スカーレット・ヨハンソンさんがあなたを映画「ブラックウィドウ」プレミア試写会とアフターパーティーにご招待

チャリティー募金団体のOmazeを通じて、スカーレット・ヨハンソンさんがソーラーレスポンダーズへの募金を呼びかけています。

抽選で映画「ブラックウィドウ」のプレミア試写会と、その後のアフターパーティーに招待、ホテルと航空券が手配されるとのこと。
募金は10ドルから受け付けていますが、募金をしなくても抽選には参加できるようです。

なお、この活動はスカーレット・ヨハンソンさん個人の活動であり、ディズニーやマーベル・スタジオ、その他の関連会社等は一切関係ありません。

年齢や居住国などによっては権利がありません。詳しい内容および注意事項等は以下の公式サイトを御覧ください。募金の締め切りは2020年4月1日午後11時59分(太平洋標準時)となっています。

Omaze:Support Solar Responders and
Meet Scarlett Johansson at the Black Widow Premiere and After-Party

募金先のソーラーレスポンダーズの公式サイトはこちら:solarresponders

MCUの全作品リスト!公開順にみるならこの一覧

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品、公開順の一覧です。

MCUを楽しむ上でフェーズを知っておく必要はありませんが、わけて記載しておきます。

公式ではフェーズ1からフェーズ3までを「インフィニティ・サーガ」としています。

フェーズ1

フェーズ1では、主要なヒーローとアベンジャーズの結成までが描かれています。

連番作品タイトル公開年紹介記事
1アイアンマン2008click
2インクレディブル・ハルク2008click
3アイアンマン22010click
4マイティ・ソー2011click
5キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー2011click
6アベンジャーズ2012click

フェーズ2

フェーズ2では結成後の世界の状況や、より大きな世界である宇宙と、より小さな世界である量子世界への拡張が描かれています。

連番作品タイトル公開年紹介記事
7アイアンマン32013click
8マイティ・ソー/ダーク・ワールド2013click
9キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー2014click
10ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー2014click
11アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン2015click
12アントマン2015click

フェーズ3

フェーズ3ではスーパーヴィランのサノスに対して物語がフォーカスされていきます。

連番作品タイトル公開年紹介記事
13シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ2016click
14ドクター・ストレンジ2017click
15ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス2017click
16スパイダーマン:ホームカミング2017click
17マイティ・ソー/バトルロイヤル2017click
18ブラックパンサー2018click
19アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー2018click
20アントマン&ワスプ2018click
21キャプテン・マーベル2019
22アベンジャーズ/エンドゲーム2019
23スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム2019

フェーズ4

フェーズ4ではアベンジャーズ/エンドゲームによってさらに広がった世界が描かれていく予定です。映画だけでなく、ディズニー+による配信作品が含まれてきます。

※新型コロナウイルスの影響により、新しく発表された公開日に更新しました。(2020年12月10日情報更新)

連番作品タイトル公開年備考形態 
24ワンダヴィジョン20211/15 ディズニー+click
25ファルコン&ウィンター・ソルジャー20213/19ディズニー+click
26ロキ20216/11ディズニー+click
27ブラックウィドウ20217/8、ディズニー+は7/9
click
28What If...?20218/11ディズニー+click
29シャン・チー20219/3click
30エターナルズ202111/5click
31ホークアイ202111/24ディズニー+click
32スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム202112/17(日本2022年1月7日)click
33ムーンナイト20223/30ディズニー+click
34ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス20225/6(日本は5/4)click
35ミズ・マーベル20226/8ディズニー+click
36ソー ラブ&サンダー20227/8click
37アイ・アム・グルート20228/10ディズニー+
38シーハルク20228/17ディズニー+click
39ワーウルフ・バイ・ナイト2022ハロウィンSPディズニー+
40ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー202211/11
41ザ・ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー・ホリデー・スペシャル202211/25ディズニー+

フェーズ5

フェーズ5はまだほとんど明かされていません。ディズニーのFOX買収によって合流が可能になったX-MENやデッドプール、ファンタスティック・フォーがこのあたりで登場する可能性が示唆されています。また、サノスに変わる敵も登場すると予想されます。

