映画「クレイヴン・ザ・ハンター」のトレーラーがシネコンで公開─ライノ参戦やR指定など新情報も

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」の最初の予告が、ラスベガスで開催中のシネマコン2023にて公開された事を、多くの海外メディアが報じました。

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イベントに参加したメディア関係者によると、会場では主演のアーロン・テイラー・ジョンソンさんのビデオメッセージが公開され、「映画がR指定になるかって?もちろんR指定さ」と述べたと言います。

また、会場限定で公開された映像では、スパイダーマンの宿敵・ライノの登場が示唆されたと言います。ライノはアンドリュー・ガーフィールドさん主演の「アメイジング・スパイダーマン2」にて実写化されている他、「モービウス」にもイースターエッグとして登場していました。

Screen Rant の Rob Keyes 氏は「クレイヴンが男の鼻を噛みちぎってカメラに吐き出す」シーンがあったと報告。ComicBookMovie は、映像には「大量の血と爆弾」が含まれており、クレイヴンが喉を引き裂いているのが見られると付け加えました。

また、ComicBook.com の Brandon Davis 氏によると、ラッセル・クロウさん演じるクレイヴンの父親も登場するも、彼らは対立する事になるようだと報告しています。

監督は「マージン・コール」などのJ・C・チャンダーさん。

主人公のクレイヴン・ザ・ハンターを演じるのはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でワンダの弟クイックシルバー/ピエトロ・マキシモフを演じたアーロン・テイラー・ジョンソンさん。

その他、アリアナ・デボーズさん、フレッド・ヘッキンジャーさん、アレッサンドロ・ニヴォラさん、クリストファー・アボットさん、ラッセル・クロウさんらが共演に名を連ねています。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年10月6日に米国にて劇場公開予定です。

【噂話】映画「ヴェノム3」がキウェテル・イジョフォーさんの起用を検討していると言う

ソニー・ピクチャーズが開発中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム3」に登場する悪役として、キウェテル・イジョフォーさんの起用が検討されていると、海外スクーパーのダニエル・リヒトマン氏が自身の Patreon にて報じました。

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報告によると既にオファーの最中だとの事で、出演契約の署名にまでは至っていないようです。また、その役割についても不明で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「ドクター・ストレンジ」シリーズからバロン・モルドやその変異体としての登場となるのか、まったく別のキャラクターになるのかは分かっていません。

「ヴェノム3」は2023年2月時点でプリプロダクション中である事がトム・ハーディーさんによって報告されており、昨日もキャスティングに関するニュースが報じられるなど、動きが慌ただしくなって来ているようです。

3作目は「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の脚本を担当したケリー・マーセルさんが監督となり、脚本もこれまで同様マーセルさんが主導。前作と同様にトム・ハーディさん、アヴィ・アラッドさん、マット・トルマックさん、エイミー・パスカルさん、ハッチ・パーカーさんがプロデューサーとして参加しています。

「ヴェノム3」は2023年6月から9月にかけて撮影が行われる予定で、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」での合流に向けてドラマ「ロキ」よりオーウェン・ウィルソンさん演じるTVAのエージェント・メビウスが登場するとも噂されています。

映画「ヴェノム3」の公開日は未定です。

ソース:Patreon

映画「ヴェノム3」にジュノー・テンプルさんがキャスティング

ソニー・ピクチャーズが開発中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム3」に「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」でキーリーを演じるジュノー・テンプルさんがキャスティングされたと、海外メディア Deadline が報じました。

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ジュノー・テンプルさんの役割については不明との事ですが、主要なキャラクターとして主演のトム・ハーディーさんと並ぶだろうと指摘しています。

「ヴェノム3」は2023年2月時点でプリプロダクション中である事がトム・ハーディーさんによって報告されています。

3作目は「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の脚本を担当したケリー・マーセルさんが監督となり、脚本もこれまで同様マーセルさんが主導するとの事。前作と同様にトム・ハーディさん、アヴィ・アラッドさん、マット・トルマックさん、エイミー・パスカルさん、ハッチ・パーカーさんがプロデューサーとして参加していると伝えています。

ケリー・マーセルさんは脚本家、プロデューサー、そして女優業もこなす人物で、「ヴェノム」シリーズ以外に著名なところでは、「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」や「クルエラ」などの脚本を担当しています。

「ヴェノム3」は2023年6月から撮影が始まるとも報じられている他、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」での合流に向けてドラマ「ロキ」よりオーウェン・ウィルソンさん演じるTVAのエージェント・メビウスが登場するとも噂されています。

映画「ヴェノム3」の公開日は未定です。

ソース:‘Ted Lasso’s Juno Temple Lands Lead Role In Sony and Marvel’s ‘Venom 3’

