映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」より無料サントラが公開中

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」より、本作の無料サウンドトラックが公式公開中です。11月公開予定の本作は先日開催されたSDCC2022の中で、ファーストトレーラーが公開されました。

sponsored link
 

リンクをクリックでハリウッドレコードに飛ぶので、お好みの音楽サービスを選んでご視聴ください。ご利用のサービスによっては有料になりますので詳しくは各サービスの規約を御覧ください。

公開されているのはTemsの「No Woman No Cry」、Santa Fe Klanの「Soy」、Amaaraeの「A Body, A Coffin」の3曲です。

また、YoutubeのMarvelMusicVEVOチャンネルでも無料で公開されています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」ファーストトレーラーのチェックポイント。ワカンダ語翻訳付き

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のファーストトレーラーが公開されました。約2分のこのトレーラーからチェックしておくべき気になるポイントをピックアップして、予想や考察、イースターエッグをお届けします。

※これより先は「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

sponsored link
 

海を見つめるナキアとラモンダ

開幕から悲しい音楽と共に海を見つめるナキアとラモンダが別カットで表示されています。

音楽はボブ・マーリーさんの「ノー・ウーマン、ノー・クライ」(1974) をナイジェリアのシンガーTemsさんがカバーしたものです。「泣かないで」「小さなダーリン、涙をこぼさないで」と歌われる部分が使用されています。

©MARVEL,Disney

このあとワカンダ式葬儀らしき映像へと移りますが、この海のシーンは葬儀とは関係ないものと考えられます。

というのもワカンダは内陸にある王国で四方に海はありません。映画「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」で示されたワカンダの所在地は以下のとおりです。

©MARVEL,Disney

アトランティスとの決戦前か、決戦後のエンディングあたりのシーンでしょうか?もしくはこれは海ではなく、ワカンダ中央部に流れる大きな川かもしれません。

ドーラミラージュ

ドーラミラージュが壁際にならぶシーン。

©MARVEL,Disney

左の柱から順に「INPOWER」「T’CHALLA」「OUR HERO」「AN HONOR」「FOREVER」と書かれています。

ネイモアとアトランティス

水中出産シーンは本作のヴィランと言われているネイモア・ザ・サブマリナーの誕生を表しているようであり、クジラに捕まって移動する大勢はアトランティス軍を示していると考えられます。

第3勢力

武装した集団がワカンダが関係している船へと侵攻している様子が描かれています。

marvel.com が公開したあらすじによると、「ティ・チャラ王の死後、世界の権力者の干渉から国を守るために戦います。ワカンダの人々が次の章を受け入れようと努力する中、ヒーローたちはウォー・ドッグスのナキア(ルピタ・ニョンゴ)とエヴェレット・ロス(マーティン・フリーマン)の助けを借りて団結し、ワカンダ王国の新しい道を切り開くことになります。」との事で、普通に地球人に攻められていると考えられそうです。

この世界の権力者というのが実在の国である必要はなく、例えば架空の国ラトヴェリアの支配者などが手を出してきている可能性は否定できません。

リリ・ウィリアムズ

ワカンダのラボでシュリと挨拶を交わしているのはドミニク・ソーンさん演じるリリ・ウィリアムズ。アイアンハートになる少女です。

©MARVEL,Disney

2023年秋には単独ドラマ「アイアンハート」が控えており、そのロゴにも使用されている鉄のハートがこのトレーラーで登場しています。残念ながらアイアンハートのアーマー姿は今回はお預けとなりました。

国連シーン

国連のロゴをバックにラモンダ王女の演説の音声が挿入されていますが、これはこの場で行っているものではなさそうです。

©MARVEL,Disney

というのもこのあとのシーンのセリフとラモンダの口の動きが一致しており、その背景はワカンダになっているからです。

©MARVEL,Disney

内容的には「家族がみないなくなった」と語っており、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」でティ・チャラとシュリの両方が塵と化して「エンドゲーム」で戻ってくるまでの間のシーンのセリフだと考えられそうです。

