マーベル・スタジオはコミコン@ホームの参加を見送ると報じられる

今年のサンディエゴ・コミコンは新型コロナウイルスの対応として開催が中止され、代替イベントとしてオンライン上でのバーチャルイベント「コミコン@ホーム」が開催される運びとなりました。

300以上のパネルが正式発表されるのを控える中、マーベル・スタジオはコミコン@ホームを見送るようだと海外メディアが報じています。

その理由について、Deadlineによると「マーベル・スタジオは傍観していると聞いていますが、ワーナー・ブラザーズのDC映画は8月に独自のバーチャルイベントを行うために作品を保持すると聞いています」との事。

マーベル・スタジオは新型コロナウイルスによる映画館の閉鎖、撮影及び制作の中断の影響を受け、3月にMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の全体的な停止をアナウンスし、翌月には新たな公開日を発表しましたが、それ以降特に公式なアナウンスはありません。

特にディズニープラスでのドラマに関する延期情報は公式には発表されておらず、8月配信予定とされているドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」の動向についても公式情報はありません。

なお、マーベル(コミック)やディズニープラスはパネルの発表をしています。

コミコン@ホームは 2020年7月22日から26日の期間、オンライン開催です。

ソース:Marvel Studios Reportedly Skipping Comic-Con at Home

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」のドラックスの身体の模様は〇〇だった

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」シリーズにおいて、ドラックスは常に上半身裸で登場していますが、目を引くのはその模様でした。

©MARVEL

タトゥーとはまた違う独特のもので、MCUのドラックスが何星人なのかは言及されていませんが、MCUに登場する他のキャラクターと比べてもかなり異質なデザインになっています。(なお、コミック版のドラックスは地球人)

ガーディアンズのメンバーはリーダーのクイルを除いて、グルートとロケットはCG、ガモーラとネビュラは特殊メイクによって表現されています。そしてドラックスも当然特殊メイクでしたが、2作目であるリミックスでは違ったことが、ジェームズ・ガン監督によって明かされました。

投稿によると「リミックスでは極薄のシャツを作りました。1作目の特殊メイクでは汗によって縮んだり膨らんだりしたため、CGによる多大な修正が必要でした。リミックスではシャツが非常に薄く、身体にフィットしているためデイヴの実際の筋肉がしっかりとフィルムにとらえられています。(中略)これによってドラックスのメイク時間は5時間から90分に短縮されました」との事。

リミックス以降のドラックスは、特殊メイクでもCGでもなく、実は極薄シャツだったという秘話でした。


ガーディアンズの次回作は「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」 は今年中に撮影が開始される予定で、公開は早くて2021年の終わり頃、おそらく2022年になるだろうとの見通しです。

ソース:Guardians of the Galaxy: James Gunn Reveals Interesting Fact About Dave Bautista’s Drax Costume

スカーレット・ヨハンソンさんが映画「ブラックウィドウ」は予想を超える物語になることを約束

11月に公開を控えるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新映画「ブラックウィドウ」で主演をつとめるスカーレット・ヨハンソンさんが、海外メディアのインタビューに答えました。

ヨハンソンさんはインタビューの中で、「昔ならこれほど深く切り込めなかったと思います。おそらくもっとストレートなスパイ・アクション映画になっていたでしょう。今回の映画はそれらとは別の方法でもっと派手になっているので、昔この映画を作っていたら、この映画のほんの一部分しか出来なかったと思います。深く掘り下げていかない限り、ブラックウィドウの単独映画を作る理由はありませんでした。私はマーベル・スタジオでの全ての映画の仕事にとても満足しています。エンドゲームにおいても同様です。ブラックウィドウというキャラクターが10年間を通して、芸術的かつ創造的になりました。この映画はナターシャがエンドゲームにおいての決心についての、救いと理解の機会を与えてくれると思います」と語りました。

©MARVEL

ブラックウィドウについては映画「アイアンマン2」(2010年)で登場して以降、マーベル初の女性が主役のヒーロー映画として噂され期待されてきました。しかしながら、その噂が現実になるまでじつに10年もの月日を要したわけですが、ヨハンソンさんが言うにはエンドゲームあっての今回の映画との事です。

ヨハンソンさんはストーリーについて「私たちが元にしたかったコミックやストーリーはありませんでした。ブラックウィドウには何千もの異なるストーリーが存在しています。そのため、何をすべきかは明確にはありませんでした。マーベル・スタジオのボス、ケヴィン・ファイギはまったく予想できない方法を考えています。彼の才能はファンが本当に期待していることを常に考えることです」と話しました。

