全英映像等級審査機構が映画「ソー:ラブ&サンダー」の軽いネタバレを公開

イギリスの映像審査機関BBFC(British Board of Film Classification:全英映像等級審査機構)がマーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のレーティングを12A(12歳以上)に設定し、そのレーティングの詳細説明の中でいくつかのネタバレを公開しました。

※これより先は「ソー:ラブ&サンダー」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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ウェブサイトで紹介されている、12Aに指定される原因となる項目は以下の通りです。

傷害に関する詳細

神々の剣戟で金色の血が噴射されるなど、幻想的な流血シーンがあります。ファンタジックなクリーチャーはぞんざいにバラバラにされます。悪役が怪物の首を引きちぎり、子供たちに投げつけます。ヒーローは目がないように見えます。

セックス

乱交パーティに関するコミカルな表現があります。ヒーローの局部の外見に関する軽い風刺があります。その他に、「子作り」や「ヤルこと」についての言及があります。コミカルな後姿のヌードがあります。

脅威とホラー

子供たちが夜中に怪物にさらわれ、頭を切り落とすと脅す不吉な悪役に捕らえられるという、中程度の恐怖のシークエンスがあります。時折、飛び上がるような恐怖があります。この恐怖は、コメディに彩られ、最後は安心感を与えてくれます。

暴力

長時間の幻想的な戦闘シーンがあります。男が神の首を刺します。戦士は剣、斧、手刀で戦います。神々の一団がリンチされたように見えます。

その他

軽度の乱暴な言葉があります。登場人物の末期がんがテーマになっており、それに伴う動揺のシーンがあります。


「子供たちが夜中に怪物にさらわれ」というのはゴアの子供なのでしょうか。原作のゴアは子供を失ったことで神への復讐に動き出しています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/who-is-gorr-the-god-butcher/”]

他は概ねトレーラーなどからわかっているような内容ですが、(ジェーンの)癌について明言されたのは初でしょうか。とは言え広告映像でもジェーンが病を患っている様子は描かれており、鋭い目と耳で情報をチェックしているファンにとってはさほどネタバレ感のある項目への言及はないようです。

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズの破天荒なヒーロー、雷神ソーの集大成!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の激闘後、ソーは多くの仲間を失い、戦いを避けるようにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと地球を後にしていた。 自分探し中の彼に、全宇宙の神々滅亡を誓う“神殺し”のゴアが襲いかかる。 絶体絶命のその時、ソー以上の力を持つ新たな“マイティ・ソー”に姿を変えた、元恋人のジェーンが現れた!
2人のソーがシリーズ最大の脅威ゴアに立ち向かう、破壊力2倍のロック・バトル・アドベンチャーがこの夏開幕!

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のワンダのラストについて、ファンの議論は白熱、新説も登場

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」では、エリザベス・オルセンさん演じるスカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフの衝撃なラストが待っていましたが、映画公開から2ヶ月、ディズニープラスで繰り返し気の済むまで見られるようになった事もあり、議論が再加熱しています。

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ワンダは本作での自分の行動に対する贖罪のごとく、全ユニバースのダークホールドを処分し、原本であるワンダゴアを破壊する事で幕を下ろしました。

しかしファンの多くはワンダがこれで死んだとは思っておらず、「どのようにして生き残っているか」が日々語り合われています。映画では瓦礫が崩れていく中、ワンダ特有の赤い閃光が放たれたことから、何らかの力が使われたのは明らかで、ここで何が行われたのかがポイントになっています。

一つはシールドによる防御。もっともシンプルなプランであり、十分に考えられるプランです。ワンダのカオスマジックによるシールドは「アベンジャーズ/エンドゲーム」でもサノスの剣戟を防いでいる事からもわかるように、キャプテン・アメリカのヴィブラニウムのシールドよりも強固であると考えられます。

二つ目はテレポートによる脱出。これはありそうでもなさそうでもあるプラン。コミックのワンダはテレポート能力を持っていますが、MCUではテレポートした事はありません。そのため、この場面で急にテレポートで逃げるというのはタンパクすぎるという反対意見も目立ちます。

そして最近、三つ目の説として@nataliaRROGERS 氏が提唱したのは、「別のユニバースのスカーレット・ウィッチ/アガサ・ハークネスが連れて行った」というもの。このプランはワンダが最後まで責任を取るつもりでいたこと、この展開の後、コミックのような師弟関係が築かれる期待が出来る事などから賛同意見が増えているようです。

