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ドラマ「ミズ・マーベル」、エンドゲームはストリーミングされていた?脚本家が初期プランを明かすも矛盾が生まれる

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マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」のプロデューサー兼ヘッドライターを務めるビシャ・K・アリさんが、海外メディア The Wrap とのインタビューの中で、カマラ・カーンや世界の人々が「アベンジャーズ/エンドゲーム」の出来事をどのように認識していたかについて、初期の計画を明らかにしました。

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ドラマの第1話「ジェネレーション・ホワイ」の冒頭で、カマラがアントマン/スコット・ラングが出演するポッドキャストから情報を得ていた事が判明していますが、アリさんはもともとは別のプランだったと次のように語っています。

ある時、クリエイティブ・チームを拡大する前の初期段階で、私は「ケヴィン、もし『エンドゲーム』の戦いにドローンとライブ・ストリームがあったらどうする?」と尋ねました。すると彼は『ビシャ、それはダメだ』と言ったんです。エンドゲームの最終決戦にTwitchストリーマーが一人もいなかったって?冗談でしょ?。この謎解きで頭が真っ白になったと思います。だから、本当に何度もやり直していました。最終的には、サナ(コミック『Ms.Marvel』の共同制作者)のピッチになったんじゃないかと思います。あるいは、そのアイデアがどこから来たのか、実は全然知らないんです。でも、それを脚本に組み込んだら、完璧になったと思いました。個性的でした。

エンドゲームの最終決戦は何十億もの人々が戻ったばかりの瞬間で、ドラマ「ワンダヴィジョン」でモニカ・ランボーが戻ってくるシーンでも描かれていたように大混乱していました。このタイミングでストリーマーが位置を特定し、ドローンを飛ばすような事は出来なかったと考えられます。

ファイギ社長がこのプランを採用しなかった事で、市民は映像を見て「エンドゲーム」の状況を知る事は出来ず、アントマンを介したポッドキャストで事態を把握するようになるという脚本が生まれたようです。

しかしながらもうひとりのプロデューサーであるサナ・アマナトさんは「ある種の記録媒体があったと思います。人々はおそらくそれを見て映像から情報を得たのです。」インタビューで答えています。アリさんは「サナさんのアイデアでアントマンのポッドキャスト案になった」と答えていますから、どちらかの記憶が混乱しているようです。

ファイギ社長がストリーミング案を認めなかったという部分が記憶違いでなければ、映像が出回っている事はないと考えるのがいいようです。一方でS.W.O.R.D.などの機関が映像におさめている可能性については言及されていません。

そして、映像が市民に出回っていないとすれば、アベンジャーズ初期メンバーやシビル・ウォーで手配されたキャラクターたちを除いて、ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーたちの外見が知れ渡っているのはやはり合点がいかなくなってしまいます。

これらの謎については今後明かされるかもしれませんが、スコット・ラングが自慢話をしたがるというのは想像しやすく、彼がポッドキャストであれこれ広めてしまったのは面白い展開でした。

海外ではこのポッドキャストを実際に聞いてみたいという声が多く、アリさんは「ポール・ラッド、やろうよ。私が書くから、あなたはブースに座ってて。作ってみたいですね。」と述べています。

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ドラマ「ミズ・マーベル」はディズニープラスで配信中、次回、第2話は 2022年6月15日16時 より配信予定です。

ソース:‘Ms. Marvel’ EP Says Scott Lang’s Podcast Is Something She Actually Wants to Make: ‘Paul Rudd, What’s Up?’

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管理人ミルク

アメコミと出会ってはや20年以上、初めて買ったマーベル・コミックはオンスロート。X-MEN vs STREET FIGHTERではシリーズを通してマグニートーを愛用。