トム・ホランドさんが映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」での失敗を振り返る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で主演を務めるトム・ホランドさんが、海外メディア Rotten Tomatoes とのインタビューの中で、2019年公開の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」での失敗を振り返りました。

ホランドさんはインタビューの中で「エンドゲーム」でアベンジャーズが勢揃いする象徴的なシーンを振り返り、「エンドゲームでキャプテン・アメリカがハンマーをキャッチして、『アベンジャーズ・アッセンブル!』というシーンが好きなんです。クリス・エヴァンスが僕から4、5人下にいて、彼がアッセンブルと言ったらみんなが突進するというものだったけど、彼が遠くに居てよく聞こえなかったんです。というのもキャップは自分に向かって言うから。彼が『アベンジャーズ・・・』と言ったので僕は「ウォォォ!」となって一人で走り出しました(笑)。100メートルぐらい来て、振り返って、子供の頃のヒーローたちの所に戻って、『ごめんね、間違えちゃった』って言わなきゃいけませんでした」と語りました。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

「スパイダーマン:NWH」脚本家が「ヴェノム」シリーズとの矛盾点について説明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の脚本を担当したクリス・マッケナさんが、海外メディア Variety とのインタビューに応じ、その中でSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」との矛盾点について説明しました。

※これより先は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

トレーラーでも判明しているように、「ノー・ウェイ・ホーム」には数々の懐かしいヴィランが登場していますが、この理由について劇中でドクター・ストレンジが「ピーターの邪魔によって呪文が失敗し、ピーター・パーカー=スパイダーマンである事を知っている別のマルチバースのヴィランがこちら側にやって来ている」と説明しています。

しかしストレンジの説明ではヴェノムがやってきたことに対して説明がつきません。なぜならSSUのエディ・ブロックはピーター・パーカーとの接点が描かれていないからです。この事についてマッケナさんは「アイデア的にはシンビオートが他のマルチバースの知識を持っているということです。彼の脳に埋もれているのは、そのつながりについての知識です。」と述べました。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のポストクレジットシーンでヴェノムは「宇宙全体で800億光年のハイブの知識は、お前の小さな小さな脳を爆発させるだろう。」とエディに話しており、膨大な知識があることを示唆していました。

マッケナさんのアイデアとしてはこのシーンの発言をベースにしているようで、ハイブから生まれたシンビオート達は他のマルチバースとリンクしておりその知識を共有している、という事のようです。そのため、「ヴェノム」シリーズのエディはピーター・パーカーとは繋がりがないものの、サム・ライミ監督の「スパイダーマン3」のヴェノム・シンビオートの知識を有している事から呼び出された、というもののようです。あるいはコミック世界の知識をも有しているかもしれません。

さらにマッケナさんは「最も重要なことは、これが単なるファンサービスの集まりではなかったことです。みんなのカーテンコールだけではありませんでした。私たちは、この映画がこのピーター・パーカーの物語を今伝えている方法を理解する必要がありました。最後の映画を残した場所から有機的に外れています。それはいつも私たちの北極星でした。ええ、それはとても楽しいアイデアです。ピーターを忘れないようにしましょう。ミックスで迷子になることはありません。それは彼の感情的な旅でなければなりません。」と続けました。

シンビオートにこのような設定が追加されるとなると、今後の展開にまた面白そうな予感がします。「ソー/ラブ&サンダー」のヴィランであるゴアが持つ剣オールブラックは、コミックではシンビオートで出来ています。「ラブ&サンダー」の設定次第ではヴェノムはさらにMCUの知識を増やすことになっていくでしょう。

スパイダーマンとヴェノムの本格的なクロスオーバーは今後新たに制作されるというスパイダーマン3部作で描かれるのでしょうか?

