【噂話】映画「スパイダーマン4」に新たなヴィランの噂、「クレイヴン・ザ・ハンター」との関係はどうなる?

ソニー・ピクチャーズとマーベル・スタジオが共同開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」のメインヴィランとしてカメレオンが設定されていると、新たに報じられました。コミックではおなじみのスパイダーマン関連のヴィランですが、このタイミングでの登場はあり得るのでしょうか?

インサイダーのジェフ・スナイダー氏は自身のウェブサイトを通じて、「スパイダーマン4」にカメレオンが登場する可能性を報告。

「そのキャラクターは最近『クレイブン・ザ・ハンター』に登場したため、必ずしも『カメレオン』と呼ばれるわけではありません。ただし、その映画ではそのキャラクターの可能性のほんの一部しか触れられていません。」と説明しています。

カメレオンことディミトリ・クラヴィノフはSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」に登場したばかり。劇中でカメレオンとして活動したわけではありませんが、「クレイヴン・ザ・ハンター」で紹介され、SSUが一旦終わるとされたこのタイミングで、MCUの実写映画に持ち込まれる事があり得るのでしょうか。

なお、「クレイヴン・ザ・ハンター」でディミトリを演じたフレッド・ヘッキンジャーさんが再演するかどうかについては言及されていません。

スナイダー氏自身もこの情報はまだ鵜呑みには出来ないと忠告しており、実際にカメレオンが登場するとなれば新たに変異体を用意するか、コミックのディミトリの妹カメリア(レディ・カメレオン)を採用するパターンもありそうです。

先日は別のスクーパーがメインヴィランについて別の報告をしており、「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ:エンドゲーム」の時のようなリーク対策としての偽の脚本が作られている可能性があるかもしれません。

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撮影開始まではまだ数ヶ月残されており、その間に脚本も随時変更されるため、引き続き続報があり次第、またお知らせする事になります。

映画「スパイダーマン4」は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督のもと、「ホームカミング」「ファー・フロム・ホーム」「ノー・ウェイ・ホーム」の脚本家クリス・マッケナさんとエリック・ソマーズさんコンビが引き続き執筆。2026年7月31日 に米国劇場にて公開予定です。

ソース:Chair-vengers Assemble! Marvel Takes Five Hours to Announce ‘Doomsday’ Cast — “That Could’ve Been an Email”

SSUドラマ「スパイダー・ノワール」はモノクロ配信か、出演俳優がほのめかす

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオが制作中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマ「スパイダー・ノワール」が、モノクロバージョンで配信される可能性がある事が判明しました。海外メディア TVLine とのインタビューで出演者のルーカス・ハースさんが明かしています。

ハースさんは撮影を振り返って「本当に素晴らしいプロジェクトでした。」と前置きしつつ、「関係者全員が素晴らしかったです。ブレンダン・グリーソンは私の上司を演じています。ただ、あのノワール風のことをやろうとしているだけです。撮影の仕方も、長い影のように、正真正銘のフィルム・ノワールでした。」と述べました。

また、「撮影は白黒とカラーの両方で行ったと思いますが、撮影時はモニターがすべて白黒だったので、非常に本物らしく感じました。実際にモニターを見て、古い映像を見ているのかと思ったほどですが、実際は当時カメラに映っていたものをモニターに映しただけだったのです。フィルターやその他のものも見事に処理されていて、本物の 1930 年代の白黒フィルムのように見えます。もちろん、脚本も素晴らしいですし、ニックも素晴らしいです。本当に楽しいプロジェクトなので、どんな仕上がりになるか楽しみです。」と、ノワールらしいモノクロ撮影を行っていた事を明かしました。

本作はロサンゼルの火災の影響で撮影が一時期中断していましたが、1月中頃には再開が確認されていました。

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「スパイダー・ノワール」はソニー・ピクチャーズ TVとAmazon MGMスタジオの元、エグゼクティブプロデューサー兼共同ショーランナーのオーレン・ウジエルさんとスティーブ・ライトフットさんが参加。1930 年代のニューヨークを舞台に、運に見放された老いた私立探偵をニコラス・ケイジさんが演じ、街で唯一のスーパーヒーローだった過去の人生と格闘することを余儀なくされる物語です。

