映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のトレーラー6つの注目ポイント

ソニー・ピクチャーズが制作する映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の初となる公式トレーラーが日本時間の昨夜公開されました。本記事ではそのトレーラーの中の注目ポイントをピックアップしてまとめています。

まずは公式トレーラーをまだ見ていない方は以下をご確認ください。

スタン・リーとの共演

トム・ハーディさん演じるエディ・ブロックが向かったコンビニでは、レジ近くにマガジンスタンドが置かれています。

©2021 Sony Pictures

画像の右側に位置するそのマガジンスタンドには、マーベル映画ではおなじみの故スタン・リー氏が表紙を飾った雑誌が置かれています。

**ENGERS が存在する?

警官が新聞を感情的に折りたたむシーンでは、記事に「ENGERS」の文字が確認出来ます。

©2021 Sony Pictures

マーベル作品で「-ENGERS」と言えばやはりアベンジャーズを想起させてしまいます。

今の所「ヴェノム」シリーズはソニー独自のユニバースであり、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)とは違う世界とされていますが、ヴェノムの新作では何かが起こるのでしょうか。

レイヴンクロフト

レイヴンクロフト・インスティチュートはコミックにも登場するニューヨークのウェストチェスターに位置する施設。邦訳本では収容所、研究所、刑務所などの訳があてがわれています。

©2021 Sony Pictures

今回のトレーラーの流れから察するに、ここに収容されている殺人鬼クレタス・キャサディがシンビオートの実験をされてカーネイジになるものと思われます。

なお、レイヴンクロフトは映画「アメイジング・スパイダーマン2」にも登場しており、グリーンゴブリン/ハリー・オズボーンが収容されていました。

もうひとりの実験体

ナオミ・ハリスさん演じるキャラクターがベッドに横たわっています。

©2021 Sony Pictures

役どころは明らかにされていませんが、噂ではフランシス・ルイーズ・バーリソンを演じると報じられており、彼女はコミックシリーズ「マキシマム・カーネイジ」に初登場しました。

幼い頃に母親から虐待を受けて育ったフランシスはドラッグに手を染め、やがて売人となり、警察官に頭部を撃たれたことがきっかけで能力に目覚めシュリークとなります。それを悪用し、さらに犯罪を重ねたフランシスはレイヴンクロフトに送られ、そこでサイコキラーのカーネイジことクレタス・キャサディと出会います。意気投合した二人はレイヴンクロフトを脱走し、ニューヨークで大虐殺を繰り広げました。

シュリークは他のシンビオートの弱点である音波による攻撃を得意としており、もちろんヴェノムにとっても厄介な相手。シュリークの左目が輝くと人々の怒り、破壊衝動、殺人衝動などを増幅させてしまいます。シュリークの能力はミュータントとして描かれることが多いですが、そのオリジンははっきりとしていません。

※追記:本記事と入れ違いでシュリークが「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」に登場することが明かされました。

イメチェンしたクレタス

トレーラーで見るクレタス・キャサディは短めのヘアスタイルとなっています。

©2021 Sony Pictures

前作のラストシーンに登場したクレタスはカーリーヘアでした。

Image from 映画「ヴェノム」©Sony Pictures

このイメチェンについて、アンディ・サーキス監督は「彼が長い間そこにいて、様々な変化を遂げてきたことを感じさせたかったのです。闇の中で何が起こっているのかを見極めるために、そういったものをすべて取り払いたかったのです。」とIGNとのインタビューで説明しています。

もうひとりの宿主

少し上でも登場した新聞を読んでいた警官を演じているスティーヴン・グレアムさん。上記のインタビュー動画内の話によると、彼が演じているのはパトリック・マリガンとの事。

©2021 Sony Pictures

パトリック・マリガンもコミックではシンビオートの宿主となり、トキシンへと姿を変えることになりました。パトリックはシンビオートが持つ残虐な衝動と戦いながらも、その正義感からヒーローとして活動しました。トキシンはカーネイジのシンビオートが寄生したもので、カーネイジと同じ赤色を基調としています。


以上、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のトレーラーの注目ポイントでした。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年内に日本公開予定です。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のファーストトレーラーが公開

ソニー・ピクチャーズが制作する映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のファーストトレーラーが公開されました。2018年公開の映画「ヴェノム」の続編にあたる今作でも引き続きエディ・ブロックを主人公とし、トム・ハーディさんが演じることになります。また、タイトルにも含まれているカーネイジとなる殺人鬼クレタス・キャサディをウディ・ハレルソンさんが演じます。

