ドラマ「ヴィジョンクエスト」は開発中止か?脚本家らが履歴書から削除、「アガサ」のタイトル変更も

マーベル・スタジオ制作のドラマ「ワンダヴィジョン」、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」のプロデューサー兼ショーランナーを務めるジャック・シェイファーさんと脚本家数名が自身の履歴書から「ヴィジョンクエスト」を削除している事が発覚しました。

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先日、ストライキの終結に向けての暫定合意が報じられたWGAのウェブページで公開されているシェイファーさんの履歴書から、噂のドラマ「ヴィジョンクエスト」が削除されました。以前はこの履歴書に、「ヴィジョンクエスト」が2024年から2025年にかけて配信予定だと書かれていましたが、その記載は削除されてしまっています。

プロジェクト自体が白紙になってしまったのか、ネタバレになっていた事に気づいて削除したのか、制作陣がまるごと別の誰かに変更されたのかは現時点で不明です。

また、番組名がいくつか変遷してきた「アガサ」ですが、現時点での履歴書の記載によると番組名は「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」になるようです。しかし、9月の始め、ディズニーのマーケティングトップはさらなるタイトル変更の可能性もほのめかしています。

2022年10月、「ヴィジョンクエスト」開発中の報道に際し、「ワンダヴィジョン」で息子のビリーを演じたジュリアン・ヒリアードくんは「パパに会いたい」とコメント

この「ヴィジョンクエスト」ではヴィジョンの(アンドロイドの)子供たちがMCUデビューするとされていましたが、これらの計画がどうなってしまったのか、続報があり次第またお知らせしていく事になります。

ドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」はディズニープラスで配信予定です。

米国著作権局の登録内容からドラマ「エコー」の概要が明らかに、配信は1月10日か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」の新情報が United States Copyright Office より明らかになりました。これによると、マヤ・ロペスはキングピンの後をついで裏社会のトップの座についているようです。

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ページに記載された概要は以下の通り。

マヤ・ロペス(アラクア・コックス)が、キングピンことウィルソン・フィスク(ヴィンセント・ドノフリオ)の残忍な遺産の後継者として犯罪生活と野望とのバランスを取りながら、ネイティブ・アメリカンのルーツとのつながりを取り戻そうと奮闘する。第1話では、マヤ・ロペスと彼女の葛藤が紹介される。

概要はキングピンが退陣してマヤが後を継いでいると示しており、「ホークアイ」のラストの弾丸がこのような結果を導いたようで、コミックのキングピンと異なって銃弾への耐久性はさほどない事を示しているようです。

1年ほど前に報じられたあらすじからは少し変化があったのでしょうか。

キャスト情報ではデアデビル役のチャーリー・コックスさんの名前がある他、ヘンリー役チャスク・スペンサーさん、スカリー役グレアム・グリーンさん、従兄弟ビスケット役コディ・ライトニングさんらが名を連ねています。

配信予定日は 2024年1月10日 との事。先日は全6話構成から全5話へと変更されたとも報じられています。

この登録情報は 2023年9月19日 時点のものであり、以降変更される可能性もあります。

ドラマ「エコー」は 2024年1月 ディズニープラスで配信予定です。

ソース:United States Copyright Office

映画「マーベルズ」の公開が迫る中、上映時間についてファンが混乱

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」の上映時間について、SNS上で混乱するファンが多発していると、海外メディア WGTC が報じています。一ヶ月ほど前に本作はMCU史上最短の映画になるだろうと報じられていましたが、現在、米国のチケットサイトでは様々なランタイムが報告されています。

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Cineworld では「マーベルズ」は120分の映画とされていますが、これは典型的な映画のランタイムである2時間をそっくりそのまま当てはめただけなのか、実際に120分であるのか疑問な所です。

イギリスの odeon は「マーベルズ」のランタイムを 2時間20分 と報告しており、これでは史上最短どころかMCUの中でも長編にランキングされるような時間となっています。

さらに記事は Cinemark では驚きの上映時間 0分 と記載されているとし、マーベル・スタジオのロゴのあと真っ黒な画面のまま終わる可能性もあるようだとジョークを飛ばしています。

