映画「キャプテン・アメリカ4」のメインヴィラン役として女優を探していると報じられる ─ レッドスカルの娘とも

先日、計画が進行中であると報じられたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ4」のメインヴィラン役として、スタジオがケイト・マーラさんのような女優を探していると、海外メディア That Hashtag Show が報じました。

記事によると、最近行われた映画のキャスティングコールとしてマーベル・スタジオが本作のヴィランとして「ケイト・マーラさんのようなタイプ」を探していると掲載されています。これは、マーラさんが彼らの求める正確な女優であることを意味するものではなく、年齢、身体的特徴、一般的な態度などの指標となるものとの事です。

この女優さんの役割として、シンことシンシア・シュミットであるとも記事では伝えています。シンはコミックでは、レッドスカル/ヨハン・シュミットの娘で、ヒドラの再結成に取り組んでいます。キャプテン・マーベルやソー、ミュータントたちと比べるとあくまで人間ベースのヴィランですが、それでもバッキー・バーンズを瀕死に追い込むほどの戦闘力は持ち合わせています。

また、エミリー・ヴァンキャンプさんがパワーブローカー/シャロン・カーターとして戻ってくることもわかっていますが、彼女の役割は変更されたとの事。シャロンは当初、本作のメインヴィランとして登場する予定でしたが、しかし、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」での彼女の活躍に対するファンの反発が大きかったため、マーベルとケビン・ファイギ社長は彼女をメインヴィランにすることを躊躇しており、そのため、彼女はメインの悪役ではなく、縮小された役割だと記事では予想しています。

まだ正式な制作発表はされていない「キャプテン・アメリカ4」ですが、水面下では少しずつ動き出しているようで、続報にも期待です。

ソース:EXCLUSIVE: CAPTAIN AMERICA 4’S VILLAIN IS REVEALED: SIN

モーション・ピクチャー社長が今後のスパイダーマン映画シリーズについて言及 ─ 「合流計画はある」

ソニー・ピクチャーズグループのモーション・ピクチャーの社長サンフォード・パニッチ氏は、海外メディア Variety 誌のインタビューに応じ、スパイダーマン映画におけるマーベルキャラクターの使用について、今後の計画を含めて語りました。

パニッチ社長はインタビューでつぎのように述べています。

私たちは、900のキャラクターをスパイディバースとは考えていません。私たちが持っているキャラクターの数は、次の「ヴェノム」を見るまで待っていてくださいね。スパイダーマンを見逃すことはありません。

もし、彼らが出会うことになれば、エキサイティングなことになりますよね。実際に計画があります。今、私たちがどこに向かっているのか、人々にとって少しずつ明らかになってきていると思います。「ノー・ウェイ・ホーム」が公開されれば、さらに多くのことが明らかになると思います。

これまでトム・ホランドさん演じるMCUのスパイダーマンと、ヴェノムやモービウスの関係について明言された事はありませんでしたが、パニッチ社長の回答によれば、どうやら合流の計画があるようです。

さらに、ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオとの関係について以下のようにコメントしました。

素晴らしいことに、ケヴィン(マーベル・スタジオ社長)とは非常に素晴らしい関係にあります。驚くべき砂場で遊ぶことができます。私たちは、MCUの映画を絶対に大ヒットさせたいと思っています。それは、私たちやマーベルのキャラクターにとって素晴らしいことですし、それは彼らも同じだと思います。これからもたくさんのチャンスがあると思いますよ。

MCUのスパイダーマン最新作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は今年の末に公開予定です。そろそろマーケティングが始まるタイミングで、トレーラーやポスターなどの公開が期待される時期でもあります。

社長のいう合流計画は、はやければ今冬にも動き始めるのかもしれません。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Will Spider-Man Ever Connect With Sony’s Other Marvel Movies? ‘There Actually Is a Plan,’ Says Exec

