ドラマ「ホークアイ」、新トレーラーが公開 ─ 初回2話配信が決定

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ホークアイ」の新たなトレーラー「Change of Plans」が公開されました。初公開シーンを含む1分の動画の最後では、初回放送となる2021年11月24日に2つのエピソードが配信される事が判明しました。

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※日本語字幕版追加

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初回2話配信はドラマ「ワンダヴィジョン」以来久々の形式となっています。また、第1弾トレーラーでは確認することが出来なかったリンダ・カーデリーニさん演じるローラ・バートンの姿も確認出来ます。カーデリーニさんは 2020年6月 に行われた海外メディア Collider とのインタビューの中で、「再登場はないと思います。ファンは私よりスーパーヒーローを見たいはずですから」とその時点ではオファーがない事を明かしていましが、無事に再登場となったようです。

本作ではS.H.I.E.L.D.のエージェントの登場やNetflixドラマ「デアデビル」からのキャラクター登場の噂がありますが、いずれも真偽は判っていません。2話配信は単なるクリスマスプレゼントなのか、それとも他作品との兼ね合いで先に配信しておかなくてはいけないエピソードがあるのかは不明です。

本作の公式概要は以下の通りです。

『アベンジャーズ/エンドゲーム』後のニューヨークが舞台。 アベンジャーズを辞めたい男・ホークアイのただ一つの願いは、家族と平穏なクリスマスを過ごすこと。 けれども、彼の過去に関わる事件が起こり、トラブルに巻き込まれていくことに…。 アベンジャーズになりたい若き弓の使い手、ケイト・ビショップがホークアイの戦いに加わるが、果たして彼はニューヨークを舞台にした壮大な戦いを切り抜け、クリスマスを無事迎えることができるのか。

ホークアイ(クリント・バートン)役にジェレミー・レナー、ケイト・ビショップ役にヘイリー・スタインフェルドを迎える。 その他の出演にヴェラ・ファーミガ、フラ・フィー、トニー・ダルトン、ザン・マクラーノン、ブライアン・ダーシー・ジェームズ、そしてアラクア・コックスをマヤ・ロペス役として迎える。 リース・トーマスと、監督デュオのバート&バーティが監督を務める『ホークアイ』は11月24日ディズニープラスで独占配信開始

ドラマ「ホークアイ」は 2021年11月24日 ディズニープラスで配信開始です。

【噂話】ドラマ「ムーンナイト」、ジョージ・クルーニーさんが監督を務めたエピソードがあると報じられる

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ムーンナイト」でジョージ・クルーニーさんがメガホンを取ったエピソードがあると海外メディア The Ronin が報じました。本作は既に撮影の終了が報告されていましたが、まだまだ謎が多い作品となっています。

主要な撮影はブダペスト、ロンドン、ヨルダンで行われ、モハメド・ディアブ監督、ジャスティン・ベンソン監督、アーロン・ムーアヘッド監督の3名で制作されていましたが、そこにジョージ・クルーニーさんも加わっていた可能性を記事では伝えています。

しかし、現時点ではこの情報を確認することができず、また、ジョージ・クルーニーさんが俳優としても出演するかどうかもわからないため、これは噂として分類しておく事も明記されています。

ジョージ・クルーニーさんは俳優として日本でも超有名な人物の一人ですが、2002年の映画「コンフェッション」で監督デビューしており、以後7作品ほど監督として映画の制作にあたっています。

なお、ムーンナイト主演のオスカー・アイザックさんとジョージ・クルーニーさんは、クルーニーさんが監督したスリラー映画「Suburbicon」で共演したことがあり、仕事上の関係が確立されているとも伝えています。

ドラマ「ムーンナイト」はディズニープラスで配信予定、配信時期は未定です。

ソース:RUMOR: George Clooney Reunited With Oscar Isaac To Direct Episode Of Marvel’s ‘Moon Knight’

アニメ「ホワット・イフ…?」8、9話で描かれたインフィニティ・ストーンにまつわる気になるポイント

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ…?」はシーズン1の最終回配信を終えました。シーズン2ではエターナルズやシャン・チーなどフェーズ4のキャラクターも参加してくる事が開かれていますが、その前にシーズン1のクライマックスにあたる8話、9話のおさらいです。

