ドラマ「ロキ」、トム・ヒドルストンさんがロキの過去、現在、そして未来を語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でロキを演じる俳優のトム・ヒドルストンさんが、MCUのロキの過去を振り返り、間もなく配信が始まるドラマ「ロキ」と今後のMCUにおけるロキについて、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で語りました。

ヒドルストンさんは、これまでMCUにおけるロキのストーリーの大部分を占めていた「ソーとの関係とは独立したロキの部分を探求する」というアイデアを中心に、マーベル・スタジオ社長のケビン・ファイギ氏からアプローチされた経緯を説明しました。また、ソー3部作とは、シリーズを通して「まだ整合性がある」と指摘しています。

ロキとソーとが兄弟である事とは関係なく、二面性を持っていたり、他の人と関係を持っていたりしますが、それはとてもエキサイティングなことだと思いました。だから、オーディンソンのサーガ、あの3部作はまだ整合性を保っていて、あらためて語り直す必要はないのです。

そして今回のドラマ「ロキ」は、時間に焦点を当てた存在であるロキを登場させるという決断をすぐに受け入れ、この動きを「このシリーズに関わる誰もが持っていた最高のアイデア」と表現しました。

ヒドルストンさんは引き続きMCUのキャラクターに潜入し、過去の出演作では「ロキには常にコントロールされた何かがあった」とコメントしました。「ロキ」では、TVAに出会った途端に「すぐにコントロールが効かなくなり」、初めて「自分のコンフォートゾーンから外れた」状況で働かなければならなくなると説明します。

他の作品では、ロキは常に何かをコントロールしているように見えました。自分の手札が何で、それをどのように使うかを正確に知っているように見えたのです。そしてロキvs.TVAでは、ロキがすぐにコントロールを失い、完全にペースを乱され、居心地の良い場所から外れ、不安定になり、行動を起こしている環境です。

最後に今後のロキについてもコメントしています。

私はすべてにオープンです。このキャラクターには何度もさよならを言いました。決めつけないことを学びましたね。私はただ、自分がまだここにいて、まだ新しい道があることに感謝しています。

「ロキ」のシーズン2について公式からの発表はありませんが、いくつかのドラマのシーズン2が計画されている事は以前にケヴィン・ファイギ社長が明かしていました。それもあってか水面下では色々と動きがあるようで、これまでにもシーズン2に関する報道はいくつかあり、その際は2022年から制作が始まるとも言われていました。

ドラマ「ロキ」は 2021年6月9日(水)16時 よりディズニープラスで配信予定です。

ソース:Loki takes over: Tom Hiddleston on his new TV series and a decade in the MCU

ケビン・ベーコンさん、MCUに参加したいと語る ─ ジェームズ・ガン監督も反応

俳優のケビン・ベーコンさんが、海外メディア Esquire とのインタビューの中で映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」に出演したい気持ちを明かしました。ケビン・ベーコンさんは1984年公開の映画「フットルース」の主人公を演じ、スターロード/ピーター・クイルのお気に入りのヒーローでもありました。

インタビューの中で、ベーコンさんは以下のように述べています。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」を見たとき、自分(の名前)が登場していることを全く知らずに見に行きました。ニューヨークの午後、67番街にいて、いつものように一人で行ったんです。私は、「なんてこった。みんな僕のことを話しているぞ。みんなこれを見ているのか?」と思いました。

また、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」へのカメオ出演について聞かれたベーコンさんは、「いいかい、そのアイデアは大好きだよ。僕もその一部になりたいと思っています。」と答えました。

ベーコンさんの事は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でも触れられ、スターロードとスパイダーマン/ピーター・パーカーとの共通の話題として登場しました。

ガーディアンズシリーズのジェームズ・ガン監督はこのインタビューに反応し、「ケビンとの出会いは、ニューヨークの試写会で、僕もとても若かった。”ピーター・フォークさんと並んで、あなたが一番好きな俳優です “と彼に伝えました。彼は、その言葉を非常に高い褒め言葉として受け取ったと言っていました。SUPERでの彼との仕事はとても楽しかったし、また一緒に仕事ができる日が待ち遠しいです。」とコメントしています。

ケビン・ベーコンさんはMCUでは今の所名前のみの登場ですが、過去にはFOXの映画「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」にてヴィランのセバスチャン・ショウを演じたこともありました。

出演したいと言う俳優と、また一緒に仕事をしたいと言う監督、そしてマーベル映画の経験もあると三拍子揃っているケビン・ベーコンさんは、Vol.3にカメオでの登場はあるのでしょうか?

