ドラマ「ワンダヴィジョン」のアガサが帰ってくる?ケヴィン・ファイギ社長が示唆

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」に登場したアガサ・ハークネスのリターンについて、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が海外メディア Rotten Tomatoes とのインタビューの中で明かしました。

ファイギ社長はインタビューの中「ファンがアガサを再び見るのはいつか」という質問を受け、「 いつの日か。キャスリン・ハーンは、次に『ナイブズアウト2』に出演するでしょうし、その後、いろいろな作品に出演するかもしれません。でも、MCUの中では、すぐには来ないでしょうね。そのように言っておきましょう」と述べました。

「ワンダヴィジョン」以降、MCUでアガサについて言及されていないため、彼女は現在もウェストビューでアグネスとして暮らしていると考えられています。社長のいう「すぐ」というのは映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」を指している可能性が高く、ワンダが登場する事が明かされている同作ですが、ここでアガサが登場することはないのかもしれません。

アニメ「ホワット・イフ…?」のトレーラーにそれらしき姿が確認されているシュマ・ゴラスが今後映画にも登場するような事があるかもしれませんし、その際にはドクター・ストレンジやワンダの隣にアガサが並べばより頼もしくなる事でしょう。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:KEVIN FEIGE PREVIEWS THE MCU’S UPCOMING PHASE 4: SHANG-CHIETERNALSNO WAY HOMEWAKANDA FOREVER, AND MORE

ケヴィン・ファイギ社長がMCUと「ヴェノム」の関係性についてコメント ─ 全ての噂は起こりうる

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が、海外メディア Rotten Tomatoes とのインタビューの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)にソニーの「ヴェノム」が将来的に加わるか質問され、コメントしました。その中でファイギ社長は「何も否定しない」と語りました。

ファイギ社長はインタビューで次のように述べました。

マーベル・スタジオがまだスクリーンに登場させていないキャラクターに関連して、何が起こりえて、何が起こりえないのかという噂や憶測については、明らかに話したくありません。しかし、私がいつも言っているように、マーベルに20年間在籍しているからには、何かを否定することはありませんし、何かを完全に排除することもありません。いつ、どのように、どこで、ということはまだわかりません。ネット上のどんな噂も、明日から絶対に起こらないとは言い切れません。

ヴェノムが「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に登場するかどうかは明言されませんでしたが、ファイギ社長はヴェノムに限らないあらゆるキャラクターが今後登場する可能性がある事をあらためて示しました。

ヴェノム/エディ・ブロックを演じるトム・ハーディさんは、以前に「スパイダーマンを噛み砕くヴェノム」の画像をSNS上にアップロードしすぐに削除した事があり、ファンの期待を煽っています。

今年公開予定の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」や「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」でヴェノムとスパイダーマンの対決が実現するかは不明ですが、将来的に起こる可能性は期待していいのかもしれません。

映画「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」は 2021年9月24日 より米国公開予定です。

ソース:KEVIN FEIGE PREVIEWS THE MCU’S UPCOMING PHASE 4: SHANG-CHIETERNALSNO WAY HOMEWAKANDA FOREVER, AND MORE

ドラマ「ロキ」から変異体ロキたちのポスターが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」から第5話「未知への旅」に登場した変異体ロキたちのポスターが公開されました。意外な活躍を見せたクラシック・ロキ、圧倒的な存在感を放ったワニ・ロキなど4人と1匹が一挙公開されています。

©2021 MARVEL,Disney

コミックではキッド・ロキはヤングアベンジャーズのメンバーでもありますが、今後ジャック・ヴィールさんが戻ってきて再演するかどうかは不明です。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第6話(最終話)は 2021年7月14日 配信です。

映画「ブラックウィドウ」監督がナターシャの葬儀を描かなかった理由を説明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」のケイト・ショートランド監督が、ナターシャ・ロマノフが全宇宙を救うために犠牲になったにも関わらず、葬儀が描かれなかったことについて、海外メディア Variety とのインタビューの中で説明しました。

※この先は映画「ブラックウィドウ」のネタバレが含まれています。ネタバレが嫌な方はご注意ください。

2019年公開の「アベンジャーズ/エンドゲーム」ではサノスに対抗するためにトニー・スタークがインフィニティ・ストーンの力を使い、その身を犠牲に勝利をおさめました。しかしその過程ではソウル・ストーンを得るためにナターシャ・ロマノフも自ら犠牲になっていました。

しかし、物語のエンディングではトニーの葬儀が行われたもののナターシャについては触れられませんでした。この事について、エンドゲームのジョー・ルッソ監督は当時のインタビューで「トニーはこれが最後の作品ですが、ナターシャはそうではありません。」と説明していました。

