ケヴィン・ファイギ社長、MCU版「ファンタスティック・フォー」は「ベテランと新人の美しい組み合わせに」

2020年末にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版としてリブートされることが発表された映画「ファンタスティック・フォー」ですが、半年以上を経過してこれといった公式の続報は発表されていません。そんな中、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が今作のキャスティングについて海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中でその方針について明かしました。

ファイギ社長はインタビューで「クリス・ヘムズワース、トム・ヒドルストン、トム・ホランドなど、これまで多くの人に見られていなかった俳優や、ベネディクトが『ドクター・ストレンジ』に、クリスチャン・ベールが『ソー』でゴアに扮するなど、『シャンチー』のシムを見てもわかると思います。MCUは常にその両方が美しく組み合わされ、その俳優がまだ世間に知られているかどうかに関わらず、その仕事に最適な俳優を探し出す予定です。」と語りました。

ファンタスティック・フォーのキャスティングに関して、以前からジョン・クラシンスキーさんとエミリー・ブラントさん夫妻の名がよく挙げられていますが、各種インタビューにおけるクラシンスキーさんの熱意とブラントさんのヒーロー映画に対する冷ややかさは対称的で、クラシンスキーさんはスタジオとの面会報道もされていましたが、現状では噂の域を出ないと見られています。

ソース:Marvel’s Fantastic Four Reboot Will Feature “Beautiful Combination” of Established Actors and Newcomers

【動画有】映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」のMIT撮影現場が目撃

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の撮影現場が目撃され、SNS上に動画が投稿されています。場所はMIT(マサチューセッツ工科大学)周辺で、黒いオートバイと赤いスポーツカーのようなものが確認できるようになっています。

動画には含まれていませんが、この現場でドーラミラージュを見たとの報告も投稿されており、ワカンダの戦士たちが何者かを追う、あるいは追われているシーンになると考えられます。

MITはマーベルのキャラクターと関連性が高く、MCUで言えば今はなきトニー・スタークが卒業しています。また「ブラックパンサー」のヴィランだったエリック・キルモンガーもMITの大学院に通っていました。そして、先日ケヴィン・ファイギ社長が今作でのデビューを明かしたアイアンハート/リリ・ウィリアムズもコミックではMITに通っています。

トニーとリリはコミックではある種の師弟関係にあたるため、「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」ではこの3人全てにまつわるエピソードがこのシーンに含まれる可能性がありそうです。

また、最近のコミックではシュリとリリが協力した事もあり、リリを安全にワカンダに招くためにドーラミラージュを派遣しているのかもしれません。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年7月8日 に米国公開予定です。

映画「シャン・チー」監督、マーベル映画は怖くてやりたくなかったと明かす ─ 払拭したのは「ブラックパンサー」監督の言葉

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が、現地時間19日に開催されたオンライン記者会見にて、マーベル映画は規模が大きすぎて怖くてやりたくなかったと当初の心境を明かしました。

会見で「この物語を描きたいと思ったポイント」について質問された監督は以下のように述べました。

私はシャン・チーの旅にとても共感しています。スーパーパワーを得るために化学薬品を使わないスーパーヒーローであることが気に入っています。それは自己発見の旅であり、成長の旅であり、人生の中で逃げ続けてきた痛みに最終的に対処する方法を学ぶ旅なのです。そして、自分の内面や過去を見つめ、良いことも悪いことも、喜びも苦しみも、すべてを自分の一部として受け入れることができるようになったとき。そしてそれは、人間として誰もが何らかの形で行っていることだと思います。

しかし、以前はマーベル映画のような大きなプロジェクトは怖くて参加したくなかったと、当時の心境を語りました。

このような映画に足を踏み入れることに、個人的に大きな恐怖を感じていました。ケヴィン(・ファイギ)にオファーしたとき、ピッチの中で私は自分自身でいようと自分に言い聞かせました。私は自分自身でないとプレッシャーを感じる傾向がありますが、このピッチでは自分自身でいようと思いましたし、それができたことで気分よく出て行くことができました。

