映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」シム・リウさんがストックフォト素材だった事がばれ、ファンのおもちゃに。TV番組でも盛大にいじられる

現在大ヒット公開中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の主人公シャン・チーを演じるシム・リウさんが、以前にストックフォト素材(またはロイヤリティーフリー素材、有料で使える素材の事)のモデルをしていた話が急速に広まり、海外ファンの間ではその素材を使った合成写真などが人気となっています。

「ジミー・ファロンのトゥナイト・ショー」に出演したシム・リウさんは番組内でファンの作った写真を紹介されました。

リウさんはストックフォトモデルを経験した事から得た教訓と軽い警告もコメントしています。

もしあなたが素敵なモデルなら、何千ドルもの報酬を得て、ランウェイを歩くでしょう。もしあなたがストックフォトモデルなら、通常、1日の撮影で100ドルの基本料金が支払われるでしょう。そして、彼らは撮影した写真の権利を永続的に所有します。これは非常に重要なことです。つまり、権利が尽きることがないということです。彼らはこれらの写真を売って何百万ドルも稼ぐことができますが、タレントは1ペニーも稼げません。それが私に起こったことです。

リウさんのストックフォトはこちらの外部記事で多数紹介されています。

リウさんの言う通りこれらの写真は永遠に使用され続けるため、ある程度の時間をかけて落ち着いてもシャン・チーがMCUに再登場するたびに思い出され、SNS上で見かける事になりそうです。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

ソース:Watch Shang-Chi Star Simu Liu React to His Viral Stock Photos as Marvel Memes

アニメ「What if…?」、5話のイースターエッグをピックアップ

2021年9月8日配信のアニメ「ホワット・イフ…?」シーズン1エピソード5「もしも…ゾンビが出たら?」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

ソンビが出たら

これまでのエピソードタイトルは「〇〇がXXしたら」という構成でしたがシンプルになりました。ちなみに原題は「What If… Zombies!?」となっています。

マーベルのヒーローやヴィランがゾンビになってしまうコミックシリーズ「マーベル・ゾンビーズ」とMCUをミックスしたエピソードになっています。

ハルクの帰還

冒頭でハルクがヘイムダルのビフレストにより地球へと転送されてくる様子は映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」の冒頭シーンをトレースしています。

この様子から察するに、映画「マイティ・ソー/バトルロイヤル」の内容は神聖時間軸と同様に行われ、アスガルドの宇宙船がサノスに襲撃されたものと考えられます。

しかし、神聖時間軸とは違い、ブルース・バナーに駆け寄るドクター・ストレンジとウォンの姿はありません。

ストレンジとウォンから服を借りられなかったせいか、バナーはサンクタムの魔術師の服を拝借する事にしたようです。

ブラックオーダー襲来

ブラックオーダーのエボニー・マウとカル・オブシディアンも神聖時間軸どおりニューヨークに降り立ちます。ドクター・ストレンジ、ウォン、アイアンマンが迎え撃つことになったブラックオーダーですが、ここではブルースひとりで立ち向かわざるを得ませんでした。

しかしポータルが現れ、救援の手が差し伸べられます。

トニー、ストレンジ、ウォンの登場

ポータルから現れた3人はブラックオーダーに襲いかかり、圧倒します。助けに来たと思った3人でしたが、彼らはみなゾンビとなっていました。倒されたブラックオーダーの二人もゾンビとして起き上がってくる始末。

ストレンジの浮遊マントがバナーを援護しますが、ハルクに変身出来ないバナーは逃げるしか有りません。しかしナノテクや魔法まで使うという普通のゾンビ映画にはないチートゾンビの前にバナーは捕まってしまいます。

なお、トニーはインフィニティ・ウォーと同じナノテクアーマーを纏っています。

ヴィーガン

エボニー・マウの魔法に捉えられたバナーに歩み寄る5人のゾンビ。バナーは「食べないでくれ、僕はベジタリアンなんだ」と言いますが、これは日本語版のみであり、翻訳ミスです。英語ではヴィーガンと言っており、コミックのブルース・バナーもヴィーガンです。ややこしいですがハルクはヴィーガンではありません。

ヴィーガンとベジタリアンは似て非なるもの。詳しい違いの説明は割愛しますが、ヴィーガンは野菜だけでなく乳製品やはちみつなども口にしません。これを間違えると猛烈に怒る人たちが一部いますので、日常生活では誤用しないように気をつけてください。