ほか、ラモーン・モリスさん、ブレンダン・グリーソンさん、エイブラハム・ポポーラさん、リー・ジュン・リーさん、ジャック・ヒューストンさん、ルーカス・ハースさん、キャメロン・ブリットンさん、キャリー・クリストファーさん、マイケル・コストロフさん、スコット・マッカーサーさん、ジョー・マッシンギルさん、ホイットニー・ライスさん、アマンダ・シュルさん、アンドリュー・ルイス・コールドウェルさんらがキャスティングされています。

番組は全8話構成が予定されています。

配信日は現時点で不明。まず米国でMGM+で初公開され、その後Amazonプライム・ビデオで配信されることが分かっています。

ソース:Spider-Noir Update: Marvel Star Hints at Black and White Release for Amazon Show

ソニー・ピクチャーズとディズニーのシネマコン2025のスケジュールが判明

ディズニーとソニー・ピクチャーズが今月末から4月にかけてラスベガスで開催されるシネマコン2025に出展し、それぞれ2時間程度のプレゼンテーションを行う事が判明しました。今年公開の作品を中心に、今度の映画に関する発表が行われます。

CinemaCon 2025 Event Schedule lists Exclusive Presentations for Sony Pictures (on Day 1) and Walt Disney Studios (on Day 4)
byu/Sarang_616 inMarvelStudiosSpoilers

シネマコン2025の開催初日、現地時間の 2025年3月31日 午後6時30分 ~ 午後8時45分 にソニー・ピクチャーズが枠を取得。

数年前にはこのイベントでSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「エル・ムエルト」の発表や、スパイダーバース3作目のタイトルが「ビヨンド・ザ・スパイダース」になる事が発表されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-el-muerto-spider-man-spin-off/”]

「エル・ムエルト」はその後、主役の降板が報じられ情報もフェードアウト。SSUの中断宣言もあってこの映画は完全に凍結、あるいはキャンセルされていると見られています。

ファンが期待するのは「スパイダーマン4」に関する情報で、撮影が始まっていない事で映像は期待出来ませんが、正式タイトルぐらいは発表があるかもしれないと考えるファンもいます。

そして、ディズニーはイベント最終日、現地時間の 2025年4月3日 午後2時30分 ~ 午後4時30分 にかけてプレゼンを実行。

「サンダーボルツ*」や「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の公開直前の最新情報や、2026年の「アベンジャーズ:ドゥームズデイ」に関する情報などが注目。また、「ファンタスティック・フォー:ファーストステップ」の第2弾予告が 4月4日 にオンライン公開されると考えられており、このイベントで先行公開される可能性がありそうです。

いずれもマーベル映画関連としては数分ずつになると予想されていますが、何らかのサプライズ発表が行われるのか、続報があり次第またお知らせする事になります。

映画「マダム・ウェブ」がラジー賞で最低映画賞など3部門を受賞

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」が、第45回ゴールデンラズベリー賞で最低映画賞、最低女優賞、最低脚本賞の3部門を受賞した事が発表されました。

海外メディア Deadline によると、「マダム・ウェブ」は2024年度の最低映画賞を獲得し、脚本も最低とされた他、主演のダコタ・ジョンソンさんが巻き込まれる形で、3つの不名誉な賞を受賞した2024年唯一の作品となりました。

しかし、「マダム・ウェブ」は最低監督賞を逃す事となり、これに選ばれたのは過去に何度もアカデミー賞などを受賞してきたフランシス・フォード・コッポラ監督。皮肉にもマーベル映画嫌いな監督が、そのマーベル映画の監督よりも最低だったとされる1年になってしまいました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/francis-ford-coppola-praises-deadpool/”]

コッポラ監督は Instagram でこの受賞について「今日のこの混乱した世界では、芸術がプロレスのように点数をつけられています。私は、リスクを恐れるあまり、膨大な数の若い才能を擁しているにもかかわらず、50年後にも意味を持ち、生き生きとした映画を作れないかもしれない業界が定めた無神経なルールに従わないことを選択しました。」とコメントしています。