面接の最後に「マーベルの大作映画にずっと出たいと思っていましたか」と聞かれ、「言うべきかな…」と思ったのですが、実は、この映画の監督を募集すると発表される数週間前に、とても現実的な決断をして、エージェントに電話をして、「絶対にマーベルの映画には出さないでくれ」と言ったのです。

そして、ピッチの中でケヴィン、ルイ、ヴィクトリア、ジョナサンにこのことを言い、その後、彼らがシャン・チーの発表をしたときに説明したのですが、私の中で何かがスパークして、私は中に入ってミーティングをしなければならなくなり、それがこのようになったのです。打ち合わせを終えてエレベーターで降りるときに、”こんなことを言うなんてバカだな… “と思いましたよ。

素直に怖かった、やりたくなかったと発言したにも関わらず、プロジェクトへの起用が決まったクレットン監督でしたが、大規模なマーベル映画に対する恐怖心は消えなかったと説明しました。

そしてこの恐怖心を和らげてくれたのは、親友であり、マーベル・スタジオで「ブラックパンサー」を撮ったライアン・クーグラー監督だった事を明かしました。

でも、いざ制作となった時、ライアン・クーグラーと話をしました。私は本当にこのような大きなスタジオ映画に足を踏み入れるのが怖かったし、自分に何が起こるのか怖かったんです。プレッシャーに負けてしまうのではないか?とたくさんの不安がありました。

ライアンが私に言ったことは、私の心を本当に楽にしてくれました。「プレッシャーは大変だし、この時点までにやったことの中で最も難しいことになるかもしれないが、そのプレッシャーや複雑さは、一緒に仕事をしている人たちや、そのためにやっている人たちから来るものではないんだ」と。

それが私が見つけたことです。ケヴィンの言葉を借りるまでもなく、好奇心と探求心に満ちた環境がトップダウンで提供されている、とても特別な職場です。このスタジオには恐怖心に基づく考え方がありません。そのおかげで、私たちはリスクやチャンスを取ることができ、この映画に関わるすべての人に、同じように恐れを知らない探求心を植え付けることができました。このことが、映画がこのような結果になった大きな理由だと思います。

クーグラー監督のアドバイスで心が楽になったクレットン監督は、MCUの中に新たな風を吹き込むと言われる本作を無事に撮り終える事が出来たようです。

映画の公式あらすじは以下の通りです。

アメリカ・サンフランシスコで
平凡なホテルマンとして暮らすシャン・チー。
彼には、かつて父が率いる犯罪組織で最強の武術を身に付け、
組織の後継者になる運命から逃げ出した秘密の過去があった。
しかし、悪に染まった父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、
彼は宿命の敵となった父に立ち向かうことができるのか?

映画「シャン・チー/テンリングスの伝説」は 2021年9月3日 日米同時公開予定です。

ソース:Black Panther 2 Director Gave This Key Advice to Shang-Chi’s Destin Daniel Cretton

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が「シークレット・ウォーズ」の噂について言及

先日、コミック「シークレット・ウォーズ」の原作者ジム・シューターさんが「マーベル・スタジオが実写化に取り組んでいるようだ」と発言し、噂話が再燃していることについて、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で触れました。

インタビューで社長は以下のように述べています。

そのような噂は私も見たことがあります。なぜ皆が今その話をしているのか?それが知りたいですね。ひとりが書き込んで、また別の人が書いて、みんなが書いて、それが現実になっているのだと思います。

1984年に出版されたコミック「シークレット・ウォーズ」はアベンジャーズやファンタスティック・フォー、X-MENなどのヒーローとドクター・ドゥームや征服者カーンなどがバトルワールドという世界に呼び出され戦い合う事になりました。

さらに2015年にも同名のイベントが展開され、こちらは複数の宇宙が生き残りをかけて戦い合うことになりました。

ファイギ社長はシークレット・ウォーズとMCUの現状について次のように説明しました。

「シークレット・ウォーズ」は偉大で巨大なクロスオーバー作品です。これは、現在進行中のフィクション・ストーリーとしては、前例のないことだと思います。25作目の映画「シャン・チー」が公開され、31作目と32作目のMCU作品(ザ・マーベルズとクアントゥマニア)の撮影をすでに開始しています。そしてそれは驚くべきことなのです。

