【噂話】キングピンがMCUドラマ「ホークアイ」で戻ってくると報じられる

年内の配信に向けて制作中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」に人気のヴィランの一人、キングピンが戻ってくると海外メディア The Dierct が報じました。これはRedditに投稿されたリーク情報が元になっており、Netflixドラマ「デアデビル」でキングピンを演じたヴィンセント・ドノフリオさんが再演すると記事は伝えています。

情報源によると、チャーリー・コックスさん演じるデアデビルは当初、「ホークアイ」で復帰する予定でしたが、スケジュールの都合で出演できなかったと報じられています。

さらに、この報道によると、「ホークアイ」は、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公開と同時期に初演されることになっており、この2つの作品には関連性があるとのことです。

同じ情報筋は以前、「ホークアイ」は今年の11月に開始されると言っていました。つまり、番組の後半のエピソードは、トム・ホランドさん主演の続編の12月17日の公開に合わせることになります。

コミックでは犯罪組織のボスであるキングピン/ウィルソン・フィスクは、「ホークアイ」に登場する聴覚障害を持つヒーロー、エコー/マヤ・ロペスと関係性の強いキャラクター。マヤの父はキングピンの命令で殺害されましたが、キングピンはマヤを養女として育て、デアデビルを父の仇として教え込み、命を狙わせます。

アラクア・コックスさん演じるエコー/マヤ・ロペスがコミックとどの程度同じなのか、何が異なるかなど一切あかされていませんが、以前から配信前にも関わらず、スピンオフプロジェクトの準備が進められていると報じられています。

また、デアデビルは「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」に登場すると報じられている事から、この年末にデアデビル、キングピン、エコーの3人が2つの作品を通じてカムバックあるいはデビューし、その後ドラマ「エコー」にて偽りの復讐劇が深く展開されていくのかもしれません。

情報の信頼性について何とも言えない部分もあるようですが、キングピンを演じるヴィンセント・ドノフリオさんはこれらのレポートにイイねをした(その後キャンセルした)と報じられています。

また、ドノフリオさんはNetflixの「デアデビル」が打ち切られた際にSaveDareDevil運動を立ち上げ、続編の再開について意欲的な姿勢を見せていました。

今回の報道どおりドノフリオさんのキングピンが戻ってくるのであれば、Netflixでデビューした他のマーベルキャラクターについても大きな一歩となりそうです。

ドラマ「ホークアイ」は、2021年後半にディズニープラスで配信予定です。

ソース:Jeremy Renner’s Hawkeye Series Rumored To Bring Kingpin Back to the MCU

海外ファンが「ワンダヴィジョン」と「ロキ」の奇妙な繋がりを発見し話題に

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」と「ロキ」に奇妙な繋がりがあることを海外ファンが指摘し、話題となっています。その奇妙な繋がりとは「ワンダヴィジョン」最終話と「ロキ」最終話を同時に再生することで発覚したようです。

すでにそのシンクロ動画も作成されているので、同時再生が難しいよという方はこちらを参考にしてみてください。

それぞれの最終話を再生してから27分頃から、ワンダはスカーレットウィッチへと覚醒し、カオスパワーが収束しきった28分頃に、在り続ける者は「たった今越えたぞ、境界線を」と語るのです。

「ワンダヴィジョン」は2023年の地球でのイベントであり、「ロキ」は時の終わりという時間の概念が不明な場所でのイベントです。これを同時に起きた、と言えるのかはわかりませんが、なんとも奇妙な一致となっています。

コミックのスカーレットウィッチはネクサスビーイングに分類され、分岐を作りかねない生命体としてTVAに監視されている、というエピソードがあります。

MCUでもワンダがマルチバースの扉を開いてしまうだろうと言われていましたが、「ワンダヴィジョン」内でそういう描写は特になく、次回登場作の「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」で何かが起こるものと考えられていました。

この奇妙な時間の一致がマーベル・スタジオによって仕組まれたものかどうかは不明ですが、ワンダがMCUに混沌をもたらすといったファンの予想はやはり間違っていないのかもしれません。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1、「ロキ」シーズン1はディズニープラスにて全話配信中です。

