SSU映画「エル・ムエルト」、劇場公開の延期が決定

ソニー・ピクチャーズがSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「エル・ムエルト」の劇場公開をスケジュールから削除する事を発表したと、海外メディア Deadline が報じました。ホナス・キュアロン監督、バッド・バニーさんが主演を務める本作は 2024年1月12日 に公開される予定でした。

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記事によると、本作は開発初期段階にあり、ギャレス・ダネット=アルコサーさんが脚本を担当。しかし、WGA(全米脚本家組合)ストライキと、主演のバッド・バニーさんのツアースケジュールが絡んで日程の確定が複雑になっていると言います。

ソニー・ピクチャーズは以前、「エル・ムエルト」を 2024年1月12日 に劇場公開する予定でしたが、その枠は、ラキース・スタンフィールドさん主演、ベネディクト・カンバーバッチさんやジェームズ・マカヴォイさんが共演する映画「ブック・オブ・クラレンス」が使用する事が発表されました。これは 2023年9月22日にリリースされる予定でした。

「エル・ムエルト」は約半年後の公開を控えた上で撮影がスタートしていなかった為、メディアやファンの多くは公開延期が明らかであると感じていました。

コミックに登場するエル・ムエルトは、代々受け継がれてきたスーパーパワーを持つメキシコのレスラー。スパイダーマンのヴィランとして登場していますが、かなりマイナーなキャラクターであり、このキャラクターの実写化について「スパイダーマンにとって他にもっと重要なキャラクターはたくさんいる」と疑問視するファンも少なく有りません。しかし、ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント会長 兼 CEOのトニー・ヴィンシクエラ氏は以前のインタビューで太鼓判を押している事を明らかにしています。

「エル・ムエルト」の新たな公開予定日は明らかになっていません。

ソース:Bad Bunny’s Spider-Man Universe Movie ‘El Muerto’ Pulled From Sony Release Schedule

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」、米公式トレーラーがオンライン初公開

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」の公式レッドバンド予告映像がYoutubeなどのSNSで公開されました。アーロン・テイラー・ジョンソンさんが主演を務めるこの映画では、コミックのスパイダーマンのヴィランに焦点を合わせてヴェノム、モービウスに続く3人目をR指定で描くことになります。

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予告映像は4月の映画イベントで公開されており、当時見た人からあがっていた報告と同様の内容のものになっています。なお、記事執筆時点で日本語字幕バージョンは公開されていません。

あわせて本作のポスターも公開されています。

やや気になる点として、予告動画もポスターも公開日が10月とされているだけで日付までは明記されておらず、これまでに発表済みのスケジュールと多少異なる可能性があるのかもしれません。

監督は「マージン・コール」などのJ・C・チャンダーさん。

主人公のクレイヴン・ザ・ハンターを演じるのはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でワンダの弟クイックシルバー/ピエトロ・マキシモフを演じたアーロン・テイラー・ジョンソンさん。

その他、アリアナ・デボーズさん、フレッド・ヘッキンジャーさん、アレッサンドロ・ニヴォラさん、クリストファー・アボットさん、ラッセル・クロウさんらが共演に名を連ねています。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年10月6日に米国にて劇場公開予定です。

ソニーが映画公開スケジュールを更新、「スパイダーマン4」は2025年?

ソニー・ピクチャーズが2024年と2025年の映画公開スケジュールを更新したと海外メディア Deadline が報じました。その中にはタイトル未定のマーベル映画2作品が含まれていると言います。

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記事によると、ソニーはタイトル未定のマーベル映画2本の公開日を 2024年11月8日 と 2025年6月27日にそれぞれ設定しています。

過去のレポートで「ヴェノム3」が 2024年10月 頃が検討されていると言われていた事から、2024年11月8日 の枠はヴェノムが使用する可能性が高そうです。

一方の 2025年6月27日 は記事ではMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の「スパイダーマン4」の可能性を指摘していますが、実際には延期が与儀なくされている「エル・ムエルト」が入る可能性は無視できず、他に「ヒプノハスラー」、「スパイダーウーマン」、「マイルズ・モラレス」といった候補も存在しています。

