スパイダーマン映画「マダム・ウェブ」の公開延期が報じられる

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」の公開延期が報じられました。この情報は大手海外メディア The Hollywood Reporter のアーロン・カウチ氏によってツイートされたもので、約3ヶ月の公開延期となるようです。

sponsored link
 

ツイートによると、2023年7月7日公開予定だった「マダム・ウェブ」は2023年10月6日となるとの事。公開延期の理由については不明です。

2023年の7月にはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」の劇場公開も控えており、競合を避けた可能性も考えられます。

「マダム・ウェブ」は今月から撮影が始まっており、いくつかの写真がリークされています。これらの舞台設定からトビー・マグワイア版スパイダーマンのクロスオーバーも期待されていますが、今の所メインキャストの姿は確認されていません。

本作は主演にダコタ・ジョンソンさん、他メインキャストとしてイザベラ・メルセードさんシドニー・スウィーニーさんなど注目の女優が多く起用されています。

映画「マダム・ウェブ」は 2023年10月6日 米国公開予定です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」The More Fun Stuff Versionが9月9日に日本劇場公開へ

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の The More Fun Stuff Version が2022年9月9日に日本の映画館でリリースされる事が発表されました。

sponsored link
 

米ソニー・ピクチャーズの公式Twitterは各国での公開日を一斉にアナウンスしています。

新しく公開されるこのバージョンは15分の追加映像があるとのことですが、Blu-rayなどに含まれている映像か、それとも未だに未公開の映像が含まれているのかは不明です。

最近、映画「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督は削除シーンに関して、「最終的に必要ないと判断したから削除したのであって、見せたくはない」という旨の発言をしており、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」のルッソ兄弟監督もディレクターズカットには否定的な姿勢を見せていました。

「ノー・ウェイ・ホーム」の新バージョンについて今の所ジョン・ワッツ監督のコメントはありません。

ソニー・ピクチャーズは「ノー・ウェイ・ホーム」Blu-rayの特典映像を減らした件や「モービウス」の予告に監督の知らない映像を挿入した事など、ビジネスのためにファンをあざむく手法が続いていることが海外ファンの間で指摘されています。

特にBlu-rayから取り除かれた映像が今回の新バージョンに追加されるのではないかという疑念や、Blu-rayも新バージョンがリリースされるのではないかという疑念も出ており、今回の新バージョン劇場公開がどのような結果を迎えるかは不透明となっています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」The More Fun Stuff Version は 2022年9月9日 日本劇場公開予定です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」より哀悼のイースターエッグが発見される

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」より、ソーがこれまでに亡くなっていった者たちに捧げる哀悼のイースターエッグが新たに発見されました。

sponsored link
 

イースターエッグはトレーラーにも登場しているシーンで、ソーが全裸にされ、背中にロキのタトゥーが見える瞬間になっています。

©MARVEL,Disney

この時、背中の右に描かれたスクロールの中には、「母、父、ヘイムダル、ロキ、トニー、ナターシャ」と書かれており、ソーを置いて先に逝った家族や友人への哀悼となっています。

ソー5でここにジェーンの名前が加えられることになるのか、次回作でも背中が露出する際には注目となりそうです。

最近になって同シーンの高解像度画像がリリースされたことで発見されたもので、トレーラーのままだと文字は潰れてほとんど見えていません。今後、4k画質のメディア販売や配信が始まった際には実際の動画で確認出来るかもしれません。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 より劇場公開中です。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のルッソ兄弟監督が「シークレット・ウォーズ」の制作の噂を否定

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」の監督を務めたルッソ・ブラザーズが、海外メディア MTVのジョシュ・ホロウィッツさんとのインタビューの中で、「シークレット・ウォーズ」に関する噂を否定しました。

sponsored link
 

インタビューの中で「シークレット・ウォーズ制作の話し合いに参加しているのか」、「シークレット・ウォーズがアベンジャーズ5となるのか」について質問された兄弟は「マーベル・スタジオとのミーティングはしていません」と答えました。

