「クレイヴン・ザ・ハンター」はうまく行かないと思った、「X-MEN」新キャストが振り返る

マーベル・スタジオがリブートするMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「X-MEN」の新しいプロフェッサーX/チャールズ・エグゼビアに抜擢されたクリストファー・アボットさんが、以前に出演したSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」での経験を振り返りました。

ジョシュ・ホロウィッツ氏とのインタビューで、全世界で6190万ドルの興行収入に終わった「クレイヴン・ザ・ハンター」のザ・フォリナー役を振り返り、次のように語っています。

「監督のJC・チャンドールには大変お世話になりました。安心して…自分のことを悪く言えます。あの作品で自分が何をしているのか分からなかったんです。パワーとは何か、スーパーパワーとは何か理解していませんでした。映画で何が起こっているのか分からなかったんです」

原作コミックのザ・フォリナーの「目線があった相手を10秒間催眠状態にする」能力は映画ではうまく描かれておらず、コミック未読の観客にはあまり伝わらなかったポイントのひとつでした。

「『えっ?』って感じでしたよ。それで、『じゃあ、メガネを外したらどうなるの?』って思ったんだけど、誰もまともな答えをくれなかったんです。誰か教えてくれない?って感じでした。あの映画で自分が何を着ていたのか、自分でもわかりません。もうすっかり忘れてしまいました。アーロンは大好きだし、アレッサンドロは親友です。共演者たちもみんな好きです。映画の中ではみんな素晴らしい。でも、あの映画で自分が何をしていたのか、自分でもわからないんです」

「その時、『これはうまくいっていないと思う』と思ったんです」

撮影の最中に事態が良くない事に気づいたとしつつも、これが黒歴史だとは感じていないと説明しました。

「JCからオファーがあったし、僕はこれまでああいうタイプの映画に出演したことがありませんでした。ああいうプロジェクトがどういう流れで進むのか見てみたかったんです。どういう仕組みになっているのか見てみたかった。面白かったですよ」

やったことがなかったタイプの映画のひとつめで大コケしたにも関わらず、アボットさんは同じスーパーヒーロー映画にもう一度チャレンジする道を選びました。

「X-MEN」にキャスティングされた時の事について、「ジェイク・シュライアー(監督)は僕のファンだったんだと思います。最初にZoomで脚本を読んで、それからオーディションを受けに行きました。もちろん『X-MEN』のことは知っていたし、ずっとファンでしたからね」と述べ、「台本を読んだのですが、それが必ずしもダミー台本だったかどうかは分かりませんが、とても人間味のあるものでした。私にとって楽しいのは、どう演じるかを考える過程です。まさに演技の挑戦ですね。アプローチについてはいくつかアイデアがあります。最近は、意識という概念全般にとても興味を持っています。だからといって、メソッド演技をしたり、この映画を撮る頃には超能力者になっているつもりはありません」とコメントしました。

クレイヴン・ザ・ハンターはスパイダーマンを代表するヴィランの一人にも関わらず、非常に残念な結果に終わりました。

「X-MEN」は次のサーガの中心になるとされている作品であり、最も期待されている作品で、失敗が許されない作品でもあります。これがうまく行けば、アボットさんは数年から10年ほどにわたってエグゼビア役を継続する事になるかもしれません。

Amazonのスパイダーマン新ドラマは「クローン・サーガ」がベースに

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオが共同制作するスパイダーマンの新ドラマが、コミックの「クローン・サーガ」をベースにして開発が進められていると報じられました。ピーター・パーカーのクローンであるベン・ライリーとケイン・パーカーを中心に展開する予定だと言います。

海外メディア Deadline によると、本作は「アメリカン・ボーン・チャイニーズ」のクリエイター、ケルビン・ユー氏が脚本を手掛け、シーズン1で打ち切りとなった「スパイダー・ノワール」の後継作品となるとの事。「ノワール」はコミックではピーター・パーカーでしたが権利関係の都合上、ドラマ版はベン・ライリーに変更されており、タイトル未定の新ドラマの主人公と被る事になってしまいます。