※2023年11月10日 ストライキ明けの新スケジュール発表に合わせて更新しました。
※2022年7月24日 SDCC2022の発表に合わせて更新しました。

連番作品タイトル公開年備考形態 
42アントマン&ワスプ:クアントゥマニア20232/17
43ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー320235/5
44シークレット・インベージョン20236/21ディズニー+
45アイ・アム・グルート s220239/6ディズニー+
46ロキ s2202310/6ディズニー+
47ザ・マーベルズ202311/10(旧題:キャプテン・マーベル2)
48What if...? s2202312/22ディズニー+
49エコー2024
1/10ディズニー+
50X-MEN'9720243/20ディズニー+、アニメ
51デッドプール320247/26
52アガサ:オール・アロング20249/18ディズニー+
キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド20252/14
デアデビル:ボーン・アゲイン20253月ディズニー+
サンダーボルツ20255/2
アイアンハート2025ディズニー+
ブレイド202511/7

フェーズ6とフェーズ不明の作品


※2022年7月24日 SDCC2022の発表に合わせて更新しました。

連番作品タイトル公開年備考形態 
ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップ20257/25click
アベンジャーズ:ドゥームズデイ20265/1
アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ20275/7
アーマー・ウォーズ
マーベルゾンビーズ2024年ディズニー+、アニメ
スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー2024年11月ディズニー+、アニメ
What if...? s3ディズニー+、アニメ
アイズ・オブ・ワカンダディズニー+、アニメ
シャン・チー2
シャン・チー スピンオフドラマディズニー+

フェーズ7

連番作品タイトル公開年備考形態 
無題20262/13
無題20267/24
無題202611/6

【映画紹介】「ドクター・ストレンジ」全てを失い、彼は目覚める【MCU Vol.14】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2017年公開の映画「ドクター・ストレンジ」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の14作目で、
フェーズ3の11作品中の2番めの作品です。

MCUシリーズ 前作はこちら

[nlink url=”https://mavesoku.com/civilwar-highlight/”]

冒頭のあらすじ

スティーブン・ストレンジは天才的な外科医でした。極めて難易度の高い手術ですら難なくこなしてしまう神の腕を持っていましたが、それゆえに彼は傲慢でもありました。

ある日の手術後、晩餐会へ向かう途中でストレンジは自らの不注意もあり交通事故にあってしまいます。なんとか一命は取り留めましたが、両手、特に指に麻痺が残る後遺症を抱えてしまいました。

最先端の医療方法など、最善を尽くして懸命に手を尽くすも、回復せず自暴自棄になったストレンジ。そんな中、リハビリ担当医から紹介された「半身不随から奇跡的に回復した」男、ジョナサン・パングボーン。

彼の助言でネパールのカトマンズの奥地、カマー・タージへと向かったストレンジは、そこでエンシェント・ワンと呼ばれる人物と、そして「魔術」に出会うのでした。

見どころ

マーベル・コミックの最強キャラを議論する際には必ず名前が上がる一人、ドクター・ストレンジ。原作コミックは1963年に初登場しました。

MCUとしては14番目の作品ですが、ドクター・ストレンジとしては初作品なので、この作品から見ても特に問題ないと言えます。
この映画はドクター・ストレンジのオリジンを描いたもので、物語の大半はヒーローとなるに至るまでの物語に焦点が当てられています。

MCUにおいて、天才で傲慢といえばトニー・スターク(アイアンマン)がいますが、人間的にはかなり似通っています。
しかしトニーが科学で戦うのに対して、ストレンジは魔術を用いるため、同じ世界を描きつつも映像としてはかなり違ってくるのが見どころのひとつ。これまでのMCU作品とは異なるテイストなので、新鮮な気分で鑑賞できます。

そして映像だけでなく音楽も神秘的。本作では人気海外ドラマ「LOST」や「FRINGE」の音楽を手掛けたマイケル・ジアッキーノさんが担当し、ストレンジの世界を見事に彩っています。

今回もエンディングの後にふたつのオマケ映像。
ひとつはこの後のMCU作品に繋がるもの、もうひとつはドクター・ストレンジの続編に繋がるであろう映像ですので、シークバーが右端に行って止まるまでが映画「ドクター・ストレンジ」です。

