【映画紹介】「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」世界を滅ぼすのはアイアンマン【MCU Vol.11】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2015年公開の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の11作目、
フェーズ2の6作品中の5作品目です。

MCUシリーズ 前作はこちら

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アベンジャーズシリーズとしては第2弾となります。

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また、「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」のエンドクレジット中の映像がこの作品の前フリになっていますので、未見の方は要チェック。

冒頭のあらすじ

2015年、東欧の小国ソコヴィアにおいて、かつてキャプテン・アメリカが戦った秘密結社ヒドラの残党を率いるバロン・ストラッカーがとある研究をしていました。S.H.I.E.L.D.が保管していたロキの杖を盗み出し、それを利用した人体実験をしていたのです。

それを聞きつけたアベンジャーズはヒドラの研究所を強襲。激しい戦いが始まります。その戦火に紛れて、人体実験を受けた双子が脱走してしまいました。

双子の弟ピエトロ・マキシモフによってクリント・バートン(ホークアイ)が負傷、そして双子の姉ワンダ・マキシモフによってトニー・スターク(アイアンマン)は酷い悪夢を見せられるのでした。

アベンジャーズが全滅してしまう幻覚を見てしまったトニーは、地球を守るためにウルトロン計画を進めていくのでした。

見どころ

MCUのクロスオーバー作品、アベンジャーズシリーズの2作目。

映画「アベンジャーズ」(2012年)のラストでS.H.I.E.L.D.が回収したはずのロキの杖は、ヒドラの手に渡っていました。その杖を奪還するため、アベンジャーズが出動。映画はアベンジャーズとヒドラの戦いから始まり、最初からクライマックスです。

ニューヨークのスタークタワーはアベンジャーズタワーとして改装され、そこで行われる祝勝会での、ムジョルニアのシーンも見ものです。

また、本作品ではこれまであまり描かれる事がなかったナターシャとクリントにも焦点が当てられます。この二人はここまでに単独作品がなく、戦闘シーンはそれなりにあれど、背景はあまり語られていなかったので必見です。

予告でちらっと映るアイアンマンの新しいアーマー、ハルクバスター。対ハルク鎮圧用アーマーの実力は映画の中でご確認ください。

本作品は以降の作品への伏線も多く、「アントマン」「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックパンサー」「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ/エンドゲーム」などに関連します。MCUの中でも重要な作品なのでチェックをお忘れなく。

キーワード

セプター

映画「アベンジャーズ」(2012年)でロキがふるっていた杖。杖の宝石部分にはインフィニティ・ストーンのひとつ、マインド・ストーンが入っていました。

ヴィブラニウム

キャプテン・アメリカの盾に使われている地球にわずかしかないといわれる希少金属。かつて映画「キャプテン・アメリカ:ザ・ファースト・アベンジャー」(2011年)において、トニーの父親ハワードが「地球にそれだけしかない」と言っていましたが、アフリカの小国ワカンダで産出されていることがわかりました。

キャラクター

スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)/演:クリス・エヴァンス

第2次世界対戦の末期に母国アメリカを救った超人兵士。
70年後の現代によみがえり、アベンジャーズのリーダーとして地球のために戦っています。

トニー・スターク(アイアンマン)/演:ロバート・ダウニーJr

巨大複合企業スターク・インダストリーズの会長。自ら発明したアーマーをまとい、アイアンマンとしてアベンジャーズの一員に。
平和維持を目的としてウルトロン計画を独断で進めます。

ソー/演:クリス・ヘムズワース

アスガルドの王子にして雷神。愛用のハンマー「ムジョルニア」をふるって戦います。

ブルース・バナー(ハルク) /演:マーク・ラファロ

天才生化学者。トニーに頼まれてウルトロン計画を手伝います。
アドレナリン分泌が一定を超えるとハルクに変貌。わずかに味方を判別できるようになったようですが、ブルースはハルクに変身しないように心がけています。

