ロバート・ダウニーJr.さんもベネディクト・カンバーバッチさんもヴィラン役で話し合われていた ─ 公式本で明らかに

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の誕生の舞台裏を見ることが出来るマーベル・スタジオ監修の公式ブック「The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe」がエイブラムス・ブックスより2021年10月19日に発売され、そこからアイアンマン役のロバート・ダウニーJr.さんとドクター・ストレンジ役ベネディクト・カンバーバッチさんに関する新たな裏話が明らかになりました。

本の中で2008年公開の映画「アイアンマン」のジョン・ファブロー監督が以下のような発言をしている事が掲載されています。

マーベルはドクター・ドゥームを演じてもらうために、以前にロバート・ダウニーJr.と面会していました。

ドクター・ドゥームということは2005年公開の映画「ファンタスティック・フォー [超能力ユニット]」への出演交渉だったと推測されます。もしこの交渉が成立していれば、「シビル・ウォー」よりも先にロバート・ダウニーJr.さん対クリス・エヴァンスさんが描かれていた事になりそうです。

また、ドクター・ストレンジを演じたベネディクト・カンバーバッチさんに関して、2013年公開の映画「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のマレキス役で話が進んでいたことも明かされています。

カンバーバッチさんのコメントとして次のように掲載されています。

トム・ヒドルストンのようにMCUで成功している友人もいて、私も他の人と同じように、テーマやユーモア、映画のスケール感、スペクタクル感に酔いしれていました。しかし、私はコミックに夢中になって育ったわけではありません。コミックの世界よりも映画の世界の方がよく知っていました。

最終的にはカンバーバッチさんのマレキス役起用は見送られ、クリストファー・エクルストンさんが起用されて映画は制作されました。

さらに、2012年公開の映画「アベンジャーズ」ではゾーイ・デシャネルさん演じるワスプがデビューする予定があったことなどもジョス・ウェドン監督によって明かされています。

数々の裏話と共にマーベル・スタジオの歴史を綴ったスタジオ監修の公式ブック「The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe」はAmazonや紀伊国屋などの大型書店で購入可能ですが、洋書扱いであり、日本語版の発売はアナウンスされていません。

映画「エターナルズ」の新たなトレーラー”Cape”が公開

来月公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の新たな予告「Cape」が公開されました。以前のトレーラーにも含まれていたイカリスとスーパーマンの違いについてのシーンの他、もうひとりのケープの持ち主についても言及されています。

セルシが大型車両を分子変換してしまう様子を見たデインは「君はウィザードなのか?ドクター・ストレンジのような?」とつぶやいています。これに対してセルシは「超普通だわ」と応えています。

以前にドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」ではサムが「ドクター・ストレンジはウィザード」と主張したことに対してバッキーは「彼はソーサラーだ」とツッコミを入れるやり取りが展開されましたが、そのオマージュになっているのでしょうか。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」、3人のスパイダーマンが揃うのか? ソニーの新たなツイートが話題に

ソニー・ピクチャーズが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にまつわる噂の中で、最も注目を集めているのが過去の映画のスパイダーマンを演じたトビー・マグワイアさんとアンドリュー・ガーフィールドさんが登場するのかどうかというもの。ソニー・ピクチャーズUKのTwitterアカウントがこの噂をからかうようなツイートをし、話題を呼んでいます。

海外メディア Empire Magazine の12月号の宣伝に返信する形で、ソニー・ピクチャーズUKは3匹のクモの絵文字を投稿しました。

ファンの間ではこれがたまたま3つ投稿してしまっただけなのか、トム・ホランドさん、トビー・マグワイアさん、アンドリュー・ガーフィールドさんの3人を暗示しているのか、あるいは映画に登場しないのにほのめかしてからかっているのか、様々な議論を呼んでいます。

主演のホランドさんは今作について「私たちは皆、「ノー・ウェイ・ホーム」をひとつのフランチャイズの終わりと考えていました。もし、幸運にもこのキャラクターたちに再び触れることができたら、まったく違うバージョンを見ることになると思います。もはや「ホームカミング」の3部作ではなくなるでしょう。」と語っています。

第1弾トレーラーの公開以降は特に情報公開がない本作ですが、海外スクーパー達によると、11月に第2弾が公開される見通しのようです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ドラマ「アーマー・ウォーズ」のワーキングタイトルが判明 ─ あのヴィランの再登場を示唆か?

