映画「アベンジャーズ6」が「ロキ」「ドクター・ストレンジ2」の脚本家を起用

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の脚本に、ドラマ「ロキ」シーズン1や映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」を担当したマイケル・ウォルドロンさんがサインしたと、海外メディア Deadline が報じました。

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記事によると、マイケル・ウォルドロンさんはプロデューサー・パートナーのアダム・ファスローさんと共に「アノマリー・ピクチャーズ」という制作会社を立ち上げた事を背景に、ディズニー及びマーベルと新たな契約を交わしたと言います。

彼の脚本について、特に「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」では賛否両論もありましたが、「ロキ」が人気であったことや、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」が2022年のMCU作品で最高の売上となったこと、そして「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」がマルチバース・サーガの集大成であり、ロキやドクター・ストレンジとも関連している事を考えると、この起用は自然な流れと言えるかもしれません。

The Direct では「シークレット・ウォーズ」以降もアノマリー・ピクチャーズがMCU作品に関与する可能性を指摘しています。

「シークレット・ウォーズ」ではS.H.I.E.L.D.のエージェント達も戻るとも言われていますが、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でブラックボルトやプロフェッサーXを呼び戻したウォルドロンさんの脚本によって実現していくのでしょうか。

映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2026年5月1日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:‘Loki’ Creator Michael Waldron Launches New Company Anomaly Pictures With Producing Partner Adam Fasullo

エイミー・パスカル「スパイダーマン」プロデューサーがマイルズ・モラレスの実写化について言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン:ホームカミング」、「ファー・フロム・ホーム」、「ノー・ウェイ・ホーム」のプロデューサーを務めたエイミー・パスカルさんが、スパイダーマン/マイルズ・モラレスの実写化について、海外メディア Empire とのインタビューで言及しました。

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エイミー・パスカルさんはマイルズ実写化について、「ファンはあと数年は待たないといけないでしょう」ともうしばらく時間が必要になると言います。

「ノー・ウェイ・ホーム」の劇中でエレクトロが「スパイダーマンは黒人だと思っていた」とほのめかした他、「ホームカミング」にはスパイダーマン/マイルズ・モラレスの叔父にあたるアーロン・デイビスをドナルド・グローバーさんが演じており、その下準備は行われて来ていると言えます。

しかしながら具体的にいつ登場するかは不明で、現状ではまだ明確になっていない、もしくは決まっているけど言えない状態のようです。

ソニーのアニメ映画「スパイダーバース」でマイルズ・モラレスの声を務める俳優のシャメイク・ムーアさんは実写版マイルズのキャスティングについて「実写映画版でファンのみなさんが何歳のマイルズを見たいかどうかです。それが、私が彼を演じることになるかどうかの難問です。」と、コミックでは少年として描かれるマイルズを演じる事は難しいとの考えを明らかにしています。

現在マーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズはトム・ホランドさんの新たな3部作の計画をすすめており、ケヴィン・ファイギ社長は先月のインタビューにて「スパイダーマン4」の進捗をコメント、脚本の執筆がスタートしたと報告していました。

「スパイダーマン4」は2023年末に撮影が始まり、2024年冬から2025年春夏ごろに劇場公開されるだろうとも報じられており、4作目にマイルズ・モラレスが登場するかどうかについて、もうしばらく注視する必要がありそうです。

ソース:Will Shameik Moore Ever Play Spider-Man In Live Action? ‘Everyone Knows I Would Be A Great Miles Morales’, He Says – Exclusive

トム・ホランドさんの「スパイダーバース」出演の噂についてプロデューサーがコメント

ソニー・ピクチャーズの元会長でMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマン実写シリーズやソニーのSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)、アニメ映画「スパイダーバース」のプロデューサーを務めるエイミー・パスカルさんが、トム・ホランドさんが「「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」に出演するという噂について、海外メディア Empire とのインタビューの中で言及しました。

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噂について質問されたパスカルさんは、「それについて何も触れるつもりはなかったわ。」と前置きしつつも、「トム・ホランドはこれらのスパイダーバースの映画を愛しています。」とコメントし、肯定も否定もせずに曖昧な状態を維持しました。

トム・ホランドさんは2021年のインタビューで「スパイダーバースを愛しているし、電話を待っているところです。みんな、僕たちに電話して。僕たちを入れてください、僕たちはその中にいたいのです。」とスパイダーバースの制作チームに呼びかけていました。