コミックでは、ベン・ライリーは、ピーターの叔父ベンと叔母メイの旧姓を組み合わせた名前を持つ、安定化に成功したスパイダーマンのクローンであり、スカーレット・スパイダーという独自のスーパーヒーローとしてのアイデンティティを確立。ケイン・パーカーは、欠陥のある最初のスパイダーマンのクローンでした。

記事によると、原作コミックは資料やインスピレーションの源泉となっているものの、ドラマ化にあたっては大幅な変更が加えられる可能性があると言います。

また、情報には矛盾があり、テレビシリーズではベンとケインがクローンとしての新たなアイデンティティに苦悩しながら、他のクローンたちと対峙する様子が描かれるという説もあると伝えています。

そして、「ノワール」で主人公を変えてしまった事の影響か、この新作ではベンとケインのクローンとしての出自が変更され、彼らが新たなアイデンティティを帯びる可能性があると主張する者もいるとの事。

コミック「クローン・サーガ」ではベン・ライリーが本物のスパイダーマンで、ピーター・パーカーが実はクローンだったという衝撃の展開がありましたが、これはファンの猛反発を受けて無かったことに。ドラマでどのように取り上げられるかは分かっていません。

「スパイダー・ノワール」と同様、この新シリーズも、Amazon MGM StudiosとSony Pictures Televisionの間で締結された複数タイトル契約に基づくもので、後にSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)に改名されたSPUoMC(ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター)を基にした一連のシリーズを制作する事を目的にしているとの事。

本作はAmazonのMGM+プラットフォームで先行配信され、その後、姉妹プラットフォームであるPrime Videoでストリーミング配信される予定だと言います。

ソニーTVのユニバースを統括し、「スパイダー・ノワール」のエグゼクティブプロデューサーを務めたエイミー・パスカルさん、フィル・ロードさん、クリストファー・ミラーさんらも本作のエグゼクティブプロデューサーとして参加予定です。

報道と並行して、スクーパーのダニエル・リヒトマン氏は本作の追加情報とするものを投稿。

本作はベン・ライリーとケイン・パーカーが共演する、「ランタンズ」のようなバディ・コップスタイルのショーになるとし、彼らが自分たちがクローンだという事を知って、それがショーのメインのプロットにつながると説明しました。

ソース:‘Spider-Man’ Sony Universe TV Series Based On Clone Saga Marvel Comics Storyline Nears Amazon Green Light

【噂話】プライムビデオのスパイダーマンドラマは4つの脚本が検討中

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオ制作のドラマ「スパイダー・ノワール」の打ち切りが先日報道されましたが、別のプロジェクトが進行中とも言われていました。今回、新たにそれらのプロジェクトに関して続報がありました。

海外メディア The Ankler は、これらを担当する脚本家の情報を公開。

記事によると、ソニー・ピクチャーズ・テレビジョンとプライム・ビデオは、4つの異なる「スパイダーマン・ユニバース」の脚本を検討しており、そのうち少なくとも1つか2つを採用することを目指していると言います。

これらの脚本がどのキャラクターに焦点を当てるかは不明としつつ、脚本家には、 アメリカ生まれの中国人脚本家ケルビン・ユー氏、エミー賞にノミネートされた「ベター・コール・ソウル」や「プルリブス」の脚本家アリソン・タットロック氏、「フォー・オール・マンカインド」の共同制作者であるベン・ネディヴィ氏とマット・ウォルパート氏、そして以前「ザ・マーベルズ」や「ワンダヴィジョン」に携わったメーガン・マクドネル氏などが参加していると伝えています。

SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマシリーズとして企画開発が始まったソニーとAmazonの共同作品は、「ヴェノム」から始まった映画シリーズの横で展開し、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のように映画とドラマがクロスオーバーしていくものと考えられていました。

しかし最初に企画が進んでいたドラマ「シルク:スパイダーソサエティ」は撮影間近とされながらも中止となり、第2弾とされていた「スパイダー・ノワール」はなんとか完成したものの、その頃には本筋となるはずの映画シリーズのほうが事実上の中止に。最終的にノワールがSSUなのかどうかも曖昧になっていました。