ワスプ&スパイダーマン登場

今度こそバナーを助けてくれるヒーローが登場しました。ワスプはアリを操ってゾンビを食べ尽くしてしまいます。実はワスプがアリの大群を操るのは初公開、映画ではこれは常にアントマンの役割でした。

ホワット・イフ初登場のワスプの声は英語版ではエヴァンジェリン・リリーさんが続投、日本語版は内田有紀さんから渋谷はるかさんへと変更されました。渋谷はるかさんはドラマ「エージェント・オブ・シールド」やアニメ「マーベル・ライジング」シリーズでクエイク/スカイ/デイジー・ジョンソンの声を担当しています。立木文彦さんのヨンドゥ&フューリーのように二重に起用してしまうのはなぜなんでしょうか。

ワスプに続いてスパイダーマンが登場し、バナーを安全なところへと連れて行ってくれます。

スパイダーマンの声は英語版ではトム・ホランドさんからハドソン・テームズさんへと変更、日本語版は榎木淳弥さんが続投しています。

「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」では「アリもクモもいるのか」といっていたバナーですが、ここではアリとクモとハチに助けられる事になりました。

ゾンビ化の原因

今回の分岐イベントにあたる部分でしょうか。ゾンビ化の原因は量子世界にあった事が明かされます。そこで感染したジャネット・ヴァン・ダインをピム博士が助けに行った事でピム博士も感染。そしてそのままこちらの世界に戻って来た事がゾンビ・アポカリプスの始まりのようです。

ピムとジャネットが戻るとその場でスコットが襲われ、24時間で西海岸全域が感染。アベンジャーズが事態の収拾に向かうも、アリのサイズになれるゾンビ・ピムは他のゾンビ映画にはない脅威となり、アベンジャーズでさえあっさりと全滅してしまいました。

©2021 MARVEL,Disney

一流のスーパーヒーローでも感染対策はしっかりやらなければならないという、コロナ禍における社会風刺を交えたメッセージなのかもしれません。

ここで気になるのはこの世界で「シビル・ウォー」はどうなったのか?という事です。

キャプテン・アメリカとアイアンマンが出動している所から見て喧嘩はしていないようです。しかし、「シビル・ウォー」なしではホークアイは引退してゴルフ三昧のままでしたし、ブラックパンサーとも出会えないように思えます。

そしてナターシャはインフィニティ・ウォーと同じ姿をしている事から、映画「ブラックウィドウ」のイベントはつつがなく行われ、エレーナからベストを貰っていると考えられます。という事はやはり「シビル・ウォー」の結果としてナターシャが逃亡しているはずで、わりと矛盾した編成となっています。

ジャネット以外の描かれていない分岐イベントがあったのかもしれません。

なお、コミック「マーベル・ゾンビーズ」ではセントリーが別の次元から持ち込んだウイルスが原因でした。

ピーターのVlog

映画「スパイダーマン:ホームカミング」でピーターが自撮り(Vlog)をしていたことのオマージュか、ピーターお手製のビデオが挿入されます。そしてゾンビ・アポカリプスでの注意と生存者情報が表示されます。

©2021 MARVEL,Disney

ハッピー

ハッピー・”実はハッピー(幸せ)ではない”・ホーガンとして紹介されるハッピー。特技は運転、コーヒー、ボクシング。ボクシングは映画「アイアンマン2」のワンシーンに言及しています。

©2021 MARVEL,Disney

なお、ハッピーが着用している「I’m Not Single I’m Saving Myself For Thor」のプリントTシャツが早くもアメリカで商品化されているようです。

ハッピーの声はジョン・ファヴローさんと大西健晴さんが続投しています。

カート

カートの二つ名は変人社長。特技は語学、スラブ民話、犯罪。

©2021 MARVEL,Disney

神聖時間軸ではXCONの社長はルイスですが、カートが社長になっているとするとルイスはこのゾンビの世界で残念な結末を迎えている可能性があります。

サンフランシスコが拠点のXCONのカートがニューヨークまで逃げてこられたのも興味深く、それだけで一つのゾンビ映画に出来そうです。

カートの声はデヴィッド・ダスマルチャンさんと松本忍さんが続投です。

バッキー

バッキー・“退屈なほど静かな”・バーンズも生存していました。スキルは殺し、殺人アーム、ヘビースリーパー。ヘビースリーパーはヒドラやワカンダでの冷凍睡眠を指しているのでしょうか?バッキーは本質的にはヒドラの洗脳の悪夢に悩まされて、ショートスリーパーな様子がドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」では描かれていました。