いつものように肯定もなければ強い否定もなく、噂の実体については曖昧に終わりましたが、MCUがすでに30作品を越えていることをアピールしました。

「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」以降も「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」を筆頭にタイトル未発表の3作品の劇場スケジュールが抑えられている他、「ブレイド」や「ファンタスティック・フォー」の映画も控えています。またディズニープラスシリーズについては未発表タイトルが9作品はあるとも報じられており、「シークレット・ウォーズ」がなくともまだまだ楽しむ余地は充分にあるようです。

ソース:Marvel’s Kevin Feige on Rumors Secret Wars Is the Next Major MCU Crossover (Exclusive)

映画「ザ・マーベルズ」ではトラウマを探求すると監督が語る

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」のニア・ダコスタ監督が海外メディア Variety とのインタビューの中で、本作におけるいくつかのアイデアとテーマについて触れました。そして、そこではキャラクターのトラウマを探求する事が明かされました。

ダコスタ監督は10月の公開を控える映画「キャンディマン」のプロモーションのためのインタビューの中で、次回作でもあるMCUの映画「ザ・マーベルズ」についても触れました。

この国で黒人に対して行われている暴力のやり方には、何か問題があると誰もが気付いていると思います。まるで「キャンディマン」は先見の明があるように感じられますが、黒人はこの痛みを常に持ち歩いていますし、長い間そうしてきました。

「ザ・マーベルズ」は非常に異なる獣だと言えます。でも、私は誰もが自分の痛みやトラウマにどう対処するかということにこだわっていて、この物語にもそのような部分があります。

監督は以前にも別のインタビューで「ザ・マーベルズ」には悲しい要素があると語っていました。

キャラクターのトラウマといえばつい最近ワンダのトラウマが引き起こした事件を目撃した所ですが、本作のメインキャラクターの誰かのトラウマが原因で新たな危機を迎えることになるのでしょうか。

映画「ザ・マーベルズ」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ソース:With ‘Candyman,’ Director Nia DaCosta Puts a Killer Spin on a Horror Classic

マーベル・スタジオ副社長、「シャン・チーはシム・リウ以外の選択肢はなかった」事を明かす

マーベル・スタジオ制作の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のワールドプレミアイベントで、マーベル・スタジオのビクトリア・アロンソ副社長が海外メディア Variety とのインタビューに応じ、シャン・チーを演じるのはシム・リウさん以外に選択肢がなかった事を明かしました。

インタビューでアロンソ副社長は本作のキャスティングについて、「シャン・チー役にプランBはありませんでした。シム・リウこそシャン・チーでした。彼のキャラクターに対する情熱は信じられない程です。それを見て、『ワオ!彼はシャン・チーを醸し出している。シャン・チーを演じるのに最高の人物だ』と思うと同時に『そんな人物がMCUの一員になるのか?』とも思いました。そしてそれは何よりの喜びであり、名誉なことです。」と述べました。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は批評家の反応も好評で、制作陣も大満足の完成度のようですが、北米での新型コロナウイルスのデルタ株のパンデミック拡大の影響により、興行収入はMCU作品の中で最低レベルになるだろうと報じられています(from Comicbook.com)。ただし、2021年の興行収入としては「ブラックウィドウ」、「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」に続く3番目に高いオープニング成績を残すとも分析されています。

本作の公式概要は以下の通りです。

「これまで、アイアンマンやキャプテン・アメリカ等、世界中の人々が魅了されるような魅力的なキャラクターを数多く生み出してきたマーベル・スタジオから、アベンジャーズの系譜を受け継ぐ新たなヒーロー、シャン・チーの物語が幕を開けます。タイトルにも入っている “テン・リングス” とは、「アイアンマン」(08)シリーズの劇中にも登場していた犯罪組織の名前。本作では、これまで深く描かれることのなかった “テン・リングス” の謎も遂に明かされることとなる――。
主演シャン・チー役にはシム・リウ。さらに、アジアが誇る名優トニー・レオンの出演も決定している。監督には、「キャプテン・マーベル」のブリー・ラーソンが主演を務めた『ショート・タイム』や、「ブラック・パンサー」のマイケル・B・ジョーダン主演の『黒い司法 0%からの奇跡』を手掛けるなどマーベル作品の俳優陣ともつながりが深く、作品も高い評価を得ているデスティン・ダニエル・クレットンが務め、マーベル・スタジオの新たな時代を築くヒーロー誕生の物語となります。

