映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」サム・ライミ監督はMCU映画をあまり見たことがないと語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のサム・ライミ監督が、海外メディア Fandango とのインタビューの中で、「MCUの映画は4、5本しか見たことがない」と明かしました。

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ライミ監督はインタビューの中で「アイアンマン、最初のアベンジャーズ、ブラックパンサー、ドクター・ストレンジは見たし、他の映画も少しは見ましたよ。彼らは28本の映画を作りました。私は4、5本しか見ていないので、(MCUには)それほど馴染みがないと言っておきます。」と語りました。

そして、「第一に、私が見たMCU映画は好きでしたが、それほど詳しいわけではありません。でも、第2として、私は70年代、80年代、そして90年代までのマーベル・コミックの大ファンだったということです。だから、登場人物やその物語、彼らの交流には超詳しかったんです。マーベルの映画はそれをベースにしているんです。」と原作には深い知識があると説明しました。

サム・ライミ監督の知識や原作愛がどのぐらい「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」に込められているのか、そういった点にも注目となりそうです。

本作の公式概要は以下のとおりです。

元天才外科医にしてアベンジャーズ最強の魔術師ドクター・ストレンジは、禁断の魔術によって今とは異なる世界へ通じる扉を開けてしまった。 そこは無限の可能性が存在する“マルチバース”と呼ばれる無数のパラレルワールド。 「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」での激戦の後、この謎に満ちたマルチバースの世界からの新たな脅威が人類に迫る中、ストレンジの前に立ちはだかるのは最凶の魔術を操る邪悪な“もう一人の自分”だった…。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です

ソース:‘DOCTOR STRANGE IN THE MULTIVERSE OF MADNESS’ DIRECTOR SAM RAIMI REVEALS NEW DETAILS ABOUT HIS FIRST MCU FILM

映画「ソー:ラブ&サンダー」のおもちゃリークより新たなキャラクターが判明?

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のマーベル・レジェンズ シリーズのフィギュアのパッケージ画像がSNS上でリークされました。その商品の中には既知のキャラクターの別のバージョンが含まれている事が明らかになりました。

※これより先は「ソー:ラブ&サンダー」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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投稿された写真の中にはラベジャー・ソーと名付けられたキャラクターが含まれており、ソーがラベジャーズに加入したバージョンである事が予想されます。

「アベンジャーズ/エンドゲーム」でスターロード達ガーディアンズと共に地球を旅立ったソーがその後ラベジャーズに加入するエピソードが描かれるのか、あるいは別のユニバースからの変異体であるのかは現時点で不明です。

「ラブ&サンダー」は「アイアンマン」以降、MCUで最もトレーラー公開が遅い映画となり、劇場公開の90日前を切りましたが未だにトレーラーは公開されていません。

海外ファンの間では4月11日に公開されるのではないかと考察されており、トレーラー公開を今か今かと待ち受けています。

映画「ソー/ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 米国公開予定です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のイタリア版ポスターは禁忌表現が規制されていると話題に

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のイタリア版ポスターに規制が入っている事が判明しました。Redditに投稿された英語版とイタリア版のポスターを比較すると、ドクター・ストレンジの手の形に違いがある事がわかります。

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左がイタリア版、右がアメリカ版のポスターで日本版はアメリカ版に準拠しています。

調べによるとアメリカ版や日本版のドクター・ストレンジの手のジェスチャーはイタリアの一部地域では禁忌表現となっているジェスチャーとの事。

たてた人差し指と小指は、「牛の角」を意味し、イタリアでは男女ともにパートナーを寝取られた人間には角が生える、という迷信があり、このジェスチャーは「(お前は)NTRされた間抜けなヤツ」という意味になるそうで、絶対に使ってはいけないレベルのサインのようです。

なお、指の形は同じで手首を前に突き出すようなスパイダーマンのウェブシューターのフォームは規制されてはいないとの事。ドクター・ストレンジが映画でどうなるかは不明ですが、最悪の場合は手首から先にCGによる編集がイタリア版に加えられることになりそうです。