さらに来週末に開催されるコミコンでのサプライズに期待していいかとの質問に対しては「いいえ、僕たちからは何もありません。自分たちのスケジュールが猛烈に忙しいので、マーベルと何か話したことはないんです。ただ、「彼らと一緒に仕事をするか」と聞かれたら、いつも正直に答えています。『もちろん、そうします』ってね。彼らのことは大好きです。『何をやりたいか』と聞かれれば、『シークレット・ウォーズ』です、僕らが子供の頃に大好きだったシリーズなんです。だから、いつも大きな話にすり替わってしまうんです。でも、はっきり言って、何もありません。」と述べました。

兄弟は以前から「シークレット・ウォーズ」に興味を持っている事を話しており、「これが実現された場合はインフィニティ・サーガを越えるものになるだろう」ともコメントしています。

また、この「シークレット・ウォーズ」実写化の噂に対して、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は否定も肯定もしませんでした。

過去にはコミック「シークレット・ウォーズ」の作者がマーベルから打診があったとも明かしており、監督が決定する以前の開発超初期段階にある可能性はあるようです。

「インフィニティ・ウォー」や「エンドゲーム」などの秘密だらけのプロジェクトに携わってきた兄弟ですから、「シークレット・ウォーズ」の計画が進行していたとしてもインタビューでバラしてしまうわけがないというのは十分に考えられるものであり、公式の制作発表があるその日までファンは忍耐強く待つしかないようです。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」のフィッツはMCUに戻りたくないと語る

マーベルテレビジョン、ABC制作のマーベルドラマ「エージェント・オブ・シールド」でS.H.I.E.L.D.のエージェント、レオ・フィッツを演じたイアン・デ・カーステッカーさんが、海外メディア DigitalSpy とのインタビューの中で、MCUへの復帰に関して乗り気ではない事を明かしました。

sponsored link
 

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でデアデビルが、ドラマ「ホークアイ」でキングピンが、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」でブラックボルトやプロフェッサーXが再登場したことで、「エージェント・オブ・シールド」のキャラクターの再登場に期待がかかる中、イアン・デ・カーステッカーさんは次のように述べています。

あの2人のキャラクター(レオ・フィッツとジェマ・シモンズ)に起こったすべてのことの後、彼らは本当にハッピーエンドを迎えたと思うんです。それをまた台無しにするのはとても悲しいことだと思います。フェアじゃないですからね。

ドラマのフィッツの結末に満足しているカーステッカーさんは「もし(MCUに)再登場した場合、今度は彼らが生き残れるかどうかわかりません。だからフィッツ達がS.H.I.E.L.D.をやめて普通の生活を送っているというアイデアが好きなんです。」と、彼らの幸せな家庭が崩壊する事を懸念していると付け加えました。

そして「エージェント・オブ・シールド」がMCUのカノンだと思うか質問されると、「カノンが何かは分かりません」としつつも、「でもこの番組はコールソンが『アベンジャーズ』の映画から来たという事実だと思うんですよね」と回答しました。

イアン・デ・カーステッカーさんが演じたレオ・フィッツはS.H.I.E.L.D.のメカニック、エンジニアで、ガジェット制作などでS.H.I.E.L.D.を支える人物のひとり。映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」にてウィンター・ソルジャーの襲撃にあったフューリーが車からの脱出に使用したレーザーブレードもフィッツの発明という設定でした。

©MARVEL,Disney

フィッツはスーパーパワーのないキャラクターながら、「エージェント・オブ・シールド」のシーズン1から災難続きで、ファイナルとなるシーズン7のラストにてようやく平穏な人生に戻ることが出来ました。

この結末を気に入っているイアン・デ・カーステッカーさんは、フィッツが再び現場に戻ることで彼らの幸せが壊れてしまう可能性を心苦しいと考えているようです。

フィッツやS.H.I.E.L.D.が実際にMCUに戻ってくるかどうかは不明ですが、このドラマはもともとMCUフェーズ1でのフィル・コールソンの人気から始まっており、特にドラマのもう一人の主人公でもあるクエイク/デイジー・ジョンソンとコールソンがMCUに戻ってくる事に期待がかかっています。

コールソンについてはフェーズ4に入ってアニメ「ホワット・イフ」で再登場を果たしていますが、実写としてのリターンについては様々な憶測が飛んでいます。海外スクーパーの一部はクロエ・ベネットさん演じるデイジー・ジョンソンが戻ってくると示唆していますが、その真偽は不明。戻るとすればドラマ「シークレット・インベージョン」は可能性が高いのではないかと見られています。

