MCU「スパイダーマン」監督が「ファンタスティック・フォー」降板の真の理由を語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」はドラマ「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督が手掛けていますが、制作発表当初は「スパイダーマン:ホームカミング」から「ノー・ウェイ・ホーム」までを制作したジョン・ワッツ監督がメガホンを取るとされていました。

「ノー・ウェイ・ホーム」公開後の2022年、ジョン・ワッツ監督の円満降板が報じられ、休息が欲しいという理由だとされていましたが、監督の最新インタビューで降板の詳細について語られました。

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海外メディア THR とのインタビューでパンデミック渦での「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の制作を振り返り、監督は次のように述べています。

新型コロナウイルス感染症対策のあらゆるプロトコルを遵守しながら、クリエイティブな作品を作り続け、同時にキャストやスタッフ全員の安全も確保しなければならないという精神的な負担は、本当に大変でした。一歩間違えれば、文字通り人が亡くなる可能性もあったのですから。それに加え、ポストプロダクションのプロセスも非常に困難でした。

VFXの仕事は、世界中のベンダーと連携する国際的な要素が強く、COVID-19の影響でサプライチェーンが寸断されていました。従来の方法で特殊効果を制作するのは本当に困難でした。

映画やドラマの撮影中、危険なアクションシーンなどで人命に関わる事がありますが、コロナ禍においてはあらゆる現場でそのリスクがあり、その負担や重圧は部外者の想像を絶するものだったようです。

大作映画を作るという重圧に加えて、コロナ禍という重圧も重なり、あの映画を素晴らしいものにするために必要な力が自分にはないと悟りました。とにかく疲れ切っていたので、回復に時間をかける必要がありました。マーベルの皆は、私の気持ちを深く理解してくれました。彼らも私と同じ経験をしてきたので、あの経験がどれほど大変で、どれほど疲れるものだったかを分かっていました。最終的にはとても満足のいくものでしたが、ある時点で、素晴らしい作品にするために必要なレベルでやり遂げられないのであれば、やらない方が良いと思ったのです。

ワッツ監督は予定を遵守して無理やり「ファンタスティック・フォー」を制作してクオリティを低下させてしまうよりは潔く降板したほうがいいと判断し、スタジオ側もそれを受け入れてくれたと説明しました。

幸いな事にバトンを渡される事になったマット・シャックマン監督の「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の現状でのファンの印象は好評で、劇場公開が期待されている状況です。

「ノー・ウェイ・ホーム」の続編となる「スパイダーマン:ブランニューデイ」は新しく「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督をむかえており、現状でジョン・ワッツ監督が戻るための椅子は用意されていません。

ワッツ監督はマーベルを離れたあと、「スター・ウォーズ:スケルトン・クルー」の制作に関わり、その後はジョージ・クルーニーさんとブラッド・ピットさんが共演し、ライバル関係のフィクサーを演じる新しいアクションコメディ「ウルフズ」を制作しました。

この時、「マーベルのアクション映画を撮るときは、楽しいアクションシーンはすべてセカンドユニットの監督に任せることもあります。マーベル映画では、やるべきことがたくさんあるので、仕事を分担するのです。クリストファー・ノーランのようにすべてを自分でやれる機会はめったにありません。今回(ウルフズ)は、『すべてのショットを撮りたい』と思いました。」と細部まで自分ひとりで撮れる作品に取り組みたい意志を示していました。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に 日米同時公開予定です。

ソース:‘Spider-Man’ Director Jon Watts Reveals Why He Dropped Out of ‘The Fantastic Four’

【噂話】マーベル・スタジオ・スペシャル・プレゼンテーション「パニッシャー」来月から撮影へ

マーベル・スタジオが開発中のスペシャル・プレゼンテーション・ドラマ「パニッシャー」が、7月中旬から撮影を開始する予定になっていると、海外メディア NPN が報じました。ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のエンディングから続く物語が展開されると見られています。

記事によると「パニッシャー」は7月中旬から8月1週目までの数週間、ニューヨークで撮影予定になっているとの事。「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2の撮影が間もなく終了する予定で、その後入れ替わるように「パニッシャー」の撮影がスタートする事になるようです。

「ボーン・アゲイン」シーズン1のラストではウィルソン・フィスクの私設刑務所からフランク・キャッスルが脱獄を試みるシーンが描かれており、新作ドラマはそこから始まるものと予想されています。