キーワード

ソーサラー・スプリーム

カマー・タージの魔術師の一団「マスター・オブ・ミスティック・アーツ」でリーダーの資格と実力を持つ魔術師に与えられる称号。
初代は古の魔術師アガモットでしたが、現在はエンシェント・ワンがこの称号を授かっています。

カリオストロの儀式

カリオストロの書に記されている闇の儀式。
暗黒次元(ダークディメンション)と繋がり、不老不死の力や強大な暗黒魔術のちからを得るとされています。

アガモットの目

初代ソーサラー・スプリームのアガモットが開発した首飾り型のレリック。
中には宇宙に6つあるとされているインフィニティ・ストーンのひとつ、タイムストーンが組み込まれており、時間を操ることが出来ます。

多元宇宙(マルチバース)

この世界とは異なる、あらゆる次元宇宙の総称です。
現実世界にそっくりな仮想空間のようなミラーディメンション、霊的な物体が存在するアストラルディメンション、ドルマムゥが支配する暗黒のダークディメンションなどが本作で登場します。

キャラクター

スティーブン・ストレンジ(ドクター・ストレンジ)/演:ベネディクト・カンバーバッチ

天才的な腕を持つ神経外科医。事故による両手の神経の損傷で、医師への復帰の道が見えなくなり自暴自棄になってしまいます。

モルド/演:キウェテル・イジョフォー

カマー・タージでストレンジの兄弟子となる人物。生真面目で頑固な性格です。

ウォン/演:ベネディクト・ウォン

カマー・タージで書庫を預かり、管理する魔術師。世間にはだいぶ疎いものの、おちゃめな性格です。

エンシェント・ワン/演:ティルダ・スウィントン

カマー・タージの主にして、至高の魔術師「ソーサラー・スプリーム」の称号を持つ、700歳を超えたケルト人の魔術師。その魔力は魔術師の中でも最強を誇ります。ちなみに原作では男性。

カエシリウス/演:マッツ・ミケルセン

ダークディメンジョンに魅入られた暗黒魔術の使い手。カリオストロの儀式を行い、ドルマムゥと契約しようと目論んでいます。

クリスティーン・パーマー/演:レイチェル・マクアダムス

ストレンジの元カノの救急救命医。ストレンジの傲慢さについていけずに別れましたが、仕事の上では今もお互いに信頼するパートナーです。

©MARVEL

ヒュー・ジャックマンさんがファンに感謝 ─ 3月3日はローガンの日、デッドプールからも祝辞

2000年代の大ヒット映画シリーズ「X-MEN」で、17年にわたりウルヴァリンことローガンを演じてきた俳優のヒュー・ジャックマンさんが、映画「ローガン」の全米公開日の3月3日を祝って、ファンに感謝の言葉をツイートしました。

3年前のこの日、「ローガン」が公開されました。汗と蒸し鶏と一生に一度の役を何年も(本当に多くのことを意味している)ありがとう!

ヒュー・ジャックマンさんは2000年に公開された映画「X-MEN」からウルヴァリンの最後を描いた「ローガン」まで、17年に渡りローガンというキャラクターを演じて来ました。役作りにあたって体格を維持するために、ずっと蒸し鶏とブロッコリーで過ごしたというエピソードもありました。

そしてこのツイートに対して、同シリーズでデッドプール役を演じたライアン・レイノルズさんもSNS上で反応。

デッドプールらしい反応で、こちらもまたファンを賑わせています。


ヒュー・ジャックマンさんは2017年の映画「ローガン」にてローガン(ウルヴァリン)役を引退。さらにX-MENシリーズを製作してきたFOXがディズニーに買収されたことで、2020年4月(米国)に公開される「ニュー・ミュータンツ」を最後にシリーズも幕を下ろします。

今後、X-MENやデッドプールはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に統合されることが示唆されており、リブートされるのかどうかなどまだまだ公式発表には至っていません。
しかし先日、ライアン・レイノルズさんや他数名のX-MENキャストがマーベルスタジオと話をしたとの報道もあり、水面下では確実に動いているようです。

映画「ニュー・ミュータンツ」の新しいTVスポット映像が公開

20世紀スタジオの公式Youtubeチャンネルにて、映画「ニュー・ミュータンツ」の新しいTVスポットの動画が公開されました。

この映画は力のコントールが出来ずにいる若い5人のミュータント達が、意思に反して施設に入れられてしまいます。そこで襲ってくる悪夢から、脱出するために協力をしていく物語。

