テヨナ・パリスさん、ドラマ「ワンダヴィジョン」は「今後さらにMCUらしくなる」と明かす

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」でモニカ・ランボーを演じている女優のテヨナ・パリスさんが、海外メディア Collider とのインタビューの中で、今作が今後のエピソードで更にMCUらしくなっていくことを明かしました。

インタビューで「残りのエピソードで視聴者が楽しみにしておくべきポイントは何ですか?」と尋ねられたパリスさんは、「もっと素晴らしい、素晴らしいストーリーテリングが期待出来ると思います。このショーとクリエーターたちは、地に足の着いた親しみやすいショーを作ってくれたと思うし、MCUの要素を残しながらも、素晴らしい仕事をしてくれたと思います。そして、これからもっと大きなMCUらしさが出てくるでしょう。私はそれに興奮しています。」と返しました。

「ワンダヴィジョン」は配信前からシットコムが取り入れられている事が明かされており、実際に配信が始まった当日はこれまでのMCUと大きく異る映像に楽しみつつも困惑も大きなものでした。エピソードが進むに連れ、ファンが慣れ親しんだMCUの姿が散見されるようになりましたが、今作は依然として謎が多い作品になっています。

公式に明かされている今後のエピソードは3つで、約2時間ほどの物語で幕を下ろす予定となっています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、次回第7話 は 2021年2月19日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ソース:Teyonah Parris Spills ‘WandaVision’ Secrets, From Mind Control To… Fish Pants

映画「ソー:ラブ&サンダー」に登場のガーディアンズメンバー、はやくも撮影終了か

現在撮影中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーが登場することが明かされており、1月の末から撮影現場での目撃情報が多数報告されていました。しかし新たに、早くもガーディアンズのキャスト陣たちが撮影現場を離れていることが判明しました。

レジェンド俳優アーノルド・シュワルツェネッガーさんの娘であり、スターロード/ピーター・クイル役クリス・プラットさんの妻であるキャサリン・シュワルツェネッガーさんが、自身のInstagramにて夫とバレンタインを過ごしたことを報告。バレンタインには既にロサンゼルスに戻っていることが分かりました。

また、ネビュラ役のカレン・ギランさんと、マンティス役のポム・クレメンティエフさんも自身のInstagramにてすでに撮影の地のシドニーを離れたことを報告しています。

ドラックス役のデイヴ・バウティスタさんも時差ボケに悩んでいたことをInstagramにあげながら、同じくシドニーを離れていることを伝えていました。

コロナ禍の中で国をまたぐ移動は14日間の検疫を必要とするため、一度解散してまた集合することは考えにくく、すなわちガーディアンズメンバーの登場はさほど多くない事を意味している可能性があります。

現在撮影が進められている「ソー:ラブ&サンダー」ではヴィランの神殺しのゴアとしてクリスチャン・ベールさんが出演し、ナタリー・ポートマンさん演じるジェーン・フォスターもソーになることが公式に明かされている他、レディ・シフ役のジェイミー・アレクサンダーさんも戻ってくると報じられています。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。

ディズニープラスの新コンテンツ「Marvel Studios’ ASSEMBLED」が発表

ディズニーが自社のストリーミングサービス「ディズニープラス」向けコンテンツとして「Marvel Studios’ ASSEMBLED」の配信決定を発表しました。米国で2021年3月12日から配信開始となります。

「マーベル・スタジオ・アッセンブルド」はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマや映画の舞台裏を描いたドキュメンタリー番組で1話目は「ASSEMBLED:The Making of WandaVision」と題し、ドラマ「ワンダヴィジョン」の舞台裏を配信する予定になっています。

その後は、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、ドラマ「ロキ」、ドラマ「ホークアイ」、そして映画「ブラックウィドウ」などが予定されているとの事。

ドラマ「ワンダヴィジョン」が2021年3月5日に配信予定の9話で終了し、その翌週3月12日には「アッセンブルド」が配信、さらにその翌週3月19日から「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」が始まることになります。記事執筆時点で日本配信に関するアナウンスはありません。