ソース:Marvel made the finales of ‘Loki’ and ‘WandaVision’ sync up perfectly, and we almost missed it

ドラマ「シーハルク」にジョシュ・セガーラさんがキャスティングされていると報じられる

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク」にジョシュ・セガーラさんがキャスティングされていると、海外メディア Deadline が報じました。シーハルク/ジェニファー・ウォルターズを演じるタチアナ・マスラニーさん、ハルク/ブルース・バナーを演じるマーク・ラファロさん、他役割が公表されていないジンジャー・ゴンザーガさん、ジャミーラ・ジャミルさん、レネー・エリス・ゴールズベリーさんに加わる事になります。

ジョシュ・セガーラさんはDCのテレビドラマ「ARROW」に地方検事エイドリアン・チェイス役として出演した経験があり、法廷もの、ヒーローもののドラマとして関連性の高い俳優さんです。

記事によると今の所役割は不明で、マーベルの公式コメントもないとの事。

制作は映画「ウソはホントの恋のはじまり」のカット・コイロ監督。ショーランナーとして脚本家チームを率いるのは、米アニメ「リック・アンド・モーティ」の脚本家ジェシカ・ガオさん。

「シーハルク」はすでに撮影が始まっており、撮影現場ではハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロさんの姿も目撃されています。撮影終了時期、及び配信時期に関しては不明です。

ドラマ「シーハルク」はディズニープラスにて配信予定です。

ソース:‘She-Hulk’: Josh Segarra Joins Tatiana Maslany In Marvel Series

ドラマ「ロキ」監督、ミス・ミニッツのスラッシャー映画を作りたい意欲を示す

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のケイト・ヘロン監督が、海外メディア The Hollywood Reporter とのインタビューの中で、「ミス・ミニッツのスラッシャー映画を見てみたい」というインタビュアーのアイデアに賛成しました。

インタビューの最後に「いつかMCUに戻ったら、恐ろしいミス・ミニッツのスラッシャー映画を作ってくださいよ」というインタビュアーに対して、「そうしたいわね(笑)。それが私の夢だわ」と同意しました。

スラッシャー映画とはホラー映画のジャンルのひとつで、サイコパスな殺人鬼が主人公集団を刃物などで惨殺していくタイプの映画。「ハロウィン」や「13日の金曜日」などが代表的な作品です。

「ロキ」シーズン1の終了時点でミス・ミニッツが何者だったのかはわかっておらず、彼女が在り続ける者の産物だったのか、元々TVAとは個別の存在だったのか、そして在り続ける者がいなくなった今、ミス・ミニッツの存在がどうなったのかも明確になっていません。

監督は6話のシタデルでミス・ミニッツとの戦闘シーンが予定されていた事を以前に明かしましたが、戦ったとしてどうやって倒すのかなど、ファンの疑問は尽きません。

現在、監督は「ロキ」シーズン2に戻らない事を明かしており、マーベルとの仕事の予定は今の所ないとコメントしています。

ミス・ミニッツはシーズン2で戻ってくるのでしょうか?また、ケイト・ヘロン監督が戻ってきてスピンオフ作品が作られる事はあるのでしょうか。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:‘Loki’ Director Kate Herron on Casting Jonathan Majors with Peyton Reed and Sylvie’s “Horrible Goodbye”

ドラマ「ロキ」、在り続ける者のキャラクターポスターが公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」シーズン1の最終話に登場した「在り続ける者」のキャラクターポスターが公開されました。ジョナサン・メジャーズさんが演じた「在り続ける者」の変異体である征服者カーンは今後のMCUで強大なヴィランとして立ちはだかると考えられています。

「在り続ける者」は登場しすぐに退場となりましたが、ジョナサン・メジャーズさんは映画「アントマン&ワスプ:クアントゥマニア」で征服者カーンとしてキャスティングされており、「ロキ」のシーズン2にもカーン役で再登場するのではないかと見られています。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

