映画「ドクター・ストレンジ・itMoM」今週中にも撮影が終了 ─ マーベル・スタジオ社長がコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の撮影が今週中に終了すると、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が海外メディア The Undefeated とのインタビューの中で明かしました。

番組に出演したファイギ社長は「私はロンドンのドクター・ストレンジ2の撮影現場で最後の1週間を過ごしていますが、リジー(エリザベス・オルセン)はワンダヴィジョンの撮影からドクター・ストレンジ2の撮影までノンストップで働いています。」と明かしました。

また、「視聴者の皆さんは、(マーベルのDisney+ショーが)映画と同じくらい大きく、同じくらい重要なAクラスの作品であることを理解しています。私たちには、映画とドラマを相互に行き交うような計画もあります。」と今後のMCUの展開についても触れました。

今週中に撮影が終わるとの事で今後はポストプロダクションに入り、映画公開に向かって最終的な編集作業等が始まると見られています。

先月、他の映画のイベントに出演したストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんは、「ネタバレになるから顔を見せられない」との理由で声のみの出演となるなど、MCUではよくある事ですが秘密の多い映画となっているようです。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 米国公開予定です。

ソース:Doctor Strange 2: Kevin Feige Confirms Final Week of Production

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」よりドーラミラージュに焦点を当てた動画”Wakandans Featurette”が公開

現在配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のあらたな動画”Wakandans Featurette”が公開されました。ドーラミラージュの戦士アヨを演じるフローレンス・カサンバさんを筆頭に、監督や演者のインタビューを交えた動画になっています。

動画の中でカリ・スコグランド監督は、ドーラミラージュの登場が「パーティーに多くのものをもたらした」と語っています。一方、カサンバさんは、「ドーラミラージュが何人いるのかわからないわ(笑)」とコメントしました。

監督は、ジョン・ウォーカーとドーラミラージュとの戦いがキャラクターのアークのターニングポイントになったと明かし、その戦いで彼の弱さが露呈したと指摘しました。ジョン・ウォーカーを演じるワイアット・ラッセルさんは、超人血清を摂取するという決断が「圧迫感」であったと話し、このプロットポイントが最後の2エピソードでさらに探求されることを示唆しました。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第5話は 2021年4月16日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

X-MEN新メンバーの投票結果が発表!1位に輝いたのは磁界王マグニートーの娘ポラリス

マーベルは2月に行われた新たな「X-MEN」新メンバーを決めるファン投票の結果を発表しました。候補はポラリス、アーマー、バンシー、キャノンボール、サンスポット、ストロングガイ、フォージ、テンポ、ブンブン、マロウの10人で、ポラリスが最多投票を獲得し、新メンバーに決定しました。この発表に併せてマーベルは各キャラクターに焦点を当てたコミックを公開し、ポラリスの当選を祝っています。

エディターのジョーダン・D・ホワイト氏は、「X-MENの選挙は、X-オフィス全体にとって素晴らしい経験となりました。クリエイターやエディターは、この世界初のイベントに対するファンの皆の驚くべき反応を目の当たりにして興奮したし、私たちも皆と一緒に応援していました。新生X-MENの幕開けにふさわしいイベントだったと思います。」と述べました。

©2021 MARVEL

ポラリス/ローナ・デインはマグニートーの娘で同じ能力を遺伝しているミュータント。スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフとクイックシルバー/ピエトロ・マキシモフとは異母姉妹にあたります。ワンダ達と同じく、長らく実の父親については知りませんでした。FOX制作のX-MENドラマ「The Gifted」にも登場しています。

7月よりゲリー・ダガンさんとペペ・ララスさんによる「X-MEN」がスタートし、新たな「X-MEN」チームを描くこととなります。ダガンさんは「ぺぺと私は、ポラリスが今年のX-MENチームに加わることに興奮しています。リアとデビッドはX-FACTORで彼女を輝かせてくれましたが、X-MENでも彼女が揺るぎない存在であることを確信しています。チームのメンバー全員が、最もクールなミュータントであるだけでなく、マーベル・ユニバースで最も重要なキャラクターであることを、1ヶ月間、自分の課題として取り組むことになります。あなたの参加を待っています。この経験を生かしてください。」とコメントしています。