「Marvel Studios’ ASSEMBLED」は 2021年3月12日 ディズニープラスで米国配信開始です。日本での配信については続報をお待ち下さい。

エミリー・ヴァンキャンプさん、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」には「古き良きアクション」があると明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で登場し、配信開始を控えているドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」にも登場するエージェント13/シャロン・カーターを演じるエミリー・ヴァンキャンプさんが、本作には「古き良き時代のアクションがある」事を明かしました。

海外メディア E! とのインタビューで、ドラマ「ワンダヴィジョン」と同様のサプライズがあるか尋ねられたヴァンキャンプさんは、「それも確かにあると思いますが、映画ファンが愛する古き良き時代のアクションも期待できますよ。今作には複数のレベルがあり、みんなを楽しませてくれると思います」と明かしました。

 シャロンは当初S.H.I.E.L.D.のエージェントとして登場しましたが、ヒドラによってS.H.I.E.L.D.が崩壊して以降はCIAに所属し、対テロ活動に尽力していました。しかしキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースに協力したため、現在はソコヴィア協定違反になっている可能性があります。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の公式あらすじは以下の通り。

舞台は『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界。キャプテン・アメリカから盾を受け継いだファルコンだが、その称号を自身が担うには重すぎるものだと考え始める…。絶対的ヒーロー、キャプテン・アメリカを失った今、世界中の人々の希望の星となるのは一体誰なのか…?

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」は 2021年3月19日 よりディズニープラスにて配信予定です。

ソース:Emily VanCamp Says The Falcon and the Winter Soldier Is “Good Old-Fashioned Action”

海外ファンがドラマ「ワンダヴィジョン」の各話イントロの違いについて指摘

マーベル・スタジオが制作するドラマ「ワンダヴィジョン」はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のドラマ作品としてリリースされ、各国で大反響を呼んでいます。そんな中、Twitterアカウント @tfasteves 氏がドラマのイントロ部分の変化に注目し、音声動画にして公開しました。

海外ドラマによくあるエピソードのイントロ部分での「Previously on WandaVision」はワンダを演じるエリザベス・オルセンさんのセリフですが、回を追うごとにトーンが下がっていく様子が感じられるようになっています。残念ながら日本語吹替版ではこういった変化は感じにくいものとなっています。

本作は1950年代をテーマにしたシットコムとしてスタートし、これまでのMCUとは大きく異るコメディが展開されましたが、回を追うごとに時代は10年スキップし、謎と不穏さが増していくミステリアスな作品になっています。

現在6話まで配信済みの本作はかなり良くない方向に物語が進んでおり、イントロ部分のワンダの声色は如実にこの状況を表現しているようにも思えます。果たしてこのままバッドエンドに向かうのか、それともドクター・ストレンジのような救世主が登場するのでしょうか?

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、次回第7話 は 2021年2月19日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」よりダーシー・ルイスの新たなポスターが公開

現在配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」より、ダーシー・ルイス博士の新たなポスターが公開されました。これまでに公開されたポスターや劇中のヘアスタイルとは違い、90年代後半から2000年代に見られたような姿になっています。

これまでに公開されたポスターでもsignalというワードが組み込まれており、これらのキャッチコピーについても何か意味ありげな様子。

©2021 MARVEL,Disney

ワンダヴィジョンのロゴではアルファベットのiの上の点が信号を発しており、信号を発しているのはマインド・ストーンなのかもしれません。

ダーシーはヴィジョン復活の鍵となるのでしょうか。

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、次回第7話 は 2021年2月19日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」、映画「アベンジャーズ」を再現するビリーとトミーの舞台裏映像が公開

ドラマ「ワンダヴィジョン」でワンダの双子の息子を演じるジュリアン・ヒリアードくんとジェット・クラインくんの舞台裏映像が公開されました。トミーを演じるクラインくんがムジョルニアをふるい、ビリーを演じるヒリアードくんがそれを盾で受け止める、映画「アベンジャーズ」のワンシーンを再現するかのような映像になっています。

