映画「ドクター・ストレンジ2」、ブラックボルト役アンソン・マウントさんが舞台裏を公開、出演についてコメント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」にインヒューマンズの王ブラックボルトとして出演したアンソン・マウントさんが、今作の舞台裏映像と出演に関するコメントを公開しました。

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噂通りの出演となったアンソン・マウントさんは「ドクター・ストレンジ、初リハーサル、着地に成功。素晴らしいスタントチームとプロデューサーのリッチー・パーマーに感謝します。」と添えて舞台裏映像を投稿。

そして、「多くのネタバレをしなくても、話すことができるようになりました。ケヴィン・ファイギ)から電話があった事は私の人生の中で最も予想外な出来事のひとつでした。最善の方法で演じることをできるようにしてくれたサム・ライミ監督と仕事が出来たのは名誉であり喜びです。最高の経験でした」とコメントしています。

米ABCが2017年に制作した「インヒューマンズ」はマーベル・ユニバースにいるインヒューマンという種族を描いたドラマで、コミックの設定的には大昔にクリー人によって人体改造された地球人の末裔。現在はディズニープラスで視聴可能です。

これまでマーベル・スタジオが制作したMCU作品にインヒューマンというワードは登場して来ませんでしたが、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で紹介される事となりました。今後MCUのアース616で正式にインヒューマンが導入されるかは不明ですが、X-MENたちミュータントと並んで注目の存在となっています。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

映画「ドクター・ストレンジ2」幻のOPがポスターに描かれていた事が明らかに

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の削除されたオープニングシーンの一部が、本作のポスターに描かれていた事が判明しました。

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Redditユーザーu/realityavengers の投稿により発覚したのは本作のScreenX向けのポスターとして公開されていたものに、削除されたオープニングとして報じられているものの一部と見られる映像が描かれているとのこと。

そのポスターはScreenX用ポスターとして公開されていたもので、ワンダの右側に焼け落ちたようなワンダの山小屋と玄関口に立つワンダ、そして向かい合うモルドの姿を確認する事が出来ます。

©MARVEL,Disney

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-doctor-strange-2-deleted-opening-scene/”]

ポスターが公開されたのは2022年4月7日と、映画公開のわずか1ヶ月前の事で、この段階ではまだこのオープニングシーンは映画に含まれていたのかもしれません。Blu-rayの特典映像などとして公開される事に期待です。

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映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、ワンダとイルミナティの削除された脚本が明らかに

現在公開中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」で、アース838に登場したワンダとイルミナティについて公開バージョンに含まれていなかった脚本があると、海外メディア Movie Scope が報じました。その内容はかなりダークなものであったと伝えています。

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記事によると、その脚本はイルミナティをヴィランとして位置づけるためのもので、アース838での出来事をもう少し描いていたと言います。

アース838のスプリーム・ストレンジがダークホールドを手にした時、「ワンダヴィジョン」のアガサと同じくスカーレットウィッチに関する予言に出くわしました。スプリーム・ストレンジはその発見をイルミナティに伝え、彼らは予言を防ぐために838のワンダにロボトミー的処置を施す結論に至りました。これは外科的手術ではなく、チャールズ・エグゼビアによって行われ、ワンダの能力へのアクセスを除去し、「家庭的なワンダ」というバリアントを生み出すことを意図していたと言います。このためにワンダの父マグニートーに相談するシーンが含まれていたとも伝えています。

最終的にこのシーンは、メインストーリーから逸脱しすぎていたことと、イルミナティのようなヒーローを悪役にするというコンセプトが必ずしもスクリーン上でうまく機能しなかったため、カットされたとの事。

この幻の脚本の流れはコミックの「ハウス・オブ・M」の流れに通づるところもあり、コミックの場合は脳の処理ではなく殺処分するかどうかでアベンジャーズとX-MENが揉めました。

公開バージョンでは終始スカーレットウィッチ(アース616)を甘く見ていたイルミナティで、対峙した際はあっさりやられるというピエロっぷりでしたが、こういった脚本で一度対処しているという油断があったのなら劇中での態度にも納得が行くようにも思えます。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ソース:The Deleted Origin Story of Wanda-838 (Exclusive)

ドラマ「シーハルク」、ケヴィン・ファイギ社長がウォンの登場を認める

現地時間の2022年5月17日、ニューヨークで開催されたウォルト・ディズニー・カンパニーの2022年アップフロント・プレゼンテーションにおいて、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が登壇し、ディズニープラスで配信予定のドラマ「シーハルク」の詳細を発表しました。