【噂話】映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新理論が話題に

先日放送された海外メディア Collider のポッドキャスト「The Sneider Cut」で、ホストのジェフ・スナイダーさんが、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」について聞いた噂について語りました。その中でスナイダーさんは、「過去のスパイダーマンの悪役6人が、ピーター・パーカーの世界に登場する」と指摘し、「彼らは家に帰る術を持たない者たちだ」と説明しました。

放送でスナイダーさんは以下のように述べました。

本作では、必ずしも新しいヴィランを登場させる意味はありませんが、過去に登場した6人のスパイダーマンのヴィランがピーター・パーカーのユニバースに現れたりします。ヴィランたちは家に帰る方法がない人たちなんです。そうですね、見てのお楽しみです。袋から猫を出してしまわないことを祈ります。ネタバレ注意です。

これまでタイトルの「ノー・ウェイ・ホーム」は殺人容疑をかけられたピーター・パーカーが家に帰れない事を指していると考えられていましたが、スナイダーさんの理論では別の世界から来たヴィランたちも帰り道がないのだと指摘しています。

スナイダーさんによると、サム・ライミ版「スパイダーマン」シリーズからは、グリーン・ゴブリン(演:ウィレム・デフォー)、ドクター・オクトパス(演:アルフレッド・モリーナ)、サンドマン(演:トーマス・ヘイデン・チャーチ)、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズからは、リザード(演:リス・エヴァンス)、エレクトロ(演:ジェイミー・フォックス)、ライノ(演:ポール・ジアマッティ)が登場するとの事。

これらのマルチバースからの6人のヴィランがシニスター・シックスとなると指摘しています。

コミックのシニスター・シックスはメンバーの入れ替わりが激しいチームですが、1964年に結成されたオリジナルのシニスター・シックスはドクター・オクトパスを中心に、ミステリオ、エレクトロ、クレイヴン・ザ・ハンター、サンドマン、ヴァルチャーの6人。このうちミステリオとヴァルチャーは既にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場しています。

出演俳優さん達のネタバレによってドクター・オクトパスとエレクトロが再登場することは確定的ですが、「ノー・ウェイ・ホーム」でシニスター・シックスが結成されてしまうのでしょうか?

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Spider-Man: No Way Home’s Sinister Six Roster Reportedly Revealed

ディズニーがタイトル未定のマーベル・スタジオ映画2作品を延期へ ─ ブレイドやF4か?

マーベル・スタジオが制作予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画の2作品が延期されることが決定されたと、海外メディア Comicbook.com が報じました。これらは双方ともタイトル未定作品としてアナウンスされていた映画で、実際に何が延期されたのかは憶測を呼んでいます。

スケジュールの変更は以下のとおりです。

  • 2022年10月7日 から 2023年10月6日 約1年延期
  • 2023年11月3日 から 2023年11月10日 1週間延期

現在発表されている映画タイトルで劇場公開日が発表されていないのは「ブレイド」と「ファンタスティック・フォー」であり、記事ではこの2作品の可能性について指摘していますが、詳細は不明です。

また、ディズニープラスシリーズのヒットを受け、「キャプテン・アメリカ4」などの計画が報じられるなど、当初なかったいくつかの作品が割り込んでくる可能性もありそうです。

マーベル・スタジオの最新映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

ソース:Marvel Studios Delays Two Upcoming Movies

「ブラックパンサー」スピンオフドラマにオコエ再登場が決定

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ブラックパンサー」スピンオフシリーズにダナイ・グリラさん演じるドーラミラージュの隊長オコエが再登場する事が明らかになりました。これは海外メディア The Hollywood Reporter が特集したハリウッドで働く100人の弁護士の記事の中で、グリラさんとスタジオを繋ぐ弁護士、ジェイミー・マンデルバウムさんのコメントで明らかになりました。

マンデルバウムさんは、「女優のダナイ・グリラが、来るべき”ブラックパンサー”の続編でオコエ役を再び演じるだけでなく、Disney+のオリジン・スピンオフ・シリーズにも出演することを仲介しました。」と記事の中で述べています。

