映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の新たな予告が公開

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の新たな予告が公開されました。先日発表された公開日である12月3日をあらためてアナウンスしつつ、初公開となるいくつかのシーンが含まれています。

公式あらすじは以下の通りです。

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、彼と共同生活を送る地球外生命体(シンビオート)のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、サン・クエンティン刑務所である死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく…… 死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月1日米国公開予定、日本は2021年12月3日公開予定です。

映画「DUNE/砂の惑星」ドゥニ・ビルヌーブ監督がマーベル映画を「コピペに過ぎない」と批判

ワーナー・ブラザース配給で10月公開予定の映画「DUNE/砂の惑星」のドゥニ・ビルヌーブ監督が、海外メディア el mundo(スペイン誌)とのインタビューの中でマーベル映画を「カット&ペーストに過ぎないマーベル映画が多い」と批判した事が話題になっています。

インタビューの中で、ヴィルヌーヴ監督は、著名な映画監督を引き合いに出し、大規模な予算で制作された映画は、芸術的には今でも意義があると考えていることを認めました。

ハリウッドの黄金時代を思い浮かべてみてください。商業映画が異なる芸術的提案をすることができ、それゆえに政治的であることがわかります。やりたいことをやるために潤沢な予算があることを、損だとか邪魔だとか思ったことはありません。逆転の発想。多額の予算をかけた映画は、同時に芸術的な意味を持つことができない、と誰が言ったのでしょうか?私は今、クリストファー・ノーランやアルフォンソ・キュアロンのような人たちのことを考えています。

以前に「スーパーヒーロー映画は映画ではない」というマーティン・スコセッシ監督のコメントをインタビュアーが引用すると、ヴィルヌーヴは前者の意見に同意し、「この種の映画は、その「カット&ペースト」方式のために、(観客を)少しばかりゾンビにしてしまっている」と述べました。

おそらく問題は、他の映画の “切り貼り “に過ぎないマーベル映画があまりにも多く目につくことです。この種の映画は、観客を少しゾンビにしてしまっているのかもしれません。しかし、大作で高価な価値のある映画は今もたくさんあります。私は悲観的になる必要はないと思います。

ヒーロー映画はそのストーリーテリングの性質上、「ヒーローが悪役を倒す」という脚本のコピペの型からは逃れられない宿命にあり、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でもそこから外れているのは「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」や「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」といった数少ない作品だけに留まっています。

監督の真の意図はこのインタビューだけでは判断が難しいですが、「DUNE」には「スパイダーマン」シリーズのMJ役ゼンデイヤさん、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」「アベンジャーズ/エンドゲーム」でサノスを演じたジョシュ・ブローリンさん、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのドラックス役デイブ・バウティスタさん、「アントマン」シリーズでカートを演じたデヴィッド・ダストマルチャンさん、ドラマ「ムーンナイト」主演のオスカー・アイザックさん達が登場しています。彼らの出演経歴に監督が泥を塗ってしまうのはとても悲しい事です。

昨今のマーベル映画の多くは興行成績の記録を塗り替え、賞を取り、レビューサイトでは高く評価される傾向にあります。監督はこれを「観客をゾンビ」にしていると表現しました。もちろんのように2021年に公開された「ブラックウィドウ」、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」はそれぞれ記録を塗り替え、その物語や映像が高く評価されています。また、映画だけでなくドラマ「ワンダヴィジョン」もエミー賞を受賞し、大成功をおさめています。

お気に入り作品を批判されて怒るファンもいれば、ビルヌーブ監督が成功者であるマーベルに嫉妬しているだけと捉えるファンもいますが、しばらくはSNSで燃え続ける事になりそうです。

ソース:Denis Villeneuve Criticizes Marvel Movies: ‘Turned Us Into Zombies’

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」アンディ・サーキス監督が映画が90分である事の理由を説明

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のアンディ・サーキス監督が、海外メディア IGN とのQ&Aセッションに登場し、昨今の映画と比べて90分という上映時間の短さについて質問され、説明しました。

監督は質問に対して、「僕らはこの映画を本当のスリルを味わえるものにしたかったんだ。速くて、筋肉質で、あまり説明に時間をかけないように。しかし、そうは言っても、私たちがやったことは、すべてのキャラクターにどっぷりと浸かることができ、次の戦闘やアクションパートに急ぐことがないように、バランスをとることができたと思います」と、90分の中にすべてがしっかりと収められている事を説明しました。

また、監督は制作チームが “ある時点でカーネイジをストーリーに登場させなければならないことを知っていて、(その前に)あまり長引かせたくなかった “と付け加えました。「しかし、同じ意味で、この映画の中心にあるのは、エディとヴェノムの素晴らしい関係です。だから、それを急ぐようなことはしたくなかったんだ。」