これらの小道具が撮影スタジオにたまたまあったものなのか、あるいは今後のエピソードに登場するものなのかは不明です。

ウェストビューではエピソードごとに約10年ずつ年代を進めていますが、時代設定が変わるだけでキャスト(住民)自体が年を取るわけではありません。しかし、ビリーとトミーは独自の成長速度を持っており、最終話までこのまま10歳の設定で進むのか、はたまた成人してしまうのかは謎のひとつになっています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」毎週金曜日新エピソードが配信中、次回第7話 は 2021年2月19日 17時よりディズニープラスで配信開始です。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」興行成績、「僕はチャイナタウンの名探偵3」に敗れる

中国映画「僕はチャイナタウンの名探偵3」の公開3日間の自国での興行成績が「アベンジャーズ/エンドゲーム」を超えた事を海外メディア Deadline が報じました。デビュー後3日間で推定25.6億人民元(約3億9700万ドル)の大ヒットを記録し、2019年のエンドゲームの北米での3億5700万ドルを超えているとの事。

本作はチェン・スーチェンが監督と脚本を担当する「僕はチャイナタウンの名探偵」のシリーズ三作目で。ワン・バオチャンとリウ・ハオラン演じる探偵コンビが事件を解決していくさまを描いた物語。2015年タイのバンコクを舞台とした1作目が公開され、米ニューヨークを舞台にした2作目は2018年度の中国興行収入ランキング第2位にランクイン。興行収入33.97億元(約500億円)を記録しました。

シリーズ3作目となる本作の舞台は東京で、日本からは前作に引き続き日中ハーフの探偵・野田昊役で妻夫木聡さんが出演。その他、三浦友和さん、長澤まさみさん、浅野忠信さん、鈴木保奈美さん、染谷将太さん等多くの日本人キャストも参加し、加えてトニー・ジャーさん、チャン・ズーフォンさん、シャン・ユーシエンさんも出演しています。

2020年の新型コロナウイルスの影響で北米の劇場は90%以上が閉鎖し、今なお多くが活動を再開していません。中国では2020年の夏頃から劇場再開され、今回の結果につながったと記事は伝えています。

また、The Direct では作品公開の多様化が進む中、今後は劇場における興行成績はあまり意味をなさなくなるだろうとの見解を示しています。

2020年の北米映画市場はかなり冷え込んでおり、クリストファー・ノーラン監督の「テネット」ですら6000万ドルに届かず、当初の予想を大きく下回りました。

現在、ディズニーはマーベル・スタジオが制作した最新映画「ブラックウィドウ」の公開について慎重な構えを見せており、劇場公開を目指しつつも状況に応じていくとコメントしています。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年4月29日 日本先行公開予定となっています。

ソース:‘Detective Chinatown 3’ Tops ‘Avengers: Endgame’ For Biggest Opening Weekend Ever In A Single Market With $397M & IMAX Crushes Records; Performance Perks Up Hollywood Hope

【考察】ドラマ「ワンダヴィジョン」、6話までの怪しい人物たちの現状まとめ

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に登場した、物語の黒幕と関係がありそうな人物について、判明している情報をまとめた記事です。

ワンダ・マキシモフ

ウェストビューで起きた町ごと失踪した事件を「マキシモフ事変」となづけられ、容疑者となった本作の主人公。

©2021 MARVEL,Disney

ウェストビューをコントロールしていますが、完全ではない様子が描かれています。ヘックスの障壁を人や物が通過しても感知することは出来ず、物質変換は自動的に行われるようです。

マキシモフ事変はエンドゲームにおけるハルクの指パッチンから3週間後が設定されており、ヘイワードいわく、「事件発生の9日前にS.W.O.R.D.施設を襲撃し、安置していた遺体を持ち出した」との事ですが、6話のワンダの説明によると「どうやったのか覚えていない。覚えているのは大きな孤独感だけ。心の中は空っぽで虚しさだけがあった」との事。

ワンダも記憶が曖昧な部分が多く、誰かに操られているか二重人格のようになってしまっている可能性があります。

1話での晩餐会でハートが喉をつまらせた際に急に真顔のワンダが「助けてあげて」と言ったのは、何が起きているか分からないワンダから脚本を知っているワンダへと変わり、本来は脚本上ハートが死ぬ予定だったものを見かねて中止したのかもしれません。

