「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」公開10周年、ルッソ兄弟監督がエンドゲームまでのMCUの思い出を振り返る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」が今月、劇場公開から10周年を迎えました。MCU映画で最高の作品として挙げられることも多い本作のメガホンを取ったジョー・ルッソ、アンソニー・ルッソ兄弟監督が、海外メディア GamesRadar+ とのインタビューでMCUに参加した日々を振り返りました。

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スコットランドのセント・アンドルーズで開催されたサンズ国際映画祭に参加していたルッソ兄弟監督はインタビューに応じ、MCUに参加するきっかけになった「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」について語っています。

アンソニー監督は「本当に歳を取ったなと感じますね。」と前置きし、「正直に言うと、それは本当にスリリングでした。私たちにとって、その期間は全体的に非常に没頭していて興奮するものでした。実質的にその映画でMCUに参加し、7年後の『エンドゲーム』でそれを去りました。その全体のライドは、どんどん乗客が増えていくジェットコースターのようでした。私たちは2012年にマーベルと一緒に働き始め、『エンドゲーム』は2019年に公開されました。考えてみるとわずか7年間で、それだけのことが詰まっていたということです、7年間で4つの映画ですね。」と述べました。

さらに、「家族は私たちにとって本当に重要なんです。」と付け加えました。

「私たちは大家族で育ち、私たちの映画や仕事は常に家族の延長線上にあると見なしてきました。自分の大切な人たちから離れて時間を過ごすのであれば、愛する他の人たちと一緒であることが望ましいです。私にとって最も目立つのは、これらの映画から出てきた私たちの関係がどれほど長く続いているかです。私たちの創造的な共同作業者、俳優の友人、私たちが一緒に仕事をしたすべての人々は、今もたくさんの時間を共に過ごし、彼らと非常に親しい関係を築いており、多くの思い出を共有しています。」

ジョー監督は兄弟が「観客と対話することが好きです。」と付け加え、「それが私たちが常にアプローチしてきた方法ですし、私たちの作品を通してさまざまな形で見ることができます」と説明しました。

そしてアンソニー監督は「私たちは積極的な観客が好きです。なぜなら、私たちは映画ファンとして、そして一般的なポップカルチャーファンとして育ちました。ファンダムが物語を自分たちのものにする方法や、ファンとしてそれにもたらすことができる創造的なプロセスが大好きです。『アベンジャーズ:エンドゲーム』の映画館に座って、そのボリュームやエネルギー、そして映画館内での観客の反応の強さを感じることが出来た事、私たちは劇場でそのレベルの強さを以前に経験したことがなかったと思います。そして、それは特別なことでした。」と語りました。

ルッソ兄弟監督は「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」でMCUの制作に参加し、「シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」をもってMCUを卒業しました。

2020年、まだ「アベンジャーズ5」と「アベンジャーズ6」が公式発表されていなかった段階で、兄弟監督は「シークレット・ウォーズ」の実写化に取り組みたいとしつつ、ケヴィン・ファイギ社長にも提案済みだと語っていました。

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また、「エンドゲーム」のエピローグでキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースがインフィニティ・ストーンを返して回った旅路を映画化してみたいとも話していました。

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「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の制作発表後は、これらの発言が影響していたせいかすぐに兄弟監督の復帰が噂されましたが、兄弟はこれを否定

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その後は「アイアンマン」のジョン・ファヴロー監督、「ブラックパンサー」シリーズのライアン・クーグラー監督、「スパイダーマン」「ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス」のサム・ライミ監督、「デッドプール&ウルヴァリン」のショーン・レヴィ監督、MCU外から「Gravity(ゼロ・グラヴィティ)」や「Children of Men(トゥモロー・ワールド)」のアルフォンソ・キュアロン監督らの名前が候補として報道されました。

この中でライアン・クーグラー監督については、ケヴィン・ファイギ社長が明確に否定していました。

「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」の後継とされる「キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド」や「サンダーボルツ」が劇場公開に向けて進行中であり、監督が興味を示していた「シークレット・ウォーズ」もこの1、2年で動き出すと見られています。

MCUのフェーズ5も後半に差し掛かり、「シークレット・ウォーズ」でどのような結末を迎えることになるのか、注目されています。

映画「キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー」はディズニープラスで配信中です。

ソース:10 years after Captain America: The Winter Soldier, directors the Russo Brothers share their favorite MCU memories

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【噂話】映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でとある再会が描かれる?

