映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にヴェノムは登場するのか?トム・ハーディさんの気になる写真が発見される

様々な噂が渦巻いているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にヴェノム登場の噂は以前からありましたが、ここ最近は他の噂に圧倒され息を潜めていました。しかし先日投稿された一枚の写真がSNSで拡散され、噂が再燃しています。

もともとはテレビディレクターのリン・オーディングさんが自身のInstagramにトム・ハーディさんとのツーショット写真を掲載したものですが、すぐに削除されました。しかし運よく保存していたファンが拡散したことで、ヴェノム登場の噂が再び持ち上がっています。

写真のトム・ハーディさんですが、不思議なことに「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のロゴが入ったキャップをかぶっています。こういったプロダクションキャップは通常、制作・撮影に参加したキャストやクルーに送られるもので、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はそれぞれのプロモーションごとに作品に合わせたキャップをかぶって臨んでいる姿をよく見かけます。

トム・ハーディさんが自費制作した可能性や、非公式な商品を購入していた可能性は否定できませんが、シンプルに受け取るなら撮影に参加していたと考えるのが妥当なようです。

そしてこの写真がすぐに消された事がヴェノムの登場を裏付けていると考えるファンが多いようです。

ただし撮影したからと言って公開される映画に含まれるとは限らないのがマーベル・スタジオ作品の難しい所で、以前にも女優のキャサリン・ラングフォードさんが「アベンジャーズ/エンドゲーム」にて大人のモーガン・スタークとして撮影に参加していましたが公開された映画には登場しませんでした。

果たして10月のヴェノム2作目に続いて、スパイダーマンにも登場するのでしょうか?

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ベネディクト・カンバーバッチさん、ナイトクローラー役コディ・スミット=マクフィーさんとMCUで共演したいと明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ」シリーズで主人公ドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチさんが、FOXのX-MEN映画シリーズでナイトクローラーを演じたコディ・スミット=マクフィーさんとMCUで共演したいとの心境を明かしました。

カンバーバッチさんは主演を務めるNetflixドラマ「パワーオブザドッグ」のプレスツアー中に海外メディア Variety とのインタビューに応じ、X-MENとのクロスオーバーについて質問され以下のように述べました。

私たち(コディ・スミット=マクフィーさんと)はこのことについて話し合ってきました。一緒に仕事をするのが好きなので、そのクロスオーバーをやりたいと思っています。もちろん、まったく違う雰囲気になるだろうけど、そうだね。とてもクールなことです。両者を演じることは名誉なことですが、演劇的なもの、このようなもので親しくなった人と再び交わることはさらに名誉なことであり、その上、このような楽しいものに行くことができたら最高です。

コディ・スミット=マクフィーさんは2016年公開の「X-MEN:アポカリプス」でナイトクローラーとして出演し、その後「デッドプール2」へのカメオ出演や、2019年の「X-MEN:ダークフェニックス」にも出演されています。

「パワーオブザドッグ」で共演し、撮影中にマーベル談義をしたという二人。噂では映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」にプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアが登場するという話もありますが、MCUにX-MENが登場するのはまだ少し時間がかかるのかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 に米国公開予定となっています。

ソース:Benedict Cumberbatch and Kodi Smit-McPhee Talk Toxic Masculinity and Going From Playing Superheroes to ‘The Power of the Dog’

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、シャーリン、レーザーフィスト俳優が舞台裏写真を公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」でシャーリンを演じたメンガー・チャンさんと、レーザーフィストを演じたフロリアン・ムンテアヌさんが撮影の舞台裏写真をそれぞれのSNS上で公開しています。

この人たちの知られざる一面と、私がこの人たちを好きな理由をご紹介します。
PART 1です。

1枚目:ミシェルの撮影終了日。彼女が演じる役柄から、会う前は真面目な人だと思っていました。でも実際の彼女は、そのエネルギーで部屋を明るくする完全なおバカさんです。

2枚目:フロリアンと私は、どちらの筋肉が大きいかを競いました。彼がジョークを言ったとき、私は大笑いして椅子から落ちてしまいましたが、彼は片手で私と椅子をつかんでいました。彼はゴキブリをとても怖がっています。

3枚目:🙄自分より背の高い人を見ると

4枚目:マスター・ユエンの撮影終了日、マスター・ユエンはいつも冷静です。そういえば、メイクアップトレーラーの中で、フロリアンがサッカーの試合を見ていて、ゴールが決まって急に叫んだことがありました。私たちは皆、怖がっていたのですが、ユエン様だけはとても穏やかで、笑顔で振り向いてくれました。彼は本物のマスターです。