本作の公式概要は以下のとおりです。

元天才外科医にしてアベンジャーズ最強の魔術師ドクター・ストレンジは、禁断の魔術によって今とは異なる世界へ通じる扉を開けてしまった。 そこは無限の可能性が存在する“マルチバース”と呼ばれる無数のパラレルワールド。 「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」での激戦の後、この謎に満ちたマルチバースの世界からの新たな脅威が人類に迫る中、ストレンジの前に立ちはだかるのは最凶の魔術を操る邪悪な“もう一人の自分”だった…。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です

ドラマ「ムーンナイト」、2話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2022年4月6日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」シーズン1エピソード2「Summon the Suits.(邦題:スーツ召喚)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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バスカヴィル家の犬

でかい犬に追いかけられたというスティーヴンに対して、J.Bは「バスカヴィル家の犬か?」と冷ややかな反応。この「バスカヴィル家の犬(The hound of the Baskervilles)」とは、アーサー・コナン・ドイル氏によるシャーロック・ホームズシリーズの長編小説のひとつで、口から炎を吐く、という魔犬の伝説が伝わる富豪のバスカヴィル家を舞台とした物語です。

過去に何度も映像化されたこの小説ですが、2012年のドラマ「シャーロック」シーズン2ではMCUでドクター・ストレンジを演じるベネディクト・カンバーバッチさん主演でこのエピソードが描かれています。

なお、例のモンスターを当ブログでも犬頭と表現したりしていましたが、スティーヴンの説明によるとエジプトジャッカルとの事です。

博物館はクビに

防犯カメラ映像からトイレの破壊がスティーヴンの仕業である事が判明してしまい、博物館の仕事を失ってしまいます。この時、上司のシャツからここが「ナショナル・アート・ギャラリー」という名称の博物館である事が分かります。

©MARVEL,Disney

「エターナルズ」のセルシやデインが実在する自然史博物館に勤務していたのとは違って、1話の記事でも指摘していたようにスティーヴンが勤務しているのは架空の博物館でした。

クローリー再登場

ストリートパフォーマーのクローリーが1話に続いて再登場し、クビになったスティーヴンの話の聞き手になっています。コミックでは情報屋であることを考えるとある意味真逆の立場になっていますが、今後も聞き手として登場するのでしょうか。

貸倉庫

マークが借りていた貸倉庫43番に貼ってあるQRコードをスマホで読み取ると、先週と同じくマーベルの無料コミックページにリダイレクトされます。先週よりハッキリとしているため読み取りやすく、続きが読めるようになっています。

©MARVEL,Disney

倉庫の中にはマークの荷物が保管されていました。

パスポート

鞄の中には銃やお金の他、身元を知るのにちょうどいいパスポートが入っていました。

©MARVEL,Disney

パスポートからはマーク・スペクターが1987年3月9日生まれ、アメリカのイリノイ州シカゴ出身である事がわかります。ムーンナイトの時系列が「ホークアイ」よりも後である事から2025年初頭の物語と過程すると、37か38歳ぐらいといった所でしょうか。出身地はコミック設定に準拠しています。

月神コンス

1話でも度々登場しましたが、2話では更に見やすく表示される事が増えたコンス。日本語字幕版によるとコンスという表記で行くようです。邦訳コミックやゲームではコンシュ、コンシューなどの表記が多くなっています。

レイラの登場

メイ・キャラマウィさん演じるレイラが登場し、マーク・スペクターと結婚していた事が明かされます。マークの妻としてレイラというキャラクターはコミックにはいませんが、コミックのマリーン・アルラウネをもとにしている可能性が高そうです。

マリーンはエジプトの遺跡発掘調査に加わり、マークが殺されてムーンナイトとしてコンスと契約した現場にもいました。その後マークと共にアメリカに帰り、彼の精神分裂に悩まされながらもサポートをし一緒に暮らしていましたが、結局の所彼がムーンナイトである事がマリーンの身を危険に晒している一番の原因として別れることに。マークは後に知ることになりますが、二人の間には娘のディアトリスも設けられていました。

