ドラマ「ワンダヴィジョン」、ジミーとダーシーから「最終回のネタバレはやめてね」のお願い動画が公開

本日最終回が配信されたドラマ「ワンダヴィジョン」でジミー・ウーを演じるランドール・パークさんと、ダーシー・ルイスを演じるカット・デニングスさんが登場する「ネタバレ厳禁のお願い」動画が公開されました。かつての「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」や「アベンジャーズ/エンドゲーム」を思い起こす、公式からのお願いです。

「とても大切なお話があります」とジミーが語りはじめるこの動画では、「どうか、どうか、”ワンダヴィジョン”のネタバレをしないようにお願いします」と言いながらも、興奮した二人は口々に、”ネタバレ”を始めてしまいます。

「思い出してください、みなさんが最初に気づいた・・・」、「そのシーンでワンダが気付く・・・」「最終話でヴィジョンが・・・」と映像はぶつ切りにされており、何者かに「検閲」されてしまっています。

ラストでは「とにかく、ワンダヴィジョンはディズニープラスで配信中です」とダーシーが告知したあと、ジミーが「私達みんな、いつまでも幸せに暮らしたいですからね」と続け、ダーシーが「たとえば」と言った所で放送は終了してしまいます。

この検閲も含めてドラマ「ワンダヴィジョン」の世界観にあわせて制作されており、ドラマを見た人だけがにやりと出来る演出になっています。

ドラマ「ワンダヴィジョン」はディズニープラスで全話配信中です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」のCMレディがファンの理論にコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」の劇中コマーシャルに登場していた女優のヴィクトリア・ブレードさんが、海外メディア The Direct とのインタビューの中で、ファンのCMに対する考察について「完全に頭の中になかった」とコメントをしました。

インタビューの中でブレードさんは以下のようにこたえました。

今までに「ブラックパンサー」しか見たことがなかったので、イースターエッグも何もかもが完全に頭の中にありませんでした。私の仕事はこの製品を売ることだから、それがシーンへのアプローチの仕方だと思っていたからです。何かを重ねようとしたわけではありません。

ブレードさんはあくまでも「コマーシャルとして製品を広告すること」を念頭に演技をされていたようです。また、ドラマ中のCMに関するファンの考察について以下のように語りました。

シリーズフィナーレが終わるまで何も言わないことになっています。話題が尽きないので、私が見たということは言いますが、私はマーベルの世界を知らないので、そのほとんどは私の頭の上を通り過ぎてしまうんです。でも、みんながどれだけ興奮しているのか、どれだけクリエイティブなのかを見ているのは素晴らしいことだと思います。ファンがどれだけ熱狂しているかを見るのは、私にとってクールな事でした。

撮影現場で色々な事を目撃している事は明かしましたが、マーベルの世界に詳しくないブレードさんはそれらが何を意味するかは理解出来ていないとの事でした。

本作におけるCMはワンダのトラウマやインフィニティ・ストーンを暗喩していると考察されていますが、今の所公式な見解は示されていません。

ドラマ「ワンダヴィジョン」最終エピソードは 本日 3月5日 17時 より日本配信開始です。

ソース:WandaVision: Commercial Lady Star Victoria Blade Addresses Fan Theories (Exclusive)

MCU版「X-MEN」ついに始動か

海外メディア The Illuminerdi がマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長のもとでワーキングタイトル「The Mutants」の開発がスタートしたと報じました。2023年以降の公開になるだろうと記事は伝えています。

マーベル・スタジオがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のシリーズを制作し始めたころ、「X-MEN」の権利は20世紀FOXが所持していました。そして映画が13本、ドラマが2本リリースされましたが、ディズニーがFOXを買収したことにより、現在「X-MEN」はマーベル・スタジオの管理下に置かれています。

同じくFOXが権利を所持し、リリースしていた「ファンタスティック・フォー」がMCUでも制作されることが昨年末に正式発表されました。MCU版「X-MEN」はその後の公開になるだろうと推測されます。

ソース:THE MUTANTS: MARVEL STUDIOS IS OFFICIALLY BRINGING X-MEN INTO THE MCU: EXCLUSIVE

ポール・ベタニーさん、「ワンダヴィジョン」のサプライズゲストについて明かす

今年の1月、ドラマ「ワンダヴィジョン」の配信開始直前のインタビューで、ヴィジョンを演じるポール・ベタニーさんが「ずっと一緒に仕事したいと思っていた俳優と共演できた」と話した事で、世界中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)ファンが誰が登場するのかを予想してきました。そして先日、Good Morning America に出演したベタニーさんはこの時のインタビューについて尋ねられた際、「私だと分かったらがっかりするだろうな」とコメントしました。

