ドラマ「ムーンナイト」、オスカー・アイザックさんが演じる事が正式に発表

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の主演をオスカー・アイザックさんが務める事が正式に公開されました。ディズニーのインベスターデイ2020では監督のみの発表にとどまっていましたが、今回オスカー・アイザックさんのInstagramとマーベル・スタジオのTwitterで同じ写真が共有され、公式発表となりました。

「我々がムーンナイトだ」とのコメントと共に、壁一面に貼られたコミックアートやコンセプトアートの前に立つオスカー・アイザックさんの写真が投稿されました。

2020年の秋頃からスタジオとアイザックさんが交渉に入っていると報じられ、年明け以降は撮影関係者の言葉からほぼほぼ確実とみなされていましたが、公式に認められたのはこれが初めてとなります。

ドラマは3月からブダペストで撮影が開始されており、ロケ現場の写真などもしばしば報告されています。

ドラマ「ムーンナイト」はディズニープラスで配信予定ですが、具体的なリリース日は設定されていません。

映画「デッドプール」の監督、3作目はR指定でなくとも問題ないだろうと語る

現在開発中の映画「デッドプール3」はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のR指定作品となる予定であることがマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長から明かされています。1作目でメガホンを取ったティム・ミラー監督は、海外メディア Inverse とのインタビューで「仮にR指定にならなくても問題はないだろう」と語りました。

ミラー監督はインタビューの中で、「ライアン・レイノルズは、たとえ4文字の言葉を使わないと言ったとしても、あのキャラクターの特徴や、ある種の狂気を受け入れる方法は変わらないと思います。彼はあのキャラクターのままです。R指定でなくなったとしても、ライアンがやっていればデッドプールであることに変わりはありません。」とコメントしました。

「デッドプール3」自体はR指定での制作が発表されていますが、MCUの特徴として他の作品とクロスオーバーする事が挙げられます。例えば「アベンジャーズ5」にデッドプールが登場する場合は、そちらの作品のレーティングに縛られるわけですが、ミラー監督曰く、ライアン・レイノルズさんが演じている限りそれがデッドプールだとの事。

デッドプールの1作目を大ヒットさせたティム・ミラー監督ですが、2作目では監督を降板。理由としてライアン・レイノルズさんが制作をコントロールしたがっていた為、衝突を避けるために降りたと以前に話しました。議論をしていい作品に仕上げる監督もいるが、自分はそういうタイプではないと評価しています。

2作目ではディヴィット・リーチ監督にかわり、当初は不安視もされていましたがこちらも大ヒット。3作目でもリーチ監督が引き続き制作する予定で、ライアン・レイノルズさんも加わり、現在開発が進められています。

「デッドプール」は1作目、2作目とFOXで制作されていた映画であり、FOXがディズニーへと買収された事でこのフランチャイズがマーベル・スタジオへと引き継がれました。

主演は引き続きライアン・レイノルズさんとなりますが、その他の主要キャラクターがどうなるかは今の所明かされていません。恋人のヴァネッサ役を演じたモリーナ・バッカリンさん、ケーブル役を演じたジョシュ・ブローリンさんや、日系人のX-MENユキオ役を演じた忽那汐里さんなど、動向が気になるところです。

映画「デッドプール3」のリリース日は未定です。

ソース:TIM MILLER TALKS ‘LOVE, DEATH & ROBOTS,’ ‘HEAVY METAL,’ AND DEADPOOL IN THE MCU

映画「ブラックウィドウ」の舞台裏写真が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」から、本作の公式スチルカメラマンであるジェイ・メイドメントさんが自身のInstagramで舞台裏写真を共有しました。公開されているトレーラーにも登場している、ナターシャ、あるいはエレーナを狙うウィドウズ達の撮影風景となっています。

写真と共に以下のコメントが添えられています。

7月9日に映画館とDisney+で公開される「ブラックウィドウ」の撮影現場で撮影されたものです。この写真は、タイタン社から発売されている映画公式スペシャルブックに掲載されています。

本作の公式ストーリー概要は以下の通りです。

ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

ドラマ「ロキ」の新トレーラー”Chaos”編が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の新たなトレーラー「Chaos」が公開されました。30秒の動画ですが、いくつかの初公開となるカットが含まれています。

映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でも印象的だった、短剣を回転させるアクションなど過去作からのオマージュも含まれています。

「ロキ」の公式概要は以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で四次元キューブを手に消え去ったロキ。見知らぬ地で目を覚ましたロキは、”時間の流れが違う“という謎の組織TVAの男に拘束され、新たな戦いに巻き込まれることに。作業服を着て戦う姿やシックなスーツでお洒落にキメて飛行機に乗り込む姿など、ロキが様々なビジュアルに変貌。四次元キューブを手にした後、ロキに起こったこととは…?『エンドゲーム』後を舞台にした、ロキの新たな冒険が始まる!