なお、筆者はワンダが何かをした事には目を瞑り、ホワイトヴィジョンが助けに来てくれた説が好きです。

コミックとMCUは異なる設定ではありますが、コミックのダークホールドを考えると、MCUでワンダが行った行為はあまり意味のあるものではありませんでした。

MCU版でも分かる通り、ダークホールドは写本であっても威力を発揮します。つまり誰かが新たに書いてしまえば意味のない事です。劇中ではウォンが「クトーンが書いた」と説明しており、これはコミックと同様の設定ですが、クトーンは2021年のコミックシリーズ「ダークホールド」でワンダとドクター・ドゥームによって封印されるまで存在していました。つまりMCUにもクトーンが存在し続けているなら、ダークホールドはいつでも量産出来る事になります。なお、コミックでは「私が死んだら封印が解かれる」と仲間に告げていましたが、次のX-MENシリーズでワンダは殺されたため(すぐに復活しましたが)、言及はされていませんがクトーンの封印は解けてしまっています。


ワンダを演じるエリザベス・オルセンさんは「この映画の後、どうなるのかは私には分かりません。本当に知らないんです。私はファンが何を望み、どんなアイデアがあるのかを知りたいです。いずれケヴィン(・ファイギ)とその話をするのがとても楽しみです。」とインタビューにて発言しています。

エリザベス・オルセンさんもファンと同様にワンダが死んだとは考えていない様子で、ワンダのソロ・プロジェクトとして「アベンジャーズ:ザ・チルドレンズ・クルセイド」の実写化が噂されるなど、次の展開が楽しみな所となっています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中、レンタル配信は7月6日からスタート、Blu-ray、4k UHD は8月5日発売です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のプロモアートがリーク

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のグッズに使用されるプロモーションアートがリークされ、シュリやオコエの外観や、メインヴィランだと考えられているネイモア・ザ・サブマリナーなどの外観が明らかになりました。

※これより先は「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のネタバレを含んでいます。ご覧の際はご注意ください。

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シュリとオコエ

まずはお馴染みのシュリとオコエのアート。こちらは以前にリークされていた別のアートや、ロケ現場で目撃された外観と一致している様子。新たなブラックパンサーの可能性が高いシュリですが、まだこの段階では断言出来ないようです。

ネイモア

続いて海の支配者、アトランティスの王ネイモア・ザ・サブマリナー。こちらも以前にリークされていた画像と一致するような外観となっています。

アトゥマ

アトゥマ、アツマ、アッツマなど表記揺れがあるこのキャラクター。

コミックのアトゥマは海底人の一部族の長で、彼の部族は、ネイモアの部族より原始的で勇猛。自らが予言書に登場するアトランティスを侵略する者だと信じ、ネイモアが支配するアトランティスを攻撃しました。アトゥマは平均的な海底人よりも遥かにパワフルで、アンドロメダという娘がいます。

ネイモアとアトゥマの関係はティ・チャラとエムバクの関係に似ているとも言えますが、MCUのエムバクは割りと良いヤツに描かれているため、その点は少し異なります。

アトゥマが登場する可能性は1年ほど前に報じられていましたが、今の所誰が演じるかは不明です。

コミックとの比較は以下のような感じとなっています。

アイアンハート

アイアンハート/リリ・ウィリアムズについてはその外観はお預け。

アイアンマンカラーのブラックパンサーや、コミックのリリのシンボル的アイテムであるゴーグル、そしてリアクターやマーク61アーマーといったデザインが目に付きます。

中でもマーク61は気になる所で、MCUで登場したアイアンマンのアーマーはマーク49がレスキュー、マーク50が「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で使用されたナノアーマー、その後はかなり飛んで「アベンジャーズ/エンドゲーム」で使われたのはマーク85となっています。

マーク61は視聴者側にとっては謎のアーマーであり、これがベースにアイアンハートのアーマーが作られている、あるいはマーク61自体がアイアンハートのアーマーだとしたら、トニー・スタークとリリ・ウィリアムズは原作のように面識があるという事でしょうか。

それともアイアンハートのアーマー自体が既にマーク61まで制作されている、という可能性も否定は出来ませんが、天才とは言えリリが10代の少女である事を考えると少し厳しい気もする所。このあたりは「ワカンダフォーエバー」ではなく、ドラマ「アイアンハート」で語られる事なのかもしれません。


ドクター・ストレンジの公開が終わり、ソーが来週公開に迫る中、本作も公開まであと4ヶ月と迫っています。7月下旬のコミコンでファーストトレーラーの公開があるのではないかとも言われており、近いうちに実際の映像が見られるかもしれません。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 米国公開予定です。

ドキュメンタリ「Marvel Studios Assembled」の「ドクター・ストレンジ2」編の米国配信が7月8日に延期

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の裏側をカメラに収めたドキュメンタリ番組「マーベル・スタジオ・アッセンブル:ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネスの裏側」の米国配信が、2022年7月1日から8日へと延期された事が判明しました。