ナターシャ・ロマノフ(ブラックウィドウ) /演:スカーレット・ヨハンソン

レッドルーム出身の元S.H.I.E.L.D.エージェント。
ハルクと少しだけ意思の疎通が出来るようです。

クリント・バートン (ホークアイ)/演:ジェレミー・レナー

元S.H.I.E.L.D.エージェントで弓の名手。この映画ではクリントの背景が少し描かれています。

ジェームズ・ローズ(ウォーマシン) /演:ドン・チードル

アメリカ空軍大佐でトニーの友人。トニーからもらったウォーマシンのアーマーをまとって、共に戦います。

ワンダ・マキシモフ(スカーレットウィッチ) /演:エリザベス・オルセン

ソコヴィア出身でヒドラに改造された強化人間。幼少の頃の事件からトニーに恨みを持っています。強力なテレキネシスとマインドコントロールの能力を持っています。
コミックではワンダがお姉さんでピエトロが弟。

ピエトロ・マキシモフ(クイックシルバー) /演:アーロン・テイラー・ジョンソン

ワンダと同じくヒドラに改造されました。ホークアイでもとらえられない超高速移動が可能です。
コミックではふたりとも強化人間ではなくミュータント。大人の事情でミュータントという設定が使えずに、それに伴ってX-MENの宿敵でもあるマグニートーが父親だということも、MCUではノータッチです。
劇中に「俺のほうが少しだけ先に生まれた」というセリフがあり、ピエトロが兄でワンダが妹とする所もありますが、公式サイトには特に明記されていません。

ヴィジョン /演:ポール・ベタニー

誕生の経緯は映画にて。飛行能力やエネルギービームを操り、身体の分子構造を変化させたりできます。

ニック・フューリー /演:サミュエル・L・ジャクソン

元S.H.I.E.L.D.の長官。映画「キャプテン・アメリカ/ウィンターソルジャー」(2014年)にてインサイト計画を阻止したあと、表舞台からは姿を消していました。

マリア・ヒル /演:コビー・スマルダーズ

元S.H.I.E.L.D.の副長官。スターク・インダストリーズにて社長のペッパー・ポッツ(トニーの恋人)の秘書をしています。同時にアベンジャーズの活動のサポートを兼任しています。

サム・ウィルソン (ファルコン)/演:アンソニー・マッキー

スティーブの友人であり相棒。特別制のウィングパックを使い空中戦を得意とする元落下傘兵。

ヘレン・チョ/演:キム・スヒョン

韓国のユージン遺伝研究所に務める、人工皮膚細胞専門の科学者。ブルースの友人で、ソーのファン。

ユリシーズ・クロウ/演:アンディ・サーキス

ワカンダで暗躍する武器商人。トニーとも面識がある様子。映画「ブラックパンサー」(2018年)に再登場します。

ウルトロン/演:ジェームズ・スペイダー

トニーのウルトロン計画から誕生したAI。戦争根絶、平和の為には人間が不要との極論に到達し、そのために邪魔になるアベンジャーズを排除しようとする今作のメインヴィランです。トニーのラボを使って金属の身体を作り上げました。

マーベルから謎に包まれたティザー「マーベル・メイド」が発表

CBRによると、今週発売されたマーベルコミックにて、「マーベル・メイド」と描かれた謎のディザーが公開されました。

これはコミックスに関する発表なのか、あるいは映画やゲームに関するものなのか、いずれも不明です。

画像からは箱状のものに赤い布が被せられているのがひと目でわかりますが、画像の右上と右下に見える指のようなものから察するに、箱は小さいもののようにも感じられます。

2020年、マーベルコミックでは新たなイベント「エンパイア」が行われる予定です。 エンパイアは長年の宿敵だったクリー帝国とスクラル帝国が同盟を結び、地球へ侵攻してくるイベント。地球が粉砕されるとも言われています。