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アーマー・ウォーズ」のワーキングタイトルが判明したと、海外メディア The Cosmic Circus が報じました。同名コミックをドラマ化するこのシリーズではトニー・スタークの描いていた最悪の恐怖が現実のものになると言われています。

記事によると、「アーマー・ウォーズ」のプロダクションや撮影日に関してはまだ不明としながらも、そのワーキングタイトル(仮称)が「Rigatoni(リガトーニ)」である事が判明したとの事。

リガトーニとはイタリアのパスタの一種であり、ペンネやマカロニなどショートパスタのひとつです。

ワーキングタイトルはネタバレ防止のために秘密の撮影中に使われる偽のタイトル、つまり仮称の事でMCUの作品はそれぞれにワーキングタイトルが用意されていました。ワーキングタイトルは作品の内容を暗示するものから、明示するようなもの、無関係に見えるものまで様々です。

では「リガトーニ」には一体どういう意味が込められているのでしょうか。

リガトーニから連想されるイタリア料理、それと「アーマー・ウォーズ」の物語の核とも言えるトニー・スタークといったふたつの要素とリンクする人物として、「アイアンマン2」に登場したジャスティン・ハマー(演:サム・ロックウェル)が挙げられそうです。

©MARVEL,Disney

実際、コミック版「アーマー・ウォーズ」でもジャスティン・ハマーはトニーのアーマー技術をスパイを通じて獲得、それを様々なヴィランに売りさばいたことで事態は悪化しました。

ただしコミックと違ってMCUではトニー・スタークが故人となっているため、物語としては大きく異る事が確定しており、ハマーの再登場を確定するような事ではありません。まだまだ制作準備段階中の「アーマー・ウォーズ」、今後の情報にも要注目です。

※おまけ。以下はMCU作品に使用されたワーキングタイトルです。

  • アイアンマン:Diving Bell
  • インクレディブル・ハルク:Hulk 2
  • アイアンマン2:Rasputin, Murphy’s Law and The Adventures of Angus McDonald
  • マイティ・ソー:Manhattan
  • キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー:Frostbite
  • アベンジャーズ:Group Hug and Team Building
  • アイアンマン3:Caged Heat
  • マイティ・ソー/ダーク・ワールド:Thursday Mourning
  • キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー:Freezer Burn
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:Full Tilt
  • アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン:After Party
  • アントマン:Big Foot
  • シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ:Sputnik
  • ドクター・ストレンジ:Eye See You and Checkmate
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス:Guardians 3000 and Level Up
  • スパイダーマン:ホームカミング:Summer of George
  • マイティ・ソー/バトルロイヤル:Creature Report
  • ブラックパンサー:Motherland
  • アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー:Mary Lou
  • アントマン&ワスプ:Cherry Blue
  • キャプテン・マーベル:Open World
  • アベンジャーズ/エンドゲーム:Mary Lou 2 and Infinity Gauntlet
  • スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム:Fall of George and Bosco
  • ブラックウィドウ:Blue Bayou
  • シャン・チー/テン・リングスの伝説:Steamboat
  • エターナルズ:Sack Lunch
  • スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム:Serenity Now
  • ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス:Stellar Vortex
  • ソー:ラブ&サンダー:The Big Salad
  • ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー:Summer Break
  • ザ・マーベルズ:Goat Rodeo
  • ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3:Hot Christmas
  • アントマン&ワンスプ:クアントゥマニア:Dusty Bunny

  • ワンダヴィジョン:Big Red
  • ファルコン&ウィンター・ソルジャー:Tag Team
  • ロキ:Architect
  • What if…?:Anything Goes
  • ホークアイ:Anchor Point
  • ミズ・マーベル:Jersey
  • シーハルク:Libra and Clover
  • シークレット・インベージョン:Changeup Productions
  • ムーンナイト:Good Faith

ソース:Exclusive: ‘Armor Wars’ Working Title Revealed!

ハリー・スタイルズさんが映画「エターナルズ」でMCUに参戦

音楽家であり映画「ダンケルク」(2017年)で俳優デビューを果たしたハリー・スタイルズさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に参加したと各種メディアが報じました。交際中のオリヴィア・ワイルド監督の「Don’t Worry Darling(原題)」やエマ・コリンさんと共演した「My Policeman(原題)」に出演するなど、最近俳優として目覚ましい活躍を見せているスタイルズさんですが、ついにMCUデビューを果たすようです。

※これより先はネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

このニュースは10月18日(月)に行われた映画「エターナルズ」のワールドプレミアで発覚しました。マーベル・スタジオからはネタバレしないでとの注意がアナウンスされていましたが、スタジオの注意喚起も虚しく、ニューヨーク・ポストのような大手でさえこの話題を取り上げてしまったため、当ブログでもネタバレ注意として取り上げることにしました。