映画「エル・ムエルト」の残念な現状が報じられる

海外メディア Time に掲載された俳優のバッド・バニーさんのプロフィールの中で、彼の広報担当者はバニーさんが主演を務めるSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「エル・ムエルト」が来年1月の公開を予定しているのにも関わらず、現在「足踏み状態」である事を明らかにしました。

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記事によると、インタビュー中に映画について質問した時、バニーさんは混乱したふりをして、まだ撮影は行われていないと発言。彼の広報担当者は、映画は「停止状態」にあると述べ、後に「開発中」であると訂正したとのことで、ソニーの担当者はこの発言についてコメントすることを拒否したと伝えています。

その後バニーさんは「ソニーは私をペドロ・パスカルに変えるつもりかもしれない」と冗談交じりに付け加えたと言います。

2022年末、バッド・バニーさんは「2023年は休息の年にする」事を発表しており、この時点で「エル・ムエルト」制作の現状について、かなりの疑問視されていました。

一方で先月には新たな人気女優の起用の噂が報じられるなど、中止や完全な中断状態とも言えない様子である事も判明しています。

とはいえ公式発表されている公開予定日まではあと9ヶ月ほどしかなく、未だ撮影が始まっていない事を考えると、公開延期の噂はかなり高い確率で現実のものとなってしまいそうです。

映画「エル・ムエルト」は 2024年1月12日 全米公開予定です。

ソース:Bad Bunny’s Next Move

ラッセル・クロウさん、「クレイヴン・ザ・ハンター」の役柄のヒントを提供 ─「ソー5」については分からないとも

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」に出演するラッセル・クロウさんが Happy Sad Confused に登場し、本作での未公開の役割について重要なキャラクターである事を予告しました。

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「クレイヴン・ザ・ハンター」の撮影の感想を聞かれたラッセル・クロウさんは「J.C.(監督)とはとても仲良くなったよ。オフで何度か食事もしました。仲間と言ってしまって過言はありません。」と非常に親密な関係を構築出来たと明かしました。

また、クロウさんが演じる未公開のキャラクターについてロシア人である事を認め、「キャラクターのためにロシア語で演じるのは本当に楽しいものでした。挑戦だね。過去にもやったことはあります。サタデー・ナイト・ライブで一度やりましたが、この時はおそらくTVでやったロシア語アクセントの中で一番ひどい出来だったと思います。その時は私は何も考えず、ただ崖から飛び降りたようなものでした。」と述べました。

そして、「私のキャラクターが映画で何を期待出来るかはよくわかりません。それほど重要な役割ではないと思います。主要キャラクターの重要な背景ではありますが、物語本編としては必ずしもそうではありません。」と語りました。

クロウさんが「クレイヴン・ザ・ハンター」にキャスティングされたと報じられた時はクレイヴンの家族を演じる可能性が指摘されており、今回提供されたヒントは報道された通りではないかと思わせる内容となっていました。

一方、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)への再登場について質問されたクロウさんは「ええと、誰も僕に何も言って来ていません。前作の最後はそういうアイデアがあったような気がしますよね。でも本当に知りません。」と今後の計画について何も知らないと明かしました。

そして、「もしあなたが若い俳優で、タイカ・ワイティティ監督と一緒に撮影する機会があったら、ぜひ受けてみてください。彼はクリエイティブの天才だし、素敵な男でもある。クリス・ヘムズワースについては一緒に仕事をするまでよく知りませんでした。そして、彼は話芸の達人で彼は本当に面白いんです。本当に温かく迎えてくれる人物で、私たちはただひたすらそれを追い求めました。映画館で見るのは、大きくて豪華で素晴らしいセットだけど、実際は、僕とクリスと、馬鹿げたブルーシートで覆われた段ボール箱が2つあるだけでしたけどね。」と「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督と主演のクリス・ヘムズワースさんを絶賛しました。

「ソー」5作目が「ラブ&サンダー」で示唆されたようにソーとゼウスの息子ハーキュリーズ(ヘラクレス)との戦いに焦点を置くのであれば、それを指示したゼウスが再登場するのはごく自然な流れとなります。これは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」の2作目、3作目の関係にも似ていると言えます。

タイカ・ワイティティ監督は「ラブ&サンダー」公開前のインタビューにて「ラグナロク(バトルロイヤル)とラブ&サンダーに続く3部作は考えていない」と言及。クリス・ヘムズワースさんは2022年末のインタビューにて「ソーは1作目&2作目、ラグナロクとラブ&サンダーでそれぞれテイストが似ているから、5作目と6作目でまた新しい事をやりたい」という旨のコメントをしていました。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年10月6日に劇場公開予定、「ソー:ラブ&サンダー」はディズニープラスで配信中です。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は思いがけないほど暗い世界になると言う

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」に出演するラッセル・クロウさんが、海外メディア CBR とのインタビューの中で、本作のトーンが暗いものになると明かしました。