「例えば、カーネイジが生き返ると、エディはそこにたどり着くために何もしないで隠れていて、彼を追いかけようとします。このように、この作品には独自のエネルギーとペースがあり、それから逃れることはできませんでした」。そして最後に”あなたは吸い込まれてしまうでしょう” と締めくくりました。

公式あらすじは以下の通りです。

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、彼と共同生活を送る地球外生命体(シンビオート)のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、サン・クエンティン刑務所である死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく…… 死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月1日米国公開予定、日本は2021年12月3日公開予定です。

ソース:Venom: Let There Be Carnage’s Runtime Is Short for a Storytelling Reason

Time誌「最も影響力のある100人」スカーレット・ヨハンソンさん、クロエ・ジャオ監督、ダニエル・カルーヤさんが選出

米国のニュース雑誌タイムによる2021年の「世界で最も影響力のある100人」にスカーレット・ヨハンソンさん、ダニエル・カルーヤさん、そしてクロエ・ジャオさんが選出されました。3人はマーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品に携わっている人物です。

スカーレット・ヨハンソン

ヨハンソンさんは2010年公開の映画「アイアンマン2」にてMCUに初登場。ブラックウィドウ/ナターシャ・ロマノフを演じ、以降多くのMCU作品に出演しました。推薦人のジェイミー・リー・カーチスさんは以下のようなコメントを寄稿しています。

スカーレット・ヨハンソンは、私が結婚した年の私の誕生日に生まれたこともあり、親近感を持っていました。彼女は私の誕生日に生まれ、私が結婚した年に生まれたからです。彼女は私の母の内面を知りたがっていたので、私たちは話をしました。2人のルーツがデンマークであること、演技への情熱、複数の才能を持っていることなど、明らかな共通点がありました。その映画の中で、スカーレットを見て、彼女が私の母と同じであることに驚かされる瞬間があります。

最近、私は彼女がブラックウィドウとしてスクリーンを支配しているのを見ました。ブラックウィドウは、女性を操って自分のために戦わせる権力者に復讐します。そして、現実に起きた「操られ」(同じ強調)に対する彼女の見事な対応を見ました。彼女は、映画館とストリーミングで同時に映画を公開するという決定によって、かなりのギャラの損失を被ったとして、スタジオに対して契約違反の訴訟を起こしたのです。

良心を持った暗殺者としても、感情を持った俳優としても、そして第2子を出産したばかりの猛烈な母親としても、「このママベアをバカにするな」というメッセージは明確です。

ヨハンソンさんは長年MCUに貢献してきましたが、映画「ブラックウィドウ」の公開方法についてディズニーの契約違反を理由に提訴し、噂されていた「ブラックウィドウ2」やMCUでの監督デビューについて先行きが不透明になっています。

クロエ・ジャオ

ジャオ監督は2021年11月5日公開予定の映画「エターナルズ」の監督です。アン・リー監督が推薦人としてコメントを寄せています。

クロエ・ジャオは、2017年の映画「The Rider」で世界の注目を集めた。サウスダコタ州で奮闘するネイティブアメリカンの家族を疎ましくも見事に描いた作品だ。そして、アジア人女性として初めてアカデミー賞の監督賞を受賞した「Nomadland」でも、再び注目を集めました。慈愛に満ちた眼差しで、彼女は物語とドキュメンタリーを巧みに融合させ、登場人物の内面の精神を捉え、彼らの人生を覗き込み、真に理解することを可能にしています。胸が張り裂けそうなほど美しい客観的な写真も、深く悲しく、しかし信じられないほど優しい心を映し出しています。

クロエは、見知らぬ土地の遊牧民であり、家のない反抗的な放浪者のようです。しかし、その自由にはエッジがあります。それは、ある文化や、その文化が潜在的に持っている「こうあるべき」という考えに精通していない、特別な視点を持っているからです。このレンズを通して、彼女は鋭い観察力を発揮し、物語の本質を鋭く捉え、判断や解説をすることなく、深い共感を持って描くことができるのです。

クロエは真の宝石のようなアーティストです。世界の中で自分の居場所を探す人間を描いた彼女の作品には、独特の説得力があります。分裂した世界の中で、彼女のビジョンは貴重なものです。

ジャオ監督の「エターナルズ」以降のMCUにおける契約は不明です。

ダニエル・カルーヤ

カルーヤさんは2018年公開の映画「ブラックパンサー」で、ワカンダの国境警備隊ボーダー族のリーダー、ウカビを演じました。推薦人として「ブラックパンサー」のライアン・クーグラー監督がコメントしています。