監督はVarietyとのインタビューの中で、「スカーレットが私にこの話しをしてくれたのですが、彼女のキャラクター(ナターシャ)の性格的に、公の場での葬儀は好みでは有りません。だから、彼女がどこか田舎の本当にプライベートな場所に埋葬されているという事実は、理にかなっているとおもいました。」と説明しました。

トニー・スタークは「アイアンマン」でデビューして以降、いつだって目立ちたがり屋でしたし、ナターシャはというとスパイとして世間から身を隠し、いろいろな意味で自分を偽って生きてるキャラクターでした。

ナターシャ達をよく知る仲間たちだからこそ、葬儀の有無が別れる結末になったという事のようです。

映画「ブラックウィドウ」は劇場公開中 & ディズニープラス・プレミアアクセス配信中です。

ソース:https://variety.com/2021/film/news/black-widow-post-credits-scene-florence-pugh-julia-louis-dreyfus-1235015400/

映画「ブラックウィドウ」全世界で2億1,500万ドルの興行収入を記録し、2021年1位に

ウォルト・ディズニー・カンパニーは、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」が全世界で2億1,500万ドルの興行収入を記録したこと、および30ドルのプレミア・アクセスを通じたディズニープラスでの興行収入を公式リリースで発表しました。

スカーレット・ヨハンソンさん主演の「ブラックウィドウ」は、米国内では8,000万ドル、米国とカナダではディズニープラス・プレミアアクセスで2,000万ドルの興行収入を記録しました。国際的には、興行収入7,800万ドル、ディズニープラス・プレミアアクセス経由で6,000万ドル以上を記録しました。

これは、2019年の「スター・ウォーズ エピソード9」以来、最大のオープニング週末となります。また、「ブラックウィドウ」は、2021年の首位であった「F9」(邦題:ワイルド・スピード/ジェットブレイク)よりも1,000万ドル多いオープニング週末興行収入を記録しました。

ディズニー・メディア&エンターテイメント・ディストリビューションの会長であるカリーム・ダニエル氏は、「今週末のブラックウィドウの好調なパフォーマンスは、フランチャイズ作品を映画館で真の映画体験ができるようにし、COVIDの懸念が世界的に続いている中で、Disney+での自宅視聴を好む消費者に選択肢を提供するという、当社の柔軟な配給戦略を裏付けるものです。」 と述べています。

また、ディズニー・スタジオ・コンテンツの会長であるアラン・バーグマン氏は、「ブラックウィドウ」のオープニングウィークの成功を祝う声明を発表し、「マーベル・スタジオの新作が2年ぶりに公開され、観客がブラックウィドウを楽しんでいるのを見るのは信じられないことです。この見事なオープニング・ウィークエンドは、ファンがこの愛すべきアベンジャーの物語をどれだけ待ち望んでいたかを示しています。」と述べました。

ケイト・ショートランド監督、主演のスカーレット・ヨハンソンさん、そしてマーベル・スタジオのチームは、「マーベル・シネマティック・ユニバースが拡大し、新たな時代に突入する中で、卓越した創造性の遺産を引き継ぐ優れた作品を提供してくれました」とコメントしています。

本作はまだ公開されていない中国を除く全世界で高い評価を得ており、RottenTomatoesのオーディエンス・スコアが94%、Certified Fresh Criticsのスコアが81%となっています。

映画「ブラックウィドウ」は劇場公開中 & ディズニープラス・プレミアアクセス配信中です。

ソース:Black Widow Is Already Breaking Records on Disney+ and In Theaters

「ザ・マーベルズ」、「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」キャストがワークアウト動画を公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ザ・マーベルズ」に出演するブリー・ラーソンさんと、映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」に出演するルピタ・ニョンゴさんが自身のSNS上でワークアウト風景を撮影した動画を公開しました。

キャプテン・マーベル/キャロル・ダンバースを演じるブリー・ラーソンさんは、相変わらずのハードトレーニング。ラーソンさんは先日Youtube活動をペースダウンする事を発表し、その理由を「仕事に戻る」として撮影の開始を示唆しました。

映画「ザ・マーベルズ」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ティ・チャラの元カノ、ナキアを演じるルピタ・ニョンゴさんは「フィットネスはかつて私の友人でした。再会を果たし、それを楽しんでいます。(でも、ジャンク品はトランクに入れたまま!)」とコメントを添えて屋外でのトレーニングの様子を公開しました。ブラックパンサーの続編は既に撮影が始まっていると報じられています。