©2021 MARVEL,Disney

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」(2014年)のヒドラ製アームはシルバーで肩部分に赤い星マークがあり、この黒ベースにゴールドのラインが入っているのはワカンダ製アームのように思えます。

とすれば、「シビル・ウォー」でトニーに腕を吹き飛ばされ、ワカンダで洗脳を解いてもらったようですが、キャップとアイアンマンが一緒にいた謎が残り続けます。

シャロン

シャロン・“ザ・ブロンド・ボンド”・カーターが登場、スキルはスパイ工作、応急処置、弔辞。

©2021 MARVEL,Disney

「シビル・ウォー」で弔辞を読むシーンがありましたが、ピーターがそれを知っているのは奇妙な事ですし、特技と呼ぶにはなんだか悪ノリが目立ちます。

神聖時間軸的にはシャロンは「シビル・ウォー」のあとにソコヴィア協定違反で指名手配され、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ではマドリプールへと逃げ込んでいたとされていましたが、ここに姿を現しました。

ゾンビ禍のせいで政府がなくなり追手がこなくなったとも考えられそうですが、とにかく「シビル・ウォー」については曖昧なまま物語は進行します。

シャロンの声はエミリー・ヴァンキャンプさんと御沓優子さんが続投しています。

他の生存者

オコエも合流した一行は特効薬を求めて、S.H.I.E.L.D.の基地があったニュージャージー州のキャンプリーハイへ。映画「キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー」でスティーブが訓練を受けた場所であり、ニュージャージーはドラマ「ワンダヴィジョン」のウェストビューのある場所でもあります。

なお、駅に向かう途中でハッピーが運転している車は「アントマン&ワスプ」に登場したバンと同じようです。愚痴りながら運転するハッピーにオコエが「だってあなたウーバーのドライバーなんでしょ?」と英語で言いますが、日本語ではなぜか「タクシードライバーなんでしょ?」と変更されています。

グランド・セントラル駅にて

オコエ、ブルース、ピーター、バッキー、シャロン、カート、ハッピー、ホープという異色のチームで動き出した今回のエピソード。指揮をとるのはオコエのようです。

手分けして電車を動かすよう指示をするオコエに、ピーターは「ワカンダの人はホラー映画見ないわけ?」と映画あるあるを披露しますが、アメリカのリアリティ番組のほうが怖いと返されてしまいます。

バンバン!

ハッピーが機嫌よくリパルサーを撃ちまくっていますが、これは「シビル・ウォー」でトニーが装備していた時計型アイアンハンドガジェットと同型のようです。ただし、トニーが使っていたのは右手用で、ここでハッピーが使っているのは左手用になっています。

©2021 MARVEL,Disney

その後ハッピーはゾンビ・ホークアイに襲われゾンビ化。悲報を受けたピーターは「やめてよ、ハッピーだけは」とつぶやき、ピーターの友人がハッピーしか残っていなかった事を示唆します。

ゾンビ・ファルコン

ゾンビ・ファルコン/サム・ウィルソンが登場し、オコエとバッキーに襲いかかります。その機動力で二人を翻弄するサムですが、オコエによって文字通り真っ二つにされて終わります。

「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」では心にぐっと来るキャプテン・アメリカの継承物語が描かれていましたが、ホワット・イフにおけるキャプテン・アメリカの扱いはなかなか不遇なようです。

ドラマの内容を経験していないバッキーは、サムが真っ二つになっても「意外と平気」と答えました。

キャンプリーハイへ

犠牲を出しながらも電車の準備が出来た一行はキャンプリーハイへ。道中オコエはピーターに別行動して犠牲を出してしまった事を謝罪します。

うごき出した電車ですが、ゾンビ・キャプテン・アメリカの襲撃によりシャロンが感染。バッキーはキャップと対峙します。

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で見せたようにバッキーは投げられたシールドを投げ返し、ゾンビ・キャップはまっぷたつに。同作のラストシーンでスティーブがバッキーに対して「I’m with you to the end of the line.(最後まで一緒だ)」と言ったシーンをアンサーするかのように、「Sorry, pal. I guess this is the end of the line.(悪いな友よ、ここが最後だ)」とバッキーが別れを告げます。

一方、感染したゾンビ・シャロンはと言うと、体内にホープが入り込み、元の大きさになったことで内側からバラバラに。実写でやればR指定になってもおかしくないシーンでした。「アベンジャーズ/エンドゲーム」でこの方法でサノスも倒せたのでしょうか?

