宇宙が全てグルートに!?「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー #6」でグルートフォールの原因が判明か

過去6ヶ月、5号にわたって展開してきたコミック新シリーズ「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」において、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの新たな脅威グルートフォールが描かれてきました。マーベルは今週発売予定の6号にて、グルートを怪物に変えた知られざる物語が描かれると予告しています。

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かつてはスターロードたちと共にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーとして宇宙を救ったグルートでしたが、「You are Groot.」と囁きながら次々と人々との同化を始めていました。グルートはこれを団結や救済だと考え、人々は死んだのではなく「咲いた」のだと言いますが、結局のところ、ガーディアンズは彼を家族として受け入れられない状態となってしまいました。

ピーターは#2にて「私たちはそれをグルートフォールと呼んでいる。それは世界全体を飲み込む。今のところ、銀河系でやつに対抗できるものは見つかっていない。あれはもう彼ではない、他の何かだ。誰がなんと言おうと、やつはすべてを飲み込んでしまうだろう」と説明しています。

マーベルによる#6の概要は以下の通り。

グルートフォールが起こる1年前、ガーディアンズは単なるチームではなく、銀河のスーパーヒーローだった。今、ガーディアンズは無法者で、自分たちの仲間を止めるために辺境をうろつく雇われ銃となっている。なぜガーディアンズはバラバラになったのか、そして何がグルートを今のような怪物に変えたのか?知られざる物語がついに明かされる!

過去5号の間にガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはグルートの治療方法を求めて宇宙を駆け回りましたが成果はありませんでした。「ウィーアーグルート」、全てがグルートとなってしまう前に、グルートを元に戻せるのか、あるいは伐採しなくてはならないのか、ガーディアンズは決断を迫られています。

コミック「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー #6」は 2023年9月20日 米国にて発売予定です。

ソース:Marvel’s Guardians of the Galaxy Preview Teases Major Reveal About Changes to Groot

「アイ・アム・グルート」の続編でグルートはプラネットXに帰る?監督がコメント

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「アイ・アム・グルート」のキルスティン・レポー監督が、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、今後のグルートと故郷の惑星であるプラネットXについてコメントしました。

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劇場の大スクリーンやディズニープラスでグルートの故郷プラネットXが描かれる機会があるかどうか質問されたレポー監督は「どちらでも魅力的ですね。本当に面白いアイデアだと思います。もし私にやってほしいと言われれば、やりますよ。そう言っておきます。」と、将来的にファンがプラネットXを目撃する機会が設けられる可能性について言及しました。

グルートは2014年の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」でMCUにデビューして以降、シリーズ作品以外にも「アベンジャーズ」シリーズや「ソー:ラブ&サンダー」などに登場しましたが、彼の故郷について詳しく描かれる事はありませんでした。

2021年6月、グルートの声を担当するヴィン・ディーゼルさんはメディアに対して「もしファイギと話すなら、彼が興奮しているグルートの話、つまり『リターン・トゥ・プラネットX』について聞いてみるといいよ」とコメント。

さらに2022年10月、「アイ・アム・グルート」シーズン1の配信当時も「マーベルがプラネットXを映像化したがっている」と自身のSNSで語っていました。

プラネットXが「アイ・アム・グルート」のシーズン3に登場するのか、あるいは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズの本編で登場する事になるのかは不明ですが、ヴィン・ディーゼルさんがかねてより示唆している計画がいずれ明らかになるかもしれません。

ちなみに「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」1作目の予告の段階ではグルートの故郷は「Taluhnia(タルーニア)」と表記されていますが、映画本編とそれ以降、MCUではプラネットXとして統一されています。

1960年のコミック「テイルズ・トゥ・アストニッシュ」#13 でこのタルーニアが紹介されており、別個体のグルートなども描かれています。

アニメ「アイ・アム・グルート」シーズン2は、2023年9月6日 よりディズニープラスで配信です。

ソース:Could I Am Groot Tackle Vin Diesel’s “Return to Planet X” Storyline? Director Responds (Exclusive)