カーネイジとは日本語で大虐殺を意味するワードで、シンビオートがクレタスに寄生することで誕生するヴィランであり、コミックでの宿敵の一人でもあります。

トレーラーにはクレタスの事を報じるデイリー・ビューグルの新聞が映されており、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」に登場したデイリー・ビューグルと同一のものなのか気になるポイントとなっています。

©2021 Sony Pictures

新型コロナウイルスの影響で同じくソニー・ピクチャーズのスパイダーマン映画「モービウス」とは公開順序が逆になりましたが、待望のトレーラー公開となりました。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年内に日本公開予定です。

見逃した人向け、ソニーラテンアメリカが昨年末に削除したスパイダーマンの動画 ─ 他、最新の噂など

2020年の年末にソニー・ピクチャーズ・ラテンアメリカが公開し、すぐに削除したスパイダーマンの動画は当時さまざまな憶測を呼びました。あれから約半年、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の新たな情報や噂も増えた上で、この削除された公式動画は一体何を示していたのでしょうか。

動画としてはトビー・マグワイアさん、アンドリュー・ガーフィールドさん、そしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でおなじみのトム・ホランドさんの三人のスパイダーマンの映像をミックスしたもの。

キャプションではスペイン語で「あなたのお気に入りのスパイダーマンは誰ですか?でも選ぶ必要はありません。マルチバースではなんでも起こる可能性があります!」と書かれており、やはり全員が揃うことを示唆しているようにも思えます。

しかし、トム・ホランドさんは以前のインタビューにて「撮影中に二人を見たことはない」と回答し、アンドリュー・ガーフィールドさんは今月頭のインタビューで「ノー・ウェイ・ホーム」への関与を否定しました。

ところが撮影終了の報告として「ノー・ウェイ・ホーム」のスタント・コーディネーターのジョージ・コットルさんが公開したInstagramの写真では、初代「スパイダーマン」を演じたトビー・マグワイアさんのスタントダブルであるクリス・ダニエルズ氏の名前や、「アメイジング・スパイダーマン」シリーズで主人公を演じたアンドリュー・ガーフィールドさんのスタントダブルであるウィリアム・スペンサー氏の名も見つかっています。

最近ではロケ現場に「アメイジング・スパイダーマン」シリーズでメイおばさんを演じた俳優のサリー・フィールドさんが目撃されたとの情報も出ています。(コロナ禍によるマスクに加えてサングラスもしていますし、デジタルフェイクの可能性もあるため確証はありません。)

マーベル・スタジオはドクター・ストレンジが「ノー・ウェイ・ホーム」に登場する事を公式に明かしている他、各俳優さんの口から出演が明かされてしまったケースもありました。

「スパイダーマン2」でヴィランのドクター・オクトパスを演じたアルフレッド・モリーナさんと、「アメイジング・スパイダーマン2」でヴィランのエレクトロを演じたジェイミー・フォックスさんがそれぞれ出演を認めています。

過去の2シリーズのヴィラン俳優とスタントマンが関与している「ノー・ウェイ・ホーム」で、実際に3人のスパイダーマンが登場するのでしょうか?

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

「アベンジャーズ・キャンパス」のキャストコスチュームが公開

ディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーにて6月4日オープン予定の「アベンジャーズ・キャンパス」のキャストたちが身にまとうコスチュームが公開されました。シニアコスチュームデザイナーのジョー・クチャースキー氏は、「キャストはゲストの体験の中でユニークな役割を果たしています。このコスチュームは、この壮大なストーリーの中で、彼らがそれぞれの役割を体現できるようにデザインされています。」とコメントしています。

説明によると、「アベンジャーズ・キャンパス」のキャストは、キャンパス・レプリゼンタティブと呼ばれるユニークな役割を担っており、彼らが着用するコスチュームは、キャンパス内のそれぞれの住所からインスピレーションを得ています。これらの衣装は、クールで快適でありながら、ゲストがこの土地の物語に没頭できるように作られています、との事。

「ウェブ・スリンガーズ:スパイダーマン・アドベンチャー」と「ウェブ・サプライヤー」

©2021 MARVEL,Disney

「ピム・テスト・キッチン feat. インポッシブル」

©2021 MARVEL,Disney

キャンパス本部

©2021 MARVEL,Disney

「エンシェント・サンクタム」

©2021 MARVEL,Disney

フード・カート

©2021 MARVEL,Disney

「アベンジャーズ・キャンパス」はディズニー・カリフォルニア・アドベンチャーにて 2021年6月4日 オープン予定です。

ソース:First Look: Avengers Campus Cast Members Assemble in New Cast Costumes

ドラックス役デイブ・バウティスタさん、「GotG3」以降のリキャストを示唆する

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズでドラックスを演じるデイブ・バウティスタさんが自身のTwitter上で、最新作「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」以降のドラックス役を演じることはないだろうと明かしました。バウティスタさんは先日も海外メディアのインタビューにて引退を示唆していました。