ゾンビを撃退したらいつまにか怪我を負って感染していた、というゾンビ映画お決まりの展開でホープも感染してしまいます。

ベンおじさん

MCUで初めてベンおじさんについて言及されます。神聖時間軸でも同様であるかはまだ不明ですが、少なくともこの世界ではコミックや他の映画シリーズと同様にベンおじさんは亡くなっているようです。また、メイおばさんもゾンビ禍を切り抜けられなかった旨の発言もあり、この世界のピーターは愛すべきひとたちのほとんどを失ったようです。MJやネッドについては言及されませんでした。

ホープの贖罪

燃料が切れ電車は停止、ゾンビに囲まれてしまう一行。母ジャネットとの再会を望んだことがこの事態の原因だと考えるホープはどうせ長くはないと自らを犠牲にみんなをリーハイに届けることを決意します。ここでも神聖時間軸では見せたことがないワスプの巨大化能力を使用し、一行を抱えてリーハイに送り届けます。そして最後にはゾンビの海の中に沈んで行くのでした。

バーバ・ヤーガ

こちらの世界でもバーバ・ヤーガを恐れているカート。バーバ・ヤーガとはスラヴ民話に登場する魔女で、骨と皮だけに痩せこけた老婆だそう。骨と皮だけで老婆とそれ以外の年齢層を科学的な解析もなしに区別出来るのかは疑問の余地が残るものの、とにかくそういう民話に出てくる魔女のことです。

ちなみにスラヴ系のどの言語でもこういった言い方はしないようで、最も近いロシア語の読みに従った表記ではバーバヤガーとなるらしいです。

ヴィジョンとマインド・ストーン

リーハイ基地にはヴィジョンがいて、マインド・ストーンの周波数をゾンビが嫌っている事が判明。ヴィジョンの声はポール・ベタニーさんと加瀬康之さんが続投しています。

マインド・ストーンによる治療実験の成功例として首だけのスコットが登場。どうもこの「ホワット・イフ」ではアントマンシリーズのキャラクターに手厳しい印象ですが、神聖時間軸よりも増したノリを見せるスコットでした。

ちなみにコミック「マーベル・ゾンビーズ」では首だけになったジャネット・ヴァン・ダインが登場しています。

さらなる敵の登場

マインド・ストーンによって治療出来る事は判ったものの、効率的に一斉に行う方法が今の人類にはないとヴィジョンが指摘。それに対してオコエはワカンダに戻れば可能だと提案し、バッキーが移動手段の捜索にでかけます。このあたりもゾンビ映画でよくある展開。

そしてとある部屋でゾンビ化したワンダと、足を失ったティ・チャラと再会。やはりバッキーはワカンダへ行っていた事が伺えるワンシーンとなっています。

さらにここからもゾンビ映画あるあるが展開。治療法は罠であり、呼び出した科学者は感染した恋人の餌とするために生存者を集めている、という筋書きです。

ヴィジョンはワンダに餌を与えるために信号を発して生存者を集めていました。治療法自体はたしかなようですが、ワンダはその強力な魔法によってマインド・ストーンの周波数を遮断しており治療出来ないとの事。

事態の真相がわかった直後、ゾンビ・ワンダが襲ってくるのでした。

3度目の死

すんでの所でヴィジョンはバナーの要求を聞き入れ、みなを基地の外へと連れ出します。ここでスコットが唱えているのは浮遊魔法の呪文で「wingardium leviosa(ウィンガーディアムレビオーサ )」、ハリー・ポッターに登場していました。

地上へと脱出したものの、ゾンビ・ワンダの追撃によりオコエが犠牲に。ヴィジョンは一行をクァドジェットへと案内し、自身は贖罪のためにマインド・ストーンを自ら外すことになりました。

そしてヴィジョンは「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「ワンダヴィジョン」に続いて3度めの死を迎えることになりました。ヴィジョンの死はMCUにおける「絶対点」なのでしょうか。

ゾンビになっても変わらないワンダのヴィジョンへの愛が描かれますが、この事態は愛では解決しません。

力 対 魔法

ゾンビ・ワンダに噛まれたバナーにハルクの力が戻りつつあります。「これ以上犠牲は出せない」というピーターにバナーは「Avenge us(仇を取れ)」とマインド・ストーンとアベンジャーズを託します。