番組の中でベタニーさんは「ファンがこの発言が誰を指しているか推理し始めて、ベネディクト・カンバーバッチ(ドクター・ストレンジ役)やパトリック・スチュワート(プロフェッサーX役)のような人を推理し始めたので、私は『それはすごくいいアイデアだ』と思っていました。サプライズが私自身だとわかったとき、とてもがっかりするでしょう。」とコメントしました。

つまりベタニーさんが語っていたサプライズ俳優とは彼自身の事であり、ヴィジョンとホワイトヴィジョンの共演の事であったようです。

また、「誰かが大々的に登場することがあるのかどうか」という質問に対して、ベタニーさんは「私は、その質問に答えたいのですが、私のサービスは…」とビデオチャットがフリーズしたフリをして回答を避けました。

数日前に監督がインタビューでサプライズゲストについて尋ねられた時、「彼(ベタニーさん)は自ら墓穴をほってしまった」とコメントしており、どういう意味かわかりませんでしたが、自分自身と共演したことを冗談交じりに言ったことがファンの考察心をくすぐってしまい、大きな事態となってしまった事を意味していたようです。

ベタニーさんの言っていたサプライズがホワイトヴィジョンの事だったのか、はたまた今回のインタビューこそが高度なフェイクなのか、今日夕方配信の最終回にて判明します。

ドラマ「ワンダヴィジョン」最終エピソードは 本日 3月5日 17時 より日本配信開始です。

ソース:WandaVision: Paul Bettany Addresses White Vision as Surprise Cameo Appearance

ディズニープラスのドキュメンタリー「Marvel Studios’ Assembled」のポスターが公開

ディズニープラスで来週配信予定のドキュメンタリー番組「Marvel Studios’ Assembled」のポスターが公式で公開されました。番組の第1弾はドラマ「ワンダヴィジョン」のメイキングに焦点をあわせ、その後は、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」、ドラマ「ロキ」、ドラマ「ホークアイ」、そして映画「ブラックウィドウ」などが予定されているとの事です。

©2021 MARVEL,Disney

本日、ドラマ「ワンダヴィジョン」が最終回をむかえ、来週にはドキュメンタリー「Marvel Studios’ ASSEMBLED」、そしてさらに翌週にはドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」が配信開始となります。

ドキュメンタリー番組「Marvel Studios’ ASSEMBLED」は 2021年3月12日 17時よりディズニープラスで日米同時配信です。

【噂話】ドラマ「シルク」に新たな動き ─ 脚本家、主演女優候補の名前も

ソニー・ピクチャーズが製作計画を進めているとされるドラマ「シルク」の脚本家に「ウォーキング・デッド」などのSang Kyu Kim氏が就任したと、海外メディア The Illuminerdi が報じました。脚本家と兼任する形でエグゼクティブプロデューサーも務めることになると伝えています。

昨年の秋頃に Deadline や Variety が報じた内容では、脚本はローレン・ムーンさんが担当するとの事でしたが、半年を経て新しい名前が浮上してきました。配信プラットフォームは前回報道と同じくAmazonと交渉中との事です。

©MARVEL

コミックのシルク/シンディ・ムーンはピーター・パーカーの同級生で韓国系アメリカ人のスパイダーヒーロー。ピーターと同じクモに噛まれた事によりスパイダーマンと同様の能力を持っています。同様でありながら全てのスペックにおいてシルクのほうがスパイダーマンを上回っており、例えばシルクのウェブは10本の指先それぞれから放出されるため、スパイダーマンよりも強靭となっています。

ドラマのシルクは19歳から29歳の韓国系アメリカ人で、クイーンズ出身という設定で計画されているようです。シルクはクライムハンターとして街の犯罪者たちとたたかい、80年代や90年代のポップカルチャーにも精通しているとの事。そして自身の存在や力、家族や友人などの人間関係にも焦点が合わされていくドラマとなるようです。

このドラマの主演女優として、記事ではすでにNetflixドラマ「サブリナ:ダーク・アドベンチャー」に出演したアデライン・ルドルフさんと面会が行われたと伝えています。台湾出身の女優さんであるため、韓国系アメリカ人を演じるにはさほど違和感はなさそうです。

ソニーは実写版スパイダーバースを展開していく計画でしたが、新型コロナウイルスの影響で映画「モービウス」、「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の公開を当初より1年半以上遅らせています。マーベル・スタジオのMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)と同様にドラマを併用することでリスクを分散したい意図もあると見られていますが、ソニーは自社の配信プラットフォームを持っていないためそう単純でもなさそうです。