ダニエル・カルーヤと会話をすることは、他にはない経験です。彼は強烈な目であなたを見ていて、恐怖や判断なしに、注意と共感だけで聞いているように見えます。ダニエルの職人技を賞賛する人たちは、彼の笑顔や、言葉に命を吹き込む方法に注目します。しかし、彼の演技がこれほどまでに深いレベルで評価されるのは、ダニエルが観察者であり、聞き手であり、相手が誰であろうと、どこの国の人であろうと、他の人間との関係を築くことに尽力する共感的な魂を持っているからだと思います。

2021年に公開された映画「Judas and the Black Messiah」で、シャカ・キング監督が、1969年にシカゴで警察に殺害されたブラックパンサー党のリーダー、フレッド・ハンプトン役にダニエルを起用したとき、私は、ダニエルがハンプトンの遺族に会わなければならないときが来るだろうと考えました。ダニエルは、有名人であるということではなく、その共感性によって、彼らの愛するリーダーを演じる自信を得るだろうと確信しました。その共感が、ダニエルを次にどのように導いてくれるのか、私は楽しみです。

カルーヤさん演じるウカビの今後の再登場は不明ですが、最後に登場したウカビは死亡したわけではないので戻ってくる可能性はあると考えられています。現在撮影中の「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」やディズニープラスでのワカンダスピンオフドラマもライアン・クーグラー監督が手掛けている事もあり、その可能性は高いと思われています。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」日本公開日が2021年12月3日に決定

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の日本公開日が2021年12月3日となったことがアナウンスされました。この情報はソニー・ピクチャーズ映画のYoutubeチャンネルにて配信されている番組「#マベりまSHOW」にて発表されました。

大のマーベル好きを公言する尾上松也さんが「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」にまつわるゲストとしてヴェノム役の日本語吹替を務める中村獅童さんをゲストに迎え、シンビオートを作る実験企画などが行われ、動画配信されました。その番組の最後に重大発表として公開日が発表されています。

公式あらすじは以下の通りです。

「悪人以外を食べない」という条件でエディの体に寄生し、彼と共同生活を送る地球外生命体(シンビオート)のヴェノムは、食欲の制限を強いられストレスの毎日を過ごしていた。そんな中、未解決事件の真相を追うジャーナリストのエディは、サン・クエンティン刑務所である死刑囚と再会する。その男の名はクレタス・キャサディ。これまで幾度となく猟奇殺人を繰り返し、収監されたシリアルキラーで、彼には死刑執行の時が迫っていた。「私の秘密を教えよう」と不気味にほほ笑み、エディに対し異様な興味を示すクレタス。突如その時、クレタスはエディの腕へと噛みつき、エディの血液が普通の人間とは異なることに気づく…… 死刑執行の時、ついにクレタスはカーネイジへと覚醒――。世界を闇へと変えていく。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月1日米国公開予定、日本は2021年12月3日公開予定です。

ベネディクト・カンバーバッチさん、ナイトクローラー役コディ・スミット=マクフィーさんとMCUで共演したいと明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ」シリーズで主人公ドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチさんが、FOXのX-MEN映画シリーズでナイトクローラーを演じたコディ・スミット=マクフィーさんとMCUで共演したいとの心境を明かしました。

カンバーバッチさんは主演を務めるNetflixドラマ「パワーオブザドッグ」のプレスツアー中に海外メディア Variety とのインタビューに応じ、X-MENとのクロスオーバーについて質問され以下のように述べました。

私たち(コディ・スミット=マクフィーさんと)はこのことについて話し合ってきました。一緒に仕事をするのが好きなので、そのクロスオーバーをやりたいと思っています。もちろん、まったく違う雰囲気になるだろうけど、そうだね。とてもクールなことです。両者を演じることは名誉なことですが、演劇的なもの、このようなもので親しくなった人と再び交わることはさらに名誉なことであり、その上、このような楽しいものに行くことができたら最高です。

コディ・スミット=マクフィーさんは2016年公開の「X-MEN:アポカリプス」でナイトクローラーとして出演し、その後「デッドプール2」へのカメオ出演や、2019年の「X-MEN:ダークフェニックス」にも出演されています。

「パワーオブザドッグ」で共演し、撮影中にマーベル談義をしたという二人。噂では映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」にプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアが登場するという話もありますが、MCUにX-MENが登場するのはまだ少し時間がかかるのかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 に米国公開予定となっています。

ソース:Benedict Cumberbatch and Kodi Smit-McPhee Talk Toxic Masculinity and Going From Playing Superheroes to ‘The Power of the Dog’