新たなX-MENのコミックシリーズ「ヘルファイア・ガラ」は12のタイトルで発売。イベントではファッションを駆使したミュータントの祭典が行われ、その場で新しいX-MENチームが発表される事になります。

X-MENのコミック「ヘルファイア・ガラ」は6月に開始予定です。

ソース:公式サイト

トム・ヒドルストンさん、ロキが死ぬことは「マイティ・ソー/バトルロイヤル」撮影前から知っていた事を明かす

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)シリーズでロキを演じるトム・ヒドルストンさんが、ロキの最期についてかなり以前から知っていたことを、Empire Magazine とのインタビューで明らかにしました。

Empire Magazineの最新号に掲載されたトム・ヒドルストンさんのインタビューによると、「インフィニティ・ウォーの2年前からロキが死ぬことは知っていました。ジョーとアンソニー(ルッソ兄弟監督)が思いついた一番最初のシーンでした。ケヴィン・ファイギに会いに行った時にラグナロク(日本ではマイティ・ソー/バトルロイヤル)のストーリーのラフスケッチを見せてくれた時に、直接教えてくれたんです。2016年5月の事です。だからラグナロクを始める前から終盤(エンドゲーム)の展開は知っていました。ダジャレじゃないですよ(笑)。2017年の春の3日間、いよいよアトランタへ撮影に出かけたんですが、現場の人々からはとても寛大な空気が漂っていました。初期の頃から知っている人もいたし、ジョシュ・ブローリン(サノス役俳優)もこれ以上ないほど優しかった。」とコメントしました。

また、「撮影開始前にジョシュに会ったことをよく覚えています。彼はただ僕を大きなハグで包み込んで、”ごめんな”と言ったんです。大事な日であり、大事な瞬間でした。」と付け加えました。

しかし、それ以上にヒドルストンさんを感動させたのは、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギ氏とマーベル共同社長のルイス・デスポジート氏から受けたお別れの言葉だった事を明かしました。

「ジョーとアンソニーはとても寛大で、最後に大きな拍手をしてくれました。ケヴィンとルイはメールで『君はいつも家族の一員だ。素晴らしい10年間をありがとう』と。そして、私は本当にそれを感じました。ロキがあのシーンで自分のことを”オーディンソン”と呼んだことで、私にとっては贖罪と受容の最後の瞬間であることを痛感しました。」とロキの最期について語りました。

「そしてその後家に帰って思いました。これで終わりだな。これからは他のことをやっていこう。素晴らしい10年間でした。感謝していますし、誇りに思っています。」

しかし結局の所、ロキの出番はインフィニティ・ウォーで終わりではありませんでした。エンドゲームのアベンジャーズのタイムトラベル先で登場したロキは四次元キューブを手に入れニューヨークから逃亡。その”ヴァリアント・ロキ”を主役としたドラマが6月からディズニープラスで配信されることになっています。

ヒドルストンさんはEEからのインタビューで、「本当にエキサイティングです。自分がまだこのキャラクターを演じていることが信じられません。ロキは私の人生の大きな部分を占めていて光栄に思います。人生の4分の1は彼を演じていたことになるんです。」とコメントしています。

ドラマ「ロキ」は 2021年6月11日(金)よりディズニープラスにて配信開始予定です。

ソース:Tom Hiddleston Reflects on Avengers: Infinity War’s ‘Fitting’ Loki Death Before Return

ドラマ「ワンダヴィジョン」の絵コンテが公開 ─ 幻の10話が存在していた名残も

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」のストーリーボード(絵コンテ)が公開されました。ストーリーボードアーティストのジェレミー・シムサーさんが自身のTwitter上で公開しています。

公開された絵コンテは1話のワンダの料理シーン、5話でワンダからヘックスから出てくるシーン、8話で解体中のヴィジョンと再会するシーン、そして9話(最終話)でスカーレット・ウィッチとして覚醒したワンダにアガサが敗北したシーンとなっています。

