映画「ブラックウィドウ」エレーナ役フローレンス・ピューさん、2代目を継承するという噂について言及

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」でブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフの妹エレーナ・ベロワを演じるフローレンス・ピューさんが、2代目ブラックウィドウになるのではないかという噂について、海外メディア Total Film とのインタビューの中で言及しました。

インタビューの中でピューさんは「誰もが知りたい事であり、次のことを考えたいと思っているにもかかわらず、この映画では、それ(2代目の継承)を強調しようとしているようには感じられませんでした」と噂を暗に否定するコメントをしました。

そもそもコミックのエレーナはキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースのような単純なヒーローキャラクターではありません。噂の元になっているように2代目ブラックウィドウとして活動していた時期もありますが、それはナターシャの死後に自称していただけであり、ナターシャから託されたわけではありませんでした。

そしてヴィランとしての活動も多く、ナターシャと殺し合いをしたこともあれば、アベンジャーズと対峙したこともありました。

そのため、ヒーローとみるかヴィランとみるかは難しいところで、モバイルゲーム「Marvel Future Fight」ではヴィランとして登場していますが、モバイルゲーム「Marvel Strike Force」ではヒーローとして登場していたりと分かれています。

今回のインタビューでスカーレット・ヨハンソンさんは試写会の観客の反応として「ピューのキャラクターとその演技はとても愛されています。」とコメントしているため、愛されるキャラクターということはMCUのエレーナはヒーロー要素が強く描かれている可能性が高そうです。

エレーナは今後もMCUに登場すると見られており、ドラマ「ホークアイ」に登場すると報じられている他、そもそも映画「ブラックウィドウ」がシリーズ作品である可能性を、以前にスカーレット・ヨハンソンさんが示唆していました。

MCUのソロ映画は、主役のキャスティング変更があったハルク以外は全て続編が制作されている事を考えると「ブラックウィドウ2」があっても不思議ではありません。「ブラックウィドウ」はシビル・ウォーからインフィニティ・ウォーの間が描かれるとされていますが、インフィニティ・ウォーからエンドゲームの間のナターシャについてもまだまだ描く余地はありそうで、エレーナが2代目となるかどうかはそういった別の作品で描かれるのかもしれません。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

ソース:Florence Pugh Comments on How Black Widow Sets Up Her Marvel Future

映画「ザ・マーベルズ」のロゴが更新

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」のタイトルロゴが少し変更された事が判りました。もともと「キャプテン・マーベル2」として開発されていたこの映画では、キャロル・ダンバース、モニカ・ランボー、カマラ・カーンを中心に物語が展開すると伝えられています。

ロゴの違いは以下の通りです。

変更前のロゴ

©2021 MARVEL,Disney

変更後のロゴ

©2021 MARVEL,Disney

フォントや中心のモニカのアイコン、右端のカマラのアイコンなどに変更はありませんが、バックの光の色が青色へと変更されました。

変更前の光はキャプテン・マーベルのバイナリモード時の色に似ていますが、今回青く変更された事でキャロルのパワーリソースである四次元キューブを連想させる他、さらに別のマーベルズが登場するのではないかと話題になっています。

それがブルー・マーベルことアダム・ブラシアーで、以前にドラマ「ワンダヴィジョン」の謎の航空技術者が彼ではないかという考察もあちこちでされていました。

©MARVEL

まだまだファンセオリーの域を出ない話題ですが、「ザ・マーベルズ」は「ミニアベンジャーズ映画」とも報じられている映画であり、いくつかのキャラクターがクロスオーバーする事は分かっているため、あながちない話ではないかもしれません。

映画「ザ・マーベルズ」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ソース:Captain Marvel 2 Gets Updated Logo

デヴィッド・ハーバーさん、映画「ブラックウィドウ」の舞台裏写真を公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」でレッドガーディアン/アレクセイを演じるデヴィッド・ハーバーさんが、自身のInstagramにて本作の舞台裏写真を共有しました。