アニメ「アイ・アム・グルート」シーズン2にジェームズ・ガン監督は関与していないと言う

来週から米ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「アイ・アム・グルート」シーズン2は、ジェームズ・ガン監督が関与しない初めての「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」である事が公式概要より明らかになりました。

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海外メディア The Direct が報じた「アイ・アム・グルート」シーズン2の概要によると、制作スタッフは以下のようにクレジットされていると言います。(敬称略)

  • 脚本・監督:キルスティン・レポー
  • 監修プロデューサー:ダニエル・コスタ
  • プロデューサー::クレイグ・リッテンバウム、アレックス・シャーフ
  • 製作総指揮: ブラッド・ウィンダーバウム、ケヴィン・ファイギ、ルイス・デスポジート、ヴィクトリア・アロンソ、キルスティン・レポー
  • 共同製作総指揮者: ダナ・バスケス=エバーハルト

監督及び脚本はシーズン1と同様にキルスティン・レポーさんが務めていますが、シーズン1で製作総指揮の一人としてクレジットされていた「ガーディアンズ」シリーズのジェームズ・ガン監督はシーズン2のリストに掲載されておらず、MCUでガン監督抜きで制作された初めての「ガーディアンズ」作品となるようです。

ガン監督はシーズン1に名前が掲載されていたものの、SNSで「アイ・アム・グルートはMCUの正史ではない」という旨の発言をしており、制作側の主張とは食い違っていた事で、ガン監督は名前がクレジットされているだけで、シーズン1時点でも実際はほとんど関与せずに制作されていたと見られています。

そういった事もあって、クレジット上はこのシーズン2がガン監督が関与していない初めての「ガーディアンズ」となりますが、「アイ・アム・グルート」シーズン1を気に入っていた視聴者であれば、今回も問題なく視聴出来るのではないかと考えられそうです。

ただし残念な事に、日本のディズニープラスの公式ページでは9月の配信予定リストにラインナップされておらず、配信スケジュール不明の状態となっています。

アニメ「アイ・アム・グルート」シーズン2は 2023年9月6日 に米ディズニープラスで配信予定です。

ソース:Marvel Studios Announces First-Ever Guardians of the Galaxy Project Without James Gunn

ディズニーがパーク内を闊歩するロボット「グルート」のテスト開始を報告

ウォルト・ディズニー・イマジニアリング社がフリーローミングロボット「グルート」のプレイテストを開始したことを発表し、その映像をYoutubeにて公開しました。マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのグルートをベースにしたこのロボットは、園内を自由に歩き回る事を計画しているようです。

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「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.2」をベースにしていると見られる小型のグルートロボが、ステージ上を歩き回り、時にはダンスする姿を映像内で披露しています。

研究開発責任者のジョエル・ピーヴィーさんは「我々はストーリーテリングの会社なので、可能な限り本物の方法でこれらのキャラクターに命を吹き込みたいと考えています。私たちにとって、それは歩くロボット俳優を意味します。スタイリッシュに動き、ジェスチャーし、感情移入することができます。」と述べています。

また、ディズニー・ライブ・エンターテイメントのエグゼクティブ・クリエイティブ・ディレクター、マイケル・セルナさんは「理想はゲストが興奮することですが、大人も子供も、ゲストが目に見えて興奮するのを見たのは初めてです。彼らが目にするものは衝撃的であり、これがどれほどユニークで楽しいものであるかが伝わると思います。」と語りました。

MCUのグルートは様々なバージョンが登場しましたが、今のところは映像で紹介された小型モデルのグルートの開発に集中しているようです。「Vol.3」で見た最新のグルートはかなり巨大な姿に成長しましたが、それらもいずれ制作されるのかどうか、注目となっています。

このロボは、コンパクトなプラットフォームで50度以上の関節自由度を提供し、スタイリッシュに歩き、ジェスチャーし、感情を表現することができるとの事。全身運動と従来のキャラクターアニメーションを組み合わせたカスタムオーサリングツールを使用することで、アーティストはロボットキャラクターに表情豊かなモーションとインタラクティブな動作を素早く実現することができると言います。

