【噂話】「ストレンジ・アカデミー」と「ノヴァ」は映画とドラマどちらになるかまだ未定

マーベル・スタジオが開発中の「ノヴァ」と「ストレンジ・アカデミー」に関して、映画として制作されるのか、ディズニープラス向けのドラマとして制作されるのか、まだ決まっていないと報じられました。2025年2月にはどちらも開発が中断していると報じられていましたが、今回のニュースは再開の兆しとなるのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-nova-strange-academy-terror-inc-paused/”]

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は「ストレンジ・アカデミー」と「ノヴァ」が映画とドラマどちらになるかを検討中だと報告。

開発中断とされていた両プロジェクトが、再開しはじめようとしているようです。

「ノヴァ」に関しては 2024年7月、ケヴィン・ファイギ社長がドラマであるとしていましたが、今回の報告によると再検討されている事に。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-nova-disney-plus-series-kevin-feige-confirms/”]

ノヴァはアニヒラス(アナイアラス)をボスとするフェーズ7で重要な役を担う事が予想される傍らで、ディズニーとマーベルはドラマと映画の関連性を少なくしていく新方針を取っています。したがって、「ノヴァ」をドラマとして制作する事は、この新方針と反する事に。映画になる可能性が上昇していると言えそうです。

「ストレンジ・アカデミー」は 2020年にリリースされた比較的新しいコミックを原作とする作品で、2023年頃から噂が出始め、2025年1月に開発が正式スタートしたとも報告されていました。

ドクター・ストレンジを校長とする魔法学校を舞台とする作品で、コミックではアガサ・ハークネスやスカーレットウィッチ、ドラマ「アイアンハート」に登場予定のゼルマ・スタントンなどを講師に迎え、ティーンの魔法使いの卵たちの青春コメディを描いています。

MCUではこれまでにスパイダーマンやミズ・マーベルが学園モノとしても描かれていましたが、「ストレンジ・アカデミー」では人間やアスガルド人だけでなく、悪魔や宇宙人、異形の者まで様々な魔法学生がデビューすると見られています。

「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」のあと、ドクター・ストレンジは忙しさから解放され、新世代の魔法使いの育成に注力できるようになるのでしょうか?一時期は「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」のように、別の世界を舞台にしたアニメ作品になる可能性も指摘されていました。

こちらも映画化が検討されるほど重要な作品になるのであれば、コミックのような学生たちではなく、現在のソーサラー・スプリームであるウォンに師事していると考えられているアメリカ・チャベスとリントラに加えて、ワンダの息子たちであるビリーとトミーを学生として入学させていくのかもしれません。

どちらもフェーズ6が終わってからになると予想されており、続報があり次第、またお知らせする事になります。

ドラマ「アイアンハート」、アンソニー・ラモスさんが配信前からの否定的な意見にコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」でヴィランのザ・フッド/パーカー・ロビンスを演じるアンソニー・ラモスさんが、海外メディア BuzzFeed とのインタビューで配信前からのオンライン上での否定的な意見について語りました。

インタビュアーから「ファンベースが非常に熱心なため、MCUに有色人種が参加することについて、多くの批判的な意見が出ています。非常に残念なことです。オンラインで起こっている批判に対して、どのように対処してきましたか?」と質問されたラモスさんは次のように述べています。

何を言ってもネガティブなことはありますよね。分かるでしょう?「トランスフォーマー」に出演した時もみんな悪口を言ってたし、今回の作品でも悪口を言ってる。みんな言いたいことを言うだろうけど、結局のところ、自分たちが作ったものは分かってますし、誇りに思っていますよ。 

その上で、「誰にでも自分の意見を持つ権利はあるし、少なくともみんな自分の意見を言ってる。もし何も言わないなら、それはそれで心配しますよ。」と回答しました。

本作は5月に公開されたYoutube上の予告で低評価の嵐に見舞われ、その後の予告や、Rotten Tomatoes でのレビューも配信前から荒れていました。30%台という低空飛行でのスタートとなった「アイアンハート」ですが、配信がスタートして実際に視聴した人たちからのレビューにより、現在は50%台へと上昇しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-iron-heart-youtube-trailer-dislike-bombed/”]

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じています。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 よりディズニープラスで配信中です。

ソース:“Ironheart” Is Here: Dominique Thorne And Anthony Ramos Talk Marvel Fandom, Representation, And Online Commentary