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

ソース:‘Spider-Man: No Way Home’ Screenwriters Explain All Those Surprises and Spoilers: ‘This Wasn’t Just Fan Service’

ドラマ「ホークアイ」監督がアントマンやスパイダーマンが登場しなかった理由を説明

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」のリース・トーマス監督が、海外メディア Metro とのインタビューの中で、本作にアントマンやスパイダーマンが登場しなかった理由についてコメントしました。

「ホークアイ」にアントマンやスパイダーマンがいない理由についてトーマス監督は「私もその疑問はありました。というのは、私たちはニューヨークにいて、特にこのフィナーレでは、ここでいろいろなことが起こっていて、誰かが助けに来るような気がするのに、クリントは一人でこれをやっている・・・でもクロスオーバーが起こるかどうかについては、本当に話し合わなかったんです。」と、そもそもクロスオーバーについて話し合いがなかったと明かしました。

さらに監督は「最終的に、私達はショーの中で多くのキャラクターを持っていたので、クリントに焦点を当て続けることにしました」と続けました。

別のヒーローが助けに来る事はファンとしては盛り上がる事ですが、一方でストーリーテリングの質としては低下する懸念があります。結局の所スパイダーマンは「ノー・ウェイ・ホーム」のイベントで大変でしたし、アントマンはピム・アローを介した小さなカメオ出演を果たしました。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Hawkeye: From ‘super deep cut’ Kate Bishop Easter Egg to Kevin Feige’s involvement in Rogers The Musical, 5 things we learnt from director Rhys Thomas

映画「スパイダーマン:NWH」脚本家がドラマ「ロキ」との関係について言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の脚本を担当したエリック・ソマーズさんとクリス・マッケナさんが、海外メディア The Wrap とのインタビューの中で、ディズニープラスで配信されたドラマ「ロキ」のフィナーレとの関係性について「計画されていなかった」と明かしました。

ソマーズさんは「ロキのフィナーレが起こったとき、私たちはすでにこの道を進んでいたのです。これは本当に助かると思いました。マルチバースにトラブルがあることを示すのだから、これは素晴らしいことだ」と、「ロキ」の内容は知らされずに制作が進められていた事を明かしました。

続いてマッケナさんは「ロキの最後の分岐イベントが、ドクター・ストレンジの魔法と同じ時期に起きたのか、私にはわかりません。それについては、きっとマーベル・スタジオの話法があるのでしょう。でも、いろいろなことが起きていて、それを利用できないか、このことがどう影響するのか、最終的には自分たちの巨大なストーリーの熊と格闘することになったんです」と述べました。

ソマーズさんとマッケナさんは「ロキ」の分岐イベントに合わせて脚本を制作したのではない事を認め、分岐イベントの正体はマーベル・スタジオ(のケヴィン・ファイギ社長)のみが知るであろう事を明かしました。

それよりも二人の最大の課題は、映画の公開順の変更にまつわるものだったと説明します。

新型コロナウイルスのパンデミックの影響で2020年のMCUの計画は大きく乱れ、本来であれば2021年5月に「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」が公開され、その後の7月に「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」が公開されるはずでした。

マッケナさんはこの公開順の変更が「ノー・ウェイ・ホーム」の物語を直接的に変えたと言います。

「元々、ストレンジが登場する予定で書いていたのですが、『ドクター・ストレンジ2』の出来事の後だったので、彼はどこにいるのか、彼の頭はどこにあるのか、その辺りを考えていました。そして今は、『ああ、これは実際に彼がコンセプトとして多元宇宙を追求することに興味を持つようになったんだな』と思えるようになりました。」

「ロキ」の最終話で起きた分岐イベントの正体について、現状は公式からその答えは明かされていません。分岐イベントの正体はワンダであるという説も、「ロキ」のケイト・ヘロン監督は「偶然」だと説明しました。

ソマーズさんとマッケナさんが説明したように、その正体を知るのはケヴィン・ファイギ社長のみなのかもしれません。監督や脚本家が知らされていないだけで、実際にワンダやドクター・ストレンジが引き金になっているかもしれませんし、今後の作品で新たに描かれるイベントが引き金になっているかもしれません。

もしワンダやストレンジのせいでないとすれば、「在り続けるもの」と敵対している征服者カーンが「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」で何かを引き起こす事は考えられそうです。

フェーズ4が始まって1年ほどが経ち、多くはサノスの残した爪痕に対処して来ました。しかしMCU全体の危機に直面しているのがロキであるというのは興味深い事です。ただし、2022年公開もしくは配信予定の作品でマルチバースに関わりそうなものは「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」と、次点でロキと関係の深いシリーズでもある「ソー/ラブ&サンダー」があります。これらの作品でドラマ「ロキ」に言及されない場合は、この分岐イベントの謎は2023年まで持ち越しになる可能性が高そうです。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。