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は2023年5月5日より米国公開予定、日本では2023年4月予定です。

ソース:No One Knows The Real Kevin Bacon, But Everyone Has a Favorite Version of Him

映画「ブラックウィドウ」劇場公開日が1日早くに繰り上げ変更 ─ ディズニープラスは据え置き

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の劇場公開日が 2021年7月9日(金) から1日はやく繰り上げとなり、2021年7月8日(木) 公開となることが発表されました。ディズニープラスでのプレミアアクセスはこれまでどおり7月9日(金)との事です。

本作の公式ストーリー概要は以下の通りです。

ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

ケヴィン・ファイギ社長が映画「ドクター・ストレンジ」のホワイトウォッシュ問題を振り返る ─ アジア人俳優を起用すべきだった

2017年公開のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ」は、主人公の師匠であるエンシェント・ワンが原作のチベット人男性からケルト人女性へと設定を変更され、ティルダ・スウィントンさんが演じていました。当時はこれがホワイトウォッシュ問題だとして批判され、スコット・デリクソン監督やマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が弁明する事態へと発展していましたが、ファイギ社長があらためて当時の事を振り返りました。

海外メディア Men’sHealth とのインタビューの中で、社長は当時のことを以下のように述べています。

私たちは、自分たちがとてもスマートで最先端を行っていると思っていました。私たちは、賢くて年老いたアジア人というステレオタイプをしないようにしたかったのです。でも、「ちょっと待って、他に解決する方法はないの?ステレオタイプにとらわれず、アジア人俳優を起用する他の方法はないの?」その答えは、もちろん「イエス」でした。

昨今の中国近辺の情勢を見てもわかるように、チベット人というのは中国にとってかなりセンシティブな問題です。そして中国はアメリカに次ぐ映画産業の市場であり、その中国を刺激しないよう政治的配慮がなされたことも当時のインタビューで触れられていました。

「アジア人俳優にはエンシェント・ワンを演じる技術がない」といったようなホワイトウォッシュ問題による設定な変更ではない事があらためて説明され、「ステレオタイプを避けるため」だった事が理由だと明かされました。

しかし先日もお伝えしたように、今度は公開を控えている映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」が「ステレオタイプだ」として中国国内で批判され、上映中止の可能性が高いと報じられています。

ファイギ社長はシャン・チーが比較的無名だった事を利用して新たなオリジンを与えることでステレオタイプを回避していると付け加えました。「シャン・チーはアメリカと中国、両方の世界に足を踏み入れ探求するということです。シム(・リウ)はそれにピッタリなんです。」

「ドクター・ストレンジ」の時はステレオタイプを避けたい事と政治的配慮の結果、エンシェント・ワンの設定が変更されましたが、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」では変更ではなく付け加える事でステレオタイプからの脱却を目指したとの事。

中国での予告編の反応は芳しくないものの、MCU初のアジア人が主人公の作品として、日本人にとっても注目の作品となりそうです。

なお、MCUでは映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」で真田広之さんが日本のヤクザを演じていた他、FOX映画「ウルヴァリン:SAMURAI」ではメインの舞台が日本として描かれましたが、よくも悪くもステレオタイプであり現実の日本とはかけ離れたものでした。しかし上映中止になるほど日本人から大きな批判が出たわけでもなく、異世界モノが好まれる民族性と合致したのか、抵抗がありつつも割と受け入れられたようです。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は2021年9月3日 日米同時公開予定です。

ソース:Simu Liu Wants You to See Yourself as a Superhero

【噂話】映画「ドクター・ストレンジ・itMoM」のメインヴィランはシュマゴラスだと報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」のメインヴィランのひとりがシュマゴラスのようだと、海外メディア the Illuminerdi が報じました。シュマゴラスに関しては先日、マーベル・スタジオがMCUへの導入計画を進めているとの報道がありましたが、今回の報道が正しければ思ったよりも早く戦うことになるようです。

記事によると、カオスディメンションの支配者シュマゴラスはアメリカ・チャベスの次元やマルチバースを移動する能力を狙ってやってくるとの事。その能力を使って全ての世界を支配しようと目論んでいるようです。

マーベル・ユニバースの中でも極めて強力なヴィランであるシュマゴラスですが、前回の記事でもお伝えしたとおりコミックではドクター・ストレンジの師匠であるエンシェント・ワンが命と引換えに封印することに成功しました。

エンシェント・ワンの代わりに務めを果たすのは主人公のストレンジなのでしょうか、それともカオスマジックを操るワンダなのでしょうか?