ドラマ「アガサ・オール・アロング」よりレディ・デスとウィッカンのコンセプトアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ・オール・アロング」より、オーブリー・プラザさんが演じた死神デスと、ジョー・ロックさんが演じたウィッカンことビリー・マキシモフの未使用コンセプトアートが公開されました。

アーティストのナオミ・ベイカーさんが Instagram にて公開したもので、6月に米国で発売された書籍「Marvel Television’s Agatha All Along: The Art Of The Series」にもいくつかのデザインが含まれています。

ベイカーさんはお気に入りのバリエーションを紹介するとして、「これらのデザインがショーの最後の外観に大きな影響を与えることができたのは素晴らしい事でした。 オーブリープラザの絵を描くのも楽しかった!」「ゴスの子どもを描くのも大好きでした。」とコメントを添えています。

「アガサ・オール・アロング」はデスがビリーを連れて行こうとしたものの、主人公アガサが自ら犠牲となって死の口づけを交わして幕を閉じました。しかしアガサはゴーストとなって舞い戻り、ビリーと共にトミーを探す旅に出る事をほのめかして終えています。

この続きがいつスクリーンに登場するかははっきりとしていませんが、2026年に配信予定の「ヴィジョンクエスト」(仮)で何らかの展開があるのではと予想されています。

あわせてワンダのその後も気になる所ですが、こちらも続きがどこで描かれるのかは分かっていません。かつてはワンダのソロ映画や「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」の実写化の噂もありましたが、これらの要素は分解されていくつかの作品に吸収されているとも考えられています。

ドラマ「アガサ・オール・アロング」はディズニープラスで配信中です。

「デアデビル:ボーン・アゲイン」のキングピンはハルクのように弱体化された、ファンの意見に演者が反論

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」を巡って、俳優ととある視聴者がSNS上で対立しています。この視聴者は「キングピンはハルクのように弱体化された」と主張していますが、演者のヴィンセント・ドノフリオさんは否定しています。

「ウィルソン・フィスクはハルクのように弱体化されました。ディズニーがNetflix版の脚本家を再雇用しなかったのはあなたのせいではありません。シーズン2では、Netflix版の素晴らしさを支えた要素が戻ってくることを期待しています。しかし、ディズニーはリブート作品を台無しにしてきた前科があります。」と主張する Contrapasso氏に対して、ヴィンセント・ドノフリオさんは次のように反論しています。

正直に言うと、あなたの言うことには全く同意できません。私のパフォーマンスは色々言われてきましたが、弱体化されたことは一度もありません。私はあなたのためだけに役を演じているわけではないし、あなたも私のためだけにテレビを見ているわけではない。だから私たちは対等であり、あなたの批判は受け入れます。たとえそれがスポーツマンシップ、公平性、正当性の欠如があったとしても。

これに対して氏は「それはあなたのパフォーマンスではありません。あなたのキャラクターの書き方です。ディズニー・フィスクは弱い。Netflixのフィスクは絶対に人を檻に閉じ込めたりしない。フィスクは彼と彼の家族、友人、同僚を殺しただろう。Netflixのフィスクの脚本はBAよりはるかに優れている。」と浮気相手のアダムの対処方法に関して不満を述べました。

これに対してドノフリオさんはとある対処方法をおすすめしています。

私は自分のキャラクターのパフォーマンスを制御しています。 ショー作りの知識に関しては、あなたはまだ未熟ですね。ストーリー展開やパフォーマンスの実行における細部、脚本、技術、そして全体的な構成や構成など、知識が不足しています。

あなたは、問題は脚本にあると言い続けています。あなたはそれを気に入らなかったかもしれません。しかし、多くの人はそれを好みました。全ての人を満足させることはできませんが、何百万人もの人を満足させることはできますし、彼らはそう言ってくれています。私たちのファンの声はとても大きいです。

もし私があなたで、キングピンの描写があなたと同じくらい嫌いだったとしましょう。私なら、そういうものには手を出しません。作家や誰かの演技を批判するのではなく、自分が好きなストーリーテリングの作品を推していきます。

俳優として、私は毎日、そして過去の仕事でも何度も失敗を経験してきましたが、それでも正しくやり遂げようと努力し続けています。これはすべてのクリエイティブな人に共通するものです。 私たちがやらないことは、作品が気に入らないからといって、何百万人もの人々の楽しみを台無しにすることです。 代わりに、私たちは自分が好きなものを擁護し、そこからインスピレーションを得ます。 ぜひお試しください。人生がずっと持続可能になり、そしてもちろん、刺激的になります。