投稿には「夕焼けをテーマにした平和で美しい自撮り写真になるはずだった。結果的には、それぞれのキャラクターの決定的な内面的独白になってしまったのだが、そこに2人のハンボンが加わり、3人組になった。ナット、YB(Yelena Belova)、そしてキャプテンの歯磨き。7月9日に迎えに行きます。」とコメントを添えています。

本作の公式ストーリー概要は以下の通りです。

ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

ドラマ「ホークアイ」、ディレクターズカットが完了したと監督が報告

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」のバート&バーティ監督が最初の編集が終わったことを祝って、Instagram上で報告しました。シリーズは4月に撮影を終え、現在ポストプロダクションの最中となっています。

監督は「最高の才能を持つエディターの@rosie11982とTim Roche、そして多才で多面的な素晴らしいマーベル・ポストプロダクション・チームに感謝します。あなた方なしでは成し遂げられませんでした。いや、本当に。」とコメントを添えて投稿しています。

「ホークアイ」ではMCUシリーズから引き続きジェレミー・レナーさん演じるクリント・バートンを主人公としつつ、コミックで2代目ホークアイとなるケイト・ビショップをヘイリー・スタインフェルドさんが演じることになります。クリントからケイトへバトンが渡される作品と見られていますが、今の所詳細は不明です。

他には新ヒーローとなるエコーをアラクア・コックスさんが演じる他、ヴィランとしてピエロが登場するのではないかと報じられています。

また、映画「ブラックウィドウ」からエレーナ・ベロワが登場するという噂や、ジェレミー・レナーさんが度々S.H.I.E.L.D.のロゴが入った小道具をインスタで公開していた事から、S.H.I.E.L.D.が戻ってくるのではないかとの噂も出ています。

ドラマ「ホークアイ」は2021年内にディズニープラスで配信予定です。

アニメ「What if…」、プロデューサーがプロットを示唆

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のアニメ作品「What if…」のプロットが示唆されました。ディズニーのD23マガジン2021年夏号に掲載された本作のプロデューサー、ブラッド・ウィンターバウム氏のインタビューにて明かされたと The Direct が報じました。

ウィンターバウム氏はインタビューでつぎのように述べています。

ご想像のとおり、映画の中には素晴らしい瞬間がたくさんあります。すぐにオタク脳になってしまうんです。「もし、ペギー・カーターがスティーブ・ロジャースの代わりにあのポッドに乗り込んで、スーパーソルジャーになっていたらどうなるだろう?第二次世界大戦ではどうなっていただろう」と考えます。そして、その映画の中で他に何が起こっていたかを考え始めます。もちろん、レッドスカルはまだそこにいるでしょうし、テッセラクトもまだ問題になっているでしょう。

また、予告編に登場したアイアンマン・スーツについても詳細を明かし、ハワード・スタークが製作したものであること、そして「テッセラクトがその力の源である」ことを認めました。

もし、スティーブ・ロジャースが痩せたままだったら、彼はまだ物語の一部になっていたでしょう。ハワード・スタークが彼らにアイアンマン・スーツを作って、その動力源がテッセラクトだったらどうだろう。そういった最初のアイデアを見て、「かっこいいだろうな」というだけではなく、独自の人生を歩んでいるものを選びました。

アニメ「What if…」は 2021年夏 ディズニープラスで配信予定です。一部報道では8月に米国で配信開始との事。

ソース:Marvel Producer Teases Plot Details For Hayley Atwell’s What If…? Disney+ Episode

映画「キャプテン・アメリカ4」のメインヴィラン役として女優を探していると報じられる ─ レッドスカルの娘とも

先日、計画が進行中であると報じられたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ4」のメインヴィラン役として、スタジオがケイト・マーラさんのような女優を探していると、海外メディア That Hashtag Show が報じました。

記事によると、最近行われた映画のキャスティングコールとしてマーベル・スタジオが本作のヴィランとして「ケイト・マーラさんのようなタイプ」を探していると掲載されています。これは、マーラさんが彼らの求める正確な女優であることを意味するものではなく、年齢、身体的特徴、一般的な態度などの指標となるものとの事です。