そしてハルクへと変身し、ゾンビ・ワンダと力対魔法の戦いが始まります。神聖時間軸でもワンダはサノスと互角以上の戦いを見せたのと同様に、ハルクのパワーに引けを取ることも有りませんでした。

脱出

クァドジェットで脱出成功、と思いきやピーターの警告どおりトラブルが発生。ゾンビ・ジャイアント・ワスプに機体を捕まえられてしまいます。ここは「インフィニティ・ウォー」での空港バトルのワンシーン、アントマンが巨大化してウォーマシンを捕まえたところをオマージュしています。

©2021 MARVEL,Disney

なんとか振り切って脱出に成功した、ピーター、足を失ったティ・チャラ、首だけのスコットの3人。

多くの仲間を失ったと嘆くピーターに、ティ・チャラは「ワカンダでは死は終わりではない」と「インフィニティ・ウォー」での父ティ・チャカの言葉を伝えます。

夕日に向かって飛んでいくジェットは一定のハッピーエンドのように見えましたが、ウォッチャーは「どんな闇の時代でも人間は全力でこの星を守ろうとする。その結果、宇宙が消滅しようとも」と不穏な締め方をし、インフィニティ・ストーンを5つ揃えたゾンビ・サノスが表示されてエピソードが終了しました。

4話に続いて5話も宇宙消滅エンドを迎えるようです。


ゾンビあるあるをふんだんに取り入れながら、通常のゾンビものにはない味方の頼もしさと敵の脅威が描かれたエピソードでした。

「シビル・ウォー」についての解釈が難しく、一番シンプルそうなのは神聖時間軸どおりに展開しつつも、最後にトニーとキャップがあっさり仲直りしたという展開でしょうか?それでもいくつかの矛盾は抱えている気もしますが。

キャラクターポスターが制作され、フィギュアなどのグッズも展開されるゾンビハンター・スパイダーマンはほとんど活躍がありませんでした。ピーターよりスコットのほうが浮遊マントを着用している時間が長かったようです。もともとこういう脚本だったのか、ゾンビハンター活躍の場が削られてしまったのか気になる所ではあります。

以上、今回のイースターエッグ、その他チェックポイントでした。

アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン1、次回エピソード6は 2021年9月15日(水)16時より配信開始です。

ディズニーから2024年のMCU映画リリーススケジュールが発表

2008年公開の映画「アイアンマン」から始まったマーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画やドラマは2021年に入りフェーズ4に突入しています。現在は2023年までのフェーズ5を含む公開スケジュールが発表されていますが、新たに2024年分のスケジュールが発表されました。

今回、年4つの映画作品が公開される事がスタンダードになると明らかにした上で、以下のスケジュールが発表されました。

  • 2024年2月16日
  • 2024年5月3日
  • 2024年7月26日
  • 2024年11月8日

いずれもタイトルは未定で、フェーズ5に含まれる作品とみられています。

公開済みのスケジュールの中でもタイトル未定の作品は残されており、以下のものが該当します。

  • 2023年7月28日
  • 2023年10月6日
  • 2023年11月10日

制作が発表されているタイトルで公開日不明なものは「ブレイド」、「ファンタスティック・フォー」、「キャプテン・アメリカ4」、「デッドプール3」などがあり、これらの作品が2023年の3つと今回発表された2024年の4つの公開日に適応されると見られます。

その他予想されるのは「アベンジャーズ5」にあたるような大型クロスオーバーとなる作品です。タイトル未定作品を含めて10本を超える映画が公開を控えているMCUですが、それぞれで小さなクロスオーバーをしているものの、「アベンジャーズ」シリーズのように全員が集まる作品が含まれていません。

今回発表された2024年内にアベンジャーズ作品が含まれるのか、2025年以降になるのか、今後の情報には要注目となりそうです。

現在、MCUの最新映画は「シャン・チー/テン・リングスの伝説」が大ヒット公開中。その次に控えているのは「エターナルズ」で2021年11月5日公開予定です。

ソース:Disney Reveals 4 New Release Dates for Marvel Studios’ 2024 Movies

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」監督がミッドクレジット、ポストクレジットシーンを解説

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が海外メディア Entertainment Tonight とのインタビューでミッドクレジットシーンとポストクレジットシーンについてその裏話を明かしました。

※これより先はネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

ミッドクレジットシーン

2013年公開の映画「ショート・ターム12」以降、監督が手掛けた4作品全てで一緒に仕事をしているブリー・ラーソンさんについて、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」への出演の経緯を聞かれた監督は以下のように答えました。

