映画「アイアンマン」でトム・クルーズさんの起用が見送られた原因が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画の記念すべき1作目である「アイアンマン」の主人公トニー・スターク役にトム・クルーズさんが検討されていた話は有名ですが、これが見送られた原因について、先日出版された書籍「MCU:The Reign of Marvel Studios」が言及しています。

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本に記載されたマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長のインタビューによると、「当時のトム・クルーズさんを担当する会社の提示した出演料は、20世紀FOXのような利益を上げている会社ですら未知数のスーパーヒーロー映画に対して危険を冒してまで賭ける金額を超えていた」との事で、まだMCUという言葉自体も浸透していなかったこの時代、最初の作品を制作しようという段階のマーベル・スタジオで払えるような金額ではなかった事が原因だったようです。

その後、トム・クルーズさんのMCU出演は「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の段階で検討されていましたが、この時も実現しなかった事が明かされています。

2023年8月、トム・クルーズさん出演計画は今なお継続中である事が報告されており、トニー・スタークを演じたロバート・ダウニーJr.さんはトム・クルーズさんとの共演をMCUに限らないどこかで実現したいと考えているとコメントをしています。

「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でトニー・スタークに対してロキとシルヴィのようなコンビを見たいと考えるファンは多いですが、脚本としてそれを書く事は簡単であっても、映画制作にはやはり金銭的な大人の事情が大きく絡むため、その可能性は未知数となっています。

映画「アイアンマン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:IRON MAN: Marvel Studios President Kevin Feige Finally Reveals Why Tom Cruise Didn’t Play Tony Stark

映画「アイアンマン2」では酔ったトニー・スタークが行った驚くべきシーンが削除されたという

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン2」に秘密の削除シーンがあったことが明らかになりました。海外メディア bleeding cool によると、これは最近ディズニーによって解雇されたマーベルの元会長アイザック・パルムッター氏による悪名高いクリエイティブ委員会が関与していると言います。

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記事によると、7月の ウォール・ストリート・ジャーナルのポッドキャスト「ザ・ジャーナル」では、漫画出版社から映画スタジオ、ディズニー買収、経営陣とマーベル・スタジオに至るまでのマーベルの隆盛を振り返るベン・フリッツ氏による一連のエピソードが放送され、その中でクリエイティブ委員会が「アイアンマン2」の制作にかなり口出ししていた事が明かされています。

当時、委員会のメンバーは「アイアンマン2」でのトニー・スタークがスーツの中で放尿するなどの酔っ払ったシーンをとにかく嫌っており、ケヴィン・ファイギ社長に削除するようにずっと提言していたと言います。また、トニー・スタークの印象を悪くしないよう、アイアンマンが残酷に見えると思われる一部のセリフを削除するよう説得を続けていたとも言います。

それらのシーンの多くは残される事になりましたが、ロバート・ダウニー.Jrさん演じる酔っ払ったトニー・スタークがグウィネス・パルトロウさん演じるペッパー・ポッツを殴るシーンだけは削除されたと、フリッツ氏は明かしました。

かつてアベンジャーズのコミックでハンク・ピムがジャネット・ヴァン・ダインを殴ったことで大きな問題となった事があり、委員会は同様の問題がMCUで発生することを危惧したと言います。

このシーンが削除された事は委員会のひとつの功績と言えるかもしれませんが、その後委員会とケヴィン・ファイギ社長の確執は深くなっていき、委員会は「シビル・ウォー」の予算を削減しようとしたり、ケヴィン・ファイギ社長をクビにしたりしようと暗躍。悪名高い組織となっていましたが、2015年、ディズニーが事業再編によってマーベル・スタジオをマーベル・エンターテイメントの子会社ではなくディズニー直属としたために、委員会はスタジオに口出しできなくなっていました。

映画「アイアンマン2」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel’s Creative Committee Kept Kevin Feige From Spending Money