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プレゼンの中で発表されたのは以下の内容です。

「She-Hulk: Attorney at Law」(邦題:シー・ハルク:ザ・アトーニー)は30代独身の弁護士ジェニファー・ウォルターズが、6フィート7インチ(2メートル)の緑色のスーパーパワーハルクとして、複雑な人生を歩んでいく姿を描いています。全9話のこのシリーズには、スマート・ハルク役のマーク・ラファロ、エミル・ブロンスキー/アボミネーション役のティム・ロス、ウォン役のベネディクト・ウォンなど、MCUのベテランが多数出演しています。また、ジンジャー・ゴンザーガ、ジョシュ・セガラ、ジャミーラ・ジャミル、ジョン・バス、ルネ・エリス・ゴールズベリーといったキャストも出演しています。

フェーズ4で引っ張りだこのウォンがディズニープラスにも進出という事で、フェーズ1の頃のニック・フューリーのような連結役として機能しているようです。

主な制作スタッフは以下の通りです。

監督はカット・コイロ(エピソード1、2、3、4、8、9)とアヌ・ヴァリア(エピソード5、6、7)、脚本はジェシカ・ガオが務め、シリーズの製作総指揮はケヴィン・ファイギ、ルイス・デスポジート、ヴィクトリア・アロンソ、ブラッド・ウィンダーバウム、カット・コイロ、ジェシカ・ガオが担当しています。共同製作は、ウェンディ・ジェイコブソンとジェニファー・ブースです。

ドラマ「シーハルク」は 2022年8月17日 よりディズニープラスで日米同時配信です。

ドラマ「シーハルク」のファーストトレーラーとポスターが公開

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク」のトレーラーとポスターが公開されました。先日イギリスのディズニープラスが漏らしてしまっていたとおり、配信日は2022年8月17日となる事も明らかになりました。

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アボミネーションが囚われている特殊牢獄は映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」で少しだけ見えていたものと同じもののようです。

©MARVEL,Disney

ドラマ「シーハルク」は 2022年8月17日 よりディズニープラスで日米同時配信です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」の新写真に噂のキャラクターが登場か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の新たな写真が流出し、マイティ・ソー/ジェーン・フォスターやヴァルキリーの戦闘服が高解像度で確認出来る他、見慣れないキャラクターが映っている事が話題になっています。

※これより先は「ソー:ラブ&サンダー」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

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Redditに投稿されたのは以下の写真。

©MARVEL,Disney

右下は以前に報じられていた Akosia Sabet さんが演じるというワカンダの守護神バースト(バステト女神)でしょうか。

神々が集っている事を考えると、神殺しのゴアの脅威について話し合いをしているシーンかもしれません。トレーラーに登場しているラッセル・クロウさん演じるギリシャの雷神ゼウスや、まだ公開されていないその他神話の神々(ムーンナイトのエネアドなど)も登場するのかもしれません。

なお、コミックでは日本の神アマツミカボシというキャラクターも登場しますが、邪神でありソーの敵でもあるため、今回の映画で日本神話の神が登場するかどうかは分かりません。

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

この夏、マーベルいち”ノープラン”なヒーローが帰ってくる!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界―。 アスガルドの王として、そして宇宙を救うヒーローとして、家族や恋人、人類を守るために戦い走り続けてきたソーだが、多くの大切な人を失い、いつしか戦いを恐れるようになっていた。そんな彼が“自分は何者なのか”と我に立ち返り、「ヒーローは卒業だ。」と、ゼロから新たな道を歩むことを決める―。
ハード・ロックスタイルの派手な衣装に身を包み“自分探し”に迷走していたソー。ノープラン&お茶目なソーの、波乱万丈な冒険の予感させるロック・バトル・アドベンチャーが遂に始動!
“愛”と“雷”の力で宇宙を救う!?ノープランな雷神ソーの神バトル開幕!

監督:タイカ・ワイティティ
出演:クリス・ヘムズワース(ソー)、テッサ・トンプソン(ヴァルキリー)他

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」には幻に終わった5つのキャラクターがいると言う

現在公開中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」には様々なキャラクターの登場の噂が報じられ、そのいくつかは実際に登場しましたが、残念ながら登場しなかったキャラクターも多く存在します。そんな中、海外メディア Weekly Planet のジェームズ・クレメントさんが、幻に終わった5人のキャラクターについて語りました。

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以下、ジェームズ・クレメントさんとニック・メイソンさんの会話の抜粋です。

JC:ワンダがMCUのモルドを殺すのは本当だったんだ。実際に起こることだったんだ。マイケル・ファスベンダーはマグニートー役で登場する予定だった…僕は(情報筋に)『この中のどれかが撮影されたのか?』と言ったら、その人は『撮影されたけど、最終的には劇場版からカットされた』と言ったんだ、それが私の情報源の関連だ…バルダーは名前は出なかったけど、言及された…ゴーストライダーはイルミナティのメンバーとして非常に興味深い
NM:ああ、彼はイルミナティの一員になるつもりだったの?
JC:ああ、そうかな?彼はワンダと戦って多分死ぬ予定だった。そしてデッドプールはポストクレジットシーンに登場する予定だった。