映画「ブラックウィドウ」、興行成績が2週目で大幅下落、全米劇場所有者協会は非難声明を発表

先週公開されたMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ブラックウィドウ」の興行成績が大幅下落した事が各種海外メディアにより報じられています。先週、オープニング週末興行収入で全世界で2億1,500万ドルを稼ぎ、2021年1位を獲得していましたが、公開2週目の週末において、約67%の落ち込みを記録しました。

2021年7月9日に公開された「ブラックウィドウ」は、国内で8,000万ドルのオープニング興行収入を記録、また、プレミアアクセスでの購入でも6,000万ドルを獲得し、合計で1億4,000万ドルのデビューとなりあました。さらに、「ブラックウィドウ」の10日間の興行収入は、米国で1億3,200万ドル、海外では1億3,200万ドルを超えており、全世界での累計興行収入は2億6,400万ドルに達しています。

しかし2週目はそこから大きく下落し、Deadlineによると、「ブラックウィドウ」の米国での週末の興行収入は2,625万ドルで、この結果、「ブラックウィドウ」は、劇場版とHBO Max版が同時公開された「スペース・プレイヤーズ」に次ぐ2位となったとの事。

MCU作品の第2週目の週末の最大の落ち込みの記録は、これまで62%の落ち込みを記録した「アントマン&ワスプ」でしたが、特に劇場チェーンは「ブラックウィドウ」がディズニープラスで同時公開されたことを、この急落の理由として指摘しています。

この事態に対して全米劇場所有者協会(NATO)は声明を発表。NATOは「ブラックウィドウ」を「とてもよくできていて、評判が良く、待望の映画」と評する一方で、以下のように述べました。

このパンデミック時代の即興的な公開戦略は、ディズニーや同時公開モデルにとって成功であるという主張にもかかわらず、独占的な劇場公開は、映画のライフサイクルのあらゆるサイクルにおいて、すべての関係者にとってより多くの収益を意味することを示しています。

プレミア・アクセスの収益は新たに得られたものではなく、より伝統的なPVODのウィンドウから前倒しされたものであり、もはや選択肢ではないことを無視しています。失われた劇場での収益と、放棄された従来のPVODでの収益と合わせて、これらの質問に対する答えは、同時公開が、映画の存続期間中の視聴者一人当たりの収益において、ディズニーに負担をかけていることを示しています。

NATOは、この同時公開がなければ、「ブラックウィドウ」は1億ドルで公開され、最初の週末だけで1億3千万ドルを稼げたはずだと主張しています。劇場オーナーは「ブラックウィドウ」の公開計画に対して、公開前から不満を表明しており、こうした劇場とディズニーの緊張関係は今に始まったことではありませんでした。

NATOは、「海賊版がブラックウィドウのパフォーマンスにさらに影響を与えたのは間違いなく、まだ公開されていない国際市場での今後のパフォーマンスにも影響を与えるでしょう」とディズニープラスのデータをコピーした高画質、高音質、さらに公式の字幕や吹替音声付きという非常に高品質な海賊版が初日から出回っている事についても指摘。Deadlineでは被害額は2億ドルを超えるだろうと伝えています。

「最も重要な答えは、同時公開はという手法はパンデミック時代の遺物であり、パンデミックそのものとともに歴史に置いていくべきだということです。」と今回のディズニーの公開方法を否定し、締めくくっています。

作品を視聴する側からすれば視聴スタイルを自由に選択出来るのは利点であり、1年以上待たされた「ブラックウィドウ」は期待に応える作品だったと思います。しかしその数字には新型コロナウイルスの影響が色濃く反映されており、映画市場がまだまだ回復していない現状を示しています。

「ブラックウィドウ」の次に劇場公開されるMCU作品「シャン・チー/テン・リングスの伝説」については、今年の5月に「45日間の劇場による独占公開がされる」と発表されており、配給する側もまだまだ手探りの状態であることを表しています。

映画「ブラックウィドウ」は劇場公開中 & ディズニープラス・プレミアアクセス配信中です。

ソース:Movie Theater Owners Blame Marvel’s ‘Black Widow’ Box Office ‘Collapse’ on Disney Plus Launch

