ライアン・レイノルズさんが休暇宣言、気になる「デッドプール3」の進行状況は?

デッドプール役で知られる俳優のライアン・レイノルズさんが、自身のInstagramにて休暇宣言とも取れる内容の投稿をし、話題を呼んでいます。2016年公開の映画「デッドプール」は20世紀FOXによりX-MENシリーズのひとつとして制作され大ヒットしました。その後ディズニーがFOXを買収したことでマーベル・スタジオが最新作となる「デッドプール3」をMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に加える事を発表しました。

レイノルズさんはAppleTV+向け作品「Spirited」の完成を祝し、以下のような投稿をしました。

“Spirited “については、これで終わりにします。3年前でさえ、このようなチャレンジングな作品にイエスと言える自信はありませんでした。ウィル・フェレルと一緒に歌い、踊り、砂場で遊ぶことで、たくさんの夢が実現しました。そしてこの作品は、偉大なオクタヴィア・スペンサーとの2作目の共演です。映画制作から少し離れた休暇を取るには最適な時期です。このような才能豊かなクリエイターやアーティストたちと一緒に仕事ができないのは寂しい限りです。最近では、才能と同じくらい優しさが重要視されています。私はその両方を兼ね備えた人たちと仕事ができて幸運でした。

「デッドプール3」に関してレイノルズさんは脚本にも参加しており、「2022年に撮影が始まる確率は70%」と夏のインタビューにて発言していました。この事から休暇は長くとも半年程度になるものと考えられています。また、執筆作業中に休暇を取る事も考えにくく、すでに脚本の制作は終了しているのではないかと見られています。

11月12日のディズニープラス・デイにて何らかの続報はあるのでしょうか?

映画「デッドプール3」の公開日は未定です。

ドラマ「ミズ・マーベル」、2022年夏まで延期?出演俳優の気になるツイート

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」は5月にタイでの撮影を終了したことが報告されており、現在ポスト・プロダクションの真っ最中。当初は2021年内にディズニープラスで配信されると発表されていましたが、以降音沙汰がありません。そんな中、ミズ・マーベル/カマラ・カーンの父ユスフ・カーンを演じるモハン・カプールさんのツイートが話題を呼んでいます。

カプールさんはファンから「ミズ・マーベルはいつ見れますか?」という質問に対して、「神のご意志があれば6月か7月です」と返答しました。

マーベル・スタジオのヴィクトリア・アロンソ副社長は2021年7月のインタビュー(外部英語記事)にて「ホークアイ」と「ミズ・マーベル」は2021年の配信としていましたが、先日「ホークアイ」の配信日が2021年11月24日に決定した事がアナウンスされ、それに伴って多くのメディアやファンは「ミズ・マーベル」が来年の初頭頃になるのではないかと考えていました。

ドラマ「ワンダヴィジョン」の配信以来、あまり間を開けずにMCUのドラマシリーズが立て続けに配信されていましたが、カプールさんのいうように「ミズ・マーベル」が2022年の6月、7月の配信になるのであれば、「ムーンナイト」や「シーハルク」が先に配信スタートになる可能性があるかもしれません。

実際の配信日は11月12日のディズニープラス・デイに何らかの発表があると見られています。

ドラマ「ミズ・マーベル」は2022年にディズニープラスで配信予定です。

映画「エターナルズ」のサルマ・ハエックさんがエイジャックの作中での役割と将来希望するクロスオーバーについて明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」でエイジャックを演じるサルマ・ハエックさんが、今作におけるエイジャックの役割を説明しました。また、将来的にMCUで誰と共演したいかについても明かしている事を海外メディア Comicbook.com が伝えています。

記事によると、2020年1月に「エターナルズ」の撮影現場を訪れた際、ハエックさんは記者団に対し、将来的にガモーラとのクロスオーバーを望んでいると明かしています。

ハエックさんは、ガモーラを演じるゾーイ・サルダナさんは良き友人である事を明かしつつ、「だからこそ、友人と一緒に仕事をしたいと思うのは、ある種の浅はかさのようなものなんです。2人のラテン系スーパーヒーローが何か特別な任務に就くというのはすごくクールだと思うんですけど、誰も彼らがラテン系だということを話題にしないんですよね。私はただのエイジャックで、彼女はただのグリーンですからね。2人はたくさんのことを話し合えるでしょうし、彼女は私のとても良い友人なので、とてもエキサイティングなことだと思います」と語りました。