「モービウス」や「ヴェノム」も含め、MCUとの関係が気になるドラマ「シルク」。今後の情報にも要注目です。

ソース:SILK: LEAD CASTING DETAILS AND NEW SHOWRUNNER REVEAL FOR LIVE-ACTION SPIDER-MAN SPIN-OFF TV SHOW: EXCLUSIVE

MCU映画「ブレイド」、9月に生産開始と報じられる ─ 新たなキャスティング情報も

マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギ氏が「ブレイド」をMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の作品としてリブートすることを以前に発表し、主人公のブレイドをマハーシャラ・アリさんが演じることを発表していました。それから約1年半が経過し、先月には脚本家の名前が報じられるなどようやく動きを見せている中、今度は生産開始の時期について報じられています。

海外メディア The Dis Insider によると、「ブレイド」は 2021年の9月頃から12月にかけて生産開始をする予定だと報じており、海外スクーパーの Murphy’s MultiverseDaniel Richtman も同様に伝えています。

また、新たに「ルビー」という名の重要な役として、ティーンの女優を探していると記事は伝えています。コミックのブレイドでルビーと言う名の関連キャラクターは不在で、MCUのキャスティング時の名前はダミーである事が多い事も加えて、海外ファンはこれがブレイドの幻の娘「ファロン・グレイ」ではないかと推測しているようです。

ファロン・グレイの何が幻かというと、2015年にブレイド同様に黒人の若い女性ヒーローとして描かれることが予定されていたファロンですが、実際に彼女が登場するコミックが日の目をみることは無かったとの事。

ファロンはアーティストのティム・シーリー氏とローガン・フェルバー氏の2人で練られていたキャラクターですが、のちにシーリー氏が離脱したために、シリーズはキャンセルされてしまいました。

父親と娘のヒーロータッグは映画「アントマン&ワスプ:クァントゥマニア」でも描かれる予定ですが、これまでのMCUの傾向からしてアントマンが引退する時期は近くなっています。ブレイドとファロンを最初から父と娘のヒーローとしてデビューさせることは、ウェズリー・スナイプス版ブレイドとの差別化としても明確なものとなりそうですが、ルビーがファロン・グレイと決めるにはまだ早いかもしれません。

今後の情報にも要注目です。

脚本に、DCドラマ「ウォッチメン」のステイシー・オセイ・クフォーさんが起用されたと報じられている映画「ブレイド」の公開時期は未定です。

ソース:Marvel Studios’ ‘Blade’ Set to Start Production Later This Year

桃桃子さんが描く新たなワンショット「デーモンデイズ:マリコ」が発表

マーベルはピーチモモコ(桃桃子)さんが描く、日本ホラーを取り入れたシリーズ「デーモン・デイズ」の新たなワンショット「デーモン・デイズ:マリコ」を発表しました。マーベルの注目すべきアーティスト「ストームブレイカーズ」に選ばれた桃子さんが引き続き担当し、ヤシダ・マリコやブラックウィドウ、ナイトクロウラーたちが日本の古典的な伝承を現代風にアレンジして登場するとの事です。

公式概要は以下の通りです。

霧咲山の影で・・・秘密の歴史が明らかに! ヤシダ・マリコは不思議な声を聞き、まるで現実のような不思議な夢を見る。黒一色の赤毛のメイドは、彼女の知らないことを知っているかもしれない。マリコ、鬼と呼ばれる生き物、そして霧咲山との間には何のつながりがあるのか?妖術と妖怪とマーベルキャラクターが織り成す、見たこともないようなストーリーの次回作をお届けします。

©2021 MARVEL

桃子さんは「デーモン・デイズの創刊号は封建時代の日本を舞台にサイ(サイロック)が登場するところから始まりますが、次号では全く違う展開になります。時系列も違うし、登場人物も違うし(主人公も変わっている)、物語のトーンも違います。しかし、それでも繋がっている物語であることに変わりはありません。第2号では、新しい主人公ヤシダ・マリコから始まる、私が数年前に(マーベル編集長C.B.セブルスキー氏に)提案した物語です。創刊号と他のシリーズとのつながりは、すべて霧咲山を舞台にしているということです。」と説明しています。

桃子さんは「私のキャラクターはすべてマーベルのキャラクターをベースにしていますが、日本の民間伝承に触発された妖怪や神など、桃子バースのアイデアに変わっています。見た目も行動も違うんだけど・・・でも、みんなにマーベルの世界を楽しんでもらえればいいなと思っています。」とコメントしました。