ドラマ「エージェント・オブ・シールド」は全7シーズン、ディズニープラスで配信中です。

ソース:Agents of SHIELD star explains why he would never return to the role

SDCC2022のポスターの中にS.H.I.E.L.D.のシャロン・カーターが登場

2022年7月21日から7月24日にかけて開催されるSDCC2022(サンディエゴ・コミコン)の広告ポスターの中に、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」や「キャプテン・アメリカ」シリーズに登場していたシャロン・カーターが新たなコスチュームで描かれているのが発見されました。

sponsored link
 

スーツはコミックでシャロンが着用していたホワイトスーツになっていますが、MCUのシャロンはコミックとは大幅に違う道を進んでおり、現在はパワーブローカーとして逃亡生活を終えてアメリカに戻った事が「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で描かれています。

このスーツ自体は「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」で登場する予定だったことが先月発売されたオフィシャルファンブック「marvel studios’ the falcon & the winter soldier: the art of the series」にて判明しています。

S.H.I.E.L.D.のエージェントとしてのスーツ姿である今回のシャロンのポスターは、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のシャロンがシャロン本人ではない説(スクラル人やミスティーク説)を後押ししており、コミコンで「キャプテン・アメリカ4」に関する何らかの発表がある事に注目が集まっています。

映画「デッドプール3」、脚本家が「マーベル・スタジオは自由にやらせてくれる」と作風変化への不安を払拭

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール3」の脚本を担当するレット・リースさんが、海外メディア Discussing Film とのインタビューで、マーベル・スタジオは「やりたい事をやらせてくれる」と述べました。

sponsored link
 

インタビューの中でリースさんは「まるで着心地の良い古いセーターを着ているような感じです。マーベル・スタジオは、私たちがこの作品のために持っているトーンとビジョンを維持するためのサポートを本当に与えてくれました。彼らは非常に実践的で協力的で、私たちに何でもさせてくれました。だから、本当に楽しいんです。私たちはまた研究室に戻ってきたマッドサイエンティストです。デッドプールは私たちの大好きなキャラクターで、これからもずっと、私たちが最も思い入れのあるキャラクターだと思いますし、また彼を書かせてもらえることにとても感謝しています。だから、とても楽しいんです。夏休みが終わって、また学校に行くようなものです。かなり楽しいですよ。」と語っています。

「デッドプール」、「デッドプール2」は20世紀FOX制作の映画であり、FOXがディズニーに買収された事で、3作目をマーベル・スタジオが制作する事が発表されました。この事がデッドプールシリーズの作風にどう影響するのか、特に親会社のディズニーの表現規制について懸念されていましたが、リースさんの発言によると心配無用なようです。

現在、「デッドプール3」のキャスティング等についての公式発表はなく、主演のライアン・レイノルズさんがレスリー・アガムズさんのリターンを示唆した以外には、ヒロイン役のモリーナ・バッカリンさんドミノ役のザジー・ビーツさんも「何も聞かされていない」と以前のインタビューにて語っています。また、MCUでサノスを、「デッドプール2」でケーブルを演じたジョシュ・ブローリンさんについても続投は不明です。

先日はソーを演じるクリス・ヘムズワースさんが「デッドプール3」にカメオ出演したいとも明かしています。

映画「デッドプール3」の公開時期は未定です。

ソース:Rhett Reese & Paul Wernick Talk ‘Spiderhead’, ‘Deadpool 3’, & ‘Clue’ – Exclusive Interview

映画「マダム・ウェブ」の舞台は2000年頃?撮影現場写真がリーク

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」の撮影が行われているボストンから、撮影現場の写真がリークされました。海外メディア ボストン・グローブのケヴィン・スレイン氏の投稿によると、本作が2000年代初頭を舞台としている可能性があるようです。

sponsored link
 

スレイン氏は「Palm Pilotに新機能「3Gスピード」?公衆電話や新聞受けが街角に?ビヨンセのデビューアルバムのビルボード?ソニー・マーベルのスーパーヒーロー映画「マダム・ウェブ」は、今週の撮影のためにボストンを2000年代初頭のNYに変身させました。」とコメントを添えて撮影現場のセット写真を投稿しています。

