「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の主演と監督がヴェノムの「ローガン」風R指定映画のアイデアを明かす

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の主演を務めるトム・ハーディさんとケリー・マーセル監督が、海外メディア The Wrap とのインタビューの中で、ヴェノムとエディのR指定映画のアイデアがある事を披露しました。

「ローガン」のようなR指定映画のヴェノム映画を作ってみたいかと尋ねられると、トム・ハーディさんは「もちろんだよ」と答え、監督は「私達はどうしてもそれをやりたい。必死ですよ。」と回答しました。

さらにトム・ハーディさんは「僕達は『ヴェノム2』でそれを思い描いていました。興味はすでにそこにあります。我々も素早い。すでに4、5本の映画を準備しているようなものです。異なるトーンで、複数の登場人物が登場する作品をね。」と付け加え、「何かやってくれと言われたらもちろん。我々は恥ずかしがり屋ではないけれど、しかし、ミッションステートメントが何であるかを簡潔にまとめる必要があります。二人とも忙しい人間です。でも、何かをすると言ったら、本気でやりますよ。」と述べました。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は期待されていたような「スパイダーマン4」への直接的な言及はありませんでしたが、映画自体も、そして監督自身も邪神ヌルが再登場する事をほのめかし、ポストクレジットシーンはヴェノムが再登場する可能性を示していました。

トム・ハーディさんとケリー・マーセル監督はともにソニー・ピクチャーズと3部作の契約をしていたとの事で、それの契約が完了。次の契約はまだ交わされていないようですが、二人の中にアイデアがあるのは事実なようで、本作が無事に公開諸週の黒字を達成した事で、次に何が起こるのか注意深く見守っていく必要があるようです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて公開中、日本では11月1日より公開予定です。

ソース:Tom Hardy and Director Kelly Marcel Talk ‘Bonkers’ ‘Venom 3’ and Whether They Want to Go Full ‘Logan’

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の悲惨かつ意外な初週興行収入が明らかに

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」がアメリカを筆頭に65カ国で上映され、1週目週末の興行収入が明らかとなりました。当初は北米で6500万取りの売上が期待されていましたが、実際にはそれを大きく下回る結果となりました。

Comicbook.com など複数のメディアが「ヴェノム」3作目の初週末興行収入について報告。

それによると、北米では 5200万ドルで、1作目の8000万ドル、2作目の9000万ドルと比べてかなり期待外れな数字となってしまったとの事。

一方で北米を除く64カ国では、意外な事に合計で1億2400万ドルの興行収入を記録。1億ドル強の予算で制作されたという本作は、ひとまず赤字を回避したといいます。

この1億2400万ドルのうち、驚異的なのは中国での大成功で、「ザ・ラストダンス」は公開から5日間で4600万ドルに到達。これは2019年の「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」を越えるもので、2024年の中国内で公開されたハリウッド映画では「インサイド・ヘッド2」や「デッドプール&ウルヴァリン」と同等だと言います。

米国では悲惨な結果に終わったとされつつも、海外、特に中国での大成功のおかげで、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は無事に黒字映画となり、ソニーに続編映画を作るチャンスを与えたと記事は報じました。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて公開中、日本では11月1日より公開予定です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、監督がヴェノムとエディ、ヌル、そしてスパイダーマンについて語る

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の監督兼脚本のケリー・マーセルさんが、海外メディア CBM とのインタビューで、本作のエディ・ブロックとヴェノムの関係、ヌルの登場、そしてスパイダーマンについて語りました。

「ヴェノム」映画の三作を執筆し、今回長編映画初監督を務めることになったケリー・マーセルさんは、この完結作での目標が何だったのかと質問され、次のように回答しました。

サンフランシスコを離れ、暗闇や夜から抜け出して、エディとヴェノムを壮大な風景や昼間の光の中に連れ出し、可能な限りすべてを実践的に撮影したかったんです。ラピッドシークエンスはすべて実践的でした。トム・ハーディを含む大勢の人間が、2週間水槽の中に潜っているんです。彼は本当にバイクに乗っているし、第3幕では本当に外で爆発させているし、あちこちにグリーンスクリーンの要素を使ったけれど、映画のほとんどは実際に撮影したものです。

そしてヌルに前作のアンディ・サーキス監督を起用した事は、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の頃から決めていたと明かしました。