確かに早い段階からお願いしていましたが、世界観に合っていなければ、無理にお願いすることはできません。そしてこのユニバースにとって意味のあるものでなければ、それを推し進めることはできません。現に撮影がかなり近づくまで、意味のあるものになるかどうかはわかりませんでした。他の多くのものが同時に書かれているので、彼女が登場することに意味があるかどうかを確認しなければなりませんでしたが、その通りになりました。これは、この映画の最後の撮影の一つで、本当に特別なものでした。撮影前に彼女と一緒に過ごすことができただけでなく、ブリーがキャプテン・マーベルのフルコスチュームでトレーラーから出てくるのを見ることができたのは、本当に嬉しかったですね。友人があのユニフォームを着て、あの役を演じているのを見るのは、とてもクールなことです。

途中で「なんで僕たちはここでこんな大きな映画を撮ってるんだ?」と昔を思い出してラーソンさんと顔を見つめ合いながら笑ったという監督。ワンシーンだけの共演の感想を聞かれると「とても楽しかったです。彼女のことは昔から知っていますから、一緒に仕事をするのが最も簡単な人の一人だと思います。何も言わなくてもいいんです。彼女との仕事はとても楽しいです。」と親友との作業は楽しいと語りました。

このシーンに関して、シャン・チーを演じるシム・リウさんとケイティを演じるオークワフィナさんは撮影当日まで何を撮るかを知らされていなかった事も明かしました。

当日までは知らなかったと思いますが、そうです。シムが両脇を抱えてセットに入ってきて、私を見ながら驚いて無言になっていたのを覚えています。MCUと撮影現場では、感情的に結びついた2つのことが起こっています。確立されたスーパーヒーローのグループに、これらのキャラクターが導入されていることです。そして、現実の世界では、この俳優たちを確立された俳優たちのコミュニティに引き入れることができます。その両方を実現するために、これ以上ないほど完璧な役者たちを選びました。マーク・ラファロやブリー・ラーソン、ベネディクト・ウォンといった俳優たちが、オークワフィナやシムを迎え入れるためにそこにいることは、とても特別な瞬間でした。

ポストクレジットシーン

監督はポストクレジットに登場した妹シャーリンを演じたメンガー・チャンさんについて、彼女の人柄とキャラクターが全く違うと明かしました。

実際に彼女に会うことはできましたか?実際に会ってみると、彼女がどれほどのスターなのか、さらによくわかると思います。彼女は自分のキャラクターとはまったく違うからです。彼女は楽しい、本当に楽しい人です。

メンガー・チャンさんの人柄については舞台裏写真から少し垣間見ることが出来ます。

そして、組織を引き継いだ妹シャーリンと兄シャン・チーの今後の兄妹関係について聞かれた監督は次のように述べました。

家族全体としては癒される方向に向かっていると思いますが、すべてが修復されたと考えるのはかなり非現実的だと思います。この映画の中で、シャーリンが抱えていた明確な感情的な問題がありましたが、それは解決されませんでした。彼女は、家族の中で、シャン・チーと同じように注目されるべき存在なのです。映画の中盤で、彼女がケイティに「お父さんが自分の帝国に入れてくれないなら、自分の帝国を作るわ」と言う場面があります。このように、彼女が王座に座り、自分らしい方法で王座を再定義していく姿は、とてもエキサイティングです。その瞬間をどうとらえるかは、いろいろな方法があると思います。そして、それらはすべて正しいと思います。


最後に自分が撮影してきたキャラクターを他の映画制作者が動かす可能性について聞かれた監督は「最高の気分です。私はこれらのキャラクターを愛していますし、彼らがMCUの他のメンバーと交流するのを見るのが待ち遠しいです。そして、彼らが常にアジアのスーパーヒーローとしてブランド化されるのではなく、MCUの中で自分の役割を果たすスーパーヒーローになることを期待しています。それは私にとってとてもエキサイティングなことです。」と今後のクロスオーバー作品で他の監督が動かすシャン・チーを楽しみにしていると語りました。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

ソース:‘Shang-Chi’ Director Destin Daniel Cretton Talks Alternate Endings and Those Post-Credit Scenes (Exclusive)

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」シャーリンのスタント映像が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」でシャン・チーの妹シャーリンを演じたメンガー・チャンさんが、本作におけるスタントの舞台裏映像を公開しました。