スパイダーバース最新作では過去のスパイダーマン映画のイベントが絡んでくるとも報じられており、実際にそうであった場合はトム・ホランドさんが関与する可能性は一見ありそうに見えます。噂が実際にはどうなるのか、劇場公開までもうしばらく待つ必要があるようです。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 米国公開予定、日本は2023年予定です。

ソース:Will Shameik Moore Ever Play Spider-Man In Live Action? ‘Everyone Knows I Would Be A Great Miles Morales’, He Says – Exclusive

ウォーキング・デッドのスティーヴン・ユァンさんがMCU「サンダーボルツ」への参加を認め、出演の理由を明かす

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」に、「ウォーキング・デッド」のグレン役などでおなじみのスティーヴン・ユァンさんがキャスティングされたと報じられた件について、海外メディア Empire とのインタビューに応じたユァンさんはこれを認めました。

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インタビューの中でユァンさんは「私に演じてほしいという特定のキャラクターの意図がとても明確で、それがこの作品に惹かれた理由です。」と「サンダーボルツ」への出演契約にサインした理由について明かしました。

「サンダーボルツ」のメガホンを取るジェイク・シュライアー監督とユァンさんはNetflixのドラマ「Beef」で一緒に仕事をした経験があり、そういった事も少なからず影響しているようです。

ユァンさんが演じる特定のキャラクターというのが誰なのかは明らかにされていませんが、前回のキャスティング報道の際は「フェーズ5のクローザーとして重要な役割を担う、MCUの将来にとって重要な役割になる」と報じられています。

このキャラクターについて、スクーパーやファンはヒーローのセントリー、そしてセントリーの内に潜むヴィランのヴォイドを演じるのではないかと考えています。この二面性を持つキャラクターに関連して、「サンダーボルツ」キャスティング報道のずっと前には同じく善と悪の顔を持つキャラクターとして「スパイダーマン4」出演の噂もありました。

本作はジェイク・シュライアー監督が制作、映画「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんが脚本を担当。ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ役のセバスチャン・スタンさんが戻る他、映画「ブラックウィドウ」からエレーナ・ベロワ役フローレンス・ピューさん、アレクセイ役デヴィッド・ハーバーさん、タスクマスター/アントニア・ドレイコフ役のオルガ・キュリレンコさん、コンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ役のジュリア・ルイス=ドレイファスさん、映画「アントマン&ワスプ」よりゴースト/エイヴァ・スター役ハンナ・ジョン=カーメンさんの再登場が予告されています。

本作について、先日はケヴィン・ファイギ社長がバッキーがチームリーダーになるとコメントしています。

映画「サンダーボルツ」は 2024年7月26日 米国公開予定です。

ソース:Steven Yeun On Joining Marvel’s Thunderbolts: ’The Intentions Of The Character Were Very Clear’ – Exclusive

「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」はラブストーリーになるとプロデューサーが明かす

ソニー・ピクチャーズが制作中の大人向けアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のプロデューサーを務めるエイミー・パスカル氏が、海外メディア Empire Magazine とのインタビューの中で、本作がマイルズ・モラレスとグウェン・ステイシーのラブストーリーになると語りました。

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パスカル氏は「この映画はマイルズとグウェンのラブストーリーなんです。」と二人の恋愛関係を描いている事を明らかにしました。

この二人の関係について、ケンプ・パワーズ共同監督は「そこには嫉妬なんかもあります。マイルズがグウェンと再会する時、彼女はバレエシューズではなく、スパイダーパンクからもらったコンバースのチャックテイラーを履いているんです。その時マイルズは『この2人はどれくらい親しいんだろう?』と思い始めるんです。」と付け加えました。

脚本・プロデューサーのクリストファー・ミラー氏は、本作で行っていることを、2023年のアカデミー賞で作品賞を含む7部門を受賞したばかりの2022年のヒット作「エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス」と比較して次のように述べています。

「私たちの映画では、ダニエルズ(ダニエル・クワン監督とダニエル・シャイナート監督)が『エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス』でやったことに似ています。スペクタクルやアクション、ビジュアルの狂気はあってもいいけど、心で感じるエモーショナルな旅にフォーカスしている必要がありました。『エブリシング・スパイダーマン・エブリウェア・オール・アット・ワンス』みたいな?Raccacoonieとキングピンのクロスオーバーをもたらしましょう。」