多くのファンが失望する中で配信された「スパイダー・ノワール」は、失敗続きだったSSUに反して高評価を獲得。最終的にはエミー賞で5冠を達成する結果となったにも関わらず、シーズン2の制作がない事が発表されました。

SSU再始動の兆しかと思いきや出鼻をくじかれる事になった「ノワール」シーズン2キャンセルの報道ですが、今回報じられた4つの企画というものが新たな起爆剤となっていくのでしょうか。

「スパイダー・ノワール」はソニー・ピクチャーズ TVとAmazon MGMスタジオの元、エグゼクティブプロデューサー兼共同ショーランナーのオーレン・ウジエルさんとスティーブ・ライトフットさんが参加。1930 年代のニューヨークを舞台に、運に見放された老いた私立探偵をニコラス・ケイジさんが演じ、街で唯一のスーパーヒーローだった過去の人生と格闘することを余儀なくされる物語です。

ほか、ラモーン・モリスさん、ブレンダン・グリーソンさん、エイブラハム・ポポーラさん、リー・ジュン・リーさん、ジャック・ヒューストンさん、ルーカス・ハースさん、キャメロン・ブリットンさん、キャリー・クリストファーさん、マイケル・コストロフさん、スコット・マッカーサーさん、ジョー・マッシンギルさん、ホイットニー・ライスさん、アマンダ・シュルさん、アンドリュー・ルイス・コールドウェルさんらがキャスティング。

ドラマ「スパイダーノワール」は 2026年5月25日 にMGM+のリニア放送チャンネルで米国で初公開され、その後 5月27日 よりAmazonプライム・ビデオで配信中です。

ソニー・ピクチャーズCEOが「スパイダーマン5」に言及、SSUの失敗を認める

ソニー・ピクチャーズのCEOを務めるトム・ロスマン氏が、先週の劇場公開で大ヒットを記録し、ソニー史上で歴史的な作品のひとつとなったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」の続篇について言及しました。

海外メディア Variety とのインタビューでロスマン氏は、「スパイダーマン5」について質問され次のように述べました。

こういう質問は大好きなんです。まるで、スーパーボウルで優勝して記者会見に出席した時に、『来年も優勝できますか?』と聞かれるようなものです。正直なところ、現時点では分かりません。

ただこのことは、私たちのスタジオがほぼ2年間ずっと焦点を当ててきたことです。一つだけ言えるのは、私は絶対に、絶対に優勝したいということです。トムが以前、番組を続けたいと言っていたのを耳にしましたし、もし彼が続けてくれたら、私たちもとても嬉しいです。

ソニー側もトム・ホランドさん側も基本的に継続の意思がある事を示しました。本作のプロデューサーを務めるエイミー・パスカルさんは、「ノー・ウェイ・ホーム」公開後に新三部作を作ることを表明、しかし最近は三部作になると断言は出来ないとしつつ、それ以下にもそれ以上にもなる可能性があるとしていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-bnd-producer-talks-spider-mans-future/”]

インタビュアーがめげずに「何も決まっていないようですが、トム・ホランド主演のスパイダーマン続編が作られる世界があるということですか?」という質問に、CEOは短く「はい」と答えました。

また、「ブランニューデイ」の大ヒットについて次のように説明しました。

起きたことは奇跡的です。「スパイダーマン」は文化や年齢を超えて人々を結びつけています。大衆はいくらでも映画館をけなせばいいが、これは映画、そして映画館だけができることなのです。スーパーヒーロー映画は新鮮さを感じさせなければなりません。こうした映画が溢れかえっている今だからこそ、質の面で他と差別化することがますます重要になっています。ただ義務的な手順を踏んでいるだけでは、観客の興奮は薄れてしまいます。予測に逆らわなければなりません。どうすれば映画がマンネリ化しないようにできるのか?「ブランニューデイ」は感情に訴えかける作品なので、他とは違った印象を与えるのです。