当日、ワールドプレミアに出席した雑誌「バラエティ」の記者マット・ドネリー氏が「ハリー・スタイルズがMCUに加わった。サノスの弟エロス役だ」とツイートしました。

スタイルズさんの詳細については明らかにされていませんが、今後のMCU映画にサノスの弟エロスとして登場すると見られています。エロスはコミックでは重要なキャラクターの一人でしたが、当初公開されていた10人のエターナルズの中にエロスの姿はなく、コアなコミックファンは「あれ?エロスは出ないの?」と疑問を持っていましたが、やはり登場する運びとなるようです。

コミックのエロスは別名スターフォックス。エターナルズの一人で、アベンジャーズに所属したこともあるヒーロー。自由奔放な正確で、両親から忌み嫌われたサノスにさえも比較的寛容で、サノスに対する殺意や憎悪はなく、親戚づきあいをするキャラクターです。

訓練を好まない自由な性格から他のエターナルズより戦闘力は低いとされていますが、ギリシャ神話の性と愛の神エロースのベースになったとされるエロスは周囲の人々に幸福感を与える特殊な力を持っています。また、特定の人物同士の心をつなぎ、感情や気持ちを互いに感じさせることが出来ます。

MCUのサノスの家族は養女のガモーラとネビュラが描かれていただけでしたが、コミックでは惑星タイタンの統治者としてサノスの祖父クロノスや父メンターが描かれており、エロスもその家族の一人でした。また、サノスはインヒューマンズの女性との間には実子となる息子セインを設けているなど、MCUのサノスと違って孤独な暴君ではありませんでした(暴君なのは変わりませんが)。

「エターナルズ」に登場するアンジェリーナ・ジョリーさん演じるセナはサノス、エロス兄弟にとっていとこにあたる存在であり、今作、あるいは今後の作品でセナやエロスの視点からサノスの描かれていない側面が描かれるのかもしれません。

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

公式本「The Story of Marvel Studios」著者が「エージェント・オブ・シールド」はカノンではないとSNSで説明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の誕生の舞台裏を見ることが出来るマーベル・スタジオ監修の公式ブック「The Story of Marvel Studios: The Making of the Marvel Cinematic Universe」がエイブラムス・ブックスより2021年10月19日に発売され、そこには「エージェント・カーター」がMCUの正史である旨の記述があり話題となりました。

しかしこれを拡大解釈した一部のメディアやファンが「エージェント・オブ・シールド」も正史だと誤認し、SNSはちょっとした混乱になっています。

この本の著者であるタラ・ベネットさんは自身のTwitterにて「エージェント・オブ・シールドが正史だとは言っていません。正確に本を読んでください」と投稿するもツイートが絶えず、「MCUの中で各番組がどのように機能しているかが明確に書かれている本を読んできてください。あなた達のツイートは私たちが書いた内容では有りません。」と追加の投稿。

それでも関連ツイートは収まらず、ベネットさんはあらためて補足説明をしました。

この議論を永久に終わらせるために、私はツイートの中で、本がエージェント・オブ・シールドとエージェント・カーターがカノンショーであると決定的に言っていると誤って報道されたブラジルの記事に反論しました。私たちの本には、番組に関するいかなる二元的な宣言もなく、それは私も同様に述べました。25万語の文脈に沿った物語の中で、「エージェント・カーター」を誰がクリエイティブに構想し、運営し、その後どのようにMCUに折り込まれていったかを説明しています。この本は、マーベル・スタジオがクリエイティブに制作したプロジェクトのみを取り上げています。ツイートは文脈を無視して抜粋されたものなので、削除しています。すべてのキャラクターを楽しんでください。すべての映画を楽しんでください。そして、私たちの本の中の素晴らしいストーリーを楽しんでください。それがすべてなのです。

この本はMCUではなくマーベル・スタジオに焦点があわせられており、スタジオの歴史の中で「エージェント・カーター」がどのように制作されたかが記述されているとベネットさんは説明しました。マーベル・スタジオが制作に絡んでいない「エージェント・オブ・シールド」が正史かどうかはこの本とは無関係であり、それはマーベル・スタジオやディズニーが決める事だという事です。

ベネットさんが最後に述べたように、ファン同士が正史かどうかで言い争いをするのはなかなかに不毛なことであり、すべての作品を楽しんだもの勝ちと言えそうです。「エージェント・オブ・シールド」がマーベルドラマ史上最長シーズンを記録しているのは作品の面白さや人気を象徴していることでもあるようです。

