ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1、第6話のチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のエピソード6「Excessive Force」(邦題:過剰な力)のイースターエッグを中心に、原作設定、考察、今後の予想などをご紹介。

ソーズマン

BBレポートの中で紹介されるソーズマンの映像。

コミックのソーズマンの正体はジャック・デュケインで、ジャックはドラマ「ホークアイ」に登場したケイト・ビショップの母エレノアの再婚相手。

©MARVEL,Disney

動画で紹介されるソーズマンは覆面をして活動しているようで、彼もまた自警団という事になるようです。

マットの回想

冒頭から祈りを唱えるマットですが、フォギーの死に始まって弁護士として何も救えていない苦い記憶が蘇り、続いてデアデビルとしての活動の記憶が蘇っています。特に前回のエピソードで銀行強盗を解決した事は視聴者にとってもマットにとっても強く鮮明に残っています。

ヘザー・グレンの新しい本

次の出版のテーマは自警団。「人がマスクを崇拝する理由」について書くとの事。

そしてマスクとは何かについて言及し、「マスクは本当の自分を隠すためのもの」か、あるいは「アイデンティティーを奪い、ケダモノになる事を許す」のかと展開していきます。

どっちも正解かなと同意を示すマットに対して、以前に自警団であるホワイトタイガーの弁護を担当した事について話を聞きたい、フランク・キャッスルに取材したいとねだるヘザー。そしてデアデビルについても言及しますが、ウーバー到着の通知によって会話は中断します。

彼女は2話で著書の「Live Without Fear」の出版イベントを開催していました。デアデビルの通称「The Man Without Fear(恐れを知らぬ男)」にちなんだタイトルですが、彼女がデアデビルについてどう考えているのか、マットの事をどう考えているのかはまだ分かりません。

なお、日本でウーバーといえばウーバーイーツと捉えられがちですが、アメリカでは配車サービスを指すのが主流です。どちらもウーバー・テクノロジーズのサービスです。

キングピンとトラックスーツマフィア

ウィルソン・フィスクの市長室にはトラックスーツマフィアのルカの姿が。

ルカは前回のエピソードで部下がダイヤの強奪を失敗したのが原因なのか、180万ドルの支払いを拒否し、あまつさえ「老いぼれ」と罵ってキングピンの支配からの脱却をほのめかします。

しかし、黙って聞いているフィスクではなく、さらに100万ドル上乗せして合計280万支払うように脅し、キングピンとしての本性を思い出させています。

このシーンはマットとヘザーのシーンとザッピングするように構成されており、ウィルソン・フィスクはマスクなしで、あるいは「市長」というマスクをかぶって、ケダモノを内に秘めている事を表現しています。

ミューズ

タイトルロゴのあと、秘書の「緊急事態です」の声で始まり、ニューヨークに潜む異常な殺人鬼の存在が明らかに。これまでのエピソードでたびたび登場していた壁画が、人間の血で描かれていることが判明します。

警察のガロ本部長の報告によると、確認されている壁画は12。身元が判明した被害者は18人。壁画ひとつに5人分のDNAが含まれているとし、被害人数は60人を超えるだろうとも。被害を公表するべきだと進言されますが、フィスクはそんな事をすれば犯人が隠れてしまうと拒否し、独自チームを結成して事態の対策にあたると宣言します。

なお、コミックのウィルソン・フィスク市長は自身のチームとしてサンダーボルツを結成しましたが、MCUでは映画との兼ね合いもあってこの名前は使用されないのではと予想されています。

そして夜の路地裏ではミューズの新たな被害者の姿が。

アンジェラ・デル・トロ

ホワイトタイガー/ヘクター・アヤラの姪、アンジェラ・デル・トロがマードック&マクダフィー事務所を訪れ、マットと再会。

アンジェラはヘクターおじさんがニューヨークの行方不明事件を調査していたとマットに明かし、地下鉄の旧Qラインの61番線付近で発生しているところまで突き止めていたと報告。このシーンもフィスク市長への報告と同時に進行し、デアデビルとキングピンが同じ問題に巻き込まれている事を強調しています。

しかしマットはこれは警察の仕事だと拒否し、アンジェラはヘクターの「自分で出来る事は人に頼るな」というアドバイスに従って自分で調査を開始します。

ジャック・デュケインの再登場

冒頭ではジャック・デュケインの自警団姿であると予想されるソーズマンが登場しましたが、フィスクのレッドフック港湾プロジェクトの資金集めパーティーの会場でトニー・ダルトンさんが演じるジャック・デュケインが「ホークアイ」より再登場。

コミックのソーズマンはホークアイの師匠でありヴィランでしたが、ドラマ「ホークアイ」ではどちらかといえばケイト・ビショップに手を貸してくれるイケオジでした。

今回のエピソードで彼がこのようなパーティーに出席している事は、やはり彼にも裏の顔がある事を示しているのでしょうか?

ジャックは「このプロジェクトは旨味がない」とフィスクを切り捨て、パーティーの出席者は電話一本で市長のクビを切り落とせると警告しています。

チェリーの報告

チェリーが連続殺人鬼のミューズについて報告し、マットがデアデビルである事を知っているチェリーは勝手に動かずに全て警察に任せろと忠告。

この時、マットはパソコンの音声読み上げ機能を使って、アンジェラが言っていた地下鉄を調べ始めています。依頼を断わったにも関わらず気にしているあたりは、物語の主人公らしいと言うべきでしょうか。

そしてチェリーのこの報告は、アンジェラの身に危険が迫っている事への警鐘となります。

A.V.T.F.