アグネス

1話から登場する「おせっかいな隣人」。気になる行動や言動が多いものの、直接ワンダ一家に害を与える様子はありません。5話までのアグネスはワンダの妊娠や出産、子供の成長を促しているとも受け取る事が出来る流れになっています。

©2021 MARVEL,Disney

6話のアグネスは概ね予告編にあったシーンのみで、エリス通りの手前で他の住人と同じ用に省エネ状態のようになっていました。しかし話しかけてもまばたきすらしなかった住人と比べると、いくぶんワンダの支配に抵抗力があるように見えます。

ヴィジョンがマインド・ストーンのパワーを使うと、アベンジャーズのヴィジョンであることに気づいて助けを求めるような行動をしました。その後助からないことを自覚して諦めたのか大笑いを始めます。ヴィジョンがマインド・ストーンのパワーを中断すると何事もなかったように広場に戻っていきました。

6話のこのシーンからアグネスはコミックのアガサ・ハークネスではない可能性が強くなりました。ワンダの術に対して他人に助けを求めるのは一般人寄りの行動です。ワンダの師匠であるアガサとはかんがえにくいものです。

また、アグネスはこのシーンでヴィジョンをここに誘導した疑いがあります。当然ワンダのシナリオにはありません。アグネスの真意として考えられるのは3つ。

  • ヴィジョンを外に誘導し、現状から救ってもらいたい。(会話の内容は真実)
  • ヴィジョンをS.W.O.R.D.に引き渡したい。
  • ヴィジョンのピンチを作ることでワンダの覚醒を促せたい。

ここの会話が真実で、ヴィジョンを外に出してみることで現状を打破してもらいたい可能性があります。アベンジャーズのメンバーなら助けてくれると思うことに違和感はありません。したがってなんとかヴィジョンを誘導してみましたが、当のヴィジョン本人がアベンジャーズを覚えていないため、もうダメだと諦めてしまって大笑いした説がひとつ。

もうひとつはヴィジョンをS.W.O.R.D.に引き渡すことで何とかしたいと考えているパターン。しかしこの可能性は3つの中で一番低いと考えられます。というのもアグネスがS.W.O.R.D.関係者であれば、ジェラルディン(モニカ)とは協力すべきでした。しかしながら3話で見せた態度はどちらかといえば煙たがっている様子でした。

最後のひとつはかなりヴィラン寄りのもので、なんらかの意図でワンダのパワーを狙っています。アグネスがヴィランそのものかもしれませんし、別の誰かがワンダのシナリオよりも優先度の高いシナリオを用意してアグネスを動かしている可能性もあります。

6話時点でも白黒はっきりしないキャラクターと言えます。

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タイラー・ヘイワード

4話から登場した「S.W.O.R.D.の臨時長官」。モニカとはよく知った仲で母親のマリアとも苦難をともにしてきた様子。ワンダに対して躊躇なくミサイルを発射したり、モニカ達に対して隠し事があったりと何かと黒いキャラクターです。6話ではキャプテン・マーベルや彼女と仲がいいモニカの事を否定するような発言をしたり、能力者全体を嫌っている様子が見えました。かつてのジモのように、インフィニティ・ウォーやエンドゲームのあたりでヒーローが原因で不幸があったのかもしれません。

©2021 MARVEL,Disney

ヒドラ説

ヒドラ説は「エージェント・オブ・シールド」にヘイワードという名のヒドラエージェントがいた事に起因しています。

MCUでは一度S.H.I.E.L.D.が乗っ取られている事を描いたため、再びS.W.O.R.D.が乗っ取られている事を描いてもインパクトが薄いように思えるので可能性は低く感じます。さらにいえば、S.H.I.E.L.D.はある程度の期間を使って描いたため、ヒドラによる征服はショッキングなものでしたが、まだまだ馴染みの薄いS.W.O.R.D.が乗っ取られていたとしてもあまり感じるものはありません。