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」、シャーリン、レーザーフィスト俳優が舞台裏写真を公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」でシャーリンを演じたメンガー・チャンさんと、レーザーフィストを演じたフロリアン・ムンテアヌさんが撮影の舞台裏写真をそれぞれのSNS上で公開しています。

この人たちの知られざる一面と、私がこの人たちを好きな理由をご紹介します。
PART 1です。

1枚目:ミシェルの撮影終了日。彼女が演じる役柄から、会う前は真面目な人だと思っていました。でも実際の彼女は、そのエネルギーで部屋を明るくする完全なおバカさんです。

2枚目:フロリアンと私は、どちらの筋肉が大きいかを競いました。彼がジョークを言ったとき、私は大笑いして椅子から落ちてしまいましたが、彼は片手で私と椅子をつかんでいました。彼はゴキブリをとても怖がっています。

3枚目:🙄自分より背の高い人を見ると

4枚目:マスター・ユエンの撮影終了日、マスター・ユエンはいつも冷静です。そういえば、メイクアップトレーラーの中で、フロリアンがサッカーの試合を見ていて、ゴールが決まって急に叫んだことがありました。私たちは皆、怖がっていたのですが、ユエン様だけはとても穏やかで、笑顔で振り向いてくれました。彼は本物のマスターです。

5枚目:船上のアンディ。アンディは一見タフなファイターのように見えますが、本当の弱点は船酔いです。

伝説的な トニー・レオン と一緒に、壮大なキャストナイトアウトのひとつに参加しました😁。
セットの中でも外でも真の伝説であり、グラスの中でもボスです😝🙌🏼
「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は現在劇場で公開されており、ウェンウーとレーザーフィストが活躍する姿を見ることができます⚔🔥。

どちらも劇中のキャラクターとは大きく異るお茶目な写真を公開しています。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公式あらすじは以下の通りです。

マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生! 悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓ったシャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか? 自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが始まる。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

ローレン・リドロフさん、映画「エターナルズ」の撮影で「アンジーに助けられた」と明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」でマッカリを演じるローレン・リドロフさんが、海外メディア ニューヨーク・タイムズとのインタビューに応じ、その撮影秘話を語りました。その中で、聴覚障害を持つリドロフさんは撮影に苦労した事、そしてその際に、アンジェリーナ・ジョリーさんに助けられた事を明かしています。

インタビューで、撮影現場で苦労したことはないかと尋ねられたリドロフさんは次のように述べました。

いくつかのシーンでは、私は壁に直面しなければなりませんでした。耳の聞こえない私に、どうやってキューを出すんだろう?ある時、1日の撮影を終えた後のホリデーパーティーで、アンジー(アンジェリーナ・ジョリー)に相談した事があります。すると彼女はすぐに、「特殊効果で簡単に消せるレーザーペンを使ったらどうかしら」と提案してくれました。

「わあ、すごい」って瞬間でした。以降、壁を見ていると、通訳がレーザーペンで壁に円を書いてくれるんです。「くるくる、くるくる」。それが消えたら「アクション!」って意味なんです。

また、リドロフさんは、「必要なものがあれば気軽に一緒に頼めるか」と聞かれ、最初は「聴覚障害者としていかに働きやすいかをアピールしなければならない」と思い込んでいましたが、ありがたいことに、そんなことはなかったと説明しました。

私は、耳の聞こえない人と一緒に仕事をすることがいかに簡単であるかを示さなければならないと信じて撮影に臨みました。しかし、幸いにもそうではありませんでした。他の人たちと仕事をしてみて、誰もがそれぞれの課題を抱えていることに気づきました。そして、自分が俳優として何を提供すべきかを考え、それに対して謝らないことが必要だと思いました。

そしてリドロフさんは、障害を持つこととその可能性について述べました。

子供の頃、私は俳優になることを夢見ていませんでした。スクリーンに自分が映るなんて想像していませんでした。子供の頃はこの地球にいる数少ない聴覚障害者の一人だと思っていましたが、大人になった今、世の中には少なくとも4億6600万人の聴覚障害者がいることを知りました。私は唯一の存在ではありません。そしてそれが、耳の聞こえないスーパーヒーローがいることの意味であり、より多くの人がより多くの可能性を見出すことができるのです。

はやくから多様性を進めているマーベル・スタジオでしたが、「エターナルズ」の撮影にあたって聴覚障害に対する充分な準備は出来ていなかったようです。しかし、アンジェリーナ・ジョリーさんの提案で撮影がスムーズに進行したとの事。

