ヘイリー・スタインフェルドさんがドラマ「ホークアイ」のヴィラン俳優との共演にコメント

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」でケイト・ビショップを演じるヘイリー・スタインフェルドさんが、海外メディア Entertainment Weekly とのインタビューの中で、第5話「ローニン」に登場したヴィンセント・ドノフリオさんとの共演した時の事について、その時の心境を明かしました。

スタインフェルドさんは「ヴィンセントの下に立って、彼の声を聞くというのは、とても変わった体験です。彼の前にいることは、本当に特別なことなのです。私は長い間、彼のファンでした。本当に尊敬している人たちと一緒に何かに参加するのは、いつだって素晴らしいことです。人々がその展開を見ている様子を見るのが楽しみです。」と述べました。

さらにこの”大物”ヴィランについて「あまり知らない人物ですが、ケイトは警告を受けています。クリントが『この人こそ、私がずっと心配していた人物だ』と言うのを聞いて、彼女はすべてを知ることになります。その言葉だけで、彼女は正気を取り戻し、この状況をどう扱うか考えなければならないのです。以前はリアルに感じなかったとしても、今はリアルに感じられる。これまでパートナーの話やジョークが飛び交っていたのに、今は彼女がステップアップする機会なんです。」と続けました。

この記事に対してMCUでS.H.I.E.L.D.のエージェント、フィル・コールソンを演じたクラーク・グレッグさんは記事を引用リツイートして「もちろん」と短くコメント。NetflixドラマからのMCU接続と次世代ヒーローの誕生を祝いました。

ヴィンセント・ドノフリオさんが演じるキングピン/ウィルソン・フィスクはコミックでは主にスパイダーマンやデアデビルのヴィラン。アイアンマンのようなテクノロジーやキャプテン・アメリカのような超人血清もなく、ミュータントやインヒューマンズのような特殊能力もないただの人間ですが、「大物」と呼ばれるその大きな身体と鍛え抜いた戦闘技術だけでなく、知力、財力も優れたマーベル屈指のヴィランの一人。

次週の最終話でクリントは決着をつけ、無事にクリスマスを迎えられるのでしょうか。それとも今後いくつかの作品に渡ってキングピンが立ちはだかってくるのでしょうか。

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2021年12月22日 配信予定です。

ソース:Hawkeye star Hailee Steinfeld on that major villain reveal and working with Florence Pugh

ドラマ「ホークアイ」、5話のイースターエッグをピックアップ

2021年12月15日配信のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」シーズン1エピソード5「ローニン」のイースターエッグを中心に原作設定や今後の予想などをご紹介。

※この先はシリーズのネタバレ、および今後の物語のネタバレの可能性が含まれています。ネタバレが嫌な方はご遠慮ください。

映画「ブラックウィドウ」のその後

冒頭はクリントでもケイト・ビショップでもなく、エレーナ・ベロワの過去から始まります。過去と言ってもさほど昔ではなく、舞台は2018年。映画「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」と同じであり、映画「ブラックウィドウ」のラストシーンでナターシャと別れたあと、ポストクレジットシーンの前の時系列になります。

カメラがエレーナへたどり着くまでの間、「ブラックウィドウ」での会話やナターシャとエレーナの姉妹関係を表現する口笛などが引用されています。

エレーナはナターシャに託された「ウィドウズの解放」ミッションをこなしているようで、ソーニャを同行してアナの邸宅に侵入していました。なお英語版ではアナ(Ana)となっていますが日本語版ではなぜかアンナにされています。マルチバースを描いたコミック「ユニバースX Vol.1 #11」ではアンナ・ロマノフというナターシャの娘が登場していますが、おそらく関係ありません。なお、アナ役、ソーニャ役の女優さん達は映画「ブラックウィドウ」には未登場です。ソーニャは映画のあと、この冒頭シーンの前の描かれていない期間に洗脳から解放され、エレーナを手伝っていると推測出来そうです。ちなみにジャケットはナターシャにプレゼントしたため、新しく買い直したのでしょうか。「ブラックウィドウ」で着用していたものとは違うものですがなかなか似ています。