新たな被害者を作り警察を挑発するミューズに対して、フィスク市長は先に宣言していたとおり特別部隊をアンチ・ヴィジランテ・タスク・フォース(自警団制圧チーム)を結成。

©MARVEL,Disney

ギャングと揶揄される街を愛する警官たちを集めたとし、その中にはヘクターの裁判で検察側の証人だったパウエル巡査の姿も。フィスクは彼らに正義という建前を与えて焚き付けますが、彼らが今後新たな問題を巻き起こす事は想像に難くありません。

このチームはシーズン2の撮影現場でも目撃されていますが、その映像はネタバレを多分に含んでいるのでご注意ください。

ミューズの隠れ家

ヘクターはミューズの真相にかなり迫っていたようで、その情報をもとにアンジェラはマットに依頼を断られた同日、容易く隠れ家を突き止めたようです。しかしそれは逆にアンジェラを危機に陥れました。

アンジェラが帰らないと連絡を受けたマットは一度は警察に電話をかけるも、彼女を助けられるのは警察でも法律でもなくデアデビルだけだと判断し、屋上で着替えて飛び出していきます。

監督は以前に「4話でアンジェラがホワイトタイガーを継承するシーンをカットした」と話していましたが、継承していた脚本ではここは少し違った展開になっていたのでしょうか。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-daredevil-born-again-ep4-deleted-white-tiger-angela-del-toro/”]

アダムの運命

地下室で再びアダムと向き合うキングピン。ハンデとなる手斧を与え、正々堂々と不倫に対する罰を与えています。この争いでフィスクの拳に傷が出来たのだとすると、このシーンは実際には少し前の時間の回想シーンという事になるのでしょうか。

拳の傷が出来た原因についてようやく描かれた所ですが、アダムに罰を与えるこのシーンがデアデビルとミューズの対決と同じタイミングで起きている確証がありません。もう少し様子を見る必要がありそうです。

戦いの末アダムは死んだようにも見える所ですが、死体の処理を部下にさせずに牢に入れ直した所を見るとまだ息があるのかとも思ったり。生死について判断致しかねる描写にとどまっていますが、アダムの運命や如何に。


今回のクライマックスではマット・マードックとウィルソン・フィスク、二人の内なるケダモノがついに開放されました。6話は終始、マットとフィスクがオーバーラップするようにシーンが構成されており、二人が本質的に似た性質を持っている事が描かれています。

ヘザーが冒頭でケダモノについて触れていましたが、彼女はマットの本性に気づいていると言えるのか、シーズン1の残された3話にも注目です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第7話は 4月2日 配信予定です。

【噂話】映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のキャスト発表はやはり「AVX」を再現するのか?

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のキャストの一部が正式発表され、その中には20世紀FOX制作のマーベル映画「X-MEN」シリーズの俳優が相当数含まれていました。これにより、ファンはこの映画が本質的に「アベンジャーズ vs. X-MEN」を再現するのではないかと考えています。

「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」がジョナサン・メジャースさんの解雇によって変更を余儀なくされるだろうとされていた2024年3月、「ドゥームズデイ」として発表されるよりも数ヶ月前の段階で、海外メディア TCC はアベンジャーズ5作目映画がコミックの「AVX」を翻案したものになる可能性を指摘していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avenger-5-x-men-rumor/”]

マルチバースの世界同士の衝突「インカージョン」が進んだ結果、神聖時間軸とFOXのユニバースが最後に残って、互いの世界の消滅を防ぐために相手の世界を滅ぼさなくてはならない状況に追い込まれるという流れになっています。

「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」のラストではザ・リーダーがサム・ウィルソンに異世界からの侵略者について警告しており、この予想の流れが起こり得る可能性を示唆していました。

TCC のアレックス・ペレス氏は「ドゥームズデイ」のキャスト発表を受けてディスコードで新たな情報を共有。

それによると、「ドゥームズデイ」は「X-MEN:フューチャー&パスト」が終わったところから再開し、デッドプールとウルヴァリン、ヴォイドにいたガンビットらも加わる予定との事。「マーベルズ」の終わりに向こうへ行ってしまったモニカ・ランボーが、2つの世界を結びつける鍵になっているようだと言います。

神聖時間(Earth-616)とFOXのX-MENユニバース(Earth-10005)はどちらも侵略されると信じ、相手の世界のヒーローをヴィランだと考え、自身の世界を救うために相手を倒して相手の世界を破壊し、インカージョンを防ぐ事を考えるようだと説明しています。

ここまでは1年前の報告とほぼ同じですが、キャプテン・マーベルがシャン・チー、ハルク、ウォンとチームを組んでモニカを連れ戻そうとし、ミズ・マーベルは独自にこの脅威に立ち向かうため、自身のヒーローチームを編成しようとしていると補足。

また、スパイダーマンはもうマルチバースに関わりたくないと考えているが結局巻き込まれ、その過程でシンビオートスーツを着る事になってしまうようだとも。 このスーツのデザインは「ノー・ウェイ・ホーム」の最終スーツに似ていると説明しています。

ドクター・ストレンジとクレアはドクター・ドゥームの物語の一部となり、ドゥームはインカージョンが征服者カーンとTVAの仕業だと考え、マルチバースで起っている惨状は彼らのせいだとし、マルチバースの主導権を取り返すために立ち上がる事になるようです。

これまでの映画とドラマ、原作コミック、そして先日のキャスト発表から、このような話の展開があってもおかしくないと考えられる状況ですが、これが実際に「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の内容なのか、それとも精巧なファンフィクションなのか、判断するにはもうしばらく見守る必要がありそうです。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

【噂話】映画「スパイダーマン4」に新たなヴィランの噂、「クレイヴン・ザ・ハンター」との関係はどうなる?