マークとレイラが共に生活していた事、そしてマークがレイラの安全のために離婚を考えている事から、レイラとマリーン・アルラウネの設定はかなり似ているようです。

氷の中の男

スティーヴンのアパートの本棚には「The Man in the Ice」というタイトルの本が確認できますが、これはインスブルック大学の考古学者コンラッド・スピンドラー氏による実在の考古学の本です。アルプスで見つかった氷のミイラについて記されたものですが、マーベル的には氷の中で長い時を過ごしたキャプテン・アメリカやX-MENのアイスマンを連想させるタイトルです。

©MARVEL,Disney

マルスリーヌ・デボルド=ヴァルモール

レイラが好きだというマルスリーヌ・デボルド=ヴァルモールは19世紀のフランスで活躍したロマン主義の詩人です。

二人が暗証したのは「Les Séparés」という詩で、「書かないで。私は悲しいので、私の光を消してほしいのです。あなたがいない夏は、部屋のように暗いのです。」と歌っています。

スカラベ

スカラベを見たレイラは「アメミットのウシャブティを指し示すスカラベ」と説明しました。ウシャブティとは古代エジプトで死者とともに埋葬したミイラ形の小像の事で、冥界で死者の従僕として働く者と信じられていました。なお、シャワブティを呼ばれることもあります。

倉庫でドローンのように浮上したスカラベはたしかに何らかの方角を指し示していました。

二人の刑事

フィッツジェラルドとケネディがスティーヴンのもとを訪れます。彼らはエンドクレジットからこれらが偽名であり、本名はボビーとビリーである事が分かります。

©MARVEL,Disney

二人はコミック「Moon Knight (2016) #1」に登場し、マーク・スペクターを収容した精神病院のスタッフであり、アメミットの信徒でした。

ここで提示した警察手帳の詳細はハッキリとみることは出来ず、偽物警官なのか、警官が信徒となったのかは不明です。マーク・スペクターのパスポートが見つかってしまい、スティーヴンはパスポート偽造という事で手錠を掛けられます。

ロンドンブリッジ

連行シーンで一瞬映されるのは夜のロンドンブリッジ。ここは「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でスパイダーマンとミステリオが戦った場所ですが、時系列上で約半年が経過し、元通り修復されたようです。

©MARVEL,Sony,Disney

半年で修復出来る被害だったかは難しい所ですが、ヒーローの誰かが力を貸したり、なんらかの超技術によって修復されたのかもしれません。

マークの事件簿

車の中でボビーとビリーが参照しているマークの事件ファイルのナンバーは1975となっており、ムーンナイトがコミックデビューした「ワーウルフ・バイ・ナイト」#32の発行年になっています。

©MARVEL,Disney

なお、担当エージェントになっているニック・ペパンさんは「シビルウォー/キャプテン・アメリカ」以降MCU作品の開発に携わっているプロデューサーの一人で、「ワンダヴィジョン」から「ムーンナイト」までの全てのディズニープラスシリーズにも関わっています。

ここでマーク・スペクターの傭兵一味がエジプトで考古学者たちを処刑したと報告されていますが、これはコミックのムーンナイトの起源に沿ったものになっています。

コミックではマーク・スペクターの所属する傭兵隊のラウル・ブッシュマンが考古学者たちを殺し始め、マークはそれを止めようとする中で命を落とし、コンスと契約を交わし、ムーンナイトとして蘇り復讐を遂げました。

MCU版ではアーサー・ハロウの部下のテロリストとしてのラウル・ブッシュマン役にロイック・マバンザさんがキャスティングされています。今後のエピソードで登場すると考えられますが、彼がムーンナイトの起源に関わっているのかどうかはまだ不明です。

マンダリン

マンダリンは北京語の意で、「アイアンマン3」や「シャン・チー/テン・リングスの伝説」に登場したキャラクターとしてのマンダリンとは関係がありません。

なお、シャン・チーを演じたシム・リウさんは「アーサー・ハロウは北京語の先生を解雇する必要があるね」とあまり上手ではない事を指摘しています。

ユカタン出身のヴィクター

アーサー・ハロウのもとへ連れて行かれたスティーヴン。自分もヴィーガンだというハロウはレンズ豆のスープを勧めますが、その際にユカタン出身のヴィクターから教わったレシピだと紹介します。マーベル公式ではレンズ豆スープのレシピも公開されています。