ここで興味深いのはヴィジョン再会がEP109、アガサ敗北シーンがEP110とされており、それぞれシーズン1の9話と10話だった事が記されており、実際に公開されたエピソードよりも1つずつ後の話だったことが分かるようになっています。

以前には、S.W.O.R.D.のエージェント・ロドリゲスを演じたセレナ・アンデューズさんが所属するタレント事務所がFacebookに投稿した画像で、出演エピソードが4,5,6,7,8,9と10話になっていた事から幻の10話が存在する可能性を指摘されていた「ワンダヴィジョン」ですが、マット・シャックマン監督はインタビュー番組の中で監督は以下のようにコメントしていました。

物事は絶えず変化していたし、壊れては再構築されていました。物語は変化し、特に現実の世界の多くのものとフィナーレは変更されました。多くの実験が行われ、さまざまなことを試していました。10話を予定していた時期もありましたが、結局2話をバラバラにすることにしました、リズムを少しでも良くするためにね。そしてもちろん、アトランタでパンデミックにより私たちが数ヶ月休むことになったので、ポストプロダクションを行っている間にさらに変化し、アイデアが浮かび上がり、その結果として小さな変化が起こりました。

監督はまた、ビリー&トミーとモニカ、ダーシー、ラルフ・ボーナー(ニセトロ)がアガサ・ハークネスの地下室からダークホールドを盗もうとするシーンも撮影した事を明かし、その際に悪魔として本性をあらわしたセニョール・スクラッチーと戦う予定だったと明かしました。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」の削除シーンのようにいつか公開される日が来るのでしょうか?

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」よりワンダの「赤ずきんルック」のコンセプトアートが公開

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」より、スカーレットウィッチ/ワンダ・マキシモフのコンセプトアートが公開されました。マーベル・スタジオのビジュアル開発責任者アンディ・パークさんが自身のInstagramにて公開しています。

パークさんはコメントで「こちらはスカーレット・ウィッチのケープとフードのデザインです。ケープとフードをつけた時とつけない時の両方の表情を作るのが好きです。2つの異なる雰囲気を、彼女が望むように作り出すことができます。ワンダヴィジョンの最終回では、まずケープなしのルックを披露し、スカーレット・ウィッチとしての自分をケープなしのルックで表現しました。そして、最後に飛んでいくときにマントとフードを作っています。私はそれを冗談で”赤ずきんルック”と呼んでいます。」と投稿し、最終話に登場したワンダの全体像のアートを紹介しました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

映画「エターナルズ」「シャン・チー」の邦題と公開日、日本語ロゴが発表

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」と「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」の日本公開日と邦題、そして日本語バージョンのロゴが正式に公開されたました。「シャン・チー」の公開日は2021年の9月3日、そして「エターナルズ」は10が29日から一週間の延期となり、11月5日に設定されました。

シャン・チー/テン・リングスの伝説

2021年9月3日 日米同時公開。

公式概要

「これまで、アイアンマンやキャプテン・アメリカ等、世界中の人々が魅了されるような魅力的なキャラクターを数多く生み出してきたマーベル・スタジオから、アベンジャーズの系譜を受け継ぐ新たなヒーロー、シャン・チーの物語が幕を開けます。タイトルにも入っている “テン・リングス” とは、「アイアンマン」(08)シリーズの劇中にも登場していた犯罪組織の名前。本作では、これまで深く描かれることのなかった “テン・リングス” の謎も遂に明かされることとなる――。
主演シャン・チー役にはシム・リウ。さらに、アジアが誇る名優トニー・レオンの出演も決定している。監督には、「キャプテン・マーベル」のブリー・ラーソンが主演を務めた『ショート・タイム』や、「ブラック・パンサー」のマイケル・B・ジョーダン主演の『黒い司法 0%からの奇跡』を手掛けるなどマーベル作品の俳優陣ともつながりが深く、作品も高い評価を得ているデスティン・ダニエル・クレットンが務め、マーベル・スタジオの新たな時代を築くヒーロー誕生の物語となります。」