また、同じ訪問の際に、ハエックさんは彼女のミステリアスなキャラクターについてさらに明らかにしました。

エイジャックはエターナルズを監督し、連れてくる役目を担っているんです。私は、彼女がボスだとは言わないようにしています。彼女はリーダーなんです。何を伝えるか、いつ伝えるかは私が決めます。セレスティアルズと話せるのは私だけですから・・・。私が見ているのは人間の特徴であり、私が彼らをどう見ているか、ということです。

さらにハエックさんは、チームメンバーの多くを自分の子供のように見ていると付け加えました。

キンゴは彼らの中で最も見栄っ張りで、目立ちたがり屋だと知っています。私は彼らを自分の子供のように見ています。それは私なりの見つけ方で、クロエ(監督)とも話しました。キンゴはエイジャックにとって構ってちゃんなんです。それから、セナはミステリアスな存在で、彼女の中で何が出てくるかわからないでしょ?なぜなら、彼女は最も強く、ある意味では最も脆く、それが彼女の美しさでもあるからです。ここが私が彼女に注目するところです。

エイジャックは原作とはかなり異なる外観をしており、特に大きな変更としては性別が男性から女性になりました。しかし最近のコミックシリーズでは一度死亡し、復活した際には映画同様に女性の身体へと変更されました。そして白兵戦を得意とする戦士から、リーダー的ポジションへと変更されています。

ハエックさんがガモーラとのクロスオーバーを望む傍ら、キンゴを演じるクメイル・ナンジアニさんはドラックスとの共演を望んでいました。エターナルズとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのクロスオーバーは実現するのでしょうか?

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Eternals: Salma Hayek Is Ready to Crossover With Zoe Saldana’s Gamora

映画「エターナルズ」、キンゴ役クメイル・ナンジアニさんが望むクロスオーバーはミズ・マーベル?シャン・チー?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」でキンゴを演じているクメイル・ナンジアニさんが、海外メディア Rolling Stone とのインタビューに応じ、将来的に誰とクロスオーバーしたいか質問され、回答しました。

ナンジアニさんは、キンゴと交流して欲しいMCUのキャラクターについて質問され、以下のように回答しました。

うまくいけば、どこかの時点でミズ・マーベルと交流できることにとても興奮しています。彼女はパキスタンのティーンエイジャーのスーパーヒーローで、マーベルの新作(ザ・マーベルズ)に出ていると思います。キンゴとソーは面白い組み合わせになるでしょうし、キンゴとシャン・チーもそうです。でも1番は「ドラックス・ザ・デストロイヤー」ですね、僕はデイブ・バウティスタと友達だからね。彼と一緒にMCUのストーリーを描けたら、本当にクールだと思います。

ナンジアニさんはミズ・マーベル、ソー、シャン・チーの名前をあげつつ、最終的には俳優友達でもあるドラックス・ザ・デストロイヤーとの共演を望みました。二人は2019年公開の「Stuber」で共演し、仲良くなったと明かしました。

ドラックスを演じるデイブ・バウティスタさんは自身の老いを原因にドラックスを演じるのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」が最後との意志を明かしていますが、ナンジアニさんの希望が叶う時は来るのでしょうか?

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:MCU: Eternals Star Hopeful About Future Crossover With Ms. Marvel

映画「エターナルズ」、アンジェリーナ・ジョリーさんは当初は小さなカメオの予定のつもりでいた

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」にに登場するセナを演じるアンジェリーナ・ジョリーさんが、初期の段階では「ごく小さなカメオ出演」程度に考えていたようだと、プロデューサーのネイト・ムーアさんが海外メディア Comicbook.com とのインタビューで明かしました。