現在のところロボ・グルートはテスト中であり、一般のゲストとの交流が可能になる運用スケジュールは未定となっているようです。

ジェームズ・ガン監督、MCUの相談役を務めていた事を明かす

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督が、2018年にTwitterでの不適切発言がもとでディズニーから解雇される以前に、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン:ホームカミング」などの映画制作について相談役になっていた事を、海外メディア The Wrap とのインタビューの中で明かしました。

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ガン監督は「私はすべての作品をコンサルティングしていました。全てのマーベルの映画に関して相談を受けていたんです。ケヴィン(・ファイギ社長)から『スパイダーマン』の脚本が送られてきて、僕はメモを返しました。『ドクター・ストレンジ』や『キャプテン・マーベル』の脚本を送ってきては、そのすべてにアドバイスをメモしました。それは正に友人として、そしてチームの一員であり、チームプレーヤーとしての事だったのです。」と、ガーディアンズシリーズに留まらず、あらゆる映画の相談役を務めていた事を明かしました。

これはMCUの初期からフェーズ2の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」まで貢献していたジョス・ウェドン監督がやっていた事と同様の仕事を引き継いでいた事を意味するようです。

さらにガン監督は今後のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーやMCUのために準備し、設定しているものがたくさんあるとも述べています。2022年のインタビューでも監督はファイギ社長にプロジェクトの売り込みを行っていることを明かしていました。

解雇がなければ引き続き相談役として活躍するか、あるいはさらに上のポジションが用意されていた可能性もありますが、残念ながらそれが実現する事はありませんでした。

ガン監督は今後、マーベルのライバル社でもあるDCの実写ユニバースを率いていく事になりますが、監督は以前に両スタジオの代表にコミック「マーベルvs.DC」の実写化の話を持ち込んだとも明かしており、ライバル社の立場からマーベルに関与する事にも期待されています。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中です。

ソース:‘Guardians of the Galaxy Vol. 3’ Helmer James Gunn Had Big Plans for the ‘Cosmic’ MCU: ‘I Was Consulting on Everything’ (Video)

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の頃からライラは紹介されていた

マーベル・スタジオが制作したMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」ではロケットの物語に焦点が合わせられ、ロケットの愛すべき仲間としていくつかのキャラクターが紹介されました。その中の一人、ライラは1作目の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の時点でも紹介されていました。

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ザンダー星で騒ぎを起こした結成前のガーディアンズ・オブ・ギャラクシーはノヴァ軍に逮捕され、その後投獄される事になります。

その投獄前のシーンでは彼らの情報がスクリーンに表示されており、ロケットの情報として「仲間:グルート、ライラ」と表示されているのが確認出来ます。

©MARVEL,Disney

「Vol.3」のマンティスのセリフによると、ロケットは故郷の事や過去の話を言いたがらないとの事で、ノヴァ軍がロケットの出生にかかわる実験体番号「89P13」やライラについて知っている事は矛盾を抱えています。また、ライラに触れつつもフロアやティーフスに触れていないあたりもそれを後押ししています。

単純に1作目の時点でジェームズ・ガン監督は初のMCU作品であり、コミックの情報をイースターエッグとして落とし込んだだけで、この時点で3作目の事など考えていなかったとするのが自然なようです。

好意的に考えるならノヴァ軍が自白剤等を使った可能性もありますが、ロケットに仕掛けられたキルスイッチの存在を考えると、そういったものが使われた時点で秘密保持のためにロケットは死んでいるはずです。ノヴァ軍にハイエボリューショナリーを超える技術等があれば別かもしれませんが、ザンダーは既にサノスに破壊されているため、その真相も不明です。

長らく噂されている「ノヴァ」が実写化された場合にこの矛盾を解決するようなスマートな設定が取り入れられる可能性はありますが、基本的には伏線ではなく単なるイースターエッグだったと考えるのが適切なように思えます。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Volume 3」は2023年5月3日 より劇場公開中、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」はディズニープラスで配信中です。

コミック「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」、2023年新シリーズのカバーやアートが公開