「マダム・ウェブ」が2000年代をメインに描くのか、それとも現代と2000年代を行き来するかは不明です。

SSUとして制作された「ヴェノム」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」、「モービウス」の時系列はいずれも公開当時の時系列で描かれていますが、2000年代初頭といえばトビー・マグワイアさん主演、サム・ライミ監督の「スパイダーマン」の時系列でもあります。

今回のセットが「スパイダーマン」とのクロスオーバーを意味しているのか、今後のさらなるリークによって明かされていくかもしれません。

また、主演のダコタ・ジョンソンさんイザベラ・メルセードさんシドニー・スウィーニーさんなど注目の女優が多く起用されていますが、彼女たちの具体的な役も明らかになっていません。

こちらも撮影が始まったことで徐々にその形が見えてくると考えられています。

映画「マダム・ウェブ」は 2023年7月7日 米国公開予定です。

理論物理学者の加來道雄先生がMCUのマルチバースの正解点、矛盾点を解説

素粒子や超ひも理論の専門家の加來 道雄(ミチオ・カク)さんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のマルチバースについて、実際の理論に基づいている事、そうでない所を解説した動画の日本語字幕対応版が Youtubeの WIRED.jp チャンネルにて公開されています。

sponsored link
 

理論物理学の専門用語を知らなくても楽しめる内容で、先生も実際にMCUを鑑賞されているような、所々マーベル愛を感じる動画になっています。

ドラマ「ロキ」シーズン1、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」等、ディズニープラスで配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、イルミナティの暗い設定が明かされる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のヘッドライターを務めたマイケル・ウォルドロンさんが、海外メディア Empire とのインタビューの中でイルミナティがいたEarth-838の社会背景について裏話を明らかにしました。

sponsored link
 

ウォルドロンさんはインタビューの中で、「”メモリーレーン “の面白い所は… 838の秘密の歴史は、ちょっとした警察国家なんです。見てわかるように、みんな一様に服を着ていて、ちょっとしたオーウェル的な感じですね。」と、ジョージ・オーウェルさんの小説「1984年」を引き合いに語りました。

そして、メモリーレーンは機械音声が「免責事項:犯罪やその他に関する記憶は 裁判で認められる可能性があります」とアナウンスする予定だった事を明かし、犯罪を暴くための装置である事を明かしました。

そして、このシーンでアメリカチャベスの過去に触れる予定がなかった事も明かしました。

アメリカチャベスの両親との関係については、もう少し後になってから明らかになりました。少なくとも私は、当初は、そのような情報は控えたほうがいいと感じました。アメリカのソロ活動に入るときに、むしろ答え合わせをするような内容だと思ったからです。しかし、ストーリーを構築していくうちに、彼女についてもっと知りたいと思うようになりました。ストレンジも彼女のことをもっと知りたいと思うはずです。二人の関係や会話に正直であっただけです。

Earth-838に到着したドクター・ストレンジとアメリカチャベスがサンクタムに向かう途中で登場したメモリーレーンは都合のいい回想マシーンではなく、このユニバースにおける社会の暗い部分を表していると、ウォルドロンさんは指摘しました。

イルミナティはサノスを倒し、スプリーム・ストレンジは英雄として称えられていた一方で、脅威の再発を防ぐためにメモリーレーンを導入し、このユニバースは強度の監視社会へと変貌してしまったと言います。ウルトロン計画が実行され、成功していることもその一因となっているようです。

ドリームウォークでこのユニバースに侵入したワンダは無惨にもイルミナティを殺害しましたが、もしかするとこの世界でワンダは解放者として市民から称えられる存在になるかもしれません。

Earth-838のイルミナティ以外のヒーローや関係者が、Earth-616や残された838のワンダにどういう対応を取っていくのかは気になる所ですが、今の所それらが描かれる可能性は「ホワット・イフ」シリーズぐらいしか残されていません。今後明かされていく機会はあるのでしょうか?

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Doctor Strange 2 Writer Reveals the Dark Secrets Behind the Illuminati Universe