ソース:Does ‘Loki’ Connect to ‘No Way Home?’ ‘Spider-Man’ Writers on How a Release Date Shift Changed Doctor Strange’s Story

【噂話】映画「ドクター・ストレンジ2」にブラックボルト登場か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」にインヒューマンズの王ブラックボルトが登場すると、海外メディア FandomWire が独占として報じ、いくつかのメディアがそれに続いています。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」同様に噂の多い本作ですが、本作ではコミックのヒーローチーム「イルミナティ」が登場し、そのメンバーとしてインヒューマンズの王であるブラックボルトが登場すると記事は伝えています。

インヒューマンズは2017年に米ABCで実写ドラマ化されましたが、その評価はふるいませんでした。そのドラマでブラックボルトを演じていたアンソン・マウントさんが再演するかどうかはまだ不明だともしています。

インヒューマン達が住む月面都市アティランの王であるブラックボルトはその声に強力な力が込められており、その音波は核の衝撃に匹敵し、都市を一瞬で瓦礫の山に変えてしまう強力な能力の持ち主。仲間思いで、優しく、民のことを考える名君であり、インヒューマンの支配を企むクリー人と戦っています。

テリジェンミストを用いた儀式で能力に目覚めるインヒューマンたちですが、地球生まれのインヒューマンとして有名なキャラクターはミズ・マーベル/カマラ・カーンやクエイク/エージェント・デイジー・ジョンソンなどがいます。MCUにおいてミズ・マーベルがインヒューマンであるかはまだ不明ですが、デイジー・ジョンソンは「エージェント・オブ・シールド」に登場し、インヒューマンとしてコールソンと共に戦っています。

「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でイルミナティが登場する可能性について2021年初頭にも報じられていましたが、今回の報道でより現実味を帯びてきているのでしょうか?

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月6日 米国公開予定となっています。ドラマ「インヒューマンズ」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Doctor Strange in the Multiverse of Madness To Introduce an Inhuman (EXCLUSIVE)

映画「エターナルズ」、監督がサノスとエロスの関係性について言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のクロエ・ジャオ監督が、海外メディア Empire とのインタビューの中で、エロスが登場した経緯について説明し、サノスとの関係性について言及しました。

※これより先は「エターナルズ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

コミックでも兄弟であるサノスとエロスについて、監督は以下のように述べています。

あの鬱陶しい結末で、ある時点でエロスはあの船のエターナルの一人になる予定だったんです。そして、それはなかなかうまくいきませんでした。でも、私はエロスをMCUに登場させたいとずっと思っていたんです。エロスもエターナルであり、もうひとりのエイジャックであるというアイデアが好きだったので、廊下で機会があるたびにケヴィン(・ファイギ)にそのことを伝え続けました。彼はエターナルで、タイタンに駐留していました。タイタンがある時点ではホスト惑星でもあったとして、地球にいる10人のエターナルと同じように、10人がタイタンに駐留していました。そう考えると、エイジャックが地球の人々に影響を与えたように、エロスはタイタンの住人にどんな影響を与えたのでしょうか?そして、それがサノスにどのような影響を与えたのでしょうか?

さらに監督はコミックにも言及し、次のように語りました。

コミックを見ると、エロスがサノスに与えた、とても美しく、心を打つような影響があります。サノスはどこまで知っているのでしょうか?私は彼をキャラクターとして愛しています。「なぜサノスはこのように考えるのだろう」と想像が膨らみます。「なぜ彼は人口過剰と自分の惑星の破壊を心配しているのだろう」と。危機について考える – エロスは知っているのか?もしかしたら、地球でエイジャックが王や女王に助言していたように、彼が助言者だったら?想像が膨らみますね。私の場合、エロスのバックストーリーは、彼が “もうこれ以上やらない “と言って見捨てたというものです。それで、手に持っていた球体をどうにかして手に入れ、逃げ出してピップをトロールにしたんです。ハン・ソロとチューイーのようなものです。アリシェムは彼を探していて、宇宙の無法者になってしまったんです。私の頭の中ではそういうキャラクターでした。でも、ケヴィンに「こういうキャラクターだ」と言ったことは一度もありません。「俳優を探そう」と言ったことは一度もありません。私にとっては、パッケージ契約だったんです。ハリーでなければならない。そうやってケヴィンに売り込んだんです。