ドラマ「エージェント・カーター」のリンジー・フォンセカさん、MCUのマルチバースが大好きだと明かす

ABC制作のドラマ「エージェント・カーター」に出演していたリンジー・フォンセカさんが海外メディア Comicbook.com とのインタビューの中でドラマ「ロキ」で描かれたマルチバースについて質問され、そのアイデアが気に入っている事を明かしました。

フォンセカさんは7月30日配信開始のディズニープラスの新シリーズ「ターナー&フーチ」のインタビューの中で、先日配信された「ロキ」と「エージェント・カーター」の話題に触れられると、「素晴らしいわ。私はエージェント・カーターのファンをとても愛しています」と答えました。

フォンセカさんは「エージェント・カーター」でヘイリー・アトウェルさん演じるペギー・カーターの友人アンジー・マルティネリを演じていましたが、「ロキ」のフィナーレでMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のマルチバースが始まった事で、アンジーとペギーが一緒にいるユニバースがあると思うか質問され、以下のように答えました。

分かります、それは驚くべきことではありませんか?それは・・・私はそれが大好きです。マルチバースのアイデアは本当に大好きです。ヘイリーと一緒に仕事をすることは、毎日が喜びでした。「え?」と思うような奇妙な愛のつながりです。でも、ペギーやアンジーと一緒にいると、「オーマイガー!気に入ったわ」という感じでした。私は彼女たちのためにここにいるのです。

「ロキ」の第1話では、TVAでペギー・カーターの変異体の可能性が見られましたが、残念ながらそれ以上描かれる事はありませんでした。

「ターナー&フーチ/すてきな相棒」シーズン1は、2021年7月30日よりディズニープラスで配信開始、「エージェント・カーター」は全シーズン、ディズニープラスで配信中です。

ソース:Agent Carter’s Lyndsy Fonseca Still Loves Angie and Peggy Shippers

ドラマ「アーマー・ウォーズ」、ドン・チードルさんが開発「超初期」段階であると明かす

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アーマー・ウォーズ」の主人公ジェームズ・ローズを演じるドン・チードルさんが、海外メディア Collider とのインタビューの中で、「アーマー・ウォーズ」の開発が「超初期」段階であると明かしました。

チードルさんはインタビューの中で「僕が知っているのは2週間以内に部屋にこもって、物語の背骨を折って、誰が、何を、いつ、どこでやるのかを実際に考え始めるということだけです。開発の超初期段階なので、ネタバレしたくても出来ません。何が起こるか分からないんです。」と述べました。

また、APエンターテイメントとのインタビューでは「興味深いものになるでしょうね。僕らはその番組がどんなものになるか話している所です。来年あたりから撮影が始まると思いますが、今はストーリーを練っているところです。その旅がどのようなものになるのか、この作品の反復がどのようなものになるのかを決めています。もちろん、(コミックの)『アーマー・ウォーズ』を知っている人は、このシリーズが何であるかを知っているでしょう。しかし、映画ではあまり見られなかったローディという人物を、どのように確立し、深く掘り下げていくかということも重要です。」と語りました。

「アーマー・ウォーズ」は現状で監督や脚本は不明で、公式発表されているのは「トニー・スタークが恐れた最悪の恐怖が現実になる」物語ということ。

コミックの「アーマー・ウォーズ」はトニーのアーマー技術が流出したことが原因で多くのヴィランが独自のアーマーを利用するようになり、社会が混乱。トニーはアーマー技術を悪用するヴィランを止めるために闘うのですが、徐々に暴走していき、一般市民に被害が及ぶなど、彼自身も破滅に向かっていくというストーリーとなっています。

MCUではトニー不在のため、ドン・チードルさん演じるウォーマシン/ジェームズ・ローズを中心に展開するようです。

多くのファンはこの番組に「アイアンハート」が登場するのではないかと考えており、敵役としてドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のラストで不穏な動きを見せたシャロン・カーターや、映画「アイアンマン2」の敵の一人、ハマー・インダストリーズのCEOジャスティン・ハマーが戻ってくるのではないかと考えています。