それぞれのイースターエッグ(8話9話)の記事でも触れている部分もありますが、インフィニ・ストーンに関する描写はいくつか気になる点が残されています。

今作はこれまでのMCU映画で描いてきた様々なイベントにまつわる「もしも」を描いた作品ですが、1話30分と比較的短い時間であり、2話合わせて1時間の中に20作品以上のもしもを詰め込んだクライマックスでは当然のように説明が端折られました。

その端折られたストーリー部分に映画の話をそのまま充てがおうとするといくつかの矛盾が発生してしまいます。この記事ではそういった部分を紹介していこうと思います。

9話のブラックウィドウ、エンディング問題

9話のブラックウィドウは3話の世界のその後に飛び、二人のキャプテンしかいないアベンジャーズに参加しロキと戦いました。この時ロキはセプターとチタウリの軍勢を用いていますが、これらは本来サノスによって与えられたものです。

神聖時間軸でロキは「マイティ・ソー」での兄弟喧嘩の末、兄に復讐するために「アベンジャーズ」でサノスからセプターをチタウリを借り受け地球侵略に向かいました。

しかし3話の世界ではソーが死んだために兄弟喧嘩には発展せず、ロキはアスガルドの王座をなんなく手に入れているはずです。にも関わらず3話のラストでも地球征服に乗り出すロキの姿が描かれていました。

ソー、アイアンマン、ハルク、ホークアイ、ブラックウィドウがいなくなった地球でロキがセプターとチタウリを必要としたからには相応の障害があったはずで、それはおそらくキャプテン・マーベルの存在です。神聖時間軸よりも早いタイミングで地球に戻ったキャプテン・マーベルは9話のラストでも戦っていましたが、視聴者の見えない所で両者の間に何かが起こり、ロキは結局軍隊が必要になったのだと考えざるを得ません。

8話のサノスはどうやって5つのストーンを集めたか

8話ではサノスが5つのストーンを持った状態でウルトロンの前に現れ、瞬殺されてしまいます。この瞬殺について脚本家のA.C.ブラッドリーさんは「この世界のサノスはより傲慢で、(5つ集めた事で)油断していた。」と解説しています(外部英語記事)。

まずこのシーンが西暦何年のものなのかは明示されていません。ウルトロンがアベンジャーズに勝った部分は2015年だと考えられますが、サノスが5つのストーンを揃えて地球にやってきたのは本来であれば2018年です。

リアリティ・ストーンは2013年の「マイティ・ソー/ダーク・ワールド」のイベントによりコレクターに預けられました。サノスはコレクターのもとにいけば、ガーディアンズに邪魔されるかどうかは別にしてゲットすることが出来るでしょう。

スペース・ストーンは神聖時間軸でサノスの手に渡る直前はロキが所持していました。ロキはヘラとの決戦の際にアスガルドの宝物庫から四次元キューブを持ち去っています。しかし8話ではソーはウルトロンに殺されているため、「マイティ・ソー/バトルロイヤル」のイベントは正しく進行しません。宝物庫に収められたのは「アベンジャーズ」の後なのでそこは問題ないと言えるでしょう。サノスはストーンを得るためにアスガルドの宝物庫に行く必要がありますが、そこでヘラとどういう戦いがあったかはわかりません。なお、「ダーク・ワールド」は問題なく済まされているであろう事でオーディンはロキによって地球へ追放され、その後核に巻き込まれ死亡し、ヘラが復活していると推測できます。

タイム・ストーンは2015年時点でエンシェント・ワンが装備していました。ドクター・ストレンジは誕生していません。未来を見ていたエンシェント・ワンが核攻撃で死んでしまうのは不思議ですが、地球で瓦礫の下を探せばサノスはストーンを見つける事が出来たでしょう。

パワー・ストーンは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のイベントを経て、2014年にザンダーに預けられています。「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」のソーの説明によると「奴がパワーストーンを奪ったのは先週の事だ。奴はザンダー星を滅ぼし我々の戦艦を襲いスペース・ストーンまで奪い取った」との事で、ザンダーを滅ぼしてゲットしています。ところが8話ではストーンを揃えたウルトロンとキャプテン・マーベルとの戦闘場所がザンダーであり、サノスは友好的にザンダーからストーンを手に入れた可能性があります。