ニョンゴさんは最近のYahooとのインタビューにて「ブラックパンサー2に関しては、私は非常に物思いにふける瞑想的な状態にあるように感じます。彼の死はまだ私にとって非常に生々しいものです。」と現在の心境を語っています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダ・フォーエバー」は 2022年7月8日 に米国公開予定です。

映画「ブラックウィドウ」、米国プレビュー上映で1,320万ドルに達し、2021年の最大の興行成績を記録

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」が、米国内興行成績を好調にスタートさせています。海外メディア Variety によると、「ブラックウィドウ」は木曜日のプレビュー上映で1,320万ドルを記録したと報じています。

これは2021年の上映では最高の興行収入であり、「ワイルド・スピード/ジェットブレイク」の710万ドル、「クワイエット・プレイス 破られた沈黙」の480万ドルの興行収入を上回っています。また、「ブラックウィドウ」の記録は、「アントマン&ワスプ」、「ドクター・ストレンジ」といったパンデミック前のスーパーヒーロー映画の木曜夜の興行成績を越えていると伝えています。

「ブラックウィドウ」の映画は以前の映画と違ってディズニープラスでも公開されているため、実際にはこの数字以上のヒットをしているとも考えられます。

一方でVarietyは中国における興行収入低下の危険性も指摘しています。中国での「ブラックウィドウ」は数ヶ月遅れて公開されるため、ディズニープラスを基にした1080pや4kで公式の中国語字幕がついた高品質な海賊版が出回るには十分な期間であるとしています。

映画「ブラックウィドウ」は 劇場公開中 & ディズニープラスでプレミアアクセス配信中です。

ソース:Box Office: Marvel’s ‘Black Widow’ Debuts to Mighty $13.2 Million in Thursday Previews

ドラマ「ロキ」、監督が5話の秘密のカメオを紹介

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」の第5話「未知への旅」に登場したスロッグは、5秒にも満たない登場ながらコミックファンの心をがっちりと掴みました。ケイト・ヘロン監督はスロッグに関して、秘密のエピソードを明かしました。

For All Nerds の番組の中で、監督は以下のような秘密を明かしました。

スロッグを登場させた事は素晴らしいことでした。ところで、クリス・ヘムズワースは、このショーのために録音しました。全く新しい録音で、リサイクルされたものではなく、彼が録音したものなんです!

クレジットにクリス・ヘムズワースさんの名前はなく、秘密のカメオ出演だった事を明かしました。こうなると削除された1話のスロッグのシーンが余計に気になる所で、多くのファンはこの削除シーンが公開される事を願っています。

ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第6話(最終話)は 2021年7月14日 配信です。

ドラマ「ロキ」、5話のイースターエッグをピックアップ

2021年7月7日配信のドラマ「ロキ」エピソード5「未知への旅」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

Journey Into Mystery(未知への旅)

エピソードタイトルになっている「Journey Into Mystery」は同名のコミックシリーズがあり、1952年からスタートしたこのコミックでソーやロキがデビューしました。二人のデビューはシリーズが開始してから10年後の1962年からになります。

©MARVEL

サンクタム

冒頭に廃墟となったサンクタムが表示されています。※画像左下

©2021 MARVEL,Disney

ストレンジがいてさえ守れなかった時間軸があるようです。あるいはもうストレンジがいない時間軸だったのでしょうか。

アベンジャーズタワー

予告動画ではアベンジャーズタワー、あるいはスタークタワーと思われていた建物ですが、実際の放送では Qeng とタワーにかかれていました。

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Qeng Enterprises はコミックにも登場する企業で、2015年にコミックに登場し、アベンジャーズタワーを買い取った企業でした。この会社のCEOであるMr.グリフォンは、実際は征服者カーンでした。

アライオス

ガス状の怪物アライオスが登場しました。

©2021 MARVEL,Disney

アライオスはコミックにも登場する怪物で、1993年のコミック「Avengers:The Terminatrix Objective#1」でデビューしています。このシリーズではラヴォーナ・レクサス・レンスレイヤーもデビューしています。

コミックのアライオスは人間が誕生する数十億年以前を支配し、征服者カーンの天敵として描かれています。そしてレンスレイヤーが誤って解放してしまい、アベンジャーズが戦うことになる物語でした。

ヴォイド

日本語版では「虚無」と表現されていたヴォイドは、コミックではロキを殺したキャラクターの名前でもあります。2010年のシリーズ「シージ」でロキはヴォイドに殺され、キッド・ロキへと転生しました。

ドラマではこの場所の名前がヴォイドで、キッド・ロキの説明によると「TVAは剪定したものを全部ここに捨てる」との事。

確かにこのヴォイド世界には冒頭のサンクタムやタワーを始めとして、見たことが有るものがいくつか登場します。

イエロージャケット?