5月にはヴィランとして女性の犯罪組織のボス、マ・グヌッチが導入される可能性が報じられていました。

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現時点で公式のあらすじは発表されておらず、これは噂レベルの話である事には注意が必要です。

パニッシャーは「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン2にも登場予定だったはずですが、ここ数ヶ月にわたる撮影現場からの目撃情報にジョン・バーンサルさんの姿は含まれていませんでした。パニッシャーに関する脚本の何かが変更されたのでしょうか。

それとは別に、パニッシャーが映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」に登場すると、先週大手メディアが報じていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-bnd-jon-bernthal-join/”]

当初は「デアデビル:ボーン・アゲイン」でファンサービス程度の復帰で終わるのではとも考えられていた Netflix のマーベルキャラクターたちですが、ジェシカ・ジョーンズ新作の話も急浮上しており、今後は予想以上に広がっていく可能性がありそうです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-jessica-jones-new-drama-seriese-rumor/”]

マーベル・スタジオ・スペシャルプレゼンテーションの「パニッシャー」は 2026年 にディズニープラスで配信予定です。

ソース:EXCLUSIVE: Marvelʼs ‘The Punisher’ TV Special Production Details Revealed

サム・ライミ版の映画「スパイダーマン2.1」4k版が北米で初めての劇場公開へ

ファゾム・エンターテイメントとソニー・ピクチャーズが今秋、共同でサムライミ監督の映画「スパイダーマン」3部作を北米で再上映する事を発表しました。そのうち、「スパイダーマン2」はディレクターズ・カット版となる「スパイダーマン2.1」の4kバージョンが史上初の劇場公開となる事も発表されました。

海外メディア Variety の報告によると、9月26日の「スパイダーマン」上映で幕を開け、続いて9月27日に「スパイダーマン2.1」、9月28日に「スパイダーマン3」が上映されるとの事。

翌週末の10月3日、4日、5日にはアンコール上映が予定され、チケットは7月25日より発売されると言います。

ファゾム・エンターテインメントのCEO、レイ・ナット氏は「2002年の『スパイダーマン』の成功は、現代のスーパーヒーロー映画の幕開けとなりました。今日に至るまで、トビー・マグワイアが描くスパイダーマンは世代を超えて共感を呼んでいます。ファゾム・エンターテインメントはファンの皆さんを心から歓迎しており、『スパイダーマン2.1』が4Kで劇場公開されることを大変嬉しく思います。長年のファンにとっては真の贈り物となり、新しいファンにとっては胸躍る発見となるでしょう。」と述べました。

2024年、ソニー・ピクチャーズがコロンビア・ピクチャーズの創立 100 周年を記念して、サム・ライミ監督、トビー・マグワイアさん主演の「スパイダーマン」(2002年)からMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」(2021年)までの映画8作品を米国の劇場で毎週再上映するキャンペーンを4月から実施し、「スパイダーマン2」が最も多くのチケットを売り上げました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/spider-man-8-movies-re-release-ranking/”]

「スパイダーマン2.1」は日本では「スパイダーマン2プラス1 エクステンデッド・エディション」として 2007年にDVDが発売されましたが、数量限定のために現在での入手は難しくなっています。

今回の上映にあわせて、4k UHDバージョンのリリースが実現するのかは分かっていません。

ソース:‘Spider-Man’ Original Trilogy Returning to Theaters From Fathom Entertainment: Re-Release Includes 2.1 Extended Cut

映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」、公開一ヶ月前にヴィランの一人を削除か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の最新のディズニー公式プレスリリースより、ジョン・マルコヴィッチさんの名前が削除されている事が明らかとなりました。これにより、本作のヴィランの一人がカットされた可能性があると、複数のメディアが報じています。

予告編にも登場していたジョン・マルコヴィッチさんはヴィランのレッドゴースト/イワン・クラゴフを演じると噂されていましたが、プレスリリースの主要キャストから名前が消えている事で、レッドゴーストのシーンが大幅に短縮されたか、あるいは完全に削除された可能性があります。

6月4日のチケット発売開始のプレスリリース時にはマルコヴィッチさんの名前が確認されていると、The Direct は伝えています。

これまでの噂ではレッドゴーストはファンタスティック・フォーの過去の業績を称えるビデオ映像の中で登場するとされていましたが、それらが最近になって変更されたのかもしれません。