ムーアさんはインタビューの中で次のように述べました。

最初に彼女と話をしたとき、ジョリーは、とても小さなカメオ出演だと思っていたと思いますが、開発が進むにつれ、この役の大きさに驚いていました。

ムーアさんによると、もともとセナの出番はかなり少なく設定されていたそうです。このキャラクターは最も強力なエターナルズの一人として舞台裏で小さな役割となる予定でしたが、開発が進むにつれ次第に役割が大きくなり、ジョリーさんはセナに全力で取り組み、独自の動きを生み出したと明かしました。

彼女は「ソルト」や「トゥームレイダー」、「60セカンズ」などの映画に出演してきました。そこで、彼女とスタントコーディネーターが協力して、これまでとは違う感じの動作スタイルを作りました。彼女は「これは前にやったことがあるわ。他のことをやってみたらどうだろう?」と提案したのでその一環として、彼女が訓練して使いこなせるような武器システムを開発しました。彼女は剣術や棒術などをあまりやったことがなかったからです。

日本でもファンが多く、有名な俳優であるアンジェリーナ・ジョリーさんが演じるとあってセナは注目のキャラクター。公開されているトレーラーでもその戦闘スタイルを少しだけ確認出来ますが、本編ではどのようなアクションを見せてくれるのでしょうか。

また、コミックではサノスとはいとこ関係にあるため、映画で言及されるのかも注目のポイントとなっています。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Eternals: Angelina Jolie Was Originally Going To Be A Cameo

映画「エターナルズ」、イカリス、マッカリ、キンゴの能力を描く動画が公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」より、新たな公式クリップ「Run!」が公開されました。動画にはイカリス、マッカリ、キンゴが登場し、ディヴィアンツとの戦いの中で彼らの能力を垣間見ることが出来ます。

本作でメガホンと取ったクロエ・ジャオ監督は日本のマンガをきっかけにかつては漫画家を志しており、日本文化をこよなく愛すことでも知られています。監督本人も本作に関し「監督として映画を作っているわけではない。ファンとして作っているの。」とコメントするほどマーベル愛に溢れており、そんな監督とスタッフ、そしてキャスト陣によって、時代を超えたかつてないスケールで描く、ドラマチック・アクション作品に世界中が大注目!

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

映画「エターナルズ」、キャストが語るイカリスとセルシの恋物語

来月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」に出演するリチャード・マッデンさんとジェンマ・チャンさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューに応じ、長年の友人でもある二人が映画の中でラブストーリーを作るにあたってどのように臨んだか語りました。

「エターナルズ」は7000年前から地球に隠れ住んでいるヒーロー達を描き、リチャード・マッデンさん演じるイカリスとジェンマ・チャンさん演じるセルシのラブストーリーが織り込まれていると言います。

「エターナルズ」の出演が決まった時の事についてマッデンさんは「大喜びしました。私たちは10年以上前から知り合いですから、毎日朝4時に起きて誰かと顔を合わせる仕事をするなら、相手を好きになった方がずっと楽ですよね。長い付き合いだからこそ、信頼関係が築けているのです。私たちは、お互いのボタンの押し方を知っています。お互いにどうやって笑わせるかを知っているのです。お互いの良いところを引き出したいと思っているので、初めて会ったときに”さあ、今からイチャイチャしよう”となるのではなく、いい意味での有機的なプロセスになっています。」と語りました。

チャンさんは2019年公開の映画「キャプテン・マーベル」でミン・エルヴァ役として既にMCUに参加していましたが、別のキャラクターでの再出演について「こんなに早く呼んでもらえるとは思っていませんでした。マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギと話して、「ぜひ戻ってきてほしい」と言われたときは、ただの社交辞令だと思っていました。(笑) 遠い未来のどこかの時点で、という感じで。でも、それは嬉しいサプライズでした。そして、この方と一緒に仕事ができることは、とても嬉しいことでした。もちろん、これを断るつもりはありませんでした。」と述べました。

また、数千年に及ぶこの物語のどこに惹かれたのか質問されると、マッデンさんは「私の場合は、何千年も何万年も前のキャラクターが、生き続けようとする理由は何なのか、その魅力に惹かれました。周りの世界の何に喜びを感じているのか?」と、チャンさんは「これまで彼女のようなスーパーヒーローを見たことがなかったので、このキャラクターを演じることに興奮しました。彼女は自由な精神を持っていますし、典型的な戦士タイプのスーパーヒーローではありません。そして、このようなキャラクターの組み合わせにも興味がありました。彼らが一緒になって、少し機能不全の家族のようなものを理解することにも興味がありました。」と回答しました。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Eternals stars Gemma Chan and Richard Madden open up aboutthe film’s ageless love story