5枚目:船上のアンディ。アンディは一見タフなファイターのように見えますが、本当の弱点は船酔いです。

伝説的な トニー・レオン と一緒に、壮大なキャストナイトアウトのひとつに参加しました😁。
セットの中でも外でも真の伝説であり、グラスの中でもボスです😝🙌🏼
「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は現在劇場で公開されており、ウェンウーとレーザーフィストが活躍する姿を見ることができます⚔🔥。

どちらも劇中のキャラクターとは大きく異るお茶目な写真を公開しています。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公式あらすじは以下の通りです。

マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生! 悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓ったシャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか? 自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが始まる。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

ローレン・リドロフさん、映画「エターナルズ」の撮影で「アンジーに助けられた」と明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」でマッカリを演じるローレン・リドロフさんが、海外メディア ニューヨーク・タイムズとのインタビューに応じ、その撮影秘話を語りました。その中で、聴覚障害を持つリドロフさんは撮影に苦労した事、そしてその際に、アンジェリーナ・ジョリーさんに助けられた事を明かしています。

インタビューで、撮影現場で苦労したことはないかと尋ねられたリドロフさんは次のように述べました。

いくつかのシーンでは、私は壁に直面しなければなりませんでした。耳の聞こえない私に、どうやってキューを出すんだろう?ある時、1日の撮影を終えた後のホリデーパーティーで、アンジー(アンジェリーナ・ジョリー)に相談した事があります。すると彼女はすぐに、「特殊効果で簡単に消せるレーザーペンを使ったらどうかしら」と提案してくれました。

「わあ、すごい」って瞬間でした。以降、壁を見ていると、通訳がレーザーペンで壁に円を書いてくれるんです。「くるくる、くるくる」。それが消えたら「アクション!」って意味なんです。

また、リドロフさんは、「必要なものがあれば気軽に一緒に頼めるか」と聞かれ、最初は「聴覚障害者としていかに働きやすいかをアピールしなければならない」と思い込んでいましたが、ありがたいことに、そんなことはなかったと説明しました。

私は、耳の聞こえない人と一緒に仕事をすることがいかに簡単であるかを示さなければならないと信じて撮影に臨みました。しかし、幸いにもそうではありませんでした。他の人たちと仕事をしてみて、誰もがそれぞれの課題を抱えていることに気づきました。そして、自分が俳優として何を提供すべきかを考え、それに対して謝らないことが必要だと思いました。

そしてリドロフさんは、障害を持つこととその可能性について述べました。

子供の頃、私は俳優になることを夢見ていませんでした。スクリーンに自分が映るなんて想像していませんでした。子供の頃はこの地球にいる数少ない聴覚障害者の一人だと思っていましたが、大人になった今、世の中には少なくとも4億6600万人の聴覚障害者がいることを知りました。私は唯一の存在ではありません。そしてそれが、耳の聞こえないスーパーヒーローがいることの意味であり、より多くの人がより多くの可能性を見出すことができるのです。

はやくから多様性を進めているマーベル・スタジオでしたが、「エターナルズ」の撮影にあたって聴覚障害に対する充分な準備は出来ていなかったようです。しかし、アンジェリーナ・ジョリーさんの提案で撮影がスムーズに進行したとの事。

コミックのマッカリは映画とは大きく異なり、白人男性姿の超スピードの戦士でした。大きく変更されたキャラクター像がどのように活かされるか、あと2ヶ月足らずで確認する事が出来ます。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:How Angelina Jolie Helped Deaf Marvel Co-Star Lauren Ridloff With Frustrations on Eternals Set

ダーク・ストレンジが帰ってくる?アニメ「What if…?」のミッドシーズンスニークピークが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ…?」からミッドシーズンスニークピークが公開されました。前半戦の復習をしつつ、後半戦のシーンがいくつか紹介される中、動画のサムネにもなっているようにダーク・ストレンジとソーが並んでいるなど気になるシーンが含まれています。

ダーク・ストレンジとソーのシーンはほんの僅かですが、ソーが「ゾンビだって?そりゃいいアイデアだ」と何やら不穏な発言をしています。

その他、ナターシャとウルトロンの戦いやガモーラの映像なども含まれています。

アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン1、次回エピソード6は 2021年9月15日(水)16時よりディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ホークアイ」予告1弾注目の11のポイント

先日公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」のトレーラー。約2分のこの動画に含まれている要注目のポイントを原作コミックの設定を交えつつピックアップしてまとめました。