AMCシアターの以前の報告では「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の上映時間は2時間10分でしたが、最新の報告では1時間55分(Games Radarより)となっており、スタジオは15分ぶんの映像をカットしたと見られています。

この15分にジョン・マルコヴィッチさんの登場シーンの多くが含まれていたのではないかと、現状では憶測を呼んでいます。

マルコヴィッチさんはかつて制作が中止されたサム・ライミ監督の映画「スパイダーマン4」でヴィランを演じる予定でしたが、これは実現しませんでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-fs-john-malkovich-reveals-why-he-turned-down-marvel-roles-in-the-past/”]

今回は撮影まで終えたにも関わらず、公開されずじまいとなってしまうのでしょうか。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に 日米同時公開予定です。

【噂話】謎の新作「ソー・クエスト」が開発中、ムジョルニアの起源を描く?

マーベル・スタジオが「ソー・クエスト」と呼ばれるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の新作品を開発中だと報じられました。この謎のプロジェクトはどのようなものになっていくのでしょうか。

スクーパーのダニエル・リヒトマン氏はマーベルが「ソー・クエスト」を開発中だと報告。現状でそれ以上のことは何も分からず、これが映画、ドラマ、アニメのいずれになるのかも分かっていません。

内容についてのヒントは同名コミック(イラストノベル)の「ソー・クエスト:ハンマー・オブ・ザ・ゴッズ」で、この子供向けのコミックでは子供時代のソー、ロキ、シフ、ファンドラルたちがユグドラシルの冒険に旅立ち、その旅路の中で初めてムジョルニアに出会う物語を描いています。

原作どおりであれば内容的にはさしずめ「マイティ・ソー0」とも呼べる作品になるはずで、開発中と噂の「ソー5」とは別作品として検討されている事が予想されます。

これが実写作品である場合は、ティーンから20代前半の若い役者の起用が予想され、将来的にクリス・ヘムズワースさんのソーを若返らせるための布石となる可能性もあるかもしれません。

今のところは謎だらけのプロジェクトですが、今後も続報があり次第、またお伝えする事になります。

【ネタバレ注意】映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」公開1ヶ月前の最新のプロットがリーク

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の最新のプロットがリークされました。以前のリークに比べて、結末の展開が少し詳細に。コミックに明るくないファンにとっては衝撃的な内容が含まれている恐れがあり、この先の閲覧には注意が必要です。

※これより先は「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

2ヶ月前にリークされていたものはこちら。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-fs-story-leak/”]

Reddit に投稿された本作のあらすじによると、映画はモールマンと「レッドゴーストとスーパーエイプス」とのチームの過去の戦いを映したモンタージュで始まるとの事。

現代になって、シルバーサーファーが到着し、ギャラクタスが惑星を食い尽くすためにやって来ていると告げる直前に、スー・ストームは自分が妊娠していることを知る。

ファンタスティック・フォーはサーファーを追って宇宙へ旅立ち、惑星を飲み込もうとしている巨大な宇宙船に乗ったギャラクタスを発見する。宇宙から来たこの存在は、スーとリードの息子フランクリンを引き渡せば地球を見逃すとヒーローたちに告げる。しかし彼らは拒否し、最後の戦いが始まる。

シルバーサーファー/シャラ=バルとの戦闘中、彼女はワームホールに投げ込まれ、数分の間に彼女は一ヶ月を体験する。この間にリードは地球をテレポートさせる計画を立てるが、戻ってきたシャラ=バルが装置を破壊してしまう。チームはプランを変更、ギャラクタスをテレポートさせる計画を採用する。

チームリーダーとされるインビジブル・ウーマンは、惑星を救うために自らを犠牲にし、持てる力の全てを振り絞ってギャラクタスをポータルへと送り込む。しかし、フランクリンはその直後、母親を蘇らせ、この子がコミック版のフランクリンと同等の強大な力を持つであろうことを確信させて戦いが終わる。

ポストクレジットシーンは以下の通り。

スーはフランクリンに本を読んでいます。彼女は別の本を取りに立ち上がります。背景でテレポーテーション装置の作動音が聞こえます。スーが戻ると、彼女は凍り付きます。本は彼女の手から滑り落ちます。彼女の前に立っているのはマントをまとった人物、ドクター・ドゥームです。顔は見えませんが、銀色のマントの下から全身が見えます。片手に彼は象徴的なマスク(CGIでレンダリング)を持ち、もう片方の手には意識を失ったフランクリンを抱えています。