映画「ニューミュータンツ」は2020年4月3日に全米公開、日本での予定は今の所公開されていません。
監督:ジョシュ・ブーン
出演:アニャ・テイラー=ジョイ、メイジー・ウィリアムズ、チャーリー・ヒートン、ヘンリー・ザーガ、ブルー・ハント、アリシー・ブラガ

主要なキャストさんと役どころについては以下の記事でもご紹介させていただいてますので、あわせて御覧ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/newmutants-photo/”]

俳優シム・リウさんがインスタグラムでメイクアップの様子を公開 ─ 映画「シャン・チー」

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の28番目の作品、映画「シャン・チー」(原題: Shang-Chi and the Legend of the Ten Rings )の主演を務める俳優のシム・リウさんが、自身のインスタグラムでメイクアップの様子をうつした写真を公開しました。

Photo:Instagram/@simuliu

「シャン・チー」の情報についてはあまり公開されておらず、監督にデストン・ダニエル・クレトンさん、主要キャストとして主演のシム・リウさんのほか、映画「アイアンマン」の1作めと3作目において登場したテロ組織「テンリングス」の真のボス、マンダリン役にトニー・レオンさんがアナウンスされています。

ダニエル監督の作品、「ショート・ターム」(2013年)、「ガラスの城の約束」(2017年)、「黒い司法 0%からの奇跡」(2019年)では俳優のブリー・ラーソンさんが起用されており、彼女はMCUにおいてキャロル・ダンバース(キャプテン・マーベル)を演じているので、「シャン・チー」への登場も期待されています。ただし「シャン・チー」は中国、あるいは少なくともアジアが舞台だと考えられているので、宇宙を中心に活動しているキャロルが登場するのは難しいという意見も多く見られますが、どういう展開になるでしょうか。

©MARVEL

映画「シャン・チー」は2021年2月12日、全米公開予定です。

【映画紹介】「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」友情が、友情を引き裂く【MCU Vol.13】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2016年公開の映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の13作目で、
フェーズ3の11作品中の最初の作品です。

MCUシリーズ 前作はこちら

[nlink url=”https://mavesoku.com/antman-highlight/”]

キャプテン・アメリカシリーズの第3弾の映画です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/captainamerica2-highlight/”]

また、映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)の出来事が深く影響しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/age-of-ultron-highlight/”]

冒頭のあらすじ

2016年、ソコヴィアでのウルトロンとの激闘から約1年後。スティーブ(キャプテン・アメリカ)率いるアベンジャーズは、ヒドラの残党ブロック・ラムロウのバイオハザードテロ計画を阻止するためナイジェリアのラゴスに出動していました。

生物兵器を確保しテロを阻止したものの、ラムロウはスティーブを道連れに自爆を図りますが、ワンダが咄嗟に阻止します。しかしそれが原因で多くの市民が死傷してしまいました。

同じ頃、トニー・スターク(アイアンマン)はソコヴィアで犠牲となった青年のの事を聞かされ、自責の念にかられていました。

本部に集合したアベンジャーズたちはロス国務長官に呼び出され、国際社会からの批判をつきつけられます。そして、アベンジャーズを国連の管理下に置くことを規定とする「ソコヴィア協定」への署名を求められます。

監査を受けるべきだと言うトニーと、組織は信用できないと言うスティーブで意見が対立。折り合いが付かないまま、ウィーンでの調印式の日を迎えました。そして式の最中に爆破テロが発生。全世界に指名手配されたのはスティーブの古い友人、バッキー・バーンズ(ウィンター・ソルジャー)でした。これによって事態はより複雑に、そして深刻になっていくのでした。

見どころ

キャプテン・アメリカシリーズの3作目ですが、アベンジャーズの面々も多数登場する作品です。原題は「Captain America:Civil War」となっており、邦題は前後逆にされています。

映画「アントマン」(2015年)のコメディタッチから急転、アベンジャーズたちが深刻な状態に陥ってしまいます。

映画「アイアンマン」(2008年)でトニーがヒーローとして戦うようになり、8年。彼らは多くの人達を救ってきた反面で、少なからず物的・人的被害があったのもまた事実でした。