ソウル・ストーンは惑星ヴォーミアで愛するものと引き換えに手に入れられると「アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー」で描かれました。同作のサノスは娘のガモーラと引き換えにソウル・ストーンをゲットしましたが、8話ではストーンを揃えたウルトロンとガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが戦うシーンがあり、サノスはガモーラを失うことなくどうにかしてストーンを手に入れています。ネビュラを差し出したのかもしれませんし、部下に強要して部下の愛する人を犠牲に取ってこさせたのかもしれません。とにかく謎に包まれています。

5つのストーンのうちリアリティ・ストーン以外は映画とは大きく異る方法で取得していると考えられ、なかなか妄想が膨らむ部分となっています。

インフィニティ・クラッシャーとキルモンガー問題

9話でインフィニティ・クラッシャーが同じ宇宙のストーンでないと砕けないという説明がなされ、配信後には混乱したファンに対し、脚本家のA.C.ブラッドリーさんはTwitterでストーンは属する宇宙(の存在)にしか力を発揮しないとも説明しました。

余談ですがドラマ「ロキ」ではインフィニティ・ストーンが文鎮代わりに使われていましたが、TVAではすべての力が封じられるせいなのか、「ホワット・イフ」で登場した同じ世界でなければ効果を発揮しない設定のためだったのかは分かりません。ウルトロンとストーン、ロキとキューブの関係を考えると、TVAにはまた別の法則があると考えるほうが妥当かもしれません。

ひとまず、これによってウルトロンはあんなに苦戦しなくても指パッチンすれば良かったのでは問題は解決され、ウルトロンの持つ宇宙のストーンではそんな事をしてもガーディアンズ・オブ・マルチバースには効果がない事が判明しました。

となると、キルモンガーの「これでみんなの宇宙を元に戻そう」というアイデアはそもそも意味がありませんでした。みんなの宇宙を戻すにはそれぞれの宇宙にあるインフィニティ・ストーンを使う必要があります。

キャラクターが設定を知らないのは不思議ではありませんが、キルモンガーの知的で狡猾なキャラクター性から考えると、「クラッシャーがウルトロンのストーンに効果がなかった」時に気づいてもおかしくないような事実でした。あるいは知っていて、ストーンを手に入れるための単なる言い訳に過ぎないのかもしれません。


1話30分完結のスタイルを取っている以上、尺の短さはどうしようもない事であり、説明不足は避けられません。その分妄想を楽しむ余地が大きく、シーズン2でもよりバラエティにとんだ様々なユニバースが描かれるものだと思います。

本シリーズはこれまでのMCU作品に比べると、深く考えずに休憩がてら楽しむほうが向いているのかもしれません。

アニメ「ホワット・イフ…?」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

【噂話】ディズニープラスで「ジェシカ・ジョーンズ」をリブートすると報じられる

Netflix制作のドラマ「ジェシカ・ジョーンズ」を主演のクリステン・リッターさんはそのままに、ディズニープラス向けにリブートすると、海外メディア Giant Freakin Robot が独占情報として報じました。Netflixでの配信時に高い評価を受けた作品でしたが、Netflixのディフェンダーシリーズの作品はその全てがキャンセルされていました。

記事によると信頼と実績のある情報源から、ジェシカ・ジョーンズを演じるクリステン・リッターさんはそのままに、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)作品としてソフトリブートされる事が判ったとの事。よってNetflix版で描かれた物語はすべてなかったことになるようです。私立探偵であるジェシカ・ジョーンズは他のディズニープラスシリーズとクロスオーバーし、ドラマ「シーハルク」への登場の可能性についても指摘しています。

また、「ジェシカ・ジョーンズ」に登場した他のキャラクターについては今の所不明だとも伝えています。

もともとはMCUシリーズとして制作・告知されていた作品でしたが、ディズニーの事業再編も絡み、曖昧な立ち位置となっています。

2021年9月に行われたインタビューでは再演についての熱意を明かしていたクリステン・リッターさんですが、この噂のプロジェクトはどこまで進行しているのでしょうか。今後の情報には要注目です。