サミュエル・L・ジャクソンさん、ドラマ「シークレット・インベージョン」の撮影開始を報告

俳優のサミュエル・L・ジャクソンさんが自身のInstagramにて、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」が撮影に入った事を報告しました。ディズニープラスで配信予定の本作は、サミュエル・L・ジャクソンさん演じるニック・フューリーとベン・メンデルソーンさん演じるタロスを主人公に、スクラル人による地球侵略を描く作品となっています。

ジャクソンさんはInstagramにて、サノスの指パッチンによって塵となりゆくにニック・フューリーの様子を描いたTシャツを着た写真を共有し、「ノリノリに戻る時が来た。攻撃に戻ることができて嬉しい!」とコメントを添えました。

「シークレット・インベージョン」は9月からロンドンで撮影が始まる予定とされていましたが、報告はこのタイミングになったようです。ジャクソンさんは同じくロンドンでキャプテン・マーベルやミズ・マーベルが登場する映画「ザ・マーベルズ」の撮影にも参加していました。

本作はフューリーとタロスがシリーズから再登場する、メインヴィランにキングズリー・ベン=アディルさん、その他、オリビア・コールマンさんやエミリア・クラークさん、キリアン・スコットさん、クリストファー・マクドナルドさん達が役割不明のキャスティングとして報じられています。

先日は本作のプロットの一部がリークされ、キングズリー・ベン=アディルさんの役柄について報じられました。

また、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」でS.H.I.E.L.D.のエージェントを演じてきたエリザベス・ヘンストリッジさんクラーク・グレッグさんに関する噂も出ていますが、クロエ・ベネットさんはこの噂に関して否定の動画を投稿しました。

キングズリー・ベン=アディルさんによると、「ウソを付くように指示されている」との事ですが、この作品にはどのような真実が隠されているのでしょうか。

ドラマ「シークレット・インベージョン」はディズニープラスで2022年配信予定です。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のルッソ兄弟監督がブラックウィドウ訴訟、MCU復帰についてコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」のルッソ兄弟監督が海外メディア Variety のインタビューに応じ、先日和解が報じられた「ブラックウィドウ」の訴訟問題についてコメントしました。

ローマでの基調講演のあと、ジョー・ルッソ監督は「ブラックウィドウ」のスカーレット・ヨハンソンさんとディズニーとの紛争について、公になってしまった事は「残念なこと」としながらも、不確実性に苛まれている業界にとっては時代の流れだと指摘しています。

多くの業界がそうであるように、混乱が続いているため、多くの緊張感があります。人々の神経はすり減り、何が起こるのか、何がどこへ行くのかを予測するのは難しいのです。
しかし訴訟が解決したのは良い事ですね。解決したことは、これまでの大きな変化を示していると思います。この解決は、この変化の中で前進するアーティストに対する敬意を物語っています。

配給方法が不透明だったとされる「ブラックウィドウ」の問題を受け、ルッソ兄弟監督はマーベル・スタジオとの次回作について行き詰まりを見せていると以前にウォール・ストリート・ジャーナルで報道されました。この復帰作について質問された監督は「交渉の最中であれば、契約についてコメントするのは不適切ですね」と延べ、進捗状況については言及しませんでした。

しかし、今回の訴訟問題の決議は、かつてないほどに変化している業界の現状を物語っていると監督は言います。

今、企業はパニックに陥っています。今後5年から10年の間にスタジオの半分が消滅し、ゲームは劇的に変化していると思うからです。どんなスタジオにも負けないコンテンツ制作者がいて、彼らにとっては1兆円規模の企業なので、それは単なる丸め込みに過ぎません。これまでのビジネスでは見られなかったことです。