ドラマ「ロキ」は 2021年6月9日 水曜日 16時よりディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」にクリストファー・マクドナルドさんがキャスティング

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に俳優のクリストファー・マクドナルドさんがキャスティングされたと、海外メディア Deadline が報じました。マクドナルドさんは重要な役どころとなると伝えています。

記事によると、マクドナルドさんが演じるキャラクターは「シークレット・インベージョン」だけでなく、MCUの映画やディズニープラスシリーズにも登場予定であり、MCU全体を通して重要なキャラクターになるとの事。また、コミックベースではない新しいキャラクターだと報じています。

「シークレット・インベージョン」はサミュエル・L・ジャクソンさん演じるニック・フューリーとベン・メンデルソーンさん演じるタロスを主人公としたドラマで、その他のキャスティングに関しては、メインヴィランをキングズリー・ベン=アディルさんが演じる事が発表されています。

その他、オリビア・コールマンさんやエミリア・クラークさん、キリアン・スコットさん達が役割不明のキャスティングとして報じられています。

「シークレット・インベージョン」は、同名のコミックシリーズがベースとなっていると考えられており、いくつかのタイトルに渡ってスクラル人が地球上のヒーローに取って代わる侵略計画を実行したイベントでした。MCUのスクラルは地球とかなり友好的なため、内容は大きく変わる可能性も指摘されています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスにて配信予定です。

ソース:‘Secret Invasion’: Christopher McDonald Joins Marvel Series For Disney+

アーロン・テイラー・ジョンソンさんがソニー映画「クレイヴン・ザ・ハンター」でクレイヴンを演じると報じられる

ソニー・ピクチャーズが計画していると伝えられていた映画「クレイヴン・ザ・ハンター」で主人公のクレイヴンをアーロン・テイラー・ジョンソンさんが演じると、Variety Deadline など複数の大手メディアが報じました。スパイダーマンのヴィランであるクレイヴンを主人公としたこの映画は「ヴェノム」や「モービウス」などと共にソニーのスパイダーマン・ユニバースを拡張することになります。

Varietyの記事によると、本作はアヴィ・アラッド氏とマット・トルマック氏がプロデュースし、脚本はアート・マーカムさん、マット・ホロウェイさん、リチャード・ウェンクさんが担当するとの事。さらに2023年1月13日にリリースされる予定だと伝えています。

アーロン・テイラー・ジョンソンさんはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でクイックシルバー/ピエトロ・マキシモフを演じていましたが作中で死亡。マルチバース経由での再登場を期待するファンも多いですが、今回の報道があったことでその可能性はかなり低くなったようです。

マーベル・スタジオとソニー・ピクチャーズの世界は今の所は別世界扱いですが、この先同一化されたとしても、アーロン・テイラー・ジョンソンさんがヒーローとヴィランの両方を演じる事は特に問題にはならなさそうです。

映画「エターナルズ」の主人公とも言われているセルシ役を務めるジェンマ・チャンさんは、映画「キャプテン・マーベル」にてヴィランのミン・エルヴァを演じており、ヒーローとヴィランのダブルキャスティングとなっています。

「クレイヴン・ザ・ハンター」の実写化が叶う事で、ヴィランチーム「シニスター・シックス」の結成に一歩近づく感じがしますが、まだまだ不明な事も多い作品で、今後の情報には要注目です。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は 2023年1月13日 米国公開予定です。

ソース:Aaron Taylor-Johnson to Play Marvel’s ‘Kraven the Hunter’ for Sony Pictures

ドラマ「ワンダヴィジョン」脚本家、マーベル・スタジオと新たな契約を結んだと報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」の製作総指揮と脚本を務めたジャック・シェイファーさんがディズニーと新たな契約を結んだと、海外メディア Variety が報じました。この契約にはマーベル・スタジオと20世紀テレビジョンが含まれていると伝えています。

記事によると、マーベル・スタジオとの契約はディズニープラス作品であるとし、20世紀テレビジョンの契約は全てのプラットフォームが含まれるとの事。

シェイファーさんは「ワンダヴィジョン」の他、映画「ブラックウィドウ」の脚本も担当しており、今回の報道により更にマーベル作品に携わっていく事になるようです。

しかし「ワンダヴィジョン」は米ディズニープラスの公式でもリミテッドシーズンとされており、シーズン2の契約の可能性は低いと言えそうです。ワンダやブラックウィドウに関連する作品か、はたまた別のヒーローを取り上げた作品になるかは今後の注目ポイントになりそうです。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中。

映画「ブラックウィドウ」は2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定(米国では9日に劇場とディズニープラスの同時公開)です。

ソース:‘WandaVision’ Head Writer Jac Schaeffer Sets Overall Deal With Marvel Studios, 20th Television