ティ・チャラへの哀悼

©MARVEL,Disney

国全体が悲しんでいるシーンではティ・チャラの壁画も見られ、映画「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」でのアイアンマンの壁画を思い出させます。

壁画は人や手前の建物で見えない部分がありますが、ワカンダ文字をアルファベットにすると、

THE PANTHE(R)
KING FORE(VER)
LIVES IN US
AND
THE

と書かれています。かっこの中の文字は見えない部分の予想です。パンサー、王はいつまでも我々の心の中にいるという意味だと考えられます。下2行はほとんど見えないためまったくわかりません。

手前のオレンジの建物にはWAKANDAと書かれています。下の行はIMAX版がリリースされればわかるかもしれません。

ネイモラとアトゥマ

左がアトゥマで中央がネイモアのいとこ、ネイモラ、と思われるキャラクター。

©MARVEL,Disney

彼らのフィギュアが先日のコミコンで発表されました。

エムバク

エムバクがネイモアに飛びかかるシーンは、なかなか疑問が多い映像です。

©MARVEL,Disney

コミックのアトランティスは海中都市であり、このトレーラーでもそれらしき映像がいくつか表示されています。ここがアトランティスでないとすると、ワカンダ領なのかという話ですが、エムバクが支配しているのは前作「ブラックパンサー」で描かれたように雪に覆われた地域でした。

またエムバクが乗ってきたと思われる船は奥にもう一艇見えていますが、そちらには誰も乗っていないようです。手前の船の後部に船頭らしき人物がひとり見えるだけとなっています。

背景に見えるリニアレールのようなものはワカンダの文明を示しているようにも思えますが、エムバクに部下がついてきていない事など、いろいろと不思議な映像です。このシーンの前にジャバリ族のテリトリーが攻撃され壊滅し、単身復讐に来たのでしょうか?それとも予告動画から何かが消されたりすり替えられたりしているのでしょうか?

青服の女性とドーラミラージュ

ドーラミラージュ相手に一人で剣を構える女性。

©MARVEL,Disney

右肩の円形の装飾や曲剣を使っているところ、衣服が青い所がボーダー族をイメージさせます。

©MARVEL,Disney

前作で反乱を起こしたウカビと縁がある人物でしょうか?なお、ウカビを演じていたダニエル・カルーヤさんは今作に出演しないと語っています。

ミッドナイトエンジェルのアネカ

青い服装ですが前述の女性とは別で、ミカエラ・コールさんが演じています。コールさんはアネカを演じていると言われています。

©MARVEL,Disney

コミックのアネカは元ドーラミラージュの隊長でミッドナイトエンジェルズとしてワカンダを守っている人物。ドーラミラージュが表の部隊なら、ミッドナイトエンジェルズは裏の部隊と言った所です。アネカについての詳しくは昨年の記事をごらんください。

ブラックパンサー

最後にブラックパンサーの後ろ姿の少しが見えて予告動画は終わります。

©MARVEL,Disney

初見では金色の装飾に目を引かれてキルモンガーかなとも考えましたが、よくみると銀の装飾も施されています。背中の4ラインの内側部分です。

スーツの全体像が見えないのでここは妄想レベルのお話ですが、前作のキルモンガーの黒人を守りたいという願望自体は間違ったものではありませんでした。キルモンガーはシュリにとっても従兄ですし、キルモンガーとティ・チャラの思いをついで、金と銀をミックスさせたブラックパンサースーツを作るというのはあり得るのではないかという所。

ワカンダ人の男性はみな屈強な戦士タイプとして描かれていますし、足首の細さは女性である事を想像させるものです。

マルチバースのティ・チャラやキルモンガーという線も否定は出来ませんが、哀悼が台無しになりそうなのでそこまでは攻めて行けないだろうと個人的に思います。

シュリが無事にハートシェイプ・ハーブの再生に成功してハーブを飲んだときには「祖先の平原」にてキルモンガーと会える可能性はありそうです。

また、本作のあらすじの「王が不在で他国から侵略される」という流れからして、国王=ブラックパンサーという制度が本作で再考される余地がありそうです。そうなれば王は王で国を守り、ブラックパンサーは国外の事件や、宇宙、マルチバースへとアベンジャーズの加勢に行きやすくなる事でしょう。