2万ドル(約200万円)もする絨毯を汚しながらもアナに解毒薬をかけましたが、そもそもアナは既に洗脳から解放されている状態でした。この理由については言及されません。「ブラックウィドウ」の冒頭でエレーナを生命と引き換えに洗脳から解いてくれたオクサナが既に解放していたか、エレーナと同じ任務を託されていたアレクセイやメリーナが行き違いで解放していたのかもしれません。

この後、トイレに入ったエレーナはサノスの指パッチンの影響でチリとなり、ハルクの指パッチンで戻ってくる様子が一連の流れとして描かれています。これはMCUでも初めてとなる視点であり、被害者目線での描画となっています。

5年後にチリの状態から戻ってきたエレーナはすっかり風変わりしたアナと再会。ソーニャとエレーナの復活にどの程度の時間差があったのかは言及されませんが、ソーニャはすでに状況を理解してここには居ない様子でした。

そしてこの後エレーナはナターシャを探しに出かけ、「ブラックウィドウ」のポストクレジットシーンへとつながっていきます。

なお、今回のタイトルロゴには1話、3話と同様に「a」の的に向かって矢が飛んできません。2本の矢は2話、4話のようなクリントとケイト・ビショップのコンビネーション・エピソードの時に入る演出のようです。6話では矢が飛んできてくれるのでしょうか?

失意のケイトとエレノア

クリントに拒絶されたケイトはトボトボと実家へ帰宅。母エレノアはケイトをなぐさめ、「それでも進み続けるしか無い」ともっともらしい事を言いますが、会話の中にはこれまで通り過保護というか、ケイトをコントロールしたいという思惑が感じられます。

ケイトは勇気を振り絞ってアーマンド殺害の容疑者として母の婚約相手ジャック・デュケインの名を伝え、エレノアはその調査を約束し、アパートにいって荷物をまとめてくるよう指示します。

ケイト・ビショップとエレーナ・ベロワ

アパートではマカロニを作ってエレーナが待ち構えていました。マカロニチーズはエレーナの好物であることが「ブラックウィドウ」でも示唆されていて、映画冒頭のオハイオにおける偽りの家族としての潜入任務中には幼いエレーナが母メリーナにマカロニチーズをせがむ様子が描かれていました。

なお、このシーケンス全体でエレーナは英語音声、英語字幕、日本語吹替で「ケイト・ビショップ」とフルネームで呼称していますが、日本字幕版では「KB」と表示されています。4話でケイトがクリントの事を「CB1」と呼称した事の影響でしょうか、原語にはない勝手なアレンジが加えられています。

仕事のついでに観光を希望しているエレーナは「新しい自由の女神が見たい」と発言しています。ドラマ「ホークアイ」と同じ2024年のクリスマスのニューヨークを描く映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」では、女神像にキャプテン・アメリカの盾を取り付ける工事が行われているような事がトレーラーからも判明しています。

ロシア人のエレーナですが、「ブラックウィドウ」でも幼い頃、オハイオでのクリスマスを楽しんでいた事が言及されており、本作でも「アメリカのクリスマスは大好き」と過去の美しい思い出をそのまま引き継いでいるようです。

ケイトが犬を助けた事をクールだと表現しているのも、「ブラックウィドウ」で描かれたエレーナの犬好き設定に基づいています。エレーナは「ブラックウィドウ」の中で犬を飼いたかったと話しており、ラストの墓参りのシーンではナターシャの偽名「ファニー・ロングボトム」から名前をとった犬「ファニー」を連れていました。

ナターシャの死

視聴者には明確にわかっていることですが、ナターシャの死についてエレーナは大きな誤解をしています。「ブラックウィドウ」のポストクレジットシーンにてコンテッサ・ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ、通称ヴァルによってそう吹き込まれている事も予想がつきます。

しかしヴァルが真実だと思いこんでいる情報なのか、意図的に偽の情報をエレーナに渡しているのか今のところははっきりしていません。

ただしヴァルはドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の5話で、現存しているキャプテン・アメリカの盾が政府のものではない事を知っていました。サノスとの最終決戦までは政府管轄のものではありましたが、その盾はサノスによって破壊され、サム・ウィルソンが引き継いでいた盾は実際には過去へ戻りペギーと過ごした老スティーブがそちらのマルチバースから持ち込んだものです。

この事から、ヴァルはどういう情報源からかアベンジャーズがタイムトラベルをしていることも知っているようですし、クリントとナターシャがヴォーミアで何をしていたのかも知ってる可能性はあるかもしれません。