ドラマ「エージェント・カーター」、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」ともにディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Marvel Studios Author Disputes Agents of SHIELD’s Place In MCU Canon

映画「エターナルズ」エイジャック役サルマ・ハエックさん、MCUデビューをフューリーとデッドプールに隠していたと明かす

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」でエターナルズのリーダー的存在エイジャックとしてデビューするサルマ・ハエックさんが Phase Zero Podcast に出演し、キャスティングが決まった当時、友人のサミュエル・L・ジャクソンさんとライアン・レイノルズさんに秘密にしていた事を明かしました。

ハエックさんによると、当時はデッドプール3の制作が発表され、レイノルズさんのMCUデビューが決まった頃だったと言います。

それまでデッドプールは(MCUに)入っていなかったけど、その時は決まった直後で二人はお互いに質問していました。ライアンが入ってきて、サムが専門家で、私はただ聞き役に徹して、少しずつ質問して、MCUについて学ぼうとしていました。

私は自信を持って座っていたわけではありません。自慢したくてたまらなかったんです。私は彼らにどうしても知ってもらいたかった。笑顔ではなかったと思います。この2人に言ったらクビになるんじゃないかとビクビクしていました(笑

ところがある日、ジャクソンさんがハエックさんの秘密に感づいたと言います。

ある日、サムと一緒に座って、(MCUの)話をしていた直後に、彼が「それで、スタジオは君にいくら払うつもりなんだい?」と言いました。私は「何の話?」と言いましたが、サムは「いいじゃないか。僕と君の仲だし、君はマーベルの映画に出ていて、言うなと言われたから言いたくないんだろう。大丈夫だよ、僕はファミリーの一員だから」と。信じられないことでした!自慢したくて緊張している私を気遣ってくれたんです。

ハエックさんが友人であり、MCU俳優でもある二人にすら秘密にしようとしたのは、影にネタバレ対策チームが潜んでいるからかもしれません。ドラマ「シークレット・インベージョン」に出演するキングズリー・ベン=アディルさんやエミリア・クラークさんが、以前に「なにか話すと怒られる」と対策チームの存在をほのめかしていました。

MCUがフェーズ4に入り、エイジャックとしてデビューするサルマ・ハエックさん、そしてデッドプールとしてデビューするライアン・レイノルズさんが、フェーズ1の頃からニック・フューリーを演じているサミュエル・L・ジャクソンさんにあれこれ聞くのは秘密保持のためにはうってつけかもしれません。

ジャクソンさんは映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」公開前のインタビューにて「キャプテン・マーベルは単独でタイムトラベルが出来る数少ないヒーローの一人」ととんでもないネタバレ爆弾を放り投げた事が当時取り沙汰され、ファンやメディアは大混乱しましたが、後にこれが嘘であった事も判明。キャプテン・マーベルを演じるブリー・ラーソンさんですら「あ、私が聞いちゃいけない事なのでは」と騙されたとも明かしていました。

3人の友人が同じスクリーンでクロスオーバーする機会が訪れるかどうかは分かりませんが、まずはそれぞれのシリーズである「エターナルズ」、「シークレット・インベージョン」、「デッドプール3」を楽しむ事になるようです。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:Why Salma Hayek Lied to Deadpool’s Ryan Reynolds About Marvel’s Eternals Role

映画「エターナルズ」のクロエ・ジャオ監督が続編について言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のクロエ・ジャオ監督が、海外メディア The Playlist とのインタビューの中で続編についての質問をされ、はやくも準備が出来ている姿勢を見せました。

ジャオ監督はインタビューの中で、「私がこの映画を作って気に入ったのは、MCUの原点に近いものであると同時に、MCUの発展に大きな影響を与えるものであるということです。この2つがあれば、好きなことをして遊べるし、強力なスタンドアロン映画を作ることができ、すべてをテーブルの上に置いておけるんです。私は、すぐにでもマーベルのチームと一緒に仕事をしたいと思っています。だから、そのうち分かるはずです。」と述べました。

続編への意欲を示したジャオ監督ですが、「エターナルズ2」だけが道ではないかもしれません。MCUの映画はすべてのフランチャイズが監督を変えずに制作しているわけではなく、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズはすべてジェームズ・ガン監督が、「スパイダーマン」シリーズはすべてジョン・ワッツ監督が制作していますが、「アイアンマン」シリーズや「マイティ・ソー」シリーズなどは監督を変更しながら制作されてきました。また、「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」で起用されたルッソ兄弟監督は「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」など別のフランチャイズにも起用されましたし、前述のジョン・ワッツ監督は「ファンタスティック・フォー」の制作を控えています。