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」のメインヴィランとしてカメレオンが設定されていると、新たに報じられました。コミックではおなじみのスパイダーマン関連のヴィランですが、このタイミングでの登場はあり得るのでしょうか?

インサイダーのジェフ・スナイダー氏は自身のウェブサイトを通じて、「スパイダーマン4」にカメレオンが登場する可能性を報告。

「そのキャラクターは最近『クレイブン・ザ・ハンター』に登場したため、必ずしも『カメレオン』と呼ばれるわけではありません。ただし、その映画ではそのキャラクターの可能性のほんの一部しか触れられていません。」と説明しています。

カメレオンことディミトリ・クラヴィノフはSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」に登場したばかり。劇中でカメレオンとして活動したわけではありませんが、「クレイヴン・ザ・ハンター」で紹介され、SSUが一旦終わるとされたこのタイミングで、MCUの実写映画に持ち込まれる事があり得るのでしょうか。

なお、「クレイヴン・ザ・ハンター」でディミトリを演じたフレッド・ヘッキンジャーさんが再演するかどうかについては言及されていません。

スナイダー氏自身もこの情報はまだ鵜呑みには出来ないと忠告しており、実際にカメレオンが登場するとなれば新たに変異体を用意するか、コミックのディミトリの妹カメリア(レディ・カメレオン)を採用するパターンもありそうです。

先日は別のスクーパーがメインヴィランについて別の報告をしており、「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ:エンドゲーム」の時のようなリーク対策としての偽の脚本が作られている可能性があるかもしれません。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-female-villains-rumor/”]

撮影開始まではまだ数ヶ月残されており、その間に脚本も随時変更されるため、引き続き続報があり次第、またお知らせする事になります。

映画「スパイダーマン4」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

ソース:Chair-vengers Assemble! Marvel Takes Five Hours to Announce ‘Doomsday’ Cast — “That Could’ve Been an Email”

「彼はアベンジャーズ全員をあわせたよりも強い」、映画「サンダーボルツ*」の新CMでチームの危機を予告

マーベル・スタジオが制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「サンダーボルツ*」の新しいTVCMが公開され、公式SNSなどで共有されています。30秒の動画は映像的には新しいものはほとんどありませんが、この映画の脅威についてヴァルが発言しています。

動画が始まるとすぐにジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌが「He’s stronger than all of the Avengers rolled into one.」(彼はアベンジャーズ全員をあわせたよりも強い)と語り、この映画のヴィランのシルエットが表示されています。

これはルイス・プルマンさんが演じるボブであり、コミックのヒーロー、セントリーになるとされていますが、セントリーには厄介な事に2つ目の人格ヴィランのヴォイドが存在しており、「サンダーボルツ*」では早速悪の人格が大暴れすると予想されています。

先日の「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のキャスト発表ではタスクマスターを演じるオルガ・キュリレンコさんの名前がないとして、「サンダーボルツ*」の結末の軽いネタバレになっていると指摘しましたが、ルイス・プルマンさんは逆に「ドゥームズデイ」への出演が発表されている事で、ボブはすぐにも再登場する事になるようです。

コミックのセントリーと同様に「サンダーボルツ*」の後もヴォイドという爆弾を抱えたままヒーロー活動を続ける可能性がありそうですが、「アベンジャーズ全員よりも強い」セントリーがアベンジャーズ最新映画でどのような役割を担うのか注目です。

「サンダーボルツ*」はMCUのアンチ・ヒーローや元ヴィランを寄せ集めたチームを描く作品で、過去作よりセバスチャン・スタンさん演じるウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ、ワイアット・ラッセルさん演じるU.S.エージェント/ジョン・ウォーカー、フローレンス・ピューさん演じるブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ、デヴィッド・ハーバーさん演じるレッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ、オルガ・キュリレンコさん演じるタスクマスター/アントニア・ドレイコフ、ハナ・ジョン=カーメンさん演じるゴースト/エイヴァ・スターが再登場、ジュリア・ルイス=ドレイファスさんが演じるコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌがこのチームを率いることになります。

ジェラルディン・ヴィスワナサンさんがアヨ・エデビリさんに代わって(ソングバードと噂される)未知の役割を交代し、ルイス・プルマンさんがスティーヴン・ユアンさんに代わってセントリー/ボブ役を引き継ぎました。

制作はジェイク・シュライアー監督、脚本を「ザ・ベア」のジョアンナ・カロさん、「BEEF」のイ・サンジンさん、「ブラックウィドウ」のエリック・ピアソンさんらが担当しています。