ディズニープラスのコンテンツとしてブラックパンサーのスピンオフがいくつか計画されている事は以前から報道されており、映画を制作しているライアン・クーグラー監督がマーベル・スタジオと5年間の契約を結んだ事でドラマもクーグラー監督が制作するものと見られています。

ドラマの詳細についてはまだまだ不明ですが、ブラックパンサーの映画シリーズに登場している主要なキャラクターは登場の可能性が高く、今回のニュースではその一人であるオコエの再登場の裏付けとなりました。

監督は現在、映画の2作目を開発中。2021年7月から撮影が始まると伝えられており、ドラマの制作はそれが終わってからになるものと見られています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年7月8日 に米国公開予定です。

ソース:Power Lawyers 2021: Hollywood’s Top 100 Attorneys

ドラマ「ムーンナイト」、オスカー・アイザックさんが演じる事が正式に発表

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の主演をオスカー・アイザックさんが務める事が正式に公開されました。ディズニーのインベスターデイ2020では監督のみの発表にとどまっていましたが、今回オスカー・アイザックさんのInstagramとマーベル・スタジオのTwitterで同じ写真が共有され、公式発表となりました。

「我々がムーンナイトだ」とのコメントと共に、壁一面に貼られたコミックアートやコンセプトアートの前に立つオスカー・アイザックさんの写真が投稿されました。

2020年の秋頃からスタジオとアイザックさんが交渉に入っていると報じられ、年明け以降は撮影関係者の言葉からほぼほぼ確実とみなされていましたが、公式に認められたのはこれが初めてとなります。

ドラマは3月からブダペストで撮影が開始されており、ロケ現場の写真などもしばしば報告されています。

ドラマ「ムーンナイト」はディズニープラスで配信予定ですが、具体的なリリース日は設定されていません。

映画「デッドプール」の監督、3作目はR指定でなくとも問題ないだろうと語る

現在開発中の映画「デッドプール3」はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)初のR指定作品となる予定であることがマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長から明かされています。1作目でメガホンを取ったティム・ミラー監督は、海外メディア Inverse とのインタビューで「仮にR指定にならなくても問題はないだろう」と語りました。

ミラー監督はインタビューの中で、「ライアン・レイノルズは、たとえ4文字の言葉を使わないと言ったとしても、あのキャラクターの特徴や、ある種の狂気を受け入れる方法は変わらないと思います。彼はあのキャラクターのままです。R指定でなくなったとしても、ライアンがやっていればデッドプールであることに変わりはありません。」とコメントしました。

「デッドプール3」自体はR指定での制作が発表されていますが、MCUの特徴として他の作品とクロスオーバーする事が挙げられます。例えば「アベンジャーズ5」にデッドプールが登場する場合は、そちらの作品のレーティングに縛られるわけですが、ミラー監督曰く、ライアン・レイノルズさんが演じている限りそれがデッドプールだとの事。

デッドプールの1作目を大ヒットさせたティム・ミラー監督ですが、2作目では監督を降板。理由としてライアン・レイノルズさんが制作をコントロールしたがっていた為、衝突を避けるために降りたと以前に話しました。議論をしていい作品に仕上げる監督もいるが、自分はそういうタイプではないと評価しています。

2作目ではディヴィット・リーチ監督にかわり、当初は不安視もされていましたがこちらも大ヒット。3作目でもリーチ監督が引き続き制作する予定で、ライアン・レイノルズさんも加わり、現在開発が進められています。

「デッドプール」は1作目、2作目とFOXで制作されていた映画であり、FOXがディズニーへと買収された事でこのフランチャイズがマーベル・スタジオへと引き継がれました。

主演は引き続きライアン・レイノルズさんとなりますが、その他の主要キャラクターがどうなるかは今の所明かされていません。恋人のヴァネッサ役を演じたモリーナ・バッカリンさん、ケーブル役を演じたジョシュ・ブローリンさんや、日系人のX-MENユキオ役を演じた忽那汐里さんなど、動向が気になるところです。