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米ディズニープラスの7月配信予定作品のトレーラーにて2022年7月8日配信予定である事が発表されています。

なお、記事執筆時点で日本のディズニープラスの7月配信予定のリストには記載されていません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」はディズニープラスで配信中、レンタル配信は7月6日からスタート、Blu-ray、4k UHD は8月5日発売です。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」、スコーピオン役俳優がファンと不満を共有

ソニー・ピクチャーズのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「スパイダーマン:ホームカミング」でマック・ガーガンを演じた俳優のマイケル・マンドさんが2017年に公開されて以降まったく登場しない事へのファンの不満のツイートをシェアしました。

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元のツイートでは「スパイダーマン:ホームカミングから5年が経ち、ソニーは彼と何もしていません」と投稿。マイケル・マンドさんはこれをリツイートし、何らかの意思を示しました。

マンドさんが演じたマック・ガーガンはバルチャー/エイドリアン・トゥームスの武器取引相手として登場した多数の犯罪歴を持つ殺人鬼。船上での取引の最中に逮捕され、ポストクレジットシーンではスパイダーマンに復讐を誓うシーンが用意されていました。

マック・ガーガンはコミックではスコーピオンと呼ばれるヴィランであり、後にはシンビオートに寄生されヴェノムとして活動したこともあるキャラクター。クモの天敵であるサソリのパワーを持つスコーピオンはスパイダーマンを2度打ちのめし、グリーンゴブリンと共にシニスター・トゥエルブを結成した事もありました。また、スパイダーマンの敵というだけでなく、サンダーボルツやダークアベンジャーズに加入するなど、マーベルヒーロー全体にとっても敵役であり、「スパイダーマン:ホームカミング」の後は派手に暴れる事が期待されていました。

しかし「ホームカミング」以降、ソニーは「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」をリリースし、SSU(ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース)の映画として「ヴェノム」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」、「モービウス」をリリースしましたがマック・ガーガンの登場シーンはありませんでした。

唯一、「ノー・ウェイ・ホーム」では原作コミックのスコーピオンらしきシルエットが確認されていますが、それが何を意味するかは今の所判明していません。

MCUではスパイダーマンの新たな3部作が、SSUは今後「クレイヴン・ザ・ハンター」、「マダム・ウェブ」、「エル・ムエルト」、「ヴェノム3」の制作、公開が決まっており、ドラマシリーズなどの制作も報じられていますが、スコーピオンはどの作品で戻ってくる事になるのでしょうか。

映画「スパイダーマン:ホームカミング」はディズニープラスで配信中です。

「キングスマン」のタロン・エジャトンさんがマーベル・スタジオとの面会を認める

映画「キングスマン」(2015年)などで主演を務めた俳優のタロン・エジャトン(エガートン)さんが、海外メディア Newyork Times とのインタビューの中で、マーベル・スタジオの幹部と面会した事を明かしました。タロン・エジャトンさんはウルヴァリン役についての噂がたっている人物の一人で、2022年2月のインタビューではこの噂を否定していました。

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記事によると、エジャトンさんは「それについて話すのは間違いではないでしょう。なぜなら、ヒュー(・ジャックマン)はこの役と非常に深いつながりがあるので、他の人がこの役を演じるのは非常に難しいのではないかと思うからです。でも、もし(ウルヴァリン役が)回ってきたら・・・僕にチャンスをくれることを期待していますよ。」と語っています。

インタビューでは面会があった事は認めていますが、何の役柄について話し合ったかは明かされていません。

この報道を受けて別のメディア Comicbook.com からのインタビューに応じたエジャトンさんは、ウルヴァリン役への関心を直接質問され、「やりたい」と関心が確かなものである事を認めました。

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版のX-MENについてはFOX版を愛していたファンにとってはとても気になる所で、中でも特に人気のキャラクターであるウルヴァリンについて、ファンは情報を待ち望んでいます。

タロン・エジャトンさんが実際にウルヴァリンを演じるかどうかはまだ分かりませんが、何らかのプロジェクトにかかわる可能性が高いのは間違いないようで、今後の情報には要注目です。

ソース:Taron Egerton Would Love to Play Wolverine, Marvel Studios Meeting Confirmed (Exclusive)

ドラマ「ミズ・マーベル」、4話のチェックしておくべきポイントをピックアップ

2022年6月29日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1エピソード4「Seeing Red(邦題:レッド・ダガーズ)」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想、考察などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