なお、ネット上ではしばしば二代目ブラックパンサー論争を見かけますが、そもそもティ・チャラが初代ブラックパンサーというわけではありません。ティ・チャラの父ティ・チャカもブラックパンサーでしたし、そのまた前も前もずっとブラックパンサーで、隕石が落ちてハートシェイプ・ハーブを最初に食べたのが初代ブラックパンサーでした。


映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」、2ndトレーラーのチェックポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の第2弾予告が公開され、色々と新たな映像が含まれていました。今回は3分近いこのトレーラーからチェックしておくべき気になるポイントをピックアップして、予想や考察、イースターエッグをお届けします。

※これより先は「シーハルク:ザ・アトーニー」のネタバレを含んでいる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

sponsored link
 

検事なのか弁護士なのか

Youtubeで公開されたトレーラーの概要では以下のように紹介されています。

私はジェニファー。ヒーローじゃない。弁護士です―― 本作の主人公は、地方検事としてバリバリ働く、ジェニファー・ウォルターズ。 彼女のささやかな願いは、ただ普通に仕事と恋を楽しむこと。 しかし、ある事故をきっかけに、突然“シー・ハルク”の力を手にしてしまった…。 解禁された予告編では、手に入れてしまった力をコントロールするため、ハルクから直々に訓練を受けるジェニファーの姿がうかがえる。 その後は超人専門弁護士に抜擢され、アボミネーションやウォンなど、顧客となる様々なマーベル・ヒーローやヴィランによる騒動への対応に追われることに。そんな中、望まずして手に入れた最強の<ハルク>の力を巡る壮大な戦いが水面下で動き出し…?

そしてTwitterでは以下の通り。

日本の公式サイトでは「アベンジャーズ最強の力と、弁護士として最強の頭脳をあわせ持つ、天下無双のマーベル・ヒーロー<シー・ハルク>」と書かれています。

これら3つを総合して、ドラマスタート時点では地方検事で、話が進むに連れて弁護士になるという事でしょうか?これは見てみないことにはちょっと分かりません。

コミックのシーハルクは一時的に地方検事を務めたこともありますが、基本的には弁護士です。

親友はスパンデックス

スパンデックスとは、水着などに使われる伸縮性の高い弾性繊維素材のこと。

ハルクことブルース・バナーは2010年公開の「インクレディブル・ハルク」で変身するようになってからというもの、変身のたびに服がやぶれるというある種の大惨事に見舞われています。劇中でブルースは露店でスパンデックスのズボンを購入し、少なくとも下半身だけは丸出しにならずに済むように対処するようになりました。

ジェニファーがシーハルクになってしまった以上、まずは服をスパンデックスにして、ジェニファーの場合は上半身もケアする必要が出てくるでしょう。

ヒーローとしての特訓と嫉妬

バランス感覚が大切だと説明するブルース・バナーを前に、なんなくやって見せるジェニファー。そしてハルクスマッシュやサンダークラップといった必殺技までも、軽々とやってのけてしまいます。

そして法律家として立派に社会生活を送り、マスコミやファンにもヒーローとして注目される様子が描かれ、もっとも重要なポイントとして、ジェニファーはシーハルクになってもコントロールを失いません。

「インクレディブル・ハルク」から「アベンジャーズ/エンドゲーム」までの間ずっと苦しんできたブルース・バナーとは大違いで、二人のこの違いはコミックと同様になっています。

「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」では人々から恐怖の目で見られたハルクでしたが、なんでも上手くこなしてしまうジェニファーに嫉妬したのか、予告の後半ではシーハルクを崖から突き落としてしまいます。

第4の壁

コミックのシーハルク同様に、トレーラーでも第4の壁を破る様子が描かれています。

第4の壁とはもともと舞台と観客を隔てる一線の事で、想像上の見えない壁の事。そこから派生して漫画なら紙面であり、映像作品なら画面を越えて、登場人物が観客に話しかけたり、外の世界(現実世界)について語る事を「第4の壁を破る」と表現します。