コミックのサノスはその特異な容貌から両親や周囲の人間に嫌悪されていましたが、双子の兄弟であるエロスだけは違いました。MCUのサノスとエロスがどのような経緯で別行動をするようになったのか、今後の展開で描かれる事に期待です。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」のデジタル配信は2022年1月12日、デジタルディスクの発売は2022年3月4日です

ソース:Eternals Spoiler Special: Chloé Zhao On Faith, The Original Ending And Harry Styles

【噂話】映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でオコエはLGBTQ+として描かれるという

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」で、ダナイ・グリラさん演じるドーラ・ミラージュの隊長オコエにLGBTQ+の設定が追加されるようだと、海外スクーパーのダニエル・リヒトマンが報じました。

2018年公開の映画「ブラックパンサー」ではもともとオコエとアヨの極めて軽いラブシーンがあったが削除されていることを、アヨを演じたフローレンス・カサンバさんが認めていました。

今回のニュースが彼女たちの関係を復活させるものか、新たなキャラクターを登場されるものかは判明していません。しかし、噂のキャスティングとしてドーラ・ミラージュの元隊長アネカの登場が報じられており、このアネカを相手とする可能性は高いようです。

コミックのアネカはアヨと恋人関係でしたが、MCUのアヨはドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」に登場した事を考慮しても、まだまだ役割は小さいと考えられます。ラブストーリーを描くにあたってそれなりに存在感のあるキャラクターを必要とするため、その役割がオコエに渡される可能性は高いのかもしれません。

オコエがLGBTQ+であるというのはコミックにはない設定ですが、マーベル・コミックにはそもそもLGBTQ+のキャラクターが多く、昨今の映画業界の単なる多様性描写ブームとは言えないようです。コミックをもとにMCUでも同性愛者として表現されたロキがいる他、「エターナルズ」ではファストスもLGBTQ+として描かれていました。コミックではデッドプールやアイスマンなども同性愛者であり、ワンダの息子ビリーも同様です。

先日は「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のメイおばさんもLGBTQ+として扱うアイデアがあった事が報じられていました。(from Comicbook.com

現在、本作はシュリを演じるレティーシャ・ライトさんの怪我により撮影が中断されていますが、2022年1月から撮影再開されると報じられています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年11月11日 に米国公開予定です。

ソース:Black Panther 2 Rumor Reveals Okoye’s New LGBTQ+ Relationship

ドラマ「ムーンナイト」、ジョージ・クルーニーさんの参加が確認されたと報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」でジョージ・クルーニーさんがエピソード監督を務めている証拠を発見したと、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。この噂は 2021年10月に Ronin が報じていたもので、今回あらためて確認が取れたとの事です。

記事によると、「ムーンナイト」のアシスタントアートディレクターをつとめるマルコ・トレシンさんのウェブサイトには、業務経歴として携わってきた作品リストが公開されており、その中にある「ムーンナイト」には「ディレクター:ジョージ・クルーニー」と明記されています。

クルーニーさんは俳優としては大ベテランであり説明は不要かと思われますが、2002年の映画「コンフェッション」で監督デビューし、以降7作品ほど制作されています。また、「ムーンナイト」の主演を務めるオスカー・アイザックさんとも共演歴があります。

本作はムーンナイトの起源と同じエジプト出身のモハメド・ディアブ監督を筆頭にジャスティン・ベンソン監督、アーロン・ムーアヘッド監督の3人がメガホンを取るとされていましたが、ここにジョージ・クルーニーさんも加わることになるようです。脚本・製作総指揮は「アンブレラ・アカデミー」(2019~)のジェレミー・スレイター氏が担当しています。

本作ではハルクの再登場の噂や、シャロン・カーター再登場の噂もありますが、いずれも今の所は真偽不明です。

ドラマ「ムーンナイト」はディズニープラスで 2022年配信予定です。

ソース:Report: Possible Proof of George Clooney Directing ‘Moon Knight’ Episode Surfaces

映画「エターナルズ」監督が別の暗い結末があった事を明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のクロエ・ジャオ監督が、海外メディア Empire とのインタビューの中で、本来の描く予定だった暗いエンディングについて明かしました。