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カラチ

前回のエピソードの最後に言われた通り、祖母サナの待つカラチの街へと飛ぶカマラと母のムニーバ。コミックの「Ms.Marvel #12」でもカラチ旅行をして、レッドダガーと出会うエピソードがありますが、その詳細はまったくの別物です。この号は記事執筆時点現在で無料で公開されています。

コミックでは、カマラは、彼女の憧れであるキャプテン・マーベルと対立したシビル・ウォーのストーリーの出来事の後、カラチに向かいます。スーパーヴィランとの戦いで負傷したブルーノがワカンダの学校で奨学金を取得することを決めたため、カマラもカラチに向かいました。

アメリカでは学期中に家族旅行に行くことは珍しくなく、それが教育目的であると認められればそもそも欠席扱いにもならないそう。

約30時間の飛行機旅のワンシーンでは、カマラが前回のエピソードで兄の結婚式を台無しにした事で喋ってはいけないお仕置きを課せられている事が判明します。しかし、祖母に会いに行くためのこの旅行の間、その措置も解禁されるようです。

ジンナー国際空港に到着して最初に出迎えてくれたのは「チャチャおじさん」の子供たち、つまりいとこにあたるザイナブとオワイス。ザイナブはカマラの事を「相変わらず小さい」といじってきます。

カマラを演じるイマン・ヴェラーニさんの身長はプロフィールによると5′ 6″ (1.68 m)、コミックのカマラは5′4″ (1.63 m)、日本人感覚でいうと十分背が高いように思えます。ちなみに国別男女別の平均身長を調べられるサイト AVG.HEIGHT によるとパキスタン人女性の平均は1.585メートルとなっています。ザイナブの好みの身長に比べて低いという意味かもしれません。

祖母に何があったのか

空港に到着した正確な時間は不明ですが、車に乗って祖母の家についた時にはすっかり明るくなっています。空港からは遠い場所なのでしょうか?出迎えてくれた犬のマグナムはMCUオリジナルの犬です。

サナはカマラに「ジンは単なる遺伝、あなたはどうでもいい事にこだわりすぎる」とカマラに語りかけ、これまでのエピソードで少し紹介されていた分離独立の日に「バングルによって生命が救われた事」、「突然星が現れて父の腕の中に戻してくれた」と明かします。

これまでは星に導かれてという説明がされていましたが、サナの説明では突然星が現れてという言い回しになっているのが気になる所。多くのMCUファンは最近星をよく目にしているわけですが、何か関係があるのでしょうか?

©MARVEL,Disney

ナキアとの関係

祖母との話を終え、ベッドに転がったカマラはスマホを確認。しかし、ナキアからのメッセージはありません。

カマラは機内でも謝罪と共に「お願いだから返事して」と送っていますが、3話のラスト以降まったく連絡が取れていないようです。

©MARVEL,Disney

ボートクラブでのランチ

アベンジャーコンで買ったと思われるTシャツに着替えたカマラはいとこのザイナブとオワイス、そして母のムニーバと共にランチにお出かけ。しかしジーンズを履いていった事でドレスコードに引っかかり、入店させて貰えませんでした。

劇中では笑い話のようになっていますが、お隣のインドではジーンズを履く女性を嫌う傾向があり、2021年にも17歳の少女がジーンズを履いたことで親族に撲殺される事件(事件の詳細はBBCにて)があったため、服装には気をつけなくてはいけません。

カマラが顔をしかめて食べているのはパニプリ。ヒンディー語で聞いても英語で聞いてもパーニープーリーと聞こえますが、日本語ではなぜかパニプリ。

©MARVEL,Disney

カマラの指先にあるボール状のものがプーリーで小麦粉を揚げたもの。ジャガイモ、玉ねぎ、ひよこ豆などの具材を入れる場合もありますが、この店のプーリーは生地だけのシンプルなものの様子。

そして奥の器に入っているであろう液体がパーニー。パーニーは水とタマリンドやチリパウダー、チャートマサラなどを混ぜ合わせた液体で、辛いものと甘酸っぱいものの2種類が主流との事。

プーリーにパーニーを注いで一口で食べるあちらでは一般的なスナックで、屋台などで売られています。

カマラが食べたのは辛いタイプのパニプリのようで、辛いものが苦手なのも判明します。

街の案内

食後にザイナブとオワイスが街案内をしてくれますが、歴史の説明もアプリを読み上げているだけのイマドキの若者と言った描写。いとこが「最も古いカラチの住民」が住んでいる建物を紹介した際には、「フロリダ的な?」と歴史ジョークでかえすカマラですが見事にスルーされてしまいます。

北アメリカの先住民族であるネイティブ・アメリカンの祖先が約14000年以上前にアジアからアメリカ大陸にわたったとされ、最初に住み着いたのが現在のフロリダ半島にあたっていると言われている所から来る、カマラの渾身のボケでした。