映画「デッドプール3」のリリース日は未定です。

ソース:TIM MILLER TALKS ‘LOVE, DEATH & ROBOTS,’ ‘HEAVY METAL,’ AND DEADPOOL IN THE MCU

映画「ブラックウィドウ」の舞台裏写真が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」から、本作の公式スチルカメラマンであるジェイ・メイドメントさんが自身のInstagramで舞台裏写真を共有しました。公開されているトレーラーにも登場している、ナターシャ、あるいはエレーナを狙うウィドウズ達の撮影風景となっています。

写真と共に以下のコメントが添えられています。

7月9日に映画館とDisney+で公開される「ブラックウィドウ」の撮影現場で撮影されたものです。この写真は、タイタン社から発売されている映画公式スペシャルブックに掲載されています。

本作の公式ストーリー概要は以下の通りです。

ブラック・ウィドウの前に突如現れた“妹”エレーナ。
姉妹は、自分たちを暗殺者に育てたスパイ組織レッドルームの秘密を知ったことで命を狙われる。
唯一の味方は、かつて組織が生み出した“偽りの家族”だけ。
だが、この家族の再会によって、レッドルームの恐るべき陰謀が動きだす!
ブラック・ウィドウの作られた過去との戦いが、世界の命運を握る。

映画「ブラックウィドウ」は 2021年7月8日(木) より劇場公開、2021年7月9日(金)からディズニープラスでのプレミアアクセス予定です。

ドラマ「ロキ」の新トレーラー”Chaos”編が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の新たなトレーラー「Chaos」が公開されました。30秒の動画ですが、いくつかの初公開となるカットが含まれています。

映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でも印象的だった、短剣を回転させるアクションなど過去作からのオマージュも含まれています。

「ロキ」の公式概要は以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、アイアンマンたちが訪れた過去の世界で四次元キューブを手に消え去ったロキ。見知らぬ地で目を覚ましたロキは、”時間の流れが違う“という謎の組織TVAの男に拘束され、新たな戦いに巻き込まれることに。作業服を着て戦う姿やシックなスーツでお洒落にキメて飛行機に乗り込む姿など、ロキが様々なビジュアルに変貌。四次元キューブを手にした後、ロキに起こったこととは…?『エンドゲーム』後を舞台にした、ロキの新たな冒険が始まる!

ドラマ「ロキ」は 2021年6月9日 水曜日 16時よりディズニープラスで配信予定です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」にクリストファー・マクドナルドさんがキャスティング

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に俳優のクリストファー・マクドナルドさんがキャスティングされたと、海外メディア Deadline が報じました。マクドナルドさんは重要な役どころとなると伝えています。

記事によると、マクドナルドさんが演じるキャラクターは「シークレット・インベージョン」だけでなく、MCUの映画やディズニープラスシリーズにも登場予定であり、MCU全体を通して重要なキャラクターになるとの事。また、コミックベースではない新しいキャラクターだと報じています。

「シークレット・インベージョン」はサミュエル・L・ジャクソンさん演じるニック・フューリーとベン・メンデルソーンさん演じるタロスを主人公としたドラマで、その他のキャスティングに関しては、メインヴィランをキングズリー・ベン=アディルさんが演じる事が発表されています。

その他、オリビア・コールマンさんやエミリア・クラークさん、キリアン・スコットさん達が役割不明のキャスティングとして報じられています。

「シークレット・インベージョン」は、同名のコミックシリーズがベースとなっていると考えられており、いくつかのタイトルに渡ってスクラル人が地球上のヒーローに取って代わる侵略計画を実行したイベントでした。MCUのスクラルは地球とかなり友好的なため、内容は大きく変わる可能性も指摘されています。

ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスにて配信予定です。

ソース:‘Secret Invasion’: Christopher McDonald Joins Marvel Series For Disney+