氏は最後に「会話に感謝します。あなたがこのキャラクターを愛していることは明らかです。Xでいつも普通の人々と交流しているのがわかります。 それは、意見の相違があっても、あなたが誰であるかを示す強​​い証です。乾杯、そしてありがとう。」と言って自ら論争に終止符を打ちました。

なお、キングピンがアダムを殺さなかった理由はシーズン1のエピソード8「Isle of Joy」(歓喜の島)の前半部分で自ら語っています。キングピンは成長した事をヴァネッサに証明するために彼女との約束を守っていたのでした。これによってヴァネッサよりも優位に立つ事が出来たとも言えるシーンでした。

「ボーン・アゲイン」シーズン1でニューヨーク市長となったキングピンは対自警団制圧部隊、A.V.T.F.を結成。自警団対策に力を入れ、追い詰められたデアデビルは軍隊を集めて反撃する事を誓って終わっています。

その軍隊のひとりとして、ジェシカ・ジョーンズの復帰が公式に発表されています。ルーク・ケイジやアイアンフィストらも彼女に続くのか、シーズン2に注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

マーベルがムジョルニアの新しい資格者となる意外な生物を紹介

マーベル・コミックが伝説のハンマーであるムジョルニアの新しい資格者を紹介しました。新コミックのヴァリアントカバーに描かれたその正体は、とても意外な生物であり、ハンマーがアスガルドの王に相応しい人物(?)として認めた可能性があるようです。

626番目の試作品であるスティッチがEarth-616への侵略を始めるとして、「アベンジャーズ #30」のヴァリアントカバーにムジョルニアを持つスティッチが登場。

今のところこれはカバーアートのみの楽しいコラボだとされていますが、現地のコミックファンはロケット・ラクーンとスティッチの対決や、ジェフ・ザ・ランドシャークとスティッチのギャグ漫画などのリリースを期待しているようです。

スティッチのいたずらには地球最強のアベンジャーズも困り果てているようですが、スティッチ実写化が行われた事で、いつか「アベンジャーズvs.スティッチ」の映画が制作される可能性もごくわずかに芽生えたと言えそうです。

ディズニー100周年、マーベル85周年を記念して、現在コミックではアベンジャーズとプレデターやエイリアン、ゴジラなどと対決しています。ディズニー115周年、マーベル100周年を迎える頃にはこれらのいずれかが実写化されていたりするのでしょうか。

映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」、バクスタービルのアートを公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の公式 Instagram が初公開となるいくつかのアートを投稿。その中で、チームの本拠地となるバクスタービルのコンセプトアートも登場しました。

投稿では「ファンタスティック・フォーとフューチャー・ファウンデーションの本拠地」と紹介され、コミック版を基調としたデザインにいいねの数も6万を超えてきています。

なお、コンセプトアートという事で、実際の映画に表示されるビルとは異なる外観である可能性は高いです。これまでに公開済みのポスターに表示されているビルのデザインとも多少違っています。

©MARVEL,Disney

「ファーストステップ」の物語は神聖時間軸とは別の地球で展開されると発表されており、このバクスタービルが建っているのはこれまでにスパイダーマンの映画やデアデビルのドラマで見てきたニューヨークとは別のニューヨークという事になります。

かつて、映画「スパイダーマン:ホームカミング」でトニー・スタークがアベンジャーズタワーを誰かに売却した際、その買い取り手がミスター・ファンタスティックで、跡地にバクスタービルが建つのではないかとも噂されていましたが、これは実現しませんでした。

他にも犯罪王キングピンが買い取って本拠地にするという考察もありましたが、これもそうではなく、実際はコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌが買い取っていた事が映画「サンダーボルツ*」でようやく明かされる事になりました。

しかしヴァルがタワーを再利用したという事実は、映像上の矛盾を抱えており、ファンは頭を悩ませています。

スパイダーマンの映画に登場した跡地に建っていたビルは大きく外観を変えていたにも関わらず、「サンダーボルツ*」では元のアベンジャーズタワーの姿(最上階のラウンジの内装も)へと戻っていました。

ヴァルが新しいビルを建てたにも関わらず元のデザインに戻した説や、トニー・スタークがヴァルに直接売却したのではなく、一旦別のオーナーを挟んで改装されたものをヴァルが買い取って元に戻した可能性などが考慮出来ますが、公式の正式な回答は今のところ提示されていません。