ヴォイドの地面にイエロージャケットの頭のようなものが転がっています。

©2021 MARVEL,Disney

映画「アントマン」で登場したヴィランのイエロージャケットと比べると、装甲が剥がれ落ちたのか目のサイズが大きくなっています。また、近くの木と比べると、この頭が巨大であることが分かります。アントマンに登場したイエロージャケットは巨大化の能力はありませんでしたが、TVAに剪定されてしまった変異体イエロージャケットは巨大化出来たのかもしれません。

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サノスコプター

THANOSと書かれたヘリコプターが登場します。コミックでは1979年の「Spidey Super Stories #39」で登場しました。

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あのスーパーヴィランがヘリに乗って爆撃するという、どことなく可愛らしく思えるのは、このコミックが子供向けだった事を考えると納得です。

ムジョルニアとスロッグ

変異体たちが案内してくれた隠れ家へとカメラが降りていく際にはムジョルニアとスロッグの姿を確認する事が出来ます。

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スロッグはソーのカエルバージョンで、ソー(Thor)とカエル(Flog)を足してThrogと命名されています。コミックのスロッグはソーの変異体ではなく、ロキの魔法で姿を変えられたソーですが、ちょっとしたファンサービスだと言えるでしょう。

スロッグが閉じ込められている瓶にはT365のラベルがありますが、これはスロッグが1986年の「Thor #365」で登場したことを意味しています。

大いなる目的

隠れ家に入れてもらったロキは「どうしてTVAに戻りたいのか」と問われ、「大いなる目的でも果たすのか?」と自慢好きのロキに横槍を入れられます。

日本語字幕版では「glorious purpose」を名誉ある目的と表記していますが、意味としては問題ありません。が、このワードは1話のタイトルにも使用されているものですし、フェーズ1の頃からロキが口にしている言葉なので、そういう意味では統一されておらず、誤表記とも言えそうです。

ロキシワイン

クラシック・ロキ達はロキシワインを飲んでいました。

©2021 MARVEL,Disney

ドラマでは2話でもロクソンのスーパーマーケット「ロックスカート」が登場していましたが、今作でもアイアンマンシリーズと同様に名前だけの登場に終わりそうです。

コミックのロクソンはジェーン・フォスター(ソー)の主要なヴィランでしたが、5話の流れを考えるとロクソンが今作の黒幕ということは無さそう?

ポリビアス

クラシック・ロキの背後に見えるアーケードゲーム筐体「ポリビアス」。

©2021 MARVEL,Disney

こちらはマーベル・コミックとは関係ありませんが、都市伝説とされている幻のゲームです。

ポリビアスは1981年初頭に姿を表したとされており、これを遊ぶと、遊んだ人に激しい精神活性と中毒性を与える効果をもたらしたとの事。政府の心理学実験とも言われています。

詳しく解説すると相当な文量になるため、気になる方はwiki等御覧ください。

のけ者の神

クラシック・ロキはロキのことを「のけ者の神」と称します。英語では「God of outcasts」であり、これはコミックでもロキ自身が言ったことでした。

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2019年のコミック「Loki #5」で描かれたシーンでは、「彼らは私の中に自分を見て、私は彼らの中に自分を見ている。我々全員が1人であり一緒だ。」とつぶやいており、ドラマでは文字通り全員がロキであり、同じ「のけ者の神」となっていました。

エクトクーラー

アスガルド人でもあるキッド・ロキが20歳未満かはわかりませんが、映像作品で子役にワインを飲ませるわけには行かないようです、たとえ本物ではないとしても。キッド・ロキが手にしているのはハイシー・エクトクーラーというなかなかレアなジュースです。

©2021 MARVEL,Disney

このドリンクは映画「ゴーストバスターズ」とのコラボ商品として1989年のわずかな期間だけ販売されたものでした。その後、2016年の「ゴーストバスターズ:アンサー・ザ・コール」(リブート版)が公開した際にも復刻発売されましたがこちらも期間限定で終了しました。