また5月からはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)もフェーズ4がスタート。

さらに日本のレジェンドヒーロー、ウルトラマンもマーベルコミックに。

UNVEILING Feburary 2020と書かれていますので、今月中に何かしら発表があるはずで、続報が待たれますね。

ソース元:CBR/Marvel Teaser Promises a Mysterious ‘Marvel Made’ Surprise Very Soon

【映画紹介】「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」はみ出し者たちが、銀河を救う【MCU Vol.10】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2014年公開の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の10作目、
フェーズ2の6作品中の4作品目

MCUシリーズ 前作はこちら

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ガーディアンズシリーズ 第一弾となります。

冒頭のあらすじ

1988年、母親を亡くしたばかりの失意のピーター・クイルは、ヨンドゥ・ウドンタ率いる宇宙海賊ラヴェジャーズにさらわれ、地球から離れてしまいます。

それから26年後の2014年。ヨンドゥに育てられ、トレジャーハンターとして宇宙を駆け回るようになっていたクイルは、惑星モラグにてオーブを盗み出しました。

金儲けのために盗み出したオーブでしたが、オーブを狙う連中に追われる羽目になるのでした。そして逃亡劇の最中に、オーブが銀河を破壊してしまうパワーを秘めていることを知ります。そのままクイルたちは、銀河を守る戦いへと巻き込まれていくのでした。

見どころ

ガーディアンズのシリーズ第1弾。
原題はGuardians of the Galaxyで、邦題で「ザ」が排除された経緯は不明です

ここまでのMCU作品は、地球を舞台とした映画ばかりでした。ソーのシリーズでは宇宙を描くシーンも見られましたが、主要な舞台はやはり地球でした。そんなわけで本作品はMCU初のSF作品となります。

舞台が宇宙になったことで、勢力の名前や人種名など独特なネーミングがどんどん出てきますが、さほど深く考えなくて大丈夫です。
冒頭以外で出てくるテラ人(地球人)はピーター・クイルだけであとはみんな宇宙人。いろんな文化を垣間見ることが出来ます。

クイルの独特な人間性に惹かれ、次第に一丸となっていくガーディアンズのメンバー。MCUで初となる人型でないヒーローたち、ロケット&グルートも見どころのひとつです。

劇中では1970年代から1980年代のアメリカンミュージックが多く使用されていて、世代によっては勝手に気分が上がるポイントではないでしょうか。

今後のMCUに関連する出来事が多いのもガーディアンズの特徴です。
エンドクレジット後の映像やスタン・リー氏のカメオ出演も含めて隅から隅まで要チェック!

キーワード

オーブ

廃墟と化した惑星、モラグに封印されている球状の物質。
ラヴェジャーズが狙っているお宝で、クイルが出し抜いて独り占めにしようとします。またサノスがこれを狙い、ロナンがそれに協力しているため、物語はこのオーブを巡って展開されます。

キャラクター

ピーター・クイル(スターロード)/演:クリス・プラット

1988年、9歳の頃に母メレディスが最期を看取り、耐えきれなくなり病院を飛び出したところをヨンドゥ率いるラヴェジャーズに誘拐されます。そのまま宇宙海賊の一員として育てられ、大人になったクイルは立派なごろつきに育ちました。
様々な異星人と交際する遊び人で、前科者でもありながら、反面お人好しで意外と人道的なところも。
ソニーのウォークマンを愛用し、メレディスからもらった「Awsome Mix Vol.1」のテープを聞くのが大好き。

ガモーラ/演:ゾーイ・サルダナ

緑の肌のゼホベレイ人。サノスによって両親を殺され、そのまま養女として、そして暗殺者として育てられました。銀河一残酷な女とも呼ばれ、恨みを持つ人達も多いです。サノスの命令をこなしながら隙を伺っています。

ドラックス/演:デイヴ・バウティスタ

ザ・デストロイヤーの異名を持つ戦士。コミックとは大きく違い、共通点はサノスを倒したい部分ぐらいです。肌の色は緑でしたが、映像化にあたってハルクと被るという理由で灰色に変更されたようです。彼に比喩は通じません。