それはともかくとして、「ファーストステップ」のその先にアベンジャーズタワーとバクスタービルがニューヨークに並び立つ光景が待っているのでしょうか。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に 日米同時公開予定です。

ドラマ「アイアンハート」、ネタバレを演じる役者が確認される

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」における、とある役を演じる俳優さんが誰なのかという事が判明しました。先日、マーベルの公式SNSは、本作に噂のキャラクターが登場する事を予告していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-iron-heart-marvel-official-threads-tease-mysterious-cameo/”]

海外メディア The Telegraph の最新の記事によると、2022年の末に報じられたスクープが真実だった事がようやく示されたようです。

ドラマのレビュー記事の中で「サシャ・バロン・コーエンの登場が、無関心な肩をすくめる以上のものを呼び起こすようになってから随分経ったが、彼はここで、昔から人気の悪魔のパントマイム版悪役として、そしてここでは数ある悪魔の呼び名の一つであるメフィストとして、主役をさらっている。確かに難しいことではないが。」と、同サイトには書かれています。

「ダニー・ダイアーのアクセント(イギリス人はこういう悪役にいつも弱い)とビクトリア朝風の顔芸を巧みに融合させたバロン・コーエン演じるメフィストは、まるで格上の惑星からアイアンハートに降臨したかのような錯覚を覚える。クールな都会の世界を描いたアイアンハートの退屈な試みとはかけ離れた、大げさなメロドラマだ。」

「土壇場でメフィストは、あまりにも頻繁に形式的な感情的なバックストーリーやAIの潜在的な影響についての中途半端な探求に陥りがちな番組に勢いを与えた。もしメフィストがもっと早くアイアンハートと対決していれば、救う価値のある番組になっていたかもしれない。しかし、その代わりに、この番組はますます積み重なるスーパーヒーローのスクラップ山へと向かっているようだ。」

番組のレビューは5点満点中2点と辛口批評しながらも、メフィストの存在はこのドラマをエキサイティングなものにしていると指摘。

メフィストはもともと「ワンダヴィジョン」の黒幕説がありましたがこれは検討された事もないと、後にクリエイターが明かしていました。その後、「アイアンハート」にサシャ・バロン・コーエンさんのメフィストが登場すると報じられた際、ディズニーは「フェイクニュースだ」と主張さえしていました。

その後は、映画「デッドプール&ウルヴァリン」のメインヴィランとしてのアイデアが検討されていた事をショーン・レヴィ監督とライアン・レイノルズさんが認めていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-deadpool-3-mephist-plan/”]

「アイアンハート」の配信が遅れに遅れた事で、ようやく噂が真実だったと確認されたメフィストの登場。

ディズニープラスで配信中の3話まででは、リリが闇バイトのような事に手を染めているだけで、ザ・フッドが危険な存在であるという事以外に物語はスローペースで、予告されているようなテクノロジーと魔法の対決といった映像はまだ登場していません。

残りの3話と、今後のMCUでこの超強力な悪魔がどんな影響を与えていく事になるのか注目です。

ドラマ「アイアンハート」は映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」の後日譚として、世界に名を刻むことを決意したリリが故郷シカゴに戻り、テクノロジーと魔法が対決する作品。アイアンスーツを製作するという彼女の独自のアプローチは素晴らしくも、その野望を追求する中で、彼女は謎めいていながらも魅力的なパーカー・ロビンス、通称「ザ・フッド」と出会うことになります。

「アイアンハート」は「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督が製作総指揮を担当、脚本は「スノーピアサー」のチナカ・ホッジさんが執筆。

アンソニー・ラモスさんがヴィランのザ・フッド(ザ・フード)を演じる他、「ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー」のオールデン・エアエンライクさんがジークを演じています。その他、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」からMIT職員役のジム・ラッシュさんが再登場します。

ドラマ「アイアンハート」は 2025年6月24日 よりディズニープラスで配信中です。

ソース:Marvel’s Iron Man spin-off has all the adrenaline appeal of an HR assessment

映画「サンダーボルツ*」で無視されてしまった伏線

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」は商業的にはやや伸び悩んだものの、映画としての出来栄えは辛口の批評家やファンからも高く評価されました。しかし、この映画で過去に蒔かれた伏線の種を回収する事は叶いませんでした。