撮影時期が来年のどこか、という事を考えると、配信時期は早くて2022年内、あるいは2023年となりそうです。

今後も情報があり次第、このブログでお伝えして行きます。

ドラマ「アーマー・ウォーズ」はディズニープラスで配信予定です。

ジャミーラ・ジャミルさん、ドラマ「シーハルク」への出演を認め、トレーニング映像を公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シーハルク」にジャミーラ・ジャミルさんがキャスティングされていると報じられてから約一ヶ月。ジャミルさん本人がSNS上で出演を認め、撮影に向けたトレーニング風景の映像を公開しました。

ジャミルさんは、アクションシークエンスの一部を撮影したTikTokビデオを投稿し、「こんなことが言えるなんて信じられませんが・・・」とコメントし、「Eye Of The Tiger」の曲に合わせてパンチやキックを繰り出しています。最後に「MCUの中で私のやり方で戦い、2022年にあなたのところに来ます!」と締めています。

役柄に関してコメントはありませんでしたが、ヴィラネスのティターニアを演じると報じられています。

「シーハルク」は1話30分のリーガル・コメディになると発表されており、主人公である弁護士のシーハルク/ジェニファー・ウォルターズをタチアナ・マズラニーさんが演じ、親友役にジンジャー・ゴンザーガさんがキャスティングされています。その他、MCUからハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロさんの登場と、映画「インクレディブル・ハルク」のヴィラン、アボミネーション/エミル・ブロンスキー役のティム・ロスさんも再登場することが発表されています。

「シーハルク」はすでに撮影が始まっており、撮影現場ではハルク/ブルース・バナー役のマーク・ラファロさんの姿も目撃されています。

ドラマ「シーハルク」は2022年ディズニープラスにて配信予定です。

ドラマ「ロキ」、監督が「在り続ける者はイモータスではない」とコメント ─ タイムキーパーの声優も判明

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ロキ」のケイト・ヘロン監督が、第6話「とわに時を いつでも」に登場した在り続ける者の正体に関するファンセオリーに触れ、そうではないとコメントしました。監督は海外メディア Deadline とのインタビューの中で以下のように述べています。

在り続ける者はカーンの変異体ですが、技術的にはイモータスではありません。シルヴィに似ているよね。彼女は我々のストーリーに関連した独自のキャラクター。「在り続ける者」はコミックにも登場しますが、ショーでのバージョンは非常に異なっています。彼はイモータスに近い存在ですが、私たちのストーリーにとっては独自のキャラクター。そして、カーンはそのキャラクターの変異体です。

シルヴィも最初はレディ・ロキだと言われていましたが、厳密にはそうではありませんでした。在り続ける者もコミックを起源にしていますが、MCUバージョンとしてリニューアルされたキャラクターという事になりそうです。

また、在り続ける者がナサニエル・リチャーズなのか、カーンの今後はどうなるのか、「ロキ」シーズン2と「アントマン3」はどちらが先になるのか、という質問に対して「それは私にはわかりません。ケヴィン・ファイギに質問してください。」とコメントしました。

また、監督は在り続ける者が作り上げたタイムキーパーについて、Entertainment Weekly にこんな話を明かしました。

私にとってとても楽しかったのは、例えば『オズの魔法使い』を参考にしていたので、タイムキーパーの声はまだ決まっていなかったこと。私達は彼らをジョナサンにやってもらおう、彼は素晴らしいキャラクター俳優だからと。私たちは彼にすべてのキャラクターの絵を送ったのだが、彼はそれぞれのキャラクターにできる様々な声を送ってくれたので、とても楽しく、それは素晴らしいことでした。

作中で在り続ける者がタイムキーパーを作ったように、在り続ける者を演じたジョナサン・メジャーズさんがタイムキーパーの声を担当し、命を吹き込むという一人四役をこなしていた事が判明しました。

なお日本語吹替版でのタイムキーパーの声が誰なのかは明かされていませんが、在り続ける者の吹替を担当した中村和正さんは、自慢好きロキの声も担当されています。

ドラマ「ロキ」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:‘Loki’ Season One Finale Postmortem: Director & EP Kate Herron On Whether He Who Remains Is Really Immortus

ソース:Loki director Kate Herron and star Jonathan Majors on his pivotal character’s wild debut