コミックのマッカリは映画とは大きく異なり、白人男性姿の超スピードの戦士でした。大きく変更されたキャラクター像がどのように活かされるか、あと2ヶ月足らずで確認する事が出来ます。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:How Angelina Jolie Helped Deaf Marvel Co-Star Lauren Ridloff With Frustrations on Eternals Set

ダニエル・クレイグさんがマーベル・スタジオと交渉中だと報じられる

映画「007」シリーズで6代目ジェームズ・ボンドなどを演じている事で知られるダニエル・クレイグさんが、マーベル・スタジオと交渉中でると海外メディア Giant Freaking Robot が報じました。映画「007/ノー・タイム・トゥ・ダイ」の公開を控え、「ナイヴスアウト2」の制作も終えている今、クレイグさんの将来のプロジェクトリストにマーベルが含まれているとの事です。

信頼と実績のあるインサイダーからの情報と前置きした上で、記事は次のように伝えています。

現時点では、ダニエル・クレイグさんは特定のプロジェクトに固執しておらず、それは問題ありません。スタジオ側は様々な可能性を受け入れていると聞いています。すべての選択肢を知ることはできませんでしたが、「ワンダーマン」の役について話をしていることがわかりました。この役は、マーベルが最近詰めている役ですから、以前の情報からも納得できます。ワンダーマンは、サイモン・ウィリアムズとしても知られており、マーベルが新シリーズとしてDisney+に登場させようとしていることが最近わかったキャラクターです。

ダニエル・クレイグさんは2008年に映画「アイアンマン」が公開された頃、映画「マイティ・ソー」出演の契約を断っていた事が報じられていました。当時は「象徴的なキャラクターであるジェームズ・ボンドと、神であるソーを両立させるのは難しい」とし、スケジュールの都合を主な理由としてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に参加する事を辞退していました。

記事ではドラマ「ワンダヴィジョン」がエミー賞を獲得したことも後押ししているとし、映画だけでなくディズニープラスシリーズへの参加の可能性が高まっているようです。

ワンダーマンだけでなく、ファンタスティック・フォーやX-MENなど現在未知数の作品に登場する可能性も高いとの事で、今後の情報には要注目です。

ソース:Exclusive: Daniel Craig In Talks For Marvel Universe Roles

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」監督が将来スパイダーマンとのクロスオーバーが起こりうると語る

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のアンディ・サーキス監督が海外メディア IGN とのインタビューに応じ、将来的にスパイダーマンとのクロスオーバーするかどうかについて言及しました。

インタビューで監督は以下のように語りました。

いいですか、それは誰もが口にする質問です。ヴェノムがスパイダーマンと出会うかどうかを知りたがっていますが、個人的には絶対にありえません。冗談ですよ、もちろん実現しますよ(笑)

でも、たくさんあると思うんだ…。でも、たくさんあると思うよ。もし人々がヴェノムの物語をもっと見たいと思っているなら、スパイダーマンにすぐに飛びついてしまうと、それまでの間にいるたくさんの素晴らしいスーパーヴィランのキャラクターを見逃してしまうことになります。ですから、ある意味では、スパイダーマンに急ぐことで、その扉を閉じてしまうことになるかもしれません。

さらに今作に登場するキャラクターにも触れ、スパイダーマンとのクロスオーバーについて説明しました。

例えば、レイヴンクロフト(犯罪を犯した精神異常者のための研究所)にいるすべてのスーパーヴィランたちなどです。トキシンのような他のキャラクターもいますし、それ以外にも他のシンビオートたちが登場します。

でも、ご指摘の通り、確かに誰もがヴェノムがスパイダーマンと戦うところを見たいと思っています。そして、人々がどれだけ望んでいるかは食欲さの問題です。もし、クロスオーバーを急ぐのであれば、他のシンビオート全てを犠牲にしてしまうことになるでしょう。

監督はヴェノムのラスボスとしてスパイダーマンを見据えているようで、スパイダーマンの登場を急ぐことでヴェノムの物語が終りを迎える事を案じているようです。

ヴェノムシリーズは3部作構想として主演のトム・ハーディさんが3作契約していることが報じられているため、ヴェノム3の制作自体はほぼ確定していますが、シリーズは1作目がルーベン・フライシャー監督、2作目がアンディ・サーキス監督であるため、3作目の監督がどうなるかは不透明です。

もしサーキス監督が3作目に続投となればそこにスパイダーマンは登場しないかもしれません。しかし実現はするだろうとのことで、いつの日かスパイダーマンとヴェノムの対決がスクリーンで見る日が来るのは確実なようです。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年10月1日米国公開予定、日本は2021年内公開予定です。

ソース:Tom Hardy’s Venom Confirmed to Meet Spider-Man In Future Movie