ワンダとアース616のモルドのシーンは先日報じられた削除されたというオープニングを指しているようで、その他にマグニートー、バルダー・ザ・ブレイブ、ゴーストライダー、デッドプールという名前が上げられました。

このうちバルダー・ザ・ブレイブはダニエル・クレイグさんが演じる予定だったと報じられましたが、イギリスのロックダウン政策の影響で撮影は出来ていないはずです。

デッドプールについては話し合いがあったことは脚本家が認めています。

マイケル・ファスベンダーさん演じるマグニートーについては、別の海外スクーパーが「計画があったのは聞いているが彼自身は何も撮影していない」として否定しています。

残されたゴーストライダーですが、ドラマ「エージェント・オブ・シールド」でゴーストライダーとして出演していたガブリエル・ルナさんが以前に意味深な投稿をしており、今回報じられた「撮影されたけど、最終的には劇場版からカットされた」キャラクターがいるのが真実であれば、それはゴーストライダーの可能性が高いかもしれません。

「エージェント・オブ・シールド」シーズン4の最終話でゴーストライダーはダークホールドを封印するために地獄に向かっており、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のシナリオとも絡めやすかったとも想像出来ます。

ゴーストライダーも人気キャラクターの一人であり、いずれはMCUにも登場するだろうと考えられていますが、残念なことに今回は見送られてしまったのかもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

ドラマ「ムーンナイト」、プロデューサーが5話の天秤のプロットホールについて解説

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」のエグゼクティブ・プロデューサー兼ヘッドライターのジェレミー・スレーターさんが、海外メディア The Direct とのインタビューに応じ、シーズン1エピソード5「Asylum(邦題:蘇る過去)」に登場した天秤について疑問について解説しました。

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冥府ドゥアトから現世に戻るために正義の天秤の釣り合いを取るようにタウエレトから求められたスティーヴンとマークでしたが、5話の記事でも指摘したように、これは過去のエピソードで何度も仄めかされていた3番めの人格ジェイク・ロックリーがまったく関係なく、スティーヴンとマークの心臓のみで話が進んでしまった問題が残されていました。

スレーターさんは「私たちは彼(ジェイク)をそこから遠ざけていました。本質的に、マークとスティーヴンは自分たちが何者であるかを和解させる必要がありました。あのシステムの中で、自分たちが何者であるかを理解する必要があったんだ。彼らは(ジェイクの)存在に気づいていなかったので、その点ではバランスをとる必要がなかったんです。あのエピソードの中では、彼らの内面的な旅の方がずっと重要だったんです。そして多くの人が、エピソードの最後に天秤のバランスが取れるようになる原因について、健全な議論が行われているという事実が好きですね。」とあえてジェイクを入れなかったと明かしました。

さらに、「マークがスティーヴンの目的を受け入れたりすることが全てだと言う人を見ましたが、私の観点では、最後にそれらの天秤のバランスを取るのは常にスティーヴンの決断でした。スティーヴンは自分がシステムを守っていることを自覚し、ついにその役割を果たし、自分が本来あるべき姿のマントを引き受けたのです。私にとっては、マークはあのエピソードの中で自分が何者であるかを正確に知っていました。彼はそれを抑圧し、遅らせていましたが、スティーヴンは自分の目的が何なのか、なぜそこにいるのか、全くわかっていなかったのです。だから、僕らが演じたミスディレクションは、物事を理解し対処できていないのはマークだと思わせておいて、最後にはスティーヴンがその決断を下すというものなんです。でも、ファンの人たちがそれぞれの理論を持っていて、私のTwitterのメンションで議論しているのが好きなんです。それはとても楽しいことだと思うんです。」と語りました。

元記事でもこれでは納得が行かない事が指摘されていますが、天秤からジェイクを除外したのは意図的であり、ミスではない事をスレーターさんは主張しました。

スティーヴンの性格を考えると彼はジェイクの事をほとんど意識出来ていないと考えられますが、マークは自分がスティーヴンを生み出してしまった過去を理解している事が描かれていました。そのスティーヴンが病院内で棺から出てきた事と、別の棺があったこと、過去のエピソードとリンクして、マークはスティーヴン以外にも人格がある可能性に対してかなり確信が持てていたはずですが、そこに触れられる事はなく物語は進行しました。

好意的に補足するのであれば、神話では本来アヌビスが天秤の裁定を行いますが、これをタウエレトが行ったことで何かしらのエラーが生じた可能性はあるかもしれません。今回のプロデューサーの説明はいまいち的を射ないものでしたが、今後のMCUでこの天秤の重要性が上がることがあれば新たな補足説明が追加されるかもしれません。