映画「シャン・チー/テンリングスの伝説」は 2021年9月3日 日米同時公開予定です。

本作は45日間の劇場独占公開がアナウンスされており、その45日後の2021年10月18日(月)あたりからネット上のデジタル販売や、ディスクの販売等が始まると見られています。ディズニープラス会員向けの無料配信時期は不明です。

マーベル・スタジオ社長が「アベンジャーズ5」について言及 ─ しばらく時間が必要

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が海外メディア Collider とのインタビューに応じ、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の大型クロスオーバー映画である「アベンジャーズ」シリーズの最新作について言及しました。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」に続く「アベンジャーズ5」について尋ねられたファイギ社長は、「エンドゲームから、すでに進行中であり、すでに始まっている新しいサーガを開始するまでに、適度な時間が欲しいと考えています。そして、フェーズ1で行ったように、みんなを集め始める前に、そのサーガを構築するための時間が必要なのです。」と回答しました。

MCUのフェーズ1は2008年の「アイアンマン」から始まり、映画5作品を経て、2012年の「アベンジャーズ」で4人のメインヒーローが集合する事になりました。

現在発表されているフェーズ4やフェーズ5のスケジュールでは2022年に「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」、「ソー ラブ&サンダー」、「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」、「ザ・マーベルズ」の映画4作品、2023年に「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」とタイトル未定作品3つの5作品が劇場公開される予定です。

フェーズ1に比べると極めてハイペースになっていますが、再びチームが集まるまでには今しばらく時間がかかるとのことです。

「アベンジャーズ5」は当分先になるとの事ですが、ストレンジの映画にはワンダが、ソーの映画にはガーディアンズが、ブラックパンサーの映画にはアイアンハートが、と言った具合にクロスオーバー自体は続いています。まずはそれらを楽しみつつ、来たるべきアベンジャーズ最新作に備える事になりそうです。

ソース:When Will ‘Avengers 5’ Happen? Kevin Feige Says You Need Time “Before You Start Bringing Everyone Together”

ケヴィン・ファイギ社長が「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」でアイアンハートがデビューする事を認める

現在制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」でドミニク・ソーンさん演じるアイアンハート/リリ・ウィリアムズがデビューする事を、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で認めました。

ファイギ社長は、「現在、ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバーを撮影中ですが、リリ・ウィリアムズというキャラクターは、この映画で初めてお目にかかることになります。」と、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公開を控えたインタビューで答えました。また、「彼女は今週、『アイアンハート』シリーズの前に撮影を開始したと思います。」と付け加えています。

コミックのリリ・ウィリアムズは10代の天才技術者で、自分でアイアンマンのアーマーを設計するほどの卓越した才能を持っています。父の死後、母と叔母の3人でシカゴに住み、15歳でMIT(マサチューセッツ工科大学)に入学。そこで、アイアンマン型のアーマーを自作しました。その後、シビル・ウォー2で重傷を負い、昏睡状態となったトニー・スタークに変わってアイアンハートとなりヒーロー活動をするようになりました。その際にサポート用AIとしてトニーの人格をうつしたものを採用しています。

アイアンハートがブラックパンサーの映画でどの程度の役割を担うのかは不明ですが、噂によるとカメオ以上の大きな役割となるとの事。

先日はブラックパンサーに関連する撮影がMITで始まると報じられていましたが、やはりアイアンハートに関連するシーンだったようです。

アイアンハートはディズニープラスで配信中のアニメ「マーベルライジング」にも登場していますので、気になる方はチェックしてみてください。

ブラックパンサー最新作の内容についてはほとんど明かされておらず、マーベルの発表によると、「唯一無二の国ワカンダと、1作目で紹介した豊かなキャラクターたちの物語を広げていく」との事。誰がブラックパンサーを引き継ぐのかは注目を集めているポイントになっています。