画面が暗転。「The Fantastic Four will return in Avengers: Doomsday.」(ファンタスティック・フォーはアベンジャーズ:ドゥームズデイで戻って来る)と表示される。

全体的な内容は2ヶ月前のリークと同様で、ポストクレジットシーンの内容も以前のリークと同じ内容の様子。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-fantastic-four-fs-screen-test-explains/”]

前回のリークでは「ファンタスティック・フォーがギャラクタスを倒す」とありきたりな説明になっていた部分の展開が少し詳細に紹介される事になりました。

今回のリークの正当性はわかっていませんが、公開済みの予告や情報、原作コミックなどを照らし合わせても、さほど突飛な内容とは言え無さそうで真実味があるものになっています。

特にフランクリンが生まれながらにどんなヒーローやヴィランよりも強力なパワーを持っている設定がMCUにも持ち込まれるようで、スカーレットウィッチよりも扱いが難しいキャラが今後何を巻き起こしていくのか注目となりそうです。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に 日米同時公開予定です。

映画「ファンタスティック4:ファースト・ステップ」のファイナルトレーラーが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」のファイナルトレーラーが公開されました。初公開となるシーンを多く含むこの動画ではチームの能力の一端を紹介するなど、アクションやCGを中心とする構成となっています。

ザ・シングが「鉄拳制裁タイム」を言うのか言わないのかは本作の焦点のひとつとなっているようで、今回の予告でもモヤモヤとした終わり方になっています。なお、リードとスーの息子であるフランクリンは子役ではなく、CGによって作られていると報道されていますが、特に違和感はないようです。

また、ファイナルトレーラー公開にあわせて下記の新ポスターも公開されました。

最新のTVCMではジョニーとセクシーなエイリアン(シルバーサーファー)との戦闘シーンの一部も紹介されています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は、「ワンダヴィジョン」のマット・シャックマン監督がメガホンを取り、脚本として「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」のジョシュ・フリードマンさん、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」「ブラックウィドウ」「サンダーボルツ*」のエリック・ピアソンさんらが参加しています。

映画「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」は 2025年7月25日 に 日米同時公開予定です。

【ネタバレ注意】ドラマ「アイアンハート」、ジョーの役と今後について俳優と脚本家が語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アイアンハート」でジョー・マクギリカディを演じたオールデン・エアエンライクさんが、このキャラクターを演じることについて語りました。ジョーは偽名を名乗って主人公リリの前に現れましたが、その実態は噂通りのコミック由来のキャラクター。ただしその背景はやや異なっています。

※これより先は「アイアンハート」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

海外メディア ScreenRant とのインタビューでオールデン・エアエンライクさんはジョー・マクギリカディという役について言及。

彼の正体がエゼキエル・”ジーク”・ステイン、映画「アイアンマン」のヴィランだったオバディア・ステインの息子だという事について次のように語っています。

「MCUの物語全体の伝統に深く関わる作品に参加できて嬉しいです。特に、このキャラクターは、このすべてを始めた最初のマーベル映画に登場していたので」

また、ジークを演じることについて、ロバート・ダウニー・Jrさんに相談した事も明かしました。

「この役をもらった時、ちょうどロバート・ダウニー・Jr.と(『オッペンハイマー』で)一緒に仕事をしたばかりだったので、彼とこのことについて話す機会があって嬉しかったんです。彼とFaceTimeで話して、『こういう役が来たんだ。どう思う?』って聞いたら、『ああ、是非やってくれ』って言ってくれたんです。」

オールデン・エアエンライクさんがエゼキエル・ステインを演じるというニュースは2022年、スクーパーの @CanWeGetToast 氏とウェブサイト The Illuminerdi がほぼ同時に報じていましたが、サイトは現在閉鎖されており、@CanWeGetToast 氏は「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」の重大なネタバレを含む映像をSNSに投稿したとして訴えられ、その後間もなくネット上から姿を消しています。

2023年の終わりごろにエアエンライクさんの役がジョー・マクギリカディとなっていると報道された時は、何かの間違いか、作中で使用される偽名だろうと考えていましたが、ジークはジョーという偽名を使って登場しました。

結局のところ彼らの言う通り、「アイアンハート」においてオールデン・エアエンライクさんはジークを演じていましたが、コミックのキャラクターとはやや性格が異なるようにも見えます。