「法の世界に戻りたいなら尊重するよ」というブルースに対して、ジェニファーは「あれは本心じゃないわ」とカメラ目線で視聴者に語りかけ、第4の壁を破っています。

マーベルキャラクターで同様のことをするのはデッドプールが代表的で、日本の漫画では「こち亀」の両津勘吉や部長など多数のキャラクターや「Dr.スランプ」や「ドラえもん」の登場人物、「勇者ヨシヒコ」のメレブなどが度々見せています。

フロッグマン

ファーストトレーラーにも登場していたフロッグマンらしきキャラクター。

©MARVEL,Disney

コミックのフロッグマンはユージーン・パティリオという少年。父ヴィンセントが自ら発明したフロッグスーツを着て悪事を働き、デアデビルによって投獄された後、自宅でスーツを発見したユージーンはこのスーツで善行を積んでいく事で父の汚名を雪ごうとするのでした。

アイアンマンやドクター・ドゥームの発明に比べるとスーツは本当にレベルが低く、別に大した能力もありませんが、コミック・リリーフキャラの強みか、意外と活躍するキャラクターです。

MCU版ではどのようなキャラクターになるか注目です。次のシーンで窓から飛び降りているのはヴィンセントなのでしょうか。

超人法専門部署

年配男性がジェニファーを案内するシーンは前回のトレーラーにもあったものですが、そのヴィジュアルやセリフが変更されているようです。

左が1stトレーラーで、右が2ndトレーラーの画像です。

©MARVEL,Disney

前回は人間状態のジェニファーに「君にこの部署の顔になってもらいたい」と話していますが、今回のトレーラーではシーハルクになったジェニファーに「シーハルクにこの部署の顔になってもらいたい」と、シーハルクである事の必要性を強調しているようです。これは日本語字幕だけでなく英語音声も変更されています。

ナマステ

投獄されているエミル・ブロンスキーと面会するジェニファー。エミルは人間の姿で「ナマステ」と挨拶してきます。

ナマステといえばインドやネパールで使われる挨拶で、ヨガのレッスンの始めと終わりにもよく使われています。

エミルは人間状態を維持するため、アボミネーションに変化しないために、「インクレディブル・ハルク」のブルース・バナーと同様にヨガをしているのかもしれません。

KZYO12

MCUの架空のニュース番組といえば「WHiH」局の「ニュースフロント」が映画「インクレディブル・ハルク」で登場して以降、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の1話アニメ「ホワット・イフ」シーズン1の4話でも登場し、映画「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」の削除シーンでも登場しています。

しかし今回は「KZYO12」という番組が登場しています。

©MARVEL,Disney

ティターニア

本作のヴィランの一人ティターニアの登場時間がわずかに増え、肉眼でも確認しやすくなりました。

©MARVEL,Disney

コミックの衣装と違いすぎるとして一時期批判されていましたが、俳優さんを批判するのはお門違いです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-she-hulk-jameela-jamil-reaction/”]

違いすぎるというのはこれぐらい変更された場合を指すべきだと思います。

©MARVEL,Disney

トラックスーツマフィア

シーハルクとティターニアのライブ配信にはドラマ「ホークアイ」のトラックスーツマフィアも大興奮。

「she hulk is hot , bro」とハートマークまでつけてそのセクシーさに魅了されています。

©MARVEL,Disney

ソーサラー・スプリームのウォン

ポータルから現れたウォンはジェニファーに「この世界は滅亡においやられている」と告げています。「シーハルク」の時系列はまだ明らかになっていませんが、MCUの現在であるならば最近起きたイベント、「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」におけるインカージョンを指しているのでしょうか?

「私は弁護士だから本に従います」と言うジェニファーに「ヴィシャンティの書?」と伝説の書物を引き合いに出すウォンですが、通じるはずもありません。

ウォンはこの後に表示される魔法の小手とフレイルのような武器を持つ人物を追っているのでしょうか?