クリントとグリルス

突然押しかけたクリントを理由も聞かず迎え入れてくれるグリルス。基本的にはいいやつですが、2話のイースターエッグ記事でも触れたように火事場泥棒という重犯罪人だと思います。アメリカの消防士の活躍を描く人気ドラマ「シカゴ・ファイア」でも火事場泥棒について厳しく咎められる描写がありました。ファンタジーでありながらリアリティを重んじるMCUとしては珍しい描写のように思えます。

ホテルに泊まるぐらいならうちに泊まっていけばいい、と言ってくれるあたりもやはりいいやつなのですが、少しモヤる所です。

なお、クリントとケイトの新コスチュームが出来あがっていると明かされますが、そのお披露目は持ち越されてしまいます。「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の新たなキャプテン・アメリカのスーツは5話にて手渡され、最終話で華々しくデビューしましたが、コスチュームに興味のないクリントは最終話で着用してくれるのでしょうか?

ジャックの逮捕

翌日、エレノアの通報によってジャックはアーマンド殺害容疑で逮捕されました。ジャックは「誰かにはめられた」と容疑を否認しています。この物語ではそもそもアーマンドについてほとんど描写がないため、アーマンドを殺害して誰がどういう得をするのかが分かっていません。ジャックの場合は遺産のいくらかが分配される可能性はありそうですが、ジャックの言う「誰か」がいたとして、アーマンド殺害によってどういう利益があるのか、6話に期待するしかありません。

部屋に戻ったケイトは改めて決意し、クリントへの接触を再び試みます。

なお、ケイトの部屋にはこれまでの会話に登場していたビショップ・セキュリティのクリスマスパーティーの招待状が貼られており、2024年のクリスマスであることが明示されています。

©2021 MARVEL,Disney

マヤとローニン

ナターシャに詫びをいれつつローニンに戻ったクリントは、けじめを着けにマヤの元へ向かいます。一人で来るように指示したはずですが、マヤは案の定仲間を周囲に忍ばせていました。しかしクリントもそんなことは百も承知、あっという間にトラックスーツ・マフィアたちをのしてしまうと、マヤと対面し、素顔を明かすのでした。

3話のイースターエッグではローニンの刀の鞘に着目してみましたが、特に触れられる事もなく、マヤの父ウィリーを殺害したローニンはクリントで間違いないようです。この依頼主がマヤのおじさんであることもここで明かされました。

クリントはケイトにも話したように、クリントもマヤも武器、兵器であり、使い方、使われ方次第で変わってくると伝え、これ以上追ってこないように警告します。しかしクリントは予期しない反撃を受け、窮地に陥りますが、ケイトの援護射撃でこれを脱し逃げ延びるのでした。

マヤとカジ

クリントから真相を聞かされたマヤ。気絶から回復したカジはマヤの無事を確認し安心しています。

マヤは父親が殺された夜のことを改めて思い出し、父の右腕だったカジが現場に不在だった事を問い詰めますが、カジは連絡がなかったと言いのけます。作中ずっとマヤに寄り添う姿勢を見せつつも、何か隠し事をしているようにも見えたカジですが、ここでもやはり別の思惑で動いているように描かれています。

一方そのころ、中古車店から逃走したクリントとケイト。ケイトが昨日ビルの屋上で出会ったブラックウィドウが「ナターシャの妹」だと言っていたと伝えると、クリントは「エレーナか」とつぶやいています。この事から、クリントはエレーナの名前は知っていたものの顔は知らなかったと考えられるようです。ナターシャから名前だけは聞いていたという感じでしょうか。

キングピンとエレノア

グリルスの家で朝食を摂るクリント、ケイト、ラッキー。そのケイトのもとにメッセージが届き、エレーナを雇ったのが母エレノアである事が判明します。そしてそのエレノアはキングピンとも繋がっている事が明かされて5話は終了します。

エレノアがヴィランと繋がっているという設定はコミック版と通ずるものですが、コミックはブラックウィドウとは関係ありません。娘にヒーロー活動をさせたくないという親心は理解できなくないですが、娘の憧れの人を暗殺してまでとなると、常軌を逸しているのは間違いありません。

MCU初登場のキングピンを演じているのはヴィンセント・ドノフリオさんで、Netflixドラマ「デアデビル」でもキングピン/ウィルソン・フィスクを演じていました。Netflixのマーベルドラマキャラクターが俳優さんをそのままにMCUに登場するのは初めてのケースとなり、今後もこの例にならって登場する事を期待させる展開になっています。

ただしNetflix版とMCU版が全く同じキャラクターであるかは今の所不明で、ドラマ「ロキ」で紹介された変異体のような形になる可能性もありそうです。

コミックのキングピンはスパイダーマンやデアデビルの主なヴィランですが、「ホークアイ」を起点に新たなクロスオーバーが描かれていくのでしょうか?


ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2021年12月22日 配信予定です。

コミック「テック・オン・アベンジャーズ」本日よりWEBで配信開始

2021年8月に米国で発売されたマーベル・コミックスと日本の TAMASHII NATIONS のコラボコミック「テック・オン・アベンジャーズ」の日本語版が本日より TAMASHII NATIONS の公式ページにてWEB配信されています。ライターのジム・ザブ氏とアーティストのジェフ・チャンバ・クルーズ氏によって描かれる「Tech-On Avengers(テックオン”鉄魂”・アベンジャーズ)」は、日本の「特撮」をモチーフにしたアーマースーツを身にまとった「地球最強のヒーロー達」が活躍します。

配信はこちら。2話以降も同サイトで順次配信予定、単⾏本は2022年夏頃に発売予定となっています。

©2021 MARVEL

コラボフィギュア第1弾となる「S.H.Figuarts アイアンマン(テック・オン・アベンジャーズ)」は2021年12⽉25⽇(⼟)に発売予定。

書誌情報

『テック・オン・アベンジャーズ』
作者:ジム・ザブ(JIM ZUB)[作]、チャンバ(CHAMBA)[画]
カバーアーティスト:清⽔栄⼀(#1)
訳者:中沢 俊介
発⾏:⼩学館集英社プロダクション

ソース:公式

「ドクター・ストレンジ2」の再撮影は「スパイダーマン」と「ロキ」が関係していると言う

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の再撮影が報じられて約2ヶ月、海外メディア The Hollywood Reporter は今週中にその再撮影が終わると報じました。そして、この再撮影が「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」と「ロキ」に関係したものだと伝えています。

記事によると、「マーベルは、『ノー・ウェイ・ホーム』で多くの俳優が交錯し、『ロキ』では別バージョンのキャラクターが画面に登場する遊び心に魅了されたようです。そこで、ある情報筋によると、「多元宇宙をもっと楽しもう」と考え、『ドクター・ストレンジ2』ではカメオやキャラクター紹介をもっと盛り込むことにしたそうです。」との事。

「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」では以前からロキの登場が囁かれていましたが、実際に登場する事になるのでしょうか?

シルヴィ登場の噂について、ソフィア・ディ・マルティーノさんがインタビューに応じた記事はこちらです

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月6日 米国公開予定となっています。

ソース:THR HEAT VISION

ゲーム「フォートナイト」に映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」のスキンが登場

ゲーム「フォートナイト」を運営するEpic Gamesは、映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」からスパイダーマンとMJのコスチュームを追加した事を発表しました。フォートナイト ウィンターフェスト2021では「ノー・ウェイ・ホーム」のスパイダーマンとMJがアイテムショップに登場し、スパイダーマン (ノー・ウェイ・ホーム)とメリー・ジェーン (ノー・ウェイ・ホーム)のコスチュームが日本時間の12月17日午前9時よりアイテムショップで配信開始されています。ノー・ウェイ・ホーム版のスパイダーマンはビルトインエモートでマスクの着脱が可能になっています。

ゲーム「フォートナイト」は PlayStation 4、 Nintendo Switch、 Xbox One、 Android、 iOS、 Microsoft Windows で配信中です。

ソース:公式

映画「エターナルズ」の日本配信が米国と同じく2022年1月12日となる事が決定

日本で展開中のディズニープラスがMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「エターナルズ」のサブスク会員向け無料配信を 2022年1月12日 から始めると発表されました。米国では11月の末に報じられていましたが、日本でも同様であることが公式に告知されました。映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」と同じく、劇場公開から約70日程での無料配信となるようです