映画「インクレディブル・ハルク」監督がキャンセルされた2と3の内容の一部を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「インクレディブル・ハルク」のルイ・レテリエ監督が、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、当初製作計画があった2作目と3作目で複数のハルクが登場する予定だったと語りました。

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エドワード・ノートンさんが主演を務めていた「インクレディブル・ハルク」ですが、監督は「ええ、完全な続編のようなものがありました。グレイハルク、レッドハルクのようなキャラがいて、計画していた良いものがたくさんありました。」と述べました。

しかしながら、ハルクの実写作品の配給権をユニバーサル・ピクチャーズが所有していた事で、映画を制作しても単独で公開する事が出来ないという問題を抱えていました。加えて、主演のエドワード・ノートンさんのMCU降板によって、続編が制作される事はありませんでした。

映画公開当時の2008年、「インクレディブル・ハルク」でサミュエル・スターンズを演じたティム・ブレイク・ネルソンさんは海外メディア MTV とのインタビューにてこの2つの問題に触れ、「さまざまな理由がありますが、(続編が)実現することを心から願っています。でも確かに、私たちは一緒に『ハルク』で素晴らしい時間を過ごしました。もし『ハルク 2』が作られるなら、ぜひやりたいと思っています。私はエドワード (ノートン) がそこにいるかどうかに関係なく、『ハルク 2』と『3』をやる契約を結んでいるので、それは私次第ではありません。 出演に同意したとき、続編2本にもサインしたので、それは議論の余地のない質問だ。もちろんエドワードが続編に出演することを願っていますが、それはマーベルとエドワード次第です。」と3作目までの計画がある事を明かしていました。

2023年現在、ユニバーサル・ピクチャーズの権利問題は解消されつつあるとされており、これらのキャンセルされた計画が再始動をはじめる兆候が見られています。

映画「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」ではハリソン・フォードさんが故ウィリアム・ハートさんの後をついで演じる事になったサンダーボルト・ロスが新たなアメリカ大統領になる一方でレッドハルクになると噂されています。

これはコミックのロスがレッドハルクである事に他なりませんが、コミックのレッドハルク誕生にはリーダー/サミュエル・スターンズが関与しており、そのリーダーを演じるティム・ブレイク・ネルソンさんが「キャプテン・アメリカ」最新作に出演する事が発表されています。

2021年にはハルクの単独新作映画「ワールド・ウォー・ハルク」の制作の噂が出た事や、2022年に配信されたドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」では息子が紹介された事なども、今後、ハルクに関する物語が大きく動き出す事を示唆しているのかもしれません。

映画「インクレディブル・ハルク」はディズニープラスで配信中です。

ソース:The Incredible Hulk Director Reveals Scrapped Plans for MCU Sequel (Exclusive)

ディズニー100周年を記念して、映画「アイアンマン」の特別仕様Blu-rayが米国で発売へ

ディズニー100周年を記念して、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のシリーズ1作目である映画「アイアンマン」の特別仕様版のBlu-rayが発売されると、海外メディア Collider が報じました。この特別記念アイテムにはスティールブック仕様の箱と 4K Ultra HD Blu-Ray 、そしてオンラインで視聴するためのデジタル コードが含まれています。

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©MARVEL,Disney

パッケージには手描きイラスト風のアイアンマン マーク3が描かれており、壮大なMCUシリーズの紀念すべき1作目が装いあらたに再登場する事になります。

ディズニー100周年特別版の「アイアンマン」Blu-rayは現地時間の6月13日からベスト・バイなどでの予約が開始され、9月5日に小売店に並ぶ事になると言います。

なお、日本での販売予定に関しては不明です。

映画「アイアンマン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:New ‘Iron Man’ SteelBook Puts a Suit of Armor Around Your Collection [Exclusive]