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 米国公開予定です。

ソース:HOW SHUMA GORATH AND AMERICA CHAVEZ FIT INTO DOCTOR STRANGE IN THE MULTIVERSE OF MADNESS: EXCLUSIVE

LEGOからサノスの「インフィニティ・ガントレット」が登場

LEGOから映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」(2018年)などで登場したサノスのインフィニティ・ガントレットを模した「LEGO Marvel Infinity Gauntlet 76191 Collectible Building Toy」が発売される事がわかりました。米公式サイトでは69.99ドルで予約が始まっており、8月1日から順次配送が始まるとの事。

公式の概要は以下の通りです。

レゴ マーベル インフィニティ・ガントレット(76191)は、マーベルの魅惑的なスタイルを完璧に呼び起こす印象的なディスプレイ作品として、作り手に報酬を与える挑戦的な建設プロジェクトです。このレゴブロックは、マーベル・スタジオの『アベンジャーズ』に登場する象徴的なインフィニティ・ガントレットを再現しています。映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』に登場するアイコニックなインフィニティ・ガントレットをレゴブロックで再現しています。可動式の指、鮮やかな色のインフィニティ・ストーンズ、頑丈な台座に取り付けられた説明用のタブレットを備えたこの黄金のガントレットは、夢中になって組み立てに挑戦し、見る人すべてを魅了する完成モデルを提供します。

590個のブロックで構成されるこのガントレットは、映画で登場したものと同じく外側のほとんどがゴールドのブロックと豪華なデザイン。高さ約32cm、横幅約13cm、奥行きは約11cmの寸法で、手にはめることは出来ないものの指関節を動かす事が可能で、透明カラーブロックによるインフィニティ・ストーンも再現されています。

©2021 LEGO,MARVEL,Disney

日本のLEGO公式サイトでは記事執筆時点で紹介されていません。

MCU制作の舞台裏を紹介する書籍「The Story of Marvel Studios」、米国での発売を発表

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の誕生の舞台裏を見ることが出来る公式ブック「The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe」がエイブラムス・ブックスより発売される事が発表されました。2021年10月19日発売予定で予約も開始されています。

「The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe」はMCUを実現したプロデューサー、脚本家、監督、コンセプト・アーティスト、VFXアーティスト、キャスト、スタッフが語る、マーベル・スタジオの歴史を初めて完全に認定し、すべてを網羅したものです。スタジオの設立から急成長までを、年ごと、プロジェクトごとに、注目すべき挑戦、画期的な出来事、歴史的な成功など、詳細な個人的なストーリーや逸話、思い出話を交えて紹介しています。

共著者のタラ・ベネット氏とポール・テリー氏は、2008年の「アイアンマン」から2019年の「アベンジャーズ/エンドゲーム」、「スパイダーマン/ファー・フロム・ホーム」までの「インフィニティ・サーガ」全23作品の完全な制作履歴を示しながら、それぞれの作品がどのように1つの継続的な映画物語へと発展していったかを明らかにしています。

200以上のインタビューから得られた逸話、未発表の舞台裏の写真やアーカイブの制作資料、キャストやスタッフの個人的な写真や記念品などを収録した「The Story of Marvel Studios」は、マーベル・シネマティック・ユニバースがどのようにして誕生したのかを知る上で欠かせない、貴重な記録となっています。

マーベル・スタジオの誕生から、フェーズ1、2、3、そしてフェーズ4の幕開けまでの歴史的なストーリーを512ページの豪華な箔押し布製ハードカバー2冊セットとなっています。

また、ライアン・メイナーディング氏(マーベル・スタジオのビジュアル・ディベロップメント部門責任者)によるMCUコンセプトアートのモンタージュを掲載したメタライズ加工の強化スリップケース、ケビン・ファイギ氏(マーベル・スタジオ社長兼チーフ・クリエイティブ・オフィサー)による序文、ロバート・ダウニー・Jr.さん(トニー・スターク)による後書きも掲載しています。

©2021 MARVEL,Disney

「The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe」は 2021年10月19日に発売予定です。邦訳本については未発表です。

ソース:公式サイト

「アメイジング・スパイダーマン2」のデイン・デハーンさん、グリーンゴブリン再演について再度意欲を示す

2014年公開の映画「アメイジング・スパイダーマン2」でグリーンゴブリン/ハリー・オズボーンを演じたデイン・デハーンさんが海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、グリーンゴブリンの再演についてあらためて意欲を示しました。