©MARVEL,Disney

ダメージコントロール

ドラマ「ミズ・マーベル」で本格的に厄介者になりつつあるダメージコントロール。

©MARVEL,Disney

今回も主人公の前に邪魔者として登場するのでしょうか?

TODAY IS TODAY

カウンセリングルームのような一室で語るジェニファーの後ろには「TODAY IS TODAY」と書かれています。

©MARVEL,Disney

その下にはエミル・ブロンスキーと名前が書かれてあり、彼もこの部屋で心を鎮めているのかもしれません。

エル・アギラとマン・ブル

同じ部屋と思しきシーンではコミックに登場するキャラクターがもとになっていると思われる二人のキャラクターが表示されています。

©MARVEL,Disney

左側のキャラクターはコミックのエル・アギラの外観に似ています。エル・アギラことアレハンドロ・モントーヤは生体電気エネルギーを操るヒーローミュータント。「ミズ・マーベル」の最終話を受けて、彼がミュータントとして紹介されるかどうかは不明です。

右側のキャラクターはマン・ブルことウィリアム・トーレンスを示しているかもしれません。マン・ブルはコミック「デアデビル」に登場したヴィランのひとりで、血清によってミノタウロスのような身体とパワーを持つ怪物へと変貌しました。現状では外観がそこまで似ているわけでもなく、今の所は彼がマン・ブルかもしれないという可能性のひとつに過ぎません。

デアデビル?

予告の最後ではアクロバティックな登場をする一人の人物が顔を見せること無くフェードしていきます。

©MARVEL,Disney

その動きからしてデアデビルのようであり、手にしているのもビリークラブのように見えます。

そして顔が見えずに終わる、ヤキモキする部分のお腹を見ると、ネットフリックス版と全く同じデザインである事がわかります。

©MARVEL,Disney

デアデビルといえば赤いコスチュームが思い浮かびますが、今回のトレーラーの黄色と赤というコスチュームもコミックで着用していた事があり、これがデアデビルでなければ他に誰なんだという印象です。

MCUでは映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」にデアデビルの昼の姿である弁護士マット・マードックが登場し、先日のコミコンではドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」が2024年に全18話で配信に向けて制作することが発表されました。

おそらくはネットフリックス版と「ノー・ウェイ・ホーム」に引き続いてチャーリー・コックスさん演じるデアデビルという事になるでしょうが、ウォンもいることですしマルチバースからのデアデビルという可能性も捨てきれません。

シーハルクもデアデビルも同じ弁護士ですが、法律に則って悪人を裁こうと奮闘するシーハルクと違い、デアデビルは法で裁けない悪を人知れず裁くキャラクターです。二人共人助けを目的として活動していますがその手段は大きく違い、意見が大きく対立する可能性があります。


ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の公式概要は以下のとおりです。

私はジェニファー。ヒーローじゃない。弁護士です――
本作の主人公は、地方検事としてバリバリ働く、ジェニファー・ウォルターズ。 彼女のささやかな願いは、ただ普通に仕事と恋を楽しむこと。 しかし、ある事故をきっかけに、突然“シー・ハルク”の力を手にしてしまった…。

解禁された予告編では、手に入れてしまった力をコントロールするため、ハルクから直々に訓練を受けるジェニファーの姿がうかがえる。 その後は超人専門弁護士に抜擢され、アボミネーションやウォンなど、顧客となる様々なマーベル・ヒーローやヴィランによる騒動への対応に追われることに。そんな中、望まずして手に入れた最強の<ハルク>の力を巡る壮大な戦いが水面下で動き出し…?
アベンジャーズ最強の力と、弁護士として最強の頭脳をあわせ持つ“シー・ハルク”による、 前代未聞のリーガルコメディ・アクション、いざ開廷! 