今作冒頭でのワンダの失態により、アベンジャーズに対する世間の風当たりは強くなってしまいます。そこで事態の着地点としてだされたソコヴィア協定。

トニー・スタークはヒーローとなる以前は、巨大企業の社長として一人で全責任を負って動いてきた人間でした。しかしアイアンマンとなって以降、人々を守るために戦いましたが、愛する人や親友を危険に巻き込むこともあり、ニューヨーク決戦でのトラウマ、ウルトロン計画の失敗を経て、心は疲弊しきっていました。

一方でスティーブ・ロジャースは軍の一兵士として、そしてS.H.I.E.L.D.のエージェントとして活動してきた人間でした。軍人時代は仲間の救出任務を禁じられ、現代ではヒドラによるインサイト計画でS.H.I.E.L.D.が崩壊、孤立して戦ってきた彼にとって組織は信用できなくなてっており、自分の責任で戦うことを決意していたのでした。

お互いに以前とは逆の立場を求めるようになり、そしてついには衝突することになっていまいます。
求めるものが同じでありながら、道を違えてしまったヒーローたちの決戦は間違いなく見どころとなっています。

また、のちに単独映画を控えているブラックパンサーとスパイダーマンが初登場します。この新顔たち二人と、登場したばかりのアントマンの参戦も見どころですね。

そして単にアベンジャーズ同士の対決だけでなく、物語も二転三転します。先の読めない展開にハラハラし、そして衝撃の結末へと繋がっていきます。

今回もエンディングの後にふたつのオマケ映像が流れますよ!

キーワード

ソコヴィア協定

国連委員会が提唱した協定書。
アベンジャーズに属するヒーローたちをはじめとする世界中の超人たちや、認可外の技術・物品を所持する者たちを国連委員会の管理下に置き、国連委員会が認めたときにのみその活動を許可するという条約です。
上述の事項に該当する者が協定への署名を拒否した場合、超常的な力や技術を用いての活動を一切禁止され、その立場のまま活動すると犯罪者として識別されてしまうことになります。
また、署名を拒否した者への接触・加担を行った人物も、同様に犯罪者として扱われます。
全世界の中から117の国家が賛同して樹立されました。
本作終了後も本協定が廃止されることはなく、以降のMCU作品の幾つかにも本協定が登場し、影響を与えています。

キャラクター / ソコヴィア協定反対派

スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)/演:クリス・エヴァンス

70余年の氷漬けを経て、現代に蘇った超人兵士。
ソコヴィア協定に懐疑的で、自分の責任で全うする選択を取ります。バッキーの無実を証明するために、奔走することに。

バッキー・バーンズ(ウィンター・ソルジャー)/演:セバスチャン・スタン

ジェームス・ブキャナン・”バッキー”・バーンズ。
第2次大戦中、スティーブとの任務中に消息不明になり、ヒドラに回収され洗脳、改造されて暗殺者ウィンター・ソルジャーとなりました。そして冷凍睡眠され、映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年)の「インサイト計画」により現代に復活。スティーブと激突の後、姿をくらませていました。

サム・ウィルソン(ファルコン)/演:アンソニー・マッキー

スティーブの現代での親友。
元落下傘兵で高性能ウィングパックを使用した空中戦を得意とします。スティーブの意見に賛同し、サポートします。

クリント・バートン(ホークアイ)/演:ジェレミー・レナー

元S.H.I.E.L.D.のベテランエージェントで弓の名手。
ウルトロンとの戦いの後、家族のために引退していましたが、スティーブの危機を知らされ協力します。

ワンダ・マキシモフ(スカーレットウィッチ)/演:エリザベス・オルセン

強力なテレキネシスとマインドコントロールの能力をもったソコヴィア出身の強化人間。
未だ自身のパワーをコントロールしきれずに悩んでいます。クリントがメンター的存在で、クリントに説得されスティーブに協力します。

スコット・ラング(アントマン)/演:ポール・ラッド

優秀な元システムエンジニアにして、2代目アントマンとなった泥棒。映画「アントマン」(2015年)にて、アベンジャーズ本部基地に侵入してサムと戦闘した縁からスカウトされ、スティーブたちに加勢します。