ソース:Exclusive: Krysten Ritter Getting New Jessica Jones Show On Disney+

アニメ「What if…?」監督、シーズン2のスパイダーマンについて言及

マーベル・スタジオ制作のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のアニメ「ホワット・イフ…?」のブライアン・アンドリュース監督が、海外メディア Comicbook.com とのインタビューに応じ、シーズン2でのスパイダーマンの登場の可能性について言及しました。

アンドリュース監督は「可能性はなくはないが、登場するかはまだ言えない」と回答しています。

シーズン2で何が起こるか、起こらないかについては、あまり多くを語ることはできません。僕らはスパイダーマンが大好きだから、将来何が起こるかなんて誰にもわかりません。でも、そうですね、私たちはそういったものをすべて理解していますから、私たちが十分な数の番組やシーズンをこなすことができるかどうかが問題なのです。願わくば、その時点で、キャラクターを再登場させたり、これまで慣れ親しんだ方法でキャラクターを再登場させて、さらに別の方法でスピンさせることができると思います。私の言っていることが分かりますか?でも、シーズン2に関しては、そのようなことは何も言えません。

スパイダーマンの映像化についてはマーベル、ディズニーではなくソニーがその権利を有している事がこの話には絡んでいます。今年の初め、「ホワット・イフ」シーズン1の配信を控えていた中で、脚本家のA.C.ブラッドリーさんはスタジオにスパイダーマンを使っていいか尋ねた所、「心配しなくていい。最高の物語を伝えてくれればなんとか解決しよう。」と返事を貰ったことをインタビューにて明かしていました。

シーズン2にスパイダーマンが登場するかはまたあらためてディズニー&マーベルとソニーの間で協議が必要となるようですが、現状の関係性から考えると、比較的青信号が灯っているようにも見えるのではないでしょうか。

アニメ「What if…?」シーズン1はディズニープラスにて全話配信中です。

ドラマ「シークレット・インベージョン」出演のキングズリー・ベン=アディルさん、ネタバレ防止訓練を受けている事を明らかに

2021年の GQ Men of the Year 賞のレッドカーペット・インタビューに、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「シークレット・インベージョン」に出演予定の俳優キングズリー・ベン=アディルさんが登場し、マーベルからネタバレ防止の訓練を受けている事を明かしました。

ベン=アディルさんは、「シークレット・インベージョン」でヴィランを演じると報じられていますが、同シリーズへの関与について聞かれた際、マーベルがこのプロジェクトについて「話さないように訓練している」と答えました。

我々は今、それを理解しているところです。マーベルは、6ヶ月間、僕らが話さないように訓練してきたんです。その質問を受けた途端、私の頭の中にはマーベルのロボットが「話すな、何も言うな、何も言うな、嘘をつけ」と言っているのが浮かんできました。だから、何もわからないんです。

以前には同作出演予定のエミリア・クラークさんも「何かを話してセキュリティチームに怒られないか心配」とインタビューで明かしており、マーベル・スタジオはネタバレ防止に積極的に取り組んでいるようです。

今の所こういったネタバレ対策チームの存在は「シークレット・インベージョン」のキャストからの情報のみですが、すべての作品に適応されるのであれば、今後はキャストからのネタバレは難しくなっていくかもしれません。

先日は本作のプロットの一部がリークされ、ベン=アディルさんの役柄についてもパワースクラルのペイボックを演じると報じられています。キングズリー・ベン=アディルさんやエミリア・クラークさんは一体どのような秘密を抱えているのでしょうか。

ドラマ「シークレット・インベージョン」は 2022年 にディズニープラスで配信予定です。

【噂話】マーベル・スタジオはモニカ・ランボーの単独シリーズを開発中

マーベル・スタジオがテヨナ・パリスさん演じるモニカ・ランボーのソロシリーズを開発中だと報じられました。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「ワンダヴィジョン」で登場したモニカ・ランボーを主人公とするとの事で、「ワンダヴィジョン」からはアガサ・ハークネスにつづく二人目のスピンオフ・キャラクターとなります。

海外スクーパー ダニエルRPK 氏のツイッターアカウントによると 、マーベル・スタジオは ワンダヴィジョンに出演した後、テヨナ・パリスさんのモニカ・ランボーを中心にショーを開発してい ます 。現時点では、このプロジェクトに関するその他の詳細は不明です。