本作はもちろんヒーロー映画であり、無数のマルチバースにおける無数のスパイダーマンが登場する事が予告動画にて公開されています。その一方で、主人公マイルズ・モラレスとグウェン・ステイシーの関係に焦点をあて、そのマイルズのちょっとした恋のライバルとしてスパイダーパンクが関与してくる事が今回のインタビューにて明かされました。

シニアキャラクターアニメーターを務めるエレ・サントスさんは以前に別のインタビューで「アクロス・ザ・スパイダーバースはもともとアベンジャーズ/エンドゲームのようだった」と明かしていますが、計画が変更され、さらに巨大な作品になったとも話していました。

アニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」は 2023年6月2日 米国公開予定、日本は2023年予定です。

ソース:Spider-Man: Across The Spider-Verse ‘Is A Love Story Between Miles And Gwen’, Says Amy Pascal – Exclusive Image

MCUホラーの世界は今後も掘り下げられる、マーベル・スタジオのプロデューサーが語る

マーベル・スタジオの制作・開発担当副社長でプロデューサーのスティーブン・ブルサードさんが D23 Inside Disney ポッドキャストに出演し、ホラーに特化したMCUプロジェクトがさらに登場する事を予告しました。

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2022年10月のマーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーション「ウェアウルフ・バイ・ナイト」について、フェーズ5との関連性について尋ねられたブルサードさんは、ヴィジョンを例になんでも起こりうると言います。

答えは、MCUでは何でも可能です。私がいつも引き合いに出したい例は、ポール・ベタニーが「アイアンマン」でジャービスの声を担当したことです。それから数年後、彼はエミー賞で、シットコム「ワンダヴィジョン」のヴィジョン役でノミネートされたのです。もしアイアンマンの頃に質問されていたら、そんなことは可能性の範囲内だとは言えなかったでしょう。

そして「ウェアウルフ・バイ・ナイト」は単発作品として想定したいたとしつつも、登場した魅力的なキャラクターをそのままにしておくにはもったいないと語りました。

このスペシャルは、私たちの親友であるマイケル・ジアッキーノと一緒に、この一回限りのホリデースペシャルとして、スタイリッシュなエクササイズとして作られたんです。でも、あのキャラクターたちは、あまりにもカッコよくて放っておけませんね。もし私が関わるなら、マーベルはホラー・バースを掘り下げ、ダークサイドを掘り下げ続ける事でしょう。その世界には、コミックに登場する素晴らしいキャラクターがたくさんいるんです。あなたがおっしゃるように、ローラが演じたエルサは素晴らしかったです。ガエル(ガルシア・ベルナル)も大好きです。私はいつも彼の大ファンなんだ。テッド、別名マンシングとの関係にも、人々はとても反応していました。素晴らしいキャラクターと、素晴らしい世界、素晴らしい環境でした。

そして彼らのようなキャラクターについて、「探究する価値がある」と付け加えました。

「ウェアウルフ・バイ・ナイト」の配信当時、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長も同様の意見を展開しており、MCUモンスターズを掘り下げていきたいという意志を明らかにしていました。

2024年のハロウィンスペシャルとして「マンシング」が計画されているという噂がある他、彼らのような闇の住人が登場しても違和感のない作品として、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、「ブレイド」、「マーベル・ゾンビーズ」、「ムーンナイト」シーズン2などが期待されています。

「マーベルスタジオ スペシャル・プレゼンテーション: ウェアウルフ・バイ・ナイト」はディズニープラスで配信中です。

【噂話】映画「エル・ムエルト」公開延期か─スパイダーマンヴィランを描く野心作

ソニー・ピクチャーズが制作を発表しているSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「エル・ムエルト」が公開延期の可能性が高くなって来ているとして、話題になっています。海外スクーパー Big Screen Leak 氏は本作の現状について、予定通り公開される可能性は非常に低いとレポートしました。

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BSLはファンから「エル・ムエルト」に関する質問の答えとして、本作の現状について「まったく話を聞いたことがない」と開発が進んでいない事を明らかにし、ソニーが発表している 2024年1月12日 の劇場公開には間に合わないだろうと指摘しました。

公開1年を切ったタイミングで、主演をバッド・バニーさんが務める以外のキャスティング情報が噂すらない現状に加えて、そのバッド・バニーさんも2022年末のインタビューで「2023年は休養の年にする」と宣言しており、2024年1月公開予定にもかかわらず2023年に撮影されない可能性が浮上していました。

今回のスクーパーの報告から察するに、バニーさんの発言は本業のミュージシャン活動の休業だけではなく、俳優業も含む全体的な活動を休むといった意味合いだったと考えられます。