今回の映画はマーベルコミックにはない、MCU独自の物語となることは間違いなさそうです。公開前には映画「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)をもう一度チェックしておくのもいいかもしれませんね。

映画「ブラックウィドウ」は 2020年11月6日 日米同時公開予定です。

ソース:Black Widow: Scarlett Johansson Promises Unexpected Emotional Dive

スカーレット・ヨハンソンがフローレンス・ピューにバトンを渡す、と映画「ブラックウィドウ」の監督が語る

公開を控えるMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の最新映画「ブラックウィドウ」の監督を務めたケイト・ショートランドさんが、ナターシャ・ロマノフからエレーナ・ベロワにバトンが渡されることを明かしました。

ショートランド監督はEmpireとのインタビューで、これがエレーナの旅の始まりに過ぎない可能性があると話しました。

 「(ケヴィン・ファイギは)観客がオリジンストーリーを期待していることに気付いていたため、私たちはもちろんその反対の方向に向かいました。そして、フローレンス・ピューがどれほど素晴らしい役になるのかは分かりませんでした。 彼女が素晴らしいのはわかっていましたが、どのくらい素晴らしいのかは分からなかったのです。 スカーレットはとても気さくで、『彼女にバトンを渡す』って感じでした。 別の女性の物語が始まります。」とコメントしました。

また、ショートランド監督は「アベンジャーズ/エンドゲーム」(2019年)でナットの葬儀がなかったという批判にも対応しており、この映画がキャラクターにふさわしい終わりを与えると述べました。

しかし、フローレンス・ピューさん自身は以前に「世代交代の作品ですか?」という質問に対し「ノー」と答え、「バトンを受け渡すような映画だとは思いません」と話しました。

ピューさんが演じるエレーナは、コミックでは確かに2代目ブラックウィドウとして活躍したことがあり、ファンからのそういう期待が高いことも事実です。そして、監督が言う通りケヴィン・ファイギ氏はファンの期待、予想をいい意味で裏切る制作をしているため、エレーナが2代目となる可能性は高くないと考えられてきました。今回の監督の発言には何が隠されているのでしょうか。

映画「ブラック・ウィドウ」は2020年11月6日より日米同時公開予定です。

ソース:Black Widow Director Cate Shortland Confirms Scarlett Johansson Will “Pass The Baton”

ベビー・グルートの可愛らしいファン説が監督公認として採用される

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス」(2017年)に登場したベビー・グルートに関する考察が、ジェームズ・ガン監督公認となったことがわかりました。

それは監督へのTwitter上での質問投稿で明らかになりました。

とあるファンがTwitter上で、「私の7歳の娘が、ベビー・グルートがキャンディを食べてるポットは、自分が植えられていたやつと同じだって言うんです。これって本当ですか?」と問いかけたのです。

グルートは1作目の映画でクイルたちを守るために自らを犠牲にしましたが、残った苗木を植えておいたことで新たなベビー・グルートが誕生することになりました。(設定上、散っていったグルートとは別で記憶もなければ人格も違うようです)。その時に自らが植えられていたポットを、おやつ入れに使っているのではないか、というのが7歳の少女のなんとも可愛らしい理論です。

この質問を受けたガン監督は、 「その説良いですね。そういうことにしましょう。7歳の娘さんにも、君の考案だよと伝えてあげてください」と優しく返答し、こうして7歳の少女の考察した理論が監督公認のものとなりました。


そんなベビー・グルートも続くインフィニティ・ウォーやエンドゲームと登場作品を重ねるごとに成長をし、体もどんどん大きくなってよりパワフルになってきています。次回作ではどのような姿に成長しているのでしょうか。

映画「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー Vol.3」は今年中に撮影が開始される予定で、公開は早くて2021年の終わり頃、おそらく2022年になるだろうとの見通しです。

ソース:Guardians of the Galaxy’s James Gunn confirms adorable Baby Groot theory

「マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ」が大阪大丸梅田店で8月10日から期間限定開催 ─ MCUの体感型展覧会

MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)に登場するヒーローたちを象徴するアイテムが身近に展示され、 その世界観の中で、写真を撮りながら楽しんでいただくことができる体験型のイベント 「 マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ 」が大阪大丸梅田店で8月10日から期間限定で開催されます。