1,家族団らん

中華レストランのような場所で食事をするバートン一家。娘ライラの「みんな一緒のクリスマスなんて久しぶり」というセリフに対しクリントは「愛する家族だ」と返しますが、最愛の妻ローラの姿が見当たりません。ライラは「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)から引き続き同作の監督の娘であるエヴァ・ルッソちゃんが演じています。

©2021 MARVEL,Disney

店を出たあとと見られる帰り道のシーンでもローラは見当たりません。少し後でクリントが電話で通話するシーンでベイビーと語りかける相手がいますが、声を聞く事も出来ず、ローラかどうかは不明です。

ローラを演じるリンダ・カデリーニさんは 2020年6月 に行われた海外メディア Collider とのインタビューの中でMCUへの再登場への意欲を見せつつも、「再登場はないと思います。ファンは私よりスーパーヒーローを見たいはずですから」とその時点ではオファーがない事を明かしていました。

出演すらないとすればドラマスタートの時点でローラはなくなっている可能性が高いようです。

なお、コミックのローラ・バートンは故人です。

2,補聴器

いくつかのシーンでクリントが補聴器をつけている様子が確認出来ます。

©2021 MARVEL,Disney

コミックのクリントも難聴を患い補聴器を使用していた時期がありました。

トレーラーでは補聴器をつけていないシーンも多く確認できるため、各シーンの時系列をある程度はかる目安になるアイテムです。

3,ロジャース・ザ・ミュージカル

「ホークアイ」作中でもスティーブ・ロジャースの功績は讃えられているようで、ブロードウェイではミュージカルが開催されているようです。

©2021 MARVEL,Disney

ミュージカルはぱっと見た感じ2012年公開の「アベンジャーズ」をテーマとし、チタウリのニューヨーク侵攻を描いているように見えます。上段にホークアイ、ブラックウィドウ、アイアンマンの姿を確認でき、下段にはソー、ロキ、キャプテン・アメリカ、ハルクの姿が確認出来ます。ビジネススーツの男と白衣の男が謎ですが、変身前のトニー・スタークとブルース・バナーかもしれません。左端のキャラクターは今の所なぞめいています。ニューヨーク決戦にはいませんでしたが、外観的にはアントマンに近いように見えます。

ここでは「ワンダヴィジョン」の「アガサ・オール・アロング」を超える曲が登場するのでしょうか?

ちなみに本作はクリスマスシーズンを描いているため、すでにサム・ウィルソンが2代目キャプテン・アメリカとしてデビューしているはずです。

4,ローニン

ニュース番組で流れるローニンの姿。トレーラーの中でそのローニンがケイト・ビショップである事が明かされます。

©2021 MARVEL,Disney

ただしコミックでケイトがローニンになったことはありません。初代ローニンは後述のエコーになります。

クリントが見ているのはMCUでお馴染みの架空のニュース番組 WHiH ではなく、実在のニュース番組「Spectrum NEWS NY1」となっています。

5,エレノア・ビショップ

ケイトの母、エレノアを演じるヴェラ・ファーミガさん。

©2021 MARVEL,Disney

コミックではヴィラネスでしたが本作では果たしてどのような役割になるのでしょうか。

6,悪の集団その1

クリントがロープで縛られているシーンでは数人のギャング風の男女が銃を突きつけています。

©2021 MARVEL,Disney

彼らが何者か、公式には明かされていませんが、コミックに登場する組織「トラックスーツマフィア」ではないかと考えられています。

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7,ラッキー・ピザ・ドッグ

クリスマスのヘッドバンドをつけたラッキーが登場。

©2021 MARVEL,Disney

コミックのラッキーは前述のトラックスーツマフィアの犬であり「アロー」という名で飼われていましたが、ホークアイに助けられた事でバディとなり「ラッキー」へと名前が変わります。コミックと同様に左目が不自由な様子が見て取れます。

ちなみにラッキーを演じているのはジョルトちゃん。CG処理で左目を塞がれているようです。

8,悪の集団その2

トラックスーツマフィアと同じなのか別の組織なのかははっきりしませんが、明らかに外観の異なる敵が表示されます。

©2021 MARVEL,Disney

彼らの衣装や武器はとてもクラシックなものになっています。

9,エコー

アラクア・コックスさん演じるエコー/マヤ・ロペスが表示されます。

©2021 MARVEL,Disney

エコーは聴覚障害をもつヒーローで、初代ローニンであり、デアデビルとも関連の深いキャラクター。コミック版のエコーについてはこちらで紹介しています。エコーは単独ドラマシリーズの制作が決まっている事が報じられており、本作において重要なキャラクターとなるはずです。