その後はショッピングを楽しむシーン。500ルピーで赤い服をすすめられ、300に値切ろうとするカマラ。500パキスタン・ルピーは執筆時点のレートで約300円とお求めやすい価格。それに比べると勝手に撮影されて売りつけてくる写真の1500ルピーはなかなかのぼったくり感となっています。

©MARVEL,Disney

なお、写真店の屋台にはおなじみになりつつある無料コミックのQRコードつき。読み取りが上手くいかない方や面倒な方はこちらをクリック。今回はカマラがカラチに旅行にいく「MS. MARVEL (2015) #12」です。

写真を買うことを条件に駅までの道を尋ねるカマラでした。

カラチ駅

有料の道案内にしてはかなりの雑さでしたが、問題なく到着出来たカマラ。ざっと見て回っても特にめぼしいものはなく、ブルーノにもらったマスクを着用して立入禁止区域に侵入。

進んだ先にはアントマンのウォールアートがあり、左下には「You can start small and still be larger than life.(小さくても偉大になれる)」と書かれており、いとこに「相変わらず小さい」をからかわれた事を思い出させます。また、「カラチ × アベンジャーズ シリーズ パート4」とも書かれており、パート3までのアートが気になる所です。

©MARVEL,Disney

この文章にクレジットされているエイドリアン・アルフォナさんは「ミズ・マーベル」のコミックアーティスト。SAIRA HUSSAINさんが何者かは分かりませんでした。

謎の人物との戦い

突然飛んできたダガーをきっかけに始まる戦闘。ヌールで応戦するカマラを見て、少年は「仮面のアメリカ人はみんな超人なのか?」と質問、しかしカマラは「カナダ人かも知れないでしょ」と返しています。カマラを演じるイマン・ヴェラーニさんはカナダ人であり、出会って数分で見極めることが難しいのは間違いありません。

「そのジャンプの仕方、どこで勉強したの?ニンジャ・タートルズ?」、「そっちはドンキーコング?」とお互いの師匠について挑発し合う中、アイシャのバングルのおかげで休戦に。

ニンジャ・タートルズは正式には「ティーンエイジ・ミュータント・ニンジャ・タートルズ」で、ミラージュ・スタジオから1984年に出版されたアメコミで今なおつづくシリーズです。

しかし、このコミックはティーンエイジャーのミュータントたちが登場するマーベルの「ニュー・ミュータンツ」と、忍者集団が登場する「デアデビル」のミックスパロディとして始まっており、敵の忍者がザ・フットと名付けられているのも、デアデビルに登場するザ・ハンドが元ネタになっています。

そのため、MCUにニンジャ・タートルズというコンテンツが存在しているとなるとその元ネタになっているニュー・ミュータンツやデアデビルが昔からあったと認めざるを得なく、ちょっとしたプロットホールと言えそうです。

騒ぎを聞きつけた警備員が迫ると、少年は「Come wuth me if you want to live.」と決めていますが、これはターミネーターの名台詞。1作目ではカイル・リースがサラ・コナーに、2作目ではT-800がサラ・コナーに対して使いました。

「ミズ・マーベル」の日本語吹替では「ターミネーター」と一字一句同じではないため名台詞感はありません。

この年齢でこの名台詞を「一度言ってみたかった」とは彼も相当な映画オタクと考えて良さそうです。

レッドダガーズ

A.B.C.中華料理店へと逃げ込んだ二人。中華料理の店名としては珍しい感じですが、何を意味しているかはちょっとわかりません。ドラマ「エージェント・オブ・シールド」などを制作したABCへのリスペクトなのでしょうか?

厨房の仕掛け扉をくぐると「レッドダガーズへようこそ」と秘密基地へと招待されました。少年の名前はカリーム。

酸辣麺の赤さが気になるカマラに「アメリカ人は中国料理まで漂白(whitewash)すんのか?」と映像作品におけるホワイトウォッシュ問題についてちくり。最近ではアメリカ・チャベスに関してソーチー・ゴメスさんの起用がホワイトウォッシュだと言われた事もありました。

ボスらしき人物ワリードによると、「何百年も前から活動している」との事で、任務は「見えざる者たちから仲間を守る」事。また、クランデスティンは「君が知っているような物語に出てくようなジンとは違う」事も明かされました。

そしてクランデスティンはヌールディメンションの存在であり、ヌールの世界は私たちの世界と繋がっていると説明します。二つの世界は共存しているものの、ヌールのヴェールによって隔てられており、バングルの力でヴェールが破られたらクランデスティンの世界が押し寄せると衝撃の発表。

イメージ的には「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のインカージョンと似ており、ミズ・マーベルが初戦で背負うリスクとは思えないぐらい大きい話になってきました。

気になるのはカリームやワリードが「ヌールを感じる」という点。ドラゴンボールの気のような概念で、修行などで感じる事ができるようになるのでしょうか?