「エル・ムエルト」の一ヶ月後に公開予定の「マダム・ウェブ」に関しては主演のダコタ・ジョンソンさんが撮影の完了を報告しており、それと比べても「エル・ムエルト」が進んでいない事は明らかでした。

SSUはアーロン・テイラー・ジョンソンさん主演の「クレイヴン・ザ・ハンター」が今年の10月公開に向けて編集作業が進められており、2024年1月予定の「エル・ムエルト」を飛ばして、2月に「マダム・ウェブ」が控えています。また、「ヴェノム3」の開発が始まっている事を主演のトム・ハーディさんが報告しています。

進捗的には劇場公開予定日を取得していない「ヴェノム3」のほうが進んでいる可能性すらありますが、今後の情報には要注目となります。

映画「エル・ムエルト」は 2024年1月12日 全米公開予定です。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」より、モードックの未使用デザインが公開

現在公開中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」に登場したM.O.D.O.K.(モードック)の未使用デザインが明らかになりました。本作のコンセプトアートを担当するアレクシ・ブリクロットさんが自身のInstagramにて公開しています。

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ブリクロットさんは「クアントマニアのためのM.O.D.O.K.の初期コンセプト。イエロージャケット/ダレン・クロス(#coreystoll役)が、量子領域という過酷で変容する環境に耐えることから始まりました、ねじれた、めちゃくちゃなバージョンです。彼は”Mental Organism Designed Only for Killing”(殺人のために設計された精神的有機体)です。」と紹介。

続けて「コミックの原作とのつながりを保ちつつ、映画の中で彼のルーツとなるコンセプト全体を受け入れながら、それをさらに推し進めることは常に挑戦でした。ある時、クアンタムゲイザーのアイデアが浮かび、物体を老化させ、劣化させ、変容させるというものでした。私はそのアイデアに飛びつき、ねじれた再構成について考えました(クローネンバーグの『フライ』について考えていたのでしょうか?コンセプトの中では少しそうかもしれませんが…)。課題の一つは、ダレン・クロスの似顔絵を隠しておいて、後で公開することでした。」とデザインについてコメントしました。

公開されたコンセプトアートも、映画で実際に採用されたデザインも、どちらもコミック版に近いデザインとなっていましたが、大きく異なるのはモードックとダレン・クロスは同一ではないという事でした。

コミックではA.I.M.で働いていたジョージ・タールトンという科学者がモードックその人でした。「クアントマニア」に登場したモードックに変わって、以降の作品でマルチバースより真のモードックが登場することがあるのでしょうか。

映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」は 2023年2月17日 より劇場公開中です。

マーク・ラファロさんがハルクのバディに相応しいヒーローについて言及

マーベル・スタジオ制作の映画「アベンジャーズ」などでハルク/ブルース・バナーを演じているマーク・ラファロさんが、エメラルドシティコミコンに出席した中で、ハルクのバディを務めるに相応しいヒーローについて名前を明かしました。

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ファンから「バディ映画を撮るなら誰と組みたいですか?」と質問されたラファロさんは、「僕はクリス・ヘムズワースが好きです。だから、ソーを救うために、僕をまた招待してくれるのをずっと待っているんだ。それは冗談、僕はキャンセルされてしまったよ」と、再びソーとのタッグを組みたいとしつつも今のところその計画がない事を示唆しました。

その前にはスカーレット・ヨハンソンさん演じるブラックウィドウは「誰よりも強い」と称賛しつつ、「グルートは使い道がわかりません(笑)」と想像出来ないコンビについても言及しました。

ハルクとソーは「アベンジャーズ」で共演した時から犬猿の仲といった描写で、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」では素晴らしいコンビネーションを見せてくれました。ラファロさんはそのコンビの再登場を望んでいたようですが、残念なことに「ソー:ラブ&サンダー」にハルクの出番はありませんでした。

ソーは5作目の映画が「ラブ&サンダー」の最後で示唆されており、ハーキュリーズ(ヘラクレス)と戦うことを予感させています。ソーとハーキュリーズの筋肉対決にハルクが割って入る姿には興味をそそられますが、北欧神話とギリシャ神話の対決という背景からすると、やはりハルクの出番は期待できないかもしれません。

ただし、ハルクは権利問題の解消に前進していると報じられており、マーク・ラファロさん演じるハルクの初のソロ映画が正式に制作される事になった時、ソーをゲストとして迎える事は出来るかもしれません。