クロエ・ジャオ監督も「エターナルズ」シリーズだけでなく、他のマーベル映画に携わる可能性もあるかもしれません。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:‘Eternals’: Chloe Zhao On Kevin Feige, Potential Sequels & Saying Yes To ‘Star Wars’ If Asked [Interview]

映画「エターナルズ」、コミックからの性別変更について「チームは人類の縮図にしたかった」と説明

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」の記者会見に登場したスタジオ代表のケヴィン・ファイギ氏とクロエ・ジャオ監督が、今作の映画においてエイジャックとマッカリがコミックから性別を変更された事について理由を述べました。

ジャオ監督はプロジェクトに参加する前からこの変更が決まっていたことを明かしました。

私が最初にこのプロセスに参加したとき、ケヴィン、ネイト(マーベル・スタジオのプロデューサー)、そしてマーベル・スタジオのチームがまとめたと思われるトリートメントを読みましたが、それら(性別変更)の決定はすでになされていました。
私がこの映画に惹かれた理由のひとつは、ただ単にキャラクターの性別を入れ替えるだけではなかったことです。チームのリーダーが母親代わりになるなど、非常に具体的に選ばれていて、その決定はわざわざなされた意味のあるものなのです。

監督はこれらの変更が昨今よく見られる平等論に合わせた適当な変更ではなく、それぞれに意味があった事を説明しました。

また、ファイギ社長はエターナルズが「人類の歴史」をテーマにしているため、「人類の縮図」に似た多様なヒーローを登場させることが重要であると説明しました。

ネイトがこのプロジェクトのために提唱していたように、人類の歴史を描くには、ヒーローが人類の縮図のように見えなければなりません。それが目標でした。

さらに、キンゴを演じた俳優のクメイル・ナンジアニさんは、エターナルズの多様性を扱った監督の方法が興味深いとコメントしました。それは「主張をするためではなく」、「物事が常にそうであった」ことを示すためであり、それは「極めて自然なことだと感じた」と述べています。

クロエが私たち全員に指示した方法で、1つ言っておきたいことがあります。もちろん、キャストやチームの多様性については、私たちもよく話しています。しかし、彼女のアプローチの仕方はとても興味深く、それは主張をするためではなく、『物事は常にこうあるべきだった』と言うためのものでした。極めて自然な感じがしました。

コミックに登場するエターナルズはほとんどが男性でしたが、映画においては男女5人ずつと均等なバランスとなりました。そしてテーマでもある多様性の表現のひとつとして、一部キャラクターは性的嗜好を変更、チームメンバーを演じる俳優には様々な人種から起用されました。

今回、映画化にあたってエイジャックとマッカリが男性から女性へと変更されましたが、コミックではそれに合わせて二人が死亡から復活した際に女性の身体へと変更されました。

コミック、映画ともども新たな外観となるエターナルズの活躍が始まることになります。

映画「エターナルズ」は 2021年11月5日 公開予定です。

ソース:MCU Boss Speaks on Gender-Swapped Characters In Eternals Movie

【噂話】チャーリー・コックスさんがMCU「スパイダーマン4」にデアデビル役としてサインしていると報じられる

Netflixドラマ「デアデビル」で主演を務めた俳優のチャーリー・コックスさんがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン4」にデアデビル役として出演する事にサインしたと、海外メディア Giant Freakin Robot が独占情報として報じました。スパイダーマンの3作目の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公開を12月に控える中での報道となりました。

チャーリー・コックスさん演じるデアデビル/マット・マードックは「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に登場するとの噂もありましたが、コックスさんはこれを一旦否定していました。

記事によると3作目にデアデビルが登場するかどうかの情報は掴めていないとしながらも、4作目に関する署名の情報を信頼できる情報筋から入手したとの事。

そもそもスパイダーマン4作目自体が公式からは何のアナウンスもありませんが、主演のトム・ホランドさんは「ノー・ウェイ・ホームがホームカミングシリーズの最後」と発言し、以降新シリーズが始まるとも取れる内容を示唆していました。

「ノー・ウェイ・ホーム」にまつわる噂や「ヴェノム」の状況を考えると、多くのファンは「ノー・ウェイ・ホーム」ですべて完結するとは考えていませんが、そうは言っても3作目の公開がまだの時点で4作目については想像もつきません。「ノー・ウェイ・ホーム」では何らかの伏線が描かれる可能性が高く、注意が必要となりそうです。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 米国公開予定です。

ソース:Exclusive: Charlie Cox Co-Starring In Spider-Man 4