ユカタンはコミックのハロウと関係の深いロケーションであり、ハロウはその地で数々の人体実験を繰り返していました。

コンスのアバター

ハロウは自身が以前にコンスのアバターであった事を明かします。コミックでもマークの前に何人かのアバターが描かれていますが、ハロウはその一人でありません。ここはMCUオリジナルとなっています。

なお、コンス以外のアバターはMCUにも既に登場しており、女神バースト(バステト女神)のアバターとしてブラックパンサーが活躍しています。バステトは映画「ソー/ラブ&サンダー」に登場するとも報じられています。

復讐の拳

ハロウは自らを「Fist of vengeance(復讐の拳)」だったと表現しました。

コンスのアバターであるムーンナイトはコミックでは「Fist of Khonshu(コンスの拳)」と表現される事が多く、一方で復讐の名を冠するスピリット・オブ・ヴェンジェンスことゴーストライダーがマーベルにはいます。これら2つの名を合体させると「Fist of vengeance(復讐の拳)」となります。

コミックの「アベンジャーズ:エイジ・オブ・コンシュ」ではムーンナイトがゴーストライダーの車を駆り、「Fist of vengeance」を体現するようなシーンもありました。今後のMCUでも再現されるのでしょうか?

©MARVEL

なお、「エイジ・オブ・コンシュ」ではメフィストによる世界の終わりを預言する悪夢を見たムーンナイトとコンシュがアベンジャーズ達の力を奪い、メフィストと対決する物語。メフィスト殺害後、まだ危機が去っていないと判断したコンシュはマンハッタンを作り変え、コンシュが支配する世界へと変貌。ムーンナイトは終末を防ぐために仲間を犠牲にする事に悩んだ結果、コンシュへの信仰を捨て、新たな信仰と力としてフェニックス・フォースを受け入れてコンシュを退けました。

ハロウの妖術

スカラベを持って逃げるスティーヴンとレイラを後目に、1話で登場したモンスターを再び召喚しました。ハロウはコプト語で呪文を詠唱している事が英語字幕よりわかりますが、呪文の内容については

MCUではこれまでにインフィニティ・ストーンに代表されるようなエネルギーの色はこだわって描写しており、同じパワーソースを持つエネルギーは同じ色で表現する事がほとんどでした。

ハロウの術は「ワンダヴィジョン」のアガサ・ハークネスの魔術と同じく紫色で表現されていますが、何らかの関連性があるのでしょうか?

©MARVEL,Disney

コントロール

「悪い魔法使いの隠れ家」に追い詰められたスティーヴンに対してマークはコントロールを渡すように話しかけます。しかしスティーヴンは応じません。

多重人格について最近判明したスティーヴンにとってコントロールを渡すことは恐怖であり、自分に戻れる保障がない事には死と同義でもあります。そのため、このような窮地に陥っても前回のようにコントロールを渡してしまうことに強い抵抗を覚えています。

視聴者的には「はやく交代すればいいのに」と思ってしまいますが、当事者にとってはそう簡単ではないのかもしれません。

ミスター・ナイト

モンスターに飛びかかられ、落下する最中にスティーヴンはスーツを召喚し、ミスター・ナイトの姿へと変身しました。

©MARVEL,Disney

コミックのミスター・ナイトをそのまま実写化したようなデザインですが、その中身はかなり変更されています。コミックのミスター・ナイトは夜にしか活動出来ないムーンナイトをサポートするようにして生まれた別の人格であり、昼間に活動する知的なキャラクターとして描かれていますが、MCU版は単にスティーヴンのパワーアップスーツとして機能しています。

ばっちりとヒーロー着地を決めたかのように思われたスティーヴンでしたが、耐えきれずに転んでしまいました。

世界再定住評議会

モンスターとの戦いで登場するバスにはGRC(世界再定住評議会)の広告が貼られていますが、この事はトレーラーの段階で判明していました。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でキャプテン・アメリカ/サム・ウィルソンに公開説教されてから、組織に変化はあったのか気になる所です。