実はこの映画のためにデザインした最初のキャラクターがヌルだったんです。ヴェノム・ホースより前、ゼノファージとヌルが、デザイン面で最初に取り組んだ2人のキャラクターでした。ヌルをちゃんと描かなければいけないことはわかっていました。彼はファンに大人気のキャラクターです。外見に関しては、コミックにできるだけ近づけたいと思っていました。アンディ・サーキスがヴェノム2の段階でヌルになることは決めていました。彼はヴェノム2の監督でした。トムと私はヴェノム2でいつもヴェノム3がどうなるかについて話していて、私たちはヌルを今の形で紹介したいと思っていました。同時に、監督をしているアンディ・サーキスを毎日見ながら、「彼は最高だ。ヌルはCGIモーションキャプチャーで、声優も必要だ。それには1人しかいない。彼こそが最高だ。アンディしかあり得ない。」と言っていました。私たちはアンディが大好きなので、ぴったりだと感じました。この3本の映画すべてにチームのほとんどが参加しているので、家族として続けたいと思っています。アンディはヴェノム ファミリーの大きな一員です。

本作でスパイダーマンと対決する可能性が検討されたかと質問されると、次のように述べています。

ヴェノムがスパイダーマンと戦うのを見たいですが、それは私たちが決める事ではありません。トムは本当に乗り気でしたし、私もぜひ見たいです。ソニーからはヴェノムとエディの映画を3本作るという任務を与えられていました。私たちはそれをやりました。将来何かあれば、私は他の誰よりも大ファンです。彼らが戦うのを見たいです。 

また、ゼノファージはコミックではヌルとは無関係のシンビオートを食べるエイリアンに過ぎませんでしたが、映画でヌルの軍隊として選んだ理由について質問され、ゼノファージがヴェノムの妹だとするアイデアが気に入ったと明かしました。

そうですね、ヌルはゼノファージを創り、シンビオートも創りました。ヴェノムとエディを狩っていたものがヴェノムの妹だというアイデアが、私はとても気に入りました。ゼノファージは女性だと思います。撮影中はエレインと呼んでいました。私はそのアイデアがとても気に入っていて、トムとゼノファージのキャラクターについて話し合っていたときに、ゼノファージには木材粉砕機のような口があって、食べたものは彼女の頭の後ろの通気口から吐き出すというアイデアを思いつきました。それを思いついたとき、私たちはそれがスクリーンで見られるのが一番楽しいだろうし、彼女が彼らのために戦うには最高だろうと思いました。

最後に、エディとヴェノムの絆について、これまでの変化を振り返りました。

ヴェノム1では、彼らは一緒にいたくありませんでしたが、一緒になるよう強いられたと思います。ヴェノム2では、しばらく一緒にいましたが、お互いを好きではなくなったので別れました。ヴェノム3では、お互いを愛していて一緒にいたいという結論に達したようです。彼らはお互いに共生関係を築きましたが、それこそが世界を引き裂くことになるのです。彼らが共生関係を築いたことは素晴らしいですが、ヴェノムとエディが口論するのはみんなが好きなことだと知っているので、その要素をぜひ取り入れたいと思いました。ヴェノムが完全に不誠実であるという事実も気に入っています。彼にはエディに話していないことが常にあるのです。常に新たな秘密が隠されているので、それが2人の間にあることを探求するのが好きなのです。突然の「ああ、また何かある」という展開に、エディはいつも「Oh!」というだけです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて公開中、日本では 11月1日より公開予定です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、UHDとBlu-rayの米予約開始

ソニー・ピクチャーズがSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の 4k UHD 及び Blu-ray の予約を開始しました。限定スチールブック版とスタンダート版が用意されているこの商品ですが、発売日は未定のまま各種通販サイトで受付が始まっています。

これは「ヴェノム:ザ・ラストダンス」にソニーが期待していないからではなく、ヒットしなかった「マダム・ウェブ」も映画の公開中に予約が開始、ヒットした「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」に至っては映画公開日に既に予約を開始していました。

最近のソニーのディスク販売戦略としてはよくある事であり、「ザ・ラストダンス」の現時点での評価はあまり関係ないと見られます。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-3-spoiler-media-reviews/”]