「マダム・ウェブ」で主演を務めたダコタ・ジョンソンさんはこの大作映画の制作方法について非難。コッポラ監督と同様に映画をアートとして捉えている彼女は本作の公開当初、「映画は映画監督とその周りのアーティストのチームによって作られるべきです。数値やアルゴリズムに基づいてアートを作ることはできません。」と発言。経営幹部が稼ぐために口を挟んできた為に失敗したと語り、このような制作方法の映画には二度と参加しないと主張していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-madame-web-dakota-johnson-future-plans/”]

映画の制作が発表された当初はスパイダーウーマンに焦点をあてた初の実写映画という事で注目されましたが、撮影現場では目まぐるしい変化が確認され、制作が上手く行っていないと予想されていました。この裏にはダコタ・ジョンソンさんが言うような「経営幹部のありがたいアドバイス」があったと考えられますが、最終的に本作はお金を稼ぐことも出来ませんでした。

重度のマーベルオタクを自称するイマン・ヴェラーニさんもこの映画の内容には納得が行かなかったようで、5点満点中0.5点という評価をつけていました。

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「マダム・ウェブ」の失敗はその後の「ヴェノム:ザ・ラストダンス」と「クレイヴン・ザ・ハンター」にも影響を与えたとみなされており、SSUは一旦幕を閉じる事に。

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新SSUはマイルズ・モラレスと、他スパイダーヒーローにしっかり焦点を当てていくとも報じられています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-soft-reboot-with-miles-morales-rumor/”] [nlink url=”https://mavesoku.com/new-sonys-spider-man-universe-focuses-on-spider-variants/”]

ソース:Razzie Awards Dishonors ‘Madame Web’ With Worst Picture & More; ‘Joker’ Sequel, ‘Unfrosted’ Make List; Coppola “Thrilled To Accept” Director Prize

映画「ヴェノム」シリーズのここが気に入らなかった、生みの親トッド・マクファーレン氏が語る

マーベル・コミックに登場するヴェノムの共同制作者であるトッド・マクファーレンさんが、海外メディア CBR とのインタビューで、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」で気に入らなかった点があった事を明かしました。

ヴェノム三部作が期待通りの出来だったかと聞かれると、マクファーレンさんは「そうですね、私は作品に何の意見も出していません。繰り返しますが、それは私を悩ませませんよね?ルールが何であるかは理解していますから。だから彼らは映画を作りました。彼らは成功した、そうでしょう?」とソニー・ピクチャーズの映画を称賛しました。

「トム・ハーディは、ある意味クールなことをしたんです。僕が初めて彼に会ったのは、1か月くらい前だったかな。すごくクールなことでした。」としつつ、「もし基本的な質問をするなら、僕が彼らとまったく同じように脚本を書き、監督しただろうか?もちろん、そんなことはないよね?」と自身の持つヴェノムとは異なるものになっていると指摘しました。

そして、「ヴェノムの共同制作者として、特に私にとっては、ヴェノムは善人ではありません。私がマーベルを去った後、彼らはヴェノムを善人に変えた、そうでしょう? 私の心の中では、彼は悪役なんです。悪役として作り、そして私が去った。だから、やめた後、突然、『何を言っているんだ? ヴェノムが善人になっている』と思ったのです。私はいつも暗くてシリアスな方向に進みたがる傾向があると思います。」と、映画だけでなく、最近のコミックのヴェノムについても最初の意図と違うと語りました。

もしも、『トッド、君に任せる』と言われたなら、R指定の映画になっていたでしょうね。でも、誰もそんなことは言いませんでした。だから、それでいいんです。ええ、彼らはとても共感できるキャラクターにしようとしています。繰り返しますが、誰もがビジネスを持っていて、そのビジネスでベストを尽くそうとしています。そして、できるだけ幅広い観客を獲得したいのです、そうでしょう?」と、ソニーの手法は間違いではないとフォローしました。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は制作費が1.1億ドルほどで4億7450万ドルを稼ぎ、2024年の興行収入で第10位の映画となったにもかかわらず、SSUを盛り上げ切れずに失敗作という扱いに。続く「クレイヴン・ザ・ハンター」はさらに低迷し、SSUは事実上の打ち切りが報じられました。