ドラマ「シーハルク」は 2022年8月17日 よりディズニープラスで日米同時配信です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」、ネイモア役テノッチ・ウエルタさんがネタバレしそうになる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」に出演するテノッチ・ウエルタさんが、海外メディア Deadline とのインタビューに応じ、MCUに参戦する事について語りました。

sponsored link
 

SDCC2022の会場でナキア役のルピタ・ニョンゴさん、シュリ役のレティーシャ・ライトさんと共にインタビューを受けたテノッチ・ウエルタさんは、「見てくれた人たちがこのキャラクター(ネイモア)に恋をしてくれればいいのですが。なぜ彼がこのような行動をするのか、それは素晴らしい状況下で・・・これってネタバレ?ネタバレじゃないよね」と言った所でルピタ・ニョンゴさんが「ダメダメダメ、ストップ!そこで止めて」と慌てて制止しました。

レティーシャ・ライトさんの「彼って本当に面白いの」というフォローに続いて、ウエルタさんは「彼はファンタスティックです。大好きなんだ。ありがとうね。いや、本当に。ここにいて、このファミリーの一員になれたことは素晴らしい経験です。僕を本当に歓迎してくれて、インスピレーションを与えてくれるんだ。僕と、そして他の人たちのためにもね。目に見えるものを夢見ることができ、今、人々は私たち全員を見ることができるのです。私はそう感じています。」とコミックのネイモアがファンタスティック・フォーとしばしば仲が良いことを知ってか知らずか、ファンタスティックという言葉を用いて語りました。

また、Access とのインタビューではシュリとのシーンが好きだと明かしつつ、本作を「偉大で深くて美しい 」と表現しました。

私が気に入っているのは…なんと、レティーシャとの美しいシーンがあるんです。私たちは即興で演技をしていて、何かが私たちの心から生まれてきたのを覚えています。つながったんだ。そう、「私たちは同じことを話していて、歴史的に同じ傷を癒しているんだ」という感じでした。だから、私たちはアートを作ったのです。アートは心の傷を癒すものであり、あらゆることに効果を発揮する…心の絆創膏のようなものだからです。この映画は…関係者全員にとって、そしてスクリーンの前にいる人たちにとっても、映画館や家にいる人たちにとっても、そうだと思います。素晴らしく、深く、美しいものになるはず。

コミックではX-MENやイルミナティとしても活動するネイモア・ザ・サブマリナー。予告で見られたネイモアの深刻そうな表情とは裏腹に、メキシコ人らしい陽気なトークでうっかりネタバレしそうになったウエルタさんでした。本作ではヴィランとして登場するようですが、コミックのように今後のMCUではヒーローになったり、またヴィランにまわったりといったポジションの変更に期待されています。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の新発売フィギュアからアイアンハートなどのコスチュームが明らかに

アメリカのフィギュアメーカー Funko! が展開するPOP!フィギュアシリーズから、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」の商品ラインナップがサンディエゴで開催されているコミコン会場で発表され、海外メディア The Hollywood Reporter が画像付きで紹介しています。

sponsored link
 

シュリ

ワカンダの天才科学者で前国王ティ・チャラの妹。王位継承権を持つ一人。公式の世界設定本「ワカンダファイル」によると、シュリは1作目でキルモンガーが焼き払ってしまったブラックパンサーに必要なハートシェイプ・ハーブの人工製造に取り組んでいるようです。

©Funko,MARVEL,Disney

ネイモア・ザ・サブマリナー

本作のメインヴィランと報じられているネイモアは1939年のコミックでデビューしたかなり古いキャラクター。キャプテン・アメリカよりも以前に登場しています。

アメリカ人の父とアトランティスの女王のもとに生まれたネイモアはミュータントでもあり、しばしばX-MENに参加するヒーローでもあります。プライドが高く、短期で傲慢なところがありますが、海を守るためには命がけで戦います。