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ラッセル・クロウさんは本作について、「私はまだ見ていません。見ていないけど、もうすぐもう一回撮影があるのは知っている。2週間ほどでやるシーンがあります。監督のJ.C.チャンダーとも話しました。彼は目の前の作品にとても興奮しているし、人々がこの作品をどう受け止めてくれるのか、とても楽しみにしているようだ。彼が言った『思いがけないほど暗い世界だ』という言葉のひとつを、私もある程度伝える事が出来ると思うよ」と語りました。

撮影は既に終了し、2022年末には試写会が行われた事がスクーパーによって報告されていました。今回、ラッセル・クロウさんが再撮影を認めたのは、その試写会で芳しくなかった部分の改善に取り組むのかもしれません。

本作では主人公クレイヴンをアーロン・テイラー・ジョンソンさんが演じ、クレイヴンの父親役にラッセル・クロウさん、異母兄弟のカメレオン役にフレッド・ヘッキンジャーさん、恋人カリプソ役にアリアナ・デボーズさんヴィラン役にアレッサンドロ・ニヴォラさんクリストファー・アボットさんの名前が報じられています。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年10月6日に劇場公開予定です。

【噂話】映画「エル・ムエルト」にアナ・デ・アルマスさんが出演か

ソニー・ピクチャーズが開発中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「エル・ムエルト」のキャスト候補にアナ・デ・アルマスさんが入っていると、海外メディア Screen Geek が報じました。「エル・ムエルト」は先週、公開延期の可能性が報じられ、計画はあまり進んでいないとも言われていました。

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記事によると、アナ・デ・アルマスさんは「エル・ムエルト」のキャストの一人としてソニーが狙っている俳優の一人との事で、役割については不明なものの、メインキャラクターの一人になると聞いているとの事。

アナ・デ・アルマスさんはここ数年で、一躍有名になった俳優の一人で、彼女の女優としてのキャリアは、当初キューバで始まり、スペインのテレビシリーズ「El Internado」に出演した後、すぐにハリウッドの主要作品での英語圏での役作りに成功しました。これらのプロジェクトには、「Knock Knock(邦題:ノック・ノック)」、「War Dogs(邦題:ウォー・ドッグス)」、「Blade Runner 2049(邦題:ブレードランナー2049)」、「Knives Out(邦題:ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密)」、「No Time To Die(邦題:007/ノー・タイム・トゥ・ダイ)」など著名な作品があり、最近ではNetflixの「Blonde(邦題:ブロンド)」にマリリン・モンロー役で出演しています。

2022年の段階では、ソニーはスパイダーウーマンとしてアナ・デ・アルマスさんの起用を狙っているとも報じられていました。

コミックに登場するエル・ムエルトは、代々受け継がれてきたスーパーパワーを持つメキシコのレスラー。スパイダーマンのヴィランとして登場した少しマイナーなキャラクターでした。

このエル・ムエルトを主人公とし、実写化する本作の物語がどういったものになるかは不明ですが、「ヴェノム」、「モービウス」、「クレイヴン・ザ・ハンター」、「マダムウェブ」と関連していくと見られています。

主演はバッド・バニーさん。制作にはホナス・キュアロン監督と、ガレスダンネットアルコセールさんが脚本として参加しています。

映画「エル・ムエルト」は 2024年1月12日 全米公開予定です。

ソース:Exclusive: Ana De Armas Eyed For ‘El Muerto’ Sony Spider-Man Spin-Off Movie

【噂話】映画「エル・ムエルト」公開延期か─スパイダーマンヴィランを描く野心作

ソニー・ピクチャーズが制作を発表しているSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「エル・ムエルト」が公開延期の可能性が高くなって来ているとして、話題になっています。海外スクーパー Big Screen Leak 氏は本作の現状について、予定通り公開される可能性は非常に低いとレポートしました。

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BSLはファンから「エル・ムエルト」に関する質問の答えとして、本作の現状について「まったく話を聞いたことがない」と開発が進んでいない事を明らかにし、ソニーが発表している 2024年1月12日 の劇場公開には間に合わないだろうと指摘しました。

公開1年を切ったタイミングで、主演をバッド・バニーさんが務める以外のキャスティング情報が噂すらない現状に加えて、そのバッド・バニーさんも2022年末のインタビューで「2023年は休養の年にする」と宣言しており、2024年1月公開予定にもかかわらず2023年に撮影されない可能性が浮上していました。

今回のスクーパーの報告から察するに、バニーさんの発言は本業のミュージシャン活動の休業だけではなく、俳優業も含む全体的な活動を休むといった意味合いだったと考えられます。

「エル・ムエルト」の一ヶ月後に公開予定の「マダム・ウェブ」に関しては主演のダコタ・ジョンソンさんが撮影の完了を報告しており、それと比べても「エル・ムエルト」が進んでいない事は明らかでした。