しかし、先週は新しいSSUの計画に関する噂が報じられ、ソニー・ピクチャーズが不屈の精神で次のユニバースに挑むようだと注目されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-soft-reboot-with-miles-morales-rumor/”]

ソース:‘It Doesn’t Bug Me’: Todd McFarlane Shares His Thoughts on Venom Trilogy (Exclusive)

【噂話】リブート版SSUの中心人物はスパイダーマン/マイルズ・モラレスに?

ソニー・ピクチャーズが制作してきたSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)は2024年に映画「マダム・ウェブ」、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、「クレイヴン・ザ・ハンター」の3本を公開するも振るわず、現在はドラマ「スパイダー・ノワール」を制作中です。ユニバースの中止や再起動が噂される中、この世界はソフトリブートされると新たに報じられています。

海外メディア TCC は「まだ鵜呑みにするべきではない」と前置きしつつ、「ソニーはアベンジャーズ:シークレット・ウォーズ後にユニバースをリブートし、マイルズ・モラレスを中心に展開させていくようだ」と報告。

2027年公開予定のディズニーとマーベル・スタジオによるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」ではコミックの「シークレット・ウォーズ」になぞらえて、様々なユニバースが混じってひとつの新しいユニバースが誕生すると考えられています。

どうやらSSUもこれの影響を受けるという設定のもと、これまでに描いてきた要素のいくつかを残しつつ、新たなものを導入するソフトリブートの形を取って新しいSSUを始める計画と検討中、ということになるようです。

その新しいSSUの中心となるのが、これまた「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」で紹介されると期待されているマイルズ・モラレスになるようで、トム・ホランドさんのスパイダーマンをMCUに残して「スパイダーマン6」までを制作しつつ、新SSUはマイルズのスパイダーマンを中心に展開する事が予想されます。

以前にマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はMCUでマイルズを紹介する時期について言及していました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-miler-morales-kevin-feige-comments/”]

SSUの失敗の大部分はスパイダーマン不在によるフラストレーションが大きく、コミックのヴィランをなんとか正当化してダークヒーローに仕立て上げようとしたことが、うまくいったキャラもいれば失敗したキャラもいました。

これを解消するために、マイルズ・モラレスのスパイダーマンやスパイダー・グウェンが中心に来る事が予想されていましたが、現状はマイルズが有力になっているようです。

SSUがこのまま終わるにしろ、噂のようにソフトリブートされるにしろ、ドラマ「スパイダー・ノワール」がどういう立ち位置になるかについて、ソニーはコメントしていません。

制作発表時、Amazon MGM Studios のテレビ部門責任者であるヴァーノン・サンダース氏は次のようなコメントを発表しています。

「ノワール」でマーベルの世界を拡大することは非常に特別な機会であり、このシリーズをグローバルな Prime Video の顧客に提供できることを光栄に思います。非常に才能のあるニコラス・ケイジは、新しいスーパーヒーローにとって理想的な選択であり、フィル・ロード、クリストファー・ミラー、エイミー・パスカル、そしてソニーの素晴らしいチームによる優れたプロデュースチームは、このフランチャイズを最も本格的な形で拡大することに専念しています。

ソース:Alex Perez Q&A: Daredevil, Fantastic Four, Hulk, Marvel Comics, Moon Knight & More! (January 2025 #2)

「クレイヴン」ライノ役が僅か68劇場公開の「ブルータリスト」に大敗した事に戸惑う

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」でライノ/アレクセイ・シツェビッチを演じたアレッサンドロ・ニヴォラさんが、2024年12月20日に公開された自身が出演する映画「ブルータリスト」に大敗したという記事に反応を見せました。