2022年11月、ディズニープラスで配信された「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデースペシャル」のラストで、ネビュラがバッキーのヴィブラニウムアームをロケットにプレゼントしています。

これはジェームズ・ガン監督が「ネビュラがバッキーから奪ったもの」とし、MCUの正史だと説明していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-gotg-holiday-sp-nebula-present-canon/”]

「サンダーボルツ*」ではバッキーがヴィブラニウムアームを食洗機で洗う少しおもしろい瞬間が用意されていましたが、ネビュラとの間に何があったのかを説明する時間はありませんでした。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でバッキーとネビュラやロケットが顔をあわせる瞬間があればそこで何かが起こる可能性がありますが、作中で起こるであろう事態の大きさを考えると、「サンダーボルツ*」より余裕があるとは思えない所。

このままひっそりと触れられること無く終わっていくのか注目です。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わってメルを演じ、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

チームのうち、タスクマスターを除くエレーナ、レッドガーディアン、バッキー、エイヴァ、ジョンの5人とボブは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に再登場する事が発表されています。

映画「サンダーボルツ*」あるいは「ニュー・アベンジャーズ」は 2025年7月1日から米有料配信、DVD、Blu-rayは7月29日に米発売予定です。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」俳優のひとりは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」には呼ばれないと考えている

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズなどに出演したセス・グリーンさんが、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に自分の椅子がないと感じている事をインタビューで明かしました。

海外メディア The Direct との会話で「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」や「ホワット・イフ…?」のハワード・ザ・ダックの声を再演するのかと質問されたセス・グリーンさんは、話し合いはなかったと語っています。

いや、特に何も…(この役を演じるのは)大好きなんです。私にとって最高の特権の一つです。僕がこれまで様々な形でこの役を演じてきたことがどれほど大きな意味を持つか、想像もつかないでしょうけど。本当に素晴らしい事なんです。

そして、追加で招待される可能性についても少ないと考えていることを明らかにしました。

そんなことが起こるなら、もっと早く聞いていたはずです。誰も私にヒントシートをくれたり、話のネタを用意してくれたりはしませんでした…だから、そんなことが起こるなんて全く自信がありません。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のポストクレジットシーンで初登場したハワード・ザ・ダックは、廃墟と化したコレクターのミュージアムでくつろぐ姿が描かれていました。その後は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」の惑星コントラクシアで短いカメオ出演を果たしています。

「ホワット・イフ…?」シーズン3では予想外にもダーシー・ルイスと恋に落ち、娘のバーディー・ザ・ダックが誕生。キャプテン・カーターやカホーリらと肩を並べてマルチバースを救ったバーディーの父親として重要な役を担っていました。

セス・グリーンさんは「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「シークレット・ウォーズ」に招待されていないのかもしれませんが、ハワード・ザ・ダック自体はCGキャラクターという事もあり、画面のどこかに表示される可能性は残されています。

また、スターロードを主人公とする「レジェンダリー・スターロード」や「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー4」などにも登場の余地は残されているかもしれません。

ソース:1 Guardians of the Galaxy Actor Has ‘No Confidence’ In Avengers Doomsday Appearance (Exclusive)

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、決戦に三人が少しだけ集まるような映画は作りたくなかった、監督が明かす

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のジョン・ワッツ監督が、海外メディア Collider とのインタビューで制作当時を振り返り、その裏話を語りました。

ジョン・ワッツ監督はトビー・マグワイアさんとアンドリュー・ガーフィールドさんのスパイダーマンを再登場させた経緯について、次のように述べています。

スパイダーマンの映画の記事を読むたびに、いつも感情的な反応をしていました。『アンドリュー・ガーフィールドの方が好きだ』とか『トビー・マグワイアの方が好きだ』とか。『サム・ライミ版が一番いい。ライミ版には絶対に及ばない』みたいな、暗黙の競争があるように感じていました。でも、私はスパイダーマンの映画を全部、まるで子供のように同じように愛しています。『スパイダーマンが誰か一人より優れている』ではなく、『みんながスパイダーマンである』という物語を語れたらどんなにクールだろう? 彼らが力を合わせれば、共通の経験を得て、個人としてよりも偉大な存在になれるんじゃないか? それが、物語全体の始まりとなった、大まかなテーマのアイデアでした。