本作の大ヒットに反して、SSUが振るわなかった事について訊かれたロスマン氏は次のように回答しました。

結局のところ、観客は十分に満足していませんでした。それがこれらの映画に対する妥当な評価かどうかは誰にもわかりません。そこに囚われすぎるのは意味がありません。観客こそがボスであり、彼らは反応しなかった、それだけのことです。

(シリーズ再開について)現時点では分かりません。私たちは「ソニー・マーベル・ユニバース」という概念で捉えたことは一度もありません。他のキャラクターを使った映画を作る価値があるかどうかを検討しました。今のところ、積極的に開発中の作品はありません。

当初、ヴェノムから始まったシリーズは海外メディアがスタジオに問い合わせた結果、ソニー・ピクチャーズ・ユニバース・オブ・マーベル・キャラクター(SPUoMC)と呼称されているとし、約1年ほどこの名称が広く利用されていました。

しかし、2021年のシネマコンで「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のトレーラーが発表された時、ロスマンCEOはあらためてMCUと区別するためにソニーズ・スパイダーマン・ユニバース、SSUと呼ぶと発表していました。

結局のところ、SSUはユニバースと呼べるほどのクロスオーバーは描かれておらず、ファンの期待を満たしたとは言えないシリーズでした。今回のロスマン氏の発言からはSSUを認めつつも、失敗を反省しない、無かったことにしてしまうようなフシもあり、今後も当たるか外れるか分からない博打的な映画制作が続けられるようにも受け取れそうです。

ロスマン氏は当初、「スパイダーマン4」にトビー・マグワイアさんとアンドリュー・ガーフィールドさんを引き続き登場させ、マルチバースものを継続させたいと考えていると報じられていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-sony-wants-trio/”]

マーベル・スタジオはトム・ホランドさんのスパイダーマンに焦点をあてたものにしたいと反発し、何ヶ月も議論された末にこちらを採用。「ブランニューデイ」の土台となりました。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。後にジャスティン・クリツケスさんを追加しています。

本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場。また、アニメ「スパイダーバース」からマーヴィン・ジョーンズ3世さんがトゥームストーンを再演し、「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 より公開中です。

ソース:‘Movies Aren’t Dead After All’: Sony Pictures Boss Tom Rothman on Historic ‘Spider-Man’ Box Office and Losing Tarantino’s Cliff Booth Sequel to Netflix

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、トム・ホランドさんがヴェノムについて「いつか登場する」と明かす

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」の主演を務めるトム・ホランドさんが、出演したメキシコの番組の中でヴェノムについて言及しました。

現地の少年から「(ブランニューデイに)シンビオートは登場しますか?」と質問されたトム・ホランドさんは戸惑いなから「それはいい質問だね」と前置きしつつ、「その質問にはお答えできませんが、いつかヴェノム・シンビオートを目にすることができると確信しています」と回答。

否定のワードを出さなかった事は「ブランニューデイ」での再登場の可能性も残しつつ、その先のスパイダーマン映画を含めてシンビオートが戻ってくる可能性が高い事を示唆しました。

「ブランニューデイ」がまだ「スパイダーマン4」の仮称だった頃、本作はヴェノムと共にヌルと戦う映画になると噂されていました。ヴェノム/エディ・ブロックを演じていたトム・ハーディさんもクロスオーバーが近い事を当時ほのめかしていましたが、しかしSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の失敗が影響したのか、この噂もフェードアウトしていました。

「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」や「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」にもヴェノム登場の噂と期待がありますが、「ブランニューデイ」から脚本に参加するようになったトム・ホランドさんもヴェノムの事は忘れていないようで、クロスオーバーの実現に向けてアイデアを練っているものと見られます。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。後にジャスティン・クリツケスさんを追加しています。

本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場。また、アニメ「スパイダーバース」からマーヴィン・ジョーンズ3世さんがトゥームストーンを再演し、「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場するとも報じられています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に日米同時公開予定です。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」、プロデューサーが今後のシリーズやスピンオフについて言及

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」や過去のスパイダーマン映画でプロデューサーを務めてきたエイミー・パスカルさんが、今後のスパイダーマンや実写スピンオフの計画について語りました。

