MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でスパイダーマン/ピーター・パーカーを演じたトム・ホランドさんが、シリーズ最新作となる4作目を前に、2023年公開の映画で再登場するだろうと、インサイダーのジェフ・スナイダー氏が報じました。
Youtube番組 The Hot Mic に出演したスナイダー氏はトム・ホランドさん演じるスパイダーマンが今年戻ってくるとして、次のように語っています。
『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』の延期理由の一部は、あの映画にトム・ホランドを出演させるためで、マイルズが行くことになる可能性のある次元の1つは、トム・ホランドの(スパイダーマンの)実写の次元だと聞いています。
アニメ映画の「スパイダーバース」最新作にトム・ホランドさんが参加する可能性について、2022年末には The Cosmic Circus も報じていました。その時はMCU版スパイダーマンがアニメ化されて登場し、声を担当するかどうかは不明とされていましたが、今回のスナイダー氏によるニュースはそれとは状況が大きく異なってくるようです。
現在のところ、ソニー・ピクチャーズはアニメ「スパイダーバース」をSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のリストには載せておらず、自社のユニバースよりも先にディズニー/マーベル・スタジオのMCUと接続するというのは少し意外な所ではあります。
マーベルでアニメと実写の融合作品が実現すれば初の試みとなりますが、「ノー・ウェイ・ホーム」でスパイダーマンの集合を考えると、今回の報道もありえないと断言してしまう事は出来ないようです。
MCUでのトム・ホランドさんの今後について明確な事はわかっていませんが、2021年にソニーのエイミー・パスカルさんがMCUスパイダーマン新3部作の制作を発表し、先日はマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が脚本家の作業が始まっている事を明かしています。
アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 米国公開予定、日本は2023年予定です。