デハーンんさんはスパイダーマンの世界に戻ること、あるいはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に参加する事について、「新しいことに挑戦したいと思っています。僕にとってエキサイティングなことは、常に新しいことをすることで、僕の人生にもまたそういうものがやってくるだろうし、それが何であるかを楽しみにしているんです。」と語りました。

以前に「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に登場するのではないかという噂について否定したデハーンさんですが、あらためてハリー・オズボーンを再演したいという気持ちと、さらには別のキャラクターを演じてみたい事も明かしました。

デハーンさんは幼い娘が彼の演じたキャラクターのおもちゃで遊んでいる事も明かしました。デハーンさんはフランスのシリーズを原作とした2017年の「ヴァレリアン 千の惑星の救世主」の主人公ヴァレリアン少佐を演じており、そのおもちゃで娘が遊んでいると語っています。

「娘は僕のファンコ・ポップを持っていて、それを使っています。娘は『おもちゃのパパ』って呼んでいるんですよ。グリーンゴブリンよりもずっと説明しやすいですよね。」

デハーンさんと同じく「アメイジング・スパイダーマン2」でヴィランのエレクトロを演じたジェイミー・フォックスさんが「ノー・ウェイ・ホーム」に戻ってくる事が明かされていますが、ハリー・オズボーンが戻ってくるという噂はデハーンさん本人が否定しています。本人が否定したから100%ない、とは言えないのがMCUですが、グリーンゴブリンについては2002年の映画「スパイダーマン」のウィレム・デフォーさんが戻ってくるとの報道もあります。

デイン・デハーンさんがMCUに戻ってくる事はあるのでしょうか、今後の展開に注目です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Amazing Spider-Man Star on If He Wants to Return as Green Goblin or Play a New Character

映画「ブラックウィドウ」のスニークピーク映像、”You Got A Plan?”が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」からナターシャとエレーナが追われるカーチェイスシーンのスニークピークが公開されました。

これまでのトレーラーではナターシャとエレーナはタスクマスターに追われているような構成になっていましたが、実際はどうやらウィドウズのひとりに追われているようです。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月9日 より劇場公開 & ディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

【噂話】映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」の重要な役としてスタジオが10歳前後の女の子を探していると報じられる

7月から撮影が始まる予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」で新たな主要キャラクターが追加される事がわかりました。現在マーベル・スタジオはそのキャラクターを演じる9歳から12歳までのあらゆる人種の若い女性を募集していると海外スクーパー Murphy’s Multiverse が報じています。

記事によると、そのキャラクターは10歳と説明されており、歌やダンス、コメディーの才能がある若い女優を探している、との事。

アントマンシリーズで少女といえばアントマン/スコット・ラングの娘キャシー・ラングですが、映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のキャシーは14歳の設定でエマ・ファーマンさんが演じていました。クアントゥマニアがそれからどのぐらい後の話かは明らかにされていませんが、キャシーは新たにキャスリン・ニュートンさんが演じることが発表されています。

回想シーンなど、過去のキャシーが必要であれば1作目、2作目でキャシーを演じてきたアビー・ライダー・フォートソンちゃんが現在13歳で年齢的には条件ギリギリですが問題ないようにも思えます。

記事ではキャシー以外のキャラクターの可能性が高いとしつつも、その詳細は不明なようです。

他に考えられそうなキャラクターはティーンヒーローチーム「チャンピオンズ」に所属しているワスプことナディア・ヴァン・ダインがいます。ナディアはロシア語などで希望という意味であり、MCUではそのナディアを英語に変えてホープ・ヴァン・ダインがワスプとなっています。クアントゥマニアでは再度時間に関する物語が描かれるはずで、エンドゲームでスコットが子供や老人に変化したように、ホープも同じような変化をする可能性は考えられます。

あるいはヴィランとして登場が公表されている征服者カーンと関連の深いキャラクターかもしれません。

この女優さんに求められているダンスやコメディーといった才能はアントマンのコメディ色の強い作風や、ヒーロー映画に必要なアクションを考えると妥当な所ですが、歌の才能は何に対して求められているのかも気になる所です。歌に関する能力を持つキャラクターはいくらか存在していますが、10歳の少女となるとこの記事の執筆時点では思いついていません。

いずれにしてもまだ撮影も始まっておらず、しばらくはこの謎の少女について明らかになることはなさそうです。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は 2023年2月17日 米国公開予定です。

ソース:EXCLUSIVE: MARVEL STUDIOS CASTING A YOUNG LEAD FOR ‘ANT-MAN AND THE WASP: QUANTUMANIA’