とはいえ「スパイダーマン4」が 2025年6月 に来るのであれば、先日延期が発表された「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」にスパイダーマンが登場出来る可能性が高くなり、それを望むファンが多いことは間違いありません。

ソニーとディズニーはファンの期待に応える事が出来るのでしょうか?時間が経過すれば詳細が明らかになってくると見られています。

ソース:Sony Holds 2024 & 2025 Dates For Marvel Movies

ソニーが開発中のマーベル作品11のリスト

ソニー・ピクチャーズが開発中の「スパイダーマン」を代表とするマーベル作品をリストアップしました。2023年6月16日時点で判明している劇場公開予定、配信予定の全11作品です。なお、ディズニープラスで配信予定のマーベル・スタジオ製のアニメ「スパイダーマン:フレッシュマン・イヤー」は含まれていません。

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1:クレイヴン・ザ・ハンター

2023年10月6日 米国公開予定。R指定。

スパイダーマンのヴィランに焦点を合わせたSSUの4作目。クレイヴンの他にライノも登場する事が示唆されています。

4月には海外シネコンで初の予告映像も公開。オンライン公開はもう少しでしょうか。

2:エル・ムエルト

2024年1月12日 米国公開予定。

といっても8月から撮影に入る事がようやく確認され、制作スケジュール的に公開延期は必至と見られています。

スーパーパワーを持つレスラーのアンチヒーローを描く作品になると公式発表されていますが、このマイナーなキャラクターを用いてソニーが何を描こうとしているのか注目となっています。

3:マダム・ウェブ

2024年2月16日 米国公開予定。

コミックでは多くの女性スパイダーヒーローを束ねるマダム・ウェブを実写化した映画。盲目の老婆である主人公マダム・ウェブ役にダコタ・ジョンソンさんが起用されている事からも、原作コミックとはかなり異なる設定になると見られています。

プロデューサーによると本作はアクション映画ではなくコミックよりも前の話を描くと言います。

シドニー・スウィーニーさん、セレスティ・オコナーさん、イザベラ・メルセードさんと言った昨今注目の女優陣が起用され、女性スパイダーヒーローチームが期待されています。また、スパイダーマン/ピーター・パーカーが母親のお腹の中にいる時代になるのではとも考えられています

4:スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース

2024年3月29日 米国公開予定。

「イントゥ・ザ・スパイダーバース」、「アクロス・ザ・スパイダーバース」に続く3作目ですが、当初は「アクロス・ザ・スパイダーバース」を2分割した「アクロス・ザ・スパイダーバース パート2」として制作されていました。

「ビヨンド・ザ・スパイダーバース」は「アクロス・ザ・スパイダーバース」から1年足らずの公開が予定されており、現在制作中ですが、ヘイリー・スタインフェルドさんのインタビューによると収録は始まっていないようです。

5:ヴェノム3

公開日未定。2024年10月予定とも

主演のトム・ハーディさんが本作をラストダンスと称していることからシリーズの完結編になると見られています。また、本作のワーキングタイトルからヴィランの予想もされています

ヴェノムから始まったSSUは当初MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のような大型クロスオーバーが期待されていましたが、今のところ各主人公たちが顔を合わせる事がないまま物語が展開しています。このままヴェノムが終わってしまうのかどうかも注目されています。

また、本作にはMCUの「ドクター・ストレンジ」シリーズで兄弟子モルドを演じたキウェテル・イジョフォーさんもキャスティングされている事もポイントになっています。

6:スパイダーマン4

公開日未定。マーベル・スタジオとの共同作、MCUの映画。

2023年に入って既に脚本作業は始まっている事がマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長によって明かされていましたが、現在米国内で行われている脚本家ストライキの影響で作業がストップしている事がソニーのエイミー・パスカルプロデューサーにより報告されています。

公式には内容等発表されていませんが、前作「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」で世界中の人々の記憶から失われたピーター・パーカーが、人生の再起動をしていく映画になると見られています。MJとの恋愛関係やネッドとの親友関係の再構築などにも注目され、再びアベンジャーズに登場するのかなど、このリストの中で最も期待されている作品と言っても過言ではありません。