これらの商品は米Amazonやウォルマートで予約受付中で日本からでも購入は可能ですが、別途手数料が発生する場合があります。詳しくは各サイトの説明を御覧ください。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

ドラマ「スパイダー・ノワール」、コミックに忠実なスーツ姿が撮影現場で目撃される

ソニー・ピクチャーズとAmazon MGMスタジオが開発中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)のドラマ「スパイダー・ノワール」の撮影現場で、ニコラス・ケイジさんが演じる主人公スパイダーマン・ノワールのスーツ姿が目撃されました。

コミックとは違って正体がピーター・パーカーではなくベン・ライリーになるとされた事でコミックとはかなり違う作品になるのではないかとも懸念されていましたが、外見に関しては忠実に再現される形となるようです。

なお、このスーツの中にいるのはニコラス・ケイジさんではなくスーツアクターであり、TMZのXの投稿画像をクリックしてウェブサイトにアクセスすれば、このシーンの撮影風景を動画で確認する事が可能。ノワールが車上に立ち、悪役(おそらく下っ端)たちとのカーアクションを撮影しているようです。

「スパイダー・ノワール」はソニー・ピクチャーズ TVとAmazon MGMスタジオの元、エグゼクティブプロデューサー兼共同ショーランナーのオーレン・ウジエルさんとスティーブ・ライトフットさんが参加。1930 年代のニューヨークを舞台に、運に見放された老いた私立探偵をニコラス・ケイジさんが演じ、街で唯一のスーパーヒーローだった過去の人生と格闘することを余儀なくされる物語です。

ほかラモーン・モリスさん、ブレンダン・グリーソンさん、エイブラハム・ポプーラさん、リー・ジュン・リーさん、ジャック・ヒューストンさんらがキャスティングされています。

配信日は現時点で不明です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」監督がアンの不在や「ヴェノム4」について語る

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のケリー・マーセル監督が、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューでミシェル・ウィリアムズさんが演じてきた主人公の元カノ、アン・ウェイングの不在や次回作について語りました。

前2作でシーヴェノムとしても活躍したアンの不在について質問された監督は「私たちは本当にエディとヴェノムを孤立させたかったのです。彼らを快適な場所から引き離したかったのです。彼らが知っているすべてのもの、彼らが愛するすべての人々から彼らを引き離し、彼らが今頼れるのはお互いだけになるようにしたかったのです。」と回答。

「私たちは、彼らが互いに共生し、リーサル・プロテクターになることを決意し、一緒にこの旅に出ることを望んでいました…ペギー・ルー演じるチェン夫人以外の前作のキャラクターは、このロードトリップの物語にはふさわしくありませんでした。」と述べました。

エディとアンの恋が再燃しなかった理由を問われると、マーセルさんは次のように言いました。

「私たちはファンの声に耳を傾けています。各作品が終わるたびに、ファンが何を気に入って、何を気に入らなかったかを見ています。そして、人々がヴェノムとエディの関係にとてもこだわっていたことは非常に明白でした。

「彼らはそれを愛していましたが、ヴェノムのドクター・ダンも愛していました。だから私たちは『みんなが彼を愛しているから、リードを戻さなければならない』と思いました。これらの映画の軸はヴェノムとエディの関係であり、常に彼らのことだったのです。」

そして、本作の予告にもあった「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のシーンの反復について、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)との関係について質問された監督は「彼らは関与していません。なぜならあのシーンはすでに撮影済みのものだったから。ええ、すでに存在していたんです。」と「ノー・ウェイ・ホーム」のミッドクレジットシーンについて語りました。

つまり、ソニーは、おそらくマーベル・スタジオの承認を得ることなく、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」でのスパイダーマンのカメオ出演を追加したということで、「モービウス」にバルチャーを登場させた時と同様なようです。MCUの神聖時間軸に残されたシンビオートの一部をどうするつもりなのかについては、監督は「現時点では誰にも分からないと思う。」とコメントしました。

そして、話題はヴェノムの次回作について。

「はい、契約はこれで終わりです。私たちは3本作るよう依頼され、3本を制作しました。将来どうなるかは誰にもわかりません。彼らが望むなら、この3本目の映画で、他のキャラクターやシンビオート、悪者を登場させて、彼らのための下地を作れたことを願っています。」