カリーム

原作ではヴィジランテとして単身活躍するキャラクターでヒーローネームがレッドダガー。ですが、MCU版では組織名であり、組織の戦士の称号となっているようです。

コミックのカリームはカマラの祖母と一緒に暮らしており、カマラは以前から面識がありましたが彼がレッドダガーである事は知らされていませんでした。カリームはいわゆる特殊能力は持っておらず、ストリートレベルのヒーローです。とはいえ、ネットでパルクールをマスターするなど、アスリート超級の身体能力を持っている事は間違いありません。

キャラクターの外観はコミック版と近く、再現度の高いものとなっています。

©MARVEL,Disney

ダメージコントロールの最高レベル警備刑務所

一方その頃、クランデスティンは刑務所に。このタイミングでダメージコントロールに刑務所施設があることが初めて明らかになりました。コミックのダメージコントロールも映画「スパイダーマン:ホームカミング」で紹介されたように物的損害の修復を担当する機関でしたが、MCU版はなにやら業種を拡大している様子です。

今回紹介された刑務所の外観は、ドラマ「シーハルク」のトレーラーに出てきた建物を一致しており、同一の可能性があります。

©MARVEL,Disney

しかし、クランデスティンが捕まったのは東海岸のニュージャージーであり、「シーハルク」の舞台は西海岸のロサンゼルス。刑務所の所在地はどこに設定されているのか今の所謎な部分です。

また、「シーハルク」のトレーラーからこの建物にアボミネーションが収監されている事も予想出来ますが、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で登場した海中刑務所ラフトでなく、ここに入れられているのも気になる所。

ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の5話ではドーラミラージュのアヨたちがヘルムート・ジモをラフトに連れて行ったため、あちらもまだ機能しているのは明らかです。新たな刑務所が必要なほどスーパーヴィランが増えているのでしょうか?

そして、最高レベル警備刑務所と紹介されたにも関わらず、その数分後にはクランデスティンが脱獄。彼らが脱獄できるならアボミネーションならもっと簡単に脱獄出来そうなものですが、彼が素直に反省しているのかどうかは「シーハルク」にてチェックです。

ビリヤニ

レッドダガーズの面々とキャンプファイヤーを囲み、ビリヤニをごちそうになるカマラ。

ビリヤニはイスラム教徒の結婚式でお祝いの食事とされているだけではなく、屋台などでも売られており国民食として幅広く愛されています。インドやその周辺国で食べられているスパイスとお肉の炊き込みご飯で、パエリア、松茸ご飯と並ぶ世界三大炊き込みご飯のひとつと称されています。

味付けにもバリエーションがあり、カマラは辛いかどうか警戒し、一口目を口にするまで勇気が必要でした。今回のエピソードは食事シーンが多く、飯テロ回となっています。

母と娘

一日掃除をしている様子のムニーバ。この豪邸なら致し方なしと言った所でしょうか。

大量のトフィーの箱に「なんで?」とサナに尋ねると、「あなたが帰ってきたときのために」と買い込んでいた事、そして帰ってこないせいでそのほとんどを食べてしまった事を明かしましす。

トフィーはバターと砂糖を高温で熱して作るお菓子で、冷めたあと、硬く仕上がるのが特徴です。発祥元であるイギリスやカナダをはじめとした、海外全般で愛されているお菓子です。

アメリカで一緒に暮らさないかと提案するムニーバですが、サナはムニーバが自分から離れていったと主張し、ムニーバはサナが変わり者だったせいで孤立したから変化を求めたと主張。サナは娘と話を分かち合いたかったとし、ムニーバは必要なのは物語ではなく普通の母親だったと、相容れません。残る2話で和解に至るのでしょうか。

ヌールのコントロール

別の日、レッドダガーズの秘密基地にてワリードがカマラにヌールのコントロール方法について説明をしています。これは3話でクランデスティンが説明したのと同じく、カマラの遺伝子とバングルの作用でこの世界でもヌールが操れる模様。

先日500ルピーで買った赤い服を着て練習するカマラに、ワリードは「自分のルーツを忘れるな。ひとりじゃない。」となにやら特別そうな青いベストをプレゼントします。ポスターに描かれたミズ・マーベルのコスチュームに近づいて来ましたがまだ及ばず、今回も最終話までお披露目がない可能性が高まっています。

襲撃

着替えの最中にクランデスティンが天井を破って襲撃してきました。なぜ場所がバレているのかは疑問な所で、ナジマがアイシャの行方を知らなかった事からバングルレーダーのようなものはないと推測出来ます。ヌールを使うだけである程度の位置がバレてしまうのでしょうか?