2023年4月リリース予定のコミック「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」#1のコミックカバーが公開され、チームの新しいルックスが公式に発表されました。本シリーズは「キャプテン・アメリカ:センチネル・オブ・リバティ」の作家コンビ、ジャクソン・ランジングさんとコリン・ケリーさんが執筆し、ケブ・ウォーカーさんが作画を担当する予定です。

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新たなシリーズではマーベルの最愛の銀河系スーパーヒーロー・チームが危険な新領域に進路を取り、見たこともない新しい惑星を冒険し、全く新しい異星人に遭遇し、読者がマーベルの宇宙面について知っていると思っていたことすべてに疑問を抱かせる、長い間隠された銀河系を変える真実を発見するとの事。公式概要は次のとおりです。

この未知の世界への大胆な旅の背景には?それは、ガーディアンズに新たなミッションを課し、家族としての限界を試そうとする圧倒的な脅威、「グルートフォール」と呼ばれる新現象です。昨日の予告編で初めて登場した「グルートフォール」は、チームを限界まで追い詰めるだけでなく、ガーディアンズを切実に必要としている見知らぬ世界に遭遇し、最果ての宇宙へと駆り出していきます。

©MARVEL,Disney

公開されたカバーやアートではおなじみのメンバーであるピーター・クイル、ガモーラ、マンティス、ドラックス、ネビュラと変貌したグルートの姿が確認できます。

ライターのランジングさんは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの全く新しい時代へようこそ!太陽に照らされた悲劇、激しい暴力、そして深く機能しないヒーローたちの果てしないエイリアンの砂嵐の中を狂ったように走り抜けます。そして今、ピーター・クイルと彼が見つけた家族の残りは、西部劇の燃料を使った新しいフロンティアで地獄のように戦い、一片の許しを探さなければなりません。結局のところガーディアンズは火であり火は一つの方法でしか終わらないのです。」と語りました。

同じく執筆担当のケリーさんは「私たちと手綱を共有しているのは、CAPTAIN AMERICA & THE WINTER SOLDIER SPECIAL #1のパートナーでもある素晴らしいケブ・ウォーカーです。彼のユニークなリアリズムとワイルドなイマジネーションのブレンドは、他の誰にもできないように、マニフォールド・テリトリーの異質なフロンティアに風を吹き込む生命をもたらします。ガーディアンズは、次の地平線の向こうの脅威に直面しながらも、内側に目を向けることになるのです。エレメントガンを手に、トゥルー・ビリーバーズ。」と述べています。

アーティストのウォーカーさんは「ガーディアンズに携わる機会がやっと巡ってきたというのが正直なところです。私は長い間、このキャラクターを描きたいと思っていました。私のコレクションには、GUARDIANS OF THE GALAXYの最初のコミックがいくつかあります。何年か前に『ANNIHILATION:NOVA』を描いたときは、もう少しというところでしたが、このような全面的なリローンチを行うとは想像もしていなかったのです。既存のキャラクターを新しい方向に押し進めることは常に困難な挑戦ですが、ジャクソン、コリン、マット(ホリングスワース)との仕事はとても楽しく、これまでとは全く異なるものを作り出していると思います。」とコメントしました。

コミック「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー #1」は 2023年4月12日 米国にて発売予定です。

ソース:公式

ジェームズ・ガン監督がDCトップ就任についてコメント─「両方愛していれば世界は終わらない」

マーベル・スタジオでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズを手掛けてきたジェームズ・ガン監督が、マーベル・コミックのライバルであるDCの実写映画シリーズDCEUを手掛けるDCスタジオ(旧DCフィルムズ)の共同会長および共同CEOに就任にした事について、Twitterにコメントを投稿しました。

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ガン監督は「あんたはDCだ!もうマーベルじゃない!」とのツイートを引用して、「すべてのプレスで明らかにされたように、5月まで、私はDCとマーベルの両方です。私は過去10年の人生の大半をガーディアンズ3部作に捧げてきました&それらやそれに携わった何千人もの人々を見捨てるつもりはありません。両方を愛していれば、世界は終わらないのです。」と両方とも愛している事を明らかにしました。