0分はなんらかのミスとしても、98分から140分の幅での報告が確認されている「マーベルズ」、実際のランタイムはどの程度になるのでしょうか。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

ソース:‘The Marvels’ runtime randomness intensifies as theater listings claim it could be a full 42 minutes longer than we thought

【噂話】ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」、ジェニファー・ケイルはウェストビューでサロンを営業か

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に登場する新たな魔女の一人、ジェニファー・ケイルは噂どおりサロン経営者として登場するかもしれないと、あらたな報告が上がっています。

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新たな投稿によると、「ジェニファー・ケイルが美容室を経営しているというのは本当かもしれません。 1月に遡ると、『アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ』はレッド・ダリア・サロンで撮影されたと伝えられていた。」と、過去の撮影現場情報が報告されています。

MCUのジェニファー・ケイルはスキンケアの女王でポーションの達人だと以前に噂が報じられており、美容室という仕事はそのような魔女が隠れ蓑とするにはうってつけのようにも思える設定です。

ジェニファー・ケイルが「アガサ:カヴン・オブ・カオス」に登場する事は演者であるサシール・ザマタさん本人が8月のインタビューで認めていました。

ジェニファー・ケイルに関する出来る限りのコミックを調査したというザマタさんが言うには、「アガサ:カヴン・オブ・カオス」のジェニファーはコミックとは大きく異なるとの事で、コミックのジェニファーがゴーストライダーのいとこである事や、「ウェアウルフ・バイ・ナイト」に登場したマンシングとサイ・リンクで精神が繋がっている事などは描かれない事を示唆しています。

「アガサ:カヴン・オブ・カオス」のあらすじに関する噂から考えると、ジェニファー・ケイルはアガサ・ハークネスへの復讐を企むセーラムズ・セブンの一人と考えるのが妥当な所でしょうか。

ジェニファーが今作でどのように立ち回るのか、そして今後のMCUに繋がっていくキャラクターとなるのか、注目となっています。

ドラマ「アガサ:カヴン・オブ・カオス」はディズニープラスで配信予定です。

マーベル公式がMCU版のキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースの年齢について言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・マーベル」の主人公、キャロル・ダンヴァースの年齢について、マーベル・インディアのX(旧Twitter)アカウントが言及しています。

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投稿によるとキャプテン・マーベルの年齢は60歳以上という事で、映画「キャプテン・マーベル」で判明しているニック・フューリーの一回り程度下であると考えて差し支えなさそうです。

©MARVEL,Disney

「キャプテン・マーベル」の劇中で登場するS.H.I.E.L.D.のライセンスによると、フューリーは1950年7月4日生まれで2023年時点で72歳、「シークレット・インベージョン」時点では76歳ほどになっています。

キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースの年齢について過去作にはヒントがなく、多くのファンは「キャプテン・マーベル」撮影時のブリー・ラーソンさんの年齢と同程度だと考えていました。

その場合、キャロルは1967年生まれということになり、2023年には約56歳、「マーベルズ」の時系列では60手前になると考えられていましたが、今回の公式の投稿によると、ファンの想像よりも少し年上だったようです。

老化速度が地球人と異なっている点については明らかにされていませんが、クリー人の血液を輸血している事、インフィニティ・ストーン(四次元キューブ)のエネルギー波を浴びたことなどが影響していると考えられています。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

WGAストライキ終了目前か、締結が近いと報じられる

約5ヶ月に及ぶ WGA(全米脚本家組合)のストライキを終結させるためのWGAとスタジオCEOの最新交渉での合意が目前に迫っていると、海外メディア Deadline が報じました。本日、AMPTPシャーマンオークスの事務所で行われた会議で、両当事者は、AI利用や雇用条件など、残った争点に関する膠着状態を基本的に解消したようだと伝えています。

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ディズニー、Netflix、ユニバーサル、ワーナーのCEOらもリモートで参加しているという今日の会議で、双方の弁護士たちは3年契約の最終的な文言に深く取り組んでいると言います。