※これより先は「エターナルズ」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

オリジナルのエンディングは最初からジャオ監督の計画だったのかと聞かれると、「(自分が)書いたとおりのエンディングの映画は作らない」と語りました。

いいえ、私が書いたとおりの結末の映画を作ったことは一度もありません。編集の中で見つけるのです。編集は映画制作のプロセスの3分の1であり、それを人に見せるときにエンディングを見つけるのです。
オープニングとエンディングが脚本と同じという映画は、これまで1本も作ったことがありません。そして、実はもうひとつ、(エターナルズには)本当に殺伐としたエンディングがあったんです。私はもっと憂鬱な映画に慣れているので、嫌いではありませんでした。でも、観客にはウケなかったと思います。

その「殺伐としたエンディング」について、監督は次のように述べています。

トワイライトゾーンみたいに、みんな船に戻って、心を消されて、別の惑星に行くという終わり方でした。画面が暗転すると、みんな「どうしたらいいかわからない」って感じだったのを覚えています。それと、MCUだから、次に何が起こるかワクワクしたいですよね。

続いて監督は、その暗いエンディングにエロスも登場していた事を認めましたが、「あの鬱々としたエンディングで、ある時点でエロスはあの船のエターナルの一人になる予定でした。でも、それは全くうまくいきませんでした」と語りました。

以前にリア・マクヒューさんが公開していた舞台裏写真では、ハリー・スタイルズさん演じるエロスが劇中で見ることが出来なかったエターナルズの衣装を着ている物がありましたが、その写真はこの「暗いエンディング」を撮影していたときの物である事を示唆しているようです。

監督が明かした元のエンディングでは、劇中で描かれたセルシやセナ達の絆がリセットされてしまう結末だったようですが、一方でやはりアリシェムがエイジャックやギルガメッシュたちを復活させていたという事でもあります。

今後は残されたエターナルズと、アリシェムに都合のいい記憶を植え付けられて再生されたエターナルズとの戦いが勃発する可能性を示唆しているのかもしれません。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」のデジタル配信は2022年1月12日、デジタルディスクの発売は2022年3月4日です。

ソース:Eternals Spoiler Special: Chloé Zhao On Faith, The Original Ending And Harry Styles

映画「スパイダーマン:NWH」、MJがヒーローとなる計画があった事が明かされる

現在、日本を除く世界中で大ヒット上映中の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」。今作ではゼンデイヤさん演じるMJがヒーローとなる計画があった事が明かされました。海外メディア OK とのインタビューに応じた主演のトム・ホランドさんとゼンデイヤさんは、「MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でMJをスーパーヒーローにするために、プロデューサーを説得したことがあるか」と聞かれ、コメントしました。

質問を受けたゼンデイヤさんは、「ないないない(笑) 」と即答しましたが、トム・ホランドさんは「制作陣はしばらく試行錯誤していたよ、覚えているかい?」とフォローしました。

過去にはそういう計画があった事を認めた上で、「MJにとても満足している」こと、そして「スーパーヒーローは彼(ホランドさん)に任せている」とを明言しました。この事は以前の別のインタビューでも同様に語っていました。

でもスーパーヒーローはこの人に任せるわ。MJというキャラクターには本当に満足しているんです。そして、ネッドとMJとピーターもそうだけど、ジョン(監督)がやっていることは本当に特別で、彼らの間に美しい友情と愛を生み出し、そこに美しい愛の物語を作り上げているんです。

ゼンデイヤさんは、スパイダーマンが世界を救う一方で、「彼には助けが必要で、自分一人ではできない」とも明言しました。

でも、スパイダーマンは世界を救うけど、彼にも助けが必要なんです。そうでしょう?彼は一人ではできない。彼は一人で解決しようとする若者で、そこにネッドとMJがやってきて、彼が解決するのを助けようとするんだと思うんです。彼らは皆、とても頭のいい子供たちです。だから、彼らは自分たちの頭脳を結集し、互いに助け合い、支え合っているんです。だから、チームの一員であることは全く問題ないんです。

スタジオがゼンデイヤさんをどんなスパイダーウーマンにしようと考えていたかは明かされませんでしたが、トム・ホランドさんはMCUでシルクやジャックポットを見てみたいという心境を明かしています。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2022年1月7日 に日本公開予定です。