けている姿勢の現れでもあるようです。

以前にはケヴィン・ファイギ社長がくじけずにソニーと交渉中だとも報じられていましたが、実現を祈ってファンは辛抱強く待ち続けるしかありません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-new-cast-and-avengers-movie-rumors/”]

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中。シーズン2は 2026年3月、米ディズニープラスで配信予定です。

アンドリュー・ガーフィールドさんがスパイダーマン再演について「型破りなことをしたい」と語る

ソニー・ピクチャーズ制作の「アメイジング・スパイダーマン」や、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じたアンドリュー・ガーフィールドさんが、再演について久しぶりに語りました。

Middle East Film and Comic Con(中東コミコン)のパネルに参加したアンドリュー・ガーフィールドさんは、ファンとの交流イベントの中で再演について次のように述べています。

「何らかの形でまたこのキャラクターを演じてみたいとは思っていますが、かなり奇妙な役になると思います。何かとても奇妙なことをしてみたいですね。とてもユニークで、型破りで、人を驚かせるような事をやりたいです。」 

「ノー・ウェイ・ホーム」出演の噂を最後まで「聞いたことがない」と嘘を貫き通したアンドリュー・ガーフィールドさんは、来年公開予定の新作映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で再びスパイダーマンを演じるのではという噂について、「信じてもらえない」と前置きしつつ、今回も噂を否定しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-andrew-garfield-denied-rumor-again/”]

ただし再演の意欲がある事は今回のイベントで素直に認め、役に望む事について少し明かす結果となりました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」でアメイジング・スパイダーマンの再登場の噂が実現しなかったとしても、まだ「スパイダーマン4」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で再登場の可能性は残されていると考えられます。しかしそこでの再登場を逃した場合、次の機会まではかなり長く待つ必要があるかもしれません。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

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また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。