それと同じくらい気になるのが、脱獄犯が徒党を組んで飛行機で渡航出来てしまった事。彼らの中にテレポーターがいるとも思えませんし、謎が多い展開です。

とにかく謎の不幸が重なって追いかけられるカマラと巻き込まれた形のカリームとワリード。前輪だけで走る「ストッピー」を二人乗りでやるというカリームの凄腕バクテクニックを見せつつも、簡単には逃げられません。車両から放り出されてもヌールで着地の衝撃を抑えるのはキャプテン・アメリカの盾を彷彿とさせます。

路駐の車に乗り込んだ(無免許の)カマラは1話で兄アーミルから教わった「ビスマラー(ビスミッラー)」のおまじないを唱えながら発進。取り囲まれていたカリームを救いますが、窮地を脱するには至らず、クランデスティンの追手が迫ります。ナジマと対面していたワリードがカマラ達を追う敵にダガーを投げつけ二人を救いましたが、その隙を突かれ、命を落としてしまいました。

行き止まりに追い詰められ、ナジマの武器がバングルに当たった瞬間にまたもやヌールにつつまれ、目の前に列車を確認するカマラでしたが、それは単なるヴィジョンではありませんでした。屋根に登れる列車は実体のようであり、アイシャとサナがいたあの日にタイムトラベルしたと思わせて今回のエピソードが終了します。


カマラは駅でアイシャと直接話を出来るのか、大失態をおかしたダメージコントロールが残る2話で再び介入してくるのか、友人や家族との問題も手つかずのまま、次回へ持ち越しとなります。

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第5話は 2022年7月6日16時 より配信予定です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」出演のレナ・ヘディさんが訴訟され、本編に残っていない事が確認される

ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」のスター、レナ・ヘディさんが来週公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」を含む複数のプロジェクトに関するマネジメント手数料の未払いをめぐり。元エージェントから告訴されていると、海外メディア Variety が報じました。

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2020年にYMUとリブランドしたトロイカ社が裁判所に提出した訴状によると、「ソー:ラブ&サンダー」の出演料としてヘディさんが受け取ったとされる金額の仲介手数料として、少なくとも50万ドル(約6,700万円)が未払いになっている」と主張。同額はヘディさんの出演料の7%にあたるとしています。

またトロイカは、「9 bullet」、打ち切りとなったドラマ「Rita(原題)」などの手数料についても未納だと主張し、契約不履行で生じた損害や裁判費用の返還なども含め、計150万ドル、日本円にして2億円超の賠償請求を要求しています。

これに対し、ヘディさんは、「2005年に始まったトロイカとのマネジメント関係は、全て口約束によって継続されてきたもので、ヘディは書類に一度もサインしていなかった」と反論。また、ヘディさんはトロイカ社とマネジメントの独占契約を結んでおらず、CAAによって管轄されていたとのこと。

さらに「ソー:ラブ&サンダー」はタイカ・ワイティティ監督がヘディさんに直接アプローチして実現したプロジェクトであり、「9 Bullets」も同様にトロイカが交渉仲介した作品ではないと主張しています。「Rita」に関してはパイロット版の出演料32万5000ドルの7%にあたる2万2750ドルを支払済だと反論しています。

本件に関してヘディさんの代理人、YMU(旧トロイカ)の担当者、マーベル・スタジオは Variety の取材に記事公開までに応じなかったとの事。

レナ・ヘディさんが「ラブ&サンダー」に出演することは以前にスクーパーによって明かされており、ゼウスの妻や、コミックにおけるソーのもう一人の姉アンジェラなどが候補として海外メディアが報じていました。

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しかし、今回 Variety は映画の最終カット版でヘディさんの姿は確認出来ていないと報じています。

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズの破天荒なヒーロー、雷神ソーの集大成!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の激闘後、ソーは多くの仲間を失い、戦いを避けるようにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと地球を後にしていた。 自分探し中の彼に、全宇宙の神々滅亡を誓う“神殺し”のゴアが襲いかかる。 絶体絶命のその時、ソー以上の力を持つ新たな“マイティ・ソー”に姿を変えた、元恋人のジェーンが現れた!
2人のソーがシリーズ最大の脅威ゴアに立ち向かう、破壊力2倍のロック・バトル・アドベンチャーがこの夏開幕!