コールソン役クラーク・グレッグさん、MCUリターンについて「常にチャンスはある」と語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「アイアンマン」から「アベンジャーズ」までのフェーズ1作品やドラマ「エージェント・オブ・シールド」でS.H.I.E.L.D.のエージェント・フィル・コールソンを演じたクラーク・グレッグさんが、海外メディア The Cosmic Circus とのインタビューでMCUに復帰する可能性がある事を示唆しました。

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先日デトロイトで開催された Motor City Comic Con 2023 に参加していたクラーク・グレッグさんは TCC とのインタビューで「あなたがフィル・コールソンを再演するのを見る可能性はありますか?」という質問に対して「常にチャンスはあると思います。ご存知の通り、マルチバースですからね」と答えました。

そして「エージェント・オブ・シールド」を振り返って以下のようなやり取りをしています。

TCC:「エージェント・オブ・シールド」で一番好きなシーズンは何でしたか?

C.G.:「それは、コロコロ変わりますよ。まず1作目が好きだった。H.Y.D.R.A.の正体をついに暴くことができた時は最高だったね。あれは「ウィンター・ソルジャー」の映画とつながっているんです。美しいビル・パクストンとの仕事も好きでした。サミュエル・L・ジャクソンが戻ってきて、コビー(スマルダーズ)が登場したときのクロスオーバーは素晴らしかった。でも、シーズン4で脚本家たちがやった、A.I.の3つのポッドとゴーストライダー、それから・・・何ていうんだっけ?マトリックスだったかな?今思い出せないな。

TCC:フレームワーク!

C.G.:ザ・フレームワーク、ありがとう、ええそれだ。

TCC:シーズン4が大好きなんです。いつもみんなに言っていますが、映画のいくつかよりもいい、すごく良いんです。

C.G.:ありがとう。

TCC:あなたはどのバージョンのコールソンを演じるのが好きでしたか?シリーズを通して、技術的に3つの異なるバージョンのコールソンを演じていましたね。

C.G.:そうですね。私はすでに4、5本の映画でこのキャラクターを演じていたのですが、脚本家、監督、そして番組がシーズンごとに少しずつ変えていったんです。彼は、若いエージェントたちの機能不全家族を担当する人物で、私も同じようなことをやっていました。最終的にはLMDだったけれど、最後の最後に昔ながらのコールソンに戻ることができて本当によかった。

TCC:コールソンとローラの最後のショットは本当に好きです。

C.G.:同じですね。

さらに来月配信が始まる「シークレット・インベージョン」については次のように話しました。

TCC:「シークレット・インベージョン」はニック・フューリー役のサミュエル・L・ジャクソン主演で来月公開されますよ。

C.G.:そうなの?おお!

TCC:ええ。コールソンは「キャプテン・マーベル」の映画でスクラルになりすまされていましたね?

C.G.:あのスクラル人はうまくいかなかったけど、そうだね。

TCC:そう、うまく行きませんでした!「アベンジャーズ」のコールソンもスクラルだったと思いますか?シークレット・インベージョンで復活出来ると思います?

C.G.:まあ、コールソンがずっとスクラルだった事は確認されていますよね?

TCC:いえ、そういうわけではありません。

C.G.:そうか、そうじゃないかもしれない。いや、どうだろう。いや、現実にいた人だと思う。私は、コールソンがその後どうなったのか、また、どこに現れるのかを把握する事は出来ません。でも、彼を際立たせたり、ファンとの絆を深めたりしたのは、彼がとてもとても人間的だったという事実だと思っています。

最後に共演者についても言及しました。

TCC:クロエ・ベネットとは連絡を取っているのですか?