キャラクター / ソコヴィア協定賛成派

トニー・スターク(アイアンマン)/演:ロバート・ダウニーJr

巨大複合企業スターク・インダストリーズの会長。自らが発明したアーマーをまとい、アイアンマンとして戦います。
ソコヴィアでの事件以降、戦線から退いて奨学金給付活動などに精を出していましたが、これまでの戦いで犠牲者を出した自責の念からソコヴィア協定に賛成の立場を取り、スティーブと対立することになります。
映画「アイアンマン3」(2013年)のラストでのペッパーとの約束を守れずに現在別居中。

ジェームズ・ローズ(ウォーマシン)/演:ドン・チードル

アメリカ空軍大佐にしてトニーの親友兼相棒。 トニーが開発したウォーマシン マーク3を装着して戦います。アベンジャーズの中でただ一人迷うこと無くソコヴィア協定に賛成しました 。

ナターシャ・ロマノフ(ブラックウィドウ)/演:スカーレット・ヨハンソン

元S.H.I.E.L.D.のエージェント。
休職中のトニーに代わってアベンジャーズの共同リーダーを務め、チーム存続のためにソコヴィア協定賛成の立場をとります。

ヴィジョン/演:ポール・ベタニー

ウルトロンが用意した人工細胞とヴィヴラニウムの合成ボディに、トニーの開発したAIのJ.A.R.V.I.S.を組み込んで生まれた人造人間。
自身の力の源であるマインド・ストーンの力を恐れ、同じく力のコントロールに悩んでいるワンダを気にかけています。
ソコヴィア協定は妥当と判断して調印を決意、トニーの側につくことになります。

ピーター・パーカー(スパイダーマン)/演:トム・ホランド

本作の約半年前頃から、生活圏であるニューヨークのクイーンズで「スパイダーマン」と名乗って自警活動を行っていた高校生。特殊なクモに噛まれた影響でクモのさまざまな能力を有しています。トニーにスカウトされて協力します。

ティ・チャラ(ブラックパンサー)/演:チャドウィック・ボーズマン

超文明国家ワカンダの王子。国王ティ・チャカの息子にして、国の秘密を守る偉大な戦士「ブラックパンサー」でもあります。
ウィーンでの爆破テロで父親を失い、バッキーへの復讐を目的にトニーに協力します。

キャラクター / その他の人物

シャロン・カーター (エージェント13)/演:エミリー・ヴァンキャンプ

元S.H.I.E.L.D.のエージェント。S.H.I.E.L.D.の解体後、 対テロ共同対策本部に籍を置いています。スティーブを影でサポートします。
ペギー・カーターの姪孫にあたります。

ブロック・ラムロウ(クロスボーンズ)/演:フランク・グリロ

S.H.I.E.L.D.の特殊部隊S.T.R.I.K.E.のリーダーでありながら、ヒドラの戦闘員だった男。インサイト計画失敗のあと、ヘリキャリアの墜落に巻き込まれましたが、大やけどを負いながらも生存していました。スティーブを激しく憎悪しています。

サディアス・ロス/演:ウィリアム・ハート

サディアス・”サンダーボルト”・ロス。
かつてアメリカ陸軍将軍時代に、ブルース・バナー(ハルク)の力を軍事利用しようとした、現アメリカ国務長官。アベンジャーズに属するヒーローたちのような超人を露骨に毛嫌いし、彼らを合法的に圧制する術を模索している節もあり、ソコヴィア協定による超人たちの管理を強く求めています。

ヘルムート・ジモ/演:ダニエル・ブリュール

ソコヴィア出身の家族想いのお父さん。
でしたが、ウルトロンの一件で家族を失い、アベンジャーズを逆恨みして復讐を企てます。

エヴェレット・ロス/演:マーティン・フリーマン

対テロ共同対策本部の副司令官で、シャロンの上司にあたる人。
爆破テロ事件の容疑者となった、バッキーに対する捕獲作戦指揮を執ります。


なお、ソーとバナーはこの裏で、オーストラリアでのんびりしていたようです。公式のショートムービーがあります。

日本語字幕のついた上記オフィシャルムービーは一部抜粋されたもので、字幕のないフルバージョンはこちら。Youtubeの自動字幕機能などご利用してお楽しみください。

©MARVEL

【映画紹介】「アントマン」身長1.5cmのヒーロー【MCU Vol.12】

※この記事は本作の予告編程度の軽微なネタバレ、及び前作までのネタバレを含む可能性があります。あらかじめご了承いただける方のみ続きを御覧ください。

2015年公開の映画「アントマン」
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の12作目で、
フェーズ2の6作品中の最後の作品です。