SSUはアーロン・テイラー・ジョンソンさん主演の「クレイヴン・ザ・ハンター」が今年の10月公開に向けて編集作業が進められており、2024年1月予定の「エル・ムエルト」を飛ばして、2月に「マダム・ウェブ」が控えています。また、「ヴェノム3」の開発が始まっている事を主演のトム・ハーディさんが報告しています。

進捗的には劇場公開予定日を取得していない「ヴェノム3」のほうが進んでいる可能性すらありますが、今後の情報には要注目となります。

映画「エル・ムエルト」は 2024年1月12日 全米公開予定です。

【噂話】映画「マダム・ウェブ」、シドニー・スウィーニーさんの役柄が判明か

ソニー・ピクチャーズが制作中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」に出演するシドニー・スウィーニーさんの演じる謎のキャラクターについて、インサイダーのジェフ・スナイダー氏が最新の情報を提供しました。

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スナイダー氏はYoutube番組 The Hot Mic に出演し、シドニー・スウィーニーさんは間違いなく複数いるスパイダーウーマンの一人を演じていると指摘。

そしてそれがジュリア・カーペンターである可能性が高いと言及しました。これは 2022年8月 にThe Cosmic Circusによって最初に報道されたニュースと同様で、ここに来て内部情報が一致したようです。しかしながらこれらはソニー・ピクチャーズの公式情報ではない事に注意が必要です。

「マダム・ウェブ」の撮影現場は比較的多く目撃され、各俳優さんたちの姿も確認されており、もちろんシドニー・スウィーニーさんの姿も写真にとらえられています。しかしそのほとんどが普段着といって差し支えないもので、ロケの写真からキャラクターの特定することは難しいものでした。

なお、スナイダー氏は2020年に計画の噂が報じられたオリヴィア・ワイルド監督による映画「スパイダーウーマン」にも言及し、「スパイダーウーマン」はシドニー・スウィーニーさんが主演するものではなく、マーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)と関係している可能性が高いとも指摘しました。「スパイダーウーマン」に関する情報はほとんどありませんが、2022年末にTHRはこのプロジェクトがキャンセルされていないと報じています。

「マダム・ウェブ」の撮影について、シドニー・スウィーニーさんは2022年10月に、主演のダコタ・ジョンソンさんは2023年1月に撮影の完了を報告。現在は公開に向けて編集作業等ポストプロダクションの段階に入っていると見られています。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月16日 米国公開予定です。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」には他にもスパイダーマンのシーンが用意されていたと監督が明かす

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のアンディ・サーキス監督が、海外メディア GQ Magazine とのインタビューに応じ、トム・ホランドさんのカメオ出演について語りました。

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サーキス監督はまず、ソニーが展開するマーベルユニバースとマーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)との関連性について「その世界(MCU)が我々の世界(SSU)とどの程度の関わりを満たすかについては、確信が持てませんでした。」と述べました。

さらに監督は、ポストクレジットシーンで登場したトム・ホランドさんのスパイダーマンについて、「もっと、もう少しだけ、他のシーンを描いた草稿がありました。語られることのない部分。それはとても慎重に選ばれました。」と、採用されなかった別のシーンがあった事も明かしました。

そして「多くの調整がありました。まだすべての調整がはっきりしないので、これ以上話せることはありませんが、しかし、そうです、ソニーとマーベル、そして『ヴェノム』チームと『ノー・ウェイ・ホーム』チームの間で、私たちは協力して取り組みました。」と語りました。

「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」公開後、ようやくヴェノムとスパイダーマンの出会いが実現すると多くのファンが期待しましたが、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の中でそれが実現する事はありませんでした。

ヴェノムとエディ・ブロックは元のユニバースに戻ってしまいましたが、シンビオートの一部はEarth-616に残されています。MCUにも別のエディ・ブロックが登場して別のヴェノムが誕生するのか、もしくは再びマルチバースを介してトム・ハーディさんのヴェノムが戻ってくるのか注目となっています。

SSUのヴェノムが再び登場するチャンスとして、映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」等の映画がありますが、一方でMCU版「スパイダーマン4」は宇宙のトラブルやマルチバースなどは描かず、コミック本来のストリートレベルのヒーローに戻る可能性が高いとの報道もされており、SSUヴェノムが登場する余地はほとんどない(あるとすればポストクレジットシーンなどごく僅かなシーン)と見られています。

ヴェノム三作目は2022年6月に執筆に入ったことをトム・ハーディさんが報告しており、つい先日もソニーとの話し合いが続いていると進捗を明かしていました。「ヴェノム3」は1作目、2作目の脚本を担当していたケリー・マーセルさんが新たに監督となり、2023年6月ごろから撮影に入ると見られています。

ソース:Andy Serkis in the flesh