ただしウェストビューがあるのはニュージャージー州で、ニュージャージーにはキャプテン・アメリカ生誕の地キャンプ・リーハイがありました。その場所はその後SSRやS.H.I.E.L.D.が利用していたわけですが、その地下ではコンピューターと同化したアーニム・ゾラがインサイト計画を進めていました。バックアップからゾラが再現し、裏で糸を引いている可能性も考えられます。

A.I.M.説

コミックのA.I.M.はもともとヒドラの科学部門でそこから派生したもので、MCUでは映画「アイアンマン3」で登場しましたが、単なる軍事産業を営む企業でした。当時のボスであるアルドリッチ・キリアンは死亡していると思われていますが、現状でA.I.M.がどうなっているかは不明です。

A.I.M.のメンバーは化学防護服をベースとしたコスチュームを着用している姿から養蜂家と呼称され、ロゴマークとして蜂の巣をかたどった六角形が使用されています。

©2021 MARVEL

2020年に発売されたゲーム「Marvel’s Avengers」にも登場しているのでごぞじの方も多いかもしれません。

ヘイワードがA.I.M.とする説は、ヘイワードの部屋に六角形が見られることと、映画「ブラックウィドウ」の予告に登場していることから、今後のMCUに再登場するのではないかと考えられている事に起因しています。

©2021 MARVEL,Disney

ウルトロン説

6話でヘイワードがワンダではなくヴィジョンを追跡していることが分かりました。S.W.O.R.D.の施設ではヴィジョンを分解して研究しているような描写もあり、ヴィジョンの身体を使って何かをしようとしていたのは明らかです。

©2021 MARVEL,Disney

ヴィジョンの身体をもっとも欲していたのはウルトロンであり、アニメ版のアベンジャーズではウルトロンが人間に変装して色々と企んでいたこともあるとのこと。

また、コミックのウルトロンはサノスと並ぶスーパーヴィランの一人で、たった数バイトのバックアップ圧縮データさえあれば蘇ってくる厄介なキャラクターです。コミックファンのほとんどはウルトロンが映画一本で退場したとは考えられません。

ヘイワードがウルトロン自身かあるいは手先となって、本来自分のものだったヴィジョンのボディを修復して使おうと企んでいるのはとても自然なことです。しかし6話ではヘックスの障壁を超えて崩れ行くヴィジョンに対して「そんなに外に出たいのか」と中に閉じ込めておきたいような発言もあったため、ウルトロン説は可能性が低いかもしれません。

ただのポンコツ説

意外とありそうなのが嫌味なポンコツ上司説です。視聴者はワンダと付き合いが長いためワンダのほうに感情を偏らせていますが、平和維持組織のトップとして驚異を排除したい考えはまっとうなものです。エンドゲームの序盤でのキャップやソーの落ち込みぶりを考えると、パワーを持たないヘイワードのほうがより無力感に悩んだ5年を過ごしていたはずです。

とはいえ作中におけるヘイワードの選択は悪手ばかりであるのは間違いありません。

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ピエトロ・マキシモフ

ワンダの双子の兄弟。6話でヴィジョンの事を兄さんと呼んでいたので多分ワンダの弟。

「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で死亡したはずのピエトロがウェストビューにやってきました。視聴者だけがわかることですが、彼はMCUではなく、FOX版の映画「X-MEN」シリーズに登場していたピエトロ(ピーター)です。

MCUでもFOXでも高速移動能力の持ち主なのはコミックと同様ですが、家族構成の設定が違います。MCU版はワンダと双子ですが、FOX版はワンダもいませんし、双子だという描写もありませんでした。代わりに異母妹のニーナが存在し、父親はマグニートーでした。さらに言えばFOX版は死んでいません。

「ワンダヴィジョン」で登場したピエトロは謎が多く、情報源がこのピエトロ自身からのものだけなので、何が真実で何が嘘かは不明です。

MCU版ピエトロしか知らないはずの事は「(エイジ・オブ・ウルトロンで)蜂の巣にされたと思ったら、次の瞬間ワンダの呼ぶ声が聞こえた。」という発言です。しかしMCU版ピエトロなら知っているはずのヴィジョンに対して5話で対面した際に「あの赤いの誰?」と発言しました。また、ワンダいわく、言葉の訛りが違うということでMCU版のピエトロと違うことが強調されていました。