海外メディア GamesRadar+ とのインタビューでエイミー・パスカルさんは「ブランニューデイ」が新三部作の第1弾となるかどうかについて、明言を避ける形となりました。

「マーベルと共同でMCUのスパイダーマン映画を製作するようになってから、私たちにとって多くのチャンスが広がりました。コミックでは、スパイダーマンはこれらのキャラクター全員と交流するからです。ですから、それは素晴らしい機会となっています。」

「でも三部作になるとか、それ以上になるとか、そんな風に軽々しく言うつもりはありません。もちろんそうなれば夢ですが、どうなるかは分かりませんから。というのも、私たちが自分たちに課しているルールは、一度に一作ずつ映画を作るということだからです。前の作品を見なくても次の作品が楽しめるようにすることが、私たちにとって重要なのです」

以前は新しい三部作としてコメントしていましたが、実際は具体的な計画がないようで、おそらくはこれまで通りにマーベル・スタジオと個別で制作協力の契約を結ぶ事になるのかもしれません。それによっては5作目が最終作になるかもしれないし、新三部作を通り越して7作目に突入する可能性も否定出来ないようです。

セイディー・シンクさんの秘密の役について質問されたパスカルさんは、前作「ノー・ウェイ・ホーム」を引き合いに出し、「前作で3人のスパイダーマンが登場した時、それはハリウッドで最も公然の秘密でした。誰もが知らないふりをしていたけれど、実際は知っていたんです」と回答。

「人々は驚かされることを好むと思います。すべてを知りたいわけではないのです。映画が与えてくれるような、衝撃や畏敬の念、そして驚きといった体験を求めているのです。ですから、私たちがこれまで非常に規律正しく取り組んできたのと同じように、観客もまたそうした体験を求めているのだと思います」と補足し、観客の楽しみとして秘密を保持しているとしました。

さらに、2018年の映画「ヴェノム」から始まったSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の今後についても同メディアのインタビューで言及。

「同じキャラクターをただ使い続けるだけではつまらないと思うんです。それでは世界にとって特別なものではなくなってしまうでしょう。だから、スパイダーマンの世界には他にも探求しがいのある要素がたくさんあると思うんです。コミックはとても多様で創造的でしたから」

「ピーター・パーカーは今後の実写作品にも登場するべきだと思うし、アニメ映画でマイルスを描いているやり方も気に入っている。ただ、この全てにおいて賢明な判断をしなければならないということです」

最初の「ヴェノム」はコミックの象徴的なクモのシンボルがないなどいくつかの批判もありつつも、商業的にはソニー・ピクチャーズの記録を塗り替える結果の大成功を収めました。しかしその後の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」から「モービウス」「マダム・ウェブ」「ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス」「クレイヴン・ザ・ハンター」まで回を追うごとに不評が拡大し、商業的にも失敗に。

キャストまで決まっていた「エル・ムエルト」を筆頭に、「ジャックポット」「ナイトウォッチ」「シニスター・シックス」、「アメイジング・スパイダーマン2」の共同脚本家ロベルト・オーチーさんの手掛けるプロジェクト、オリヴィア・ワイルド監督の手がけるプロジェクトなどが空中分解し、そのままSSUは無期凍結となりました。

最近では実写ドラマの「スパイダー・ノワール」が好評となった事で、ソニーが再び実写スピンオフ映画にチャレンジする事は十分に考えられそうです。

現在はアニメ「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」が完成に向けて制作中なのは公式にわかっている事で、その他アニメ版「ヴェノム」の開発が進められていると報じられていますが、実写プロジェクトに関する目立った噂はありません。

「ブランニューデイ」が公開されてその熱が落ち着いた頃に、また次の噂が出始める事になりそうです。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。後にジャスティン・クリツケスさんを追加しています。

本作にはパニッシャーを演じるジョン・バーンサルさんも参加し、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさんと、スコーピオン/マック・ガーガンを演じるマイケル・マンドさんが再登場予定です。また、アニメ「スパイダーバース」からマーヴィン・ジョーンズ3世さんがトゥームストーンを再演し、「サンダーボルツ*」よりエレーナ・ベロワが登場するとも報じられています。