「アイアンハート」のショーランナー兼ヘッドライターのチナカ・ホッジさんは、TV Line との別のインタビューで 、エゼキエルを登場させた事について説明しました。

「オバディア・ステインの物語における、まさに珠玉の“ハング・チャド”です。MCUの醍醐味の一つは、物事がどのように繋がっていくかですが、これまで多くの展開が未来、あるいは他のMCUや別の宇宙へと向けられてきたので、過去へと遡るのは本当に楽しい事です。」

また、ジークの将来が楽しみだとも述べています。

「オールデンの演技は素晴らしく、エゼキエルというキャラクターもとても面白いです。ファンとして、このキャラクターが長く愛されることを期待しています。」

コミックのエゼキエル・”ジーク”・ステインは、父オバディアがトニー・スタークに殺された事でアイアンマンへの復讐の炎を燃やし続けているキャラクターです。しかしドラマの第3話で正体を明かしたジークからは、今のところスタークを恨んでいるような様子はありませんでした。

「アイアンハート」の残りのネタバレは避けますが、当初の計画では「キャプテン・アメリカ/ブレイブ・ニュー・ワールド」でサーペントソサエティに武器を供給する責任者としてエゼキエルの名前が挙がっているとも噂されていました。しかし、最終的にサーペントソサエティ自体が大幅にカットされ、エゼキエルの関与もわからずじまいに終わっていました。

ショーランナーが「長く愛される事を願っている」というMCUのエゼキエルは復讐ではなく、リリと共に正義の道を歩き始める事になるのでしょうか?

ドラマ「アイアンハート」シーズン1は 第3話 までディズニープラスで配信中。残りの3話は 2025年7月2日 に配信予定です。

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、ウィンザー・グレート・パークはジェノーシャに?

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」が、イギリス王室の領地内で撮影する事が先日報じられましたが、ここをコミックに登場する国家ジェノーシャに見立てて撮影されると新たに報道されました。

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海外メディア TCC のアレックス・ペレス氏はウィンザー城の記事と写真を引用し、「ジェノーシャ」と一言そえて投稿。

コミックに登場する架空の国家ジェノーシャとしてここが使用される事を報告しました。

ジェノーシャはミュータントを奴隷として利用する国でしたが、マグニートーがここを奪い取りミュータントの楽園へと生まれ変わりました。ここには地球上のほとんど全てのミュータントが差別から逃げるために集まり、暮らしていましたが、ここをセンチネルに襲撃されミュータントたちは虐殺。地球のミュータントは94%も減少する事になりました。

この原作のエピソードをもとにした話はアニメ「X-MEN’97」シーズン1の第7話でも描かれています。

アニメ「X-MEN’97」をディズニープラスで視聴する

スクーパーの MTTSH 氏は以前に「ウィンザー城はマグニートーの居城となるようだ」と報告しており、両者の主張は概ね一致。また、撮影の早い段階でセンチネルの残骸と見られるセットも目撃されており、原作と似たようなエピソードが展開されると予想されます。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-sentinels-rumor/”]

ただし、「ドゥームズデイ」でセンチネルをけしかけるのはドクター・ドゥームになると予想されています。なお、「X-MEN’97」ではセンチネルの開発者であるボリバル・トラスクが、コミックでは(デッドプール&ウルヴァリンにも登場した)カサンドラ・ノヴァがトラスク3世を操ってセンチネルをけしかけました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

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また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

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映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のソーは「ラブ&サンダー」ほど大きくない、筋トレメニューも公開

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」にソーとして戻って来るクリス・ヘムズワースさんが、前作となる映画「ソー:ラブ&サンダー」のようなゴリマッチョにはならないとトレーナーが明かしました。

海外メディア independent とのインタビューに応じたパーソナルトレーナーのルーク・ゾッキさんは「この最新映画ではトレーニングにそれほど力を入れていません。でもクリスは相変わらず素晴らしい」と述べました。

そして「こう言いたくはありませんが、私たちはただ少し年をとっているだけだと思います​​。自分を殺そうとすることもなくなり、常にもっと良いものがあると考えるようになりました。そして、自分の体と少しだけ調和するようになったんです。」と、年を重ねた事もその背景にあると語りました。

「映画の中で彼がどれだけ変わっているかを見るのが楽しみです。」とゾッキさんは語り、ヘムズワースさんが1日に450カロリーの食事を10回も食べなくなることを認めました。