ファンの間にありがちなライバル会社同士の派閥争いはマーベルとDCにも存在しており、ジェームズ・ガン監督のDCスタジオ就任以降は過激派の論争が続いていました。これを見かねた監督が今回、現在の心情を表明したと見られています。

ライバルとして切磋琢磨してきた両コミックの実写映画シリーズですが、ジェームズ・ガン監督が今後マーベル映画を撮らないとは限らないようです。2022年夏のインタビューではマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長に新プロジェクトを売り込んでいる最中である事を明かしていました。

監督のDC就任の一報が報じられた際に直撃インタビューを受けたケヴィン・ファイギ社長も「彼の作品ならまっさきに並んで見に行く」と語っており、この件はジェームズ・ガン監督とマーベル・スタジオの関係が悪化したというような話ではありません。

また、ガン監督は以前に両スタジオの代表にコミックのような「マーベルvs.DC」の実写化の話を持ち込んだとも明かしており、ガン監督がDC側のトップについたことでこのプロジェクトが現実になる可能性が上がったとも考えられています。

キャプテン・マーベルとスーパーマンが対決する日が来るかもしれないと思いつつ、ひとまずは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のホリデースペシャルとVol.3を楽しむのがベストなようです。

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー ホリデー・スペシャル」の概要は以下のとおりです。

大切な仲間のクリスマスを特別なものに・・・。そんな思いから銀河一の”落ちこぼれ“チームが用意したクリスマスギフトは・・・なんと人間!? 『アベンジャーズ/エンドゲーム』後、ガモーラを失って傷心したクイルを励ますため、 “ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー”は、完璧なクリスマスギフトを求め地球に降り立つ。 しかし、“クリスマス”という地球の慣習など知らない彼らが用意したプレゼントは、モノではなく・・・クイルの憧れ”ケヴィン・ベーコン”だった。 果たして、彼らのサプライズは成功するのか!?ジェームズ・ガン監督が贈る、銀河一の”落ちこぼれ“チームの破天荒なクリスマス・アドベンチャーが始まる!

「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:ホリデー・スペシャル」は 2022年11月25日 ディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ミズ・マーベル」、イマン・ヴェラーニさんは将来の3つのクロスオーバーを望んでいる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」の主演を務めるイマン・ヴェラーニさんが、海外メディア The Lowdown の2022年6月号のインタビューにて、将来的にクロスオーバーしたいキャラクターを明かしました。

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今後のMCUについて「ガーディアンズは、カマラがエイリアンと交流するのを見たいから、楽しいと思います。また、ガーディアンズはみんな個性的で、カマラがスクリーンで誰かと一緒にいると、その人の喜びやユーモアを引き出してくれるでしょう。ケイト・ビショップやアイアンハートも面白そうだわ。アイアンハートはコミックで好きなキャラクターの一人で、彼女は番組で素晴らしい仕事をすると思います。」とヴェラーニさんは語りました。

また、本作で触れられるイスラム文化について、それがカマラの日常の一部であり、日常であるからこそシンプルな表現がいかに重要であるかに言及しました。「『起床、学校、バスケットボールの練習、帰宅、睡眠 』というようなスケジュールと同じものであることを表現しています。カマラも同じですが、偶然にもミサやイードのお祝いなどが含まれています。でも、これはイスラム教徒だけの経験ではありません。カマラや彼女の家族、コミュニティの中で、共感できる部分を見つけてもらえたらと思います。」

そして、コミックとパワーが異なる事について、「MCUが目指す方向性や実写の大きなスケールに合わせて、彼女の力は再構築されています。しかし、重要なのは、コミックの核となるテーマが私たちのショーでも忠実であること、それが彼女のキャラクターにとって重要なことなのです。仮にミズ・マーベルが両手から花火を打ち上げようと、私は気にしません。彼女が自分探しの旅に出る限り、それこそが重要なのです。スパイダーマンが、トニー・スタークから『スーツなしじゃ何もできないなら、持つべきじゃないんだ。』と言われたようなものです。スーパーヒーローが持っている力ではなく、彼女たちの動機やストーリー、そしてカマラたちがどのように問題を克服していくのかに興味があるのです。」と語りました。