チャンさんは「おめでとう、私の素晴らしいスタント・ダブルのみんな!スタント・ダブルは十分に評価されていません。彼女たちは命をかけてキャラクターに命を吹き込んでいるのですから、スポットライトを浴びるべきですし、尊敬に値します。ガールズ! 一緒にキャラクターを完成させたのよ!」とスタント・ダブルを称えるコメントを添えて投稿しました。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公式あらすじは以下の通りです。

マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生! 悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓ったシャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか? 自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが始まる。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

ディズニーは映画「エターナルズ」のディズニープラスによるプレミアアクセスを行わない決定をしたと報じられる

現在公開中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」が大ヒットし、その成績と作品内容の双方について評価され話題となっています。しかし、新型コロナウイルスのパンデミック以降、ディズニーだけでなく全ての配給会社はその公開方法について頭を悩ませてきました。そんな中、MCUの次なる作品「エターナルズ」の公開方法について注目が集まっています。

2021年7月に公開された「ブラックウィドウ」は劇場とディズニープラスによる同時公開となり、9月公開の「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は45日間の劇場独占公開という方法をディズニーは選択していました。

そして11月公開の「エターナルズ」はディズニープラスによるプレミアアクセスを行わない方針に決定したと、元Hollywood Reporterの編集者であるインサイダーのマシュー・ベローニ氏が報じました。

氏は What I’m Hearing というニュースレターで、ディズニーが「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のレイバーデー興行の成功を受けて、「エターナルズ」を劇場で独占的に上映することを決定したと明かしました。そのため、「エターナルズ」は11月5日に劇場公開されますが、ディズニープラスでの配信はありませんとの事。

ディズニーのボブ・チャペックCEOがシャン・チーの公開方式を「実験的」と称した事で一部批判を受け炎上もしましたが、ディズニーだけでなく映画業界全体にとって実験であるのは明らかでした。そして現状程度の感染状況であれば映画がヒットする事が充分可能だと判明した結果として、ソニー・ピクチャーズは「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の公開日を予定より早めたと考えられています。

「エターナルズ」が劇場独占公開になれば、ディズニープラスで「エターナルズ」を視聴できるのは年が明けてからになると見られています。とはいえこれはインサイダー情報であり、公式情報が判明次第またお伝えする事になります。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Disney Reportedly Decides Fate of Marvel’s Eternals Release

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」より新たなキャラクターポスターが公開

現在大ヒット公開中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」からトレヴァーとモリスのキャラクターポスターがマーベル・スタジオ公式Twitterより公開されました。

トレヴァー・スラッタリーは映画「アイアンマン3」(2013年)にテン・リングスのボス、マンダリンとして登場するも偽物だった事が発覚。逮捕され刑務所に入った後、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」に再登場となりました。

モリスは中国の山海経に登場する帝江(ていこう、Dijiang)がモチーフになっていると考えらている、コミックにはいない映画オリジナルのキャラクターです。

「シャン・チー/テン・リングスの伝説」の公式あらすじは以下の通りです。

マーベル・スタジオの新時代の幕開けを担う、新たなヒーローが誕生! 悪に染まった父から授かった最強の力を封印し、二度と戦わないと誓ったシャン・チー。父が伝説の腕輪《テン・リングス》を操り世界を脅かす時、シャン・チーは自らの力を解放し、宿命の敵となった父に立ち向かえるのか? 自らの運命に葛藤しながらも過去と向き合い、運命を受け入れ、“本当の強さ”に目覚めていくシャン・チーを描いたドラマチック・アクション・エンターテイメントが始まる。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

アンドリュー・ガーフィールドさん、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」出演の噂に再度コメントするも以前とは変化

年末の公開が予定されているソニー・ピクチャーズ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」。本作に登場するのではないかと予てより噂になっているアンドリュー・ガーフィールドさんが、海外メディア Variety のインタビューに応じ、再びこの話題に触れました。しかしそこでは以前とは少し違う姿勢が見られるようです。

インタビューの中でガーフィールドさんは次のように述べています。

僕もファンなので、そのコンセプトに人々が興奮するのはよく分かります。「ああ、神よ、彼ら(ソニーとマーベル)がそんなことをしたらどんなにクールだろう」というシーンや瞬間を想像せずにはいられません。でも、これは自分が関わっていると自覚していることではない、と記録に残しておくことは重要です。しかし、私が何も知らないことを誰かに納得させるようなことは言えない事もわかっています。何をどう言ってもお手上げです。人々にとって本当に残念なことになるか、本当にエキサイティングなことになるかのどちらかです。