更にバスの天井部分には「WBN 0032」と書かれており、ムーンナイトがデビューしたコミック「ワーウルフ・バイ・ナイト」#32を指しています。

©MARVEL,Disney

クレセントダーツ

ムーンナイトの使用する武器、クレセントダーツが胸のシンボル部分から取り出されています。コミックではベルトにぶら下げている武器ですが、コスチュームデザインにフィットした変更と言えそうです。

©MARVEL

コンスとの契約

マークがコンスと契約しムーンナイトとなったのはコミック通りですが、任務が失敗した時、次のアバターとしてレイラを狙っているというのは興味深いポイントです。レイラはコミックにはいませんでしたが、コミックにはムーンナイトの女性版が何人か登場した事があります。

ムーンメイドことマーメイドのムーンナイトや、ムーンナイト2099、別アースのマークの娘ジェシカ・スペクターなどです。

©MARVEL

マークはレイラが次のアバターにされないよう、永遠にコンスのアバターとして働くしかないようです。今のところは。


コンスとの契約を履行すべく、舞台はエジプトへと変わり2話が終了。スティーヴンとマークはハロウの野望を阻止できるのでしょうか。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第3話は 2022年4月13日16時 より配信予定です。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のネッドの役割はアメリカチャベスが担うはずだったという

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の作中でスパイダーマン/ピーター・パーカーの親友ネッド・リーズが作中で果たした重要な役割は、本来はアメリカチャベスが担うはずだった事を、海外メディア The Hollywood Reporter が報じました。

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記事によると、ネッドが魔法使いとしての才能を初めて見せたイベントはアメリカチャベスが担う予定だったとの事。しかしコロナ禍の影響による映画公開スケジュールの変更により「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」と「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の公開順が逆になったために「ノー・ウェイ・ホーム」でアメリカチャベスを登場される事が出来なくなった事でそのシーンを担当する予定だったアメリカチャベスに変わりネッドが代役になったと伝えています。

「ノー・ウェイ・ホーム」にアメリカチャベスが登場するはずだった事はコンセプトアートからも明らかであり、予定どおり登場していれば次元移動能力を持つ彼女がポータルを開く事は理に適っていたようです。

そしてアメリカチャベスの共同制作者であるジョー・ケーシーさんは、マーベルにはシステム上の欠陥があると指摘しました。長編映画やアニメシリーズ、玩具やゲームなどの他の媒体に登場するキャラクターの制作者に対して適切な報酬が出ない事について、「私は幸せ者です、不満はありません。なぜならこういうシステムだと理解して作ったからです。でもこうして話す事で物事を変えることが出来る事も知っています。」と述べました。

「私にとっては、お金の問題ではありません。企業から尊敬されることを期待することもありません。しかし次世代の人たちは、そのようなお金が彼らの人生を変えるかもしれないのだから、そのお金を受け取る公正な機会を得ることを望みます。」と欠陥の見直しを訴えました。

マーベルではたびたびこの問題が指摘され、過去にもサノスやウィンター・ソルジャーのクリエイターがそれぞれ不満を訴え、見直されてきた事が報道されています。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はデジタル配信中、UHD、Blu-ray、DVDなどディスクは 2022年4月27日 発売です。

デジタルレンタル配信は4月13日、ディスクレンタルは5月3日よりスタートです。

ソース:America Chavez Co-Creator Declines Marvel’s “Insult of an Offer” for ‘Doctor Strange 2’

ドラマ「ホークアイ」、ジャック・デュケイン役トニー・ダルトンさんが再演に意欲を見せる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」でジャック・デュケインを演じたトニー・ダルトンさんが、海外メディア Inverse とのインタビューで、今後のMCUで同役を再演することに意欲を示しました。

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ダルトンさんは作品を振り返り、「それは俳優として求め得る最高のものの一つです。観客と何らかのつながりがあると信じる事ができ、観客が感情移入できるようなキャラクターを演じたいものです。」と述べました。