映画「スパイダーマン:ブランニューデイ」は 2026年7月31日 に日米同時公開予定です。

ドラマ「スパイダー・ノワール」ショーランナーが他のスパイダーマンドラマが開発中である事を明かす

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオ制作のドラマ「スパイダー・ノワール」のショーランナーを務めるオーレン・ウジエルさんが、未発表のスパイダーマンドラマが複数進行中である事を明かしました。

海外メディア SFXMagazine とのインタビューの中でオーレン・ウジエルさんは「今は『スパイダー・ノワール』に集中していますが、他にも制作中の作品があることは知っています」と明かしました。

そして「制作に携わっている人たちと少し話をしたのですが、どれも非常に面白そうです。『スパイダー・ノワール』と同じような手法、つまり既存のジャンルにスパイダーマンの変異体キャラクターを登場させることで、そのジャンルを新たな高みへと引き上げるというアイデアを踏襲しているんです。全く新しい世界が開けるわけで、本当に刺激的な機会だと思います。」と説明しました。

ソニーは最近、TVアニメとしての「スパイダーパンク」と「スパイダーグウェン」を発表していましたが、彼が言う制作中の作品とはこれらとは別のものなのでしょうか。かつて、ソニーは女性スパイダーマンとしてシルクを主人公とする「シルク:スパイダーソサエティ」を開発していましたが、頓挫したとも報じられていました。

「ノワール」には、アニメ映画「スパイダーバース」シリーズやMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマン映画に参加しているフィル・ロードさんとクリストファー・ミラーさんの両名がプロデューサーとして参加しています。

そして「スパイダーバース」のスパイダーマンノワールの声を演じたニコラス・ケイジさんが「ノワール」で主演を務めていますが、ウジエルさんはこの2つのキャラクターは異なるものだと明言し、「変異体の変異体」だと説明しました。

「このドラマのキャラクターは、コミックやアニメ映画のキャラクターとは異なります。大きな理由の一つは、ピーター・パーカーの高校生活の物語を何度も見てきたからです。それは非常に良く作られており、今もなお素晴らしい作品が作られ続けています。そしてフィルとクリスはマイルス・モラレス版を作りました。私にとって、それは私たち独自の解釈を語る方法だったのです。」

したがって、このドラマは「スパイダーバース」のキャラクターの過去を描くものではなく、まったく新しい作品として誰でも予備知識なしで視聴する事が可能な作りになっています。

本作はモノクロバージョンも制作されており、原作のもつハードボイルドな世界観が期待されている一方で、本作がそういった作品ではない可能性も報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/spider-noir-nominated-emmy-award/”]

SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の初のドラマとして開発スタートした「スパイダー・ノワール」が現在もSSU作品として機能しているのかは不明ですが、開発中のタイトルも含めて、ソニーの新しい挑戦に注目です。

「スパイダー・ノワール」はソニー・ピクチャーズ TVとAmazon MGMスタジオの元、エグゼクティブプロデューサー兼共同ショーランナーのオーレン・ウジエルさんとスティーブ・ライトフットさんが参加。1930 年代のニューヨークを舞台に、運に見放された老いた私立探偵をニコラス・ケイジさんが演じ、街で唯一のスーパーヒーローだった過去の人生と格闘することを余儀なくされる物語です。

番組は全8話構成が予定されています。

ドラマ「スパイダーノワール」は 2026年5月25日 にMGM+のリニア放送チャンネルで米国で初公開され、その後 5月27日 にAmazonプライム・ビデオで240以上の国と地域で一気見配信予定です。

ソース:Spider-Noir showrunner says there are other unannounced Spider-Man variant projects in the works

【噂話】ドラマ「スパイダー・ノワール」はファンが想像だにしなかったジャンルの作品に

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオ制作のドラマ「スパイダー・ノワール」の予告公開から約2か月。公開直後から100万再生を突破し、現在2500万再生を超えている本作の映像は、ノスタルジックな白黒映像によって本格的なアクションが紹介され、ホラー味のあるシーンなども映し出されていました。しかし最新の情報によると、この作品は予告とはかなり異なるジャンルの作品である可能性があると言います。