なお、本作にはマイルズ・モラレスが登場しない可能性が示唆されています。

7:ヒプノハスラー

公開日未定。SSU映画。

エル・ムエルトと同様のマイナーヴィランの映画化が報じられていますが公式発表ではありません。主演にドナルド・グローバーさんがキャスティングされていると言います。

グローバーさんはMCU「スパイダーマン:ホームカミング」でアーロン・デイビスを演じており、「アクロス・ザ・スパイダーバース」でもコミック通りプラウラーとなったアーロンを演じました。

アーロンはマイルズ・モラレスのおじにあたる、スパイダーマンユニバースでは重要なキャラクターであり、その役者をさらに別のキャラクターに起用するのはどういった意図があるのでしょうか。

8:スパイダーウーマン

公開日未定。

先日ソニーのプロデューサーが開発中である事を認めた「スパイダーウーマン」は俳優のオリヴィア・ワイルドさんが監督を務めていると報じられています。

スパイダーウーマン/ジェシカ・ドリューを主人公としていると噂されており。「マダム・ウェブ」には登場しない女性ヒーローになるか、あるいは秘密のカメオとなっている可能性がありそうです。

9:マイルズ・モラレス

公開日未定。

アニメ「スパイダーバース」シリーズやプレイステーション用ゲームのおかげで日本での知名度も高まったスパイダーマン/マイルズ・モラレスですが、その実写版が開発中である事をプロデューサーが認めています。

前述のとおりMCU「スパイダーマン4」には登場しない予定のようで、SSUのキャラクターとしてデビューするのではないかと見られています。

なお、プロデューサーによると「スパイダーウーマン」と「マイルズ・モラレス」は「予想よりも早く観られる」との事。

10:シルク:スパイダー・ソサエティ

配信日未定。SSUのドラマとされています。

米メディアによると「シルク:スパイダーソサエティ」は、米国のMGM+ (旧称 Epix) のリニアチャンネルで放送され、続いて Prime Video で世界的に公開されるとの事。

このドラマは、マーベルコミックとしてダン・スロット氏とウンベルト・ラモス氏によって作成されたキャラクターに基づいており、「韓国系アメリカ人の女性がピーター・パーカーを噛んだのと同じクモに噛まれた、シルクとして知られるキャラクター。スーパーヒーローになる途中で行方不明の家族を探している」と説明されています。

「ウォーキング・デッド」のショーランナーのアンジェラ・カーンさんが制作に参加。

11:スパイダーマン・ノワール

配信日未定。SSUのドラマとされています。

「スパイダーバース」にも登場しているスパイダーマン・ノワールの実写版で、映画「モータルコンバット」のオーレン・ウジエルさんが脚本を担当。シルクと同様に Prime Video での配信予定となっているようです。

なお、シルク共々、脚本家ストライキの影響で開発が中断している事がプロデューサーによって明かされています。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」、アーロン・テイラー・ジョンソンさん演じる主人公のファーストルックがオンラインリーク

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「クレイヴン・ザ・ハンター」の主人公の最初の外観がネット上に登場し、シェアされています。アーロン・テイラー・ジョンソンさん演じる主人公の姿に、ネット上では様々な反応が見られます。

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雑誌に掲載された写真をスマホのカメラで写したと思われる今回の画像ですが、掲載されていた雑誌等の情報はありません。

本作は4月に海外で開催された映画イベントにて予告動画が初公開されているため既に見たことのあるファンも多いのですが、ほとんどの人にとってはこの画像がファーストルックとなります。

テイラー・ジョンソンさんの端正な顔立ちが当初の想像どおりコミックのワイルドさの域に到達していないとの声もありますが、実写ならではの表現にも期待したい所になっています。

本作はR指定になっており、監督は「マージン・コール」などのJ・C・チャンダーさん。

主人公のクレイヴン・ザ・ハンターを演じるのはMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」でワンダの弟クイックシルバー/ピエトロ・マキシモフを演じたアーロン・テイラー・ジョンソンさん。

その他、アリアナ・デボーズさん、フレッド・ヘッキンジャーさん、アレッサンドロ・ニヴォラさん、クリストファー・アボットさん、ラッセル・クロウさんらが共演に名を連ねています。