CEO4人組の出席がなかったのは、過去3日間、この4人組が直接交渉に臨んでいたからだとし、カリフォルニア州知事のギャビン・ニューサム氏は、この数日間と同様、今日もトップ交渉官や重役たちに電話をかけ、状況や今後の方向性について確認したとの事。

午前10時ごろから始まった今日の審議は、最終的な詳細について話し合われる予定であり、そのため、雇用側の交渉ポイントを正式な文言に翻訳するため、ほとんどの場合、弁護士が中心となって交渉に臨んだと言います。

関係者によると「週末までに終わらせるつもりだった。それが双方の希望だった。」との事で、WGAの弁護士がAMPTPの担当者に渡した内容にサインをすれば、今日中に暫定合意がまとまりそうだと記事は伝えています。

脚本家がいつスタジオのために執筆できるのか、プロデューサーがいつエージェントに仕様書を送り始めることができるのか、正確な条件はまだ聞かされていないとの事ですが、制作関係者の頭は既に新しいTVシーズンをスタートさせる事にあるようです。

WGAストライキは今日で145日目、最長記録は1988年の154日間です。

経済評論家は、このストライキの間に失われたカリフォルニア州での映画、ドラマ関係の雇用等の損失は50億ドルに及ぶと見積もっています。

引き続き SAG-AFTRA(俳優組合)のストライキが継続中であり、こちらが終わらない事には撮影等の作業が再開されません。しかし、WGA と AMPTP がこのまま合意に至れば、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ」や「ファンタスティック・フォー」、「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」などの脚本執筆作業は順次再開されるものと見られています。

ソース:WGA & Studio CEOs Near Deal Finish Line, Working On Fine Print

映画「デッドプール3」監督が撮影再開を心待ちにする3人の写真を公開

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」は制作開始時の好調なスタートにもかかわらず、現在、ストライキの影響によって撮影が一旦中断されています。そんな中、ショーン・レヴィ監督が自身の Instagram を更新し、ライアン・レイノルズさん、ヒュー・ジャックマンさんら主演二人の近況を報告しました。

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監督はストーリーの機能を利用して、「再撮影を待っている三人の友人たち」とテキストを添えて写真を公開。制作は中断されていますがが三人で食事を共にし、映画について何らかの話をプライベートで続けている事を明らかにしました。

from Instagram

5月の時点で WGA(脚本家組合)のストライキによる影響は少ないとし、制作の続行が確認されていた「デッドプール3」ですが、新たに SAG-AFTRA(俳優組合) のストライキが発生した段階で制作中断に。撮影開始から7週間で一時停止を余儀なくされました。

2023年6月、ディズニーとマーベルは WGA のストライキの影響を受けた作品について公開延期を発表。この時影響を受けていなかった「デッドプール3」は予定よりも半年早く公開される事も発表されましたが、その後の SAG-AFTRA ストライキのあと、さらなるスケジュール更新のアナウンスはありません。

海外メディアはこのストライキの影響を考慮して、「デッドプール3」の公開は以前の日程に戻るのではないかと推測しています。

ファンだけでなく監督と演者たちも撮影の再開を待ち望んでいる「デッドプール3」、再開の情報が入り次第、またお伝えしていく事になります。

映画「デッドプール3」は 2024年5月3日 米国で劇場公開予定ですが、最新の報告ではスケジュールから削除されているとも言います。

【噂話】ドラマ「エコー」は1話カットされ、全5話になるという

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「エコー」が全6話から全5話へと、1話カットされていると、海外スクーパーが報じています。「エコー」の正確な配信日は発表されていませんが、先日は米ディズニープラスのページ上で2024年1月の配信になる事が確認されました。

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CWGST 氏の投稿によると、「エコーに近い情報筋によると、このMCUシリーズは5つのエピソードで構成され、それぞれ約1時間の長さになるという。当初は6エピソードだったが、ペースの問題で1エピソードがカットされました。」との事。