海外メディア GoldDerby によると、ドラマ「スパイダー・ノワール」がエミー賞にノミネートされたとし、スパイダーマン作品としては初のコメディ部門になると主張しています。

予告ではコメディの兆候はほとんど見られておらず、本作は多くのファンが思っていたような作品とは異なる内容となっているのかもしれません。

なお、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)で今年好評を博したドラマ「ワンダーマン」もコメディ部門にノミネート。「ワンダーマン」にはシリアスなシーンもいくつかありましたが、こちらは最初から「ハリウッドを風刺したコメディ」として評されていました。

MCUで振り返れば、ドラマ「ワンダヴィジョン」がリミテッドシリーズ部門で23の賞でノミネートされ、最終的に3つの賞を受賞しました。「ワンダヴィジョン」もコメディシーンは多めでしたが、それでも部門としてはあくまでもリミテッドシリーズでした。

「スパイダー・ノワール」がなぜコメディ部門にノミネートされたかの詳細について、今のところは明かされていません。

共同ショーランナー兼エグゼクティブプロデューサーのオレン・ウジエルさんは、「ベン・ライリーの物語を映像化し、白黒とカラーの両方で視聴者の皆様に体験していただけることを大変嬉しく思います」と述べ、「このクリエイティブなアプローチは、制作や衣装デザインから撮影に至るまで、シリーズのビジュアル言語を両方のフォーマットでシームレスに表現するという、他に類を見ない課題をもたらしました。チーム全員がこの課題に見事に応え、あらゆる期待を上回りました。」とコメント。

「ニコラス・ケイジはベン・ライリー役を他に類を見ない、非常に独創的な解釈で演じており、彼の演技を観客の皆さんに見ていただくのが本当に楽しみです。ラモーン・モリス、リー・ジュン・リー、カレン・ロドリゲス、エイブラハム・ポポーラ、ジャック・ヒューストン、ブレンダン・グリーソンといった素晴らしいアンサンブルキャストと共に、これは本当に忘れられないコラボレーションとなりました。観客の皆さんにもその精神を感じ取っていただければ幸いです。」と語っています。

「スパイダー・ノワール」はソニー・ピクチャーズ TVとAmazon MGMスタジオの元、エグゼクティブプロデューサー兼共同ショーランナーのオーレン・ウジエルさんとスティーブ・ライトフットさんが参加。1930 年代のニューヨークを舞台に、運に見放された老いた私立探偵をニコラス・ケイジさんが演じ、街で唯一のスーパーヒーローだった過去の人生と格闘することを余儀なくされる物語です。

番組は全8話構成が予定されています。

ドラマ「スパイダーノワール」は 2026年5月25日 にMGM+のリニア放送チャンネルで米国で初公開され、その後 5月27日 にAmazonプライム・ビデオで240以上の国と地域で一気見配信予定です。

ソース:‘Spider-Noir’ to run in Comedy categories for Emmys consideration

ダコタ・ジョンソンさんのノーブラCMが「マダム・ウェブ」続編希望の熱を加速させる

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」の主演を務めたダコタ・ジョンソンさんが、カルバン・クラインとの提携でプロモーション動画を投稿しました。その影響で、興行的失敗に終わった映画の続編を希望する声が上がり始めています。

カルバン・クラインの公式インスタとダコタ・ジョンソンさんがあわせて話題のプロモーション動画を投稿。少々刺激的な内容のこの動画は埋め込みが許可されていないため、見たい方は投稿をクリックして各公式アカウントを通じて御覧ください。

このプロモ動画は反響を呼び、そのほとんどがジョークだと思われるものの、「マダム・ウェブは私が見た映画で最高のものだった」、「マダム・ウェブのファンは間違っていなかった」、「あと5本はマダム・ウェブの続編を見たい」、「今では大ファンです」と言った好意的なリアクションがSNSで散見されています。