MCUシリーズ 前作はこちら

[nlink url=”https://mavesoku.com/age-of-ultron-highlight/”]

アントマンシリーズの第1弾の映画です。

冒頭のあらすじ

1989年、ハンク・ピムはS.H.I.E.L.D.の幹部たちと口論になっていました。
妻ジャネットを失うきっかけとなった自身の技術を、ハワードたちが無断で複製利用しようとしていたからです。
その後ピム博士はS.H.I.E.L.D.を脱退、ピム・テックを立ち上げて自らの研究であったピム粒子は封印してしまいました。

2015年、アベンジャーズとウルトロンのソコヴィアでの戦いから数ヶ月後、スコット・ラングは3年の刑期を終えて出所してきました。しかし世間の風は冷たく、娘のキャシーに会うことだけが心の救いでしたが、それも養育費の未払いを理由に禁じられ、スコットは再び泥棒をする決心をしてしまいます。

しかしそれは、ピム博士の巧妙な罠でした。ピム博士は弟子のダレン・クロスの陰謀を阻止するため、スコットにアントマンになるように依頼するのでした。

見どころ

アントマンのシリーズ1作めの作品。

MCUでは初となる、子持ちヒーローの単独映画になります。

映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」(2015年)の激戦から一転、スケールの小さな戦いが幕を開けます。

主人公のスコット・ラングはかなり普通の人。MCUでこれまでに登場したヒーローと言えば、超人兵士に神様と超天才、一流のスパイに宇宙海賊と、それはそれは特別な人たちばかりでした。スコット・ラングは正義感がある一方で、背に腹は変えられず悪事を働いてしまい、刑務所に入っていた人間。
そんな彼がヒーローとして生まれ変わる物語を描いた映画となっています。

また、これまでのMCUの映画であまり描かれてこなかった、子を愛するということ。ハワードがトニーを愛し、オーディンがソーとロキを愛していたことは描かれていましたが、どちらも主人公が愛される側でした。「アントマン」では父親のスコットが娘のキャシーを愛する様が描かれていて、非常に新鮮です。

コミカルなシーンが多いのも「アントマン」の特徴。
スコットのムショフレンド、ルイスのシーンはかなり印象的です。
そしてバトルシーンもアントマンならではのミクロな戦い。アイアンマン達とはまた違ったシーンを楽しむことが出来ます。

エンディングの後には今後の展開に絡む映像がふたつ流れるので、今回もディスクが止まるまではしっかりチェック!

キーワード

ピム粒子

ハンク・ピム博士が開発した、物体を拡大縮小させる機能を持つ液体状の化学物質です。ピム博士が僅かに残していた不完全な研究データを元に、同等の機能をもつ粒子をダレン・クロスが開発し、クロス粒子と名付けました。

アントマンスーツ

1960年代にハンク・ピム博士がS.H.I.E.L.D.でのミッションのために開発したスーツ。前述のピム粒子を用いて自身の身体を拡大縮小させます。
アイアンマンのアーマーのような兵器の類は装備されていません。

キャラクター

スコット・ラング(アントマン)/演:ポール・ラッド

ヴィスタ・コープ社の元エンジニアで、会社の不正に気づいて進言した結果クビに。正義感からその不正を世間に公表、会社に不正アクセスし、被害者に返金しました。しかし同時に窃盗や社長の車をプールに沈めるなど、度をすぎる行為をしたことであえなく逮捕。獄中で電気工学の修士号を取得し、服役を終えて更生しようとするも、受刑者差別にあい就職困難に陥っています。
投獄の結果、離婚にいたり、愛娘のキャシーとは別居中。