C.G.:ええ、クロエとは定期的にメールしたり話したりしてますよ。エージェント・オブ・シールドのキャストはみんな、特にオリジナルのギャングたちは、とてもとても仲がいいんです。

TCC:その言葉を聞くのは大好きです。クエイクは好きなスーパーヒーローの一人なんです。

C.G.:彼女は家族です。僕にとって娘のような存在です。

TCC:彼女はもちろん、コールソンにも、いつか映画に戻ってきてほしいと心から思っています。

C.G.:私も同感です。

TCC:わかりました、本当にありがとうございました。

C.G.:こちらこそ本当にありがとうございました。

 

来月配信のドラマ「シークレット・インベージョン」の原作であるコミック版のシークレット・インベージョンはS.H.I.E.L.D.のエージェントたち、とりわけクエイク/デイジー・ジョンソンが重要な役割を担って物語が展開されました。

MCUにコールソン率いるS.H.I.E.L.D.のエージェントたちが戻ってくるのはいつになるのでしょうか。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全話ディズニープラスで配信中、ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2023年6月21日 にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Exclusive Interview: Clark Gregg Talks ‘Agents of S.H.I.E.L.D.’, Teases Coulson’s Return

映画「アイアンマン」15周年を記念した動画が公開、RDJが本来ドクター・ドゥームをやるはずだった事が認められる

マーベルがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン」の公開15周年を記念して、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長と監督を務めつつハッピー・ホーガンを演じたジョン・ファヴローさんの対談動画を公開しました。

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ファヴローさんが主演のロバート・ダウニー.Jrさんについて「あなた方は別のプロジェクトでドクター・ドゥームか何かのために彼とすでに会っていたことも覚えています。彼はファンタスティック・フォーのようなプロジェクトに参加していました。だから、みんな彼のことは知っていたんだけど、僕は彼と一緒に座ってみて、『ああ、彼は今、目を輝かせているんだ。』と感じたんです。その時、あなた(ケヴィン・ファイギ)のオフィスで、彼の顔写真を指差して、『彼でやってみよう』と言ったんだ。」と語った時、ファイギ社長はうなづいてこれを認めました。

その後、二人はトニー・スタークが洞窟から脱出して火炎放射器で反撃するシーンについて言及し、「ロバートをキャスティングするまでこのテイクが何であるかを理解出来ていなかったし、主演が彼になってからは全ての決断がとても簡単になった」と監督は言います。

これに対してファイギ社長は「それはおそらくハリウッド史上最高の決断の1つだったと思う。」と述べ、「15周年記念で話すけど、大変な日もあった。私は『ロバート、君がいなければこの混乱はなかった』と言ったものです(笑)。つまり、彼でなければ、私たちはスタジオを持っていなかったということです。」と明かしました。

ロバート・ダウニー.Jrさんは「アベンジャーズ/エンドゲーム」をもってMCUでのトニー・スタークとしての役割を終えましたが、もともと話が進められていたドクター・ドゥームのMCU版が誰になるかは分かっていません。

2025年に公開が計画されている映画「ファンタスティック・フォー」でロバート・ダウニー.Jrさんがドゥームを演じる可能性は極めて低いと見られていますが、「アベンジャーズ:シークレットウォーズ」などでマルチバースのドゥームとして一度だけでも見てみたいというファンも大勢います。

トニー・スタークの物語の結末を考えるとそれさえもまだ難しいように感じますが、マーベル・スタジオは今後のMCU20周年や25周年などに向けてどのような計画を立てているのか、今後の情報に期待です。

映画「アイアンマン」はディズニープラスで配信中です。

スカーレット・ヨハンソンさんとグウィネス・パルトロウさんが今後のMCUについて語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最初の映画「アイアンマン」からペッパー・ポッツを演じてきたグウィネス・パルトロウさんの The goop Podcast にスカーレット・ヨハンソンさんがゲスト出演し、「アイアンマン2」で共演した二人はMCU談義に花を咲かせました。

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MCUでブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じてきたスカーレット・ヨハンソンさんはパルトロウさんに対して、「マーベルでの役割は終わったの?」と質問すると「そう思うわ」と今後の予定がない事を明かしました。しかし、「でも私は死んでいないから、いつでもマーベルは声をかけてくると思う」と可能性が残されている事にも言及しました。