「エターナルズ」の公式あらすじは以下のとおりです。

数千年にもわたり、宇宙的規模の“脅威”から人類を守り続けてきた者たちがいた。
彼らの名は、エターナルズ──。
『アベンジャーズ/エンドゲーム』のその後、地球に再び想像を絶する“脅威”が迫っていた。
その時、数千年の時を経て、エターナルズが人類の前に姿を現す。
地球滅亡まで彼らに残された時間は、あと7日……。
タイムリミットが迫る中、彼らは世界中に散らばった仲間たちと結集し、人類を守ることができるのか。
そして彼らを待ち受ける<衝撃の事実>とは……。

映画「エターナルズ」は 2022年1月12日よりディズニープラス会員向けに無料配信開始です。

MCU版「スパイダーマン4」は既に開発中であるという

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長とソニーのエイミー・パスカルプロデューサーが、海外メディア ニューヨーク・タイムズ のインタビューの中で、MCUの4作目となる単独スパイダーマン映画の開発に既に着手している事を明かしました。

ソニーとディズニーの協力関係について尋ねられたパスカルさんは、両スタジオが当面の間、主要プロジェクトで協力し続けることに期待を示しました。

私たちはプロデューサーなので、いつもすべてがうまくいくと信じています。ケヴィンと一緒に仕事をするのは大好きです。ソニーの経営者であるトム・ロスマンは、素晴らしいアイデアを持つ素晴らしいリーダーであり、私たちは素晴らしいパートナーシップを築いています。それが永遠に続くことを願っています。

続いてファイギ社長は、両スタジオがストーリーの開発に積極的に着手していることを認めました。

エイミーと私、そしてディズニーとソニーは、そう、私たちは物語が次に向かう場所を積極的に開発し始めています。私がはっきり言うのは、ファンの皆さんに「ファー・フロム・ホーム」の後に起きたような分離トラウマを抱えてほしくないからなんです。今回はそのようなことは起こりません。

パスカルさんはまた、「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の終わりは、今後の映画に大きな影響を与えることになると予告しました。

私たちが作った映画(ノー・ウェイ・ホーム)の最後には、スパイダーマンが重大な決断を下すシーンがあります。それは犠牲です。そしてそれは、次の映画で働くために多くのことを与えてくれるのです。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は大ヒット上映中で、米国プレビューで5000万ドルを記録。Deadlineではオープニングウィーケンドで2億から2億5000万に達する見込みだと報じています。

本作は史上3番目に高いプレビューグロスであり、「アベンジャーズ:エンドゲーム」以来最高で、2021年最高記録の「ブラックウィドウ」の1320万ドル、2位の「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」の1160万ドルと比べて3倍から4倍ほどの記録に達しています。

ただし、新型コロナウイルスのオミクロン株の急速な感染拡大により、多くの国では再び劇場閉鎖の措置が取られつつあり、映画の全体的な興行収入がどの程度になるかは予測がつかないとの事。

「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」の公式あらすじは以下の通りです。

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』でピーター<スパイダーマン>はミステリオを倒したが、彼が遺した偽映像をデイリー・ビューグルが公開したことで、ミステリオ殺害の嫌疑をかけられる。ピーターがスパイダーマンの正体であることも暴かれてしまい、彼の生活は一変してしまう──

映画「スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム」は 2021年12月17日 より米国及びその他多くの国で公開中、2022年1月7日 に日本公開予定です。

ソース:Marvel Studios Reveals Exciting Spider-Man 4 Update

ドラマ「ホークアイ」から新たなトレーラー「The Boss」が公開

ディズニープラスで配信中のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」より、来週配信のシーズン1最終話に向けてのトレーラー「The Boss」が公開されました。これまでのシーンを振り返りながら、エレーナやキングピンに関する初公開シーンなども含まれています。

以前のトレーラーでも確認されていたスターク製のトリックアローも再び含まれていますが、最終話でどのように登場するのでしょうか。

最終話に関してはMCUドラマ史上最長の59分になるとも報じられています(from The Direct)。

なお、主な残されている謎は以下のようなものがあります。

  • クリントとケイト・ビショップの今後
  • エレーナの決断
  • キングピンの陰謀
  • エレノア・ビショップの真実
  • ジャック・デュケインの真実
  • エコー/マヤ・ロペスの今後
  • カジの思惑
  • アーマンド殺害の真相
  • ロレックスの所有者