ドクター・ストレンジの“魔術”を映像で体験したり、「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のグルートと一緒にダンスしたり、インタラクティブな要素も。世代や性別、そして国境をも超えて熱く胸をうつマーベル・スタジオ映画作品のヒーローたちの世界を楽しめる展覧会になっています。

展示内容

※展示物の、デザイン・仕様は一部変更になる場合がございます。

展覧会グッズ

その他、多数の展覧会限定商品、先行販売商品も 。

イベント概要

会場:

「マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ」大丸梅田店13階特設会場

会期:

2020年8月10日(月・祝)~11月23日(月・祝)

入場時間:

午前10時から午後7時30分まで(午後8時閉場)※会期中無休

◆2020年8月10日(月・祝)〜8月16日(日)の期間の午前中(10日のみ午後2時まで)は、日時指定券でのご入場となります。

8月10日(月・祝)10:00~11:00、11:00~12:00、12:00~13:00、13:00~14:00
8月11日(火)~16日(日)10:00~11:00、11:00~12:00
  • ※上記期間の、日時指定券及び、通常の前売券・当日券は、ローソン・ミニストップ店頭のみで販売します。
  • ※定員に達し次第販売終了させていただきます。
  • ※上記以外の時間、及び8月17日以降は通常のチケットでご入場いただけます。
入場料:

一般1,300円(1,100円)、高大生1,000円(900円)、小中生600円(500円)
未就学児は無料。

  • ※すべて税込みで( )内は前売料金および大丸・松坂屋のクレジットカード、大丸・松坂屋アプリ会員のサファイアランク、大丸松坂屋友の会カード、ブライダルサークル会員証、ディズニー★JCBカードをお持ちの方のご優待料金です。
主催:

「マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ」大阪実行委員会

特別協力:

ウォルト・ディズニー・ジャパン

企画制作:

「マーベル・スタジオ/ヒーローたちの世界へ」制作委員会

公式ホームページ

サム・ライミ監督の「スパイダーマン2」、ドラフト脚本がオンライン公開 ─ 当初のタイトルは「アメイジングスパイダーマン」

「ミッション・インポッシブル」(1996年)や「スパイダーマン」(2002年)の脚本をてがけたデヴィッド・コープ氏が、自身のサイトで映画「スパイダーマン2」のドラフト脚本の全編を公開しました。

2004年に公開されたトビー・マグワイアさん主演の映画「スパイダーマン2」は、当時の世界興行収入で2位を記録した、サム・ライミ監督の大ヒット映画です。

©MARVEL,Sony Pictures

ドクター・オクトパスのビジュアルインパクトは当時斬新で、体を張って市民を助けるスパイダーマンや、逆にスパイダーマンのピンチを市民が守るなど、16年経っても色褪せない名シーンの数々が含まれていました。

実際の映画と公開された脚本の大まかな違いとしては以下のとおりです。

  • ハリー・オズボーンとジョン・ジョナ・ジェイムソンが懸賞金をかけてスパイダーマンの正体を追う
  • エディ・ブロックの登場
  • ドクター・オクトパスがピーターの両親と関係のある人物であった
  • ピーターとグウェンのデート

これらは後のスパイダーマン映画に取り込まれている要素でもあり、「スパイダーマン3」や「アメイジングスパイダーマン」で同じようなシーンが見受けられます。ピーターの両親は「アメイジングスパイダーマン」ではヴィランとなるリザードとの関係が描かれていました。

映画「スパイダーマン2」にて実際の脚本を務めたのはアルヴィン・サージェント氏。デヴィッド氏が降板になった理由などは明かされていませんが、スパイダーマンは当初から3部作の計画だったため、デヴィッド氏も先を見据えた作りにしていたようです。

[nlink url=”https://mavesoku.com/david-koepp-reveals-spiderman-trilogy-plans/”]

「スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム」の続編、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)版「スパイダーマン3」は 2021年11月5日 全米公開予定です。

また、サム・ライミ監督がメガホンを取る映画「ドクター・ストレンジ・イン・ザ・マルチバース・オブ・マッドネス」は 2022年3月25日 公開予定です。

ソース:AMAZING SPIDER-MAN (UNPRODUCED)”