水中での行動に人間のような制限がほとんどない他、ソナーによるレーダー機能やデンキウナギのような放電、そして飛行能力も持ち合わせるなど地上戦もこなします。

©Funko,MARVEL,Disney

オコエ

ワカンダの国王親衛隊ドーラミラージュの隊長。

©Funko,MARVEL,Disney

ラモンダ

ティ・チャラの母でワカンダの女王。

©Funko,MARVEL,Disney

エムバク

ワカンダのジャバリ族の族長。コミックではマンエイプというホワイトゴリラのパワーを持つヴィランですが、MCU版ではなかなか良いやつに。今作の王位継承候補の一人。

©Funko,MARVEL,Disney

アイアンハート/リリ・ウィリアムズ

天才少女。コミックでは二代目アイアンマンとしても活動。以前にリークされていたアイアンハート マーク1アーマーをデフォルメしたデザインのようです。

©Funko,MARVEL,Disney

アトゥマ

アトゥマ、アツマ、アッツマなど表記揺れがあるキャラクター。

コミックのアトゥマは海底人の一部族の長で、彼の部族は、ネイモアの部族より原始的で勇猛。予言書に登場するアトランティスを侵略する者が自分だと信じ、ネイモアが支配するアトランティスを攻撃しました。アトゥマは平均的な海底人よりも遥かにパワフルで、アンドロメダという娘がいます。

本作ではワカンダvsネイモアvsアトゥマの三つ巴になる可能性も?

アトゥマが登場する可能性は1年ほど前に報じられていました

©Funko,MARVEL,Disney

ネイモラ

ネイモラことアクアリア・ノーティカ・ネプテューヌはネイモアのいとこ。彼女もまた人間とアトランティス人のミックス。こちらも以前のリークをデフォルメしたデザインになっているようです。

©Funko,MARVEL,Disney


ブラックパンサーのフィギュアはネタバレ防止のために見送られたのでしょうか。Funko Popは10月1日に12ドルで発売予定です。

映画「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」は 2022年11月11日 公開予定です。

ソース:Comic-Con: ‘Wakanda Forever’ Pop! Figures Coming From Funko (Exclusive)

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」に噂のM.O.D.O.K.登場が確認されたと報じられる

サンディエゴで開催中のSDCC2022のマーベルのメガパネル内で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」のペイトン・リード監督と主要キャストが登場し、トークセッションが行われました。その中で、かねてより噂となっていたM.O.D.O.K.が実際に登場する事が確認されたと、海外メディア Comicbook.com が報じています。

sponsored link
 

記事によると会場では映画の一部が公開され、本作では征服者カーンが一人で支配を目指すわけではない事が明らかになったと伝えています。そしてカーンとモードックは協力してスコット・ラング、ホープ・ヴァン・ダイン、キャシー・ラングを追い詰めていくとの事です。

MCUのモードックがどのようなヴィジュアルになるかは不明ですが、コミックやゲーム、アニメなどのモードックは以下のような特徴的なデザインになっています。

©MARVEL,Disney

モードックの演者について今の所公式発表はありませんが、アントマン1作目でヴィランを演じていたコリー・ストールさんが演じるのでないかとも報じられています。

マーベル・ユニバースの強力なヴィラン二人を相手にアントマンはこれまでの調子で対抗していけるのでしょうか?

また、本作のメインヴィランである征服者カーンは本日発表された「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」に大きく関わると見られ、アントマンたちはかなりの苦戦を強いられる可能性が高いようです。

本作のファーストルックとなるポスターも公開されているので、未チェックの方はこちらからご確認ください。

映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」は 2023年2月17日 米国公開予定です。

ソース:Comic-Con 2022: MODOK Confirmed as Ant-Man 3 Villain

ドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の新トレーラー公開でデアデビルも登場か

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク:ザ・アトーニー」の新たなトレーラーが公開されました。3分近い動画の中では第4の壁を破る様子や、以前のトレーラーに登場していたエミル・ブロンスキーがアボミネーションに変身する様子も含まれています。

sponsored link
 

※日本語字幕版を追加

おなじみになりつつあるウォンも登場し、「シャン・チー/テン・リングスの伝説」で見られたウォンとアボミネーションのその後が描かれるのかもしれません。また、動画のラストではデアデビルと思しきキャラクターなども含まれています。