Collider は北米でわずか8館の上映から始まった「ブルータリスト」は公開4週目で北米68館まで拡大、この週に130万ドルを稼いだとし、「クレイヴン・ザ・ハンター」は同じ公開4週目、北米の1000館以上で36万ドルを売り上げていたと指摘しました。

この記事を引用したアレッサンドロ・ニヴォラさんは「私はどうすべき?」とし、「A)やめる、B)祝う、C)グミを食べてチルする」という選択肢をファンに提示して意見を求めました。

ファンの回答はBとCが圧倒的に多く、ニヴォラさんの俳優引退を引き止めていますが、興行収入の結果はなかなかショッキングな数字となったようです。

ニヴォラさんは撮影現場は楽しかったと以前のインタビューで語っていましたが、今週、ソニーがカレンダーからタイトル未定のマーベル映画を削除した事で、スパイダーマンとスパイダーバース以外の作品がゼロに。SSUは事実上の中止になったと報じられました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-kraven-the-hunter-alessandro-nivola-talks-to-negative-reaction/”]

今後マーベル・スタジオが彼らをマルチバースの被害者として救済するのかはわかりませんが、ニヴォラさんは昨年のベネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞した「ザ・ルーム・ネクスト・ドア」などにも出演しており、マーベル映画とは別の所でファンを楽しませてくれる事が期待されています。

なお、この話題の「ブルータリスト」は日本では2月に公開予定です。

ソニーが1本のマーベル映画をスケジュールから削除

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」の劇場公開が終了して少し時間が経過し、2025年6月27日に公開予定になっていたタイトル未定のマーベル映画が正式にキャンセルされたと、複数の海外メディアが報じました。

この予定は 2023年 に発表されていたものですが、SSU全体の不振の影響を受けたのか、カレンダーから削除される結果に。結局何の映画が公開予定だったのかは不明ですが、過去には「エル・ムエルト」、「ヒプノハスラー」、「スパイダーウーマン」などの実写映画の計画が進められていました。

歴史的大ヒットを記録する事になったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ:エンドゲーム」の間でスタートした SSU は「アメイジング・スパイダーマン2」の失敗の記憶も鮮明だった当時、「無茶だ」と多くのメディアやファンが指摘していました。

そんな中で第1弾となる映画「ヴェノム」がソニー映画史上最大のヒットをした事でこのユニバースの開発はさらに推し進められましたが、一向に交わらないユニバースとスパイダーマン出る出る詐欺のような形でお預けが繰り返された影響か、成績は右肩下がりに。

2024年は「マダム・ウェブ」、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、「クレイヴン・ザ・ハンター」の3本が公開されましたが、いずれも厳しい結果となりました。

ソニー・ピクチャーズのCEOを務めるアンソニー・ヴィンシクエラ氏はこれらを「悪い映画ではなかった」と評価し、SSU失敗の原因はマスコミのせいだと批判。実際の海外の映画レビューサイトでの評価は最悪というほど悪くはなく、いずれも楽しんだというファンは少なくありませんでした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/sony-pictures-ceo-comments-madame-web-and-kraven-the-hunter/”]

CEO は Netflix でこれらの映画が視聴数1位を獲得した事にも言及し、ファンが作品に興味を持っていることも主張。氏の発言はある程度理解出来るものでしたが、失敗を認めない姿勢はメディアの対応をさらに冷ややかにしていました。

SSUは事実上の終了となったようですが、ソニーがスパイダーマン作品を終了させるわけではありません。

もともとSSUのドラマとして開発がスタートしたコミックのスパイダーマン・ノワールを主人公とするドラマ「スパイダー・ノワール」が撮影中。新SSUの第1弾作品になるのではとも噂されていますが、詳細は不明です。

そして大ヒットしたアニメ「スパイダーバース」の最新作である「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」も開発中。これはまだ収録が始まっておらず、公開も無期延期中です。

最も確実性が高いのがMCUの映画「スパイダーマン4」でマーベル・スタジオとの共同作であるこの作品は 2026年7月26日 に米国劇場にて公開予定。そしてこれが新三部作の第一弾となり、「スパイダーマン5」と「スパイダーマン6」が制作される予定です。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-new-trilogy-tom-holland-comment/”]