グルート /演:ヴィン・ディーゼル

タルニーア出身のフローラコロッサスと呼ばれる樹木型ヒューマノイド。ロケットとコンビを組んで賞金稼ぎをしています。
I(わたし)と、am(は)と、Groot(グルート)の3語しか話せませんが様々な意味があって、ロケットはそれらの意味を理解している様子。
再生能力があり、パワー、防御ともに高い能力を持っています。

ロケット・ラクーン /演:ブラッドリー・クーパー

愛らしい外見とは正反対に、口が悪くてなかなか凶暴。アライグマ、あるいはそれに類する呼ばれ方をされると立腹します。MCU版では元々人型であり、この姿に遺伝子改造された様子です。(コミック版は元は動物で知能や二足歩行に関する遺伝子改造をされています)
射撃とパイロットの腕は宇宙トップクラスで、知能もトニー・スターク並。
本人いわく、寿命は短いそうです。

ヨンドゥ・ウドンタ /演:マイケル・ルーカー

宇宙海賊ラヴェジャーズのリーダー。青い肌が特徴的ですがクリー人ではなく、ケンタウリ人。荒っぽく親分肌で、クイルとは義理の親子のような関係です。
クイルの実の父親を知っている様子もうかがえます。
ヤカの矢を口笛で遠隔操作する独特で強力な戦闘スタイルを持っています。

ロナン・ジ・アキューザー /演:リー・ペイス

本作のメインヴィランです。 銀河の列強クリー帝国の法を執行するアキューザー(告発人)。1000年に渡るクリー帝国とノヴァ帝国の戦争が平和条約の締結により終戦したため、母国であるクリーを弱腰として、サノスと手を組み仇敵ザンダー星人を滅ぼそうとします。

ネビュラ /演:カレン・ギラン

サノスの養女でガモーラの妹。実の姉妹ではなく、ガモーラ同様になかば誘拐されてきたルフォモイド人。姉妹で実戦訓練をさせられ、負けるたびにサノスに改造されたネビュラは半分以上が機械の身体になっています。

サノス /演:ジョシュ・ブローリン

かつて映画「アベンジャーズ」(2012年)にて、ロキに地球侵略を焚き付けたタイタン星人。オーブが欲しい。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」より、劇中未使用のアイアン・ストレンジ公開

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)より、ドクター・ストレンジのアイアンアーマーを着用したコンセプトアートが公開されました。
コンセプトアーティストのフィル・サンダースさんがInstagramでシェアした投稿を御覧ください。

投稿によるとアイアンストレンジは

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の脚本から生み出されたアイデアです。Qシップでは、トニー・スタークはドクター・ストレンジにアーマーを移して、エボニー・マウの拷問から助ける予定でした」

とのことです。アートではアーマーを着用した状態で手元には魔法陣が描かれており、科学と魔法の融合した新しい戦い方も見てみたかった気がします。


映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」はDVD、BD、UltraBDが好評発売中。

動画配信サービス「ディズニーデラックス」でも配信中となっています。

ジェームズ・ガン監督「ガーディアンズ3にはサプライズがいっぱい」

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の1作めと2作めの監督を務めたジェームズ・ガン監督が、Instagramのストーリーにとある写真を公開しました。

出典:Instagram/@jamesgunn

質問に対する回答として掲載されたもので、ガーディアンズ3の脚本は以前に考えたものに近いのか、変更されたのかの問に対して、以前のものにかなり近いと回答されています。

ジェームズ・ガン監督は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の1作目、2作目をとった監督で、2018年に一度ディズニーから解雇されましたが、2019年にはガーディアンズ3で戻ってくると報道されました。

当初ガーディアンズ3はフェーズ4の最初の方に位置しており、2020年公開予定だったため、当然脚本も出来ていましたが一連の解雇騒動により一旦白紙。
そして監督に再就任したことで、脚本がどうなるかはファンの間でも話題となっていました。

公開順が変わったことで他の作品との競合性などもあり、ある程度の脚本変更はあるだろうと考えられていますが、今回のインスタグラムでの監督の報告を見る限り、ベースは変わってないようです。
「常にサプライズがある」との一言も添えられており、期待以上のものが見られる予感がしますね。