本作はマルチバースを舞台とする事で、三人のスパイダーマンを集合させるアイデア自体は簡単だったとしつつも、それをどのように扱うかは様々な議論があったと言います。

「映画の第3幕で何が起こっているにせよ、ピーター・パーカーが大変なことになる! スウィップ、あのクモの巣はどこから来たんだ? スウィップ、あのクモの巣はどこから来たんだ?」と、無口な人物がいたのを覚えています。そこに、トビーとアンドリューを登場させ、危機を救い、そして去っていく。
私は「そんなのは作りたくない。絶対に作りたくない」と思いました。カメオ出演で登場するキャラクターが「こんにちは! 覚えてる? わかった、じゃあまたね」なんて展開は、「そんなのはありえない」と思ったんです。

誰が言い出したアイデアかは明かしませんでしたが、最後に少しだけ顔を見せるようなファンサ映画はやりたくなかったという監督は、彼ら自身の物語を構築していく事をやっていったと説明。

だから、同じ男の3つのバージョンが、本当に暗い時代に互いに助け合うことを学ぶという大まかなアイデアは、物語を構築するのに十分な感情的な基盤になると思いました。それを描いていくうちに、「なぜ彼らは皆ここにいるのか?何が起こったのか?どうしてこんな状況になったのか?」という疑問が湧いてきます。それが私たちのやり方です。そこから始めました。登場人物全員を真剣にキャラクターとして捉え、それが現実的で感情的なものであることを確認し、そこから物語を構築していくのです。

そして、脚本全体を書いてからトビー・マグワイアさん、あるいはアンドリュー・ガーフィールドさん、もしくはその双方に断られるのは「考えたくもなかった」というワッツ監督は、前述のようなコンセプトを説明した上で快く引き受けてもらったと明かしました。

そんな二人の登場シーンは、実は当初は実際の映画とは別のプランだったと言います。

トビーとアンドリューが映画に出演するという噂はありましたが、これは撮影中のことです。これは、うまく機能する脚本があっても完璧とは限らないという、もう一つの例です。脚本はもっと良くしていくことができます。脚本を書きながら、スパイダーマンたちをどこで登場させたいかを考えていたのですが、ピーターはメイおばさんが亡くなったことで悲しんでいて、ポータルが開いて2人のスパイダーマンが出てくる、という展開がずっと描かれていました。

たぶんどこかの屋上だったと思います。ぼんやりとしていて、まだ理解しようとしている。それからRedditを見ていて、「スパイダーマン2人が姿を現す時は、きっとこんな感じになるだろう」というファンアートを描いている人たちを見ていたんです。それが屋上でのアートでした。悲しい感じで、ドクター・ストレンジのポータルが2つ開いて、スパイダーマン2人が外に出てくる。「うーん、それは無理だ。もしみんながこうなると思っているなら、絶対にこのままでは無理だ」と思ったんです。

自分のアイデアがファンと被っていた事で、監督はこの大事なシーンを変更せざるを得なくなったと言います。

バスター・キートン(世界三大喜劇王)の言葉を思い出しました。彼はこう言っていました。「観客に私の予想を裏切ったと思ってもらうのが好きで、その後で裏切るんだ。」私は、観客は賢くて、ストーリー展開も予想できて、ジャンルも理解していて、それでいてサプライズがある、そういうストーリーテリングのアプローチが好きです。だから、たくさんのファンアートを見て、「みんなが予想していることと全く同じことは絶対にできない」と思った後、「誰も予想していないことは何か?」と考えました。

「クイーンズにあるネッドのおばあちゃんの家に二人のスパイダーマンが現れるシーンだ。Redditでそんなファンアートを描いている人はいなかった」と思いました。物語の中では、まさにうってつけでした。というのも、これはピーターの物語から初めて離れるシーンだからです。

落ち込むトム・ホランドさんのピーターに二人のピーターが声をかけるシーンの前に、ネッドの家で観客に先に二人のピーターを紹介する事で、ファンが考えていたものとは違う登場を演出する事に成功しました。

こういった変更の他にも、新型コロナウイルスのパンデミックの影響による変更は多々あったことがこれまでにも明かされています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-nwh-deleted-cameo/”]

監督は先日の別のインタビューではパンデミック下での大作映画の制作での多大な精神ストレスを受けたことも語っていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-jon-watts-reveals-why-he-dropped-out/”]

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Reddit Changed the Way Andrew Garfield and Tobey Maguire Were Introduced in ‘Spider-Man: No Way Home’ [Exclusive]