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

ソース:Lena Headey Sued for $1.5 Million Over Cut ‘Thor: Love and Thunder’ Role and More

ドクター・ドゥームのプロジェクトが進行中?米ラジオで放送された謎の音声が話題に

Twitterユーザーの@WashedUpTweeter 氏が、アメリカのラジオDJであるハワード・スターンさんがドクター・ドゥームのプロジェクトに関与している可能性を示す証拠を発見したと投稿しました。投稿ではハワード・スターン・ショーのコマーシャル中に、スターン氏とクルーのマイクがオンになったままになっており、ドクター・ドゥームを中心とした興味深い会話が展開されていました。

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この謎の会話の中でスターンさんはこの夏の仕事としてマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が電話してきたと話し、「僕はドクター・ドゥームをやるつもりだ。」と述べています。そしてこれに関してスケジュールを調整中とし、「ロバート・ダウニーJr.に電話して演技のテクニックを教えてもらったよ」と明かしています。その後もクルーにジョン・ファブロー監督の電話番号を聞くような会話も展開されていました。

会話に登場する人物たちから察するに、これが真実であればMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のプロジェクトであるのは間違いないようです。

ロバート・ダウニーJrさんはMCUでアイアンマン/トニー・スタークを演じた印象が強いですが、もともとはドクター・ドゥームとしてキャスティングが予定されていました。そのため、彼にドゥーム役のアドバイスを求めるの事は理に適っています。

しかし、ハワード・スターンさんはラジオパーソナリティとしては異例の著名人で、テレビ出演も多いものの、演技に関しては自伝映画で本人役を演じた一本だけ。

もともと、スターンさんの放送は炎上騒動や物議を醸すことが多く、聴取率を上げるため下品で過激な発言や、性的に卑猥な内容や人種差別をネタとしたジョークなどが目立つとされています。そのため、マーベルファンの一部は今回の音声もいたずらの一部ではないかと見ており、鵜呑みには出来ない姿勢を見せています。

ドクター・ドゥームはファンタスティック・フォーの代表的なヴィランであり、マーベルユニバース全体にとっても指折りの脅威のひとつ。MCUにおいても1作退場はないと考えられており、サノスや征服者カーンのように複数の作品にわたってヒーローたちを苦しめる事が予想されています。

MCUでリブートされる映画「ファンタスティック・フォー」は監督が降板したことで今後のスケジュールが不透明になっていますが、近々発表があるとされる今後のロードマップなどで新情報が公開されるかもしれません。

ソース:Did Howard Stern Just Leak Marvel Studios’ Doctor Doom Plans?

映画「ソー:ラブ&サンダー」、クリスチャン・ベールさんが映画からカットされたキャラクターをネタバレしてしまう

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」でメインヴィランのゴア・ザ・ゴッドブッチャーを演じるクリスチャン・ベールさんが、海外メディア Prensaescenario のYoutubeインタビューの中で共演したキャストについて語りました。その中で、カットされてしまった俳優について、うっかり明かしてしまいました。

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ベールさんは「タイカ(監督)は本当に、本当に、良いキャストを作ってくれました。そして、私が言及していない他のみんなも。ピーター・ディンクレイジは、最終作には登場しませんが、一緒に仕事をすることができました。彼は素晴らしい。ジェフ・ゴールドブラムとも一緒に仕事ができましたが、彼も最終作には出てこない。見てわかるように、美しい、素晴らしい作品であっても、多くのものがカットされるんです。」と語りました。

そして本作が多くの要素の確立を実現している事について「タイカが指揮をとっているおかげです。このような大規模なパレットと膨大な予算で、そのすべてをバランスよく両立させる方法を知っている人はほとんどいないでしょう。彼は素晴らしい仕事をしてくれましたよ。」と称賛しました。

ピーター・ディンクレイジさん演じるドワーフの鍛冶屋エイトリと、ジェフ・ゴールドブラムさん演じるグランドマスターの再登場はいずれも噂されていたものですが、今回のベールさんの発言によると実際に撮影されてもいたようですが、残念ながら公開バージョンには含まれないようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-thor-4-rumored-and-confirmed-all-character/”]

Blu-rayやディズニープラスの特典映像などで公開される事はあるのでしょうか。

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

アベンジャーズの破天荒なヒーロー、雷神ソーの集大成!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』の激闘後、ソーは多くの仲間を失い、戦いを避けるようにガーディアンズ・オブ・ギャラクシーと地球を後にしていた。 自分探し中の彼に、全宇宙の神々滅亡を誓う“神殺し”のゴアが襲いかかる。 絶体絶命のその時、ソー以上の力を持つ新たな“マイティ・ソー”に姿を変えた、元恋人のジェーンが現れた!
2人のソーがシリーズ最大の脅威ゴアに立ち向かう、破壊力2倍のロック・バトル・アドベンチャーがこの夏開幕!

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。