ヴィラン役にはテノッチ・ウエルタさんが起用されており、ワカンダの宿敵アトランティスの王であるネイモア・ザ・サブマリナーを演じるのではないかと噂されています。

エヴェレット・ロスを演じたマーティン・フリーマンさん、ジャバリ族のエムバクを演じたウィンストン・デュークさん、ドーラミラージュ隊長オコエ役のダナイ・グリラさん、ティ・チャラの元恋人ナキア役のルピタ・ニョンゴさんの再演が各種インタビューやSNSで確認されています。ティ・チャラの母ラモンダと妹シュリも再登場の可能性は高いと考えられますが、今の所不明となっています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年7月8日 に米国公開予定です。

ソース:Dominique Thorne’s Riri Williams to Debut in Black Panther: Wakanda Forever (Exclusive)

映画「エターナルズ」第2弾トレーラーとポスターが公開

マーベル・スタジオ制作の映画「エターナルズ」の第2弾となるトレーラーとポスターが公開されました。英語版での動画タイトルはファイナルトレーラーとなっていますが、日本語版では「地球滅亡まで残された時間は7日間。編」とタイトルが付けられています。

「エターナルズ」の公式概要は以下のとおりです。

アベンジャーズに続く、新たな最強ヒーローチームが遂に始動。それは太古から地球に存在する不死の種族“エターナルズ”の物語――。10年ぶりのアクション映画に出演するアンジェリーナ・ジョリーに加え、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)などのマ・ドンソクら豪華キャストが集結。メガホンを取るのは、『ノマドランド』(20)でアジア系女性として初めて本年度ゴールデン・グローブ監督賞を受賞し、本年度のアカデミー賞®にもノミネートされるなど今注目の映画監督クロエ・ジャオ。
精鋭といえるキャスト・スタッフが手掛ける新たな最強ヒーローチーム“エターナルズ”から目が離せない!

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

映画「エターナルズ」、プロデューサーが彼らの家族性について「トニーとスティーブのようなもの」と説明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のクロエ・ジャオ監督とマーベル・スタジオのプロデューサー、ネイト・ムーアさんが海外メディア Entertainment Weekly のインタビューに応じ、「エターナルズ」はトニー・スタークとスティーブ・ロジャースが7000年間一緒に過ごしているようなものだと語りました。

インタビューの中でプロデューサーは以下のように述べました。

7000年の間、9人の親しい友人と一緒にドライブ旅行をするようなものです。開発では、トニー・スタークとスティーブ・ロジャースがその期間一緒に暮らした場合のようなものだと冗談を言っていました。友情が敵に変わり、そして共通の絆があるから友情に戻る。家族のようなものです。

一方、ジャオ監督が「エターナルズ」で最も興味をそそられたのは、この映画のスケール感と、地球を映画の中のキャラクターとして扱っていることでした。監督によると、「親密になり、人間としての内面的な葛藤をすべて探ることができた」とのことです。

私は、宇宙における私たちの意味のように大きく壮大なこともできるが、人間としての内面的な葛藤のすべてを探求するために親密になることもできると考えました。このキャラクターたちは長い間私たちの間で生きてきたので、アイデンティティー、目的、信仰、個人の自由と大義名分など、私たちを人間たらしめている二面性や欠点を同じように抱えているのです。

プロデューサーと監督の説明を総合すると、エターナルズに登場する10人の古代種族は家族として7000年に渡り生活していますが、人類の影響を大きく受け、人のような欠点も持ち合わせているとの事。そのためかトニーとスティーブのような衝突をしばしば見せてしまうようで、トレーラーで確認できる食事のシーンは家族が平和な時期の一瞬を切り取ったものなのかもしれません。

コミックではアンジェリーナ・ジョリーさん演じるセナが敵対種族ディヴィアンツのクロと恋愛関係になった事もあり、このプロットが映画でも採用されているのであれば、作中で家族が分裂する様子が描かれるかもしれません。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Hope Springs: Go behind the scenes of Marvel’s Eternals