この女優さんの役割として、シンことシンシア・シュミットであるとも記事では伝えています。シンはコミックでは、レッドスカル/ヨハン・シュミットの娘で、ヒドラの再結成に取り組んでいます。キャプテン・マーベルやソー、ミュータントたちと比べるとあくまで人間ベースのヴィランですが、それでもバッキー・バーンズを瀕死に追い込むほどの戦闘力は持ち合わせています。

また、エミリー・ヴァンキャンプさんがパワーブローカー/シャロン・カーターとして戻ってくることもわかっていますが、彼女の役割は変更されたとの事。シャロンは当初、本作のメインヴィランとして登場する予定でしたが、しかし、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」での彼女の活躍に対するファンの反発が大きかったため、マーベルとケビン・ファイギ社長は彼女をメインヴィランにすることを躊躇しており、そのため、彼女はメインの悪役ではなく、縮小された役割だと記事では予想しています。

まだ正式な制作発表はされていない「キャプテン・アメリカ4」ですが、水面下では少しずつ動き出しているようで、続報にも期待です。

ソース:EXCLUSIVE: CAPTAIN AMERICA 4’S VILLAIN IS REVEALED: SIN

モーション・ピクチャー社長が今後のスパイダーマン映画シリーズについて言及 ─ 「合流計画はある」

ソニー・ピクチャーズグループのモーション・ピクチャーの社長サンフォード・パニッチ氏は、海外メディア Variety 誌のインタビューに応じ、スパイダーマン映画におけるマーベルキャラクターの使用について、今後の計画を含めて語りました。

パニッチ社長はインタビューでつぎのように述べています。

私たちは、900のキャラクターをスパイディバースとは考えていません。私たちが持っているキャラクターの数は、次の「ヴェノム」を見るまで待っていてくださいね。スパイダーマンを見逃すことはありません。

もし、彼らが出会うことになれば、エキサイティングなことになりますよね。実際に計画があります。今、私たちがどこに向かっているのか、人々にとって少しずつ明らかになってきていると思います。「ノー・ウェイ・ホーム」が公開されれば、さらに多くのことが明らかになると思います。

これまでトム・ホランドさん演じるMCUのスパイダーマンと、ヴェノムやモービウスの関係について明言された事はありませんでしたが、パニッチ社長の回答によれば、どうやら合流の計画があるようです。

さらに、ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオとの関係について以下のようにコメントしました。

素晴らしいことに、ケヴィン(マーベル・スタジオ社長)とは非常に素晴らしい関係にあります。驚くべき砂場で遊ぶことができます。私たちは、MCUの映画を絶対に大ヒットさせたいと思っています。それは、私たちやマーベルのキャラクターにとって素晴らしいことですし、それは彼らも同じだと思います。これからもたくさんのチャンスがあると思いますよ。

MCUのスパイダーマン最新作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は今年の末に公開予定です。そろそろマーケティングが始まるタイミングで、トレーラーやポスターなどの公開が期待される時期でもあります。

社長のいう合流計画は、はやければ今冬にも動き始めるのかもしれません。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Will Spider-Man Ever Connect With Sony’s Other Marvel Movies? ‘There Actually Is a Plan,’ Says Exec

【噂話】映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新理論が話題に

先日放送された海外メディア Collider のポッドキャスト「The Sneider Cut」で、ホストのジェフ・スナイダーさんが、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」について聞いた噂について語りました。その中でスナイダーさんは、「過去のスパイダーマンの悪役6人が、ピーター・パーカーの世界に登場する」と指摘し、「彼らは家に帰る術を持たない者たちだ」と説明しました。

放送でスナイダーさんは以下のように述べました。

本作では、必ずしも新しいヴィランを登場させる意味はありませんが、過去に登場した6人のスパイダーマンのヴィランがピーター・パーカーのユニバースに現れたりします。ヴィランたちは家に帰る方法がない人たちなんです。そうですね、見てのお楽しみです。袋から猫を出してしまわないことを祈ります。ネタバレ注意です。