エターナルズ

2021年11月5日 日米同時公開。

公式概要

アベンジャーズに続く、新たな最強ヒーローチームが遂に始動。それは太古から地球に存在する不死の種族“エターナルズ”の物語――。10年ぶりのアクション映画に出演するアンジェリーナ・ジョリーに加え、「ゲーム・オブ・スローンズ」のリチャード・マッデン、『新感染 ファイナル・エクスプレス』(16)などのマ・ドンソクら豪華キャストが集結。メガホンを取るのは、『ノマドランド』(20)でアジア系女性として初めて本年度ゴールデン・グローブ監督賞を受賞し、本年度のアカデミー賞®にもノミネートされるなど今注目の映画監督クロエ・ジャオ。
精鋭といえるキャスト・スタッフが手掛ける新たな最強ヒーローチーム“エターナルズ”から目が離せない!

今の所、この2作品のディズニープラスでのプレミアアクセスについては情報公開されていません。

ソース:公式

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新たな予告”Hurt”編が公開

現在配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のあらたなトレーラー”Hurt”が公開されました。15秒の短い予告ですが、残る2話に登場するであろういくつかの新しいシーンも挿入されています。

新登場となる人物、場所、そしてシャロンとの関係は・・・?

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第5話は 2021年4月16日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」新たな盾が登場する? ─ トレーラーに登場する謎のシーン

先日公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のトレーラー”Mid-Season Sneak Peek”(日本版では第2弾予告として公開されたもの)の中で、これまでに登場しているキャプテン・アメリカの盾とは別の盾の存在が判明しました。

動画の28秒ぐらいの場所で、夜の街をジョン・ウォーカーが歩いているシーンで問題の盾を確認することが出来ます。その箇所を切り取ったものが以下の画像です。

©2021 MARVEL,Disney

これまでに登場していた盾はこちら。

©2021 MARVEL,Disney

トレーラーで見つかった新しい盾は星の内側にあるラインが取り除かれ、代わりにブルーの部分に中心に向かってラインが入ったデザインになっています。

なおトレーラーのラストシーンでジョンが手にしている盾はデザインまではっきりと確認することは難しいですが、血が付着しているのは見て取れるためこれまでと同様の盾で、4話の直後から繋がるシーンであると考えられます。

©2021 MARVEL,Disney

キャップの盾はサムとバッキーが手にすることになりそうですが、ジョンの新たな盾はどのようないきさつで手にする事になるのでしょうか。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第5話は 2021年4月16日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

セバスチャン・スタンさん、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン2の可能性について語る

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズを演じるセバスチャン・スタンさんが、ディズニープラスで配信中のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のシーズン2の可能性について、海外メディア Collider とのインタビューの中で語りました。

全6話のうち4話までを終えた本作の次のシーズンの計画について聞かれたスタンさんは以下のように回答しました。

いいえ、ありません。正直なところ、次のステップが何なのかよく分からないんです、本当に。もしかしたら知っている人もいるかもしれないし、ロバート・ダウニーJrが昔知っていたかも知れませんが、私にはわかりません。

スタンさんは他の俳優と同じく、続編の計画について聞かされていない事を明かしました。

昨年夏に浮上した噂ではシーズン2というより続編が計画されており、タイトルが変更されると報じられました。それは本作の物語の流れを見ても想像できるように、ファルコンあるいはウィンター・ソルジャーがキャプテン・アメリカを継ぐと考えられているため、「キャプテン・アメリカ&ファルコン」や「キャプテン・アメリカ&ウィンター・ソルジャー」として続編が開発されているのでは、というものです。

2月のケヴィン・ファイギ氏のインタビューではセカンドシーズンを計画中のドラマシリーズがあるとの事。その中では「次の作品を作る機会があるなら、確かにアイデアはあります。」とコメントしていました。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」第5話は 2021年4月16日(金)16時より ディズニープラスで配信です。

ソース:Sebastian Stan Sings the Praises of Best Boss Kevin Feige & Talks a Possible Season 2 for ‘Falcon and the Winter Soldier’