6話分の映像を5話分に再編集したのか、1話まるごとカットされたのかについては不明です。

「エコー」はMCUドラマシリーズ初の一挙配信スタイルとなっているにも関わらずのペースの問題というからには、よほど冗長な部分が含まれていたのでしょうか。

「エコー」は2021年に配信されたドラマ「ホークアイ」に登場したマヤ・ロペスの過去とその後を描く作品。エコーとはマヤのコミックでのヒーローネームですが、「ホークアイ」の中でエコーと呼ばれる事はありませんでした。

主演は「ホークアイ」でマヤ・ロペスを演じたアラクア・コックスさん。義父であり、「ホークアイ」のヴィランでもあったキングピン/ウィルソン・フィスクをヴィンセント・ドノフリオさんが再演。「デアデビル:ボーン・アゲイン」へも繋がる作品になるのではないかと注目されています。

ドラマ「エコー」は 2024年1月 ディズニープラスで配信予定です。

アニメ「アイ・アム・グルート」のオープニングシーンが差し替えられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「アイ・アム・グルート」のオープニングシーンが新しいものに差し替えられている事が判明しました。本作は5分前後の短編アニメーションである事から、通常40秒ほどかかるマーベル・スタジオのロゴシークエンスの映像をグルートが早送りするという印象的なオープニングで時短を測っていました。

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海外メディア The Direct によると、以前の早送りシーンは画面の右上に2つの三角が表示され、映像が波状に乱れるという、いわゆるVHSの早送りを模した映像になっていましたが、新しいものはディズニープラスのUIに変更され、早送りしても映像が乱れる事はなくなっています。

ただしシーズン1のオープニングの音声は以前のままのようで、VHS演出がなくなったにも関わらず、早送り中に音声のピッチが上がる現象が含まれたままになっています。シーズン2のオープニングではディズニープラスと同様に早送り中は音声が停止され、かわりにグルートが口ずさんでいます。

ディズニー、あるいはマーベル・スタジオがどのような意図でこの差し替えを行ったかは明らかになっていませんが、VHSを見かける機会がほとんどなくなり、日本の調査でも20代の7割がVHSを知らないという結果を考慮すると、以前の演出は不適切だったと言えるのかもしれません。

アニメ「アイ・アム・グルート」はシーズン2までディズニープラスで配信中です。

アニメ「X-MEN’97」に人気の悪役が登場する事が判明

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「X-MEN’97」にゴブリン・クイーンことマデリーン・プライアーが登場する事が判明しました。来月開催のニューヨーク・コミコン会場限定で発売される Funko のフィギュアより、この事が明らかとなりました。

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ミスター・シニスターによって生み出されたジーン・グレイのクローンであるマデリーン・プライアーはサイクロップスと結婚し子を設けた未来があり、その子が映画「デッドプール2」にも登場したケーブルでした。

2022年から展開されたコミック「ダークウェブ」ではリンボの支配者となっており、スパイダーマン/ベン・ライリーと共に始めた復讐劇は様々な問題を生みましたが、最終的に非を認め、X-MENやスパイダーマンたちと協力して別の悪を打ち倒しました。

基本的にジーン・グレイと同じ能力を持つマデリーンですが、フェニックスフォースも同様に宿している他、悪魔との契約によりダークマジックを習得。これによる悪魔やゴブリンの召喚術の力を以て、ゴブリン・クイーンの名を冠しています。

アニメ「X-MEN’97」がMCU本編とどのようなつながりを持っているのかは全くの不明ですが、マデリーン・プライアーが実写化される事になれば多くのヒーローを苦しめるのに十分なキャラクターの一人である事は間違いないと考えられます。

「X-MEN’97」はストライキの影響などでMCU全体が大幅に遅延した影響で現在、正確な配信時期はわかっていません。もともとは2023年秋の配信が予定されていましたが、現在、ディズニーがどこに計画を持っているかは不明で、5月時点の噂によると、2024年の年明けに配信されると報告されています。

しかしながら制作は順調なようで、参加声優はすでにシーズン2の収録が始まっている事を報告しています。

アニメ「X-MEN’97」は ディズニープラスで配信予定です。