マーベル・スタジオが開発中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でとある再会が描かれると、海外スクーパーが報じました。本作には「アベンジャーズ/エンドゲーム」を超えるキャラクターが登場するのではないかとも考えられていますが、それはどのようなものになるのでしょうか。

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MTTSH 氏は「アベンジャーズ/エンドゲーム」のワンシーンを引用して「彼らはシークレット・ウォーズで再会する」と投稿。ロバート・ダウニーJr.さん演じるアイアンマン/トニー・スタークと、トム・ホランドさん演じるスパイダーマン/ピーター・パーカーの再会を予告しました。

しかしこの投稿に対して寄せられたファンのコメントは一様に懐疑的で、「同じ俳優なの?」や「違うバージョン(変異体)って事でしょ?」などと投稿されており、引用されたような感動的な再会とはならないだろうと予想しています。

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長はRDJさんをアイアンマン/トニー・スタークとしてリザレクト(蘇生)させるつもりはないとも以前に発言している事で、実際に「シークレット・ウォーズ」でアイアンマンとスパイダーマンの再会があるとすれば、やはり別の人が演じるアイアンマンの変異体という可能性が高いと考えられます。

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それが悪のアイアンマンであれば戦闘に発展する事もありえるわけで、ピーターにとってはさらにつらい状況になっていくかもしれません。

今回のスクーパーの投稿が現時点で真実のプロットだとしても、映画の公開までまだ3年も余裕があり、いくらでも変更される可能性がある事は考慮しておく必要があります。

映画「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」は 2027年 劇場公開予定です。

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クリス・エヴァンスさんが最近のスーパーヒーロー映画事情についてコメント、「陰口ではありませんよ」

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」などでキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じたクリス・エヴァンスさんがエメラルド・シティ・コミコンに登場し、最近のスーパーヒーロー映画が置かれている現状についてコメントしました。

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エヴァンスさんは「コミック映画、スーパーヒーロー映画が映画として受けるべき評価を得てないと考えている」と述べ、それらの映画も他の映画と同様に簡単に作れるわけではないと主張。「もし簡単だったら、もっとたくさんの良いコミック映画があるはずでしょう?陰口を言っているわけじゃありませんよ。」と昨今のこれらの映画の低調ぶりにも言及しました。

そして一部のマーベル作品は「客観的に見ても素晴らしい映画だ」とコメントしています。

2023年 の C2E2 でコミック映画を続けている理由について質問された際には「そういう計画ではありませんでした。」としつつも、「こういった映画の制作に入る前にコミックを調査するうちに、ファンになっていくんです。キャラクターや素晴らしいストーリーが見えてきて、映画の起点を発見するわけです。すべてのクリエイティブな人が同じアイデアに取り組もうとしている。コミックスは、みんなが「これをみんな見たことがある」と言える共通の土台を提供してくれます。私たちはそれを読んだとき、それを見たときの気持ちをみんな知っている。それが始まりです。そして、それは映画を作る際に非常に役立つし、すでに素晴らしいファンベースが組み込まれているのです。」と、これらのジャンルの映画への愛を熱弁していました。

クリス・エヴァンスさんはスティーブ・ロジャースを演じた事に誇りを持っているようで、それが故に「アベンジャーズ/エンドゲーム」で終わった物語を再開することは「難しい」と、過去のインタビューで明かしています。

しかしながら、「再演の可能性が絶対にないわけではない」ともコメントしており、戻って来る可能性も残されています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-chris-evans-steve-rogers-3/”]

メディアやスクーパーはエヴァンスさんが既に「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の契約にサイン済みだとも報告していますが、もちろん本人やスタジオはこれについてコメントしていません。

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【噂話】マーベル・スタジオのキャプテン・アメリカスピンオフ「ノーマッド」はかろうじて生きていると言う

マーベル・スタジオが開発中と噂されていた「ノーマッド」について、先日は開発中止の可能性が報じられていました。しかし新たにプロジェクトは「ほとんど死んでいるがかろうじて生き残っている」と報告されています。

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2020年に最初の開発の噂が報告され、その後2022年に商標登録されている事が判明していた「ノーマッド」ですが、先日、いくつかの商標が取り下げられていると報告され、その中に「ノーマッド」も含まれていました。