ハルクの次の登場作品は正式には分かっておらず、一部報道によると映画「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」に登場するとかしないとか、様々な噂が出ています。

「マイティ・ソー/バトルロイヤル」を超えるバディ感は期待出来ないかもしれませんが、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でオリジナルのアベンジャーズふたりが肩を並べる姿を再び見る機会はあるかもしれません。

ソース:Mark Ruffalo Throws Shade at Thor Franchise After Love & Thunder Disappointment

【噂話】MCU「アベンジャーズ7」も計画中か、2028年フェーズ7までのラインナップが報じられる

現在公開中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントマニア」でMCUのフェーズ5がスタートした矢先、海外スクーパーがフェーズ7までのラインナップとして、海外掲示板 Reddit にレポートを投稿しました。真実味のあるものから、かなり怪しい噂レベルのものまで様々なものが含まれていますが、その内容を少し整理してお届けしていきます。

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2023年

今年のラインナップは以下の予定に変更されているといいます。

【映画】

  • 「アントマン&ワスプ:クアントマニア」:公開済み
  • 「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」:5月5日(日本は5月3日)
  • 「ザ・マーベルズ」:11月10日

【ドラマ/アニメ】

  • 「シークレット・インベージョン」:5月17日 – 6月21日
  • 「ロキ」シーズン2:7月26日 – 8月30日
  • 「X-MEN’97」:9月頃
  • 「エコー」:10月頃

【スペシャルプレゼンテーション】

  • メフィスト:ハロウィンスペシャル
  • セントリー:ホリデースペシャル

SDCC2022で発表されたラインナップと比べると、ここ数ヶ月で報じられているようにディズニープラスのドラマのいくつかは延期となる可能性が高いようです。ただし、実績の多いスクーパーが今日投稿した話題によると、「アイアンハート」は2023年11月配信であり、はやくも主張が分かれているようです。

スペシャルプレゼンテーションはどちらも正式発表がないものになっています。

2024年

引き続きフェーズ5が展開されつつ、フェーズ6へと転換する年。

【映画】

  • 「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」:5月3日
  • 「サンダーボルツ」:7月26日
  • 「ブレイド」:9月6日
  • 「デッドプール3」:11月8日

【ドラマ/アニメ】

  • 「アイアンハート」:初頭
  • 「デアデビル:ボーン・アゲイン」:春
  • 「アイ・アム・グルート」シーズン2:半ば

【スペシャルプレゼンテーション】

  • 「ワンダーマン」:秋ごろ
  • 「マンシング」:ハロウィンスペシャル
  • 「シルバーサーファー」:ホリデースペシャル

「ワンダーマン」はプロデューサーが計画を認めた作品で、監督やキャストの名前が報じられ始めています(公式発表ではありません)。

マンシングは2022年のスペシャルプレゼンテーション「ウェアウルフ・バイ・ナイト」に登場したキャラクターで、マーベル・モンスターズを拡張していきたいとケヴィン・ファイギ社長が語っていた事から予想されていた作品でもあります。

「シルバーサーファー」や「アイ・アム・グルート」が新シーズンを取得するのは以前にも報じられていますが、こちらも公式発表はありません。

2025年

アベンジャーズ映画へと続くフェーズ6が展開される年。

【映画】

  • 「ファンタスティック・フォー」:2月14日
  • 「アーマー・ウォーズ」:5月2日
  • 「ヤング・アベンジャーズ」:7月25日
  • 「シャン・チー2」:11月7日
  • 「スパイダーマン4」:12月19日

【ドラマ/アニメ】

  • 「アガサ:カヴン・オブ・カオス」:2024年後半~2025年初頭
  • 「ヴィジョン・クエスト」:2025年春
  • 「ホワット・イフ・・・?」 シーズン2:2025年半ば
  • 「ミッドナイト・エンジェル」:2025年秋
  • 「ストレンジ・アカデミー」:2025年後半~2026年前半

【スペシャルプレゼンテーション】

  • 「ゴーストライダー」:ハロウィンスペシャル
  • 「マーベル・ゾンビーズ」:10月頃
  • 「ノヴァ」:ホリデースペシャル

かなり先のスケジュールになるため、現状での話が真実だったとしても計画変更等の影響が出やすくなってくる頃合いです。

映画の中で特筆すべきはやはりヤングアベンジャーズ。2023年2月のプロデューサーインタビューでは計画なしとの事でしたが果たして。シャン・チーやスパイダーマンは「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」に登場するのであれば、その前にこのぐらいのタイミングで映画が公開される可能性は十分にありそうです。