投稿によると、バウティスタさんは「ドラックスはどこにも行きません。ただ、この男によって演じられることはありません。G3が出る頃には私は54歳になっているでしょうね。もうすぐ全てがたるんでしまうのではないかと思っています。」と物語上でドラックスが死んだりするわけではなく、自身の老化を理由に引退を考えていることを明らかにしました。

この投稿を受けて、「ガーディアンズ」シリーズのジェームズ・ガン監督は「あなたがいないと僕のドラックスは成り立たないよ、相棒! あなたはMCUのドラックス・ザ・デストロイヤーであり、私の知る限り、決して代わりはいません。そして、あなたには自分の演技の選択で好きなことをする権利があります。」と反応しています。

また、今回もファンから4作目について聞かれた監督は「なくはない」とした上で「Vol.1で始めたガーディアンズの物語は、Vol.3で終わると考えています。」と返答しました。

Vol.3でチームはどういった結末を迎えるのでしょうか。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は2023年5月5日より米国公開予定、日本では2023年4月予定です。

米国のディズニーショップに映画「ヴェノム2」のグッズが登場し、海外ファンの間で話題に

米国のディズニーオンラインショップに、ソニー・ピクチャーズ制作の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のグッズの販売が開始され、海外ファンの間で話題となっています。現在の公式発表ではヴェノムの新作映画はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品ではないはずで、この商品の登場は様々な憶測を呼んでいます。

販売されているのは「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のロゴが入ったTシャツで、商品説明には「このオールコットンのクルーネックTシャツで、2つの最も邪悪なヴィランの戦いに備えましょう。ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジのロゴのスクリーンアートが、どこにいてもパワフルなスタイルを主張します。」と記されています。

現状ではMCU作品である「スパイダーマン:ホームカミング」や「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」のグッズもディズニーでは販売されていないのにも関わらず、ソニーが独自に制作した映画のグッズが販売されることは誰も予想していませんでした。

先日、米ディズニープラスでソニー・ピクチャーズ制作のスパイダーマン関連作品の配信に関する契約が締結されたと報じられましたが、この事と関連して、ディズニーとソニーのパートナーシップはファンが思うよりも前進しているのかもしれません。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年9月24日 米国公開予定、日本での公開日は未定です。

ジェームズ・ガン監督とドラックス役デイブ・バウティスタさん、映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」が最後の作品になるだろうと明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのジェームズ・ガン監督が、現在開発中の3作目「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」で完結させたい意向をあらためて示しました。また、同シリーズに登場しているドラックスを演じるデイブ・バウティスタさんも次の3作目が最後の作品になるだろうと語りました。

Twitter上でファンから「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーに4作目はあるのですか」という質問に対し、ガン監督は「(GotG3が)最後の作品になるように計画しています。」と返答しました。監督は昨年にも「Vol.3」が最後になる予定だと述べており、今もその姿勢で3作目を開発しているようです。

また、ドラックスを演じるデイブ・バウティスタさんは、海外メディア Digital Spy Magazine とのインタビューにて3作目以降のドラックスの出番について聞かれ、「しばらくの間、ドラックスとマンティスの映画の話がありました。それは、ジェームズ・ガンのアイデアで、彼は本当にドラックスとマンティスの映画を作りたいと思っていました。監督はそれを私に提案し、とても素晴らしいアイデアだと思いましたが、スタジオからは何のフォローもありませんでした。彼らはあまり興味を持っていないと思うし、彼らのやり方に合わないのかもしれません。しかし、それ以外の話は聞いたことがありません。私の義務としては、ガーディアンズ3があるし、それがドラックスの最後になるでしょう。」と答えました。

現状で「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」のような大型クロスオーバーとなる映画が発表されておらず、そういった作品がない限り「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」がドラックスの最後の作品になる可能性が高そうです。

これまでのMCUにてドラックスの戦いの目標は達成されており、幻となったドラックスとマンティスの映画があれば新たな何かが描かれたのかもしれませんが、ひとまずはドラックスの物語は完結を迎えるようです。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は2023年5月5日より米国公開予定、日本では2023年4月予定です。

ソース:Guardians of the Galaxy 3 Will ‘Probably’ Be the End of Dave Bautista’s Drax Role