ソニーはSPUoMCへのスパイダーマン導入をまだ決めかねていると報じられる

現在プロジェクトがストップしている「シルバー&ブラック」の監督、ジーナ・プリンス・バイスウッド氏が、 最新のインタビューで、ソニーはまだMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)のスパイダーマンをソニーのスピンオフに含めるかどうかは未定であることを明かしました。

©MARVEL

 

バイスウッド監督はインタビューの中で、スパイダーマンスピンオフに関してソニーが抱えている問題について言及しました。

ジーナ・プリンス・バイスウッド監督

私は正直な答えは分かりません。私はそれらのキャラクターが大好きで、一緒にいるのが好きです。私たちが思いついたのは2つを一緒にする非常に有機的な方法だと思いました。

しかし、その世界は変化しています。

スパイダーマンが入っていないこれらの映画を本当に制作できるのでしょうか?彼(スパイダーマン)は少なくとも何らかの役割を果たす必要があります。

ソニーピクチャーズは映画「ヴェノム」のヒットを受け、マーベル・スタジオ/ディズニーが制作するMCUとは別に、独自のSPUoMC(ソニー・ピクチャーズ・オブ・マーベル・キャラクター)を展開していくことを発表しています。

新型コロナウイルスの影響で公開時期が遅れることになりましたが、2021年3月19日に「モービウス」(日本未定)、2021年6月25日には「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(日本未定)がSPUoMCの作品として公開されることになっています。

ヴェノムやモービウスは主にスパイダーマンと関係の深いキャラクターで、ソニーは以前に「 MCUのスパイダーマン(演:トム・ホランド)はMCUとSPUOMCを行き来する唯一のキャラクター」とコメントしていました。

ファンは当然、SPUoMCでのスパイダーマンの登場を期待するわけですが、監督のインタビュー内容からは、スパイダーマンの扱いが制作サイド側でもまだはっきりとしていない事が伺えます。

バイスウッド監督はさらに自身のプロジェクトである「シルバー&ブラック」にスパイダーマンが含まれないのは不自然であるとの見解も示しています。


公開を控える映画「モービウス」では背景にスパイダーマンのポスターがある等関連性をにおわせていますが、現在のところトム・ホランドさんの撮影情報などはありません。

果たしてスパイダーマンはどのタイミングで登場することになるのでしょうか。

SPUoMCの最新作、映画「モービウス」は 2021年3月19日 公開予定です。

ソース:Silver & Black Director Says Sony Is Still Undecided About Including Spider-Man in Spinoff Movies

映画「ブラックウィドウ」が新たなトレーラーを準備中

今年の5月に公開予定だったMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)フェーズ4の映画「ブラックウィドウ」は新型コロナウイルスの影響で公開が11月に延期されました。

5月の公開にあわせて「ファイナルトレーラー」が公開されていましたが、新たなトレーラーが準備中であるとcomicbook.comが報じました。

記事によると、全英映像等級審査機構に登録されたトレーラーは1つではなく、2つのであるとのこと。1つは2分38秒、もう1つは1分44秒となるようです。

次なるトレーラーの公開日は明かされていませんが、例年であれば夏のサンディエゴ・コミコンでの公開の可能性が高いところ。しかしサンディエゴ・コミコンも新型コロナウイルスの影響で開催中止となり、今年は「コミコン@ホーム」としてオンライン上のバーチャルイベントとして開催されます。

新型コロナウイルスがなければ、このタイミングで「エターナルズ」のトレーラーも出ていたと考えられますが、こちらもまだ明らかにはされていません。

ソース:New Black Widow Trailers Are On The Way

映画「シャン・チー」は今月中の撮影再開を計画中と報じられる

多くの映画が新型コロナウイルスの影響で撮影中断となっていましたが、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス 」が今月中の撮影再開にむけて動いていると、海外メディアのDeadlineが報じました。

記事によると、オーストラリア・シドニーの情報筋は「シャン・チー」は具体的な日付は分からないものの、撮影を再開するためにキャストとクルーはオーストラリア政府の方針に従って検疫を行い、プロデューサーはセットが安全であることを確認するために「慎重なステップ」を踏んでいるとのこと。

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」の撮影は今年2月に開始されたものの、3月12日には新型コロナウイルスのパンデミックにより撮影は中断されていました。

映画「シャン・チー・アンド・ザ・レジェンド・オブ・ザ・テン・リングス」は2021年5月7日より米公開予定です。

ソース:Shang-Chi: Here’s When Marvel Studios Will Restart Filming