「しかし、これはヴェノムとエディにとって最後の作品です。私たちは間違いなく事前に考えました。彼らが望むなら、どんなストーリーになるかは想像出来ますが、これはスタジオへの贈り物です。」とし、続編やスピンオフの可能性についてはソニー次第だとしました。

ヴェノムは「スパイダーマン4」に登場するとも噂されていますが、現時点では制作費に対する興行収入も見込まれており、完結作とされていますが続編やスピンオフの可能性も十分に残されていると考えられるようです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

ソース:‘Venom: The Last Dance’ Director Kelly Marcel on Michelle Williams’ Absence and Those James Bond Rumors

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、海外ネタバレレビュー解禁、ロッテントマトスコアは低調

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のメディア向けプレミアが開催され、映画を見たレビュアーによるオンラインレビューが続々と公開されています。また、レビューサイト RottenTomatoes でのスコアも明らかになりました。

※これより先は「ヴェノム:ザ・ラストダンス」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

RT では記事執筆時点でスコアが 40% と低調な出だしを記録。批評家はあまりこの完結作が好みではない事を示しているようです。ただし、中国ではいち早く映画が公開されており、初日に 930万ドル という好調なスタートを切っていると Deadline は報じています。

ウェブサイトやSNSなどを通じたメディアレビューは以下のようなもの。

Deadline:エディ・ブロックの物語に終止符を打つように見せかけてはいるが、続編、前日譚、リブートがいくつでも作られる可能性は大いにある。この種の映画の中では最高ではないが、決して最低でもない。人間、エイリアン、シンビオートの間で避けられない戦争が勃発しても、監督は驚くほどわかりやすいスタイルでアクションを演出している。

THR:アクションは前作よりも大きくて騒々しく、時には散らかっているが、3作品の中で最も愛らしい作品でもある。(リス・エヴァンスさん演じる)マーティンの子供たちを守ろうとするエディとヴェノムの姿や、2 人の心地よい友情、ほとんど結婚のような共生関係から、エディとヴェノムの2人が昔からのいい関係であることが分かる。

Variety:ユーモアのないありきたりな、世界終末へのカウントダウンというストーリーがあり、宇宙の悪役と、これまでに8000回見たことがあるような大量のモンスターとの戦闘がある。ヌルが牢獄から解放されるためにはヴェノムの中にあるコーデックスが必要で、ストリックランド将軍はそれがヌルに奪われる前にヴェノムごと破壊したいと考えている。

RollingStone:スパイダーマン風のファンに人気の作品が、いつものバディコメディと大ヒットスペクタクル、笑い、そして少しのファンの感傷で三部作を締めくくる。

The Wrap:スーパーヒーローというジャンルが2時間にわたって死んでいくのを観ているようなものだ。ソニーが「ヴェノム」映画はこうあるべきだと考えているのなら、そのままにしておけばいい。なんてひどい別れ方だろう。ベストヒットもなし。ただの三振だ。

IGN:「ザ・ラストダンス」はその蔓につまずき、退屈でありきたりなプロットと質の悪いアクションによって、エディ・ブロックと彼のシンビオートの親友との驚くほど強靭な関係から注意をそらさせている。

Empire:シリーズは未だに方向性を見出せずにいるが、これで3度目の不運だ。「ザ・ラストダンス」 はリズムをつかめていない。特に今作で残念なことの1つは、定型から外れるのを恐れているように見えることだ。ヴェノムは混沌のエージェントであるはずなのに、適切な奇抜さを漂わせるだけで、常に保守的な側面が優勢になっている。すべてがかなり単調で、コメディー要素があまり強調されていない。もしこれが、現在の形でのヴェノムの物語の結末となるとしたら、残念ながらその約束を果たせなかったシリーズとして終わることになる。

Nerdist:最初の2作のヴェノム映画が気に入ったなら、「ラストダンス」も気に入るだろう。そうでないなら、この作品も気に入らないだろう。だが、シンビオートと優れた俳優陣が主演する実写版マクベインの映画を嫌う人がいるとは理解できない。

Total Film:原作のコミックよりもはるかに安全で清潔な空間を占め、すべてが 1 つの大きな追跡映画に集約されている。残念なことに、監督デビュー作となるケリー・マーセルのこの映画は最初の2作品の問題点 (粗雑な特殊効果、泥臭い夜間のアクション シーン、常に家族向けであるという決意) を引き継いでおり、さらに、中間クレジットの挿入によってそれまでの109分間を無意味にすることで、より成功した要素が呼び起こした好意を台無しにしている。「時間の無駄」というギャグは、それ自体で成り立っている。