しかし、COVID-19のパンデミックやストリーミングサービスの増加による混乱は、映画ビジネスを大きく変えてしまいました。でも私はそうは思いません。デジタルで作った方がお金になる。頭を悩ませることもありません。Netflixにとって最も簡単なことは、小規模な映画にグリーンライトを与えることです。私や他の多くの映画制作者が発見したことは、誰もあなたを邪魔しないということです。これは素晴らしい経験です。

史上最高の興行収入を記録した5作品のうちの2作品を兄のアンソニーと一緒に監督したルッソは、COVID-19パンデミックによる混乱とストリーミングサービスの継続的な成長がビジネスを永久に変えてしまったとはいえ、劇場公開モデルは死んでいないと主張しました。

個人的には、ストーリーテリングの多様性に関心があります。多様な声が聞こえるほど、世界はより良い場所になると思います。この5年間で私が気に入っている作品は、すべてハリウッド以外の場所で制作されたものです。アーティストたちは個性的で、ハリウッドという機械に汚染されたり影響されたりしない新鮮な視点で作品に取り組んでいるので、これは重要なことだと思います。

また、Netflixのオリジナル作品で最も視聴されたクリス・ヘムズワースさん主演のアクション映画の続編「Extraction 2」の予告編を上映したほか、Amazon Primeで放送予定のシリーズ「The Citadel」についても触れました。

「これは物語の実験のようなものです」と監督は言います。「旗艦番組があって、それを中心に各地域で番組が作られます。それらは補完的な物語です。それぞれの地域のタレントが、それぞれの派生番組をプロデュースし、制作しています。これは、コミュニティとパートナーシップの大きな実験です」と述べています。

この夏には、ライアン・ゴズリングさんとクリス・エヴァンスさんが競演するNetflixのスパイ・スリラー「The Gray Man」の撮影を終えました。この作品は、シリーズ化される可能性のある最初の作品で、2億ドル以上の予算が組まれていると言われており、Netflixのこれまでのオリジナル作品の中で最も高額な作品となっています。

「ブラックウィドウ」問題が早期の解決となったことで、監督のMCUへの復帰にも光が差し込んだのでしょうか。

ソース:Joe Russo on Fallout From Scarlett Johansson’s ‘Black Widow’ Lawsuit: ‘People’s Nerves Are Fraying’ (EXCLUSIVE)

オスカー・アイザックさん、ドラマ「ムーンナイト」は人生で一番大変だったと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の主演を務めるオスカー・アイザックさんが、海外メディア Variety とのインタビューの中で、今作の制作の大変さについて語りました。アイザックさんは「ムーンナイト」が彼のキャリアの中で最もチャレンジングだったと表現しています。

アイザックさんはインタビューの中で以下のように語りました。

撮影現場に行くのが待ち遠しかったです。8ヶ月間でやらなければならないことの多さから、自分のキャリアの中でも最大の仕事量であり、最もチャレンジングな作品でした。それでも、撮影現場に行くのが待ち遠しくて、イーサン・ホークやメイ・キャラマウィと一緒に仕事をしました。自分の幸運と、この状況がいかに協力的であるかを信じられませんでした。

それがうまくいくかどうかはわかりません、私たちはいくつかの大きなスイングをしました。
うまくいけば、それはそれが感じたのと同じくらい良く見えるでしょう。

イーサン・ホークさんはヴィランを演じると報じられていますが、詳細は判っていません。また、メイ・キャラマウィさんの役どころについても不明となっています。

主演のオスカー・アイザックさんは今回のドラマは「画期的なショーになるだろう」とコメントしています。

本作について、噂ではハルクの登場シャロン・カーターの登場といった話が出ていますが、今の所はどちらも真偽は未知数なようです。

「ムーンナイト」はエジプト出身のモハメド・ディアブ監督を筆頭にジャスティン・ベンソン監督、アーロン・ムーアヘッド監督の3人がメガホンを取り、脚本・製作総指揮を「アンブレラ・アカデミー」(2019~)のジェレミー・スレイター氏が担当しています。先日は、ジョージ・クルーニーさんが監督として参加しているとも報じられました。

ドラマ「ムーンナイト」はディズニープラスで配信予定、配信時期は未定です。

ソース:Oscar Isaac on ‘The Card Counter,’ Befriending Timothée Chalamet and Not Confining Latino Actors to ‘Very Specific Stories’