ドラマ/アニメ部門では既に配信されている予定だった「ホワット・イフ」がここまで延期されるといいます。既にグッズ等の販売が始まりつつありますが、本当にここまでの延期となるのでしょうか。

「アガサ:カヴン・オブ・カオス」は現在撮影中でありますが、早くから延期の噂がありました。これはワンダ再登場のためのエリザベス・オルセンさんのスケジュールの都合だとも報じられており、まだ正式発表がない「ヴィジョン・クエスト」と合わせて「ワンダヴィジョン」のスピンオフが連続リリースされる事になるようです。

「ミッドナイト・エンジェル」はオコエが主人公のドラマであり、演じるダナイ・グリラさんもプロジェクトの存在を認めています。

「ストレンジ・アカデミー」はドクター・ストレンジの魔法学校を描く原作コミックを実写化するもので、以前に噂が報じられていました。その際、MCU版ではドクター・ストレンジではなくウォンが中心になるとも言われていましたが、そうだとすればストレンジ・アカデミーではなくウォン・アカデミーであり、どういった内容になるのかは今のところ不明です。ドクター・ストレンジはこの時点でインカージョンの対策にあたっていると考えられ、学生の指導をしている場合ではないのは明らかです。

2026年

2026年は公式発表とはかなり異なるラインナップに、そしてフェーズ7に入るとの事。

■フェーズ6

【映画】

  • ドクター・ストレンジ3」:2月13日
  • 「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」:5月1日

【ドラマ/アニメ】

  • 「ミズ・マーベル」シーズン 2:2026年春

■フェーズ7

【映画】

  • 「ミッドナイト・サンズ」:7月24日
  • 「ワールド・ウォー・ハルク」:11月6日

【ドラマ】

  • 「ムーンナイト」シーズン2:2026年半ば
  • 「シーハルク」シーズン2:2026年秋

【スペシャル・プレゼンテーション】

  • 無題のハロウィンスペシャル作品
  • 無題のホリデースペシャル作品

投稿によると2022年のSDCCでの公式発表とは異なり、マルチバースサーガはフェーズ6の「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」で終わるとの事。その前の準備として「ドクター・ストレンジ3」などいくつかの作品が前に挿入され、「ザ・カーン・ダイナスティ」は1年遅れの2026年が予定されているようです。

「ミッドナイト・サンズ」「ワールド・ウォー・ハルク」の噂は以前にもあり、アベンジャーズの初代メンバーであるマーク・ラファロさんの初ソロ映画がようやく実行されるかもしれません。

ドラマはいずれも監督やプロデューサー、演者によってシーズン2が示唆されていたもので、時期はともかくとして予想されうるものとなっています。

2027年

公式スケジュール的には未知の領域になっていく2027年。フェーズ7になるとスクーパーは言います。

【映画】

  • 「エターナルズ2」:2月12日
  • 「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」:5月7日 or 2028年
  • 「アベンジャーズ/フォーエバー」:7月30日

【ドラマ/アニメ】

  • 「ホワット・イフ・・・?」シーズン3:2027年初頭
  • 「イルミナティ」:2027年春

もともとマルチバースサーガの集大成となると発表されていた「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」がフェーズ7からのバトルワールドサーガと呼ばれるシリーズへと移行し、計画されていた「シークレット・ウォーズ」を二分割して「アベンジャーズ:フォーエバー」との前後編スタイルになるとスクーパーは言います。また、「フォーエバー」は「エターニティ・ウォーズ」というタイトルも検討されているとの事で、後者のタイトルは以前にマーベルが取得した商標とも一致しています。

また、商標で確認されていた「NOMAD」も進行中との事ですが、コミックとはまったく異なる内容で、クリス・エヴァンスさんのキャプテン・アメリカとスカーレット・ヨハンソンさんのブラックウィドウの二人を主人公として、「アベンジャーズ/エンドゲーム」のエンディング後、マルチバースを来訪しつつ、インフィニティ・ストーンを返しに行く話を詳細に描いていくと伝えています。2024年に撮影が開始され、2027年の後半か2028年の配信が予定されているとの事。

なお、今回のレポートではアニメ「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」はキャンセルされていないと報告されていますが、配信日についての情報は含まれていませんでした。

このスケジュールリストが達成される頃にはMCUも20周年間近となりますが、今回の報道のうちどの程度が現実となっていくのか、注意深く見守る必要がありそうです。