Digital Spy:前2作を気に入らなかった人はこれも気に入らないだろう。ヴェノム映画が好きな人には3部作の中で最高の作品であり、あなたを感動させるかもしれない。エディとヴェノムのこの物語の結末としては満足のいくものになっている。「ザ・ラストダンス」はこのごちゃごちゃした三部作にふさわしい複雑な結末だが、混沌とした主役の二人に関しては、この映画は重要なところで期待に応えている。

WLE:ヴェノムは相変わらず奇抜なショーを繰り広げていますが、「ザ・ラストダンス」でこのシリーズがようやく軌道に乗ったことを嬉しく思う。

INDEPENDENT:退屈な説明が多すぎることを無視すれば、十分に楽しめる。

Comicbook:ネタバレをせずに言えば、本作の最終幕、クライマックス、そして結末の不条理さに浸るのは難しい。またしても、ソニーはこの世界や、それがスパイダーマンとどう関係するのかをまったく把握していないように感じられる。実際、ファンは、このヴェノム映画サーガが終わったのかどうかさえ明確に知ることはできないだろう(映画のタイトルさえも失策のように感じられる)。「マダム・ウェブ」と並ぶ残念な作品。

CBM:改善の余地があるが、エディとヴェノムの絆を深めることで、トム・ハーディがリーサル・プロテクターとして最後に挑む作品には程遠いことを願うほど、壮大で心温まる作品となっている。

ScreenRant のジョー・デッケルマイヤー氏:最初から最後までワイルドで爽快な旅にあなたを連れて行きます!2000年代初期のコミック映画を思い出させる楽しいポップコーン映画です。アクションは素晴らしく、80年代のアクション映画へのオマージュです。面白いシーンがたくさんあります。プロットに穴やストーリー上の問題はありますか?はい。楽しいですか?これもそうです。

Forbes のサイモン・トンプソン氏:トム・ハーディがシリーズにふさわしい楽しいフィナーレに全力を尽くしています。奇抜なものからクレイジーなものまで、さまざまなセットピースが満載で、ヴェノムのアクションは抑えられていません。ありのままに受け止めてください。ポップコーンを手に取り、この激しいロードムービーの流れに身を任せてください。


RTのスコアは特に昨今のスーパーヒーロー映画において、レビュアースコアと観客スコアが乖離している事が多く、「ヴェノム」の前2作ではレビュアーが60%以下に対して観客が80%を越えていました。

ネタバレレビューについては賛否両論で、説明不足な点もあれば説明過多な部分もあるとの事。アクションの質についても賛否両論で、「ザ・ラストダンス」が監督のデビュー作である事を考えるとうまく行った方と言えるのかもしれません。

ヌルは数秒しか登場しないと報告しているメディアが複数あり、事前に監督が報告していたように今後の構想があるようですが、映画の中ではそれがはっきりしていない様子。スパイダーマンとの出会いが今後描かれるのか、まだしばらく見守るしかないようです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、ヌル役俳優が噂どおりと判明

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」に登場するシンビオートの神ヌルを演じている俳優が判明したと、海外メディア Comicbook.com が報じました。

記事によると、邪神ヌルを演じているのは「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の監督を務めていた(そしてMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」、「ブラックパンサー」でユリシーズ・クロウを演じた)アンディ・サーキスさんである事がメディア向けのプレミアによって判明したとの事。

以前にスクーパーが報告していた通りである事が確認されました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-3-knulls-plan-detail-and-actor-rumor/”]

なお、ヌルの顔について予告ではうまい具合に髪で隠れていますが、本編ではしっかりと確認出来るとの事。ただし顔はコミックに忠実に見えるようにVFXで作られているとの事で、Xにはリーク画像とされるものも出ています。

スクーパーがヌルの登場は一度きりではないようだと報告した後、「ザ・ラストダンス」の監督はインタビューでこの噂を認める発言をしていました。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

ソース:Venom: The Last Dance Reveals Actor Playing Knull

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」、米メディアはシリーズ最低のオープニング興収予想をしている