「デーモン・デイズ」は全5部構成で、それぞれの主人公や神話に焦点を当てたワンショットのシリーズで構成、「デーモン・デイズ:マリコ」#1は 2021年6月2日 発売予定です。

ソース:公式サイト

ストーンの行方を描くコミック「インフィニット・デスティニーズ」ではブラックキャットが鍵を握る

約1年前に発表されたインフィニティ・ストーンズの行方を描くコミックシリーズ「インフィニット・デスティニーズ」にブラックキャットが大きな役割を果たす事が明らかになりました。昨年発表当時のラインナップが少し変更され、各シリーズのアニュアル発売後に、「インフィニット・デスティニーズ」の完結編とされるブラック・キャットのストーリー「インフィニティ・スコア」が行われる事が発表されました。

シリーズでは、キャプテン・アメリカやアイアンマンなどのクラシックヒーローと、スターやアミュレットのようなニューヒーローがチームを組むことになるそうです。

エディターのニック・ロウさんは「ここ数年、信じられないほどの新しいキャラクターの波がありました。インフィニット・デスティニーズはそのうちの8人に光を当てます。最も典型的なマーベル・ヒーローとの冒険によって、これらのヒーローとヴィランの新しい側面を発見するでしょう。」とコメントしています。

©2021 MARVEL

シリーズの第一弾はキャプテン・アメリカとアイアンマンに、今回の発表で新たにブラックキャットが追加。

「キャプテン・アメリカ・アニュアル」はライターのゲリー・ダガンさんとアーティストのマルコ・カスティエジョさんによって描かれ、タイムストーンの新しい持ち主、オーバータイムの逃亡を中心としたストーリーとなります。

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「アイアンマン・アニュアル」はライターのジェド・マッケイさんとアーティストのイブライム・ロバーソンさんによって描かれ、トニー・スタークは「マイルズ・モラレス:スパイダーマン」誌でマイルズ・モラレスを誘拐した人々を調査します。しかし、彼が発見したことは量子に関する衝撃を与えると約束しています。

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「ブラックキャット」はライターのジェド・マッケイさんとアーティストのジョーイ・バスケスさんによって描かれ、ブラックキャットは韓国のソウルを横断し、ルナ・スノーやホワイトフォックスといったヒーロー達が登場するとのことです。

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「 インフィニット ・デスティニーズ」は各タイトルのアニュアルとして発売され、スケジュールは以下のとおりです。

  • 6月 「アイアンマン・アニュアル」「キャプテン・アメリカ・アニュアル」「ブラックキャット・アニュアル」
  • 7月 「アメイジング・スパイダーマン・アニュアル」「ソー・アニュアル」
  • 8月 「アベンジャーズ・アニュアル」「マイルズ・モラレス:スパイダーマン・アニュアル」「ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー・アニュアル」 

©2021 MARVEL

「インフィニット・デスティニーズ」で最後に石を手にするのは誰なのか、そして何を成し遂げるのでしょうか。

「アイアンマン・アニュアル」#1、「キャプテン・アメリカ・アニュアル」#1、「ブラックキャット・アニュアル」#1は6月より発売です。

ソース:Infinite Destinies: The Infinity Stones Are Making Black Cat a Major Marvel Player

映画「ソー:ラブ&サンダー」、現場でヴァルキリーやミークも目撃、そしてあの巨大なヤギも

現在オーストラリアで撮影が進められているMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ソー:ラブ&サンダー」の新たな現場写真が到着し、事前に報道されていたヴァルキリーを演じるテッサ・トンプソンさんの姿が確認出来たほか、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」、「アベンジャーズ/エンドゲーム」に引き続いてミークが登場することが確認されました。

本作の時系列は明かされていませんが、ミークはまだまだ幼虫であることが確認出来ます。また以前にもパパラッチによって撮影されていた巨大なヤギの頭部も全体が見やすくなっています。

このヤギは海外のファンの予想ではコミックに登場したソーのヤギ、トゥースグナッシャーとトゥースグラインダーではないかと言われており、ソーのチャリオットを引く様がコミックでは描かれていました。

「ソー:ラブ&サンダー」ではヴィランの”神殺しのゴア”としてクリスチャン・ベールさんが出演し、ナタリー・ポートマンさん演じるジェーン・フォスターもソーになることが公式に明かされている他、レディ・シフ役のジェイミー・アレクサンダーさんも戻ってくると報じられています。また、ガーディアンズメンバーの撮影は既に終了しており、撮影は順調に進んでいるようです。

映画「ソー:ラブ&サンダー」は 2022年5月6日 米国公開予定です。