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-trademarks-filed-2022-07/”]

[nlink url=”https://mavesoku.com/marvel-copyright-cancel-project/”]

スクーパーのチャールズ・マーフィー氏は取り下げられたプロジェクトのうち「ノーマッド」だけが再びアクティベートされていると報告し、まだ完全に終わったわけではない可能性があると指摘しています。

ただし、このプロジェクトは公式発表された事がないという事と、マルチバース・サーガにあまり関係がなさそうな事、そしてディズニーCEOがMCUを量から質へと転換していくと発表していることから、「ノーマッド」がすぐにでも破棄される可能性は依然として高いようです。

「ノーマッド」はキャプテン・アメリカの同名コミックであり、政府高官が悪の組織のトップだった事からアメリカの正義を信用できなくなったスティーブ・ロジャースがコスチュームを脱ぎ捨て、盾を返上し、キャプテン・アメリカの名を捨てて孤独な旅をしていた時のヒーローネームです。

ノーマッドにはスティーブ・ロジャース以外のバージョンも多数ありますが、MCU版の「ノーマッド」は「アベンジャーズ/エンドゲーム」の最後でスティーブ・ロジャースがインフィニティ・ストーンを返していく旅に焦点をあてるのではないかと考えられていました。

過去でキャプテン・アメリカが二人存在すると問題になるため、スティーブが別の姿と名前を名乗って旅をする必要性は高いものであり、そうしなかった事により、「エンドゲーム」の劇中でスティーブはトラブルに遭遇しました。このアイデアはファンのお気に入りでしたが、この内容であればこれはフェーズ3までのインフィニティ・サーガを補完するための作品であり、フェーズ4からフェーズ6のマルチバース・サーガとはあまり関係がないのは明らかです。

マーベル・スタジオは「ノーマッド」の開発に意欲があるようですが、現状のディズニーの方針ではかなり危ういプロジェクトのようであり、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」などに繋がるようなエキサイティングな仕掛けを組み込む事で、スタジオはディズニー幹部を納得させる必要があるのかもしれません。

ソース:The Skinny on Marvel Studios ‘Nomad’

ケヴィン・ファイギ社長がRDJさんのアイアンマンについて「元に戻すつもりはない」とコメント

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長が海外メディア Vanity Fair とのインタビューの中で、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でアイアンマン/トニー・スタークを演じたロバート・ダウニーJrさんを元の役に戻すつもりはないと語りました。

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ファイギ社長は「アベンジャーズ/エンドゲーム」でのトニー・スタークの最期の瞬間を振り返り、「私たちはその瞬間を保存し、二度と触れないつもりです」と語りました。そして、「私たちは皆、この目標を達成するために何年も懸命に努力してきました。これを魔法のように元に戻したいとは思っていません。」と、トニー・スタークの復活を考えていない事を明らかにしました。

その一方で、スクーパーたちはRDJさんやキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースを演じたクリス・エヴァンスさんが「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」の出演にサインしているともレポートしています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-avengers-secret-wars-chris-evans-rumor/”]

ファイギ社長がサプライズのために嘘をついている可能性はゼロではありませんが、社長とスクーパーのどちらも正しいケースも想定されます。

つまり彼らが元の役ではなく別の役として再登場するという事であり、例えばロバート・ダウニーJr.さんがキャプテン・アメリカを演じ、クリス・エヴァンスさんがアイアンマンを演じると言った他、全く別のキャラクターとして登場するようなアイデアを準備しているのかもしれません。

クリス・エヴァンスさんも何度もキャプテン・アメリカの再演について難色を示しつつも、可能性はゼロではないとしつつ、別のキャラクターであれば挑戦したいという意欲を見せています。

[nlink url=”https://mavesoku.com/mcu-captain-america-chris-evans-steve-rogers-3/”]

ケヴィン・ファイギ社長がどのような図面でこのシリーズの未来を描いているのか、その片鱗が見えてくるまでまだしばらく時間がかかりそうです。

映画「アイアンマン」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Robert Downey Jr.’s Third Act: “He’s Lived a Complicated Life. He Understands the Stakes”

「ロキ」S2、脚本家が「アベンジャーズ/エンドゲーム」と矛盾しているタイムトラベル論について語る

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン2のヘッドライターを務めるエリック・マーティンさんが、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューに応じ、本作のロキには「アベンジャーズ/エンドゲーム」で説明されたタイムトラベルとは異なる現象が起こっている事について語りました。