映画「サンダーボルツ*」は 2025年5月2日 日米同時公開予定です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、アラン・カミングさんが23年ぶりマーベル出演にSNSでリアクション

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の出演者の一部が先日発表され、2003年の映画「X-MEN 2」でナイトクロウラー/カート・ワグナーを演じたアラン・カミングさんの名前が含まれていました。この発表を受け、アラン・カミングさんはSNSを通じてファンと喜びを共有しています。

カミングさんは「Never say never!」(諦めないで!)と短いコメントを添えて、早速ナイトクロウラーのアクションを思い出すような動画を投稿し、23年ぶりのマーベル映画出演に対する熱意を見せました。

「X-MEN 2」に出演したアラン・カミングさんは当時、20世紀FOXと2作品の映画出演契約を交わしていると公言していましたが、最終的に「X-MEN 3」や以降の作品への出演はありませんでした。

2005年2月のインタビュー(IGN)では「最後に聞いた話では、6月20日に撮影が始まるとのことですが、脚本も監督もまだ決まっていないようです。だから少し遅れるかもしれません。でも、何らかの理由で2006年5月に公開しないといけないので、夏に撮影される予定です…これは、人生全体に影響するから、自分が出演するのかどうか知りたいという気持ちの1つです。長い時間がかかるので、他のことはできません。ブロードウェイのショーに出演予定ですが、X-MENを終わらせるために来年の1月に延期しました…出演する映画はどれも、万が一のために、すぐに準備が整うように監督に伝えなければなりません。いくつかの選択肢があります。かなり奇妙なことです。」と、X-MENのためにスケジュール調整に苦労していると語っていましたが、撮影直前での監督の変更と、それに伴う脚本の変更により、「X-MEN 3」にナイトクロウラーの出番はなくなってしまいました。

このときはナイトクロウラーのメイクの大変さについても語っていました。

40回くらいメイクをしました。4時間くらいかかりましたし、顔にはプロテーゼもつけず、青いものやタトゥーを入れただけでした。だから、ひどいものでした…撮影現場にいる間、すべての瞬間がそんな感じでした。変な感じでした。「X-MEN2」のコールシートはまだ持っています。そこには「アラン、午前2時42分にピックアップ」と書いてありました。私が一番早いピックアップでした。

23年前に比べればCGI技術が飛躍的に進化しており、アラン・カミングさんが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」で以前と同じようなボディメイクをする必要はないかもしれません。

そうは言っても、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のガモーラやネビュラは古き良きボディメイクでキャラクターを形成しており、ネビュラを演じるカレン・ギランさんはその大変さを共有していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-gotg-3-karen-gillan-make-up-clip/”]

アベンジャーズ最新映画でのアラン・カミングさんの役は発表されていませんが、今回のビデオ投稿を見る限りではやはりナイトクロウラーの再演だと見られており、どのように再現されるのか注目です。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

公式発表されたキャストリストは過去の記事をご参照ください。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

また、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1、第5話のチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」シーズン1のエピソード5「With Interest」(邦題:マスクの力)のイースターエッグを中心に、原作設定、考察、今後の予想などをご紹介。

セントパトリックデー

セントパトリックデーは実在の祝祭日。休日ではないのでドラマ同様に、実際も市民はお仕事をしています。

アイルランドにキリスト教を広めた聖人聖パトリックの命日で、カトリックの祭日であり、アイルランド共和国の祝祭日。 シャムロックを服につけたり、ミサを行ったりする慣わしとなっています。

なお、マット・マードックはカトリックにも関わらずこの祝祭に参加しないようで、自身のアイデンティに悩んでいる様子が伺えます。

この祝日は毎年 3月17日 に定められており、ウィルソン・フィスク新市長の年末のスピーチからかなり時間が経過している事がわかります。

ユスフ・カーン

ミズ・マーベル/カマラ・カーンの父、ユスフが銀行員であるのはコミック「All-New Marvel NOW! Point One #1.NOW」と同じ設定。

ドラマ「ミズ・マーベル」では妻のムニーバとパキスタンで結婚し、息子アミールが出来てからアメリカへ移住する事を夢見て低賃金で長時間働かなければならなかったため苦労したと話していましたが、何の仕事をしていたかは明かされていませんでしたし、渡米してからの事もよくわかっていませんでした。

今回の話でユスフが銀行の支店長補佐である事が判明し、これはかなりのキャリアアップを果たしたと言えそうです。

カマラ・カーン

ユスフはマットに娘のカマラを紹介するにあたって、「カリフォルニアの友達」の所へ行っていると説明しています。

友達とは誰か、というのはおそらくドラマ「ミズ・マーベル」で登場したブルーノを指していると考えられます。同ドラマでブルーノはカリフォルニア大学を受験して合格していました。

また、ブルーノに会うついでにカリフォルニア州サンフランシスコを訪れて、アントマン/スコット・ラングの娘、スタチュア/キャシー・ラングをチームに勧誘しているかもしれません。

豆知識として、カマラの友人であるキャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースは「ザ・マーベルズ」終了時点で、フロリダのモニカ・ランボー邸に引っ越し。ケイト・ビショップはニューヨーク在住のはずです。

カリフォルニアはウェスト・コースト・アベンジャーズの活動拠点でもあり、今後さらに重要になるかもしれません。ここには他にシャン・チーがいる他、「ボーン・アゲイン」1話ではカレン・ペイジが引っ越した先である事も説明されていました。