それに対して「そうね、いつか戻ってくるかもしれないわね」とヨハンソンさんが指摘すると、「本当にそう思う?64歳のペッパー・ポッツとか?なんて素晴らしいのかしら!でもスーツを着るにはちょっと年を取りすぎたわ」とコメントしました。

対するヨハンソンさんは「私は役目を終えたわ。チャプターは終わった。やるべきことは全部やったって感じね。10年以上の時間をかけて、あるキャラクターを何度も何度も演じることは、とてもユニークな経験だったわ」と語りました。

2021年にはスカーレット・ヨハンソンさんがマーベルの何らかの作品をプロデュースすると発表されていますが、それに関する進捗などの続報は発表されませんでした。

二人が長年同じキャラクターを演じ続ける事が出来たという貴重な経験を生み出すに至ったケヴィン・ファイギ社長について、パルトロウさんは「とても優秀な人ね」と称賛し、ヨハンソンさんは「彼は素晴らしい才能を持っている。映画とストーリーテリングを愛しているのね。彼自身がマーベルを愛しているし、とてもファンなんだわ。彼と何か話したりするときはいつも興奮するの…アイデアとかプロジェクトとか…私たち2人は大のディズニー(パーク)オタクで、パークで何をしてみたいとか、そんな話をするの」と語りました。

スカーレット・ヨハンソンさん演じるナターシャ・ロマノフはMCUから退場し、フローレンス・ピューさん演じる妹のエレーナ・ベロワがナターシャの死を受け入れたことで、その役割は完全に終わったと言えます。マルチバースの活用などすれば戻ってくる事は可能ですが、キャプテン・アメリカを演じたクリス・エヴァンスさん同様に再演について抵抗感を示すかもしれません。

一方で続報がないヨハンソンさんがプロデュースするというプロジェクトの現状は気になる所です。

ペッパー・ポッツはトニー・スタークの技術が焦点となるドラマ「アーマー・ウォーズ」で、スターク社のCEOとしてMCUに再登場する可能性は十分に残されています。しかし、ネタバレ実績を十分に残しているパルトロウさんが今回の対談で「役目が終わった」と感じている事は、現時点でそのようなオファーがない事を暗示しているのかもしれません。

フェーズ1から登場していた二人が今後マーベルとどのような作品に関わっていくのか、今後の動きにも期待です。

映画「アイアンマン2」はディズニープラスで配信中です。

映画「アイアンマン」の未公開ポストクレジットシーンが公開される

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最初の映画「アイアンマン」(2008年)のポストクレジットシーンの未公開バージョンが公開されました。本作のジョン・ファヴロー監督がジミー・キンメル・ライブに出演し、10年以上の時を経て、番組の中でその未公開シーンが放送されました。

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未公開シーンはジミー・キンメル・ライブ公式Twitterに投稿された動画の1分35秒あたりから視聴出来るようになっています。

マザーフ○○カーエディションと題されたこのシーンは、フューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさんが様々な出演作品で連呼する放送禁止用語を取り入れたもので、トニー・スタークの「あんた誰だ」という質問に対して公開バージョンでは「ニック・フューリー、S.H.I.E.L.D.の長官」と答えている所を、このバージョンでは「ニック・フューリーだ、マザーフ○○カー」と返しています。

ジョン・ファヴロー監督はこれを「おもしろ半分に撮影した」と語りましたが、最終的にこのシーンはボツとなり、S.H.I.E.L.D.の長官としてアベンジャーズ計画を持ちかけに来るシーンが映画として公開されました。

サミュエル・L・ジャクソンさんの代名詞でもある「swear words(=卑語、汚い言葉)」であるこの「マザーフ○○カー」はハリウッド映画ファンの楽しみのひとつにもなっており、多い時では1作品で100や200を超える回数のこの言葉を連呼するなどしています。