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マーティンさんは「そもそも不可能な事なんです。O.B.も『こんな事は起こり得ない』と考えています。TVA自体には現実と異なるルールがありますが、それが何を意味するかは完全には理解していません。」と、矛盾ではなく、不可能だと考えられていた事が起こり始めるという変化を描いていると指摘しました。

「ロキ」ではメビウスが説明したように「TVAでは時間の概念がない」というルールがベースにあるとした上で、ロキの過去の行動が現在に反映されたタイムスリップ現象はあくまで例外の事例であるようです。

マーティンさんは「私たちが決めたルールの範囲内で仕事をしないようにしていたわけではありません。私はただそれらを成長させ続けようとしていただけです。思い浮かんだシーンがすぐに頭に残ってしまったのですが、あるシーンがパラダイムを壊すようなものには絶対にしたくありませんでした。それが私たちが部屋で話したまさにその場面です。」と続けます。

そして「過去作のルールの範囲内に留まるだけでなく、それを拡大し、成長させ、TVA全体の世界を成長させようとしていたのです。」と語りました。

マーティンさんが言う「変化」のきっかけになっているのがシーズン1の最後に描かれた在り続ける者の死であり、彼が警告していたように彼の死によって神聖時間軸に変化が生じ、ロキたちがシーズン2で未知の現象を体験することになったようです。

今回のインタビューでは触れられませんでしたが、シルヴィの復讐の結果は神聖時間軸のいつから影響が現れているのかが気になる所。というのも「ミズ・マーベル」でもカマラ・カーンが過去の行動を現在に反映させるタイムトラベルを経験しており、彼女もまた「例外」となってしまったと言えるのでしょうか。

マーティンさんはあくまで「ロキ」のヘッドライターですから、この話はもっと上の立場の人間でないと知り得ない事なのかもしれません。

ドラマ「ロキ」シーズン2はディズニープラスで配信中です。

ソース:‘Loki’ Head Writer Eric Martin Talks Episode Four’s Explosive Ending: “There’s Meaning in All of It”

映画「マーベルズ」にサノスは登場する?

マーベル・スタジオが制作するMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「マーベルズ」の劇場公開が近づく中、本作にサノスが登場するのかしないのかといった疑問が話題となっています。きっかけとなったのは先日公開された公式の予告映像です。

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映像の冒頭、「アベンジャーズ/エンドゲーム」のワンシーンから始まる「マーベルズ」の予告ですが、その後、サノスの「エンドゲーム」での映像も挿入されています。

過去の映画のシーンをフラッシュバック映像として本編内で使う事は十分に予想できる事ですが、海外メディア The Direct では、サノスを演じるジョシュ・ブローリンさんがこの「マーベルズ」の予告内で「エンドゲーム」にはなかった「There will always be more to finish my work.」というセリフを口にしていると言います。

セリフ自体も「エンドゲーム」時に収録され、使用されなかったものである可能性はありますが、このサノスのセリフが本作のヴィランであるダー・ベンのシーンに重ねられているのも気になるポイントになっています。

MCUでのサノスの再登場自体は予想されていたものです。「エターナルズ」で弟のエロスが紹介された事から「エターナルズ2」では回想シーンなどで再登場する事が期待されていました。また、「デッドプール」や「アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ」、「アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ」でサノスの変異体が登場する可能性も十分にあると見られていました。

「マーベルズ」にサノスが登場するとしたら中々予想外であり、実際に登場するとしたらどのような役割になるのか、その答えを知るまでにそう長くの時間はかかりません。

映画「マーベルズ」は 2023年11月10日 に劇場公開予定です。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のポータルシーンは元々何も決まっていなかったと言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」のVFXスーパーバイザーを務めたダン・デリュー氏が、海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中で、アベンジャーズが集うためのポータルシーンがどのようにして作られたか、その制作過程について明らかにしました。 

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デリューさんは「その日はみんなが集まっていて、巨大な、本質的にはとても高価な、すべての俳優がそこにいるような日でした。それで、プレビズ映像について編集のジェフ・フォードと話し合ったんです。」と撮影の段階ではほとんど何も決まっていなかった事を明かしました。