映画「クレイヴン・ザ・ハンター」は、2023年10月6日に米国にて劇場公開予定です。

スパイダーマンスピンオフ映画「エル・ムエルト」進捗状況が更新

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「エル・ムエルト」の最新の状況が明らかになりました。4月の段階では停止中とも報じられていましたが、Film & Television Industry Alliance (FTIA)のウェブサイトへの投稿により、撮影開始が予定されている事が明らかになりました。

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FTIAのデータベースに掲載されたプロダクションリストには、バッド・バニーさん主演の本作の新しい撮影開始日が記載されており、ロサンゼルスで8月7日から撮影に入る事になっています。

最近のバニーさんの発言から本作の制作は停止されているものと考えられてきましたが、水面下では着々と準備が進められているようです。

しかしながら「エル・ムエルト」は 2024年1月12日 に米国で公開日が設定されており、8月からの撮影では制作スケジュールが厳しく、延期の可能性は極めて高いものと見られています。

ソニーは2024年の前半に「マダム・ウェブ」と「スパイダーマン:ビヨンド・ザ・スパイダーバース」の公開も計画、同10月には「ヴェノム3」が予定されているとも言われており、これらをあわせてスケジュールが調整される事になりそうです。

ソース:FTIA

映画「ヴェノム3」は2024年10月リリースが計画されている

ソニー・ピクチャーズが開発中のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「ヴェノム3」への出演が報じられているジュノー・テンプルさんが、本作に関する最新の進捗状況を提供したと、海外メディア Variety が報じました。

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ジュノー・テンプルさんはAppleTV+の「テッド・ラッソ:破天荒コーチがゆく」のFYCイベントに出席した中で、「ヴェノム3」はストライキの影響を受けることなく開発が進められている事を明らかにしたと記事はいいます。

また、「ヴェノム3」が2024年10月の公開を予定して開発が進められているとも伝えています。

以前にはインサイダーのレポートで、本作が今年の6月から9月にかけてイギリスで撮影が行われるとも報じられており、噂の撮影スケジュールと公開予定時期は想像の範囲内に設定されているようです。

「ヴェノム3」が脚本家ストライキの影響を受けていない件について、本作の脚本は主演のトム・ハーディさんが担当している事が一因とも考えられています。トム・ハーディさんは以前に「ヴェノム3」を「ラストダンス」と称し、完結編になることを示唆しています。先日は「ヴェノム3」の仮題が判明したことでヴィランの推測なども話題になりました。

「ヴェノム3」にはニューフェイスとして、今回の記事のジュノー・テンプルさんがキャスティングされている他、先日はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドクター・ストレンジシリーズでモルドを演じたキウェテル・イジョフォーさんのキャスティングが報じられました。しかし、彼がモルドを演じるのか、そうでない別のキャラクターを演じるのかについては公式の発表はありません。

なお、今回報じられた公開時期はあくまで大手メディアによる報道であり、ソニーによる公式発表ではありません。

映画「ヴェノム3」の公開日は未定です。

ソース:‘Ted Lasso’ Stars Hannah Waddingham and Juno Temple Offer Updates on ‘Venom 3’ and ‘Mission Impossible: Dead Reckoning Part Two’

映画「マダム・ウェブ」はアクション映画ではないとプロデューサーが明かす

ソニー・ピクチャーズが制作するSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」のプロデューサー、ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラさんが、海外メディア Collider とのインタビューの中で、本作がアクション映画ではなく意外なジャンルに属している事を明らかにしました。

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ディ・ボナヴェンチュラさんは2018年の「ヴェノム」から始まったSSUの他作品と「マダム・ウェブ」を比較して、「他の映画とは異なる種類の作品になっています。ある意味、本作はスリラーなんです。これはつまり、『マダム・ウェブ』のスキルセットはアクション作品には向かないからです。」と語りました。

また、「主人公が持つ千里眼は(描写が)難しい能力」だと言いながら、プロデューサーは、映画がコミックでファンが知っている特別な能力に忠実であることを約束しました。

そして「ヴェノム」や「モービウス」のようなアクション満載の映画にはならないと再度念を押しつつ、「どのようなユニバースで展開されているかという点で、観客に親しみを持ってもらえると思います。」と述べました。