また、この役に戻ることはあるかと聞かれたダルトンさんは、「はい、もちろんです、素晴らしいことです!」と興奮気味に答えました。

さらにジャック・デュケインというキャラクターについて「僕は他のキャラクターよりも少しミステリアスで、少しメロドラマ的でした。結局のところ、僕は番組でみんなが思っているような人物ではなかった事が判明しました。」と語りました。

最後にダルトンさんは「ホークアイ」でも秘密主義があったことについて、「彼らはエピソードや何が起こるかについてとても秘密主義で、基本的には脚本を受け取ったエピソード(その1つか2つのエピソード)で自分のキャラクターが何をするのかだけ知っていて、他のことは次のエピソードに自分が登場すると知らされるまで秘密にされているんです。」と明かしました。

ジャック・デュケインはコミックでのホークアイの師匠と同名である事からコミック同様にヴィランになると考えられていましたが、実際には悪党ではありませんでした。ヤングヒーローに負けないイケオジ枠として今後の再登場はあるのでしょうか?

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:HAWKEYE STAR TONY DALTON IS READY TO BRING THE SWORDSMAN BACK TO THE MCU

ドラマ「ムーンナイト」、ソーやブラックパンサーとの繋がりが発見される

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」の1話「もうひとりの自分」より新たなイースターエッグが判明しました。Marvel Thailand Fanpage によると、ソーやブラックパンサーとの関連性を示しているようです。

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投稿によると勤務を終えたスティーヴンが帰宅して読書をしているシーンで、アスガルドとワカンダにかんする本が置かれているとの事。

©MARVEL,Disney

本のタイトルは「what’ old is new again:ASGARD」と「History of Wakanda」となっているようです。

もともと「ムーンナイト」と「ブラックパンサー」にはエジプト地方の神々が登場し、「ソー:ラブ&サンダー」には神々の抹殺を目論む神殺しのゴアがヴィランとして登場するとされています。ムーンナイトのマスターであるコンスとブラックパンサーのマスターであるバーストは異母兄弟姉妹にあたり、北欧神話の神であるソーと共に、コンスやバーストもゴアのターゲットになる可能性は考えられていました。

「ラブ&サンダー」と「ムーンナイト」が実際にクロスオーバーするかは不明ですが、「ラブ&サンダー」にはバーストことバステト女神としてAkosia Sabetさんのキャスティングが報じられており、「ブラックパンサー」シリーズとは何らかのクロスオーバーがありそうです。

今回発見されたものは単なるイースターエッグで終わるのか、将来的な3作品のクロスオーバーを示しているのか、今後の展開には要注目です。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」には真のアガモットの眼が登場する?

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の先日公開された動画から、コミックに準拠したアガモットの眼が登場するのではないかと話題になっています。

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MCU版ではタイムストーンの器として登場していたアガモットの眼ですが、原作コミックでは麻痺、魅了、読心術、次元移動、千里眼などの特殊能力をもつアーティファクトです。

ヴィシャンティのひとり、「全てを見通すもの」の異名を持つアガモットが作ったこのアーティファクトはドルマムゥの最初の侵略から地球を守るために用いられました。以後、代々のソーサラー・スプリームによって継承されてきたアイテムになっています。

そしてこのアガモットの眼を使用する際は、使用者の額に第3の眼が開眼する事がよくあります。

©MARVEL

MCUの神聖時間軸においてはタイムストーンの器でしかなかったアガモットの眼ですが、シニスター・ストレンジがいたユニバースではコミックと同様の真なるアガモットの眼が存在した可能性があり、この動画公開によってシニスター・ストレンジがどうやって次元移動してきたのかという点についてアガモットの眼の存在はひとつの解となり得るものになっています。

コミックのアガモットの眼と同等であればタイムストーンと比べて勝るとも劣らないアイテムですが、それを敵が所持しているとなるとかなりの苦戦を強いられる事になるかもしれません。