「『ラブ&サンダー』の時ほど体が大きくなっているとは思えませんし、それが目標だったわけでもありません。クリスはあの時の自分の体の大きさに違和感を感じていて、食べ過ぎてしまうことにも満足していなかったんです」

「今回は1日に4、5食ほど食べていますが、食事制限はそこまで厳しくありません。無理やり食べ物を押し込むわけではありませんが、それでも見た目は素晴らしいです。」と締めくくり、ヒーローの新しい衣装はノースリーブになると付け加えました。

記事ではクリス・ヘムズワースさんが実際に行っているワークアウトの一部も紹介されています。

クリス・ヘムズワースの『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』ワークアウト
軽いダンベルを使った3ラウンドのウォームアップサーキット:
ラテラルレイズ×8
フロントレイズ×8
ミリタリープレス×8
60秒間休憩
座った状態でのダンベルショルダープレス
セット数:4 回数:8~12 休憩:60秒

平らなベンチにまっすぐ座り、両手にダンベルを持ち、肩の高さくらいに持ちます。ダンベルのハンドルはやや内側に傾けます。
体幹に力を入れ、腕が頭上まで伸びるまでダンベルを上に押し上げます。
ダンベルを元の位置に戻します。
ボーナス:このエクササイズの最後のセットでは、ドロップセットを行います。これは、通常のセットを8~12回繰り返した後、すぐに10~20%軽いダンベルに切り替え、座った状態でダンベルショルダープレスをできるだけ多く行うことを意味します。これを終えたら、さらに10~20%軽いダンベルに切り替えて繰り返し、最後に同じ量だけ軽くして、もう一度繰り返します。各ドロップセットでは、8~12回を目指しましょう。

インクラインダンベルベンチプレス
セット数:3 回数:12 休憩:60秒

調節可能なウェイトベンチの傾斜を 30 ~ 45 度に設定します。
どちらかの膝にダンベルを乗せてベンチにまっすぐ座り、手のひらを内側に向けてハンドルを持ちます。
ベンチに仰向けになり、膝を上げてダンベルを胴体の上まで持ち上げ、胸の両側でダンベルを持ち、手のひらを少し内側に向けます。これが開始位置です。
腕が胸の上に完全に伸びるまで、ダンベルを天井に向かって押し上げます。
ダンベルをゆっくりと元の位置まで下げて反復運動を完了します。
片腕ケーブルラテラルレイズ
セット数:4 回数:12回 (片側) 休憩:60秒

ケーブルマシンをできるだけ低い位置に設定し、左足がハンドルに最も近くなるようにマシンに対して垂直に立ちます。
右手でハンドルを握り、まっすぐに立って、肘を軽く使ってハンドルを体に近づけ、腰の前で持ちます。
腕が床とほぼ平行になるまで、ハンドルを体の横に引いて右側に出します。
開始位置まで体を戻して、規定回数繰り返し、反対側へ移動します。
ケーブルマシン リアデルタフライ
セット数:3 回数:15 休憩:60秒

ケーブルを頭の高さより少し上に設定したケーブルマシンの向かい側に立ちます。
オーバーハンドグリップを使用して、左のケーブルの端を右手で握り、右のケーブルの端を左手で握ります。
まず、両腕を肩のラインに沿って前にまっすぐ伸ばします。それから、胴体を動かさず腕をまっすぐ伸ばしたまま、ケーブルを体の側面まで引き抜き、腕が体と水平になるようにします。この時、ケーブルはわずかに下がっていき、動きを通して肩と手首のラインに沿って動くようにします。
ケーブルを元の位置に戻して繰り返します。
ボーナス:このエクササイズの最後のセットでは、上記の座位ダンベルショルダープレスと同じようにドロップ セットを実行し、最終セットの後に重量を3回下げて、後続の各セットで限界まで押し上げます。

ケーブルマシンストレートバートライセプスプッシュダウン
セット数:3 回数:12 休憩:60秒

ケーブルマシンの向かい側に立ち、ケーブルマシンの1本を頭の高さより少し上にセットし、まっすぐなバーを取り付けます。
オーバーハンドグリップを使用して、ストレートバーアタッチメントを両手で握ります。
肘を体の横に固定して下に向けたまま、肘を伸ばして腕をまっすぐにします。
重りを元の位置に戻して繰り返します。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年12月18日 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年12月17日 公開予定です。

ソース:Chris Hemsworth’s trainer reveals the exact workout plan he’s using to prepare for Avengers: Doomsday