「ホークアイ」の公式概要は以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークが舞台。 アベンジャーズを辞めたい男・ホークアイのただ一つの願いは、家族と平穏なクリスマスを過ごすこと。 けれども、彼の過去に関わる事件が起こり、トラブルに巻き込まれていくことに…。 アベンジャーズになりたい若き弓の使い手、ケイト・ビショップがホークアイの戦いに加わるが、果たして彼はニューヨークを舞台にした壮大な戦いを切り抜け、クリスマスを無事迎えることができるのか ホークアイ(クリント・バートン)役にジェレミー・レナー、ケイト・ビショップ役にヘイリー・スタインフェルドを迎える。 その他の出演にヴェラ・ファーミガ、フラ・フィー、トニー・ダルトン、ザン・マクラーノン、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、そしてアラクア・コックスをマヤ・ロペス役として迎える。 リース・トーマスと、監督デュオのバート&バーティが監督を務める『ホークアイ』は11月24日ディズニープラスで独占配信開始

ドラマ「ホークアイ」シーズン1はディズニープラスで配信中、次回、第6話は 2021年12月22日 配信予定です。

【ネタバレ注意】映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」のフィギュア予約スタートでヴィラン判明か

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」の米公開まで半年を切り、各種プロモーションが始まる時期に来ています。そんな中、Hazblo社の人気フィギュア「マーベル・レジェンド」シリーズより本作のフィギュア7体の予約が始まり、その中には公式に登場が発表されていないキャラクターがラインナップされています。

※これより先は「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」のネタバレを含んでる可能性があります。ご覧の際はご注意ください。

画像の上段左からリントラ、ドクター・ストレンジ(アストラルフォーム)、ディスパイア、中段左からスリープウォーカー、ウォン、下段左からアメリカチャベス、ドクター・ストレンジ、バロン・モルドとなっています。

8体並んでいますが、リントラは7体のフィギュアについてくるパーツを組合わせて完成するため、リントラ以外の7体が通販サイト Entertainment Earth などで予約が始まっているとの事です。

これまで公式に発表されているのはドクター・ストレンジ、ウォン、バロン・モルド、アメリカチャベスの4人で、リントラは2021年2月の段階でアダム・ヒューギルさんがキャスティングされているとも報じられました。

ディスパイア(またはディスペア)はドウェラー・イン・ダークネスに作り出された悪魔ですが、ドウェラー・イン・ダークネスの原作設定と「シャン・チー/テン・リングスの伝説」では大きく異るため、シャン・チーとの関連はないかもしれません。なお、コミックではスパイダーマンに倒されました。

スリープウォーカーは異次元世界マインドスケープの守護者であり、とある事件でニューヨーク大学の学生リック・シェリダンの精神と繋がってしまいました。リックが眠っている間ヒーロー活動を行い、リックとは夢の中で対話出来るようになっています。

「マーベル・レジェンド」に限らない事ですが、商品化が決まってから脚本が変更されるケースはよくあるため、ディスパイアとスリープウォーカーに関しては登場確定とは言えないかもしれません。

現在も映画は追加の撮影が行われているため、今後の情報には要注目です。

映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年5月6日 米国公開予定となっています。

ソース:Doctor Strange in the Multiverse of Madness Marvel Legends Figure Pre-Orders Have Dropped

アニメ「アイ・アム・グルート」は2022年配信へ ─ ディズニープラスの2022年配信作品プロモ動画が公開

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズのスピンオフとなるショートアニメ「アイ・アム・グルート」が2022年に配信となる事があsキラカになりました。ディズニープラスの2022年配信予定作品のプロモーション動画が公開され、その動画内で発表されました。

「アイ・アム・グルート」は2020年末のディズニー・インベスター・デイ2020で発表され短編アニメ作品になるとアナウンスされています。本シリーズでは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(2017年)で登場したベビー・グルートに焦点が当てられるとの事。詳細な内容は明かされていませんが、幾つかの新キャラクターと“珍しい(unusual)”キャラクターが登場する事が発表されています。

先月11月にはロゴがアップデートされ、ツイッターなどでも公開されました。

アニメという事で当初は「What if…?」のようなイメージでしたが、ロゴに加わったのはCGのベビー・グルートであるため、CGアニメになる可能性も考えられるようです。

アニメ「アイ・アム・グルート」はディズニープラスで 2022年内 配信予定です。