本作の公式概要は以下のとおりです。

危険すぎる禁断の呪文によって時空を歪ませてしまったストレンジは“マルチバース”と呼ばれる謎に満ちた狂気の扉を開いてしまう。何もかもが変わりつつある世界を元に戻すため、盟友の魔術師ウォン、そしてアベンジャーズ屈指の強大な力を誇るスカーレット・ウィッチことワンダにも助けを求めるが、もはや彼らの力だけではどうすることもできない恐るべき脅威が人類、そして全宇宙に迫っていた。その宇宙最大の脅威とは、、、なんとドクター・ストレンジと全く同じ姿の人物で「宇宙への最大の脅威はお前だ」と不敵な笑みを浮かべていた…。
監督:サム・ライミ
出演:ベネディクト・カンバーバッチ/エリザベス・オルセン/ベネディクト・ウォン/レイチェル・マクアダムス /キウェテル・イジョフォー/ソーチー・ゴメス

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の米予約初日の売上が2022年で最高を記録したと報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のチケット予約がアメリカでスタートし、初日の売上が2022年で最高を記録したと、海外メディア Deadline が報じました。

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記事によるとチケットサイト Fandango の発表によるもので、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はバットマンの1億3400万ドルを抜いて2022年1位を記録したとのこと。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は2億6000万ドルを売上げ、米国史上2番目を記録しましたが、ドクター・ストレンジの具体的な数値についてはまだ発表されていません。

本作の公式概要は以下のとおりです。

元天才外科医にしてアベンジャーズ最強の魔術師ドクター・ストレンジは、禁断の魔術によって今とは異なる世界へ通じる扉を開けてしまった。 そこは無限の可能性が存在する“マルチバース”と呼ばれる無数のパラレルワールド。 「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」での激戦の後、この謎に満ちたマルチバースの世界からの新たな脅威が人類に迫る中、ストレンジの前に立ちはだかるのは最凶の魔術を操る邪悪な“もう一人の自分”だった…。

監督:サム・ライミ
出演:ベネディクト・カンバーバッチ/エリザベス・オルセン/ベネディクト・ウォン/レイチェル・マクアダムス /キウェテル・イジョフォー/ソーチー・ゴメス

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月4日 日本公開予定です。

ソース:‘Doctor Strange In the Multiverse of Madness’ First Day Pre-Sales Best So Far In 2022 For Fandango

MCU「スパイダーマン4」でネッドはヴィランになる?ジェイコブ・バタロンさんが噂に反応

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」シリーズで主人公ピーター・パーカーの親友ネッドを演じたジェイコブ・バタロンさんが、将来の映画でホブゴブリンになるのではないかという噂に対して、海外メディア Variety とのインタビューの中で言及しました。

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バタロンさんは「マーベルで長年働いてきて、何も言わないということを学んだ気がします。物事について本当に話すことはできないし、実際に真実かもしれないことを言ったら、何かを台無しにしてしまう、わかりますよね?」と述べました。

そして「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のために秘密を守っていたトビー・マグワイアさんとアンドリューガーフィールドさんの気持ちについてどう思うか聞かれたバタロンさんは、「このような素晴らしいサプライズを台無しにするのが怖かっただけだと思います。スーパーヒーロー映画だけでなく、映画界で起きた記念すべき出来事だとみんな理解していました。実際にあんなにクレイジーなことをするのは、とてもワイルドです。ただ、みんなが純粋に驚いて、大好きになれるように、できるだけ静かにしておきたかったんだと思います。」と語りました。

MCUのネッドはコミックとはかなり違うため、原作のように洗脳されてヴィランになる可能性は低いかもしれません。さらに「ノー・ウェイ・ホーム」では魔法の才能を見せ始めたため、原作とは逆にヒーローになる可能性も出てきています。

マルチバースを利用すればヒーローのネッド対ヴィランのネッドを描くことが出来そうですが、それよりも重要なのは「ピーターを思い出すこと」であるのは間違いなく、しばらくはそこが重点的に描かれると考えられます。

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」はデジタル配信中、UHD、Blu-ray、DVDなどディスクは 2022年4月27日 発売です。

デジタルレンタル配信は4月13日、ディスクレンタルは5月3日よりスタートです。

ソース:Spider-Man’s Jacob Batalon on Fame, Keeping Marvel Secrets and Playing a Leading Man in Comedy Series ‘Reginald the Vampire’