2019年末にはガーディアンズでネビュラ役を演じるカレン・ギランさんが、3作目の脚本を絶賛されていました。

「言えるのは、もう脚本を読ませてもらったこと、最高の出来だということだけです。本当にすばらしい脚本なんです」と発言。シリーズ過去2作品を手がけたジェームズ・ガン監督が一時解雇されたものの、無事に復帰したことについて「私たち全員、ジェームズが3部作を完結させるべく戻ってきたことを本当に喜んでいます。彼なしでは納得できなかったでしょうから」と語りました。

引用:Yahoo entertainment

↑ネビュラ役 カレン・ギランさん

↓劇中のネビュラ

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は2020年後半にも撮影開始予定となっています。公開時期は未定ですが、2022年10月から始まるフェーズ5に含まれるだろうとの見方です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」および2作目「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」はDVD、BDが好評発売中。
またディズニーデラックスでも配信中です。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」より、劇中未使用のウォーマシン用アーマーのコンセプトアートが公開

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)より、ウォーマシンの「コズミックアーマー」のコンセプトアートが公開されました。
コンセプトアーティストのフィル・サンダースさんがInstagramでシェアした投稿を御覧ください。

投稿によると、「ローディーのウォーマシンマーク5、コズミックスーツの未使用コンセプトです。最終決戦は宇宙空間になるだろうという想定の元、当時承認されていたマーク5に追加のブースターパックを作りました」との事です。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)は映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」とエンドゲーム後の世界を描いた映画「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」(2019年)にてフェーズ3が終了しました。

2020年5月の映画「ブラックウィドウ」でフェーズ4がスタートしますが、今後のローディの登場は未定となっています。


映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はDVD、BD、UltraBDが好評発売中。

動画配信サービス「ディズニーデラックス」では「アベンジャーズ/エンドゲーム」が2020年3月13日 から配信予定です。

トム・ホランドさんがTVショーでドッキリを仕掛けるも・・・

ディズニー/ピクサーの新作映画「Onward」(邦題:2分の1に魔法)が2020年3月13日に公開されます。

そのプロモーションとして、主人公兄弟の兄バーリーの声優を務めるクリス・プラットさんが米ABCテレビの「ジミー・キンメル・ライブ!」のファンQ&Aコーナーで回答していたところ、指名された次の質問者はトム・ホランドさんでした。

質問のやり取りは以下のような内容でした。

トム「世界中の俳優のなかで、一番好きな俳優は誰ですか?」

クリス「世界中?んー。デンゼルかな。デンゼル・ワシントン。彼はとても素晴らしい」

トム「違う違う、デンゼルはクールだし僕も好きです。OK。トムから始まる名前の俳優ならどう?」

クリス「んー、トム・クルーズ。トップガンは最高」

トム「オーケーオーケー、彼ももちろん素晴らしい。じゃあもっと簡単にしましょう。彼のセカンドネームがHから始まる場合なら誰?そう、トム・Hなら?」

クリス「ハンクス! A Beautiful Day in the Neighborhoodの映画ね 」

トム「・・・・。トム・Hはイギリス人だよ」

クリス「どこに誘導しているかわかったぞ。トム・ハーディーだな。彼はヴェノムを演じて、とても良かった!」

トム「もっと若い人だよ」

クリス「わかった!ヒドルストンだ」

と、ここでトム・ホランドさんの心は折れてしまったようです。

自分の名前を言わせたかったのに、スパイダーマンの宿敵ヴェノムの俳優トム・ハーディーさんと、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でのヴィラン、ロキ役のトム・ヒドルストンさんまで行ったものの、自身の名前は出してもらえませんでした。

ドッキリを仕掛けたつもりが、トム・ホランドさんのほうがはめられていたのかもしれませんね。


映画「Onward」では、トム・ホランドさんは主人公兄弟の弟イアンの声優を務めています。スターロードとスパイダーマンの俳優が兄弟となって出演する映画、興味のあるかたはチェックしてみてください。