今年公開予定の「ゴーストバスターズ:アフターライフ」の公開時にも販売されるそうです。

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メビウスとシルヴィの合流

二人の合流シーンでちらっと映る看板はディズニーのイースターエッグが隠されています。

©2021 MARVEL,Disney

看板には「Oswald and the Martians」と書かれており、1930年のオズワルド・ザ・ラッキー・ラビットを参照しています。

ちなみにアライオスから逃げるこのシーンは予告動画にも存在しましたが、実際に配信されたものとは異なり、予告動画ではシルヴィは乗車していませんし、アライオスも登場していませんでした。メビウスの表情などもかなり異なっています。

ヴォート・ロキ

ドラマ版の正式名称は不明ですが、コミックで言われるところのヴォート・ロキが登場しました。

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姿はコミックを踏襲していますが、コミックの話はまったく関係がありません。

コミックは2016年の米国大統領選挙を風刺した内容で、嘘をつく政治家たちに混じって嘘の神であるロキが選挙に出馬する物語でした。

フラガール

車にフラガールの人形があるのはアメリカではありがちな光景のようです。ドラマ「エージェント・オブ・シールド」では物語に絡むキーアイテムでしたが、ドラマ「ワンダヴィジョン」や本作では本当に単なる小道具のようです。

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エルドリッジ

エルドリッジもマーベル・コミックのイースターエッグではなく都市伝説の類です。

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1930年代に計画されたアメリカ海軍の「レインボー・プロジェクト」は、軍艦を強力な磁場で透明化させるというもので、無人船による数々の透明化実験を経て、1943年に行われたのが「フィラデルフィア実験」でした。実験に使われた軍艦エルドリッジ号は470キロの距離を瞬間移動し、乗員には異常な状況による悲劇がもたらされたと伝えられています。

GRN-W1D

メビウスたちが乗っていた車のナンバープレートには「GRN-W1D」と書かれています。これは2話のイースターエッグでも紹介しましたが、メビウスの基になったマーベルコミックスの元編集長、マーク・グリュンワルド氏(故人)を表しているようです。

©2021 MARVEL,Disney

レンスレイヤーの目的

レンスレイヤーは監禁したB-15を尋問しますが、思うように行きません。B-15はレンスレイヤーの目的が「TVAの保護じゃない」と指摘しますが、レンスレイヤーは答えを返しません。

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レンスレイヤーは前半では黒幕の正体を知りたがっていましたが、ミス・ミニッツへの指示内容からするとTVA創設者に反逆や復讐するわけではなく、守ろうとしているようです。

リビングトリビューナル

ヴォイドにはリビングトリビューナルの頭まで転がっています。

©2021 MARVEL,Disney

一言でいうと「神」に等しいキャラクターであり、変異体であったとしてもTVAハンター剪定されるとは想像しにくい存在です。銅像的な何かかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ」で先輩魔術師のモルドがストレンジに「リビングトリビューナルの杖」というレリックを紹介した事もありました。

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ダークアスター

映画「ガーディアン・オブ・ギャラクシー」で登場したロナンの戦艦「ダークアスター」もボロボロになって転がっています。

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ヘリキャリア

S.H.I.E.L.D.のヘリキャリアも同様に転がっています。

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レーヴァテイン

キッド・ロキがロキにレーヴァテインを託します。

©2021 MARVEL,Disney

ドラマで名前が登場したわけではありませんが、コミックでキッド・ロキが使っていた剣であり、北欧神話ではユグドラシルのヴィゾーヴニルを殺す武器としてロキが鍛え上げた炎の剣あるいは杖を指しています。

クラシック・ロキの魔法

魔法に特化したというだけあって、クラシック・ロキの魔法はこれまでのロキでは見られなかった幻覚魔法でした。

©2021 MARVEL,Disney

雷も幻覚なのか、あるいはスロッグや別のソーの変異体が呼んでいるのかは不明です。

黒幕の居場所

黒幕がいると思われる建物が少しみえて5話は終了します。時の終わりの先に潜んでいる黒幕はやはりロキなのでしょうか?それとも・・・?


ドラマ「ロキ」は 毎週水曜日 16時より ディズニープラスで新エピソードを追加配信中。次回、第6話(最終話)は 2021年7月14日 配信です。

セバスチャン・スタンさん、アニメ「What if…?」のレコーディング風景を公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズを演じる俳優のセバスチャン・スタンさんが、アニメ「ホワット・イフ…?」のレコーディング風景の動画を自身のInstagramで公開しました。

かなりコメディ感の強い動画ですが、これまでに公開された予告ではバッキー・バーンズがゾンビと化したスティーブ・ロジャースと戦うようなシーンがありました。今回公開されたシーンはどのような場面で使われるのでしょうか。

アニメ「What if…?」はディズニープラスで 2021年8月11日 より配信開始です。