MCUにおけるサミュエル・L・ジャクソンさんはこの要素が抑えられていますが、2018年公開の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のポストクレジットシーンではサノスによって塵になっていきながらこの言葉を口にしました。

フューリーは2019年公開の映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」以降MCUに登場しておらず、「アントマン&ワスプ:クアントマニア」の撮影に参加していたとも報じられていましたが公開バージョンには含まれていませんでした。

今春にはフューリーが主人公となるドラマ「シークレット・インベージョン」がディズニープラスで配信予定になっており、7月から11月へと延期になった映画「ザ・マーベルズ」にも出演予定となっています。これらの最新作品でこのワードを耳にする機会はあるのでしょうか。

映画「アイアンマン」はディズニープラスで配信中です。

映画「アイアンマン」がアメリカ国立フィルム登録簿に登録される快挙達成

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アイアンマン」がアメリカ国立フィルム登録簿に登録された事が各種海外ニュースメディアで報じられました。MCU初となる今回の快挙により、「アイアンマン」は半永久的に保存される事になりました。

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アメリカ国立映画登録簿は、後世に残す価値があると認められたアメリカ映画および動画を記したリストで米国議会図書館によって作成されたプロジェクトであり、毎年、歴史的または芸術的に重要であると見なされる最大25のアメリカ映画が表彰され、将来の世代のために保存されます。この特定の栄誉の対象となるには、映画は公開から10年以上経過している必要があり、連邦政府国立フィルム保存委員会によって保存すべきフィルムが選定されます。(管理自体は政府によるものではなく、各スタジオに任されています。)

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、「私たちのお気に入りの映画はすべて、何度も何度も見て成長するものです。アイアンマンの公開からほぼ15年が経過し、映画登録簿に登録されたことは、アイアンマンが時の試練に耐え、世界中の観客にとって今でも意味のあるものであることを示しています。」とコメントしました。

「映画は、125年以上にわたり、私たちの国の物語を伝えるのに役立ち、アメリカ文化の中心となってきました」と、カーラ・ヘイデン議会司書は述べています。「私たちは、映画の遺産を保存するために、活気に満ちた多様な映画製作者のグループによる25本の映画を国立映画登録簿に追加できることを誇りに思います。これらの映画が将来にわたって確実に保存されるように、米国議会図書館と協力してくださった映画コミュニティ全体に感謝します。」と語りました。

この登録簿にはシリーズ物の原点作品だけでなく、続編も選考対象になっており、過去には「ゴッドファーザー パート2」や「スター・ウォーズEP5/帝国の逆襲」なども登録されました。「アイアンマン」を皮切りに来年以降MCU作品がさらに登録される可能性も十分にあります。

ソース:マーベル公式

英国エリザベス女王96歳の誕生日をアベンジャーズのテーマでお祝い

現地時間21日、英国のエリザベス女王が96歳の誕生日を迎え、ウィンザー城ではお祝いの式典が開催されました。その中で、コールドストリムガーズのバンドによる演奏が行われ、「ハッピーバースデー」の楽曲にならんでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ」(2012年)のテーマ曲が演奏された事を海外メディア YahooUK が報じました。

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YahooUKのTik tokアカウントはその時の様子を撮影したショート動画を公開しています。

@yahoouk #fyp #avengers #queen #marvel #theavengers #MCU #disney ♬ Queen Elizabeth The Avengers Theme – Yahoo UK

この楽曲は2012年公開の映画「アベンジャーズ」のメインテーマとして使用されたもので、「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などの楽曲を手掛けたアラン・シルヴェストリさんによって制作されました。その後も「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)、「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)でもそれぞれアレンジされた曲がメインテーマとなっています。

アベンジャーズの5作目は正式に発表されておらず、次のアレンジを聞く事が出来る日はまだしばらく先になるかもしれません。

映画「アベンジャーズ」シリーズはディズニープラスで配信中です。