Funkoのフィギュア

Funkoは実在する玩具メーカーで、たくさんのマーベル関連フィギュアが発売されています。

MCUの中ではヒーローの関連グッズが時折登場。「アベンジャーズ:エンドゲーム」では「Hulk-a-Burning-Fudge(ハルクのイケイケアイス)」が話題になり、「エージェント・オブ・シールド」ではアベンジャーズとロキのニューヨーク決戦のあと、アベンジャーズたちのフィギュアが売り出されていまいた。

今回のエピソードでは「Funko社が特別につくった人形」とユスフが説明しており、市販のものとは違う事を意味しているようです。

市販品ではない可能性があるといえ、ミズ・マーベルがMCUの中でフィギュア化されているという事は、ヒーローとしてかなり認知されていると見て間違いないようですが、残念ながらマットは彼女の話題を耳にしたことはないようです。

結局、融資については認められませんでした。アベンジャーズとしてサノスから地球を救った一人であるサム・ウィルソンでさえも「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で資金援助を断られた事を考えると、デアデビルである事を隠しているただの弁護士マット・マードックに融資が下りないのも無理はないのかもしれません。

銀行強盗とシン・イーター

強盗団のリーダー、デヴリンは「180万ドル稼いでルカに絡むクズを追い払う」と発言。そうなったのは他でもないこいつの責任。

キリアン・オサリヴァンさんが演じるグリーンことデヴリンは第3話でレッドフック港でトラックをハイジャックして2人を殺害した犯人です。彼のせいでボスのルカがヴィクターに180万ドル支払うことになり、自分で落とし前をつける形に。

デヴリンは緑のマスクを被っていますが、これがコミックのシン・イーターにそっくりな外見となっており話題になっています。

ただし設定は完全に別人と言えるほど異なっており、偶然似ただけの可能性があるため、この項目は読み飛ばしていただいても良いかもしれません。

コミックのシン・イーターは 1985年 の「ピーター・パーカー スパイダーマン スペクタキュラー」#107-110に及ぶ4部構成のストーリー「ジーン・デウォルフの死」で登場。デアデビルやスパイダーマンと衝突した短命の悪役でした。

シン・イーターことスタンリー・カーターはもともとS.H.I.E.L.D.のエージェントで、その後ニューヨク市警に就職し、刑事に。しかし、相棒が麻薬密売に手を出していた事で彼を銃殺し、銃撃戦で死んだように見せかけて隠蔽、密売人も見つけ出して処刑しました。

この時からスタンリーは「すべての罪を滅ぼす」という強迫観念に囚われ、世界中の罪を食い尽くすシン・イーターを名乗るようになりました。

シン・イーターとしての最初のターゲットは彼の恋人で警察署長でもあったジーン・デウォルフ。スタンリーは犯人でありながら、ジーン殺害事件をスパイダーマンと協力して捜査する事を任命されました。それからすぐに、マット・マードックの友人であるホレス・ローゼンタール裁判官をギャングを保釈した罪という名目で殺害。

さらに彼のターゲットはジョン・ジョナ・ジェイムソンとその妻マーラ、さらに部下のベティ・ブラントやネッドにまで危険が及び、激昂したスパイダーマンはシン・イーターを殴り殺しそうになりましたがデアデビルによって阻止されました。

スパイダーマンとデアデビルによって捕らえられたシン・イーターは狂気が原因と判断され精神病院送りに。この頃からシン・イーターはスタンリーの中で別人格として育っていきました。退院したスタンリーはシン・イーターから逃れようとして少年を人質に。その結果、警官に銃殺されましたが、スタンリーの銃には弾が入っておらず、彼の望み通りシン・イーターから逃れる結末となりました。

ただし、2020年になって「アメイジング・スパイダーマン:シンズ・ライジング・プレリュード」がリリースされると、地獄で罪を償っていたスタンリーは悪魔によって復活、シン・イーターが現世に戻ることとなりました。

シン・イーターはパニッシャーと紙一重なキャラとも言える興味深い存在ですが、「ボーン・アゲイン」で銀行強盗となったデヴリン(偽名ジェシー・ジェームズ)は、前述したように外見が似ているだけの全くの別キャラであると言えそうです。

A really good one

金庫を見事に開けてしまったマットに対してユスフは「まったくどんな弁護士なんだ」とこぼし、マットは「A really good one.」(吹替:凄腕の弁護士 字幕:超凄腕さ)と返しています。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で投げ込まれたレンガを鷲掴みにした際にピーター・パーカーに「いまのはどうやったの?」と質問され、「A really good lawyer.」(吹替:良い弁護士なんだ 字幕:腕利きでね)と返答していた事の引用となっています。

赤いマスク

強盗のマスクを拝借してデヴリンを追うマット。マスクを一枚拝借して行きますが、目が見えないマットが手にしたのは偶然にもデアデビルを象徴する赤色。スーツは着用していないものの、デアデビルとしての格闘スキルを活かして路地裏でデヴリンを成敗し、事件は一件落着。

デヴリンの仲間が持って逃げたダイヤ入りの小袋も中身は飴玉にすり替えられており、ダイヤは無事に守られました。しかしこの飴玉がどこから来たのかは定かではありません。冒頭でマットは飴を断わっており、ユスフが普段からポケットにでも忍ばせていたのでしょうか?