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の米国内オープニング興行収入が6500万ドル程度になるだろうと、Deadline が報じました。これは「ヴェノム」や「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」を下回るもので、シリーズ最低のスタート予想となっているようです。

記事によると、「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は2018年の「ヴェノム」の8000万ドル、2021年の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の9000万ドルを下回る6500万ドルでスタートするだろうとの事。

全世界では1億5000万ドルの見込みで、3作目の製作費は、P&Aを除いて1億2000万ドルほどだとも伝えています。

ヴェノムシリーズの正確な比較は困難で、1作目が新型コロナウイルスのパンデミック前に公開、2作目がパンデミック対策の緩和直後の人々が外出に飢えていた時期の公開という事もあり、それぞれ状況が非常に異なるタイミングでの売上の数字となっています。

公開期間全体の最終的な興行収入予想は出ていませんが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「デッドプール&ウルヴァリン」が今年大ヒットした事と比較すると、かなり控えめな数字となっているようです。

米国では月曜日にプレス向けのプレミアが開催され、Comicbook.com の記者は次のように本作を評価しています。

『ヴェノム:ザ・ラストダンス』は、PG-13のレーティングを可能な限り引き伸ばした、奇抜なバディ・ロードトリップ映画です。簡単に言えば、『ヴェノム3』は古典的なギルティプレジャー映画なのだ。脳みそをオフにして、ヴェノムにおやつを食べさせてあげよう。

※ギルティープレジャー映画:くだらなくて人には言えないけど好きな映画、こっそり一人で見る映画

ソニー・ピクチャーズは 2024年10月23日水曜日午後3時(東部標準時)に批評家によるネタバレレビューを解禁予定となっています。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。

ソース:‘Venom: The Last Dance’ Hopes To Boogie To $150 Million Global Opening – Box Office Preview

トム・ハーディさんが「スパイダーマン4」に「ヴェノムは出ないと思う」と明かす

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」の主演を務めるトム・ハーディさんが、プロモーションツアーの最中に AP通信からのインタビューを受け、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」出演の噂について質問されました。

ハーディさんは「次のスパイダーマン映画に彼(ヴェノム)が出演するとは思えません。もしそうなら脚本をもらっているはずですが、それがないからです。」と根拠を添えて回答しました。

先日、スパイダーマンを演じるトム・ホランドさんは3週間ほど前に脚本を読んだと認めていました

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-spider-man-4-tom-holland-shares-script-update/”]

この事とあわせるとハーディさんの主張は一理あるようにも聞こえますが、現時点で何が正しいかを判断する事は難しいようです。

「スパイダーマン4」は「ヴェノム:ザ・ラストダンス」から続く邪神ヌルとの戦いが描かれると噂されていますが、これは「スパイダーマン6」までの新たな三部作に渡って展開される可能性もあり、「スパイダーマン4」ではスパイダーマンとヴェノムが顔合わせする程度の小さなクロスオーバーになるとすれば、現時点でトム・ハーディさんが脚本を貰っていないと考えるには十分です。

結局のところ、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」のポストクレジットシーンでスパイダーマンとの合流をほのめかしたのはソニーであり、2020年にはトム・ハーディさんがスパイダーマンとの戦いをほのめかしてもいました。

そして何より、先日のインタビューでもスパイダーマンとの戦いを望んでいたのは他ならないトム・ハーディさん自身でした。

[nlink url=”https://mavesoku.com/ssu-venom-tom-hardy-wants-to-fight-spider-man/”]

スパイダーマンとヴェノムのクロスオーバーはソニーがいつか実現したいと考えている事で、多くのファンもそれが実現すると信じている事ですが、それが「スパイダーマン4」で起きるかどうかはもう少し見守る必要があるようです。

「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は同シリーズの脚本家ケリー・マーセルさんが、長編映画監督デビューとなる作品。脚本も引き続き担当しています。

キャストは引き続きトム・ハーディさんを主演とし、キウェテル・イジョフォーさん、リス・エヴァンスさん、ジュノー・テンプルさん、ペギー・ルーさん、アラナ・ユーバックさん、スティーブン・グラハムさんらが新たに出演。

映画「ヴェノム:ザ・ラストダンス」は 2024年10月25日 に米国劇場にて、11月1日より日本公開予定です。