「元々、誰が生き残って、いつ戻ってくるかは分かっていましたが、それをスローダウンさせて、観客にヒーローの帰還を歓迎するチャンスを与える必要がありました。『タイタンから誰が最初に来るのか?ガーディアンズが出てきて、それからスター・ロードが現れるんだ。スパイダーマンを最後にしよう』というような事はその日に決まりました。だから、とてもエモーショナルになるように作られていて、オープニングウィークエンドのファンの反応の良さは、私たち全員にとって素晴らしいものになりました。」と振り返っています。

「エンドゲーム」を象徴するシーンの一つであるポータルのシーンが事前に綿密に打ち合わせされたわけではなく、その場で考案されたというのは中々に驚きの制作スタイルですが、結果的にこのシーンは多くのファンの心に刺さったようです。

ちなみに、「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と「アベンジャーズ/エンドゲーム」は合わせて900時間以上のフィルムを撮影したと監督が明かしており、削除された未公開のシーンなどがまだまだ存在します。アメリカのディズニープラスでは時折追加で公開されていますが、日本のディズニープラスに動きはありません。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

クリス・エヴァンスさん、MCU復帰への可能性について「絶対にないとは言えない」と語る【2023年9月版】

俳優のクリス・エヴァンスさんが海外メディア GQ とのインタビューの中で自身の俳優人生を振り返り、将来について語りました。その中で自身の代表作でもあるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)でのキャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースの再演について、今回も言及しました。

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半ば定例報告のようになりつつもあるキャプテン・アメリカの再演の可能性について、エヴァンスさんは「素晴らしい経験だっただけに、絶対に(再演が)ないとは言いません」と言います。「でも、とても貴重な経験でもあります。とても誇りに思っている。さっきも言ったように、ときどき信じられないことがある。もし、それが金目当てのように感じられたり、期待に応えられなかったり、元の作品とつながりがないように感じられたりしたら、私はそのような目に遭いたくありません。だから、すぐにはできないと思います。」と、回答的にもほぼいつもどおりと言った内容を語っています。

近々スティーブ・ロジャースの死が描かれるのではないかとも噂されていますが、多くのファンが望んでいるのはそういったカムバックではないはずで、実際に再演が果たされる時、どのような登場になるのか今後の情報にも注目です。

クリス・エヴァンスさんは現地時間の9月9日に約1年の交際を経て、ポルトガル出身の俳優アルバ・バチスタさんと米マサチューセッツ州ケープコッドの私有地にて結婚式を挙げています。パーティーにはロバート・ダウニーJr.さんやクリス・ヘムズワースさん、怪我から回復したジェレミー・レナーさんらアベンジャーズ俳優がアッセンブルしており、会場となったホテル内で目撃されています。

映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」はディズニープラスで配信中です。

ソース:Chris Evans Is Having Second Thoughts

ディズニーがキング・サノスのアベンジャーズ・ライドの新たなアートを公開

ウォルト・ディズニー社が先日行われた D23 Expo 2023 のイベントの中で、昨年の D23 で発表していたキング・サノスのライド・アトラクションの続報と新たなアートを提供しました。ディズニーランド・リゾートのアベンジャーズ キャンパスの3番目のアトラクションとして開発が進められているこのアトラクションでは、アベンジャーズと共に映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」でサノスが勝利してしまった未来のキング・サノスと対決する事になります。

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今回公開されたのは来場者が乗ることになる乗り物のコンセプトアートで、ディズニーは「世界と現実の間、さらには地球上とその先の世界の間」を飛び越えるように設計されていると言います。

©MARVEL,Disney

また、「ポータル技術と空を操縦するための飛行能力を組み合わせ、ヒーロー(と新兵)が必要な場所に展開できるようにする」とも説明しています。

アトラクションのストーリーやライドのスピードなどの全体的な体験内容はまだ明らかにされていませんが、ウォルト・ディズニー・イマジニアリングは「物理的」かつ「大規模」な環境、そして「没入型メディア」になると示唆しています。

また、マーベル公式はこの乗り物について、「アベンジャーズ/エンドゲーム」のトニー・スタークによるタイムスーツ、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のザンダー星のスペースジャンプ、そして「ブラックパンサー」のワカンダの技術が組み込まれていると解説しています。

まだまだ、オープン日などは決まっていないようで、今年もスケジュールに関する発表はありませんでした。

以下の動画は昨年発表時に公開されたものです。