10,カーチェイス

トレーラーの最後のほうで見られるアクションたっぷりのカーチェイスシーンはコミックでも描かれているものです。

11,フリップショット

落下しながら身体を捻るシーンは映画「アベンジャーズ」を思い起こさせる映像になっています。

©2021 MARVEL,Disney

しかしニューヨークの時とは違ってすぐ下に海面が見えているため、同じ方法で危機を回避できるかはわかりません。


以上「ホークアイ」第1弾予告の注目ポイントでした。新たな発見があればまたあらためて記事を投稿させていただきます。

公式概要は以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークが舞台。 アベンジャーズを辞めたい男・ホークアイのただ一つの願いは、家族と平穏なクリスマスを過ごすこと。 けれども、彼の過去に関わる事件が起こり、トラブルに巻き込まれていくことに…。 アベンジャーズになりたい若き弓の使い手、ケイト・ビショップがホークアイの戦いに加わるが、果たして彼はニューヨークを舞台にした壮大な戦いを切り抜け、クリスマスを無事迎えることができるのか ホークアイ(クリント・バートン)役にジェレミー・レナー、ケイト・ビショップ役にヘイリー・スタインフェルドを迎える。 その他の出演にヴェラ・ファーミガ、フラ・フィー、トニー・ダルトン、ザン・マクラーノン、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、そしてアラクア・コックスをマヤ・ロペス役として迎える。 リース・トーマスと、監督デュオのバート&バーティが監督を務める『ホークアイ』は11月24日ディズニープラスで独占配信開始

ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで配信開始です。

アニメ「What if…?」からキルモンガーのキャラクターポスターが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ…?」よりエピソード6の主人公と見られるキルモンガーのキャラクターポスターが公開されました。2018年公開の映画「ブラックパンサー」のヴィランとして登場したエリック・キルモンガーですが今作ではヒーローの毛色が強いことがトレーラーから判明しています。

MCUのひとつめの作品である「アイアンマン」(2008年)の冒頭をトレースしたテン・リングスのトニーへのテロ行為に対して助けに入るキルモンガーが予告では確認出来ます。映画ではこのテロによりトニーが拉致されたことがきっかけでアイアンマンが誕生するわけですが、この世界ではその機会が奪われることになりそうな予感です。

予告ではキルモンガーが兵を率いて何者かと戦争するようなシーンも確認できますが、ティ・チャラと一緒に映っているシーンはありません。2話では「ティ・チャラがスターロードだったら」という内容で宇宙を舞台にした物語が描かれましたが、その世界の地球での出来事を描いているのか、まったく別の世界なのかも不明となっています。

アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン1、次回エピソード6は 2021年9月15日(水)16時よりディズニープラスで配信予定です。

Netflixドラマ「デアデビル」でキングピンを演じたヴィンセント・ドノフリオさんが「ホークアイ」予告解禁直後に謎のツイート

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」の初予告が公開された直後に、Netflixのマーベルドラマ「デアデビル」でヴィランのキングピンを演じていたヴィンセント・ドノフリオさんが謎の投稿をし、海外ファンの間で注目を集めています。

ドノフリオさんは英語版予告の公開から約10分後に謎のポエムのようなツイートを投稿。

顔が割れている厳つい人。
その硬いあごが外に突き出ている。
その目からは、明確な考えが見えません。
世界が自分を良くしてくれなかったという重い恨みがある。
自分を変えることはできない。
ただ、それを見て、それを受け入れることができる。
それは私たちです。私たちのすべて。
忠実ではない。それでも私たちだ。


3本足の犬。
走って、跳んで、そして信じられないほどのクネクネとした動きをする。
この犬は同情を求めない。
この犬は私たちを尊敬しています。
次のことを知りたがっている。
頭を傾けて言う。
どこに行こうか?
何をすべきか?
なぜ待っているのか?

と自分に言い聞かせる。
この犬は正しい

詩の内容は暗号じみていて、正しく意味を解釈するにはかなり難しく、これがキングピンの再登場を示しているのか、逆にその道が絶たれた事を意味しているのかは判断が分かれるところになっています。

ドノフリオさんはディズニープラスの立ち上げとともにNetflixのドラマシリーズがすべてキャンセルになった際、#SaveDaredevil のハッシュタグと共にシリーズ存続の活動を開始。ディズニー傘下でないマーベル作品の俳優の中で、再演に関してもっとも熱意のある一人でした。

ひとつめの投稿は「キングピンとして再演できたがNetflix版と少し異なるキャラクターになっている」事を示しているようであり、一方でふたつめの投稿は「待っていても再演の機会はなく、次のステージに進む」事を決意したかのようにも受け取れるようです。