2019年公開の映画「キャプテン・マーベル」でMCUに初登場したモニカ・ランボーを演じたのはアキラ・アクバルちゃん。初登場時は少女であり、キャプテン・マーベル/キャロル・ダンヴァースの親友マリア・ランボーの娘として登場しました。

その後、2021年にディズニープラスで配信されたドラマ「ワンダヴィジョン」では大人に成長したモニカが登場し、S.W.O.R.D.(知覚兵器観察対応局)のエージェントになっていました。そしてこの作中で何かのパワーに目覚めた様子が描かれ、2022年11月11日公開予定の「ザ・マーベルズ」で再登場する事になっています。

コミックのモニカはヒーローネームを多数持っているキャラクターであり、単独シリーズのタイトルがどうなるのかファンの間では注目されています。おそらくは「ザ・マーベルズ」で明かされる事になりますが、コミックでは発行順にキャプテン・マーベル、フォトン、パルサー、スペクトラムと名前を変えてきました。

まだまだ噂が出てきた段階ですが、物語がどの時系列になるのか、配信時期はいつ頃なのか等についても今後の情報には注目です。

ドラマ「ワンダヴィジョン」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Marvel Studios Rumored to Be Developing Superhero Show for Teyonah Parris’ Monica Rambeau

ドン・チードルさん、ドラマ「アーマー・ウォーズ」では新たなローディを探求すると言う

ディズニープラスで配信予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のドラマ「アーマー・ウォーズ」で主演を務めるドン・チードルさんが、Youtube番組 ACE Universe に出演し、本作のコンセプトについて触れました。チードルさんがMCUで演じてきたローディはフェーズ3までの大黒柱の一人だったアイアンマン/トニー・スタークの親友として肩を並べて戦ってきましたが、トニー亡き世界でローディの過去と、そして未来を探求すると話しました。

チードルさんは「アーマー・ウォーズ」は「これまでにない方法で(ローディが)誰であるかを本当に発見する機会だ」と述べています。

最もエキサイティングな部分はまだこれからだと思っています。私たちは、アベンジャーズというバブルの外にある彼の本当の姿について、あまり強いイメージを持っていないと思います。必ずしもトニーとの友情の外では。そして今、彼はそのすべてから解き放たれようとしています。ローディとローディの旅に集中的に時間を割き、できれば彼の過去についても触れて、これまでにない方法で彼が何者かを発見する機会となります。そして、彼の潜在的な未来についてのいくつかのことを準備しています。このマーベルの活動がいつまで続くのかは誰にもわかりません。なんだか終わりがないような気がします。ある日、僕らはみんなセットで死ぬかもしれないんだ(笑)

チードルさんは続けて、映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」を振り返りつつ語りました。

「エンドゲーム」では、このキャラクターがどこに行くのか、彼のために何が起こるのか、そういったことがほのめかされていたと思います。「アーマー・ウォーズ」の制作はまだ始まったばかりです。ヤシル・レスター(脚本家)を雇ったばかりですが、これはとても楽しみです。彼とは本当に良い友達になりましたし、親しくさせてもらっています。素晴らしい人です。たくさんの素晴らしいアイデアを持っています。でも正直なところ、今は私たちはこの作品がどんなものになるのか、その背骨を割って切り分けようとしているだけなんです。今は超絶クレイモードなので、答えを聞かれても答えられないですよ。

「アーマー・ウォーズ」は2020年末に発表されたラインナップの中でも特に動きが遅く、今年の8月にようやくヘッドライターとしてヤシル・レスターさんの名前が報じられたばかり。当時発表された概要としては「トニー・スタークの最悪の恐怖が現実になるという古典的なマーベルストーリー:彼の技術が悪者の手に渡った場合はどうなりますか?」というものです。

「アーマー・ウォーズ」には同名のコミックシリーズがあり、スターク・ウォーズとも称されるほどトニー・スターク中心の物語です。トニーはアーマー技術を悪用するヴィランを止めるために闘うのですが、徐々に暴走していき、一般市民に被害が及ぶなど、彼自身も破滅に向かっていくというストーリーとなっていました。