ケイト・ビショップやアイアンハートはカマラ・カーンと同じ地球のヤングヒーローとして出会うであろう事は誰もが予測出来る事ですが、ガーディアンズとのクロスオーバーは実現するのでしょうか?カマラの能力の変更が宇宙での活動を可能にするものであれば、その可能性も上がってくるかもしれません。

ただし、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のジェームズ・ガン監督はVol.3が現メンバーでの最後の作品としているため、いくつかのメンバーとのクロスオーバーは実現しない事も予測されます。

本作の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズが大好きで、中でもキャプテン・マーベルに憧れを抱くカマラ・カーン。 彼女は勉強、趣味、そして恋に没頭するごく普通の女子高生だが、家でも学校でも周りと上手く馴染めず自分の居場所を見つけるのに苦労していた…。

「スーパーパワーさえあれば、人生はもっと楽になるはず―…。」

切実な思いを胸に、ヒーローになった自身の姿を妄想するカマラだったが、ある日突然、強大な力を手に入れ、妄想していたことが現実に! 夢にまで見ていたヒーローの力を手に入れたカマラ。これで人生はすべて理想通り上手くいくはず…と思いきや、次々と彼女の前に壁が立ちはだかる。

妄想の世界とは違い、家庭や学校、社会生活での様々な問題に加え、強大な力を持ったが故に、ヒーローとして立ち向かわなければならない最大の脅威…。身近な人々を守れるヒーローになりたいという強い思いと、力を持った者の責任に葛藤する等身大のマーベルヒーローの姿を描く。

ドラマ「ミズ・マーベル」は 2022年6月8日 よりディズニープラスで配信開始です。

ソース:The Lowdown

「ノヴァ」実写化計画に続報、ディズニープラスのリミテッドシリーズか

マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品として「ノヴァ」の実写化計画を進めている事が、海外メディア Deadline のレポートより判明しました。記事によると、ディズニープラスのドラマ「ムーンナイト」の脚本を担当していたサビール・ピルザダさんが「ノヴァ」の脚本に起用されたと報告しています。

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また、この報告をした記者はTwitterで映画とドラマどちらになるかは不明としつつも、ディズニープラスでのリミテッドシリーズになる可能性が高いと情報源から聞いているとも明かしました。

コミックのノヴァはリチャード・”リッチ”・ライダーやサミュエル・”サム”・アレキサンダーといった地球人であり、惑星ザンダーの宇宙警察組織ノヴァ・コァに所属する者たちの総称でもあります。

惑星ザンダーは映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014年)に登場し、コミックにかなり似たデザインの姿の兵士たちがたくさん描かれていました。この作品の中でガーディアンズとノヴァは協力してロナン軍と戦い、最終的に勝利したガーディアンズはオーブ(パワーストーン)をザンダーに預けましたが、「アベンジャーズ/エンドゲーム」の冒頭でサノスによって滅ぼされてストーンを奪われた事がソーのセリフで説明されています。

©MARVEL,Disney

「エンドゲーム」の脚本家はサノス襲来の警告をしたブルース・バナーの役割がもともとはノヴァが担うプランがあったと以前に明かしており、ケヴィン・ファイギ社長も長きに渡ってノヴァの実写化について言及してきました。また、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の予告に登場している光り輝く人物がノヴァではないかという噂もありますが果たして・・・。

コミックではシビルウォー2でいがみ合う大人たちに幻滅したノヴァはミズ・マーベル(カマラ・カーン)やスパイダーマン(マイルズ・モラレス)とティーンのヒーローチーム「チャンピオンズ」を結成しており、MCU版チャンピオンズにも期待がかかります。

ザンダーのその後も含めて気になる「ノヴァ」。脚本家が決まったということでようやく動き出したという感じですが、実際の映像のお披露目まではまだまだ時間がかかりそうです。

ソース:Marvel Developing ‘Nova’ Project With ‘Moon Knight’ Scribe Sabir Pirzada