最後に本作の情報があまり出ていない事に関して、この秘密主義は意図的なものであると説明し、「人々があまり知らないキャラクターであるため、秘密のヴェールに包んでいます。」と明かし、「しばらく謎のままにしておくのが楽しいんです。」と締めました。

先日は別のインタビューで「ファンにとって新境地になる」と語っていたプロデューサーですが、「マダム・ウェブ」はアクション映画ではなくスリラー映画という事で、これまでのスパイダーマン映画にはなかった物語の描き方になっている事が期待できそうです。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月16日 米国公開予定です。

ソース:This Is How ‘Madame Web’ Will Bring Her Unique Powers to the Big Screen [Exclusive]

映画「マダム・ウェブ」はコミックよりも前の話を描くという

ソニー・ピクチャーズ制作のSSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画「マダム・ウェブ」のプロデューサーを務めるロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラさんが、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、本作がファンにとって新境地になると見どころを解説しました。

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ディ・ボナヴェンチュラさんは、「この映画は、マダム・ウェブの物語です。スパイダーマンのファンなら、コミックで知っているキャラクターだから、きっと気に入るはず。コミックでは、彼女はそれほど大きなキャラクターではないけれど、私たちは映画の中でマダム・ウェブのオリジンストーリーを描いています。オリジンを描くことで、コミックに登場するような人物になる前の彼女に出会い、彼女がどのようにしてそのような人物になったのかを理解することができます。だから、ファンにとっては本当に新鮮な新境地になると思いますよ。」と語りました。

氏の説明では映画版はコミック以前のマダム・ウェブを描く事になるようで、コミックでは老婆だったカサンドラ・ウェブ役になぜダコタ・ジョンソンさんのような若い俳優が起用されたのかという理由はそこにあるようです。

しかし先日は共演のシドニー・スウィーニーさんがコミックの二代目マダム・ウェブであるジュリア・カーペンターを演じるとも報じられ、いずれにしてもコミック版とはかなり違う設定も取り入れられている事が伺えます。

主演のダコタ・ジョンソンさんは2023年1月に撮影終了を報告、現在は劇場公開に向けてポストプロダクションの最中と見られています。ロケの目撃写真などはこちら、過去のキャスティングに関する噂のまとめはこちらをご参照ください。

映画「マダム・ウェブ」は 2024年2月16日 米国公開予定です。

ソース:Madame Web Producer Promises Fresh Origin Story For Spider-Man Fans (Exclusive)

ソニーのプロデューサーが「スパイダーウーマン」と「マイルズ・モラレス」の実写映画を制作中である事を認める

ソニー・ピクチャーズ制作のアニメ映画「スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース」のワールドプレミアのイベントにプロデューサーのエイミー・パスカルさんが出席し、メディアインタビューを受ける中で「スパイダーウーマン」と「マイルズ・モラレス」の実写化に取り組んでいる事を認めました。

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海外メディア Variety のインタビューに対して、エイミー・パスカルプロデューサーは「スパイダーウーマン」と「マイルズ・モラレス」に実写映画プロジェクトについて「全て起こっています、全部見る事になるでしょう」と制作中である事を認め、アヴィ・アラッドプロデューサーは「予想よりも早く観る事になるでしょう」と時期についても言及しました。

過去の報道では「スパイダーウーマン」はオリヴィア・ワイルドさんが監督を務めると報じられており、主人公スパイダーウーマン/ジェシカ・ドリューには「スター・ウォーズ/フォースの覚醒」などで主人公レイを演じたデイジー・リドリーさんが抜擢されていると報じられましたが、本人はこれを否定しつつもオファーがあればやりたいと語っています。

「マイルズ・モラレス」については監督や主演の噂までいかないものの、2023年3月時点でパスカルプロデューサーは「あと数年はかかる」ともコメントしていました。

これらがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)になるのか、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)になるのかは言及されませんでしたが、夏や秋のコミコンなどでまた新たな発表があるかもしれません。

映画「スパイダーウーマン」、「スパイダーマン/マイルズ・モラレス」の公開日は未定です。

ソース:‘Spider-Man’ Producers Tease Live-Action Miles Morales Movie and Animated ‘Spider-Woman’ Film: ‘It’s All Happening’