ドラマ配信開始までの約2ヶ月、ドノフリオさんの動きには注目が集まっています。

ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで配信開始です。

ドラマ「ホークアイ」のファーストトレーラーとポスターが公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」の第1弾となるトレーラーとポスターが公開されました。クリスマスのニューヨークを舞台にホークアイの過去からの因縁による戦いが始まります。

日本語字幕版

英語版

公式概要は以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークが舞台。 アベンジャーズを辞めたい男・ホークアイのただ一つの願いは、家族と平穏なクリスマスを過ごすこと。 けれども、彼の過去に関わる事件が起こり、トラブルに巻き込まれていくことに…。 アベンジャーズになりたい若き弓の使い手、ケイト・ビショップがホークアイの戦いに加わるが、果たして彼はニューヨークを舞台にした壮大な戦いを切り抜け、クリスマスを無事迎えることができるのか ホークアイ(クリント・バートン)役にジェレミー・レナー、ケイト・ビショップ役にヘイリー・スタインフェルドを迎える。 その他の出演にヴェラ・ファーミガ、フラ・フィー、トニー・ダルトン、ザン・マクラーノン、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、そしてアラクア・コックスをマヤ・ロペス役として迎える。 リース・トーマスと、監督デュオのバート&バーティが監督を務める『ホークアイ』は11月24日ディズニープラスで独占配信開始

ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで配信開始です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」がエミー賞受賞 ─ マーベル・スタジオ作品では初

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」が初のテレビ作品でありながら、エミー賞を受賞しました。ワンダ・マキシモフとヴィジョンを中心としたディズニープラスの限定シリーズは、土曜日に開催されたクリエイティブ・アーツ授賞式で、物語(30分)のプロダクション・デザインと、ファンタジー/SF衣装の2つのエミー賞を初めて受賞しました。

「ワンダヴィジョン」は今年のエミー賞全体で23部門にノミネートされ、リミテッドシリーズとしては最多、シリーズ全体でも2番目に多い受賞となりました。その他のクリエイティブ・アーツ部門では、リミテッド・シリーズ/TVムービーのキャスティング、時代劇/キャラクターのメイクアップ(非整形)、時代劇/キャラクターのヘアスタイリング、メインタイトルのデザイン、メインタイトルのテーマ音楽、音楽監修、オリジナルの音楽と歌詞、リミテッド・シリーズ/TVムービー/特別な音楽の作曲、リミテッド・シリーズ/TVムービーのシングルカメラ画像編集、リミテッド・シリーズ/TVムービー/特別なサウンド編集、リミテッド・シリーズ/TVムービー/特別なサウンドミキシング、シリーズ/ムービーの特殊視覚効果が注目されました。

プライムタイムの授賞式で明らかにされるのは、リミテッド/アンソロジー・シリーズ部門での同番組の成績と、リミテッド・シリーズ/TV映画の女優(エリザベス・オルセンさんが主演で、キャスリン・ハーンさんが助演でノミネート)、リミテッド・シリーズ/TV映画の俳優(ポール・ベタニーさんが主演でアップ)、マット・シャックマンさんのリミテッド・シリーズ/TV映画の監督、リミテッド・シリーズ/TV映画の脚本などの上位レースで、同番組はトリオでノミネートされています。

「ワンダヴィジョン」は、今年1月に公開されたマーベル・スタジオ初のシリーズ作品であり、マーベル・スタジオにとって初めての大きな賞となりました。一方、マーベル・テレビジョンは、2016年にメインタイトルのテーマ音楽のトロフィーを拾ったNetflixドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」で、エミー賞で得点を獲得したことがあります。

しかし、今年のエミー賞でのマーベルの成功は「ワンダヴィジョン」だけではありません。ディズニープラス向けのドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は、今年、ゲストドラマ俳優、コメディまたはドラマ(1時間)音響編集、シーズンまたは映画の特殊視覚効果、スタントコーディネーション、スタントパフォーマンスの5つのノミネートを獲得しました。

エミー賞でのマーベルの健闘は、同社がアカデミー賞に大々的に進出するまでに10年(18作品)を要したことを考えると、特に注目に値します。(2019年には「ブラックパンサー」が作品賞にノミネートされました)

※エミー賞は、アメリカ合衆国で放送される優れたテレビドラマ、番組、テレビ業界の功績に与えられる賞。映画におけるアカデミー賞、演劇におけるトニー賞、音楽におけるグラミー賞に相当する、最も権威ある文化賞のひとつ。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Marvel Studios Scores Its First Emmys With ‘WandaVision’