ドラマ「シーハルク」は 2022年8月17日 よりディズニープラスで日米同時配信です。

映画「ソー:ラブ&サンダー」、シフの未使用ストーリーやゴアの初期デザインのアートが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」より、レディ・シフやゴア・ザ・ゴッドブッチャーの未使用のコンセプトアートが公開されました。2013年に公開された「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」から久々にMCUの表舞台に再登場したシフには少しばかりの物語の計画があったようです。

sponsored link
 

アーティストのジェレミー・ラブさんが自身の ArtStation で公開したコンセプトアートは以下のようなもの。他にも多数のアートが公開されていますので、詳しくは ArtStation を御覧ください。

©MARVEL,Disney

公開バージョンでも登場した巨獣神ファリガーの住処と思われる氷の惑星で、その信徒たちと並び立つシフの姿が描かれています。また、コメントによるとこれらのアートに登場する背景は3Dレイアウトまで作成されていたようで、このサイドストーリーはかなりの段階まで進んでいたようですが実際に撮影される事はなかったそうです。

シフを演じるジェイミー・アレクサンダーさんはディズニープラススピンオフの制作を望んでおり、別の場所でこのエピソードに関して語られる可能性もありそうです。

続いてケン・バルテルミーさんがInstagramにて公開したゴアの初期デザインが以下のようなもの。

「バージョン1と2、どちらがお好み?」と2つのゴアのデザインを公開し、「クリスチャン・ベールがキャスティングされる前に制作した初期デザインです。ベールが演じたキャラクターをすごく気に入っています。」とコメントを添えています。

ゴアのデザインに関しては「ハリー・ポッター」シリーズのヴォルデモートと被らないように苦労したとタイカ・ワイティティ監督が明かしており、初期案ではコミックからデザインをがらっと変える計画をしていたようです。

©MARVEL

コミックのゴアと映画のゴアを比べると、最終的にはキャストの鼻を削らない事で差別化をはかった事が伺えます。

ゴアのストーリーを考えると最終的には愛され、救われるべきキャラクターである事から、異質でありながらも嫌悪されないデザインにする必要があったようです。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は劇場公開中です。

アニメ「アイ・アム・グルート」のファーストトレーラーが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「アイ・アム・グルート」の初のオフィシャルトレーラーが公開されました。このトレーラーは現在サンディエゴで開催されているコミコンSDCC2022のパネル内で公開され、あわせて新ポスターも公開されています。

sponsored link
 

過去にはワンダの登場ドラックス登場の可能性が指摘されていましたが、今回のトレーラーからは今の所確認されていません。また、既に2ndシーズンが動き始めているとも報じられています。

「アイ・アム・グルート」の公式概要は以下のとおりです。

このやんちゃなベビーから銀河系を守ることはできません。ベビー・グルートは、彼自身の短編集で主役になり、星の中で成長し、トラブルに巻き込まれる彼の栄光の日々を探りますので、ご準備ください。
「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズでグルートの声を担当しているヴィン・ディーゼルが、みんなの大好きな小さな木、ベビー・グルートの声を担当します。

アニメ「アイ・アム・グルート」は 2022年8月10日 米ディズニープラスで一挙5話配信予定です。記事執筆時点で日本のディズニーからの公式アナウンスはありません。

ドラマ「ミズ・マーベル」よりカマラ・カーンの別の未使用コスチュームが公開

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ミズ・マーベル」より、主人公カマラ・カーンの未使用コスチュームのコンセプトアートが公開されました。先日も未使用アートが公開されていましたが、今回は別のアーティストによるデザインとなっています。

sponsored link
 

アーティストのムシュク・リズヴィさんは「twitterでの初投稿です。自分で投稿したことがなかったので、妹にツイッターの投稿の仕方を聞いていました(笑)。これはマーベル・スタジオのために作った最初の作品です。ディズニープラス のショー、ミズ・マーベルのために。素晴らしいアーティストのチームと一緒にショーに取り組むことができ、とても嬉しかったです。」とコメントを添えて投稿しています。

コミックのカマラの上着の裾が直線であるのに対して、シンボルマークのS字にそった特徴的なデザインがMCUの公開版で採用されたコスチュームに通じているようです。

ドラマ「ミズ・マーベル」シーズン1はディズニープラスで配信中です。