なお、吹替版はバーリー役が城田優さん、イアン役を志尊淳さんが演じます。吹替版だともはやマーベル繋がりでもなんでもないですが、見やすい方で御覧ください。

英語版トレーラー

吹替版トレーラー

映画「2分の1の魔法」公式サイトはこちら

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ/エンドゲーム」のシークレットポスターが公開

ツイッターより

アーティストのパオロ・リベラさんが新たに映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」のポスターを公開しました。

ツイッターでリベラさんは「これらの『アベンジャーズ』のポスターをようやく共有できます! (この超限定版はキャストとクルーのみを対象としているため、事前にお詫び申し上げます。)トリン・トランにはこの仕事を提供してくれたことに感謝しています。」と語っています。

公開されたポスターはキャスト及びクルー限定の特別だったもので、「インフィニティ・ウォー」ではサノスとブラックオーダーが、「エンドゲーム」ではアベンジャーズたちヒーローが描かれています。

映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ/エンドゲーム」はDVD、BD、UltraBDが好評発売中。

動画配信サービス「ディズニーデラックス」では「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」が配信中。「アベンジャーズ/エンドゲーム」は2020年3月13日 から配信予定です。

【映画紹介】「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」真の敵は誰なのか【MCU Vol.9】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2014年公開の映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の9作目、
フェーズ2の6作品中3作品目

MCUシリーズ 前作はこちら

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キャプテン・アメリカシリーズ 前作はこちら

[nlink url=”https://mavesoku.com/captainamerica-highlight/”]

冒頭のあらすじ

映画「アベンジャーズ」(2012年)のニューヨーク決戦から約2年。
キャプテン・アメリカことスティーブ・ロジャースは現代社会の暮らしへの適応に奮闘しながらも、新しい友人をも得ました。

ある日、S.H.I.E.L.D.の船が海賊によって占拠され、スティーブとナターシャ(ブラックウィドウ)は、エージェント・ラムロウが率いる対テロ作戦部隊S.T.R.I.K.E.チームと共に人質の救出へと向かいました。任務中、スティーブはナターシャが船のコンピュータからデータを取り込んでいるところを見つけ、彼女がフューリーから別の指令を受けていることを知ります。

S.H.I.E.L.D.本部へと帰還したスティーブは、フューリーから「インサイト計画」の説明を受けます。これは海賊に襲われた船から打ち上げた偵察衛星によって敵を捉え、3隻のヘリキャリアによって先制攻撃するというものでした。しかしフューリー自身、この計画に賛同しつつも違和感を持ったため、ナターシャに密かに計画のデータを持ち帰るよう指示したのでした。データが解析できないことを不審に思ったフューリーは、世界安全保障委員会のアレクサンダー・ピアースに計画の延期を要求しました。

その帰り道でフューリーは謎の暗殺者ウィンター・ソルジャーの襲撃を受けて負傷してしまいます。なんとかスティーブのアパートに逃げ込み「S.H.I.E.L.D.は危険だ」と伝え、USBメモリを託すも狙撃され倒れてしまいます。

見どころ

キャプテン・アメリカのシリーズ第2弾。
時代の空白があるキャップは手帳にメモを取りながら、空白期間の調査を怠らない様子。冒頭に出てくる手帳にはスター・ウォーズやスティーブ・ジョブズなどと言ったワードも書き込まれています。

前作は戦争中が舞台の映画だったこともあり、全体的なトーンが少し暗めでした。しかし今回は現代。新生キャプテン・アメリカのスタートとも言えます。

アクションシーンは派手さを増し、盾によるバトルもより洗練されました。キャップはアイアンマンやソーと違って飛べないのに、またもや空中戦をさせられるのも見どころです。
また、今作ではスパイ映画のエッセンスも盛り込まれており、一体誰が敵なのか、気になりすぎる作品です。
新しい頼れる相棒ファルコンことサム・ウィルソンも初登場です。

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」も今後のMCUに大きく関わってくる作品。未見の人は要チェックです。