ドラマ「ムーンナイト」シーズン1はディズニープラスで配信中です。

ソース:Moon Knight Producer Addresses Jake Lockley ‘Plot Hole’ In Episode 5 (Exclusive)

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」、削除されたオープニングの詳細が報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のオープニングシークエンスは元々別のバージョンがあったと、海外スクーパーの HeavySpoilers 氏が報じました。削除されたシーンは前作のラストからの繋がりを感じるものだったと説明しています。

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動画の中で氏は(アース616、神聖時間軸の)モルドが魔法の弓矢をもって森の奥でワンダを追い詰める所から始まると語り、「モルドは映画の序章で、ワンダがヴィランである事を示すために使われる予定でした。モルドはワンダに攻撃を仕掛けますが、出会ってものの数秒で首をはねられてしまうんです。これは映画の始まりとして大きな意味を持ち、ワンダがヴィランである事を即座に立証する事になっていました。」と説明しました。

そして、この幻のシーンのあと、実際に公開バージョンで使われていたアメリカチャベスとディフェンダーストレンジのシーンへと変わると付け加えています。

前作「ドクター・ストレンジ」のラストでモルドは「魔術師が多すぎる」とパングボーンの魔力を奪い、魔術師狩りを始める様子が描かれていました。

また、本作の中でもストレンジがモルドに襲われた事を示唆するセリフがありましたが、その活動の一環がオープニングで表示され、そして終わってしまう予定だったようです。

幸いこのシーンが削除された事でモルドは次回作での再登場のチャンスを得ましたが、アース838のマスター・モルドもその後の行方が描かれておらず、ドクター・ストレンジにとってあまり歓迎出来ない展開かもしれません。

映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」は劇場公開中です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」はソーとジェーンのラブストリーを描くものではない?監督がコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」のタイカ・ワイティティ監督が、海外誌 Empire とのインタビューに応じ、本作で久々の登場となるナタリー・ポートマンさんが演じるジェーン・フォスターについて言及しました。

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ワイティティ監督は本作に登場するジェーンが前2作と同じキャラクターを演じているわけではないと断りつつ、ジェーンを演じるナタリー・ポートマンさんの性格を反映させたかったと語っています。

ナタリーが戻ってきて、科学機器を持って歩き回るようなキャラクターを演じることはないでしょう。ソーが飛び回っている間、彼女は地球に取り残され、足を叩きながら『いつ戻ってくるんだろう』と思っている、それは希望的観測です。彼女にも冒険の一端を担ってほしいということですね。ジェーンというキャラクターには、もう少しの工夫が必要です。ナタリーは実生活でもとても面白いんです。彼女はちょっとおっちょこちょいでユーモアのセンスがあるんだけど、最初の作品ではそれが十分に生かされていなかったと思うんです。

また、監督はファンとの約束が出来ないと、次のように語っています。

映画を観てくれているファンのために、いつもリアルタイムで考えています。ソーとジェーンの登場から8年ぐらい経っていて、彼女は全く別の人生を歩んでいて、そこに最愛の人が再び登場し、自分と同じ格好をしている。ソーもびっくりです。でも、何も約束はできません。ほとんどの人は、クリスとナタリーのラブストーリーを想定していると思うんです。人々がこの映画で起こると思っていることが起こるとは約束できません。

タイトルに「ラブ」が含まれているから主人公のソーとジェーンのラブストリーになるだろう、というのはストレート過ぎる事を監督は示唆しました。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」や「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」など、秘密性の高い映画に話題が集中していたこの半年から1年でしたが、本作でもあっと驚くような仕掛けが組み込まれているのかもしれません。

「ソー:ラブ&サンダー」の公式概要は以下の通りです。

この夏、マーベルいち”ノープラン”なヒーローが帰ってくる!
『アベンジャーズ/エンドゲーム』後の世界―。 アスガルドの王として、そして宇宙を救うヒーローとして、家族や恋人、人類を守るために戦い走り続けてきたソーだが、多くの大切な人を失い、いつしか戦いを恐れるようになっていた。そんな彼が“自分は何者なのか”と我に立ち返り、「ヒーローは卒業だ。」と、ゼロから新たな道を歩むことを決める―。
ハード・ロックスタイルの派手な衣装に身を包み“自分探し”に迷走していたソー。ノープラン&お茶目なソーの、波乱万丈な冒険の予感させるロック・バトル・アドベンチャーが遂に始動!
“愛”と“雷”の力で宇宙を救う!?ノープランな雷神ソーの神バトル開幕!

監督:タイカ・ワイティティ
出演:クリス・ヘムズワース(ソー)、テッサ・トンプソン(ヴァルキリー)他

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年7月8日 公開予定です。

ソース:Natalie Portman Is Reportedly A Lot Funnier In Thor: Love and Thunder