FOX版ピエトロしか知らないはずの事について、5話、6話では言及されていません。

しかし両方のピエトロが知り得ないはずのヴィジョンが一度死んでいる事や、視聴者も知らされていなかった「ヘックス内で演技させられている住人は脳に負担がかかっている」という事実を知っているなど、とにかく怪しさ満点のキャラクターになっています。

このピエトロはMCU版、FOX版どちらでもなく、ピエトロの姿をした第三者と考えるほうがスムーズで矛盾がありません。そうなると気になるのが誰がピエトロになっているのかという問題です。

メフィストやナイトメアなどのオカルト系ヴィラン説

「ワンダヴィジョン」を吹き替えで見ている場合気づきにくいのですが、ドラマでは要所要所で悪魔(demon、devil)というワードが登場します。

©2021 MARVEL,Disney

また、コミックでのワンダの双子は悪魔メフィストの魂がまじって誕生した経緯があり、双子は人間ではなく魔力の塊でした。最終的に双子は吸収され消えてしまい、ワンダはそのトラウマが原因で暴走、師匠のアガサ・ハークネスが双子に関する記憶を消すことで処置したエピソードがありました。後にこの双子は転生し、遺伝子的な双子ではなく魂レベルの双子として再会し、ヤングアベンジャーズに加入したのがビリー(ウィッカン)とトミー(スピード)です。

ピエトロは双子を「悪魔の子」と呼んでいたので、コミックのオマージュか、あるいは実際に悪魔が介入している可能性があります。

ナイトメアは夢の中で人を自由に操るヴィランですが、ウェストビューは夢の世界ではないと言うことが分かったため、コミックベースのナイトメアならば成立しない仮説となっています。

メフィストは強力なヴィランで、マインドコントロールや現実改変能力など持ち合わせており、どれもがワンダの上位互換と言えるものです。ワンダ自身が操られているとしたら、メフィストはその原因として最適なヴィランです。

ロキ説

エンドゲームでテッセラクトを持って逃げたロキがここに来ている可能性は否めません。ドラマ「ロキ」はトレーラーが一本公開されたのみで詳細は不明ですが、マルチバースが関係している作品であることは判明しています。

テッセラクトことスペース・ストーンを手に入れたロキが残りのストーンを集めるためにマルチバースを渡り歩く可能性は高く、時空を移動出来るようになったロキであればFOX版ピエトロの姿を見ることも出来ますし、MCUのタイムラインでヴィジョンが死んだことなどを知っていてもおかしくありません。

©2021 MARVEL,Disney

また、無駄口や軽口を叩いて有無を言わさずお仕置きをされる姿は「マイティ・ソー」シリーズでよく見てきたロキそのもので、現状で一番しっくりとくるピエトロの正体です。

もしもロキが介入しているのであれば、S.W.O.R.D.を襲撃したワンダもロキの可能性が出て来ることでしょう。

ドッティ

2話で登場し、異彩を放っていた「町内会の女王」。その後3話でワンシーンのみ出たあと、意外にも姿を表していません。

2話配信当時ではドッティこそがメフィスト説が主流でしたが、エマ・コールフィールドさんは4つのエピソードでキャスティングされているとされており、残り3つのエピソードのうち2つに登場するはずで、7話以降の動きに注目です。

クリス・ヘムズワースさん、映画「ソー:ラブ&サンダー」のトレーニング風景を公開

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」で主演を務めるクリス・ヘムズワースさんが、自身のInstagramにてトレーニング風景の動画を公開しました。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」で見せた体型とは大きく異なり、映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」以上の体つきになっていることがわかる動画になっています。

現在撮影が進められている「ソー:ラブ&サンダー」ではガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのメンバーが参戦、ヴィランの神殺しのゴアとしてクリスチャン・ベールさんが出演し、ナタリー・ポートマンさん演じるジェーン・フォスターもソーになることが公式に明かされている他、レディ・シフ役のジェイミー・アレクサンダーさんも戻ってくると報じられています。ロキの登場については今の所具体的な情報はありません。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。