ダコタ・ジョンソンさんのヌードが希望なら今回の動画に頼らずとも、映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」シリーズを見れば間違いありません。ソフトポルノとも言えるこのシリーズは当時かなりの話題となりました。

ダコタ・ジョンソンさんは俳優のドン・ジョンソンさんとメラニー・グリフィスさんの娘で、『鳥』のティッピ・ヘドレンさんの孫にあたる俳優家系の出身。10歳で映画デビューを果たした彼女は「マダム・ウェブ」の失敗でキャリアが終わる事もなく、昨年アメリカで公開された映画「マテリアリスト」ではクリス・エヴァンスさん、ペドロ・パスカルさんらと共演し、概ね好評を博しました。

今回の下着プロモーションに対するファンの「マダム・ウェブ」続編希望がどこまで本気かは計り知れませんが、SSUはリブートされる事が公式に決定済み。

[nlink url=”https://mavesoku.com/spe-ceo-confirms-ssu-reboot/”]

コミックのマダム・ウェブはマルチバースを往来できるキャラクターでもあるため、リブートされたSSUがこれまでと異なる世界だとしても、同じマダム・ウェブを登場させる事は原作的に不可能ではありません。

ダコタ・ジョンソンさんは「マダム・ウェブ」の失敗当時、ソニーの映画制作方法を非難し、大作映画にはもう関わりたくないと話していましたが、役については興味を失っていないようで、二度とあのような事をしたくないとは言わないと2025年のインタビューで話していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-madame-web-dakota-johnson-addresses-failed/”]

ドラマ「スパイダー・ノワール」は実写スパイダーマン作品で最も大人向けに、未発表のヴィランも

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオ制作のドラマ「スパイダー・ノワール」の米国向けの新たなテレビCMが公開され、本作がTV-14に設定されている事が判明しました。これにより、本作は「保護者が14歳未満のお子様には不適切と判断する」内容のため、これまでで最も大人向けの実写スパイダーマン作品になったと海外メディアは報じています。

スパイダーマンの実写映画のほとんどがPG-13で、ヴェノムの映画もそうだった事を考えると、それよりもわずかに大人向けな描写が含まれる事になるようですが、今のところその根拠について正確にはわかっていません。

最初に報じた ScreenRant も詳細については触れず、「スパイダーマンシリーズ史上最も成熟した作品となり、象徴的なウェブクローラーが登場する映画よりもさらにダークな作品となっています」とだけ説明しています。

また、コミコン向けのプロモーション動画も公開。

ジャック・ヒューストンさん演じるサンドマン、ジョー・マシンギルさん演じるエレクトロ、そして最後に、エイブラハム・ポプーラさん演じる謎の悪役が登場しています。この未発表のヴィランについて、海外メディア CBM はハンマーヘッドかもしれないと伝えています。 

「スパイダー・ノワール」はソニー・ピクチャーズ TVとAmazon MGMスタジオの元、エグゼクティブプロデューサー兼共同ショーランナーのオーレン・ウジエルさんとスティーブ・ライトフットさんが参加。1930 年代のニューヨークを舞台に、運に見放された老いた私立探偵をニコラス・ケイジさんが演じ、街で唯一のスーパーヒーローだった過去の人生と格闘することを余儀なくされる物語です。

ほか、ラモーン・モリスさん、ブレンダン・グリーソンさん、エイブラハム・ポポーラさん、リー・ジュン・リーさん、ジャック・ヒューストンさん、ルーカス・ハースさん、キャメロン・ブリットンさん、キャリー・クリストファーさん、マイケル・コストロフさん、スコット・マッカーサーさん、ジョー・マッシンギルさん、ホイットニー・ライスさん、アマンダ・シュルさん、アンドリュー・ルイス・コールドウェルさんらがキャスティング。

番組は全8話構成が予定されています。

ドラマ「スパイダーノワール」は 2026年5月25日 にMGM+のリニア放送チャンネルで米国で初公開され、その後 5月27日 にAmazonプライム・ビデオで240以上の国と地域で一気見配信予定です。