ドラマ「ロキ」よりキャラクターポスターが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の公式キャラクターポスターが公開されました。公開されたのはロキ、メビウス・M・メビウス、レンスレイヤー、ハンターB-15の4枚です。トレーラーでもピックアップされた公式推しのミス・ミニッツのポスターはまだのようです。

©2021 MARVEL,Disney

「ロキ」の公式概要は以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で四次元キューブを手に消え去ったロキ。見知らぬ地で目を覚ましたロキは、”時間の流れが違う“という謎の組織TVAの男に拘束され、新たな戦いに巻き込まれることに。作業服を着て戦う姿やシックなスーツでお洒落にキメて飛行機に乗り込む姿など、ロキが様々なビジュアルに変貌。四次元キューブを手にした後、ロキに起こったこととは…?『エンドゲーム』後を舞台にした、ロキの新たな冒険が始まる!

ドラマ「ロキ」は 2021年6月9日 水曜日 16時よりディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、サムの新スーツはヴィブラニウム製ではないと明かされる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の最終話で主人公サム・ウィルソンが着用していたスーツがヴィブラニウム製ではない事が明かされました。この事は本作のVFXスーパーバイザーを担当したエリック・リーヴンさんがTwitter上で認めました。

正確には翼の部分はヴィブラニウム製で、残りの部分、頭部から胴体、足元にかけてのいわゆるスーツ部分は何の素材で作られたか明確にされていないとの事。翼の部分に関しては以前にサムを演じたアンソニー・マッキーさんと海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で語られています。

リーヴンさんは「番組に携わっていた頃は、スーツがヴィブラニウム製だとは考えられていませんでした(だからこそ、カーリが銃を突きつけた時にサムは怖がったのです)。ワカンダ人が作ったのですが、彼らは自分たちのために素晴らしい技術を残しておきたかったのです。」とファンからの質問に回答しています。

確かにサムはカーリにレンガを投げつけられた時でさえ、盾による防御を試みていました。全身ヴィブラニウムのスーツのブラックパンサー/ティ・チャラが銃弾が飛び交う中、平然と立っていた姿と比べると、その姿勢の違いからも明白なようです。

このスーツはバッキーがアヨにお願いしたもので、シュリが制作したものかは明らかになっていませんが、ワカンダで作られたものであることは間違いありません。制作時間の不足で翼のみヴィブラニウムになったのか、あるいはバッキーの義手にフェールセーフ機能があったように、サムに全身ヴィブラニウムのスーツを渡すわけにはいかないというワカンダの考えがあったのかもしれません。

理由はともあれ、全身ヴィブラニウムのヒーローが量産されるとバトルの面白みも低下するため、サムのスーツが「普通」だったことは良かったのかもしれません。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

なぜエターナルズがキャプテン・アメリカの最初の盾を持っているのか

先日公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のティザートレーラーにはキャプテン・アメリカが軍のマスコットを担当していたときの盾が写り込んでしました。この最初の盾がMCUの中でどのような足跡を残しているのか、まとめてみました。

最初の盾は映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」(2011年)に登場しました。軍のマスコットを担当する事になったスティーブに渡されたもので、恐らくは米軍(もしくは米軍に雇われているハワード・スターク)が制作したものだと考えられます。

©MARVEL,Disney

時系列でいうと1940年代となります。

物語の途中でハワードが作ったお馴染みの丸形のヴィブラニウムの盾に変わり、以降この作品内には登場しません。

次に登場するのは映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年)で、スミソニアン博物館に展示されていました。

©MARVEL,Disney

時系列でいうと2014年になります。「ザ・ファースト・アベンジャー」で盾を変更した際にハワードか米軍が引き取っていた最初の盾を博物館に寄贈したのか、あるいはこの時点で単なるレプリカかもしれません。もともとマスコット衣装としての盾なので、材質について詳しく言及されていませんが、ありふれたものだと考えられます。

物語の後半でスティーブは博物館から衣装を盗んでいきますが、盾はヴィブラニウムの盾があるため、持っていきませんでした。

©MARVEL,Disney

その後、MCUでこの最初の盾は登場していません。このままスミソニアン博物館で展示されているかもしれませんが、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で登場した博物館のシーンでは確認出来ませんでした。

しかしこの最初の盾が「エターナルズ」の予告に登場してきました。

©MARVEL,Disney

プライベートジェットの内部でスプライトがカラオケしているようなシーンですが、画像の右奥の壁にこの最初の盾が飾られているのが確認出来ます。

短いトレーラーの中でアベンジャーズに言及するシーンから察するに、エターナルズたちはアベンジャーズをある程度好意的に捕らえている印象です。言い換えればアベンジャーズのファンであり、敬意を表してレプリカを作って飾っているのか、あるいは博物館から持ってきたのかと言ったところ。

何かの伏線なのか、ただのイースターエッグなのかは現状で不明ですが、キャプテン・アメリカ関連作品をチェックしておくと映画「エターナルズ」がより楽しめるかもしれません。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。