MCUでは既にトニーが亡くなっているため、ローディを中心にトニーの技術的な遺産が悪用されると考えられています。他には「ブラックパンサー:ワカンダフォーエバー」でデビューし、単独ドラマシリーズも制作されるアイアンハートや、トニーの開発したA.I.を内包しているホワイト・ビジョンが登場するのではないかとも予想されています。

また、ヴィランとして「アイアンマン2」でトニー・スタークと争ったジャスティン・ハマーや、「アントマン&ワスプ」に登場したブラックマーケットの売人ソニー・バーチなどの再登場が予想されています。

撮影は来年初頭が計画されており、今後少しずつ情報が出てくるものと見られています。

ドラマ「アーマー・ウォーズ」はディズニープラスで配信予定です。

【噂話】ディズニープラスで「シャン・チー」の妹シャーリンのスピンオフ計画が進められていると報じられる

マーベル・スタジオがディズニープラス向けのシリーズとして、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」に登場したシャン・チーの妹シャーリンのスピンオフ作品の制作計画が動き出していると報じられました。映画の物語のあと、シャーリンがどのような行動に映していくのが、意外とはやく目にする日が来るのかもしれません。

海外メディア The Direct によるとスクーパーのダニエル・リヒトマン氏が彼の支援者向けのフォーラムに投稿したものとして、ディズニープラスシリーズとして「シャン・チー/テン・リングスの伝説」のスピンオフ作品の開発が進んでいると報告。シャン・チーの妹シャーリンを主人公として、テン・リングスのその後が描かれるといいます。

映画ではテン・リングスが帰ってくる事が知らされていましたが、「シャン・チー2」よりも早く、シャーリンとテン・リングスの物語がディズニープラスで展開される可能性が高くなってきているようです。

シャーリンはテン・リングスを使ってMCUの未来で何を為すのでしょうか。

映画「シャン・チー/テン・リングスの伝説」は 2021年9月3日 より劇場公開中、2021年11月12日より米ディズニープラスで会員向け見放題配信開始&各種デジタル配信、ディスク版は2021年11月30日発売です。

ソース:Marvel Rumor Reveals Details for Shang-Chi Disney+ Spin-off Show

アニメ「What if…?」、シーズン2の他にティ・チャラのスターロードのスピンオフ計画があった

マーベル・スタジオの初のアニメ作品となった「ホワット・イフ…?」。MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のもしもを描いたこのシリーズのシーズン1が先日最終回を迎え、ディレクターのブライアン・アンドリュースさんと脚本を担当したA.C.ブラッドリーさんが海外メディア Variety とのインタビューの中でシーズン2の他のスピンオフ計画があった事を明かしました。

アンドリュース監督はインタビューの中で以下のように述べています。

チャドウィックは、スターロード・ティ・チャラの作品を早くから収録していました。しかし、その後のエピソードでは、彼は散発的に登場していて、(再び)彼を迎えるまでには長い時間がかかってしまいました。そして、最後のレコーディングから間もなくして、彼は亡くなってしまいました。数ヶ月か1ヶ月くらいだったと思います。もちろん、私たちは闘病中だと誰も知りませんでした。でも、(シーズン1に向けて)すべてを揃えるのには間に合いました。彼にとってティ・チャラはとても大切な存在だったので、努力もしていたと思います。また、この新しいバージョンのスターロード・ティ・チャラも彼にとってとても大切な存在でした。彼はそれを掘り下げました。

彼がこのことを知っていたかどうかはわかりませんが、スターロード・ティ・チャラは、その世界観とスタッフでソロシリーズとしてスピンオフする計画がありました。私たちはとても興奮しました。彼もそれを気に入っていたでしょう。でも、彼が亡くなってしまったので、すべてが宙ぶらりんになってしまったんです。だから、誰にもわかりません。

計画がどこまで進行していたかは不明ですが、結果的には突然の訃報によって現在も凍結状態となっている事を明かしました。

実写側では代役を立てずにMCUの物語を進めていくという決定をしたため、アニメ側で代わりの声優で独自に展開していく事については慎重な議論を重ねる必要があるのでしょう。

アニメ「What if…?」シーズン1はディズニープラスで全話配信中です。

ソース:Inside Marvel’s ‘What If…?’ Finale, Season 2 Plans and the T’Challa Spinoff That Never Was