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ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」に映画「キャプテン・アメリカ4」のリーダーが登場する計画があった事が明らかに

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」のヘッドライターを務めるジェシカ・ガオさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応じ、ティム・ブレイク・ネルソンさん演じるリーダー/サミュエル・スターンズが登場するプランがあった事を明かしました。

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ガオさんは「私の最初の原稿では、そこにリーダーがいました。オプションとして提案していたんです。しかし、本当に、なぜ廃案になったのか覚えていません。ただ、他のものを思いついて削除したのか、それともダメだと言われたのか・・・。正直なところ、覚えていないんです。ただ、彼を復活させるか、新バージョンのリーダーをやるか、彼との関連性を考えることはありました。でも、本当に、これは3年前のことで、ドラマはとても進化していたので、実際に何が起こったのか覚えていないんです。」と語っています。

「シーハルク」の配信期間中に開催されたコミコンで、「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」にリーダーが再登場すると発表された時、「シーハルク」作中で展開されていたジェニファーの血液を巡る陰謀と相まって、リーダーがここで再登場するのではないかと言う推測が始まりました。

コミックのリーダーは、化学プラントで働いて用務員サミュエル・スターンズがプラントの事故で大量のガンマ線を浴びた事で、肌は緑色に変化し、特大の頭脳を持った姿に変化する、といった経緯で誕生しました。

MCUのサミュエル・スターンズは映画「インクレディブル・ハルク」(2008年)に登場し、ミスター・ブルーとしてブルース・バナーの治療のサポートをする細胞生物学者でした。しかし、ブルースの治療とは別に、ハルクの血を使った病気の治療薬などの開発をしようとも企んでおり、倫理観が希薄なマッドサイエンティスト気味に描かれていました。作中ではエミル・ブロンスキーに血清を投与する際の事故で、頭部の傷からハルクの血が入り、肥大化を始めるところで以降10年以上に渡って表舞台から姿を消していました。

また、コミックではリーダーがインテリジェンシアを組織した人物でもあり、ドラマにもインテリジェンシアが登場した事で、リーダーが「キャプテン・アメリカ4」に先んじて「シーハルク」に登場する事は自然な流れでもありました。

しかし、最終的にリーダーの姿はおろか名前すらも登場する事はありませんでした。「シーハルク」は女性差別主義(ミソジニー)をひとつのテーマとして1話から最終話に至るまで描いており、ハルクキング/トッド・フェルプスをその親玉とする事で一貫性を守る事に従事しました。

ドラマの中でトッドは、インテリジェンシアのメンバーが血清を合成する事に成功したと語っており、これがリーダー/サミュエル・スターンズを指しているのではないかとも考えられています。

「キャプテン・アメリカ4」のジュリアス・オナ監督は、この映画を「パラノイド(偏執的な)・スリラー」と表現しており、「この敵が誰であるかによって、すべてがリアルで強烈に感じられる」とも発言しています。そして、映画にシーハルクの登場も囁かれています。

「キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は2023年春に撮影開始予定。主人公キャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンにアンソニー・マッキーさん、ホアキン・トレス役ダニー・ラミレスさん、ブラック・キャプテン・アメリカ/イザイア・ブラッドリー役カール・ランブリーさんが「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」より続投。また、ヴィランとして「インクレディブル・ハルク」よりティム・ブレイク・ネルソンさん演じるリーダー/サミュエル・スターンズが再登場することが発表されています。

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ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」シーズン1はディズニープラスで配信中、映画キャプテン・アメリカ:ニューワールド・オーダー」は 2024年5月3日 米国にて劇場公開予定です。

ソース:She-Hulk: The Leader Was Originally Part of Season 1 Plans (Exclusive)

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。