2021年5月のインタビューでは「台無しにするような事は何もない」と噂を強く否定していたガーフィールドさんですが、今回のインタビューでは曖昧な表現でコメントを締めました。

同作にデアデビルとして出演の噂がたっているチャーリー・コックスさんも、以前は強く否定していた噂に対して、最近では「ファンの気持を台無しにしたくない」とノーコメントの立場へと変わりました。

両者の態度の変化について考えられるのは、噂についてはっきり「出ない」と応える事で一定数のファンががっかりしてしまうのを避けるためにグレーな回答に留めた可能性があります。あるいは、本当は出演が決まっていて「出ない」と嘘をつくのが心苦しいのかもしれません。

一方で、8月末にノー・ウェイ・ホームのセットでスパイダーマンスーツを着用したガーフィールドさんのリーク写真がSNS上に投稿されるも、超スピードで著作権侵害の申立により削除されています。(from The Direct)

リーク写真にも制作側の権利があるためこれは正当なものですが、ほとんどのリーク写真はそのまま拡散されているにも関わらず、これに関しては異例の早さでの対応となり、多くのファンは出演が真実味を帯びてきていると感じています。

ガーフィールドさん出演の噂は10月末に公開予定とされている次のトレーラーで何かが分かるかもしれませんし、実際に劇場に行くまで真実はわからないかもしれません。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Andrew Garfield on Loss, Art, Televangelism and Those Pesky ‘Spider-Man’ Rumors

ドラマ「シークレット・インベージョン」が今月から撮影開始

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」の撮影が始まっていると、海外メディア Film London が報じました。記事によると、本作は2022年の夏から秋にかけて配信されるとも推測しています。

ディズニープラスで配信予定の本作は同名のコミックを原作とするもので、コミックではニック・フューリーを主人公にスクラルの地球侵略とそれに対抗するS.H.I.E.L.D.を描く作品です。ただしMCUのスクラル人は映画「キャプテン・マーベル」で描かれたようにフューリーとは友好的な立場の種族であり、コミックのような悪のスクラル人が登場するのか、別の宇宙人による侵略になるのかは不明です。

本作はフューリーを演じるサミュエル・L・ジャクソンさん、スクラルのタロスを演じるベン・メンデルソーンさんを主人公として、メインヴィランにキングズリー・ベン=アディルさん、その他、オリビア・コールマンさんやエミリア・クラークさん、キリアン・スコットさん、クリストファー・マクドナルドさん達が役割不明のキャスティングとして報じられています。

また、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」でS.H.I.E.L.D.のエージェントを演じてきたエリザベス・ヘンストリッジさんクラーク・グレッグさんに関する噂も出ています。

タイトルどおり秘密が多くなりそうな本作、情報があり次第またお伝えしていくことになります。

ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスで配信予定です。

ソース:September 2021: London On Screen and Filming

【ネタバレ注意】映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」には別の結末があった事を監督が明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のデスティン・ダニエル・クレットン監督が、本作には劇場で公開されたものとは別の結末も用意していた事を明かしました。

※これより先は映画の結末に関するネタバレを含んでいます。ご注意ください。

海外メディア Entertainment Tonight とのインタビューで、トニー・レオンさん演じるウェンウーが生きているバージョンの結末があったか質問された監督は「ええ、ありました」と答えました。

うまくいくものもあれば、そうでないものもあります。私たちは常に、登場人物にとって最も真実味のあるバージョンのストーリーを探しています。つまり、これらのキャラクターが非常にオペラティックなレベルで活動しているにもかかわらず、チートとしか思えないようなことを試すことがあるのです。それがこの作品なのです。

作中でウェンウーはシャン・チーに腕輪を託し、息を引き取る事になりました。その行為が彼が歴史の中で行ってきた罪を清算するに値するかどうかは難しい所ですが、「ブラックウィドウ」のドレイコフや死の女神ヘラなどと比べると、ウェンウーがあの局面を乗り越えた場合はヒーローへと転じる可能性もあったように感じるものでした。

いくつもの物語を模索したという監督ですが、採用されたなかった物語のいくつかは今回のようにまた明かされる事もあるかもしれません。そして、もしかすると、アニメ「What if…?」のシーズン2で描かれる可能性もありそうです。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中です。

ソース:‘Shang-Chi’ Director Destin Daniel Cretton Talks Alternate Endings and Those Post-Credit Scenes (Exclusive)