ディナー

すり替えておいたダイヤをさり気なく返したユスフとの再会の場で、ニュージャージーのカーン家でのディナーに招待されたマット。残念ながら、マット・マードックとカマラ・カーンが初めて対面するであろうこのディナーのシーンはここでは描かれず。

「ホークアイ」の回想部分でケイト・ビショップが初めてホークアイを目撃した頃にマットもデアデビルとして活動し始めた事になるので、カマラ・カーンも小さい頃から隣町のデアデビルの話題は耳にしていたに違いありません。

父から銀行強盗の話とその解決に尽力してくれた盲目の弁護士の話を聞いたカマラはどう感じるのでしょうか。


事務所のピンチは変わらないまま1話まるまる終わってしまいましたが、MCUとしては大きく前進した印象の第5話。

隣接した市のご近所ヒーローという事で、デアデビルとミズ・マーベルの存在が近いものになりました。

また、ホワイトタイガーに続いて前回のリロイを救えなかった事、さらに事務所のピンチが続く中で、今回のアクシデントを解決したのはデアデビルとして培われた能力でした。

赤いマスクを被って強盗を倒したマットは、デアデビルとしての復活、「ボーン・アゲイン」に一歩近づいたと言えそうです。同時配信された6話の記事はまたあらためて。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」は 2025年3月5日よりディズニープラスで配信中。次回、第7話は 4月2日 配信予定です。

【噂話】映画「ブラックパンサー3」は2028年2月公開予定

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー3」が 2028年2月 の劇場公開を目指していると、海外スクーパーが報じました。スタジオ幹部はアベンジャーズ映画が終わってから本格的に取り組むと予告していましたが、おおよその時期がわかってきたようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-3-production-update/”]

ダニエル・リヒトマン氏は「ブラックパンサー」の最新作が 2028年2月 に公開予定だと報告。

現時点でそれ以上の報告はありませんが、劇場公開のスケジュールが抑えられているという点では「シャン・チー2」や「ソー5」、「ドクター・ストレンジ3」よりも進んでいると見ていいのかもしれません。

また、リヒトマン氏はあわせて「ブレイド」が無期延期中になっていると報告。

「ブレイド」は「ミッドナイト・サンズ」と足並みを揃えるために延期の憂き目にあっているとされていますが、少し前には「ミッドナイト・サンズ」の脚本家の降板が報じられており、新しい脚本家が見つかるまで「ブレイド」も足止めされてしまうようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-midnight-sons-writer-quit-rumor/”]

「ブラックパンサー3」の公開に先がけて、シュリ役のレティーシャ・ライトさんとエムバク役のウィンストン・デュークさん、そして「ワカンダ・フォーエバー」に登場したネイモア役のテノッチ・ウエルタさんが「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の正式キャストとして本日発表されました。

残念ながらブレイド役のマハーシャラ・アリさんは今回の発表には名前がありませんでした。

しかし「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」の発表にはRDJさんも「才能豊かな俳優陣ってこういうことか…実際はもっと長い列みたいだ…そうだろう?」と、他のキャストが控えている可能性をコメントで予告。

この質問に対してスタジオは「there’s always room for more…」(まだまだ余地はあります・・・)と返答し、追加キャストの存在をほのめかしました。

映画「レッドソニア」、2025年後半に米国公開へ、R指定になったとも

ミレニアム・フィルムズ制作のマーベルコミック原作の映画「レッドソニア」が 2025年後半にイギリスで公開される事が以前に報じられていましたが、報道から約1ヶ月を経て、米国での劇場公開が決まったと、海外メディア Deadline が報じました。

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記事によると、サミュエル・ゴールドウィン・フィルムズが米国での配給権を獲得し、今年の後半に劇場公開を目指しているとの事。

本作は1973年のベストセラーのコミックシリーズを基にしたファンタジー映画で、蛮族の女ハンター、レッド・ソニアが、意外な戦士たちを結集して、邪悪な暴君、皇帝ドレイガンとその恐ろしい花嫁、ダーク・アニシアに立ち向かう物語。

1985年にアーノルド・シュワルツェネッガーさんとブリジット・ニールセンさんのW主演で制作された映画のリブート版になります。

制作はMJ・バセット監督、主演はマチルダ・ルッツさん。

他、出演者としてロバート・シーハンさん 、ウォリス・デイさん、マイケル・ビスピンさん、ルカ・パスクアーノさん、ローナ・ミトラさん、マーティン・フォードさん、ベン・ラドクリフさん、エリザ・マテングさん、ヴェロニカ・フェレスさん、フィリップ・ウィンチェスターさん、レバー・イヴさんらが名を連ねています。

脚本はターシャ・フオさん。

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レッドソニアは1973年のマーベルコミック「コナン・ザ・バーバリアン」で初登場し、その後もソロコミックシリーズやスパイダーマンやウルヴァリンとのクロスオーバーなども行われましたが、1990年代を最後に姿を消し、2005年からはマーベルを離れ、「ターミネーター」「ロボコップ」「ザ・ボーイズ」など漫画化を行っているダイナマイトエンターテイメントの権利作品となっています。