ホープ・ヴァン・ダイン/演:エヴァンジェリン・リリー

ハンク・ピム博士とジャネット・ヴァン・ダインの一人娘。
ピム・テックの会長を務めています。母ジャネットの事で、父ハンクとは確執中。

ダレン・クロス/演:コリー・ストール

ピム博士の元弟子兼助手。ピム・テックの現CEO。
ピム粒子とアントマン・スーツを基にした「イエロージャケット」を開発し軍事利用を企んでいます。

ルイス /演:マイケル・ペーニャ

スコットと刑務所で仲良くなった友人。陽気で気前が良く、かなりのお調子者でおしゃべり。しかし窃盗の計画から実行まできっちりこなす実力者でもあります。

キャシー・ラング /演:アビー・ライダー・フォートソン

スコット・ラングの愛娘。とにかくパパが大好き。

ハンク・ピム(初代アントマン)/演:マイケル・ダグラス

元S.H.I.E.L.D.エージェントで昆虫学と物理学のエキスパート。
原子間の距離を操作できる亜原子粒子「ピム粒子」を開発しました。
エージェント時代は妻のジャネットと共に特殊スーツを身にまとい、潜入作戦などの任務にあたっていました。
S.H.I.E.L.D.退職後にピム・テックを設立、ダレンを弟子として研究、経営をしていましたが、自分に似ていることを危惧して距離をおいた結果、会社から追い出されてしまいました。

ハワード・スターク/演:ジョン・スラッテリー

スターク・インダストリーズの創始者で、S.H.I.E.L.D.の創設メンバーであり幹部。トニー・スターク(アイアンマン)のお父さんです。
ピム博士を怒らせてしまい、S.H.I.E.L.D.脱退を止められませんでした。

ペギー・カーター /演:ヘイリー・アトウェル

戦略科学予備軍(SSR)に所属していた元エージェント。S.H.I.E.L.D.の創設メンバーあり幹部。
スティーブ・ロジャース(キャプテン・アメリカ)の想い人です。

ミッチェル・カーソン /演:マーティン・ドノヴァン

S.H.I.E.L.D.の元幹部。ピム博士とは仲が悪く、政府転覆を企んでいると危険視されていました。

©MARVEL

映画「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」が4月のWOWOWに登場

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の23作品目、フェーズ3の締めくくりとなる映画「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」が4月のWOWOWで放送されることがWOWOW公式サイトで公開されました。

映画「アバター」を抜いて世界興行収入1位になったMCU22作品目の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のその後を描いたストーリーで、続くフェーズ4への期待も高まる映画となっています。

放送スケジュールは以下のとおりですが、都合により変更される可能性もあるのでWOWOW公式サイトをご確認ください。

4/4(土)よる8:00 字幕WOWOWシネマ
4/5(日)午前11:30 吹替 WOWOWプライム
4/8(水)よる7:45 吹替 WOWOWプライム
4/12(日)午前7:45 字幕 WOWOWシネマ
4/30(木)よる6:45 字幕 WOWOWシネマ

劇場用予告編はこちら。冒頭でピーターからの注意がありますが、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の結末が大きく含まれる映画および予告編ですので、ご注意ください。

ソース:WOWOW

※WOWOWをご覧になるにはチャンネル契約が必要です。詳しくは公式サイトをご確認ください。

トム・ホランドさんが「スパイダーマン3について全部知ってます」と明かす

2019年の夏頃にディズニーとソニーの関係の悪化が報じられ、今後のスパイダーマンに関する映画がどうなるのか、ファンの間でも不安が広がりました。
その後、スパイダーマン(トム・ホランドさん)自身が間に入り双方を説得し、合意に至り、現在は良好な関係を保っているようです。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)での映画「スパイダーマン3」が2021年7月16日に米国公開予定となり、またSUoMC(ソニーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター)にもスパイダーマンの登場がささやかれています。

そんな中、トム・ホランドさんがピクサー映画「オンワード」のプレミア会場での、YoutubeチャンネルHeyUGuysの動画にてこう明かしました。

「僕は全部知ってますよ。マーベルとソニーと一緒に、2週間に渡って大きな会議をしました。だからすべての秘密をしってます」

ネタバレ王子としても名を馳せるトム・ホランドさんは以下のように付け加えました。

「僕も1000回はインタビューを受けたから、もうネタバレしない方法を知ってるよ!」

マーベルとソニーの会議でどのような内容が話し合われたのか未だ不明ですが、トム・ホランドさんが主演をつとめるMCU版の「スパイダーマン3」は2020年の夏にも撮影が開始されるという話です。

MCUとSUoMC、ふたつのユニバースを行き来するスパイダーマンに、今後も注目が集まりそうですね。

現在、MCUのスパイダーマンシリーズ最新映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のDVDおよびBDが好評発売中です。