これまでタイトルの「ノー・ウェイ・ホーム」は殺人容疑をかけられたピーター・パーカーが家に帰れない事を指していると考えられていましたが、スナイダーさんの理論では別の世界から来たヴィランたちも帰り道がないのだと指摘しています。

スナイダーさんによると、サム・ライミ版「スパイダーマン」シリーズからは、グリーン・ゴブリン(演:ウィレム・デフォー)、ドクター・オクトパス(演:アルフレッド・モリーナ)、サンドマン(演:トーマス・ヘイデン・チャーチ)、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズからは、リザード(演:リス・エヴァンス)、エレクトロ(演:ジェイミー・フォックス)、ライノ(演:ポール・ジアマッティ)が登場するとの事。

これらのマルチバースからの6人のヴィランがシニスター・シックスとなると指摘しています。

コミックのシニスター・シックスはメンバーの入れ替わりが激しいチームですが、1964年に結成されたオリジナルのシニスター・シックスはドクター・オクトパスを中心に、ミステリオ、エレクトロ、クレイヴン・ザ・ハンター、サンドマン、ヴァルチャーの6人。このうちミステリオとヴァルチャーは既にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場しています。

出演俳優さん達のネタバレによってドクター・オクトパスとエレクトロが再登場することは確定的ですが、「ノー・ウェイ・ホーム」でシニスター・シックスが結成されてしまうのでしょうか?

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Spider-Man: No Way Home’s Sinister Six Roster Reportedly Revealed

ディズニーがタイトル未定のマーベル・スタジオ映画2作品を延期へ ─ ブレイドやF4か?

マーベル・スタジオが制作予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画の2作品が延期されることが決定されたと、海外メディア Comicbook.com が報じました。これらは双方ともタイトル未定作品としてアナウンスされていた映画で、実際に何が延期されたのかは憶測を呼んでいます。

スケジュールの変更は以下のとおりです。

  • 2022年10月7日 から 2023年10月6日 約1年延期
  • 2023年11月3日 から 2023年11月10日 1週間延期

現在発表されている映画タイトルで劇場公開日が発表されていないのは「ブレイド」と「ファンタスティック・フォー」であり、記事ではこの2作品の可能性について指摘していますが、詳細は不明です。

また、ディズニープラスシリーズのヒットを受け、「キャプテン・アメリカ4」などの計画が報じられるなど、当初なかったいくつかの作品が割り込んでくる可能性もありそうです。

マーベル・スタジオの最新映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

ソース:Marvel Studios Delays Two Upcoming Movies

「ブラックパンサー」スピンオフドラマにオコエ再登場が決定

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ブラックパンサー」スピンオフシリーズにダナイ・グリラさん演じるドーラミラージュの隊長オコエが再登場する事が明らかになりました。これは海外メディア The Hollywood Reporter が特集したハリウッドで働く100人の弁護士の記事の中で、グリラさんとスタジオを繋ぐ弁護士、ジェイミー・マンデルバウムさんのコメントで明らかになりました。

マンデルバウムさんは、「女優のダナイ・グリラが、来るべき”ブラックパンサー”の続編でオコエ役を再び演じるだけでなく、Disney+のオリジン・スピンオフ・シリーズにも出演することを仲介しました。」と記事の中で述べています。

ディズニープラスのコンテンツとしてブラックパンサーのスピンオフがいくつか計画されている事は以前から報道されており、映画を制作しているライアン・クーグラー監督がマーベル・スタジオと5年間の契約を結んだ事でドラマもクーグラー監督が制作するものと見られています。

ドラマの詳細についてはまだまだ不明ですが、ブラックパンサーの映画シリーズに登場している主要なキャラクターは登場の可能性が高く、今回のニュースではその一人であるオコエの再登場の裏付けとなりました。

監督は現在、映画の2作目を開発中。2021年7月から撮影が始まると伝えられており、ドラマの制作はそれが終わってからになるものと見られています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年7月8日 に米国公開予定です。

ソース:Power Lawyers 2021: Hollywood’s Top 100 Attorneys