【噂話】マーベル・スタジオはMCUにシュマゴラスの導入を計画していると報じられる

マーベル・スタジオが将来的にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にシュマゴラスを導入する計画を進めていると報じられました。インサイダーのダニエル・リヒトマン氏がPatreonに投稿していると海外メディア The Direct が伝えています。

記事によるとドクター・ストレンジのヴィランの一人(?)であるシュマゴラスが将来のMCUに登場するかもしれないと紹介しています。導入の時期については未定で、デビューについての詳細も不明との事です。

シュマゴラスは日本ではシュマちゃんの愛称で親しまれており、カプコン社が1995年にリリースした格闘ゲーム「マーヴル・スーパーヒーローズ」(当時はマーベルではなくマーヴル表記が多く見られました)でプレイアブルキャラクターとして登場し、以降のシリーズにも出演していました。

ストレンジのヴィランとは言ったものの、当時シュマゴラスがコミックに登場したのは片手で数えるほどの回数のマイナーなキャラクターで、カプコンがマーベルに「このキャラクターを出したい」と打診した際には「誰ですかこいつ」と返答されたという逸話もあるキャラクターです。結果的にマーベル側からの制約はほとんどなく、カプコンがかなり自由にキャラクター設定をしたというアメリカ生まれの日本育ちとも言えるようなヴィランです。

コミックではエンシェント・ワンが命と引換えに封印するというかなり強力なヴィランであり、MCUでエンシェント・ワンがすでにいないことを考えると、ドクター・ストレンジの引退作で登場するのかもしれません。もしかすると現在制作中のシリーズ新作映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」でその片鱗を見られるのかも?

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 米国公開予定です。

ソース:MCU Rumor Points To Doctor Strange Villain Shuma-Gorath Appearing In Upcoming Marvel Project

ジェイミー・アレクサンダーさんが映画「マイティ・ソー」の公開10周年をお祝い

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マイティ・ソー」の公開10周年を祝って、レディ・シフを演じたジェイミー・アレクサンダーさんがInstagramを更新しました。2011年5月6日に米国で公開された「マイティ・ソー」は人気のシリーズとなり、現在は4作目の制作が進められている他、来月にはディズニープラスでスピンオフドラマの配信もスタートします。

シフはシリーズ3作目の「マイティ・ソー/バトルロイヤル」には登場しませんでしたが、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」ではフィル・コールソンと共に活躍しました。また、現在制作中の映画4作目「ソー:ラブ&サンダー」や6月配信予定のドラマ「ロキ」にキャスティングされているとも報じられています。

シリーズ最新映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。

映画「レッドソニア」リブート版の主演にハナ・ジョン=カーメンさんがキャスティング

映画「レッドソニア」のリブート版の主役として、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ」のゴースト役を務めたハナ・ジョン=カーメンさんがキャスティングされた事を、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。

1985年に女優のブリジット・ニールセンさんと俳優のアーノルド・シュワルツェネッガーさんの共演で実写映画化された「レッドソニア」ですが、米ミレニアム・フィルムズはこの映画のリブート版の企画開発を10年以上前から行っており、2008年にはロバート・ロドリゲス監督が当時婚約者であったローズ・マッゴーワンさんの主演で映画化を予定していました。しかし企画は頓挫し、その後もさまざまな脚本家が再執筆する中、2018年にもリブートを発表。

しかしこの時は起用されていたブライアン・シンガー監督の性的暴行疑惑による解任などを受け、またもや企画は中断。その後、Amazonプライム・ビデオの「トランスペアレント」などを手掛けたジル・ソロウェイ監督が起用された事が発表されました。

ソロウェイ監督は今回のキャスティングについて「ハンナは我々が何年も追いかけてきた非常に才能のある女優で、彼女はまさしく『レッドソニア』です。彼女の幅広さ、感性、強さは、私たちが求めていた資質の全てであり、一緒にこの旅に乗り出すことにこれ以上ないほど興奮しています。」とコメントしています。

©MARVEL

映画タイトルでもある女性戦士レッドソニアは、ロバート・E・ハワード氏のファンタジー小説「英雄コナン」シリーズに登場し、現在はマーベル・コミックスのもとでコミック化されているキャラクターです。映画についてはマーベル・スタジオ作品ではないためMCUとは今の所関連していません。1985年の実写映画版では、悪の女王ゲドレンに村を焼かれ、姉を殺されたレッドソニアが復讐のために立ち上がる物語でした。

映画「レッドソニア」リブート版の公開日は未定です。

ソース:‘Red Sonja’: Hannah John-Kamen to Star in Millennium’s Sword and Sorcery Feature (Exclusive)