「レッドソニアを全国の観客に お届けできることを大変嬉しく思います。この伝説のキャラクターのファン層は大きく、熱狂的です。この映画が彼らの期待に応えられると確信しています」とSGF会長のピーター・ゴールドウィン氏は語っています。

プロデューサーを務める三人もコメントを発表。

「 『レッドソニア』 の公開でサミュエル・ゴールドウィンと仕事ができるのを楽しみにしています。この映画は長い道のりでしたが、何よりもまず力強いヒロインである伝説のキャラクターの映画化にこれ以上ないほど興奮しています。ファンが列を作っていて、きっと興奮するでしょう」とカントン氏がコメント。

「ファンは準備万端、映画も準備万端、レッドソニアの物語を世界に発信するのが待ちきれません。彼女を知る人は、愛する心と情熱を見るでしょうし、初めて見る人は、剣を持った真の悪魔を発見するでしょう」とリーバーマン氏は付け加えました。

「サミュエル・ゴールドウィン・フィルムズのパートナーと共に『レッドソニア』の公開を発表できることを大変嬉しく思っています。この象徴的なキャラクターに命を吹き込むのは素晴らしい旅でした。監督のMJ・バセットと主演のマチルダ・ラッツは、彼女の物語の忘れられない映画化を作り上げました。観客の皆さんが大画面で『レッドソニア』の迫力と興奮を体験するのを待ちきれません!」とユンガー氏は語りました。

アメリカの MPA はこの映画をR指定とし、「激しい流血を伴う」と理由を説明しています。

昨今の厳しいコンプラ問題に反発するように、クラシックなビキニアーマーをギリギリのラインで採用している本作ですが、現状でこの部分にお咎めはないようです。

レッドソニア公式インスタも喜びの声を投稿しています。

なお、今のところ日本での劇場公開の情報はありません。

ソース:Samuel Goldwyn Seizes U.S. On ‘Red Sonja’ Starring Matilda Lutz

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のキャスト発表は「サンダーボルツ*」のネタバレをしてしまったのか?他、気になるポイント

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のキャストが正式に発表され、来年の劇場公開に向けて撮影がスタートする直前となっていますが、この発表は公開を控えている「サンダーボルツ*」や「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」で誰が生き残るかをネタバレしてしまったのでしょうか?

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-officilal-cast-announcement/”]

今回の発表で判明した27名のキャストは以下の通り。敬称略。

  1. クリス・ヘムズワース(ソー・オーディンソン)
  2. ヴァネッサ・カービー(インビンシブル・ウーマン/スー・ストーム)
  3. アンソニー・マッキー(キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソン)
  4. セバスチャン・スタン(ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ)
  5. レティーシャ・ライト(ブラックパンサー/シュリ)
  6. ポール・ラッド(アントマン/スコット・ラング)
  7. ワイアット・ラッセル(U.S.エージェント/ジョン・ウォーカー)
  8. テノッチ・ウエルタ(ネイモア・ザ・サブマリナー)
  9. エボン・モス=バクラック(ザ・シング/ベン・グリム)
  10. シム・リウ(シャン・チー)
  11. フローレンス・ピュー(ブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ)
  12. ケルシー・グラマー(ビースト/ハンク・マッコイ)
  13. ルイス・プルマン(セントリー/ボブ)
  14. ダニー・ラミレス(ファルコン/ホアキン・トーレス)
  15. ジョセフ・クイン(ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム)
  16. デヴィッド・ハーバー(レッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ)
  17. ウィンストン・デューク(エムバク)
  18. ハンナ・ジョン=カーメン(ゴースト/エイヴァ・スター)
  19. トム・ヒドルストン(ロキ)
  20. パトリック・スチュワート(プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア)
  21. イアン・マッケラン(マグニートー/エリック・レーンシャー)
  22. アラン・カミング(ナイトクロウラー/カート・ワグナー)
  23. レベッカ・ローミン (ミスティーク/レイヴン・ダークホルム)
  24. ジェームズ・マースデン(サイクロップス/スコット・サマーズ)
  25. チャニング・テイタム(ガンビット/レミー・ルボー)
  26. ペドロ・パスカル(ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ)
  27. ロバート・ダウニー・Jr.(ドクター・ドゥーム)

この中で「サンダーボルツ*」のキャストは以下の通りです、

1.ウィンター・ソルジャー役:セバスチャン・スタンさん
2.ブラックウィドウ役:フローレンス・ピューさん
3.レッドガーディアン役:デヴィッド・ハーバーさん
4.ゴースト役:ハンナ・ジョン=カーメン
5.U.S.エージェント役:ワイアット・ラッセルさん
6.セントリー役:ルイス・プルマンさん

「サンダーボルツ*」の最近の懸念を引きずるように、今回の発表ではタスクマスター/アントニア・ドレイコフを演じるオルガ・キュリレンコさんの名前がありませんでした。

©MARVEL,Disney

「サンダーボルツ*」は公式の予告が数本公開され、5月の劇場公開に向けて米国ではTVCMなどもスタートしていますが、タスクマスターの映像がほとんどありません。

タスクマスターは「サンダーボルツ*」の序盤で死亡するのではないかと推測されていますが、「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のキャスト発表はこの疑惑を確定させてしまったのでしょうか?