エンドクレジット後にはこの先の作品での重要人物が出てくるので、ディスクが止まるまで、あるいはシークバーが右端に行くまで見てみてください。

キーワード

世界安全保障委員会

S.H.I.E.L.D.を管理、監督する役員会。フューリー長官と同等またはそれ以上の権限をもつ人たち。

トリスケリオン

アメリカ・ワシントンD.C.のポトマック川沿いに位置するS.H.I.E.L.D.の本部施設。 この映画の主な舞台となります。

インサイト計画

敵がどこにいても、悪さをする前に空からやっつける計画。
映画「アベンジャーズ」(2012年)での宇宙からの侵略を受けて始まった計画のわりには、対テロリスト用の様子。

レムリア・スター

インサイト計画に必要な衛生を打ち上げるための船。

キャラクター

スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)/演:クリス・エヴァンス

70年間氷漬けになっていた伝説のヒーロー。軍には戻らずにS.H.I.E.L.D.のエージェントとして平和維持のため活動中。
現代の格闘術、戦闘術を学び、身に着けたことでよりパワーアップした模様。ジェネレーションギャップのせいで、(現代の)人との付き合いが苦手。

サム・ウィルソン(ファルコン)/演:アンソニー・マッキー

特別製のウィング・パック「ファルコン」を駆使した空中戦を得意とする元落下傘兵 。キャップを助けるために立ち上がります。

ナターシャ・ロマノフ(ブラックウィドウ)/演: スカーレット・ヨハンソン

S.H.I.E.L.D.のエリートエージェント。今までには見せない一面も見せてくれます。

バッキー・バーンズ(ウィンター・ソルジャー) /演: セバスチャン・スタン

戦争中に亡くなったはずのキャップの親友。記憶を失っており、襲撃してきます。

ニック・フューリー /演:サミュエル・L・ジャクソン

S.H.I.E.L.D.の長官。「インサイト計画」に不信感をいだき、計画延期を申し出た矢先に事件に巻き込まれます。

アレクサンダー・ピアース /演:ロバート・レッドフォード

S.H.I.E.L.D.の理事で世界安全保障委員会とのパイプ役。フューリーとは古い同志で、フューリーを長官にと推薦したのもこの人。

マリア・ヒル /演:コビー・スマルダーズ

S.H.I.E.L.D.の副長官を務めるエージェント。フューリーやキャップをサポートします。

シャロン /演:エミリー・ヴァンキャンプ

ご近所に住むナース、と思いきやS.H.I.E.L.D.のエージェント。
スパイとして高度な訓練を受けています。

ブロック・ラムロウ /演:フランク・グリロ

S.H.I.E.L.D.の対テロチームS.T.R.I.K.E.のリーダー。

マイケル・ペーニャさん「アントマン3にも出たい」

海外メディアハリウッドレポーターのインタビューによると、アントマンシリーズに出演していたルイス役の俳優マイケル・ペーニャさんは「アントマン3」でもルイスを演じたいと明かしました。

3回目の撮影が出来たら素晴らしいことだと思いますが、インフィニティ・ウォーからエンド・ゲームで起こったすべての出来事に関しては、誰にもわかりません。マーベル・スタジオはルイスだけでなく、他のキャラクターへの期待も打ち砕かなければならないので、もしかすると私はカットされるかもしれません。

ペーニャさんは「アントマン3」ではミシェル・ファイファーさん演じる初代ワスプや、主人公スコット・ラングの娘キャシー・ラングに物語の焦点が当たるであろうことを推測していて、自身の出番が少なくなる、あるいは無くなるという可能性も考えているようです。

出典:映画「アントマン&ワスプ」公式ページ

「アントマン」シリーズ第3弾は、ペイトン・リードさんが監督として契約を結んだと報じられています。また、ポール・ラッドさんが引き続き主演を務められます。

マーベル・スタジオは未タイトルの新作映画を2022年2月18日と2022年7月29日に公開する予定なので、このうちのどちらかが「アントマン3」になるのかもしれません。同じ2022年の5月6日には「ブラックパンサー」続編の公開が予定されています。