一部のファンはスパイダーマンの権利をマーベルに返却あるいは売り戻し、マーベル及びディズニーが一括管理するべきだとも主張していますが、2019年のスパイダーマンMCU離脱問題の際に、原作者スタン・リー氏の娘ジョアン・リーさんは「マーベルとディズニーは私の父の作り出したものを完全にコントロールすることを模索していますが、さらなる収益を求めようとするなら、スタン・リーとその遺作を真にリスペクトしてくれる第三者により抑制と均衡が保たれるべきです。」とコメント。

「それがソニーであろうと他の企業であろうと構いませんが、スタンのキャラクターと作品は多角的な視点から作られるに値するものであり、継続して進化していくことこそ望ましいです。」と語っていました。(from TMZ

ソース:Sony Scraps Latest Spider-Man Spinoff After String of Marvel Bombs

【噂話】SSU「モービウス」のジャレット・レトさんがMCUに参戦か

マーベル・スタジオがジャレット・レトさんと何らかの役割について話し合いをしていると報じられました。レトさんはソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「モービウス」で主人公マイケル・モービウスを演じましたが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)では何を演じる事になるのでしょうか。

MTTSH 氏は「ジャレット・レトがマーベルと話し合いをしている。」と報告。ただし、「ゴーストライダー役ではない」と注意書きしています。

一言添えられている背景には「ジャレット・レトさんがマーベルと話し合いをしている」というニュースを複数のスクーパーが報じている中で、大半がゴーストライダーの画像を添付している事に起因しています。彼らがそれぞれどういう意図でそうしているのかは不明ですが、MTTSH氏はこれらが誤解を招くとして注意書きを添えているようです。

SSUの「モービウス」はヴェノムに続く二人目のシニスター・シックスになると考えられていましたが、興行不信が続いたSSUは事実上の崩壊。ソニーはこの計画を中止、あるいは再起動すると言われています。

ファンはSSUとして描かれていたユニバースが「インカージョンによって破滅を迎える世界」と設定し、ドクター・ストレンジやドクター・ドゥームがMCUの神聖時間軸に連れてくる可能性が残されているとも考えています。

別のモービウスとして再起動することや、まったくの新キャラクターを演じる可能性もあり、そもそも話し合いが合意に至るのかという点も含めて、今後も注目です。

なお、ジャレット・レトさんは以前にブレイドとの共演に興味を示していました。

2022年、レトさんは新型コロナウイルスのパンデミックの影響で多くの映画館が閉館した事について「マーベル映画がなかったら、映画館が存在していたかどうかさえわかりません。」とマーベルが映画業界を救ってくれたとコメント。そして「モービウス」の不評について「誰もが映画を楽しめる場所があるわけではないようで、少し悲しくなってきたんです。」と語っていました。(from Variety

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」、AIを使用して俳優を無理やり喋らせていると非難される

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」のワンシーンが、AIを使用して俳優に無理やりセリフを言わせているとして、SNS上で非難されています。ソニーはこれに対してコメントしていません。

とあるユーザーが「クレイヴン・ザ・ハンター」の配信バージョンから切り抜いたシーンを引用し、AIで作成された疑惑があるとして投稿。

カリプソを演じるアリアナ・デボーズさんの表情は確かに不自然なようにも感じますが、実際にこれがAIで作成されたものかどうかは分かっていません。ごく短いシーンという事もあり、手作業で低品質なVFX処理をした可能性も考えられます。

2024年6月、ソニー・ピクチャーズは映像制作にAIを活用する方針を発表しており、これが実際にAIを利用して作られたものだとしても、さほど驚くべきことではありません。

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数秒のシーンを撮り直すために何万ドルも費やすのは馬鹿げているという考えはある程度正当なものであり、「クレイヴン・ザ・ハンター」に限らず、多くの作品でこういった小さな修正にAIが活用されていると推測できます。

技術の進化はメリットとデメリットの両方がありますが、AIがこれからの映画、ドラマ制作に何をもたらすのか注目です。