他、最初の記事でも指摘したようにハルクやホークアイの席がない事や、ミズ・マーベルやケイト・ビショップなどの若手の席がひとつもない事なども気になる所。ファンタスティック・フォーの4人は無事なようですが、エターナルズ、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー、マーベルズも今のところ不在で、スパイダーマンの席もありません。フューリーのS.H.I.E.L.D.やS.A.B.E.R.、「ロキ」に登場したTVAなどの組織の関与も不明です。

もちろん今回の発表がメインキャストの全てではないと考えられており、続報にも注目です。

なお、今回の発表で映画のロゴもアップデートされました。下記投稿の左のものがこれまでのロゴで、右のロゴがキャスト発表時に使用されていた最新のものになっています。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

ロバート・ダウニー・Jrさんがドクター・ドゥームを演じると公式発表されている他、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」、5時間超のライブ配信で27名のキャスト発表、ショート版も公開

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」のキャストが正式に発表されました。日本時間の深夜から始まった発表では撮影スタジオのキャスト用チェアを並べる形で、本作に参加する俳優さんの名前が発表されています。

ライブバージョン

ショートバージョン

動画は厳密には異なるもので、例えばライブバージョンではポール・ラッドさんの椅子がアントマンらしく小さく作られているなどの小ネタも仕込まれていますが、いかんせん5時間半ほどの動画ですのであまりオススメは出来ません。ライブバージョンは10分から15分置きぐらいに新しい椅子がひとつ追加されていく動画になっています。

©MARVEL,Disney

今回の動画で正式発表された俳優は全部で27名。この中には昨年のコミコンで発表されたロバート・ダウニー・Jrさんも含まれています。

以下、そのキャストを動画で発表された順番にご紹介。カッコ内は直近のマーベル映画での役となります。RDJさんは以前の発表どおりアイアンマンではなくドクター・ドゥームとして記載しています。敬称略。

  1. クリス・ヘムズワース(ソー・オーディンソン)
  2. ヴァネッサ・カービー(インビンシブル・ウーマン/スー・ストーム)
  3. アンソニー・マッキー(キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソン)
  4. セバスチャン・スタン(ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ)
  5. レティーシャ・ライト(ブラックパンサー/シュリ)
  6. ポール・ラッド(アントマン/スコット・ラング)
  7. ワイアット・ラッセル(U.S.エージェント/ジョン・ウォーカー)
  8. テノッチ・ウエルタ(ネイモア・ザ・サブマリナー)
  9. エボン・モス=バクラック(ザ・シング/ベン・グリム)
  10. シム・リウ(シャン・チー)
  11. フローレンス・ピュー(ブラックウィドウ/エレーナ・ベロワ)
  12. ケルシー・グラマー(ビースト/ハンク・マッコイ)
  13. ルイス・プルマン(セントリー/ボブ)
  14. ダニー・ラミレス(ファルコン/ホアキン・トーレス)
  15. ジョセフ・クイン(ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム)
  16. デヴィッド・ハーバー(レッドガーディアン/アレクセイ・ショスタコフ)
  17. ウィンストン・デューク(エムバク)
  18. ハンナ・ジョン=カーメン(ゴースト/エイヴァ・スター)
  19. トム・ヒドルストン(ロキ)
  20. パトリック・スチュワート(プロフェッサーX/チャールズ・エグゼビア)
  21. イアン・マッケラン(マグニートー/エリック・レーンシャー)
  22. アラン・カミング(ナイトクロウラー/カート・ワグナー)
  23. レベッカ・ローミン (ミスティーク/レイヴン・ダークホルム)
  24. ジェームズ・マースデン(サイクロップス/スコット・サマーズ)
  25. チャニング・テイタム(ガンビット/レミー・ルボー)
  26. ペドロ・パスカル(ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ)
  27. ロバート・ダウニー・Jr.(ドクター・ドゥーム)

他にもキャストがいる事は予想されますが、今回の発表で判明したのはこの27名です。出演を認めているドクター・ストレンジ役ベネディクト・カンバーバッチさんの名前はなぜかありません。アベンジャーズのオリジナルシックスで存命であるブルース・バナー(マーク・ラファロさん)やクリント・バートン(ジェレミー・レナーさん)の席もありません。

意外な所では、映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」でネイモアを演じたテノッチ・ウエルタさんの名前がありました。

ウエルタさんは「ワカンダ・フォーエバー」の公開後、性的暴行で訴えられ、いくつかの作品を降板していましたが、無事にアベンジャーズ最新映画に起用されたようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-black-panther-2-tenoch-huerta-objection/”]

イアン・マッケランさんを始めとする20世紀FOXのマーベル映画に出演していた俳優さんの名前も正式に発表されましたが、MCUに正式に仲間入りしたはずのデッドプールとウルヴァリンの名前はありません。彼らが実際に以前の役を再演するのか、変異体を演じるのか、RDJさんのようにまったく別の新しい役割というマルチバース的な可能性もありますが、それでも幾分かわくわくする発表となりました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」と「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」はこれまでにMCUで「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」を手掛けてきたルッソ兄弟監督が再びメガホンを取る事に。

ロバート・ダウニー・Jrさんがドクター・ドゥームを演じると公式発表されている他、ドクター・ストレンジ役のベネディクト・カンバーバッチさんが出演を認めています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-doomsday-benedict-cumberbatch-retracts-his-statement/”]

映画「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」は 2026年5月 公開予定、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年5月 公開予定です。